JP6143526B2 - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、装置の姿勢、傾きなどに応じて表示画像を回転させる技術に関する。
スマートフォンやタブレットなどディスプレイを備えた情報処理装置では、装置の傾き(姿勢)の変化に応じて、ディスプレイに出力する表示画像を回転させる機能(表示画像の自動回転)を有するものがある。これにより、ユーザは、表示される内容の大きさを、縦長の画面にフィットさせたり、横長の画面にフィットさせたりして、表示内容の幅及びサイズを調整することができる。情報処理装置の姿勢は、情報処理装置に搭載された重力センサにより検知されることが知られている。この検知結果に応じて、表示内容を重力加速度方向に表示画像の底辺(下方向)を合わせるように制御される。
しかし、上記したような制御方法では、ユーザが情報処理装置を持って寝転がっているような状態では、情報処理装置の姿勢が安定せずに、ユーザの意図しない方向へ表示画像が回転してしまう、という問題がある。
このような問題を解決する従来技術として、特許文献1に開示された携帯端末装置がある。この携帯端末装置では、携帯端末装置が鉛直方向下へ一定距離以上動いたことを検知したときに、表示画像の自動回転をロックする。具体的には、携帯情報装置が鉛直方向下へ一定距離以上動いた場合、ユーザが寝転がったとものと判定して、表示画像の自動回転をロックする。これにより、ロックされた後は、情報処理装置の姿勢が安定しなくても、表示画像が回転してしまうことを防止する。
特開2012−058332号公報
特許文献1に開示された携帯端末装置によれば、装置の移動後に生じる表示画像の自動回転をロックすることができる。装置を移動させようとすると、移動の途中で自動回転が生じてしまうこともある。例えば、ユーザが装置を机に置く場合、まず机の水平面に装置の外周右辺を触れさせてから、次に装置の背面が机に触れるように装置を移動させる。これは、ユーザにとっては、装置をそっと机に置くための自然な動作である。つまり、ユーザは意図的に表示画像の向きを変えようとしているわけではない。しかしながら、この場合であっても、机に装置の右側端を触れさせたときの傾きに応じて、表示画像は自動回転してしまう。このように、装置の移動中において、ユーザが意図しない方向へ表示画像が自動回転してしまう、という課題が残る。
本発明は、移動中の装置の姿勢変化に伴う表示画像の回転を、移動後の状況に応じてキャンセルすることを、主たる目的とする。
本発明の情報処理装置は、表示部に表示させる画像の方向を制御する情報処理装置であって、前記情報処理装置の姿勢を表す情報を周期的に取得する取得手段と、前記取得手段が取得する情報の変化に基づいて、前記情報処理装置の回転が検知された場合、前記表示部に表示させる画像を前記情報処理装置の回転方向に応じた方向に回転させる第1の表示変更手段と、前記第1の表示変更手段による前記画像の回転をキャンセルするかを、前記情報処理装置の回転が検知されるかにはよらずに判定する回転キャンセル判定手段と、
前記取得手段が周期的に取得する情報に基づいて、前記第1の表示変更手段による前記画像の回転が開始されてから第1の所定時間の間に、前記情報処理装置が水平面に静止されたか否かを判定する水平静止判定手段と、前記画像の回転をキャンセルすると前記回転キャンセル判定手段が判定した場合に、前記表示部に表示させる画像を、第1の表示変更手段による回転と逆方向に回転させる第2の表示変更手段と、を有し、前記回転キャンセル判定手段は、前記水平静止判定手段により、前記第1の所定時間の間に、前記情報処理装置が水平面に静止されたと判定された場合に、前記第1の表示変更手段による前記画像の回転をキャンセルすると判定することを特徴とする。
本発明によれば、移動中の装置の姿勢変化に伴う表示画像の回転を、移動後の状況に応じてキャンセルすることができる。
情報処理装置のハードウェア構成例のブロック図。 表示部における表示画像の方向を説明するための図。 情報処理装置の機能構成例のブロック図。 情報処理装置にかかる加速度の方向を説明するための図。 情報処理装置の基本的な動作を説明するためのフローチャート。 情報処理装置のメインループの処理手順を説明するためのフローチャート。 表示画像の回転判定の具体的な処理手順を説明するためのフローチャート。 次の表示画像の方向と現在の表示画像の方向とを比較して表示画像の回転方向と回転角度をそれぞれ導出するためのテーブル例。 表示画像回転のキャンセル判定の具体的な処理手順を説明するためのフローチャート。 水平静止判定の具体的な処理手順を説明するためのフローチャート。 (a)、(b)、(c)は、情報処理装置の動作のタイミングを説明するためのタイミングチャート。 水平静止判定の処理手順の別例を示したフローチャート。 表示画像回転のキャンセル判定の具体的な処理手順を説明するためのフローチャート。 第1変形例における情報処理装置の動作のタイミングを説明するためのタイミングチャート。 第5変形例における情報処理装置の基本的な動作を説明するためのフローチャート。
以下、図面を参照しながら実施形態を説明する。
[実施形態]
図1は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例のブロック図である。情報処理装置100の適用例として、スマートフォン、タブレット、電子辞書、PC(パーソナル・コンピュータ)などがある。その他、ユーザが手で持って移動させ、様々な姿勢で使用可能な装置に適応することができる。
情報処理装置100は、CPU101、RAM102、ROM103、加速度センサ105、タイマ106を内蔵した装置本体と、この装置本体の所定部位に設けられた表示部104とを含んで構成される。
CPU101は、情報処理装置100の各構成を統括的に制御する。CPU101は、RAM102やROM103に格納されているコンピュータプログラム及び各種データを用いて各種の処理を実行する。RAM102は、ROM103からロードされたコンピュータプログラムや各種データを一時的に記憶するためのワークエリアを有する。また、CPU101が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアを有する。つまり、RAM102は、各種のワークエリアを適宜提供することができる。ROM103は、コンピュータプログラムやデータを保持する。
表示部104は、表示画像を表示するディスプレイ(画面)およびインタフェースである。加速度センサ105は、情報処理装置100(装置本体)の動態、例えば加速度を連続的に検知する。「動態」とは姿勢が変化している状態をいう。タイマ106は、時間を計測するものであり、「動作中」と「停止」の2つの状態がある。タイマ106は、また、「開始」、「状態確認」、「停止」という3つのコマンドを受け付け、CPU101によりその動作が制御される。CPU101からのコマンドによるタイマ106の状態は、例えば以下のとおりである。
(1)「停止」の状態で「開始」のコマンドを受け付けると、「動作中」状態になる。
(2)「動作中」の状態で「停止」のコマンドを受け付けると、「停止」状態になる。
(3)「開始」のコマンドで指定した時間が経過すると、「停止」状態になる。
例えば、1200[ミリ秒]を設定して計測を開始する(「開始」コマンドを受け付ける)と、「動作中」状態になり、1200[ミリ秒]経過した後、「停止」状態になる。
(4)「状態確認」のコマンドを送ると、そのときのタイマ106の状態(「動作中」状態又は「停止」状態)を返す。
タイマ106は、ある動作の後に設定された時間の経過を計測する。例えば、ある動作の後、1200[ミリ秒]を設定して計測を開始する。次に、タイマ106の状態を確認する。タイマ106が「動作中」状態であれば、1200[ミリ秒]以内であることを表す。タイマ106が「停止」状態であれば、1200[ミリ秒]経過していることを表す。タイマ106は、後述する第1計測(タイマ1)と第2計測(タイマ2)の2とおりの計測を行う。
図2は、情報処理装置100の表示部104で表示画像が表示されている様子(以下、画面表示という)の例示図である。以降では、図2に図示するように、情報処理装置100を画面1041が縦長になる方向に配置した状態を正面から見たときの装置本体200の外周辺をそれぞれ「上」、「下」、「左」、「右」と定義する。図2(a)では、「A」という文字を含む表示画像が画面1041に表示されており、表示画像の内容における上下方向が、装置本体200に定義された上下方向と一致している例を示す。図2(a)のような画面1041の状態を、以下、「表示画像の方向が上」と呼ぶ。一方、図2(b)では、画面1041を正面から見たときに、「A」を含む表示画像が時計回りに90[°]回転している状態を示す。この画面1041の状態を、以下、「表示画像の方向が右」と呼ぶ。同様に、「表示画像の方向が下」(図示せず)、「表示画像の方向が左」(図示せず)と呼ぶ画面の状態がある。
図3は、情報処理装置100の機能構成例のブロック図である。本実施形態では、CPU101がROM103に記憶されているプログラムを呼び出し、RAM102に展開し実行することで、以下に説明する各機能を実現する。ここでROM103から呼び出されるプログラムには、後述するフローチャートに示す処理が含まれている。なお、例えば、上記CPU101を用いたソフトウェア処理の代替としてハードウェアを構成する場合には、ここで説明する機能(処理部)に対応させて演算部や回路を構成すれば良い。
図4は、本実施形態の情報処理装置100が、装置本体200の姿勢を取得するために検知する加速度の方向を説明するための図である。図4(a)に示すように、装置本体200の画面がある面を「表」として、装置本体200にかかる加速度の左方向の成分を「x」、右方向の成分を「−x」(−はマイナス、以下同じ。)とする。また、上方向の成分を「y」、下方向の成分を「−y」とする。図4(b)に示すように、表方向の成分を「z」、裏方向の成分を「−z」とする。図4(c)は、「表」を上にして、この画像表示装置100を水平面T(例えば机)に置いた様子を示す図である。図4(d)は、画像表示装置100の姿勢の一例として、水平方向から見て、画像表示装置100の右側が左側に比べて相対的に上になる方向で、且つ、45度傾いているときの様子を示す図である。画像表示装置100の姿勢は、左右方向の傾きと、上下方向の傾きとで表すことができる。
取得部301は、情報処理装置100の姿勢を示す情報を取得する。姿勢とは、鉛直方向に対する傾きや、表示部104の向きなどである。本実施形態の取得部301は、加速度センサ105の検知結果に基づいて、図4(a)、(b)に示す方向x(+x、−x)、方向y(+y、−y)、方向z(+z、−z)の3方向の成分に分けて情報処理装置100にかかっている加速度を計測する。
例えば、情報処理装置100の「表」を上にした状態で、情報処理装置100を水平面Tに置く(図4(c))。この時、情報処理装置100には鉛直下方向に1[G]の加速度(重力)がかかっている。これは、方向zでは−1[G]の加速度であり、方向xと方向yでは0[G]の加速度となる。
ここで、情報処理装置100にかかる加速度とは、重力加速度に加え、例えばユーザが情報処理装置100を移動することでかかる加速度の合計である。なお、ジャイロセンサを併用して、加速度の検知精度をより高めてもよい。
回転判定部302は、検知された情報に基づいて情報処理装置100の姿勢を推定し、その推定結果から表示画像を回転させる必要があるか否かを判定する。表示画像を回転させる必要があると判定した場合、さらに、表示画像を回転させる方向(時計回り、反時計回り)と角度(例えば90度、180度など)とを導出する。
第1の表示変更部303は、回転判定部302により表示画像を回転させる必要があると判定された場合に、導出された方向に導出された角度だけ表示画像を回転させる。
水平静止判定部304は、計測された加速度に基づいて、情報処理装置100が水平に静止している状態か否かを判定する。つまり、水平静止判定部304は、情報処理装置100が水平に静止した状態であることを検知することができる。
回転キャンセル判定部305は、第1の表示変更部303による表示画像の回転開始を起点に、所定時間(第1の所定時間)以内に情報処理装置100が水平に静止した場合、表示画像の回転をキャンセルすると判定する。
第2の表示変更部306は、表示画像の回転のキャンセルを実行する。具体的には、回転判定部302により導出された方向と逆方向で、且つ、同じ角度で表示画像を回転させる。例えば、導出された方向が時計回りの場合、反時計回りに同じ角度だけ回転させる。つまり、元の状態に戻る。表示画像の回転のキャンセルは、例えば第1の表示変更部303による表示画像の回転が終了したタイミングを契機にして開始する。すでに終了している場合は、直ちに開始する。
移動判定部307は、情報処理装置100が移動しているか、つまり、ユーザが情報処理装置100を移動させているか否かを判定する。
図5は、情報処理装置100の基本的な動作を説明するためのフローチャートである。本実施形態では、情報処理装置100が起動されたことに応じて、図5のフローチャートが開始され、周期的に処理が繰り返される。
まず、取得部301が、情報処理装置100の姿勢を示す情報として、加速度センサ105の検知結果を取得する。そして、回転判定部302は検知された重力加速度に基づいて、情報処理装置100の姿勢を推定する(S501)。
次に、回転判定部302は、S501で推定された情報処理装置100の姿勢から、表示画像を回転する必要があるか否かを判定する(S502)。表示画像を回転させる必要があると判定した場合(S502:YES)、表示画像を回転させる方向と角度とをそれぞれ導出して、その後、S503の処理へ進む。表示画像を回転させる必要がない場合は(S502:NO)、処理を終了する。なお、導出した回転の方向および角度は、例えばRAM102に記録される。
第1の表示変更部303は、S502で導出した方向と角度とに応じて表示画像を回転させる(S503)。本実施形態では、表示画像の回転の処理を開始して直ぐにS504へ進む。つまり、回転後の表示画像の描画が完了するのを待たずに処理を次のステップに進める。なお、処理がS504へ進んだ後も、第1の表示変更部303は、予定された角度まで表示画像の回転を継続させる。
回転キャンセル判定部305は、表示画像の回転をキャンセルするか否かを判定する(S504)。具体的には、表示画像の回転が開始された時刻を起点にした第1の所定時間以内に、水平静止判定部304により情報処理装置100が水平に静止したと判定された場合、表示画像の回転をキャンセルすると判定する。表示画像の回転をキャンセルすると判定した場合(S504:YES)、S505の処理へ進む。そうでない場合(S504:NO)、処理を終了する。
第2の表示変更部は、表示画像の回転をキャンセルし(S505)、S502で導出した方向と逆方向で、且つ、同じ角度だけ表示画像を回転させる。
以下、情報処理装置100の各動作について詳細に説明する。
図6は、情報処理装置100のメインループ(S502〜S505のループ)の処理手順の詳細を説明するためのフローチャートである。
回転判定部302は、表示画像を回転させる必要があるか否かを判定する(S601)。また、既に説明した通り、回転させる必要がある場合(S602:YES)、回転させる方向と角度とをそれぞれ導出する。その後、S606の処理へ進む。回転させる必要がない場合(S602:NO)、S603の処理へ進む。
回転させる必要がない場合(S602:NO)、回転キャンセル判定部305は、表示画像の回転をキャンセルするか否かを判定する(S603)。キャンセルする場合(S604:YES)、S608の処理へ進む。そして、第2の表示変更部306は、S606の処理で開始された表示画像の回転をキャンセルし(S608)、S601で導出した方向と逆方向で、且つ同じ角度だけ表示画像を回転させる。一方で、キャンセルしない場合(S604:NO)、S605の処理へ進む。そして情報処理装置100の終了指示を受け付けた場合(S605:YES)、処理を終了する。そうでない場合(S605:NO)、S601の処理へ戻り、さらに処理を続ける。
一方、回転させる必要がある場合(S602:YES)、第1の表示変更部303は、S601で導出した方向と角度とに応じて表示画像を回転させる(S606)。回転キャンセル判定部305は、タイマ1(第1計測)を開始する(S607)。例えば、800ミリ秒後に「停止」状態になるようにタイマ1を設定する。
例えば「表示画像の方向が上」の状態から、時計回りに90度回転させると、「表示画像の方向が右」の状態になる。表示画像の回転は、例えば一度に「表示画像の方向が右」の状態に変更してもよいし、アニメーションを用いて段階的に変更してもよい。
なお、一度に変更する場合、1秒間に60回表示画像を切り替える情報処理装置では、表示画像の書き換えのタイミングで「表示画像の方向が右」の状態にするために最大約17[ミリ秒](=1/60)かかる。また、アニメーションを用いる場合は、最終的に「表示画像の方向が右」の状態になるまで、約400[ミリ秒]程度かかる。
図7は、表示画像の回転判定(回転判定部302、S601)の具体的な処理手順を説明するためのフローチャートである。
回転判定部302は、情報処理装置100の姿勢を推定するため、取得部301により取得された重力加速度を解析する(S701)。
既に説明したように、図4(c)に示した姿勢であれば、情報処理装置100の方向xの重力加速度は0[G]である。また、図4(d)に示した姿勢であれば、情報処理装置100の方向xの重力加速度は−0.7[G]である。このように向かって右側を上げると、方向xの重力加速度が小さくなる。逆に、左側を上げると、方向xの重力加速度が大きくなる。このように、方向xの重力加速度から、情報処理装置100の左右の傾きを推定することができる。同様に、方向yの重力加速度から、情報処理装置100の上下の傾きを推定することができる。
回転判定部302は、方向xの重力加速度が−0.7[G]よりも小さいか否かを判定する(S702)。小さいと判定した場合(S702:YES)は、水平方向から見て、情報処理装置100の右側が左側に比べて相対的に上になる方向で、且つ、45度を超えて傾いていることを意味するので、次の表示画像の方向を「右」にする(S707)。すなわち、「表示画像の方向が右」の状態になるように情報処理装置100の表示画像の方向を変更する。大きい場合(S702:NO)は、S703の処理へ進む。
回転判定部302は、方向xの重力加速度が0.7[G]よりも大きいか否かを判定する(S703)。
具体的には、重力加速度が0.7[G]よりも大きいと判定した場合(S703:YES)は、水平方向から見て、情報処理装置100の左側が右側に比べて相対的に上になる方向で、且つ、45度を超えて傾いていることを意味する、次(変更後)の表示画像の方向を「左」にする(S708)。すなわち、「表示画像の方向が左」の状態になるように情報処理装置100の表示画像の方向を変更する。小さい場合(S703:NO)は、S704の処理へ進む。
回転判定部302は、方向yの重力加速度が−0.7[G]よりも小さいか否かを判定する(S704)。小さいと判定した場合(S704:YES)は、水平方向から見て、情報処理装置100の上側が下側に比べて相対的に上になる方向で、且つ、45度を超えて傾いていることを意味するので、次の表示画像の方向を「上」にする(S709)。すなわち、「表示画像の方向が上」の状態になるように情報処理装置100の表示画像の方向を変更する。大きい場合(S704:NO)は、S705の処理へ進む。
回転判定部302は、方向yの重力加速度が0.7[G]よりも大きいか否かを判定する(S705)。大きいと判定した場合(S705:YES)は、水平方向から見て、情報処理装置100の下側が上側に比べて相対的に上となる方向で、且つ、45度を超えて傾いていることを意味するので、次の表示画像の方向を「下」にする(S710)。すなわち、「表示画像の方向が下」の状態になるように情報処理装置100の表示画像の方向を変更する。小さい場合(S705:NO)、回転判定部302は、表示画像を回転する必要がないと判定する(S706)。
回転判定部302は、現在の表示画像の方向と次の表示画像の方向とを比較して、その方向が異なるか否か判定する(S711)。比較した結果、同じであると判定した場合(S711:NO)、表示画像の回転する必要はない(S706)ため、処理を終了する。また、比較した結果、異なると判定した場合(S711:YES)、表示画像の回転が必要と判定される。そして、現在の表示画像の方向と次の表示画像の方向に応じて、表示画像を回転させる方向と角度とをそれぞれ導出する(S712)。
本実施形態では、表示画像を回転させる方向および角度は、例えば図8に示すテーブルを参照して導出する。図8に示すテーブルは、現在の表示画像の方向(上・下・左・右)、次の表示画像の方向(上・下・左・右)、表示画像を回転させる方向と角度(無し(0度)を含む)とが関連付けられ、ROM103に予め記録されている。
「現在の表示画像の方向」とは、傾きに応じて表示画像を回転させる前、つまり直近に検知された傾きに応じた表示画像の方向である。また、「次の表示画像の方向」とは、検知された傾きに応じてこれから表示画像を回転させたときの結果としての表示画像の方向である。
例えば、現在の表示画像の方向が「上」で、次の表示画像の方向が「右」である場合、表示画像を回転させる方向が「時計回り」で、且つ、角度が「90度」と導出される。また、例えば現在の表示画像の方向が「上」で、次の表示画像の方向が「上」である場合、表示画像を回転させる方向が同じであるため、表示画像を回転させる必要はない、ということになる。
図9は、表示画像回転のキャンセル判定(回転キャンセル判定部305、S603)の具体的な処理手順を説明するためのフローチャートである。
回転キャンセル判定部305は、例えば机に情報処理装置100が置かれたなど、情報処理装置100が水平に静止した状態であるか否かを判定する(S901)。水平に静止した状態であれば(S902:YES)、S903の処理へ進む。そうでなければ(S902:NO)、処理を終了する。
回転キャンセル判定部305は、S607(図6)の処理で開始したタイマ1が「動作中」状態か否かを判定する(S903)。「動作中」状態であれば(S903:YES)、表示画像の回転をキャンセルすると判定し(S904)、その後、タイマ1を「停止」状態にする(S905)。「停止」状態であれば(S903:NO)、処理を終了する。
表示画像の回転のキャンセル判定について具体的に説明する。タイマ1が「動作中」状態であるということは、表示画像の回転を開始してから第1の所定時間以内に、情報処理装置100が水平面に置かれたことを意味する。言い換えると、水平面に情報処理装置100を置く直前に、表示画像が回転したことを意味する。例えば、情報処理装置100を机に置く場合、ユーザは、まず情報処理装置100の右側を机に置いて(触れさせて)から、左側を机に置く(触れさせる)ように動作を行う。これは、情報処理装置100を、そっと机に置くためのユーザの自然な動作である。つまり、意図して表示画像の向きを変えるための動作ではない。よって、前述の条件が満たされたときの表示画像の回転は、ユーザが意図するものではない。よって、表示画像の回転をキャンセルする必要が生じる。
図10は、図9で説明した情報処理装置100の水平静止判定(水平静止判定部304、S901)の具体的な処理手順を説明するためのフローチャートである。
水平静止判定部304は、情報処理装置100にかかっている加速度の計測結果を取得する(S1001)。
例えば、情報処理装置100の「表」を上にした状態で、情報処理装置100を水平面Tに置く(図4(c))。このとき、情報処理装置100には鉛直下方向に1[G]の加速度(重力)がかかっている。これは、方向zでは−1[G]の加速度であり、方向xと方向yでは0[G]の加速度となる。このようにして、情報処理装置100が水平に静止しているか否かを判定する。
水平静止判定部304は、情報処理装置100の方向x、方向y、方向zそれぞれの加速度が、以下に示す条件すべてを満たすものであるか否かを判定する(S1002)。条件は、方向xの加速度が−0.05[G]より大きく、且つ、0.05[G]より小さいことである。その他に、方向yの加速度が−0.05[G]より大きく、且つ、0.05[G]より小さいこと、さらに、方向zの加速度が−0.95[G]よりも小さいことである。
なお、情報処理装置100の方向x、方向yの加速度が0[G]で、方向zの加速度が−1[G]であれば、理想的な水平静止状態であるといえる。しかし、情報処理装置100が、例えば机に置かれる場合、その立て付け具合によっては少しだけ傾いているケースもある。この場合も考慮して、各条件の加速度にマージンを持たせている。
情報処理装置100の方向x、方向y、方向zの各加速度が、所定の条件のすべてを満たすものであれば(S102:YES)、水平静止判定部304は、変数counterの値に「1」を加算する(S1003)。満たさなければ(S102:NO)、変数counterの値を「0」にして初期化し(S1006)、その後、処理を終了する。 なお、情報処理装置100の起動時には、変数counterの値を「0」にして初期化される。
水平静止判定部304は、変数counterの値が、所定値N(Nは自然数)以上か否かを判定する(S1004)。所定値N以上である場合(S1004:YES)、情報処理装置100が水平に静止した状態であると判定する(S1005)。そうでない場合(S1005:NO)、処理を終了する。
具体的には、S1002の処理の条件を一定回数以上連続して満たした場合に、水平に静止した状態であると判定する。例えば、水平静止判定の処理を20[ミリ秒]毎に行うように情報処理装置100を構成したとする。また、所定値Nの値を「4」とする。この場合、最低で80[ミリ秒]の間、S1002の処理の条件を満たした場合に、情報処理装置100は水平に静止した状態であると判定する。
図11は、情報処理装置100の動作を説明するためのタイミングチャートである。図11(a)、図11(b)、図11(c)それぞれのタイミングチャートは、縦軸を「自動回転」、「水平静止」、「逆回転」とし、横軸を時刻(t)とする。なお、これらの図を用いて説明する情報処理装置100の動作の概要は次に示す(1)から(5)のようになる。
(1)時刻t0(t=0)のタイミングから、ユーザが情報処理装置100を水平な面に置く動作を開始する。
(2)時刻t1のタイミングから、情報処理装置100の姿勢の変化に応じた、表示画像の自動回転を開始する。表示画像の自動回転の一連の動作は、アニメーションで表現される。
(3)時刻t3のタイミングで、表示画像の回転のアニメーションが終了する。つまり、表示画像の自動回転が終了して、表示画像が新しい方向へ向く。なお、表示画像の自動回転のアニメーションは、例えば400[ミリ秒](=t3−t1)かかるものとする。
(4)時刻t2のタイミングで、情報処理装置100が水平面に置かれる。つまり、水平静止判定部304は、時刻t2以降、情報処理装置100が水平に静止した状態である判定する。
(5)S607の処理のタイマ1を、例えば800[ミリ秒]後に停止するように設定する。つまり、表示画像の自動回転のアニメーションが開始された後、800[ミリ秒]以内に情報処理装置100が水平に静止した状態となったときには、先の表示画像の自動回転をキャンセルする。つまり、表示画像の回転と逆方向の回転を実行し、表示画像を元の方向へ戻す。
以下、これらの一連の処理について、具体的な場面を例に挙げて詳細に説明する。
図11(a)は、一例として、時刻t1を850[ミリ秒]、時刻t2を1200[ミリ秒]、時刻t3を1250[ミリ秒]とした場合の例である。表示画像の自動回転のアニメーションが開始されてから350[ミリ秒](=t2−t1)後、情報処理装置100は、水平に静止した状態にある。この状態は、タイマ1の設定値である800[ミリ秒]以内である。そのため、表示画像の回転のキャンセル処理を行う。時刻t2のタイミングでは、表示画像の自動回転のアニメーションは実行中である。そのため、表示画像の自動回転のアニメーションが終了する時刻t3のタイミングで、表示画像の逆回転のアニメーションを開始する。
図11(b)は、他の一例として、時刻t1が700[ミリ秒]、時刻t2が1200[ミリ秒]、時刻t3が1100[ミリ秒]とした場合の例である。表示画像の自動回転のアニメーションが開始されてから500[ミリ秒](=t2−t1)後、情報処理装置100は水平に静止した状態である。この状態は、タイマ1の設定値である800[ミリ秒]以内である。そのため、表示画像の自動回転のキャンセル処理を行う。時刻t2のタイミングで、既に表示画像の自動回転のアニメーションは終了している。そのため、すぐに表示画像の逆回転のアニメーションを開始する。
図11(c)は、他の一例として、時刻t1が700[ミリ秒]、時刻t2が1700[ミリ秒]、時刻t3が1100[ミリ秒]である場合の例である。表示画像の自動回転のアニメーションが開始されたから1000[ミリ秒](=t2−t1)後、情報処理装置100は水平に静止した状態である。この状態は、タイマ1の設定値である800[ミリ秒]を超えているため、表示画像の回転のキャンセルは行われない。
このように、本実施形態の情報処理装置100では、第1の表示変更部303による表示画像の回転が開始されてから第1の所定時間以内に、情報処理装置100が水平に静止したという条件を満たした場合、表示画像の回転をキャンセルすると判定する。このときは、第2の表示変更部306が、回転した方向とは逆方向に、且つ、同じ角度で表示画像を回転させる。
これにより、移動中の装置の姿勢の変化に応じて発生する、表示画像の回転を、移動後の情報処理装置100の状況に応じてキャンセルすることができる。従って、ユーザが意図しない表示画像の回転をキャンセルすることができる。例えば、情報処理装置100をそっと机に置く動作では、ユーザは、まず情報処理装置100の外周右辺を机に触れさせてから、外周左辺を机に触れさせる。つまり、これらの動作にかかるであろう時間(第1の所定時間)以内に情報処理装置100が水平に静止すれば、このときの表示画像の回転はユーザが意図するものではないと推定することができる。また、第1の所定時間以内に情報処理装置100が水平に静止しなければ、この場合の表示画像の回転はユーザが意図するものであると推定することができる。
[第1変形例]
表示画像の回転をキャンセルする判定の他の例について、以下、詳細に説明する。
まず、水平静止判定について説明する。図12は、水平静止判定(水平静止判定部304、S1101)の処理手順の別例を示したフローチャートである。図12中のS1001〜S1006の各処理は、図10において説明したとおりである。
水平静止判定部304は、変数counterの値が「1」以上か否かを判定する(S1201)。「1」以上であれば(S1201:YES)、タイマ2による計測(第2計測)を開始する(S1202)。「1」以上でなければ(S1201:NO)、処理を終了する。例えば、1200[ミリ秒]後に「停止」の状態となるようにタイマ2を設定する。この場合、タイマ2へ停止のコマンドを送る処理は含まれておらず、常に予め設定した時間(ここでは1200[ミリ秒])が経過するとタイマ2は「停止」状態になる。
ここで、S1202の処理において、タイマ2を開始するのは次の条件が満たされた場合である。
(1)情報処理装置100が移動していること。移動しているかどうかは、移動判定部307により判定される。例えば、S1002の処理により情報処理装置100が水平に静止していないと判定された場合には、情報処理装置100は移動しているものと判定する。
(2)S1201の処理で、変数counterの値が「1」以上であると判定されること。つまり、1回前の水平静止判定では、情報処理装置100が水平に静止していると判定されたとき、情報処理装置100は移動しているものと判定する。
以上の(1)と(2)を合わせると、情報処理装置100が水平に静止した状態から移動し始めたときに、タイマ2による計測を開始する。つまり、タイマ2は、情報処理装置100が移動し始めてから、予め設定した時間(第2の所定時間)だけ「動作中」状態になる。逆に、タイマ2が「停止」状態であれば、情報処理装置100が第2の所定時間以上連続して移動していることを意味する。
次に、表示画像の回転のキャンセル判定について説明する。図13は、表示画像回転のキャンセル判定(回転キャンセル判定部305、S603)の処理手順の別例を示したフローチャートである。図13中のS902〜S905の各処理は、図9において説明したとおりである。
回転キャンセル判定部305は、情報処理装置100が水平に静止した状態であるか否かを判定する(S1101)。
回転キャンセル判定部305は、S1202(図12)の処理で開始されたタイマ2が「動作中」状態か否かを判定する(S1102)。「動作中」状態であれば(S1102:YES)、処理を終了する。「停止」状態であれば(S1102:NO)、S904の処理へ進む。
図9に示した水平停止判定の処理手順との違いは、タイマ2が「動作中」状態である場合(S1102:YES)、表示画像の回転をキャンセルしないと判定する点である。つまり、水平に静止した情報処理装置100が移動し始めてから、第2の所定時間が経過するまでの間は、表示画像の回転をキャンセルしない。つまり、表示画像の回転がキャンセルされるのは、表示画像の回転が開始されてから第1の所定時間以内に、情報処理装置が水平に静止したと判定され場合で、且つ、情報処理装置100が第2の所定時間以上連続して移動していると判定された場合である。
情報処理装置100が、例えば机に、図2(b)に示すように「表示画像の方向が右」の状態で置かれているとする。また、ユーザは、図2(b)正面から見て情報処理装置100の下方向にいる。この状態で、ユーザが情報処理装置100の上側を持ち上げて(机から浮かして)、「表示画像の方向が上」の状態にし、直ぐにまた情報処理装置100を机に置いた場合を想定する。この場合、表示画像の自動回転が開始されてから、再度、情報処理装置100が水平に静止する(机に置かれる)までにかかる全体の時間は第1の所定時間(タイマ1)よりも短いものとなる。しかしながら、情報処理装置100の上側を持ち上げてから、再度、水平に静止する(机に置かれる)までの時間も短い。つまり、情報処理装置100が移動している時間が、第2の所定時間(タイマ2)よりも短いということになる。よって、表示画像の回転はキャンセルされずに、ユーザが意図した表示画像の方向で維持されることになる。
図14は、第1変形例における情報処理装置100の動作を説明するためのタイミングチャートである。図14に示すタイミングチャートは、縦軸を「自動回転」、「水平静止」、「逆回転」とし、横軸を時刻(t)とする。以下、図14に示すタイミングチャートを用いて、図12と図13で示した動作を説明する。なお、図13の説明と重複するものは、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図14では、一例として、時刻t1が700[ミリ秒]、時刻t2が1200[ミリ秒]、時刻t3=1100[ミリ秒]とした場合の例である。t0(t=0)の直前には、情報処理装置100が水平に静止した状態であるとする。表示画像の自動回転のアニメーションが開始されてから500[ミリ秒](=t2−t1)後、情報処理装置100は水平に静止した状態である。この状態は、タイマ1の設定値である800[ミリ秒]以内である。しかし、情報処理装置100が移動している時間は、1100[ミリ秒](=t2−0)である。これは、タイマ2の設定値である1200[ミリ秒]よりも短い。つまり、情報処理装置100が予め設定した時間以上移動していない。よって、表示画像の回転はキャンセルされない。
このように、第1の所定時間以内に情報処理装置100が水平に静止したと検知され、且つ、情報処理装置100が水平に静止したと判定されるまでの間、第2の所定時間以上連続して移動していれば、表示画像の回転がキャンセルされる。
[第2変形例]
情報処理装置100の傾きの変化から、情報処理装置100が移動していると判定してもよい。例えば、取得した重力加速度に基づいて、情報処理装置100の傾きの変化を検知することができる。具体的には、重力加速度の3方向の成分(方向x、方向y、方向z)の単位時間あたりの変化量を、情報処理装置100の傾きの変化量とする。そして、3方向の成分の変化量がそれぞれ所定の値以上となったときに、情報処理装置100の傾きが変化したと判定する。
また、ジャイロセンサを用いて、情報処理装置100の傾きの変化を検知することができる。ジャイロセンサから、3方向の成分(方向x、方向y、方向z)それぞれ軸とした回転速度を取得する。回転速度がそれぞれ所定の値以上となったときに、情報処理装置100の傾きが変化したと判定する。
なお、移動判定部307により、情報処理装置100の姿勢(傾き)の変化に応じた表示画像の回転が、ユーザの意図したものであるか否かを判定することもできる。表示画像の回転が発生するときは、必ず情報処理装置100の傾きに変化が生じたときである。つまり、情報処理装置100の傾きの変化から、情報処理装置100が移動していると判定することもできる。
[第3変形例]
第1の表示変更部303による表示画像の回転を中断し、第2の表示変更部306による表示画像の逆回転が開始されるように構成してもよい。この場合、表示画像の回転と逆方向で、且つ、中断するまでに回転した角度だけ表示画像を逆回転させることになる。
これにより、表示画像の回転がキャンセルされるまでにかかる時間を抑止することができる。
[第4変形例]
外部装置により情報処理装置100の姿勢を推定させて、その推定結果を情報処理装置100へ通知するように構成してもよい。例えば、カメラを有する外部装置の画像認識により、情報処理装置100の姿勢を推定させることができる。
[第5変形例]
表示画像の回転をキャンセルするか否かを判定した後に、表示画像の回転をキャンセルしないと判定された場合に、第1の表示変更部303による表示画像の回転を開始させる処理手順について、図15を用いて説明する。なお、既に説明した内容と重複する部分は、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図15は、本変形例における情報処理装置100の基本的な動作を説明するためのフローチャートである。
回転判定部302は、検知された重力加速度に基づいて、情報処理装置100の姿勢を推定する(S1401)。回転判定部302は、S1401で推定された情報処理装置100の姿勢に基づいて、表示画像を回転する必要があるか否かを判定する(S1402)。表示画像を回転する必要があると判定した場合(S1402:YES)、表示画像を回転させる方向と角度とを導出する。その後、S1403の処理へ進む。表示画像を回転する必要がないと判定した場合(S1402:NO)は、処理を終了する。なお、導出した表示画像の回転方向と回転角度の情報は、例えばRAM102に記録される。
回転キャンセル判定部305は、表示画像の回転をキャンセルするか否かを判定する(S1403)。キャンセルすると判定するのは、回転判定部302が表示画像を回転する必要があると判定してから所定時間内に、水平静止判定部304により情報処理装置100が水平に静止したと判定された場合である。キャンセルすると判定した場合(S1403:YES)、処理を終了する。キャンセルしないと判定した場合(S1403:NO)は、第1の表示変更部303により表示画像を回転させる。
これにより、無駄に表示画像を回転させてしまうことが抑止されるため、リソースの有効活用となると共に、ユーザの視認性を向上することができる。
[第6変形例]
これまでに説明した実施形態、変形例における機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードが記録された記憶媒体を、システムあるいは装置に供給することにより実現することができる。具体的には、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスクドライブ、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
さらに、コンピュータが読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)に実際の処理の一部または全部を行わせることもできる。また、初めに、記憶媒体から読出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込ませる。次に、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどに実際の処理の一部または全部を行わせることもできる。
上記説明した実施形態は、本発明をより具体的に説明するためのものであり、本発明の範囲が、これらの例に限定されるものではない。

Claims (14)

  1. 表示部に表示させる画像の方向を制御する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置の姿勢を表す情報を周期的に取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得する情報の変化に基づいて、前記情報処理装置の回転が検知された場合、前記表示部に表示させる画像を前記情報処理装置の回転方向に応じた方向に回転させる第1の表示変更手段と、
    前記第1の表示変更手段による前記画像の回転をキャンセルするかを、前記情報処理装置の回転が検知されるかにはよらずに判定する回転キャンセル判定手段と、
    前記取得手段が周期的に取得する情報に基づいて、前記第1の表示変更手段による前記画像の回転が開始されてから第1の所定時間の間に、前記情報処理装置が水平面に静止されたか否かを判定する水平静止判定手段と、
    前記画像の回転をキャンセルすると前記回転キャンセル判定手段が判定した場合に、前記表示部に表示させる画像を、前記第1の表示変更手段による回転と逆方向に回転させる第2の表示変更手段と、を有し、
    前記回転キャンセル判定手段は、前記水平静止判定手段により、前記第1の所定時間の間に、前記情報処理装置が水平面に静止されたと判定された場合に、前記第1の表示変更手段による前記画像の回転をキャンセルすると判定することを特徴とする、
    情報処理装置。
  2. 前記取得手段が周期的に取得する情報の変化が表す前記情報処理装置の回転方向と回転角度に応じて、前記表示部に表示させる画像を回転させる方向と回転角度とを導出する導出手段を更に備え、
    前記第1の表示変更手段は、前記表示部に表示させる画像を、前記導出手段で導出された方向に、前記導出手段で導出された回転角度だけ回転させ、
    前記第2の表示変更手段は、前記回転キャンセル判定手段によって、前記画像の回転をキャンセルすると判定された場合、前記表示部に表示させる画像を、前記導出手段によって導出された前記方向とは逆方向に、且つ、前記導出手段によって導出された回転角度だけ回転させることを特徴とする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記回転キャンセル判定手段は、前記第1の表示変更手段による前記画像の回転が開始されてから前記第1の所定時間以内に前記情報処理装置が水平に静止し、且つ、該情報処理装置が水平に静止したことが検知されるまでに第2の所定時間以上連続して移動していたときに、前記第1の表示変更手段による前記画像の回転をキャンセルすると判定することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得手段は、前記情報処理装置の傾きの変化を検知可能な加速度センサから通知される情報を、前記情報処理装置の姿勢を表す情報として取得することを特徴とする、
    請求項1、2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2の表示変更手段は、前記第1の表示変更手段による前記画像の回転が終了したことを契機に、前記画像の前記第1の表示変更手段による回転と逆方向の回転を開始することを特徴とする、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の表示変更手段は、前記第1の表示変更手段による前記画像の回転をキャンセルすると判定されたことを契機に、前記第1の表示変更手段による前記画像の変更を中断させて、前記画像の前記第1の表示変更手段による回転とは逆方向の回転を開始することを特徴とする、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の表示変更手段が、前記第1の表示変更手段による前記画像の変更が中断されるまでに前記画像が回転された回転角度だけ、前記画像を回転させることを特徴とする、
    請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2の表示変更手段は、前記画像の回転をキャンセルしないと前記回転キャンセル判定手段が判定した場合、前記画像を前記第1の表示変更手段による回転と逆方向に回転はさせず、
    前記第1の表示変更手段は、前記取得手段が取得する情報の変化に基づいて、再び前記情報処理装置の回転が検知された場合、前記表示部に表示させる画像を前記情報処理装置の回転方向に応じた方向に回転させることを特徴とする、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記取得手段は、前記情報処理装置の外部に設けられた外部装置に接続され、
    前記外部装置はカメラを有し、かつ、
    前記取得手段は、前記外部装置から通知される画像認識の結果に基づいて、前記情報処理装置の姿勢を示す情報を取得することを特徴とする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記加速度センサは重力加速度を検知し、
    前記取得手段は、前記加速度から通知される、重力加速度の変化量が所定の値以上となったという情報を、前記情報処理装置の傾きが変化したという情報として取得する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  11. 前記加速度センサはジャイロセンサであり、
    前記取得手段は、ジャイロセンサから通知される、回転速度が所定の値以上となったという情報を、前記情報処理装置の傾きが変化したという情報として取得する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  12. 表示部に表示させる画像の方向を制御する情報処理装置の制御方法であって、
    取得手段により、前記情報処理装置の姿勢を表す情報を周期的に取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得する情報の変化に基づいて、前記情報処理装置の回転が検知された場合に、前記表示部に表示させる画像を第1の表示変更手段が回転させる第1の表示変更工程と、
    回転キャンセル判定手段により、前記第1の表示変更工程における前記画像の回転をキャンセルするかを、前記情報処理装置の回転が検知されたかにはよらずに判定する回転キャンセル判定工程と、
    前記取得手段が周期的に取得する情報に基づいて、前記第1の表示変更手段による前記画像の回転が開始されてから第1の所定時間の間に、前記情報処理装置が水平面に静止されたか否かを判定する水平静止判定工程と、
    前記回転キャンセル判定工程において前記画像の回転をキャンセルすると判定された場合に、前記表示部に表示させる画像を、第1の表示変更工程における回転と逆方向に回転させる第2の表示変更工程と、を有し、
    前記回転キャンセル判定工程は、前記水平静止判定工程により、前記第1の所定時間の間に、前記情報処理装置が水平面に静止されたと判定された場合に、前記第1の表示変更工程による前記画像の回転をキャンセルすると判定することを特徴とする、
    情報処理装置の制御方法。
  13. コンピュータを請求項1乃至11のいずれか一項に記載された情報処理装置として機能させるコンピュータプログラム。
  14. 請求項13記載のコンピュータプログラムを記憶するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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