JP5315902B2 - 情報処理装置および表示制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置およびその表示制御方法に関し、特に、表示面に沿って回転可能な表示パネル部を備えた表示装置に対して画像を表示させる情報処理装置およびその表示制御方法に関する。
近年、PC(パーソナルコンピュータ)などに接続するモニタとして、表示パネル部をその表示面に沿って回転可能にしたものが製品化されている。このようなモニタによれば、例えば、テレビ画像などを表示させる場合には、表示パネル部を長手方向が水平になるようにした状態(以下、横長状態と呼ぶ)にし、電子メールなどの文書を表示させる場合や、Webページを表示させる場合などには、表示パネル部を長手方向が垂直になるようにした状態(以下、縦長状態と呼ぶ)にするといった使い分けが可能となる。
また、上記のように回転可能な表示パネル部は、携帯電話機などの携帯型端末装置にも多く採用されている。このような携帯電話機としては、センサの検出結果に基づく表示部の回転位置に対応してアプリケーションプログラムが自動的に起動されるものがあった(例えば、特許文献1,2参照)。また、表示部と入力部との相対的な移動方向および停止位置に応じて、起動するプログラムを切り替えるものもあった(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−8695号公報 特開2007−82151号公報 特開2005−311533号公報
しかし、PCなどにおいては、通常、実行可能なすべてのソフトウェアが、横長表示と縦長表示の両方に対応している訳でない。このため、例えば、横長表示のみに対応しているソフトウェアの実行中に、表示パネル部を縦長状態となるように回転させてしまうと、正しい表示ができなくなることがあった。また、最悪の場合には、エラーが発生して作成中のデータが破壊されてしまうこともあった。このような事態が生じないようにするためには、現状では、表示パネル部の回転を操作するユーザが注意するしかない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、表示画像を回転したときに正しく表示できなくなる事態の発生を防止できるようにした情報処理装置および表示制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、表示面に沿って回転可能な表示パネル部を備えた表示装置に対して画像を表示させる情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、当該情報処理装置で実行中のプログラムによってそれぞれ生成されて前記表示パネル部に表示させる表示画像を、前記表示パネル部の回転方向とは逆の方向に回転させる表示制御部と、前記表示装置から受け付けた回転検出信号に基づいて前記表示パネル部の回転角度を判別する回転角度判別部と、前記表示パネル部の回転角度が第1の角度から第2の角度に変化したときに前記表示パネル部に表示させる前記表示画像を回転させるか否かを示す回転可否情報を、当該情報処理装置で実行されるプログラムごとに記憶する情報記憶部と、前記回転角度判別部によって前記表示パネル部の回転角度が前記第1の角度から前記第2の角度に変化したと判別されたとき、前記回転可否情報に基づき、現在表示中の前記表示画像を生成しているプログラムについて当該表示画像の回転が許可されている場合には、前記表示制御部に対して当該表示画像の回転を要求し、現在表示中の前記表示画像を生成しているプログラムについて当該表示画像の回転が許可されていない場合には、前記表示制御部に対して当該表示画像の回転を禁止する画像回転判定部と、を有する。
ここで、回転角度判別部は、表示装置から受け付けた回転検出信号に基づいて表示パネル部の回転角度を判別する。情報記憶部は、表示パネル部の回転角度が第1の角度から第2の角度に変化したときに表示パネル部に表示させる表示画像を回転させるか否かを示す回転可否情報を、この情報処理装置で実行されるプログラムごとに記憶する。画像回転判定部は、回転角度判別部によって表示パネル部の回転角度が第1の角度から第2の角度に変化したと判別されたとき、回転可否情報を参照する。そして、現在表示中の表示画像を生成しているプログラムについてその表示画像の回転が許可されている場合には、表示制御部に対してその表示画像の回転を要求する。これにより、表示制御部は、その表示画像を表示パネル部の回転方向とは逆の方向に回転させる。一方、現在表示中の表示画像を生成しているプログラムについてその表示画像の回転が許可されていない場合には、表示制御部に対してその表示画像の回転を禁止する。
また、上記目的を達成するために、上記の情報処理装置と同様の処理を行う表示制御方法が提供される。
上記の情報処理装置によれば、表示画像を回転したときに正しく表示できなくなる事態が発生することを防止できる。
以下、実施の態様について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る情報処理装置の概要を示す図である。
図1に示す情報処理装置10は、プログラムを実行することによって、そのプログラムに従った処理を行う装置である。この情報処理装置10は、表示装置20に接続し、この表示装置20に対して画像信号を出力して画像を表示させる機能を備える。
表示装置20は、画像を表示する表示パネル部21を備え、この表示パネル部21は、表示面に沿って回転可能になっている。例えば、表示パネル部21は90度回転することが可能となっており、この場合、表示パネル部21を、その表示面が横長状態から縦長状態となるように回転させることなどが可能である。また、表示装置20は、表示パネル部21の回転角度を検出する機能を備え、この検出結果を回転検出信号として情報処理装置10に出力する。
情報処理装置10は、表示制御部11、回転角度判別部12および画像回転判定部13を備えている。これらの各機能は、所定のプログラムを実行することによって実現される。
表示制御部11は、この情報処理装置10で実行中のプログラムによってそれぞれ生成された表示画像を、表示パネル部21に表示させるための処理を行う。この処理では、各プログラムによって生成された表示画像を、表示パネル部21の回転方向とは逆の方向に、回転角度の変化に応じて回転させることが可能になっている。
ここで、表示パネル部21の回転角度がそれぞれ異なる第1の角度と第2の角度とを採り得るものとすると、表示制御部11は、少なくとも、表示パネル部21の回転角度が第1の角度から第2の角度に変化したとき、その回転方向とは逆の方向に表示画像を回転させて表示させることが可能となっている。例えば、表示パネル部21が90度回転されたとき、表示画像を表示パネル部21の回転方向とは逆の方向に90度回転させる。このとき、表示面の縦横比の変化にあわせて、表示画像の縦横比も変化させてもよい。
回転角度判別部12は、表示装置20からの回転検出信号に基づいて、表示パネル部21の表示面に沿った方向の回転角度を判別する。この判別処理では、少なくとも、表示パネル部21の回転角度が、上記の第1の角度から第2の角度に変化したか否かが判別できればよい。このために、例えば、表示装置20からの回転検出信号として、現在の回転角度が第1の角度(または第2の角度)であるか否かを識別できるような信号が用いられてもよい。
画像回転判定部13は、回転角度判別部12による判定結果と、回転可否情報14とを基に、表示パネル部21に表示させる画像を回転させるか否かを判定して、その判定結果に応じて表示制御部11の画像回転処理を制御する。
ここで、回転可否情報14には、表示パネル部21の回転角度が上記の第1の角度から第2の角度に変化したときに、表示パネル部21に表示させる表示画像を回転させるか否かを示す情報が、その表示画像を生成するプログラムごとに保持されている。この回転可否情報14は、すなわち、各プログラムにより生成される表示画像が、上記のように回転させたときでも表示パネル部21に正常に表示可能であるか否かを示している。
画像回転判定部13は、回転角度判別部12によって表示パネル部21が第1の角度から第2の角度に変化したと判別されたとき、表示パネル部21に現在表示中の表示画像を生成しているプログラムに対応する回転可否情報14を参照する。そして、参照した回転可否情報14において、表示画像の回転が許可されているか否かを判定する。
表示画像の回転が許可されている場合には、画像回転判定部13は、表示制御部11に対してこのプログラムによる表示画像の回転を要求する。これにより、表示パネル部21上の表示画像は、表示パネル部21の回転方向とは逆の方向に、角度変化分だけ回転されて表示される。この場合、ユーザから視認される表示画像の角度は変化しないことになる。
一方、表示画像の回転が許可されていない場合には、画像回転判定部13は、表示制御部11に対してこのプログラムによる表示画像の回転を禁止する。この場合、ユーザから視認される表示画像は、表示パネル部21の回転に伴ってこれと同じ方向に回転される。
このような処理により、表示制御部11により表示画像を回転させたときに、回転された表示画像が表示パネル部21に正常に表示されなくなる事態を回避できるようになり、この表示画像を生成しているプログラムの実行エラーなど、情報処理装置10における処理エラーの発生も防止できる。
なお、画像回転判定部13は、表示制御部11に対してこのプログラムによる表示画像の回転を禁止したとき、表示画像の回転が許可されていないことを示す警告画像を表示するように表示制御部11に要求してもよい。この場合、表示画像の角度が自動的に調整されない理由をユーザが容易に理解できるようになる。
次に、上記の情報処理装置10および表示装置20を含む表示システムについて、より具体的な例を挙げて詳しく説明する。
図2は、第1の実施の形態に係る表示システムのハードウェア構成を示す図である。
図2に示す表示システムは、上記の情報処理装置10の例としてPCなどのコンピュータ100を、また、上記の表示装置20の例として液晶モニタ200を、それぞれ適用したシステムである。
コンピュータ100は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、HDD(Hard Disk Drive)103、入力I/F(インタフェース)104、グラフィック処理部105および通信I/F106を備え、これらはバス107を介して相互に接続されている。
CPU101は、コンピュータ100全体に対する制御をつかさどる。RAM102は、CPU101に実行させるプログラムの少なくとも一部や、このプログラムによる処理に必要な各種データを一時的に記憶する。HDD103には、OS(Operating System)やアプリケーションプログラム、各種データが格納される。このアプリケーションプログラムには、液晶モニタ200に表示させる画像の回転を制御するための画像回転制御プログラムなどが含まれる。
入力I/F104には、キーボード104aやマウス104bが接続されている。この入力I/F104は、キーボード104aやマウス104bからの信号を、バス107を介してCPU101に送信する。グラフィック処理部105には、液晶モニタ200が接続されている。このグラフィック処理部105は、CPU101からの命令に従って、液晶モニタ200の画面上に画像を表示させる。通信I/F106は、通信ケーブルを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。本実施の形態では、コンピュータ100は、通信I/F106を通じて液晶モニタ200から回転検出信号を受信する。
一方、液晶モニタ200は、表示パネル部201、表示処理回路202および回転検出部203を備えている。
表示パネル部201は、表示デバイスとしてLCD(Liquid Crystal Display)を有している。この表示パネル部201は、液晶モニタ200のベース筐体に対して、表示面に沿って回転可能に接続されている。本実施の形態では、表示パネル部201は90度回転可能とされ、横長表示を基本としてさらに縦長表示を行うことも可能となっている。
表示処理回路202は、コンピュータ100から供給された画像信号を基に、表示パネル部201に表示させる表示信号を生成する。
回転検出部203は、表示パネル部201の表面に沿った回転角度を検出して、回転検出信号を出力する。本実施の形態では、例として、回転検出信号は、表示パネル部201が横長表示の状態であるか、あるいは縦長表示の状態であるかを示す2値信号とされる。回転検出信号は、横長表示の状態ではH(ハイ)レベルとなり、縦長表示の状態ではL(ロー)レベルとなる。
なお、信号出力値の切り替えタイミングとしては種々考えられるが、例えば、表示パネル部201の長手方向が水平な状態である場合に回転検出信号をHレベルとし、その状態から表示パネル部201が少しでも回転されれば、回転検出信号をLレベルに切り替えるようにする。あるいは、その逆に、表示パネル部201の長手方向が垂直な状態である場合にLレベルとし、その状態から表示パネル部201が少しでも回転されれば、回転検出信号をHレベルとしてもよい。また、他の例としては、表示パネル部201が回転する90度分の回転範囲内で所定の基準角度を決めておき、回転角度がその基準角度を超えるか否かによって信号出力値を決定してもよい。
なお、本実施の形態では、表示デバイスとしてLCDを用いた表示装置を適用したが、これに限らず、CRT(Cathode Ray Tube)や有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの他の表示デバイスを用いた表示装置が適用されてもよい。
図3は、コンピュータが備える機能を示すブロック図である。
図3に示すように、コンピュータ100は、プログラム実行監視部111、表示パネル監視部112および表示回転制御部113を備えている。これらの各機能は、画像回転制御プログラム110がCPU101により実行されることによって実現される。この画像回転制御プログラム110は、例えば、コンピュータ100の起動に伴って自動的に起動され、コンピュータ100が稼動している間、液晶モニタ200からの回転検出信号を監視して、この信号に応じて表示画像の回転を制御するための処理を実行する。
また、コンピュータ100はさらに、表示信号生成部121、プログラム管理部131および表示処理部132を備えている。
表示信号生成部121は、CPU101により、対応するアプリケーションプログラム120が実行されることで実現される機能である。従って、CPU101により複数のアプリケーションプログラム120が実行された場合には、それらのアプリケーションプログラムごとに表示信号生成部121の機能も実現される。
表示信号生成部121は、対応するアプリケーションプログラム120の実行に伴って、表示装置に表示させるべき画像の信号を生成する。そして、その画像信号を表示処理部132に出力する。この画像信号に基づく画像は、例えば、テキスト文書、図面、カラー写真画像など、アプリケーションプログラム120に応じて構成される。以下、表示信号生成部121によってアプリケーションプログラム120ごとに生成される画像を、“アプリケーション画像”と呼ぶことにする。
プログラム管理部131は、CPU101によりOSが実行されることで実現される機能である。プログラム管理部131は、CPU101により現在実行されているアプリケーションプログラム120を管理する。このために、例えば、実行中のアプリケーションプログラム120を識別するためのプログラム識別情報(例えば、実行ファイル名など)を保持する。
表示処理部132は、グラフィック処理部105を制御するためのドライバがCPU101により実行されることで実現される機能である。表示処理部132は、表示信号生成部121からのアプリケーション画像の信号に基づき、表示装置(ここでは液晶モニタ200の表示パネル部201)に画像を表示させるための表示信号を生成して、グラフィック処理部105に出力する。
このとき、表示パネル部201の回転に応じて、アプリケーション画像を表示パネル部201とは逆の方向に90度回転させることも可能になっている。また、アプリケーション画像を回転させた場合には、回転後の表示画像全体の解像度などに応じて、アプリケーション画像が表示されるウィンドウの大きさなどを自動的に調整できるようにしてもよい。
ただし、アプリケーション画像の回転や、回転後のウィンドウの大きさ調整などは、アプリケーションプログラム120ごとに正常に実行可能なものとそうでないものとがあり得る。そこで、本実施の形態では、表示処理部132におけるアプリケーション画像の回転の可否が、画像回転制御プログラム110の表示回転制御部113から制御されるようになっている。
なお、表示処理部132を実現するドライバとしては、OSに標準搭載されたドライバが利用されてもよい。また、例えば、アプリケーション画像を表示するためのウィンドウの生成など、表示処理部132の機能の一部がOSの機能として実現されてもよい。
次に、画像回転制御プログラム110により実現される各機能について説明する。最初に、画像回転制御プログラム110の実行のために必要とされる回転可否テーブル114および画面管理テーブル115について説明する。
図4は、回転可否テーブルのデータ構成例を示す図である。
回転可否テーブル114には、コンピュータ100にインストールされたアプリケーションプログラム120を識別するためのプログラム識別情報のそれぞれに対して、アプリケーション画像の回転の可否を示す情報が対応付けて登録されている。
ここでは、表示パネル部201を横長表示とした状態を通常の表示状態とし、回転可否テーブル114には、各アプリケーションプログラム120が、アプリケーション画像の縦長表示に対応しているか否かを示す縦長表示可否情報が登録されることにする。図4の例では、縦長表示に対応していれば縦長表示可否情報は“1”とされ、対応していなければ“0”とされている。
この回転可否テーブル114は、コンピュータ100の例えばHDD103に、あらかじめ記憶される。また、新たなアプリケーションプログラム120がコンピュータ100にインストールされた場合には、例えばユーザの入力操作に応じて、新たなプログラム識別情報と縦長表示可否情報とが回転可否テーブル114に登録されてもよい。
図5は、画面管理テーブルのデータ構成例を示す図である。
画面管理テーブル115は、画像回転制御プログラム110の実行中に、RAM102またはHDD103などに一時的に生成されるテーブル情報である。この画面管理テーブル115には、現在実行されているアプリケーションプログラム120についてのプログラム識別情報のそれぞれに対して、回転可否テーブル114に基づく縦長表示可否情報が登録されている。
以下、図3に戻って説明する。
プログラム実行監視部111は、CPU101により実行されているアプリケーションプログラム120を監視する。本実施の形態では、例として、OSの機能であるプログラム管理部131に対して、実行されているアプリケーションプログラム120を問い合わせるが、その他の方法によって実行されているアプリケーションプログラム120を認識してもよい。
プログラム実行監視部111は、現在実行されているアプリケーションプログラム120を認識すると、そのプログラムに対応する縦長表示可否情報を回転可否テーブル114から読み出し、そのプログラムのプログラム識別情報に対応付けて、画面管理テーブル115に登録する。
従って、この画面管理テーブル115では、新たなアプリケーションプログラム120が起動されるたびに、そのプログラム識別情報と縦長表示可否情報とが、プログラム実行監視部111によって登録される。また、アプリケーションプログラム120の実行が終了されると、そのプログラム識別情報と縦長表示可否情報とが、プログラム実行監視部111によって画面管理テーブル115から削除される。
なお、プログラム実行監視部111による実行中のアプリケーションプログラム120の監視処理は、画像回転制御プログラム110が実行されている間、継続して実行される。例えば、プログラム実行監視部111は、プログラム管理部131に対して、一定時間ごとに現在実行されているアプリケーションプログラム120を問い合わせる。
表示パネル監視部112は、液晶モニタ200からの回転検出信号を監視し、表示パネル部201の状態を表示回転制御部113に通知する。
表示回転制御部113は、表示パネル監視部112からの通知に基づき、表示パネル部201が縦長表示の状態であると判定すると、画面管理テーブル115を参照する。そして、現在実行されているアプリケーションプログラム120の中に、縦長表示が不可能なものが含まれているか否かを判定し、その判定結果に応じて、アプリケーション画像を回転させるか否かを決定する。
なお、以上のような処理機能を実現する画像回転制御プログラム110は、表示処理部132を実現するドライバの一部として記述されてもよい。
図6は、第1の実施の形態に係る表示回転制御部の処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すフローチャートは、表示パネル部201が横長表示を行っている状態において、表示回転制御部113によって実行される処理の手順を示したものである。
表示回転制御部113は、まず、表示パネル監視部112から通知される情報を監視し、表示パネル部201が横長表示の状態から縦長表示の状態となるように回転されたか否かを判定する(ステップS11)。この処理は、例えば、画像回転制御プログラム110の起動直後、および、表示パネル部201が一旦縦長表示の状態となってから横長表示の状態に戻った後の各タイミングを起点として、一定時間ごとに実行される。
表示パネル部201が回転したと判定すると、表示回転制御部113は、画面管理テーブル115を参照して、現在実行されているアプリケーションプログラム120の中に、縦長表示が不可能なものが含まれているか否かを判定する(ステップS12)。
ここで、画面管理テーブル115に登録されたすべてのアプリケーションプログラム120について、縦長表示が可能となっていた場合には、表示回転制御部113は、表示処理部132に対して、表示パネル部201が縦長表示の状態であることを通知するとともに、アプリケーション画像を90度回転させるように要求する(ステップS13)。これにより、表示パネル部201に表示されているアプリケーション画像が、表示パネル部201の回転方向とは逆の方向に90度回転される。
一方、ステップS12において、画面管理テーブル115に登録されたアプリケーションプログラム120の中に、縦長表示が不可能なものが1つでもあった場合には、表示回転制御部113は、表示処理部132に対して、表示パネル部201が縦長表示の状態であることを通知せず、アプリケーション画像の回転も要求しない。この処理の例としては、横長表示の状態であることを通知したまま、通知情報を変化させないようにすればよい。さらに、このとき、表示回転制御部113は、縦長表示が不可能であることをユーザに通知するための警告画像を表示するよう、表示処理部132に要求する(ステップS14)。
これにより、表示パネル部201の表示面には警告画像が表示される。なお、警告画像としては、例えば、“画像の回転に対応していないソフトウェアが実行されています。”といった文字情報を表示することができる。
以上の処理によれば、アプリケーション画像を回転させたときに正常に表示できない可能性のあるアプリケーションプログラム120が実行されている状態において、ユーザが表示パネル部201を縦長表示の状態となるように回転させた場合に、異常な表示が行われる事態が防止できる。また、このようなときに、異常な表示を行ったアプリケーションプログラム120、あるいはその他のアプリケーションプログラム120などの実行エラーが発生することを防止することもでき、例えば、そのために作成中のデータが破壊されるといった事態も防止できる。
また、表示パネル部201が回転されたときに、表示処理部132の処理によりアプリケーション画像の回転を実行させないようにすることで、ユーザから見たとき、表示パネル部201の回転方向と同じ方向にアプリケーション画像も回転されるので、ユーザは、回転表示に対応していないアプリケーションプログラム120が実行されていることを容易に認識できる。さらに、警告表示が行われることで、回転表示に対応していないアプリケーションプログラム120が実行されていることを、明確にユーザに通知できるようにもなる。
なお、上記の図6では、表示パネル部201が横長表示を行っている状態における処理について説明したが、その後に表示パネル部201が再度、横長表示となるように逆方向に回転された場合には、アプリケーション画像が回転済みである場合には(すなわち、直前の図6のステップS13が実行されていた場合には)、表示回転制御部113は、表示処理部132に対して、表示パネル部201が横長表示の状態であることを通知するとともに、アプリケーション画像を、ステップS13での回転方向とは逆の方向に90度回転させるように要求する。これにより、表示パネル部201に表示されているアプリケーション画像が、表示パネル部201の回転方向とは逆の方向に90度回転される。
次に、上記の第1の実施の形態の変形例を、第2の実施の形態として説明する。この第2の実施の形態に係る表示システムは、図2と同様のシステム構成を有し、システム内の各装置も、図2と同様のハードウェア構成を有する。以下、このような表示システムにおけるコンピュータの機能について説明する。
図7は、第2の実施の形態に係るコンピュータの機能を示すブロック図である。なお、この図7では、図3に対応する構成要素には同じ符号を付しており、それらの説明を適宜省略する。
図7に示すコンピュータ100aでは、画像回転制御プログラム110aが実行されることにより、プログラム実行監視部111a、表示パネル監視部112および表示回転制御部113aの各機能が実現される。これらのうち、表示パネル監視部112の機能は図3の場合と全く同様である。
プログラム実行監視部111aは、図3に示したプログラム管理部131の代わりに、ウィンドウ管理部133に対して、実行中のアプリケーションプログラム120を問い合わせる。ウィンドウ管理部133は、例えば、OSの実行によって実現される機能であり、現在実行されているアプリケーションプログラム120の識別情報と、各アプリケーションプログラム120に対応するアプリケーション画像が表示されたウィンドウの位置(ここでは、画面に向かって前後方向の位置を指す)や大きさなどを管理している。
従って、プログラム実行監視部111aは、ウィンドウ管理部133に対する問い合わせによって、現在実行されているアプリケーションプログラム120を認識することができ、それらの対応するプログラム識別情報を画面管理テーブル115aに登録する。このとき、第1の実施の形態のプログラム実行監視部111と同様に、認識したアプリケーションプログラム120に対応する縦長表示可否情報を回転可否テーブル114から読み込み、プログラム識別情報に対応付けて画面管理テーブル115aに登録する。
さらに、プログラム実行監視部111aは、ウィンドウ管理部133に対して、実行中のアプリケーションプログラム120によりそれぞれ生成されるアプリケーション画像が表示されるウィンドウの位置を問い合わせ、最前面に表示されているウィンドウ内のアプリケーション画像に対応するアプリケーションプログラム120を認識する。そして、認識したアプリケーションプログラム120を示すプログラム識別情報に対応付けて、ウィンドウが最前面に表示されていることを示す情報を、画面管理テーブル115aに登録しておく。
表示回転制御部113aは、基本的には、第1の実施の形態の表示回転制御部113と同様に、表示パネル監視部112からの通知に基づき、表示パネル部201が縦長表示の状態であると判定すると、画面管理テーブル115aを参照する。そして、画面管理テーブル115aの登録情報に応じて、アプリケーション画像を回転させるか否かを決定する。ただし、画面管理テーブル115aの登録情報のうち、最前面に表示されているアプリケーション画像に対応する登録情報に従って、アプリケーション画像を回転させるか否かを決定する点が、第1の実施の形態とは異なる。
図8は、第2の実施の形態に係る表示回転制御部の処理手順を示すフローチャートである。
この図8に示すフローチャートは、図6の場合と同様に、表示パネル部201が横長表示を行っている状態において、表示回転制御部113aによって実行される処理の手順を示したものである。
表示回転制御部113aは、まず、表示パネル監視部112から通知される情報を監視し、表示パネル部201が横長表示の状態から縦長表示の状態となるように回転されたか否かを判定する(ステップS21)。この処理内容は、図6のステップS11の処理と同様であり、処理の実行タイミングもステップS11と同様とすることができる。
表示パネル部201が回転したと判定すると、表示回転制御部113aは、画面管理テーブル115aを参照して、最前面に表示されているウィンドウに対応する縦長表示可否情報を読み取る(ステップS22)。そして、縦長表示が可能であるか否かを判定する(ステップS23)。
ここで、縦長表示が可能と判定された場合には、表示回転制御部113aは、表示処理部132に対して、表示パネル部201が縦長表示の状態であることを通知するとともに、最前面に表示されたアプリケーション画像を90度回転させるように要求する(ステップS24)。これにより、表示パネル部201において最前面に表示されているアプリケーション画像が、表示パネル部201の回転方向とは逆の方向に90度回転される。
一方、ステップS23において、縦長表示が不可能と判定された場合には、表示回転制御部113aは、図6のステップS14と同様に、表示処理部132に対して、表示パネル部201が縦長表示の状態であることを通知せず、アプリケーション画像の回転も要求しない。さらに、表示回転制御部113aは、縦長表示が不可能であることをユーザに通知するための警告画像を表示するよう、表示処理部132に要求する(ステップS25)。これにより、表示パネル部201の表示面には警告画像が表示される。
なお、以上の処理の後、最前面のウィンドウが、他のアプリケーション画像を表示するウィンドウに切り替わった場合には、プログラム実行監視部111aによって画面管理テーブル115aの登録情報が更新される。表示回転制御部113aは、画面管理テーブル115aの登録情報を基に、または、プログラム実行監視部111aからの通知に応じて、最前面のウィンドウが切り替わったことを認識できる。このとき、表示回転制御部113aは、例えば、画面管理テーブル115aを参照して新たに最前面に表示されたウィンドウに対応する縦長表示可否情報を読み取り、読み取った情報に応じて、そのウィンドウ内のアプリケーション画像を回転させるか否かを決定し、上記のステップS24またはS25の処理を実行すればよい。
以上の処理によれば、アプリケーション画像を回転させたときに正常に表示できない可能性のあるアプリケーションプログラム120によるアプリケーション画像が最前面に表示されている状態において、ユーザが表示パネル部201を縦長表示の状態となるように回転させた場合に、異常な表示が行われる事態が防止できる。また、第1の実施の形態と同様に、このときにプログラムの実行エラーやデータの破壊などが発生することも防止できる。さらに、警告表示により、ユーザに対して、回転表示に対応していないアプリケーションプログラム120が実行されていることを通知できる。
なお、この第2の実施の形態において、上記の図8の処理の後に、表示パネル部201が再度、横長表示となるように逆方向に回転された場合には、第1の実施の形態の場合と同様の処理によって、回転済みのすべてのアプリケーション画像を元の方向に回転させるようにすればよい。
また、プログラム実行監視部111aは、第1の実施の形態と同様に、プログラム管理部131に対して問い合わせることにより、現在実行されているアプリケーションプログラム120を認識するようにしてもよい。
次に、表示装置に、表示パネル部を横長表示の状態から回転させないようにその回転動作を規制するロック機構を設けた場合について、補足説明する。
図9は、液晶モニタに設けられた回転ロック機構の構成例を示す図である。
図9において、支持部材211は、図示しない表示パネル部201をその背後から支持するための部材であり、この支持部材211には、回転軸部材212が固定されている。一方、回転部材221は、表示パネル部201の背面に固定されている部材である。そして、回転部材221の中心孔には回転軸部材212が貫接されており、回転部材221は、回転軸部材212に対して回動可能な状態となっている。このような構成により、回転部材221に固定された表示パネル部201は、回転軸部材212を中心として回動可能とされている。
また、回転部材221の周縁部には、ロック部材213と係合する係合部材222が固定されている。ロック部材213は、支持部材211の表示パネル部201の側から突出するように構成され、支持部材211の内部に設けられた図示しない収容機構によって、支持部材211から突出しないように支持部材211の内部に収容することが可能となっている。
ロック部材213が支持部材211から突出状態となっているとき、ロック部材213が係合部材222の内孔部を貫通して互いに係合することで、回転部材221の回転が規制される。このとき、表示パネル部201が横長表示の状態になるようにすることで、ロック部材213を突出させたときに、表示パネル部201を横長表示の状態で固定し、ロック部材213を収容したときに、表示パネル部201を縦長表示の状態となるように回転可能な状態とすることができる。
従って、このような回転ロック機構を液晶モニタ200に設けておき、コンピュータ(図3のコンピュータ100、または図7のコンピュータ100a)からロック部材213の収容機構を制御することによって、表示パネル部201を縦長表示の状態となるように回転可能とするか否かを制御することが可能となる。
上記の回転ロック機構に対する最も簡単な制御手順としては、現在実行中のアプリケーションプログラム120のうちの少なくとも1つ、または、現在最前面に表示されているアプリケーション画像に対応するアプリケーションプログラム120が、縦長表示に対応していない場合には、ロック部材213を突出状態として、表示パネル部201が縦長表示の状態とならないようにその回転を規制してしまうという手順が考えられる。
また、上記の回転ロック機構において、ロック部材213を突出状態としたときに、表示パネル部201が90度未満の所定の角度の範囲内(すなわち、完全に縦長表示の状態にはならないような回転角度の範囲内)でのみ回転可能な状態としておくことで、コンピュータは、回転検出信号によって、表示パネル部201が少なくとも横長表示の状態であるか否かを判別できるようになる。従ってこの場合には、回転ロック機構に対する制御と、上記の第1の実施の形態または第2の実施の形態のような表示処理部132に対する画像回転の制御とを併用することができる。
例えば、第1の実施の形態において、表示回転制御部113は、新たなアプリケーションプログラム120が実行されると、画面管理テーブル115を参照して、そのアプリケーションプログラム120が縦長表示に対応しているか否かを判定し、対応していなかった場合には、ロック部材213を突出状態とするように液晶モニタ200に要求する。また、表示回転制御部113は、現在実行中のアプリケーションプログラム120のすべてが縦長表示可能であるか否かを、随時監視していてもよい。
また、第2の実施の形態においては、表示回転制御部113aは、最前面に表示されているアプリケーション画像に対応するアプリケーションプログラム120が、縦長表示に対応しているか否かを随時監視し、縦長表示に対応していない場合には、ロック部材213を突出状態とするように液晶モニタ200に要求する。
なお、ロック部材213を突出させるか否かを制御するための制御信号は、例えば、図2に示した通信I/F106から液晶モニタ200に対して送信されればよい。
このような処理により、表示パネル部201をユーザが回転させようとしたとき、その回転が規制されるとともに、表示処理部132による画像回転処理も実行されない。さらに、ユーザは画面上の警告表示を視認して、縦長表示が不可能であることを認識できる。
なお、ロック部材213を突出状態としたときでも表示パネル部201を所定の角度だけ回転可能にする方法としては、例えば、ロック部材213が貫通している係合部材222の内孔部の大きさを、回転部材221の外周面に沿ってロック部材213の幅より大きくしておく方法が考えられる。また、他の方法としては、ロック部材213を突出状態としたときに、ロック部材213自体が回転部材221の外周面の方向に所定の距離だけ移動可能にしておく方法も考えられる。
なお、以上の説明では、コンピュータなどの情報処理装置と、液晶モニタなどの表示装置とが接続されたシステムについて説明したが、これらの装置が共通の筐体内に一体に設けられた装置において、上記の各機能を実現することも可能である。そのような装置の代表的な例としては、表示装置が一体化されたPCなどが考えられる。
なお、上記のように画像の回転を制御するための機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合には、上記機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そして、そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録された光ディスクなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、そのプログラムを、サーバコンピュータからネットワークを介して他のコンピュータに転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
実施の形態に係る情報処理装置の概要を示す図である。 第1の実施の形態に係る表示システムのハードウェア構成を示す図である。 コンピュータが備える機能を示すブロック図である。 回転可否テーブルのデータ構成例を示す図である。 画面管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 第1の実施の形態に係る表示回転制御部の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るコンピュータの機能を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る表示回転制御部の処理手順を示すフローチャートである。 液晶モニタに設けられた回転ロック機構の構成例を示す図である。
符号の説明
10 情報処理装置
11 表示制御部
12 回転角度判別部
13 画像回転判定部
14 回転可否情報
20 表示装置
21 表示パネル部

Claims (5)

  1. 表示面に沿って回転可能な表示パネル部を備えた表示装置に対して画像を表示させる情報処理装置において、
    当該情報処理装置で実行中のプログラムによってそれぞれ生成されて前記表示パネル部に表示させる表示画像を、前記表示パネル部の回転方向とは逆の方向に回転させる表示制御部と、
    前記表示装置から受け付けた回転検出信号に基づいて前記表示パネル部の回転角度を判別する回転角度判別部と、
    前記表示パネル部の回転角度が第1の角度から第2の角度に変化したときに前記表示パネル部に表示させる前記表示画像を回転させるか否かを示す回転可否情報を、当該情報処理装置で実行されるプログラムごとに記憶する情報記憶部と、
    前記回転角度判別部によって前記表示パネル部の回転角度が前記第1の角度から前記第2の角度に変化したと判別されたとき、前記回転可否情報に基づき、現在表示中の前記表示画像を生成しているプログラムについて当該表示画像の回転が許可されている場合には、前記表示制御部に対して当該表示画像の回転を要求し、現在表示中の前記表示画像を生成しているプログラムについて当該表示画像の回転が許可されていない場合には、前記表示制御部に対して当該表示画像の回転を禁止する画像回転判定部と、
    を有し、
    外部からの制御に応じて、前記表示パネル部の回転角度を、前記第1の角度から、前記第1の角度と前記第2の角度との角度差より小さい所定の範囲内に規制する回転規制部を、前記表示装置が有する場合に、
    前記画像回転判定部は、前記回転可否情報に基づき、現在表示中の前記表示画像を生成しているプログラムについて当該表示画像の回転が許可されていないときに、前記表示パネル部の回転角度を前記所定の範囲内に規制するように、前記回転規制部を制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記画像回転判定部は、前記回転角度判別部によって前記表示パネル部の回転角度が前記第1の角度から前記第2の角度に変化したと判別されたとき、前記回転可否情報に基づき、現在実行中のプログラムのうち少なくとも1つのプログラムについて前記表示画像の回転が許可されていない場合には、前記表示制御部に対して対応するすべての前記表示画像の回転を禁止し、それ以外の場合には、前記表示制御部に対して少なくとも現在表示中の前記表示画像の回転を要求することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記画像回転判定部は、前記回転角度判別部によって前記表示パネル部の回転角度が前記第1の角度から前記第2の角度に変化したと判別されたとき、前記回転可否情報に基づき、現在実行中のプログラムのうち最前面に表示されている前記表示画像を生成しているプログラムについて、当該表示画像の回転が許可されていない場合には、前記表示制御部に対して当該表示画像の回転を禁止し、当該表示画像の回転が許可されている場合には、前記表示制御部に対して当該表示画像の回転を要求することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記画像回転判定部は、前記回転角度判別部によって前記表示パネル部の回転角度が前記第1の角度から前記第2の角度に変化したと判別されたとき、現在表示中の前記表示画像の回転が許可されていない場合には、前記表示制御部に対して、当該表示画像の回転が許可されていないことを示す警告表示を前記表示パネル部に表示させるように要求することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 表示面に沿って回転可能な表示パネル部を備えた表示装置に対して画像を表示させる情報処理装置における表示制御方法であって、
    回転角度判別部が、前記表示装置から受け付けた回転検出信号に基づいて前記表示パネル部の回転角度を判別し、
    前記回転角度判別部によって前記表示パネル部の回転角度が第1の角度から第2の角度に変化したと判別されたとき、画像回転判定部が、当該情報処理装置で実行されるプログラムによってそれぞれ生成されて前記表示パネル部に表示させる表示画像の回転の可否を示す回転可否情報をプログラムごとに記憶した情報記憶部を参照し、現在表示中の前記表示画像を生成しているプログラムについて当該表示画像の回転が許可されている場合には、当該表示画像を前記表示パネル部の回転方向とは逆の方向に回転させて表示させ、現在表示中の前記表示画像を生成しているプログラムについて当該表示画像の回転が許可されていない場合には、当該表示画像の回転を禁止する、
    処理を含み、
    外部からの制御に応じて、前記表示パネル部の回転角度を、前記第1の角度から、前記第1の角度と前記第2の角度との角度差より小さい所定の範囲内に規制する回転規制部を、前記表示装置が有する場合に、前記画像回転判定部は、前記回転可否情報に基づき、現在表示中の前記表示画像を生成しているプログラムについて当該表示画像の回転が許可されていないときに、前記表示パネル部の回転角度を前記所定の範囲内に規制するように、前記回転規制部を制御することを特徴とする表示制御方法。


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