JP5320216B2 - 画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理方法 Download PDF

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本発明は、対象物が撮像された濃淡画像を用いて対象物の検出対象エッジを検出する画像処理装置およびそれを用いた画像処理システムならびに画像処理方法に関する。
従来から、ある対象物の特定部分の座標をサブピクセル単位で求める画像処理装置が知られている(例えば特許文献1参照)。従来の画像処理装置は、図7(a)に示すように輝度値(濃度値)の分布が凸形状になっている場合に、最大輝度(最大濃度値)となる画素p2とそれに隣接する2つの画素p1,p3との輝度(濃度値)を用いて線形演算することによって、真の最大輝度となる位置の座標をサブピクセル単位で求めることが可能である。
例えば図7(a)に示すような場合、画素p1の座標を(x1,y1)、画素p2の座標を(x2,y2)、画素p3の座標を(x3,y3)、真の最大輝度となる位置をp0、直線p1p0の傾きをα(>0)、直線p0p3の傾きを−αとすると、y1=αx1+β、y2=−αx2+γ、y3=−αx3+γとなる。これらの式より、p0の座標を求めることができる。
特開平5−28264号公報
しかしながら、従来の画像処理装置には、最大濃度値となる画素とそれに隣接する画素との濃度値を用いて位置座標をサブピクセル単位で求めるため、図7(c)に示すように濃度値のピークを持たないエッジの場合にエッジの座標をサブピクセル単位で求めることができないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為され、本発明の目的は、濃度値にピークを持たないエッジであってもエッジ座標をサブピクセル単位で求めることができる画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理方法を提供することにある。
請求項1に係る画像処理装置の発明は、対象物が撮像された濃淡画像を用いて当該対象物の検出対象エッジを検出する画像処理装置であって、前記濃淡画像内において前記検出対象エッジに関連するエッジ候補を画素単位で検出するエッジ候補検出部と、前記濃淡画像に前記エッジ候補および当該エッジ候補に対して当該エッジ候補の延長方向と交差する方向の両側に位置する複数の画素を含む検査領域を設定する検査領域設定部と、前記検査領域内の各画素に対してエッジ抽出フィルタを用いて濃度値の2次微分値を求める2次微分値算出部と、前記2次微分値算出部で算出された前記2次微分値を用いて前記検出対象エッジのエッジ座標をサブピクセル単位で求めるエッジ座標算出部とを備え、前記エッジ候補検出部は、前記エッジ候補の濃度勾配方向と交差する方向に並んだ複数のエッジ候補画素を前記エッジ候補として検出し、前記エッジ座標算出部は、前記エッジ候補に隣接し前記複数のエッジ候補画素が並んだ方向に複数の隣接画素が並ぶ2組の隣接画素群のそれぞれについて隣接同士の前記エッジ候補画素と前記隣接画素との組み合わせの中から前記2次微分値の符号が異なる組み合わせを計数し、前記2組の隣接画素群のうち前記2次微分値の符号が異なる組み合わせが多い隣接画素群を第2のエッジ候補とし、前記複数のエッジ候補画素の2次微分値と前記第2のエッジ候補となる隣接画素群の2次微分値とを用いて前記エッジ座標をサブピクセル単位で求めることを特徴とする。
請求項2に係る画像処理装置の発明は、請求項1の発明において、前記エッジ抽出フィルタは、ラプラシアンフィルタであることを特徴とする。
請求項に係る画像処理装置の発明は、請求項1または2の発明において、前記エッジ座標算出部は、前記エッジ候補の各エッジ候補画素の2次微分値の総和の絶対値と前記第2のエッジ候補の各隣接画素の2次微分値の総和の絶対値との比率で前記エッジ候補と前記第2のエッジ候補との間を分割する位置の座標を前記エッジ座標として求めることを特徴とする。
請求項に係る画像処理装置の発明は、請求項1または2の発明において、前記エッジ座標算出部は、前記エッジ候補において前記第2のエッジ候補との間で前記2次微分値の符号が異なるエッジ候補画素のみの当該2次微分値の総和の絶対値と、前記第2のエッジ候補において前記エッジ候補との間で前記2次微分値の符号が異なる隣接画素のみの当該2次微分値の総和の絶対値との比率で前記エッジ候補と前記第2のエッジ候補との間を分割する位置の座標を前記エッジ座標として求めることを特徴とする。
請求項に係る画像処理装置の発明は、請求項1〜のいずれか1項の発明において、前記エッジ候補検出部は、各画素における濃度勾配方向を示す微分方向値が規定範囲内の画素を追跡して前記エッジ候補を検出することを特徴とする。
請求項に係る画像処理装置の発明は、請求項1〜のいずれか1項の発明において、前記濃淡画像に対して膨張収縮処理を行ってノイズを低減するノイズ低減部を備え、前記エッジ候補検出部は、前記膨張収縮処理が行われた濃淡画像を用いて前記エッジ候補を検出し、前記2次微分値算出部は、前記膨張収縮処理が行われた濃淡画像の前記検査領域内の各画素に対して前記エッジ抽出フィルタを用いて濃度値の2次微分値を求めることを特徴とする。
請求項に係る画像処理装置の発明は、請求項2の発明において、前記ラプラシアンフィルタは、8方向フィルタであることを特徴とする。
請求項に係る画像処理システムの発明は、請求項1〜のいずれか1項の画像処理装置と、前記対象物を撮像し当該対象物が撮像された濃淡画像を前記画像処理装置に出力する撮像装置とを備えることを特徴とする。
請求項に係る画像処理方法の発明は、対象物の検出対象エッジを検出する画像処理方法であって、前記対象物を撮像する第1のステップと、前記対象物が撮像された濃淡画像内において前記検出対象エッジに関連するエッジ候補を画素単位で検出する第2のステップと、前記濃淡画像に前記エッジ候補および当該エッジ候補に対して当該エッジ候補の延長方向と交差する方向の両側に位置する複数の画素を含む検査領域を設定する第3のステップと、前記検査領域内の各画素に対してエッジ抽出フィルタを用いて濃度値の2次微分値を求める第4のステップと、前記2次微分値を用いて前記検出対象エッジのエッジ座標をサブピクセル単位で求める第5のステップとを有し、前記第2のステップにおいて、前記エッジ候補の濃度勾配方向と交差する方向に並んだ複数のエッジ候補画素を前記エッジ候補として検出し、前記第5のステップにおいて、前記エッジ候補に隣接し前記複数のエッジ候補画素が並んだ方向に複数の隣接画素が並ぶ2組の隣接画素群のそれぞれについて隣接同士の前記エッジ候補画素と前記隣接画素との組み合わせの中から前記2次微分値の符号が異なる組み合わせを計数し、前記2組の隣接画素群のうち前記2次微分値の符号が異なる組み合わせが多い隣接画素群を第2のエッジ候補とし、前記複数のエッジ候補画素の2次微分値と前記第2のエッジ候補となる隣接画素群の2次微分値とを用いて前記エッジ座標をサブピクセル単位で求めることを特徴とする。
請求項1,の発明によれば、検出対象エッジが濃度値のピークを持たないエッジであっても、各画素の濃度値の2次微分値を用いることによって、検出対象エッジのエッジ座標をサブピクセル単位で求めることができる。
また、請求項1,の発明によれば、2次微分値を求める際にエッジ抽出フィルタを用いることによって、2次微分値を求める処理の高速化を図ることができる。
さらに、請求項1,9の発明によれば、エッジ候補(複数のエッジ候補画素)に隣接する2組の隣接画素群のうち、2次微分値の符号が異なる組み合わせが多い隣接画素群を第2のエッジ候補とすることによって、検出対象エッジのエッジ座標を高速に求めることができる。
請求項2の発明によれば、エッジ抽出フィルタとして、各画素に対して2次微分処理を行うラプラシアンフィルタを用いることによって、2次微分値を求める処理の高速化をさらに図ることができる。
請求項の発明によれば、複数画素の2次微分値の総和の絶対値の比率を用いて検出対象エッジのエッジ座標をサブピクセル単位で求めることができるので、2次微分値を求める処理以外の追加処理が不要である。
請求項の発明によれば、検出対象エッジのエッジ座標をサブピクセル単位で求める際に2次微分値の符号が異なる画素のみの2次微分値を用いることによって、検出対象エッジのエッジ座標を高精度に求めることができる。
請求項の発明によれば、濃淡画像や微分画像においてエッジ候補が不鮮明であっても、各画素の微分方向値を用いることによって、エッジ候補を検出することができる。
請求項の発明によれば、エッジ候補の検出や2次微分値の算出の前処理として濃淡画像に対して膨張収縮処理を行い、濃淡画像のノイズを低減することによって、検出対象エッジのエッジ座標を算出する際にノイズの影響を小さくすることができ、算出精度を高めることができる。
請求項の発明によれば、エッジ抽出フィルタが8方向フィルタのラプラシアンフィルタであることによって、2方向フィルタまたは4方向フィルタのラプラシアンフィルタの場合に比べて、2次微分値を算出する際に多くの画素(9つの画素)が用いられるので、いずれかの画素にノイズが存在していたとしても、ノイズの影響を低減することができる。
請求項の発明によれば、画像処理装置において、検出対象エッジが濃度値のピークを持たないエッジであっても、各画素の濃度値の2次微分値を用いることによって、検出対象エッジのエッジ座標をサブピクセル単位で求めることができる。
また、請求項の発明によれば、画像処理装置において、2次微分値を求める際にエッジ抽出フィルタを用いることによって、2次微分値を求める処理の高速化を図ることができる。
実施形態1に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 (a)が対象物の濃淡画像を示す図、(b)が主要部の拡大図である。 (a)が同上に係る濃淡画像においてラプラシアンフィルタを用いる場合の画素を示す図、(b)が8方向フィルタを示す図、(c)が2方向フィルタを示す図、(d)が4方向フィルタを示す図である。 (a)が濃淡画像を示す図、(b)が2次微分値画像を示す図、(c)がエッジ条件と変化点の条件との関係を示す図である。 同上に係る画像処理装置においてエッジ候補および隣接画素群の各画素の2次微分値を示す図である。 同上に係る画像処理装置を用いた画像処理方法のフローチャートである。 濃度値の分布と2次微分値の分布との関係を示す図である。 実施形態2に係る画像処理装置においてエッジ候補および隣接画素群の各画素の2次微分値を示す図である。
(実施形態1)
実施形態1に係る画像処理システム1は、図2に示す対象物Aの検出対象エッジBの座標を検出する装置である。
図2に示す対象物Aはコネクタソケットである。コネクタソケットに設けられた端子(コンタクト)Cは、曲点がコネクタヘッダの端子との接点であり、接点間距離が規格外であるとコネクタヘッダとの電気的導通がうまくいかず、絶縁状態となる可能性がある。したがって、接点間距離の計測は、コネクタ検査において重要な項目である。上記接点間距離の計測を行うには、コネクタソケットの端子のエッジ座標を精度よく検出する必要がある。以下、コネクタソケットの端子のエッジを検出対象エッジBとして説明する。
本実施形態の画像処理システム1は、図1に示すように、撮像機能を有する撮像装置2と、画像処理機能を有する画像処理装置3と、表示機能を有する表示装置4と、ユーザが画像処理システム1を操作するときに用いられる操作入力装置5とを備えている。画像処理システム1は、コネクタソケット(対象物A)の端子Cの接点間距離を計測するために、端子Cのエッジ(検出対象エッジB)の座標を検出する。
撮像装置2は、CCDエリアセンサであり、対象物Aを撮像する。対象物Aが撮像された濃淡画像21(図2(a)参照)は、撮像装置2から画像処理装置3に出力される。対象物Aの領域A1に検対象エッジBが含まれている(図2(b)参照)。
画像処理装置3は、画像取込部31と、ノイズ低減部32と、エッジ候補検出部33と、検査領域設定部34と、2次微分値算出部35と、エッジ座標算出部36と、記憶部37と、画像出力部38と、入力インタフェース39とを備えている。画像処理装置3は、対象物Aが撮像された濃淡画像21を用いて、対象物Aの検出対象エッジB(図2参照)を検出する。画像処理装置3のうちノイズ低減部32とエッジ候補検出部33と検査領域設定部34と2次微分値算出部35とエッジ座標算出部36とは、コンピュータの演算装置で構成され、コンピュータに格納されているプログラムに基づいて動作する。
画像取込部31は、撮像装置2の出力側に接続され、撮像装置2で撮像された濃淡画像21(図2(a)参照)を取り込む。
ところで、濃淡画像21には複数のノイズが含まれていることがある。後述のラプラシアンフィルタは、本質的には微分を繰り返すため、濃淡画像21のノイズを強調することになる。したがって、ラプラシアンフィルタを用いた処理を行う際に、濃淡画像21のノイズは可能な限り少ないほうがよい。
そこで、ノイズ低減部32は、濃淡画像21に対して膨張収縮処理を行ってノイズを低減する。膨張収縮処理とは、着目画素の濃度値を、着目画素の濃度値とこの着目画素の周囲にある各近傍画素の濃度値との平均値または加重平均値に変更して、急激な濃度変化を小さくする平滑化を行う処理をいう。例えば移動平均フィルタを用いる場合、ノイズ低減部32は、着目画素の濃度値を着目画素および各近傍画素の平均濃度値に変更して平滑化することによって、濃淡画像21のノイズを低減する。一方、加重平均フィルタを用いる場合、ノイズ低減部32は、着目画素の濃度値の割合を高くした加重平均値に着目画素の濃度値を変更して平滑化することによって、濃淡画像21のノイズを低減する。
なお、上記のほかにも、ノイズ低減部32は、以下のメディアンフィルタを用いて濃淡画像21のノイズを低減してもよい。メディアンフィルタとは、着目画素の濃度値と近傍画素の濃度値とを小さい順に並べたときの真ん中の濃度値を着目画素の濃度値とするフィルタである。
エッジ候補検出部33は、濃淡画像21の各画素の微分絶対値および微分方向値を求める算出機能と、微分方向値画像を生成する画像生成機能と、エッジ候補画素を追跡する追跡機能とを有している。
まず、算出機能について説明する。エッジ候補検出部33は、微分フィルタを用いて以下の微分演算を行う。微分フィルタとしては、例えばプリューウィットフィルタ(Prewitt filter)やソーベルフィルタ(Sobel filter)などがある。本実施形態の微分フィルタは、図3(a)のような3×3フィルタである。エッジ候補検出部33は、微分フィルタの中心画素P0を着目画素とし、中心画素P0に隣接する8画素(以下「8近傍」という)P1〜P8の濃度値を用いてX方向(横方向)の濃度変化ΔXと縦方向(Y方向)の濃度変化ΔYとを以下の数1と数2とによって求める。数1および数2において、P1〜P8は、対応する画素の濃度値を示す。
また、エッジ候補検出部33は、画素P0の近傍領域における濃度変化を表わす微分絶対値abs(P0)と、画素P0の近傍領域における濃度値の最大変化の方向に直交する方向を表わす微分方向値dir(P0)とを数3と数4とによって求める。微分方向値は、各画素における濃度勾配方向を示す。
数3から明らかなように、微分絶対値abs(P0)は、画素P0の近傍領域における濃度値の変化率を表わす。つまり、微分絶対値absは、濃淡画像21において濃度変化が大きい部位ほど大きくなる。
数4から明らかなように、微分方向値dir(P0)は、画素P0の近傍領域における濃度値の最大変化の方向に直交する方向、すなわち、エッジ(輪郭)に平行な方向(エッジの接線方向)を表わしている。なお、微分方向値としては、通常、数4で求められた値がそのまま用いられるのではなく、コード化(デジタル化)された値が用いられる。つまり、−π/8〜π/8、π/8〜3π/8、・・・、−3π/8〜−π/8の8個の角度範囲にそれぞれ異なるコード(1〜8)が付与され、そのコードが微分方向値として用いられる。
なお、本実施形態の微分フィルタは、3×3フィルタに限定されず、例えば5×5フィルタであってもよい。
エッジ候補検出部33は、画像生成機能として、各画素の微分方向値をコードごとに例えば色分けなどを施して区別された微分方向値画像を生成する。
エッジ候補検出部33は、追跡機能として、濃淡画像21の画素を順次走査し、微分方向値が規定範囲内であって微分絶対値が規定値以上である画素をエッジ候補画素として抽出する。エッジ候補検出部33は、抽出したエッジ候補画素から規定範囲内の微分方向値を有する画素を追跡してエッジ候補L1を検出する。このようにして、エッジ候補検出部33は、それぞれの濃度勾配方向と交差する方向に並んだ複数のエッジ候補画素をエッジ候補L1として検出する。つまり、エッジ候補検出部33は、濃淡画像21(図2参照)内において検出対象エッジBに関連するエッジ候補L1を画素単位で検出する。
検査領域設定部34は、濃淡画像21にエッジ候補L1の画素と、エッジ候補L1に対してエッジ候補L1の延長方向と交差する方向の両側に位置する複数列(少なくとも片側2列ずつ)の画素群とからなる検査領域(演算領域)M(図4参照)を設定する。
2次微分値算出部35は、検査領域設定部34で設定された検査領域M内の各画素に対してエッジ抽出フィルタ6を用いて濃度値の2次微分値を求める。積分値算出部35で用いられる濃度値は、ノイズ低減部32で膨張収縮処理が行われた濃淡画像21の値である。
エッジ抽出フィルタ6は、図3(b)に示すようなラプラシアンフィルタである。本実施形態のラプラシアンフィルタは、中心画素P0(図3(a)参照)と周囲にあるすべて(8個)の近傍画素P1〜P8(図3(a)参照)とを用いる8方向フィルタである。画素P0における2次微分値f”(P0)は、数5にようにして求められる。数5において、Pa,P0は、対応する画素の濃度値を示す。
図4(a)は濃淡画像21を示し、図4(b)は2次微分値画像を示している。図4(b)において、各画素ごとにそれぞれ2次微分値が求められている。濃淡画像21の濃度値が明から暗になる境界部分の2次微分値は、図4(c)に示すように、負の値から正の値に変化する。反対に、濃淡画像21の濃度値が暗から明になる境界部分の2次微分値は、正の値から負の値に変化する。したがって、2次微分値の符号が変化する部分に、サブピクセル単位で検出したいエッジが存在するといえる。
エッジ座標算出部36は、図5に示すようにエッジ候補L1としての複数のエッジ候補画素が並んだ方向(図5ではy方向)においてエッジ候補L1(複数のエッジ候補画素)の両側に隣接する2組の隣接画素群La,Lbのそれぞれについて、隣接同士のエッジ候補画素と隣接画素との組み合わせの中から2次微分値の符号が異なる組み合わせを計数する。エッジ座標算出部36は、2組の隣接画素群La,Lbのうち2次微分値の符号が異なる組み合わせが多い隣接画素群La(またはLb)を第2のエッジ候補L2とする。各画素の2次微分値が図5に示す値である場合、エッジ候補L1と隣接画素群Laとの間で2次微分値の符号が異なる組み合わせはy4〜y11であって9つである。一方、エッジ候補L1と隣接画素群Lbとの間で2次微分値の符号が異なる組み合わせはy1のみであって1つである。したがって、第2のエッジ候補L2としては、隣接画素群Laが選択される。なお、エッジ座標算出部36が第2のエッジ候補L2を選択する際、2次微分値が0である画素は除かれる。
エッジ座標算出部36は、エッジ候補L1の各エッジ候補画素の2次微分値と第2のエッジ候補L2の各隣接画素の2次微分値とを用いて、検出対象エッジB(図2参照)のエッジ座標をサブピクセル単位で求める。例えば、図5において、エッジ候補L1の各エッジ候補画素の座標を(x1,yj)(j=1,2,・・・,14)、2次微分値をa(1,j)とし、第2のエッジ候補L2の各隣接画素の座標を(x2,yj)、2次微分値をa(2,j)とすると、エッジ座標算出部36は、エッジ候補L1および第2のエッジ候補L2において、隣接するエッジ候補画素と隣接画素との組み合わせごとに、エッジ候補画素の2次微分値の絶対値|a(1,k)|と隣接画素の2次微分値の絶対値|a(2,k)|とを用いて、数6に示すような比率を求めることができる。ただし、x1>x>x2とする。
検出対象エッジBのx座標は、数6から数7のようになる。なお、検出対象エッジBのy座標は、エッジ候補画素および隣接画素と同じ値ykである。
例えば図5のy4の場合、数7から、x=(290/527)x1+(237/527)x2=0.5503x1+0.4497x2となる。y9の場合、x=(219/423)x1+(204/423)x2=0.5177x1+0.4823x2となる。
記憶部37は、画像取込部31で取り込まれた濃淡画像21(図2参照)を記憶したり、エッジ候補検出部33で生成された微分方向値画像(図示せず)を記憶したりする。画像出力部38は、濃淡画像21または微分方向値画像を表示装置4に出力する。入力インタフェース39には、操作入力装置5からユーザの指示が入力される。
次に、本実施形態に係る画像処理システム1を用いて対象物Aの検出対象エッジB(図2参照)を検出する画像処理方法について図6を用いて説明する。まず、撮像装置2が対象物Aを撮像する(図6のS1)。ステップS1は、本発明の第1のステップに相当する。続いて、ノイズ低減部32が、前処理として濃淡画像21のノイズを除去(低減)する(S2)。エッジ候補検出部33は、ノイズが低減された濃淡画像21内において、エッジ候補L1を画素単位で検出する(S3)。ステップS3は、本発明の第2のステップに相当する。その後、検査領域設定部34は、エッジ候補L1が検出されている場合(S4)、検査領域Mを設定する(S5)。ステップS5は、本発明の第3のステップに相当する。その後、2次微分値算出部35は、検査領域M内の各画素に対してエッジ抽出フィルタ6を用いて濃度値の2次微分値を求める(S6)。ステップS6は、本発明の第4のステップに相当する。その後、エッジ座標算出部36は、2組の隣接画素群La,Lbのうち2次微分値の符号が異なる組み合わせが多い隣接画素群La(またはLb)を第2のエッジ候補L2として選択する(S7)。エッジ座標算出部36は、第2のエッジ候補L2を選択できた場合(S8)、エッジ候補L1の各エッジ候補画素の2次微分値と第2のエッジ候補L2の各隣接画素の2次微分値とを用いて、検出対象エッジBのエッジ座標をサブピクセル単位で求める(S9)。ステップS9は、本発明の第5のステップに相当する。
一方、ステップS4においてエッジ候補L1が検出されなかった場合、検査領域設定部34は、検出対象エッジBが存在しないと判定する(S10)。また、ステップS8において第2のエッジ候補L2が選択されなかった場合、エッジ座標算出部36は、サブピクセル値なしと判定する(S11)。つまり、エッジ座標算出部36で求められたエッジ座標は、エッジ候補L1の座標(画素単位)となり、サブピクセル単位ではない。
上記より、図7(a)(b)に示すように濃度値にピークがある場合だけではなく、図7(c)に示すように濃度値にピークがない場合であっても、画像処理装置3で求められた2次微分値は、図7(d)〜(f)に示すように符号が変化する変化点を持つ。したがって、本実施形態の画像処理システム1は、検出対象エッジBのエッジ座標をサブピクセル単位で求めることができる。
以上、本実施形態によれば、検出対象エッジBが濃度値のピークを持たないエッジであっても、各画素の濃度値の2次微分値を用いることによって、検出対象エッジBのエッジ座標をサブピクセル単位で求めることができる。
また、本実施形態によれば、エッジ候補L1(複数のエッジ候補画素)に隣接する2組の隣接画素群La,Lbのうち、2次微分値の符号が異なる組み合わせが多い隣接画素群La(またはLb)を第2のエッジ候補L2とすることによって、符号が異なる画素の組み合わせを計数するという単純な手法を用いて、検出対象エッジBのエッジ座標を高速に求めることができる。
さらに、本実施形態によれば、2次微分値を求める際にエッジ抽出フィルタ6を用いることによって、ルート演算などの複雑な処理がないので、2次微分値を求める処理の高速化を図ることができる。特に、本実施形態によれば、エッジ抽出フィルタ6として、各画素に対して2次微分処理を行うラプラシアンフィルタを用いているので、2次微分値を求める処理の高速化をさらに図ることができる。これに対して、数3のような微分演算を2回行って2次微分値を求める場合、ルート演算という複雑な演算が繰り返されることによって、演算処理時間が長くなるため、高速化を図ることは難しい。
また、本実施形態によれば、エッジ抽出フィルタ6が8方向フィルタのラプラシアンフィルタであることによって、2方向フィルタまたは4方向フィルタのラプラシアンフィルタの場合に比べて、2次微分値を算出する際に多くの画素(9つの画素)が用いられるので、いずれかの画素にノイズが存在していたとしても、ノイズの影響を低減することができる。なお、エッジ抽出フィルタ6が8方向フィルタのラプラシアンフィルタであっても、2次微分値を求めるための演算速度は、本実施形態では問題のないレベルである。
さらに、本実施形態によれば、濃淡画像21や微分画像において検出対象エッジB付近の濃度差が不鮮明であっても、各画素の微分方向値を用いることによって、エッジ候補L1を検出することができる。
また、本実施形態によれば、エッジ候補L1の検出や2次微分値の算出の前処理として濃淡画像21に対して膨張収縮処理を行い、濃淡画像21のノイズを低減することによって、検出対象エッジBのエッジ座標を算出する際にノイズの影響を小さくすることができ、算出精度を高めることができる。
なお、本実施形態の変形例として、エッジ抽出フィルタ6が2方向フィルタまたは4方向フィルタのラプラシアンフィルタであってもよい。上記変形例の場合、8方向フィルタのラプラシアンフィルタに比べて、上述のようにノイズの影響が大きくなるものの、2次微分値を求めるための演算速度をさらに高めることができる。
(実施形態2)
実施形態2では、エッジ座標算出部36が実施形態1とは異なる手法で検出対象エッジBのエッジ座標を算出する場合について説明する。
本実施形態のエッジ座標算出部36は、エッジ候補L1の各エッジ候補画素の2次微分値の総和の絶対値(第1の絶対値)と、第2のエッジ候補L2の各隣接画素の2次微分値の総和の絶対値(第2の絶対値)とを求める。第1の絶対値および第2の絶対値を求めたエッジ座標算出部36は、第1の絶対値と第2の絶対値との比率でエッジ候補L1と第2のエッジ候補L2との間を分割する位置の座標を検出対象エッジBのエッジ座標として求める。
各画素の2次微分値が図8に示す値である場合、第1の絶対値は1599であり、第2の絶対値は3999である。第1の絶対値が数7の|a(1,k)|に代入され、第2の絶対値が数7の|a(2,k)|に代入されると、検出対象エッジBのx座標は、x=(3999/5598)x1+(1599/5598)x2=0.7144x1+0.2856x2となる。
以上、本実施形態によれば、複数画素の2次微分値の総和の絶対値の比率を用いて検出対象エッジBのエッジ座標をサブピクセル単位で求めることができるので、2次微分値を求める処理以外の追加処理が不要である。
(実施形態3)
実施形態3では、エッジ座標算出部36が実施形態1,2とは異なる手法で検出対象エッジBのエッジ座標を算出する場合について説明する。
本実施形態のエッジ座標算出部36は、エッジ候補L1において第2のエッジ候補L2との間で2次微分値の符号が異なるエッジ候補画素のみの2次微分値の総和の絶対値(第3の絶対値)と、第2のエッジ候補L2においてエッジ候補L1との間で2次微分値の符号が異なる隣接画素のみの2次微分値の総和の絶対値(第4の絶対値)とを求める。第3の絶対値および第4の絶対値を求めたエッジ座標算出部36は、第3の絶対値と第4の絶対値との比率でエッジ候補L1と第2のエッジ候補L2との間を分割する位置の座標を検出対象エッジBのエッジ座標として求める。
各画素の2次微分値が図8に示す値である場合、エッジ座標算出部36は、エッジ候補画素と隣接画素の符号が異なるy2〜y11の画素のみを用いる。第3の絶対値は2562であり、第4の絶対値は3269である。第3の絶対値が数7の|a(1,k)|に代入され、第4の絶対値が数7の|a(2,k)|に代入されると、検出対象エッジBのx座標は、x=(3269/5831)x1+(2562/5831)x2=0.5606x1+0.4394x2となる。
以上、本実施形態によれば、検出対象エッジBのエッジ座標をサブピクセル単位で求める際に2次微分値の符号が異なる画素のみの2次微分値を用いることによって、検出対象エッジBのエッジ座標を高精度に求めることができる。
1 画像処理システム
2 撮像装置
21 濃淡画像
3 画像処理装置
32 ノイズ低減部
33 エッジ候補検出部
34 検査領域設定部
35 2次微分値算出部
36 エッジ座標算出部
6 エッジ抽出フィルタ
A 対象物
B 検出対象エッジ
L1 エッジ候補
L2 第2のエッジ候補
La,Lb 隣接画素群
M 検査領域

Claims (9)

  1. 対象物が撮像された濃淡画像を用いて当該対象物の検出対象エッジを検出する画像処理装置であって、
    前記濃淡画像内において前記検出対象エッジに関連するエッジ候補を画素単位で検出するエッジ候補検出部と、
    前記濃淡画像に前記エッジ候補および当該エッジ候補に対して当該エッジ候補の延長方向と交差する方向の両側に位置する複数の画素を含む検査領域を設定する検査領域設定部と、
    前記検査領域内の各画素に対してエッジ抽出フィルタを用いて濃度値の2次微分値を求める2次微分値算出部と、
    前記2次微分値算出部で算出された前記2次微分値を用いて前記検出対象エッジのエッジ座標をサブピクセル単位で求めるエッジ座標算出部とを備え
    前記エッジ候補検出部は、前記エッジ候補の濃度勾配方向と交差する方向に並んだ複数のエッジ候補画素を前記エッジ候補として検出し、
    前記エッジ座標算出部は、前記エッジ候補に隣接し前記複数のエッジ候補画素が並んだ方向に複数の隣接画素が並ぶ2組の隣接画素群のそれぞれについて隣接同士の前記エッジ候補画素と前記隣接画素との組み合わせの中から前記2次微分値の符号が異なる組み合わせを計数し、前記2組の隣接画素群のうち前記2次微分値の符号が異なる組み合わせが多い隣接画素群を第2のエッジ候補とし、前記複数のエッジ候補画素の2次微分値と前記第2のエッジ候補となる隣接画素群の2次微分値とを用いて前記エッジ座標をサブピクセル単位で求める
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記エッジ抽出フィルタは、ラプラシアンフィルタであることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記エッジ座標算出部は、前記エッジ候補の各エッジ候補画素の2次微分値の総和の絶対値と前記第2のエッジ候補の各隣接画素の2次微分値の総和の絶対値との比率で前記エッジ候補と前記第2のエッジ候補との間を分割する位置の座標を前記エッジ座標として求めることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 前記エッジ座標算出部は、前記エッジ候補において前記第2のエッジ候補との間で前記2次微分値の符号が異なるエッジ候補画素のみの当該2次微分値の総和の絶対値と、前記第2のエッジ候補において前記エッジ候補との間で前記2次微分値の符号が異なる隣接画素のみの当該2次微分値の総和の絶対値との比率で前記エッジ候補と前記第2のエッジ候補との間を分割する位置の座標を前記エッジ座標として求めることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  5. 前記エッジ候補検出部は、各画素における濃度勾配方向を示す微分方向値が規定範囲内の画素を追跡して前記エッジ候補を検出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記濃淡画像に対して膨張収縮処理を行ってノイズを低減するノイズ低減部を備え、
    前記エッジ候補検出部は、前記膨張収縮処理が行われた濃淡画像を用いて前記エッジ候補を検出し、
    前記2次微分値算出部は、前記膨張収縮処理が行われた濃淡画像の前記検査領域内の各画素に対して前記エッジ抽出フィルタを用いて濃度値の2次微分値を求める
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記ラプラシアンフィルタは、8方向フィルタであることを特徴とする請求項記載の画像処理装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記対象物を撮像し当該対象物が撮像された濃淡画像を前記画像処理装置に出力する撮像装置と
    を備えることを特徴とする画像処理システム
  9. 対象物の検出対象エッジを検出する画像処理方法であって、
    前記対象物を撮像する第1のステップと、
    前記対象物が撮像された濃淡画像内において前記検出対象エッジに関連するエッジ候補を画素単位で検出する第2のステップと、
    前記濃淡画像に前記エッジ候補および当該エッジ候補に対して当該エッジ候補の延長方向と交差する方向の両側に位置する複数の画素を含む検査領域を設定する第3のステップと、
    前記検査領域内の各画素に対してエッジ抽出フィルタを用いて濃度値の2次微分値を求める第4のステップと、
    前記2次微分値を用いて前記検出対象エッジのエッジ座標をサブピクセル単位で求める第5のステップとを有し、
    前記第2のステップにおいて、前記エッジ候補の濃度勾配方向と交差する方向に並んだ複数のエッジ候補画素を前記エッジ候補として検出し、
    前記第5のステップにおいて、前記エッジ候補に隣接し前記複数のエッジ候補画素が並んだ方向に複数の隣接画素が並ぶ2組の隣接画素群のそれぞれについて隣接同士の前記エッジ候補画素と前記隣接画素との組み合わせの中から前記2次微分値の符号が異なる組み合わせを計数し、前記2組の隣接画素群のうち前記2次微分値の符号が異なる組み合わせが多い隣接画素群を第2のエッジ候補とし、前記複数のエッジ候補画素の2次微分値と前記第2のエッジ候補となる隣接画素群の2次微分値とを用いて前記エッジ座標をサブピクセル単位で求める
    ことを特徴とする画像処理方法。
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