JP5319484B2 - 配置設計装置および配置設計方法ならびにプログラムおよびこれを記録した記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば建物の屋根に設置される複数の太陽電池モジュールのレイアウトを設計する際に好適に用いられる配置設計装置および配置設計方法ならびにプログラムおよびこれを記録した記録媒体に関する。
近年、環境問題への意識の高まりとともに、公共の建物のみならず、一般の家屋にも太陽光発電装置の設置が普及している。太陽光発電装置は、太陽光による光エネルギーを直接電力に変換する装置であり、発電時に二酸化炭素などを発生しない。したがって太陽光発電装置は、他の発電装置に比べて周囲の環境への影響が少なく、クリーンな発電装置として用いられている。この太陽光発電装置を設置するためには、光エネルギーを電力に変換するための太陽電池モジュールを、家屋などの建物の屋根面に配置する必要がある。
通常、太陽電池モジュールを配置すべき屋根面の形状は、建物ごとに異なっている。したがって、屋根面ごとに太陽電池モジュールの配置、すなわちレイアウトを設計しなければならない。従来から、太陽電池モジュールのレイアウト設計を支援する装置である配置設計装置が、複数提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2004−143912号公報
最近では、屋根面に対して太陽電池モジュールを配置するために、外形寸法、詳細には受光側表面の輪郭の寸法の異なる複数種類の太陽電池モジュールが利用される場合が多い。この場合には、1つの屋根面に対して設計可能なレイアウトの数も増大することとなる。特に、屋根面の形状が矩形状でない場合には、設計可能なレイアウトの数が不必要に増大してしまう。このようにレイアウトの数が増大すると、ユーザは、所望のレイアウトを選択するために多くの時間を費やさなければならないという問題がある。
このように複数のレイアウトが設計されると、ユーザは、レイアウトを選択する際に、総費用および総出力値など予め定める評価事項に基づいて決定しがちである。従来の配置設計装置は、設計したレイアウトごとに、そのレイアウトについての総費用および総出力値などの情報を出力可能に構成されているので、ユーザは、その出力された情報を基にレイアウトを決定することができる。しかしながら、ユーザの要求に基づく特定の評価事項について最良の結果を与えるレイアウトを設計するようには構成されていないので、現状では、ユーザは、すべてのレイアウトを網羅した上で、前記最良の結果を与えるレイアウトを選択しなければならない。したがって、ユーザは、所望のレイアウトを選択するために多くの時間を費やさなければならないという問題がある。
本発明の目的は、設計可能なレイアウトの数を可及的に低減することのできる配置設計装置および配置設計方法ならびにプログラムおよびこれを記録した記録媒体を提供することである。本発明の他の目的は、特定の評価事項について最良の結果を短時間でユーザに与えることのできる配置設計装置および配置設計方法ならびにプログラムおよびこれを記録した記録媒体を提供することである。
本発明は、太陽電池モジュールが配置されるべき配置対象領域に対し、外形形状および外形寸法のいずれか一方が異なる複数種類の太陽電池モジュールを用いて太陽電池モジュールのレイアウトを設計する配置設計装置であって、
配置対象領域を表す領域情報を取得する領域情報取得手段と、
太陽電池モジュールの外形寸法と予め定める評価事項の尺度を表す指標とを含むモジュール情報を取得するモジュール情報取得手段と、
領域情報取得手段によって取得された領域情報およびモジュール情報取得手段によって取得されたモジュール情報に基づいて、配置対象領域に対するレイアウトを作成するレイアウト作成手段と、
レイアウト作成手段によって作成されたレイアウトを表す配置情報を出力する配置情報出力手段とを含み、
前記レイアウト作成手段は、配置対象領域を矩形状の矩形領域と非矩形状の非矩形領域とに分割する領域分割手段を有し、該領域分割手段によって分割された矩形領域および非矩形領域に対し、それぞれの領域に対して指定された形状の太陽電池モジュールを用いてレイアウトを作成することを特徴とする配置設計装置である。
また本発明は、前記領域分割手段が、配置対象領域を規定する輪郭を形成する各線分のうち所定の方向に対して傾斜する線分の傾斜角度と、該線分に沿って配置するための非矩形状の太陽電池モジュールにおける斜辺の傾斜角度とに基づいて、配置対象領域を矩形領域と非矩形領域に分割することを特徴とする。
また本発明は、前記レイアウト作成手段が、領域分割手段によって分割された矩形領域に対して、矩形状の太陽電池モジュールのみを用いてレイアウトを作成する際に、該矩形領域の幅方向に沿う一列分の太陽電池モジュールのレイアウトに関して、指標の総和が最大または最小となるように太陽電池モジュールの種類ごとの枚数を決定して、レイアウトを作成することを特徴とする。
また本発明は、太陽電池モジュールが配置されるべき配置対象領域に対し、外形形状および外形寸法のいずれか一方が異なる複数種類の太陽電池モジュールを用いて太陽電池モジュールのレイアウトを設計する配置設計方法であって、
領域情報取得手段が、配置対象領域を表す領域情報を取得する領域情報取得工程と、
モジュール情報取得手段が、太陽電池モジュールの外形寸法と予め定める評価事項の尺度を表す指標とを含むモジュール情報を取得するモジュール情報取得工程と、
レイアウト作成手段が、領域情報取得工程によって取得された領域情報およびモジュール情報取得工程によって取得されたモジュール情報に基づいて、配置対象領域に対するレイアウトを作成するレイアウト作成工程と、
配置情報出力手段が、レイアウト作成工程によって作成されたレイアウトを表す配置情報を出力する配置情報出力工程とを含み、
前記レイアウト作成工程は、領域分割手段が、配置対象領域を矩形状の矩形領域と非矩形状の非矩形領域とに分割する領域分割工程を有し、該領域分割工程によって分割された矩形領域および非矩形領域に対し、それぞれの領域に対して指定された形状の太陽電池モジュールを用いてレイアウトを作成することを特徴とする配置設計方法である。
また本発明は、コンピュータに前記配置設計方法を実行させるためのプログラムである。
また本発明は、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、配置対象領域に対し、外形形状および外形寸法のいずれか一方が異なる複数種類の太陽電池モジュールを用いて太陽電池モジュールのレイアウトを設計する際に、レイアウト作成手段が、配置対象領域を矩形状の矩形領域と非矩形状の非矩形領域とに分割し、分割された矩形領域に対して、矩形状の太陽電池モジュールのみを用いてレイアウトを作成する。したがって、設計可能なレイアウトの数を可及的に低減することができる。これによって、レイアウトを選択する際のユーザの手間を省くことができる。
本発明の一実施形態である配置設計装置10を示すブロック図である。 配置設計装置10の制御系のブロック図である。 領域情報取得部11の構成を示すブロック図である。 非矩形状の屋根面S1と配置対象領域S2とを説明するための図である。 太陽電池モジュールの受光側表面の外形寸法を説明するための図である。 レイアウト作成部13の構成を示すブロック図である。 台形状の配置対象領域S2に対する領域分割を説明するための図である。 図7(b)に示すオフセット距離T1の算出方法を説明するための図である。 メイン領域S21に対して配置された目地が揃ったレイアウトの一例を示す図である。 台形状の配置対象領域S2に対して配置されたレイアウトの一例を示す図である。 配置設計装置10によるレイアウト設計のための演算処理の手順を示すフローチャートである。 図11におけるステップs3のレイアウト作成工程を詳細に示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールの配置設計装置について説明する。本発明に係る配置設計装置は、太陽電池モジュールが配置されるべき配置対象領域に対し、外形寸法、より詳細には、受光側表面の輪郭の寸法の異なる複数種類の太陽電池モジュールを用いて、太陽電池モジュールのレイアウトを設計するための設計支援装置である。なお、以下の説明において、非矩形状の配置対象領域とは、矩形状ではない配置対象領域であり、たとえば、台形状、平行四辺形状、ならびに、台形、平行四辺形、三角形および矩形などを組み合わせた特殊な形状の配置対象領域である。本発明に係る配置設計装置は、特に、既存の家屋の屋根における太陽電池モジュールの設置面について、太陽電池モジュールのレイアウトを設計するために好適に用いることができる。
以下の説明においては、家屋屋根の屋根面を設置面として説明するが、これに限らず、太陽電池モジュールを設置可能な平坦な面を設置面として、本発明に係る配置設計装置を用いることができる。
ここで、配置対象領域とは、設置面全体の領域のうち、太陽電池モジュールを設置可能な領域であるものとする。たとえば設置面が屋根面である場合、構造的に弱い屋根面の周縁部分など太陽電池モジュールを配置することができない配置禁止領域が存在する場合がある。この場合、設置面全体の領域から配置禁止領域を除いた残余の領域が、配置対象領域に相当する。
太陽電池モジュールは、太陽光をエネルギー源として発電を行う太陽光発電装置を構成するための一要素であり、複数の太陽電池素子を直列および/または並列に接続した太陽電池素子群を備え、大略的にパネル状に形成される。太陽電池モジュールは、たとえば、太陽光線が入射する受光面側に透明なカバーを配設し、受光面とは反対側に裏面基板を配設し、透明カバーと裏面基板との間に透明な充填材を充填し、その充填材の中に太陽電池素子群を配設することによって、パネル状に形成される。なお、太陽電池モジュールを構成する太陽電池素子は、単結晶、多結晶、微結晶、アモルファスおよび化合物半導体などいずれから成るものであってもよい。
図1は、本発明の一実施形態である配置設計装置10を示すブロック図である。また図2は、配置設計装置10の制御系のブロック図である。
図2に示すように、配置設計装置10は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ100によって実現される。具体的には、配置設計設計方法をコンピュータに実行させるためのプログラム(以後、「配置設計プログラム」という場合もある)が、たとえばコンピュータ読取可能な記憶媒体としてのROM(Read Only Memory)112aに格納されている。
コンピュータは、コンピュータ本体110と、入力装置121および出力装置122からなる周辺機器120とを含む。コンピュータ本体110は、中央演算処理装置であるCPU111(Central Processing Unit)と前記ROM112aとRAM(Random Access Memory)112bとから成るマイクロコンピュータと、補助記憶装置としてのハードディスク装置113と、入出力インタフェース114と、バス115と、図示しない駆動回路とを有する。
CPU111と、ROM112aと、RAM112bと、ハードディスク装置113と、入出力インタフェース114とは、バス115を介して電気的に接続されている。なお配置設計プログラムは、CPU111にて実行される。
CPU111は、ROM112aに格納されている配置設計プログラムを起動させることによって、領域情報取得部11、モジュール情報取得部12、レイアウト作成部13および配置情報出力部14の機能を実現する。
入出力インタフェース114には、入力装置121が電気的に接続されている。また、入出力インタフェース114には、駆動回路を介して出力装置122が電気的に接続されている。ユーザは、このようなコンピュータ本体110および周辺機器120を用いて、ユーザーの希望する太陽電池モジュールのレイアウトを、後述するように迅速にかつ簡単に設計することができる。
入力装置121は、マウスまたはタッチパネルなどのポインティングデバイス121aおよびキーボード121bによって構成される。入力装置121は、ユーザによって入力された情報を、入出力インタフェース114を介して、CPU111に与える。
出力装置122は、情報を可視表示するためのディスプレイ122aおよび情報を紙などの記録用紙に印字するプリンタ122bによって構成される。ディスプレイ122aは、たとえばCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイおよび液晶ディスプレイなどによって実現される。出力装置122は、制御部111から入出力インタフェース114を介して送られてきた情報を出力する。
以下、配置設計装置10における前記各機能部11〜14について詳細に説明する。
領域情報取得部11は、配置対象領域を表す情報である領域情報を取得する。図3は、領域情報取得部11の構成を示すブロック図である。領域情報取得部11は、屋根面を表す情報である屋根面情報を生成する屋根面情報生成部11aと、前記領域情報を生成する領域情報生成部11bとを含み、領域情報生成部11bが領域情報を生成することによって領域情報を取得する。
ここで、領域情報について説明する。図4は、非矩形状の屋根面S1と配置対象領域S2とを説明するための図である。領域情報には、配置対象領域S2の外形を表す領域外形情報と、配置対象領域S2を規定している輪郭(以下、「対象領域輪郭」と称する)C2を形成する各線分C21〜C24が屋根面S1におけるいずれの稜線に対応するかを表す領域稜線情報とが含まれる。
領域外形情報は、対象領域輪郭C2の形状および寸法を表す情報であり、二次元直交座標系における座標を用いて表すことができる。具体的には、領域外形情報には、対象領域輪郭における各頂点P1〜P4の座標を表す座標情報、および、対象領域輪郭C2を形成している各線分C21〜C24を表す線分情報などが含まれる。また、線分情報には、どの2つの頂点に亘ってその線分が延在しているかを表す頂点情報、線分の長さを表す長さ情報、および、座標軸に対する線分の傾斜角度を表す角度情報などが含まれる。
領域稜線情報は、対象領域輪郭C2を形成している各線分C21〜C24が、軒、棟、けらばおよび隅などいずれの稜線に対応するかを表す情報である。たとえば、屋根面S1の周縁部分に配置禁止領域S3が存在する場合には、領域稜線情報は、各線分C21〜C24がどの稜線をオフセットして得られたのかを表す情報である。
ここで、軒は、屋根面S1における下端部の稜線とし、棟は、屋根面S1における上端部の稜線とする。また、けらばは、屋根面S1における側端部の稜線のうち、軒および棟に対して直交して延びる稜線とし、隅は、屋根面S1における側端部の稜線のうち、軒および棟に対して傾斜して延びる稜線とする。
なお、以下の説明において、配置対象領域S2の幅方向(すなわち、軒および棟に対応する線分C21,C22が延びる方向)を水平方向と称し、配置対象領域S2の高さ方向(すなわち、軒および棟に対応する線分C21,C22が延びる方向に垂直な方向)を屋根傾斜方向と称する場合がある。
屋根面情報生成部11aは、ユーザがCAD(Computer Aided Design)装置を利用して、XY直交座標系において、屋根面S1の輪郭C1を描画し、輪郭C1の各線分C11〜C14に対して後述する屋根面稜線情報を与えることによって、または、予め作成された屋根面S1のCADデータをCAD装置にインポートすることによって、屋根面情報を生成する。屋根面情報には、屋根面S1の形状および寸法を表す屋根面外形情報と、屋根面S1を規定している輪郭C1を形成する各線分C11〜C14がいずれの稜線に該当するかを表す屋根面稜線情報とが含まれる。
領域情報生成部11bは、ユーザがCAD(Computer Aided Design)装置を利用して、XY直交座標系において、対象領域輪郭C2を描画し、各線分C21〜C24に対して領域稜線情報を与えることによって、または、屋根面情報生成部11aによって生成された屋根面情報に基づき、輪郭C1の各線分C11〜C14に対して、屋根面S1から配置禁止領域S3を除くために所定の距離D1〜D4だけ内方にオフセットすることによって、領域情報を生成する。オフセットすべき距離D1〜D4は、ユーザが入力することによって指定してもよく、各稜線に対して予め決定されている値によって与えられてもよい。
モジュール情報取得部12は、レイアウト設計に用いられる太陽電池モジュールに関する情報(以下、「モジュール情報」と称する)を取得する手段である。モジュール情報は、たとえば予めデータベース化されたモジュールデータベース(以下、「モジュールDB」と称する)から取得される。
モジュールDBには、外形形状および外形寸法のいずれか一方が異なる複数種類の太陽電池モジュールごとにモジュール個別情報が格納される。各モジュール個別情報には、機種名情報、形状情報、寸法情報、指標情報およびモジュール配置基点情報などが含まれる。
機種名情報は、太陽電池モジュールの種類ごとに割り当てられた機種名を表す情報である。
形状情報は、太陽電池モジュールの受光側表面の形状を表す情報である。太陽電池モジュールのレイアウト設計には、様々な形状の屋根面における配置対象領域に対して太陽電池モジュールを効果的に配置するために、様々な受光側表面形状の太陽電池モジュールが用いられる。具体的には、レイアウト設計において主として用いられる矩形状の受光側表面を有する太陽電池モジュール(以下、「メインモジュール」と称する)と、対象領域輪郭において隅に対応する線分に隣接して配置するために用いられる非矩形状の受光側表面を有する太陽電池モジュール(以下、「コーナーモジュール」と称する)とが用いられる。
このコーナーモジュールには、たとえば直角三角形状、五角形状および台形状などの形状の受光側表面を有する太陽電池モジュールが含まれる。なお、ここでいう五角形状とは、直角三角形における2つの鋭角部分を、それぞれ該鋭角の対辺に平行な切取線で切り取って形成される五角形状を示しているものとする。したがって、この形状情報は、矩形状および五角形状など受光側表面がいずれの形状であるかを表す情報である。
寸法情報は、太陽電池モジュールの受光側表面の外形寸法を表す情報であり、受光側表面の高さ方向寸法を表す高さ情報と受光側表面の幅方向寸法を表す幅情報とを含む。図5は、太陽電池モジュールの受光側表面の外形寸法を説明するための図であり、図5(a)はメインモジュールの受光側表面S41を示し、図5(b)は五角形状のコーナーモジュールの受光側表面S42を示している。
太陽電池モジュール1の受光側表面には、受光側表面の輪郭の線分に沿って、予め高さ方向および幅方向が定められる。太陽電池モジュールがメインモジュールである場合には、寸法情報は、太陽電池モジュールの高さH41を表す高さ情報および太陽電池モジュールの幅W41を表す幅情報からなる。また、太陽電池モジュールがコーナーモジュールである場合には、寸法情報は、太陽電池モジュールの高さH42を表す高さ情報および太陽電池モジュールの幅W42を表す幅情報のほか、幅方向に対する斜辺の傾斜角度θを表す斜辺角度情報を含む。さらに、五角形状のコーナーモジュールである場合には、幅方向に平行な切取線の長さL1および高さ方向に平行な切取線の長さL2を表す切取線長さ情報を含む。
指標情報は、予め定める評価事項の尺度を表す情報である。この指標は、配置設計装置10によって設計された太陽電池モジュールのレイアウトを、ユーザが評価するために利用される。指標情報には、太陽電池モジュールの最大出力値(単位:ワット)を表す出力値情報および太陽電池モジュールの単価を表す単価情報などが含まれる。この最大出力値および単価は、太陽電池モジュールの機種ごとに異なる。
モジュール配置基点情報は、太陽電池モジュールの受光側表面において、予め定められたモジュール配置基点の位置を表す情報である。モジュール配置基点とは、太陽電池モジュールを配置対象領域に対して配置する際に基点とされる点である。たとえば、図5(a)に示すように、モジュール配置基点として、左下、右下、右上および左上の4つの頂点M1〜M4、ならびに、下側縁辺、上側縁辺、左側縁辺、右側縁辺の各中点M5〜M8が予め定められ、モジュール配置基点情報には、これらのモジュール配置基点の位置を表す座標情報が含まれる。
このようなモジュールDBは、予め作成されて、たとえばハードディスク装置113に記憶される。また、ユーザは、このモジュールDBに対して、新たな太陽電池モジュールについてのモジュール個別情報を追加することができる。
本実施形態では、このモジュールDBには、前述するモジュール個別情報のほか、複数のモジュールセット情報が格納される。モジュールセット情報とは、モジュールDBに格納されている複数種類の太陽電池モジュールに対し、受光側表面の輪郭の寸法に基づいて予め組み合わせられたモジュールセットを表す情報である。各モジュールセット情報は、たとえば、そのモジュールセットに含まれている各太陽電池モジュールの機種名情報によって構成される。
このモジュールセットには、同一の高さ寸法を有するメインモジュールおよびコーナーモジュール同士を組み合わせて構成した寄棟屋根用セットが含まれ、高さ寸法ごとに複数のモジュールセットが予め作成されている。
たとえば、寄棟屋根用セットは、高さ寸法がいずれもHであり、幅寸法がそれぞれW1,W2,…,Wm(ただし、W1>W2>…>Wm)であるm(ただし、mは2以上の整数)個のメインモジュールと、高さ寸法がHであり、幅寸法がWz(ただし、Wzはメインモジュールの幅寸法のいずれか1つに等しい)、各切取線長さがL1,L2、斜辺の傾斜角度がθである五角形状の1つのコーナーモジュールとによって構成される。
本実施形態におけるモジュール情報取得部12は、レイアウト設計に用いるべきモジュールセットがユーザによって指定されることによって、指定されたモジュールセットを構成している太陽電池モジュールのモジュール情報を、モジュールDBから取得する。
レイアウト作成部13は、領域情報取得部11によって取得された配置対象領域S2の領域情報およびモジュール情報取得部12によって取得された所定の太陽電池モジュールのモジュール情報に基づいて、その配置対象領域S2に対して、所定の太陽電池モジュールを用いたレイアウトを作成する。
図6は、レイアウト作成部13の構成を示すブロック図である。レイアウト作成部13は、領域判定部131と、領域分割部132と、基点設定部133と、指標設定部134と、モジュール枚数決定部135と、レイアウト決定部136とを含む。
領域判定部131は、領域情報取得部11によって取得された領域情報に基づいて、配置対象領域S2を分割する必要があるか否かを判定する。具体的には、配置対象領域S2が矩形状である場合には分割する必要なしと判定し、配置対象領域S2が非矩形状である場合には、分割する必要有りと判定する。この判定は、たとえば対象領域輪郭C2を形成する線分C21〜C24に、隅に対応する線分が含まれているか否かによって行われ、隅に対応する線分がない場合に分割する必要なしと判定し、隅に対応する線分がある場合に分割する必要有りと判定することができる。
領域分割部132は、領域判定部131によって分割する必要有りと判定された場合、すなわち配置対象領域S2が非矩形状である場合に、領域情報取得部11によって取得された領域情報およびモジュール情報取得部12によって取得された寄棟屋根用セットのモジュール情報に基づいて、配置対象領域S2を複数の領域に分割する。
詳細には、非矩形状の配置対象領域S2に対して、メインモジュールのみを用いてレイアウト設計が行われる矩形状のメイン領域と、コーナーモジュールのみ、または、メインモジュールとコーナーモジュールとを用いてレイアウト設計が行われる非矩形状のコーナー領域とを決定する。
なお、領域分割部132は、このメイン領域およびコーナー領域を決定するために必要なオフセット距離を算出するためのオフセット距離算出部132aを備える。
領域分割部132による領域分割方法について具体的に説明する。図7は、台形状の配置対象領域S2に対する領域分割を説明するための図である。
なお、レイアウト設計の条件として、屋根傾斜方向と太陽電池モジュール1の高さ方向とが一致するように、かつ、軒に対応する線分C21に対して太陽電池モジュール1の下側縁辺が重複するように配置されるという条件が与えられているものとする。
まず、配置対象領域S2に対して、太陽電池モジュールを配置可能な配置可能領域S20を決定する。具体的には、屋根傾斜方向に沿って配置可能な太陽電池モジュール1の最大枚数に基づいて、配置可能領域S20の高さ寸法(すなわち、屋根傾斜方向寸法)を算出することにより決定される。
配置可能な最大枚数は、配置対象領域S2の高さ寸法Y1と、寄棟屋根用セットに含まれる太陽電池モジュール1の高さ寸法Hとによって求められる。このとき、屋根傾斜方向に沿って隣接する太陽電池モジュール1,1間に所定の間隔を離間させる必要がある場合には、その所定の間隔を考慮して求める。たとえば図7(a)に示される場合では、前記所定の間隔は0であり、3H<Y1<4Hであるので、配置可能な最大枚数は3と求めることができる。
こうして求められた配置可能な最大枚数に基づいて、配置可能領域S20の高さ寸法Y2が算出される。すなわち、配置可能領域S20は、線分C21と線分C21から距離Y2だけオフセットした仮想線U1とによって挟まれた配置対象領域S2の一部分として決定される。
このようにして決定された配置可能領域S20に対して、コーナーモジュールを配置するために必要なコーナー領域S22,S23を規定することによって、残余の領域をメイン領域S21として決定することができる。
具体的には、図7(b)に示されるように、前記仮想線U1と、隅に対応する線分C23,C24との交点をV1,V2とし、さらに、仮想線U1上においてコーナー領域S22,S23を確保するために必要なオフセット距離をT1,T2としたとき、交点V1,V2から仮想線U1に沿って配置可能領域S20の内方へそれぞれオフセット距離T1,T2だけ離間した位置にある点Q1,Q2を通り、かつ仮想線U1に直交する仮想線U2,U3によって、配置可能領域S20を、メイン領域S21および2つのコーナー領域S22,S23に分割することができる。
たとえば図7(b)においては、前述の点Q1,Q2および仮想線U2,U3と線分C21との交点Q3,Q4を頂点とする矩形状の領域がメイン領域S21であり、前述の点V1,Q1,Q3および線分C21の一方の端点V3を頂点とする台形状の領域がコーナー領域S22であり、前述の点V2,Q2,Q4および線分C21の他方の端点V4を頂点とする台形状の領域がコーナー領域S23である。
このように、配置対象領域S2を矩形状のメイン領域S21と非矩形状のコーナー領域S22,S23とに分割することによって、領域S21〜S23ごとに、太陽電池モジュールのレイアウト設計を行うことができる。また、領域分割の際に、矩形状のメイン領域S21を決定することができるので、後述するように、ユーザによって指定された指標の総和が最大または最小となるときの、一列分の太陽電池モジュールの各枚数を決定することによって、メイン領域S21全体に対するレイアウト設計を行うことができる。
ここで、オフセット距離算出部132aによるオフセット距離の算出方法について説明する。図8は、図7(b)に示すオフセット距離T1の算出方法を説明するための図である。図8では、図7に対応するように、隅に対応する線分C23に沿って3つのコーナーモジュール2a〜2cが配置される場合を示している。なお、各コーナーモジュール2a〜2cは、寄棟屋根用セットに含まれる1つのコーナーモジュールに対応する。また、コーナーモジュール2a〜2cを区別する必要がない場合には、コーナーモジュール2と記す。
オフセット距離T1は、コーナーモジュール2a〜2cのうちのいずれか1つが線分C23に対して当接するように、かつコーナーモジュール2a〜2cおよびメインモジュール1を目地が揃う(詳細は後述する)ように、前記配置可能領域S20内にコーナーモジュール2a〜2cを配置した場合における、前述の点V1と、仮想線U1に隣接するコーナーモジュール2cにおける点Q0との距離として算出することができる。ここで、点Q0は、幅方向に平行な切取線における端点のうち、斜辺から離間する端点である。
オフセット距離T1は、具体的には、コーナーモジュール2の斜辺の傾斜角度θおよび各切取線の長さL1,L2と、配置可能領域S20の高さ寸法Y2と、線分C23の傾斜角度αとに基づいて算出することができる。
たとえば、図8(a)に示すように、線分C23の傾斜角度αが斜辺の傾斜角度θ以下(すなわち、α≦θ)である場合には、オフセット距離T1は、コーナーモジュール2の幅方向に平行な切取線の長さL1に等しい。
また図8(b)に示すように、線分C23の傾斜角度αが斜辺の傾斜角度θよりも大きい(すなわち、α>θ)場合には、オフセット距離T1は、仮想線U1上において点V1とコーナーモジュール2cとが離間する距離X1と、コーナーモジュール2の幅方向に平行な切取線の長さL1との和に等しい。この距離X1は、コーナーモジュール2の斜辺の傾斜角度θおよび各切取線の長さL1,L2と、配置可能領域S20の高さ寸法Y2と、線分C23の傾斜角度αとに基づいて算出することができる。
このようにオフセット距離T1,T2を算出することによって、コーナーモジュール2を配置するために必要な領域を確保した上で、メイン領域21を決定することができる。すなわち、予めコーナーモジュール2を配置するために最低限必要な領域がコーナー領域S22,S23として確保されているので、メイン領域S21として最大限の領域を確保することができる。すなわち、配置対象領域S2の大きさを最大限活かしたレイアウト設計を容易に実現することができる。なお、このようにして決定された非矩形状のコーナー領域S22,S23について、そのコーナー領域の大きさが、配置すべき太陽電池モジュールの大きさよりも十分に大きい場合には、その非矩形状のコーナー領域S22,S23に対して、前述するように領域分割を行ってもよい。
基点設定部133は、ユーザによって指定されることによって、または、予め定められた設定に従って、配置対象領域S2に対して、太陽電池モジュールの配置を開始するための基点となる領域配置基点の位置を設定する。さらに、設定した領域配置基点の位置に基づいて、太陽電池モジュールにおけるモジュール配置基点を選択する。
指標設定部134は、ユーザによって指定されることによって、または、予め定められた設定に従って、モジュール枚数決定部135においてモジュール枚数を決定するために用いられる指標の種類を設定する。たとえば、指標の種類として最大出力値が設定される。
モジュール枚数決定部135は、領域分割部132によって決定されたメイン領域S21に関する領域情報、寄棟屋根用セットに含まれるメインモジュールのモジュール情報、および、指標設定部134によって設定された指標の種類に基づいて、メイン領域S21の列領域に配置すべき一列分のメインモジュールの機種ごとの枚数を決定する。
なお、前述するように、メイン領域S21に対してメインモジュールを配置する際には、メイン領域S21の屋根傾斜方向とメインモジュールの高さ方向とが一致するように配置されるものとする。
ここで、上記のメイン領域S21の列領域とは、高さ寸法が同一のメインモジュールを一列分配置するために、メイン領域S21を屋根傾斜方向に分割して形成された領域のことである。ここで、メイン領域S21の水平方向寸法をWs、屋根傾斜方向寸法をHsとすると、寄棟屋根用セットに含まれるメインモジュールの高さ寸法がHmである場合には、列領域は、屋根傾斜方向寸法がHm、水平方向寸法がWsである矩形領域に相当する。
以下、メインモジュールの機種ごとの枚数を決定する方法について説明する。
ここで、ユーザによって指定されているモジュールセットは、高さ寸法がいずれもHmで幅寸法がWa,Wb(ただし、Wa>Wb)である2種類のメインモジュール1a,1bが含まれる寄棟屋根用セットであるものとし、各メインモジュール1a,1bの最大出力値は、Out1a,Out1bであるものとする。
モジュール枚数決定部135は、一列分のメインモジュール1a,1bの各枚数I,J(I,Jは0以上の整数)を決定するために、先ず、列領域に対して最大限配置可能なメインモジュール1a,1bの枚数I,Jの組合せを算出する。すなわち、Ws−Wb<Wa×I+Wb×J≦Wsを満足するような枚数I,Jの組合せを算出する。
次に、算出された各組合せに対して、一列分のメインモジュールの総出力値(すなわち、最大出力値の総和)を算出する。たとえば、m(ただし、mは正の整数)番目の組合せにおける一列分のメインモジュール1a,1bの各枚数をIm,Jmとすると、m番目の組合せにおける一列分のメインモジュールの総出力値Out_sumは、Out_sum=Im×Out1a+Jm×Out1bとして算出される。
すなわち、一列分のメインモジュールの総出力値Out_sumは組合せの数だけ算出されることとなり、このうち最も大きな総出力値Out_sumを与えるときの各枚数を、列領域に配置すべき一列分のメインモジュール1a,1bの各枚数I,Jとして決定する。
上記では、2種類のメインモジュールが含まれる寄棟屋根用セットが指定されている場合について説明しているが、3種類以上のメインモジュールが含まれる寄棟屋根用セットが指定されている場合であっても、上記と同様の方法によって列領域に配置すべき一列分のメインモジュールの各枚数を決定することができる。
また上記では、指標の種類として最大出力値が設定されている場合について説明しているが、他の指標が設定されていてもよい。以下、指標の種類として単価が設定されている場合について説明する。
なお、上記と同様に、ユーザによって指定されているモジュールセットは、高さ寸法がいずれもHmで幅寸法がWa,Wb(ただし、Wa>Wb)である2種類のメインモジュール1a,1bが含まれる寄棟屋根用セットであるものとし、各メインモジュール1a,1bの単価は、Pr1a,Pr1bであるものとする。
上記と同様にして、先ず、列領域に対して最大限配置可能なメインモジュール1a,1bの枚数I,Jの組合せを算出する。次に、算出された各組合せに対して、一列分のメインモジュールの総価格(すなわち、単価の総和)を算出する。たとえば、m番目の組合せにおける一列分のメインモジュール1a,1bの各枚数をIm,Jmとすると、m番目の組合せにおける一列分のメインモジュールの総価格Pr_sumは、Pr_sum=Im×Pr1a+Jm×Pr1bとして算出される。
すなわち、一列分のメインモジュールの総価格Pr_sumは組合せの数だけ算出されることとなり、このうち最も小さな総価格Pr_sumを与えるときの各枚数を、列領域に配置すべき一列分のメインモジュール1a,1bの各枚数I,Jとして決定する。
また上記では、指標の種類として1種類のみ設定されているが、指標の種類を複数設定して列領域に配置すべき一列分のメインモジュールの各枚数を決定してもよい。たとえば、指標の種類ごとに予め定められた重み係数を用いることによって、指標の種類を複数設定した場合であっても、列領域に配置すべき一列分のメインモジュールの各枚数を決定することができる。
レイアウト決定部136は、基点設定部133によって設定された領域配置基点およびモジュール配置基点、ならびに、モジュール枚数決定部135によって決定された一列分のメインモジュールの機種ごとの枚数に基づいて、メイン領域S21に対するメインモジュールのレイアウトを決定する。
具体的には、まず、メイン領域S21の列領域における一列分のレイアウトを決定する。この一列分のレイアウトを決定する際には、たとえば、デザイン性を考慮して、列領域の中心に向かうにつれて、幅寸法の大きなメインモジュールが配置されるように決定される。
このようにして一列分のレイアウトが決定すると、本実施形態では、この一列分のレイアウトを、メイン領域S21の屋根傾斜方向に並べることによって、メイン領域S21全体のレイアウトを決定する。これによって、メイン領域S21において、目地が揃ったレイアウトを決定することができる。また、一列分のメインモジュールの各枚数を指標の総和が最大または最小となるように決定しているので、メイン領域S21全体のレイアウトについても、指標の総和が最大または最小となるレイアウトを提供することができる。このようにして決定されたレイアウトは、領域配置基点およびモジュール配置基点に基づいて、メイン領域S21内の所定の位置に配置される。図9は、メイン領域S21に対して配置された目地が揃ったレイアウトの一例を示す図である。
メイン領域S21に対するレイアウトを決定した後、さらに、コーナー領域S22,S23に対するレイアウトが決定される。コーナー領域S22,S23に対するレイアウトは、オフセット距離を算出したときと同様に、いずれか1つのコーナーモジュールが隅に対応する線分C23に対して当接するように、かつコーナーモジュールおよびメインモジュール1を目地が揃うように、配置可能領域S20内に配置することによって決定される。
メイン領域S21およびコーナー領域S22,S23に対するレイアウトが決定すると、前記所定の位置に配置されたメイン領域S21のレイアウトと、コーナー領域S22,S23に対するレイアウトとの間に不要な間隔が形成されているか否かを判断する。そして、不所望な間隔が形成されていると判断された場合には、コーナー領域S22,S23におけるレイアウトを適切な位置まで移動させる。このようにして、配置対象領域S2が非矩形状である場合のレイアウトが決定される。図10は、台形状の配置対象領域S2に対して配置されたレイアウトの一例を示す図である。
配置情報出力部14は、レイアウト作成部13によって作成されたレイアウトに関する配置情報を出力する。具体的には、配置対象領域S2に対する太陽電池モジュールのレイアウトおよびそのレイアウトに関する総出力値または総価格を、ディスプレイ122aに表示させる、または、プリンタ122bを用いて記録用紙に印刷することによって、配置情報を出力する。これによって、ユーザは、設計されたレイアウトを確認することができるだけでなく、該レイアウトの総出力値および総価格についても確認することができる。
図11は、配置設計装置10によるレイアウト設計のための演算処理の手順を示すフローチャートである。
ステップs0で、ユーザからの指示に応じて、CPU111がROM112aに格納されている配置設計プログラムを起動することによって、レイアウト設計のための演算処理が開始される。
ステップs1(領域情報取得工程)では、領域情報生成部112が領域情報を生成することによって、領域情報取得部11が領域情報を取得する。領域情報の取得が完了すると、ステップs2に進む。
ステップs2(モジュール情報取得工程)では、モジュール情報取得部12が、ユーザによって選択されたモジュールセットを構成している太陽電池モジュールのモジュール情報を、モジュールDBから取得する。モジュール情報の取得が完了すると、ステップs3に進む。
ステップs3(レイアウト作成工程)では、レイアウト作成部13が、領域情報取得部11によって取得された領域情報およびモジュール情報取得部12によって取得されたモジュール情報に基づいて、太陽電池モジュールのレイアウトを作成する。レイアウトが作成されると、ステップs4に進む。
ステップs4(配置情報出力工程)では、配置情報出力部14が、レイアウト作成部13によって作成されたレイアウトに関する配置情報を出力する。具体的には、配置情報をディスプレイ122aに表示させる処理およびプリンタ122bを用いて記録用紙に印刷させる処理の一方または双方を実行する。配置情報の出力が完了すると、ステップs5に進む。
ステップs5では、レイアウト設計のための演算処理が完了する。このようにして、ユーザは、出力された配置情報を容易に確認することができる。
図12は、図11におけるステップs3のレイアウト作成工程を詳細に示すフローチャートである。図11におけるステップs2が終了すると、ステップs30で、レイアウト作成工程が開始される。
ステップs31(領域判定工程)では、領域判定部131が、配置対象領域S2を分割する必要があるか否かを判定する。分割する必要有りと判定すると、ステップs32に進む。
ステップs32(領域分割工程)では、領域分割部132が、配置対象領域S2に対してメイン領域S21およびコーナー領域S22,S23を決定する。メイン領域S21およびコーナー領域S22,S23が決定されると、ステップs33に進む。
ステップs33(基点設定工程)では、基点設定部133が、領域配置基点およびモジュール配置基点を設定する。領域配置基点およびモジュール配置基点が設定されると、ステップs34に進む。
ステップs34(指標設定工程)では、指標設定部134が、モジュール枚数決定部135においてモジュール枚数を決定するために用いられる指標の種類を設定する。指標の種類が設定されると、ステップs35に進む。
ステップs35(モジュール枚数決定工程)では、モジュール枚数決定部135が、メイン領域S21の列領域に配置すべき一列分のメインモジュールの機種ごとの枚数を決定する。モジュール枚数が決定すると、ステップs36に進む。
ステップs36(レイアウト決定工程)では、レイアウト決定部136が、配置対象領域S2に対する太陽電池モジュールのレイアウトを決定する。レイアウトが決定すると、ステップs37に進む。ステップs37では、レイアウト作成工程が完了する。レイアウト作成工程が完了すると、図7におけるステップs4の配置情報出力工程が開始される。
以上に説明するように、非矩形状の配置対象領域S2に対し、外形形状および外形寸法のいずれか一方が異なる複数種類の太陽電池モジュールを用いて太陽電池モジュールのレイアウトを設計する際に、レイアウト作成手段13が、配置対象領域S2を矩形状のメイン領域S21と非矩形状のコーナー領域S22,S23とに分割し、分割されたメイン領域S21に対して、矩形状のメインモジュールのみを用いてレイアウトを作成する。したがって、設計可能なレイアウトの数を可及的に低減することができる。これによって、レイアウトを選択する際のユーザの手間を省くことができる。
また、メイン領域S21の幅方向に沿う一列分の太陽電池モジュールのレイアウトに関して、指標の総和が最大または最小となるように太陽電池モジュールの種類ごとの枚数を決定し、その一列分の各枚数に基づいて、メイン領域S21全体に対するレイアウトを作成する。したがって、配置設計装置10は、ユーザに対して、特定の評価事項について最良の結果を短時間で与えることができる。また、ユーザにとっては、試行錯誤的に設計された複数のレイアウトを一つ一つ確認する手間を省くことができ、要求に沿ったレイアウトを短時間で抽出することができる。
上述した実施形態では、配置設計プログラムは、コンピュータ本体110に備えられるROM112aに格納されているが、これに限らず、ハードディスク装置113に格納されていてもよい。
また、配置設計プログラムは、コンピュータで読取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。記録媒体としては、たとえば図示しない外部記憶装置としてのプログラム読取装置を設け、該プログラム読取装置に記録媒体を挿入することによって読取り可能な記録媒体であってもよい。
いずれの記録媒体であっても、記録媒体に記憶されているプログラムがコンピュータからアクセスされて実行される構成であれば良い。すなわち、いずれの記録媒体であっても、記録媒体からプログラムが読み出され、読み出されたプログラムが、半導体メモリまたはハードディスク装置などの記憶装置のプログラム記憶エリアに記憶されて、そのプログラムが実行される構成であれば良い。さらに通信ネットワークを介して他の装置からダウンロードされてプログラム記憶エリアに記憶させても良い。ダウンロード用のプログラムは、予めコンピュータの記憶装置に記憶しておくか、または別な記録媒体からプログラム記憶エリアにインストールしておく。
本体と分離可能に構成される記録媒体は、たとえば磁気テープ/カセットテープなどのテープ系の記録媒体、フロッピー(登録商標)ディスクなどの磁気ディスクのディスク系の記録媒体、フレキシブルディスク/ハードディスクなどの磁気ディスクもしくはCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)/MO(Magneto Optical disk)/MD(
Mini Disk)/DVD(Digital Versatile Disk)などの光ディスクのディスク系の記録媒体、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)/光カードなどのカード系の記録媒体、またはマスクROM/EPROM(Erasable Programmable Read Only
Memory)/EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)/フラッシュROMなどの半導体メモリを含む固定的にプログラムを担持する記録媒体であってもよい。
また配置設計装置10を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記のプログラムを通信ネットワークを介して供給しても良い。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、たとえばインターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN(Local Area Network)、ISDN(Integrated Services Digital Network)、CATV(Community Antenna TeleVision)通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網などが利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、たとえばIEEE(Institute of Electrical and
Electronic Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線などの有線でも、IrDA(Infrared Data Association)やリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR(High Data Rate)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網などの無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記のプログラムが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
10 配置設計装置
11 領域情報取得部
12 モジュール情報取得部
13 レイアウト作成部
14 配置情報出力部
131 領域判定部
132 領域分割部
132a オフセット距離算出部
133 基点設定部
134 指標設定部
135 モジュール枚数決定部
136 レイアウト決定部

Claims (6)

  1. 太陽電池モジュールが配置されるべき配置対象領域に対し、外形形状および外形寸法のいずれか一方が異なる複数種類の太陽電池モジュールを用いて太陽電池モジュールのレイアウトを設計する配置設計装置であって、
    配置対象領域を表す領域情報を取得する領域情報取得手段と、
    太陽電池モジュールの外形寸法と予め定める評価事項の尺度を表す指標とを含むモジュール情報を取得するモジュール情報取得手段と、
    領域情報取得手段によって取得された領域情報およびモジュール情報取得手段によって取得されたモジュール情報に基づいて、配置対象領域に対するレイアウトを作成するレイアウト作成手段と、
    レイアウト作成手段によって作成されたレイアウトを表す配置情報を出力する配置情報出力手段とを含み、
    前記レイアウト作成手段は、配置対象領域を矩形状の矩形領域と非矩形状の非矩形領域とに分割する領域分割手段を有し、該領域分割手段によって分割された矩形領域および非矩形領域に対し、それぞれの領域に対して指定された形状の太陽電池モジュールを用いてレイアウトを作成することを特徴とする配置設計装置。
  2. 前記領域分割手段は、配置対象領域を規定する輪郭を形成する各線分のうち所定の方向に対して傾斜する線分の傾斜角度と、該線分に沿って配置するための非矩形状の太陽電池モジュールにおける斜辺の傾斜角度とに基づいて、配置対象領域を矩形領域と非矩形領域に分割することを特徴とする請求項1に記載の配置設計装置。
  3. 前記レイアウト作成手段は、領域分割手段によって分割された矩形領域に対して、矩形状の太陽電池モジュールのみを用いてレイアウトを作成する際に、該矩形領域の幅方向に沿う一列分の太陽電池モジュールのレイアウトに関して、指標の総和が最大または最小となるように太陽電池モジュールの種類ごとの枚数を決定して、レイアウトを作成することを特徴とする請求項1または2に記載の配置設計装置。
  4. 太陽電池モジュールが配置されるべき配置対象領域に対し、外形形状および外形寸法のいずれか一方が異なる複数種類の太陽電池モジュールを用いて太陽電池モジュールのレイアウトを設計する配置設計方法であって、
    領域情報取得手段が、配置対象領域を表す領域情報を取得する領域情報取得工程と、
    モジュール情報取得手段が、太陽電池モジュールの外形寸法と予め定める評価事項の尺度を表す指標とを含むモジュール情報を取得するモジュール情報取得工程と、
    レイアウト作成手段が、領域情報取得工程によって取得された領域情報およびモジュール情報取得工程によって取得されたモジュール情報に基づいて、配置対象領域に対するレイアウトを作成するレイアウト作成工程と、
    配置情報出力手段が、レイアウト作成工程によって作成されたレイアウトを表す配置情報を出力する配置情報出力工程とを含み、
    前記レイアウト作成工程は、領域分割手段が、配置対象領域を矩形状の矩形領域と非矩形状の非矩形領域とに分割する領域分割工程を有し、該領域分割工程によって分割された矩形領域および非矩形領域に対し、それぞれの領域に対して指定された形状の太陽電池モジュールを用いてレイアウトを作成することを特徴とする配置設計方法。
  5. コンピュータに請求項4に記載の方法を実行させるためのプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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