JP5315227B2 - 軸部品 - Google Patents

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本発明は、第1の軸形成部材に突設された圧入部を第2の軸形成部材に凹設された被圧入部に圧入して一体化される軸部品に関する。
従来から、第1の軸形成部材に突設された圧入部を第2の軸形成部材に凹設された被圧入部に圧入して一体化される軸部品として、例えば、特許文献1に記載のものがある。図5に示すように、特許文献1のボス付きシャフト50(軸部品)は、シャフト51(第1の軸形成部材)と、円筒状のボス52(第2の軸形成部材)とを備えている。
シャフト51には、その軸線方向(圧入方向)の一端側に第1の圧入部51aが形成されるとともに、他端側に第2の圧入部51bが形成され、第1及び第2の圧入部51a,51bは、シャフト51の圧入方向に間隔をあけて設けられている。第1の圧入部51aの外径寸法は、第2の圧入部51bの外径寸法よりも小さくなっている。また、第1及び第2の圧入部51a,51bの圧入方向の長さ寸法は同じになっている。さらに、シャフト51において、第1及び第2の圧入部51a,51bの間には、第1及び第2の圧入部51a,51bよりも僅かに外径寸法の小さい逃げ部51cが設けられている。
ボス52の内面には、その中心線方向(圧入方向)の一端側に第1の圧入部51aが圧入される第1の被圧入部52aが形成されるとともに、他端側に第2の圧入部51bが圧入される第2の被圧入部52bが形成されている。第1の被圧入部52aの内径寸法は、第2の被圧入部52bの内径寸法よりも小さくなっている。
シャフト51は、第1の圧入部51aにおける圧入方向の前方側端部が第1の被圧入部52aにおける圧入方向の後方側端部に達するまで、第1の圧入部51aがボス52の内周面を削ることなくボス52内に挿入される。そして、第1の圧入部51aの前方側端部が第1の被圧入部52aの後方側端部に当接すると同時に、第2の圧入部51bにおける圧入方向の前方側端部が第2の被圧入部52bにおける圧入方向の後方側端部に当接する。
さらに、第1の圧入部51aと第1の被圧入部52aとが当接するとともに第2の圧入部51bと第2の被圧入部52bとが当接した状態で、シャフト51をボス52に対して強制的に押し込むことで、第1の圧入部51aは第1の被圧入部52aに、また第2の圧入部51bは第2の被圧入部52bに同時に圧入される。このようにして、シャフト51がボス52に圧入されて、シャフト51とボス52とが一体化されてボス付きシャフト50が形成される。
特許第3202148号公報
しかしながら、特許文献1のボス付きシャフト50では、シャフト51において、第1及び第2の圧入部51a,51bの間に逃げ部51cが設けられているため、第1の圧入部51aと第1の被圧入部52aとの圧入箇所と、第2の圧入部51bと第2の被圧入部52bとの圧入箇所とが離れている。その結果、第1の圧入部51aと第1の被圧入部52aとの圧入箇所と、第2の圧入部51bと第2の被圧入部52bとの圧入箇所との間の距離が長くなっており、シャフト51がボス52内に挿入される部位の長さが長くなっている。
また、シャフト51とボス52との間には、互いが齧り付くことを防止するために潤滑剤が塗布されるが、シャフト51がボス52内に挿入される部位の長さが長ければ長いほど、各圧入箇所で潤滑切れが起こってしまう虞がある。そこで、シャフト51がボス52内に挿入される部位の長さを短くすることが考えられるが、シャフト51がボス52内に挿入される部位の長さが短ければ短いほど、抜け強度が低下してシャフト51がボス52から抜け易くなってしまう。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、第1の軸形成部材が第2の軸形成部材内に挿入される部位の長さを短くしつつも、抜け強度を低下させることなく、圧入部と被圧入部との間での潤滑切れによる齧り付きを抑制することができる軸部品を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、第1の軸形成部材に突設された圧入部を第2の軸形成部材に凹設された被圧入部に圧入して一体化される軸部品であって、前記圧入部は、前記被圧入部への圧入方向における前端から後端に向かうにつれて外形が大きくなる複数の段部を備えた段付き形状に形成されるとともに、前記被圧入部は、開口側から奥側に向かうにつれて狭くなる複数の凹部を備えた段付き形状に形成され、前記圧入部における前端側の段部が前記被圧入部内で案内される案内代として機能するとともに、前記圧入部における前記案内代よりも後端側の段部と前記案内代とが、前記被圧入部に対して圧入される際の圧入代として機能し、前記圧入部は、前記段部の外面全体が前記凹部の内面に接する小径部と、前記小径部よりも前記第1の軸形成部材の外方に向かって膨出し前記凹部の内面に周方向で線接触する膨出部とを備えることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記小径部と前記膨出部とは連続して形成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記圧入部は、前記膨出部よりも後端に段部としての大径部を設けてなることを要旨とする。
この発明によれば、第1の軸形成部材が第2の軸形成部材内に挿入される部位の長さを短くしつつも、抜け強度を低下させることなく、圧入部と被圧入部との間での潤滑切れによる齧り付きを抑制することができる。
第1の実施形態における電磁弁を示す縦断面図。 (a)は第1ロッドが第2ロッド内に挿入される前の状態を示す断面図、(b)は第1ロッドが第2ロッド内に挿入された状態を示す断面図、(c)は第1ロッドが第2ロッドに対して圧入された状態を示す断面図。 (a)は第2の実施形態における第1ロッドが第2ロッド内に挿入される前の状態を示す断面図、(b)は第1ロッドが第2ロッド内に挿入された状態を示す断面図、(c)は第1ロッドが第2ロッドに対して圧入された状態を示す断面図。 第3の実施形態における第1ロッドが第2ロッドに対して圧入された状態を示す断面図。 従来例の軸部品としてのボス付きシャフトを示す断面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を電磁弁に設けられる軸部品としてのロッドに具体化した第1の実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。
図1に示すように、電磁弁10は、空気の流路を切り換えるための弁体21を有する主弁部11と、弁体21を駆動させるためのソレノイド部31とから構成されている。
まず、主弁部11について説明する。
主弁部11は、非磁性材製(合成樹脂材料製)である長箱状のボディ12を備えるとともに、ボディ12には、その長手方向の一端から他端に亘って貫通孔12aが形成されている。また、ボディ12の一側面には、ボディ12における長手方向の一端から他端に向かって、供給ポート13、出力ポート14及び排出ポート15がこの順序で形成されるとともに、各ポート13〜15は、貫通孔12aに向けて開口されている。供給ポート13には、正圧供給源(図示せず)から正圧空気が供給され、出力ポート14は、エアシリンダ等の空気圧機器(図示せず)に接続される。また、排出ポート15には、排気用配管(図示せず)が接続される。
貫通孔12aの一端は、有底円筒状のプラグ17が取り付けられることで封止されている。プラグ17は、貫通孔12aの一端を封止するとともに貫通孔12aに挿入された円筒状をなすロッド41を押し当て手動操作する手動軸17aと、手動軸17aの周縁部から円筒状に延びる延在部17bとからなる。延在部17bは、その先端が出力ポート14における貫通孔12aへの開口周囲まで延びるように設けられている。延在部17bにおいて、供給ポート13と重合する位置には連通孔17cが形成され、供給ポート13とプラグ17内とは連通孔17cを介して連通している。
また、延在部17bの先端部には、供給弁座18が貫通孔12aを囲むように形成されている。さらに、ボディ12において、出力ポート14と排出ポート15との間で貫通孔12aを囲む端面には排出弁座19が供給弁座18に対向するように形成されている。そして、供給弁座18と排出弁座19との間であって、且つ出力ポート14上に位置する空間に弁室20が区画形成されている。プラグ17内と弁室20内とは連通している。
弁室20内には弁体21が収容されるとともに、弁体21は、供給弁座18及び排出弁座19それぞれに対して接離可能になっている。弁体21は、ロッド41の外周面に嵌着されてロッド41と一体的に設けられている。
ロッド41におけるプラグ17の手動軸17a側には、外方へ突出する突出部42aが形成されている。突出部42aには装着溝42bが全周に亘って形成されるとともに、装着溝42bにはゴム部材42cが装着されている。そして、ロッド41は、突出部42aがプラグ17内に位置するようにロッド41の一端側がプラグ17内に挿通されている。突出部42aとプラグ17の手動軸17aとの間には弁復帰ばね23が介在されている。弁体21は、弁復帰ばね23のばね力によって供給弁座18から離間する方向へ付勢されている。
そして、弁体21が弁復帰ばね23のばね力によって供給弁座18から離間する方向へ移動すると、弁体21は排出弁座19に着座して、供給ポート13と出力ポート14とが連通孔17c、プラグ17内及び弁室20を介して連通し、出力ポート14から空気圧機器に正圧空気が供給されるようになっている。また、弁体21が弁復帰ばね23のばね力に抗して排出弁座19から離間する方向へ移動すると、弁体21は供給弁座18に着座して、出力ポート14と排出ポート15とが弁室20及び貫通孔12aを介して連通し、空気圧機器から出力ポート14に排出された空気が排出ポート15から排出されるようになっている。
次に、ソレノイド部31について説明する。
ソレノイド部31は、磁性材料で形成された磁気カバー32を備えるとともに、磁気カバー32の一端は開口されている。また、磁気カバー32の他端には底部が設けられるとともに、この底部には挿入孔32aが形成されている。磁気カバー32の内側には、コイル33aが複数巻回された円筒状のボビン33が配設されている。また、磁気カバー32の内部であって、ボビン33よりもボディ12側には、ガイドリング34が設けられるとともに、磁気カバー32の他端内面とボディ12の他端面との間にボビン33及びガイドリング34が挟持されている。
ボビン33内には略円柱状の固定鉄心37が設けられている。固定鉄心37の一端面は磁極面となっている。また、ガイドリング34及びボビン33内には、略円柱状の可動鉄心35が挿入されている。可動鉄心35は、一端面がロッド41の他端面に当接し、他端面が固定鉄心37の磁極面と対向するように配設されている。さらに、可動鉄心35の一端側は、貫通孔12aの他端側に入り込むように延在されるとともに、可動鉄心35の一端には、外方に突出する鍔部35aが形成されている。ガイドリング34と鍔部35aとの間に鉄心復帰ばね36が介在されるとともに、可動鉄心35は、鉄心復帰ばね36のばね力により固定鉄心37から離間する方向へ付勢されている。
次に、ロッド41について説明する。
図2(a)に示すように、ロッド41は、第1の軸形成部材としての略円筒状をなす第1ロッド42と、第2の軸形成部材としての円筒状の第2ロッド46とを一体化して形成されるとともに、第1ロッド42が第2ロッド46に対して圧入されてなる。第1ロッド42及び第2ロッド46は金属材料からなる。なお、以下の説明では、第1ロッド42における第2ロッド46への圧入方向(図2(a)に示す矢印Xの方向)において、第1ロッド42及び第2ロッド46の一端側を「前端側」とし、他端側を「後端側」とする。
まず、第1ロッド42について説明する。
第1ロッド42の前端側は、第2ロッド46に圧入される圧入部になっている。この圧入部は、第2ロッド46への圧入方向の前端から後端に向かって、段部としての小径部43a、小径部43aよりも大径をなす中径部43b、及び中径部43bよりも大径をなす大径部43cがこの順序で形成されてなる。
小径部43aと中径部43bとの間には、圧入方向と直交する方向に延びるとともに小径部43aの外周面431aと中径部43bの外周面431bとを繋ぐ第1段差部44aが設けられている。また、中径部43bと大径部43cとの間には、圧入方向と直交する方向に延びるとともに中径部43bの外周面431bと大径部43cの外周面431cとを繋ぐ第2段差部44bが設けられている。よって、第1ロッド42の前端側は、第2ロッド46への圧入方向の前端から後端に向かうにつれて外形が大きくなっていく段付き形状になっている。また、小径部43aの外周面431aと第1ロッド42の前端面との間の角部44cはテーパ状になっている。
小径部43aにおける圧入方向に沿った長さL1は、大径部43cにおける圧入方向に沿った長さL3とほぼ同じ長さになっている。また、中径部43bにおける圧入方向に沿った長さL2は、小径部43a及び大径部43cにおける圧入方向に沿った長さL1,L3よりも短くなっている。
次に、第2ロッド46について説明する。
第2ロッド46において、第1ロッド42が挿入される開口側は、第1ロッド42の圧入部が圧入される被圧入部になっている。この被圧入部は、開口側から奥側に向かって凹部としての大径部47a、大径部47aよりも小径をなす中径部47b、及び中径部47bよりも小径をなす小径部47cがこの順序で形成されてなる。
大径部47aと中径部47bとの間には、圧入方向と直交する方向に延びるとともに大径部47aの内周面471aと中径部47bの内周面471bとを繋ぐ第1段差部48aが設けられている。また、中径部47bと小径部47cとの間には、圧入方向と直交する方向に延びるとともに中径部47bの内周面471bと小径部47cの内周面471cとを繋ぐ第2段差部48bが設けられている。よって、第2ロッド46の内周面における第1ロッド42が挿入される開口側は、開口側から奥側に向かうにつれて内径が狭くなっていく段付き形状になっている。
大径部47aにおける圧入方向に沿った長さは、第1ロッド42の大径部43cにおける圧入方向に沿った長さL3とほぼ同じ長さになっている。また、中径部47bにおける圧入方向に沿った長さは、第1ロッド42の中径部43bにおける圧入方向に沿った長さL2とほぼ同じ長さになっている。さらに、小径部47cにおける圧入方向に沿った長さは、第1ロッド42の小径部43aにおける圧入方向に沿った長さL1よりも長くなっている。
大径部47aの内径は、第1ロッド42の大径部43cの外径よりも僅かに小さくなっているとともに、第1ロッド42の中径部43b及び小径部43aの外径よりも大きくなっている。また、中径部47bの内径は、第1ロッド42の中径部43bの外径よりも僅かに小さくなっているとともに、第1ロッド42の小径部43aの外径よりも大きくなっている。さらに、小径部47cの内径は、第1ロッド42の小径部43aよりも僅かに小さくなっている。
次に、第1ロッド42を第2ロッド46に対して圧入する方法を説明する。
図2(b)に示すように、まず、第1ロッド42の圧入部及び第2ロッド46の被圧入部の少なくとも一方に潤滑油が塗布された状態で、第1ロッド42の前端側を第2ロッド46内に挿入する。このとき、第1ロッド42における小径部43aの外周面431aは、第2ロッド46の大径部47a及び中径部47bの内周面471a,471bの内側を通過するように案内される。また、第1ロッド42における中径部43bの外周面431bは、第2ロッド46における大径部47a及の内周面471aの内側を通過するように案内される。すなわち、第1ロッド42の小径部43a及び中径部43bは、第1ロッド42を第2ロッド46内に挿入する際に案内する案内代として機能する。
そして、第1ロッド42の角部44cが第2ロッド46の第2段差部48bに当接すると、第1ロッド42の第2段差部44bが第2ロッド46の後端面48cに当接する。この状態において、第1ロッド42を第2ロッド46内にさらに強制的に挿入すると、第1ロッド42の小径部43a及び大径部43cの外周面431a,431cが第2ロッド46の小径部47c及び大径部47aの内周面471c,471aに圧入される。さらに、第1ロッド42の第1段差部44aが第2ロッド46の第1段差部48aに当接し、第1ロッド42を第2ロッド46内にさらに強制的に挿入すると、第1ロッド42における中径部43bの外周面431bが第2ロッド46における中径部47bの内周面471bに圧入される。
そして、図2(c)に示すように、第1ロッド42の第1段差部44aが第2ロッド46の第2段差部48bに当接するとともに、第1ロッド42の第2段差部44bが第2ロッド46の第1段差部48aに当接し、突出部42aの側面が第2ロッド46の後端面48cに当接するまで、第1ロッド42を第2ロッド46内に挿入する。すると、第1ロッド42の小径部43a、中径部43b及び大径部43cの外周面431a,431b,431c全体が、第2ロッド46の小径部47c、中径部47b及び大径部47aの内周面471c,471b,471aに接するように圧入された状態になる。
よって、第1ロッド42の小径部43a、中径部43b及び大径部43cは、第2ロッド46の小径部47c、中径部47b及び大径部47aに対して圧入される圧入代として機能する。すなわち、第1ロッド42の小径部43a及び中径部43bは、案内代としての機能、及び圧入代としての機能の二つの機能を兼ねている。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)第1ロッド42の前端側には、小径部43a、中径部43b、及び大径部43cにより形成される圧入部が設けられるとともに、第2ロッド46における第1ロッド42が挿入される開口側には、大径部47a、中径部47b、及び小径部47cにより形成される被圧入部が設けられている。そして、第1ロッド42の小径部43a及び中径部43bは、第1ロッド42の圧入部を第2ロッド46内に挿入する際の案内代として機能する。さらに、第1ロッド42を第2ロッド46内に対して強制的に挿入すると、圧入部が被圧入部に対して圧入され、第1ロッド42の小径部43a、中径部43b及び大径部43cは、第2ロッド46の小径部47c、中径部47b及び大径部47aに対して圧入される。したがって、第1ロッド42の小径部43a、中径部43b及び大径部43cは、第2ロッド46の小径部47c、中径部47b及び大径部47aに対して圧入される圧入代として機能し、第1ロッド42の小径部43a及び中径部43bは、案内代としての機能、及び圧入代としての機能の二つの機能を兼ねている。よって、圧入部に形成された案内代が圧入代として機能しないような圧入部と比較して、圧入部の長さを短くしても圧入箇所が十分確保されているために抜け強度を低下させることがない。したがって、第1ロッド42が第2ロッド46内に挿入される部位の長さを短くすることができ、第1ロッド42が第2ロッド46内に挿入される部位の長さが長い場合に比べて、圧入部と被圧入部との間での潤滑切れを抑制することができる。その結果として、圧入部と被圧入部とが互いに齧り付くことを抑制することができ、さらには、シール性を確保することができる。
(2)第1ロッド42の小径部43a、中径部43b及び大径部43cの外周面431a,431b,431c全体が、第2ロッド46の小径部47c、中径部47b及び大径部47aの内周面471c,471b,471aに接するように圧入されている。よって、第1ロッド42の小径部43a、中径部43b及び大径部43cの外周面431a,431b,431cと、第2ロッド46の小径部47c、中径部47b及び大径部47aの内周面471c,471b,471aとの間に隙間が形成される場合に比べて、圧入面積を増やすことができ、抜け強度を大きくすることができる。
(3)図5に示すように、例えば、第1の圧入箇所と第2の圧入箇所との間に間隔がある場合、その間隔があいた箇所に加圧された空気が侵入してしまい、その空気の圧力によって圧入部材と被圧入部材とが互いに離間する方向に押圧されて、各圧入箇所に隙間が形成されてしまい、圧入部材と被圧入部材との間のシール性が悪化してしまう場合がある。しかし、本実施形態では、第1ロッド42の小径部43a、中径部43b及び大径部43cの外周面431a,431b,431cと、第2ロッド46の小径部47c、中径部47b及び大径部47aの内周面471c,471b,471aとの間に隙間が形成されておらず、間隔があいていない。よって、第1ロッド42の小径部43a、中径部43b及び大径部43cの外周面431a,431b,431cと、第2ロッド46の小径部47c、中径部47b及び大径部47aの内周面471c,471b,471aとの間に空気が流入することなく、シール性を十分に確保することができ、さらには、抜け強度を大きくすることができる。
(4)中径部43bにおける圧入方向に沿った長さL2は、小径部43a及び大径部43cにおける圧入方向に沿った長さL1,L3よりも短くなっている。中径部43bにおける圧入方向に沿った長さL2を短くすればするほど、第1ロッド42の中径部43bと第2ロッド46の中径部47bとの間で潤滑切れが起こり難くなり、圧入部を被圧入部に圧入する際に、第1ロッド42の中径部43bが第2ロッド46の中径部47bに対して齧り付いてしまうことを抑制することができる。その結果、第1ロッド42の中径部43bと第2ロッド46の中径部47bとの間に隙間が形成されてしまうことを抑制することができ、圧入部と被圧入部との間のシール性能を確保することができる。
(5)第1ロッド42には、第2ロッド46に対して圧入される圧入代として機能する部位が3段に亘って形成されている。よって、例えば、第1ロッド42において、圧入代として機能する部位が2段に亘って形成される場合に比べて、一つ一つの圧入代を小さくすることができ、潤滑切れを起こり難くすることができる。
(6)圧入代として機能する部位を3段に亘って形成することで、第1ロッド42の前端側から2段目までの小径部43a及び中径部43bが案内代として機能することができる。よって、圧入部において、圧入代としての機能しか持たない部位よりも案内代としての機能を有する部位を多くすることができ、圧入部を短くしても案内代として機能する部位を十分に確保することができる。その結果、圧入部を被圧入部に挿入する際に、圧入部を被圧入部に挿入しやすくすることができ、圧入部と被圧入部との間で齧り付きが起こってしまうことを抑制することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を電磁弁に設けられる軸部品としてのロッドに具体化した第2の実施形態を図3にしたがって説明する。なお、以下に説明する実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成について同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。
図3(a)に示すように、ロッド61は、第1の軸形成部材としての略円筒状をなす第1ロッド62と、第2の軸形成部材としての円筒状の第2ロッド66とを一体化して形成されるとともに、第1ロッド62が第2ロッド66に対して圧入されてなる。なお、以下の説明では、第1ロッド62における第2ロッド66への圧入方向(図3(a)に示す矢印Xの方向)において、第1ロッド62及び第2ロッド66の一端側を「前端側」とし、他端側を「後端側」とする。
まず、第1ロッド62について説明する。
第1ロッド62の前端側は、第2ロッド66に圧入される圧入部になっている。この圧入部は、第2ロッド66への圧入方向の前端から後端に向かって、段部としての小径部63aと、小径部63aよりも大径をなす大径部63bとからなる。
小径部63aと大径部63bとの間には、圧入方向と直交する方向に延びるとともに小径部63aの外周面631aと大径部63bの外周面631bとを繋ぐ段差部64aが設けられている。よって、第1ロッド62の前端側は、第2ロッド66への圧入方向の前端から後端に向かうにつれて外形が大きくなっていく段付き形状になっている。また、小径部63aの外周面631aと第1ロッド62の前端面との間の角部64cはテーパ状になっている。小径部63aにおける圧入方向に沿った長さL4は、大径部63bにおける圧入方向に沿った長さL5とほぼ同じ長さになっている。
次に、第2ロッド66について説明する。
第2ロッド66において、第1ロッド62が挿入される開口側は、第1ロッド62の圧入部が圧入される被圧入部になっている。この被圧入部は、開口側から奥側に向かって凹部としての大径部67aと、大径部67aよりも小径をなす小径部67bとからなる。
大径部67aと小径部67bとの間には、圧入方向と直交する方向に延びるとともに大径部67aの内周面671aと小径部67bの内周面671bとを繋ぐ段差部68aが設けられている。よって、第2ロッド66の内周面における第1ロッド62が挿入される開口側は、開口側から奥側に向かうにつれて内径が狭くなっていく段付き形状になっている。
大径部67aにおける圧入方向に沿った長さは、第1ロッド62の大径部63bにおける圧入方向に沿った長さL5とほぼ同じ長さになっている。また、小径部67bにおける圧入方向に沿った長さは、第1ロッド62の小径部63aにおける圧入方向に沿った長さL4よりも長くなっている。大径部67aの内径は、第1ロッド62の大径部63bの外径よりも僅かに小さくなっているとともに、第1ロッド62の小径部63aの外径よりも僅かに大きくなっている。また、小径部67bの内径は、第1ロッド62の小径部63aよりも僅かに小さくなっている。
そして、第1ロッド62を第2ロッド66に対して圧入する場合、図3(b)に示すように、第1ロッド62の小径部63aは、第1ロッド62を第2ロッド66内に挿入する際に案内する案内代として機能する。また、第1ロッド62の角部64cが第2ロッド66の段差部68aに当接するとともに、第1ロッド62の段差部64aが第2ロッド66の後端面68bに当接した状態において、第1ロッド62を第2ロッド66内に強制的に挿入する。すると、第1ロッド62の小径部63a及び大径部63bが第2ロッド66の小径部67b及び大径部67aに圧入される。よって、図3(c)に示すように、第1ロッド62の小径部63a及び大径部63bは、第2ロッド66の小径部67b及び大径部67aに対して圧入される圧入代として機能する。すなわち、第1ロッド62の小径部63aは、案内代としての機能、及び圧入代としての機能の二つの機能を兼ねている。
したがって、第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果(1)〜(3)と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明を電磁弁に設けられる軸部品としてのロッドに具体化した第3の実施形態を図4にしたがって説明する。
図4に示すように、第1ロッド62の前端側は圧入部になっており、この圧入部は、第2ロッド66への圧入方向の前端から後端に向かって、段部としての小径部63aと、小径部63aよりも第1ロッド62の外方に向かって膨出する球状の膨出部71とからなる。膨出部71は、第2ロッド66における大径部67aの内周面671a内に挿入可能になっている。
そして、第1ロッド62の前端側が第2ロッド66内に挿入されると、第1ロッド62の小径部63aは、第2ロッド66における大径部67aの内周面671aの内側を通過するように案内される。すなわち、第1ロッド62における小径部63aは、第1ロッド62を第2ロッド66内に挿入する際に案内する案内代として機能する。
また、第1ロッド62を第2ロッド66内に強制的に挿入すると、第1ロッド62の小径部63aが第2ロッド66の小径部67bに面接触して圧入されるとともに、第1ロッド62の膨出部71が第2ロッド66の大径部67aに線接触して圧入される。よって、圧入部が被圧入部に対して圧入された状態において、第2ロッド66における大径部67aの内周面671aと膨出部71との間には、互いが線接触している箇所を除いて隙間が形成されている。
圧入部が被圧入部に対して圧入された状態では、第1ロッド62の小径部63a及び膨出部71は、第2ロッド66の小径部67b及び大径部67aに対して圧入される圧入代として機能する。すなわち、第1ロッド62における小径部63aは、案内代としての機能、及び圧入代としての機能の二つの機能を兼ねている。
したがって、第3の実施形態では以下の効果を得ることができる。
(7)第1ロッド62の膨出部71は、第2ロッド66の大径部67aに線接触して圧入されている。よって、大径部67aに対応する第1ロッド62の部位が面接触している場合に比べて、局部的にシール応力を大きく取ることができるため、安定したシール性能を得ることができる。したがって、第1ロッド62の膨出部71と第2ロッド66の大径部67aとの間で潤滑切れが起こり難くなり、圧入部を被圧入部に圧入する際に、第1ロッド62の膨出部71が第2ロッド66の大径部67aに対して齧り付いてしまうことを抑制することができる。
(8)圧入部が被圧入部に対して圧入された状態において、第2ロッド66における大径部67aの内周面671aと膨出部71との間には、互いが線接触している箇所を除いて隙間が形成されている。よって、圧入部と被圧入部との間に塗布される潤滑油はこの隙間に溜まりやすくなり、圧入部と被圧入部との間で潤滑切れが起こってしまうことをさらに抑制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 第1の実施形態において、中径部43bにおける圧入方向に沿った長さL2は、小径部43a及び大径部43cにおける圧入方向に沿った長さL1,L3よりも短くなっていたが、これに限らず、中径部43bにおける圧入方向に沿った長さL2が、小径部43a及び大径部43cにおける圧入方向に沿った長さL1,L3以上の長さであってもよい。
○ 第1の実施形態において、小径部43aにおける圧入方向に沿った長さL1は、大径部43cにおける圧入方向に沿った長さL3とほぼ同じ長さになっていたが、これに限らない。例えば、小径部43aにおける圧入方向に沿った長さL1が大径部43cにおける圧入方向に沿った長さL3よりも長くなっていてもよいし、小径部43aにおける圧入方向に沿った長さL1が大径部43cにおける圧入方向に沿った長さL3よりも短くなっていてもよい。
○ 第1の実施形態において、小径部43a、中径部43b及び大径部43cにおける圧入方向に沿った長さL1,L2,L3を可能な限り短くするとともに、各長さL1,L2,L3を同じ長さにしてもよい。
○ 第2の実施形態において、小径部63aにおける圧入方向に沿った長さL4は、大径部63bにおける圧入方向に沿った長さL5とほぼ同じ長さになっているが、これに限らない。例えば、小径部63aにおける圧入方向に沿った長さL4が大径部63bにおける圧入方向に沿った長さL5よりも長くなっていてもよいし、小径部63aにおける圧入方向に沿った長さL4が大径部63bにおける圧入方向に沿った長さL5よりも短くなっていてもよい。
○ 第1の実施形態において、第1ロッド42には、第2ロッド46に対して圧入される際に圧入代として機能する部位が3段に亘って形成されていたが、これに限らない。例えば、第1ロッド42の前端側に段部をさらに複数設けて、圧入代として機能する部位を4段以上に亘って形成してもよい。
○ 第3の実施形態において、膨出部71は、第1ロッド62の外方に向かって膨出する球状であったが、これに限らず、例えば、第1ロッド62の外方に向かって突出する三角形状や台形状の突出部であってもよい。
○ 第3の実施形態において、圧入部は、第2ロッド66への圧入方向の前端から後端に向かって、小径部63a及び膨出部71とから構成されていたが、これに限らず、例えば、膨出部71よりも後端に段部としての大径部を設けて、段部が3段に亘って形成されていてもよい。この場合、膨出部71は、案内代としての機能、及び圧入代としての機能の二つの機能を兼ねる。
○ 本発明を、電磁弁10のロッド41に具体化したが、これに限らず、例えば、シリンダに用いられるピストンロッドや、モータの回転軸等に具体化してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記段部及び前記凹部が3段に亘って形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の軸部品。
(ロ)前記段部及び前記凹部が2段に亘って形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の軸部品。
(ハ)電磁弁に設けられる弁体が嵌着されるロッドであることを特徴とする請求項1〜請求項3、及び前記技術的思想(イ),(ロ)のいずれか一項に記載の軸部品。
10…電磁弁、21…弁体、41,61…軸部品としてのロッド、42,62…第1の軸形成部材としての第1ロッド、43a,63a…圧入部を形成する段部としての小径部、43b…圧入部を形成する段部としての中径部、43c,63b…圧入部を形成する段部としての大径部、46,66…第2の軸形成部材としての第2ロッド、47a,67a…被圧入部を形成する凹部としての大径部、47b…被圧入部を形成する凹部としての中径部、47c,67b…被圧入部を形成する凹部としての小径部、71…圧入部を形成する段部としての膨出部。

Claims (3)

  1. 第1の軸形成部材に突設された圧入部を第2の軸形成部材に凹設された被圧入部に圧入して一体化される軸部品であって、
    前記圧入部は、前記被圧入部への圧入方向における前端から後端に向かうにつれて外形が大きくなる複数の段部を備えた段付き形状に形成されるとともに、
    前記被圧入部は、開口側から奥側に向かうにつれて狭くなる複数の凹部を備えた段付き形状に形成され、
    前記圧入部における前端側の段部が前記被圧入部内で案内される案内代として機能するとともに、前記圧入部における前記案内代よりも後端側の段部と前記案内代とが、前記被圧入部に対して圧入される際の圧入代として機能し、
    前記圧入部は、前記段部の外面全体が前記凹部の内面に接する小径部と、
    前記小径部よりも前記第1の軸形成部材の外方に向かって膨出し前記凹部の内面に周方向で線接触する膨出部とを備えることを特徴とする軸部品。
  2. 前記小径部と前記膨出部とは連続して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の軸部品。
  3. 前記圧入部は、前記膨出部よりも後端に段部としての大径部を設けてなる請求項1又は請求項2に記載の軸部品。
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