JP5315097B2 - 印刷装置及び印刷制御方法 - Google Patents
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なお上記EWの現象は、電極Eと電解質水溶液Fとが直接接触せずに、図17に示す如く、誘電膜Dを介している場合でも生じる。これは、電場が与えられ電極Eが陽電極である場合には誘電膜Dの電極E側が陰極、電解質水溶液F側が陽極に分極し、電極Eが陰電極である場合には誘電膜Dの電極E側が陽極、電解質水溶液F側が陰極に分極するので、誘電膜Dと電解質水溶液Fとの界面でも上記電極Eと電解質水溶液Fとの界面と同様のEWの現象が生じるからである。
前記液体を流路中に送液する、
前記流路の内壁面の少なくとも一部が、該流路の入口から出口までの全体に亘って、送液を遮断する疎水性を有する少なくとも一つの弁部を除いて親水性を有し、
前記弁部に、前記液体の界面張力を減少させるための電極と、前記液体を切断するため外気を導入する通気部が設けられている送液装置が複数、2次元的に配設されていることを特徴とするものである。
前記流路の入口が前記印刷ドラム内部に位置し、前記流路の出口が前記印刷ドラム外周面に露出するように前記送液装置が複数2次元的に配設され、
前記液体が前記流路の入口に供給されるものであってもよい。
前記液体は、前記被印刷基材が前記印刷ドラムに密着されている期間に、前記流路から前記被印刷基材に転移されるものであることが好ましい。
前記被印刷基材の搬送経路は前記印刷ドラムの外周面に沿って湾曲していてもよい。
前記流路の入口が前記印刷部材の前記表面よりも内方側に位置し、前記流路の出口が前記印刷部材の前記表面上に露出するように前記送液装置が複数2次元的に配設され、
前記液体が前記流路の入口に供給されるものであってもよい。
前記液体は、前記被印刷基材が前記印刷部材に密着されている期間に、前記流路から前記被印刷基材に転移されるものであることが好ましい。
前記電極が、正負の二極を有し、
該正負の二極の一方の電極が、前記疎水性の弁部に臨設されていることが好ましい。
前記電極と前記流路とを、誘電膜によって隔てることができる。
前記出口の外縁部が疎水性を有することが好ましい。
前記流路の出口区間の内壁及び前記出口の外縁部が疎水性を有するものであり、
前記出口区間及び前記外縁部のうち前記出口に隣接する周縁部に、前記液体の界面張力を減少させるための第二の電極が設けられていることが好ましい。
前記出口を有する流路出口部が、印刷装置本体から突出していることが好ましい。
また、前記流路出口部が前記液体の流れ方向に弾性を有するものであってもよい。
前記電極に電圧を印加することにより、前記流路中の前記弁部を疎水性から親水性に変化させて前記液体を送液し、電圧の印加を停止することにより前記弁部を疎水性に変化させると共に前記通気部から外気を該弁部に導入して前記液体を一定量だけ分割して前記被印刷基材に転移させることを特徴とするものである。
給紙部P2は、給紙台(図示省略)に載置された印刷用紙(被印刷基材)103を印刷ドラム1回転毎に1枚ずつ繰り出して送り出すスクレーパローラ104,スクレーパローラ104によって送り出された印刷用紙103をピックアップするピックアップローラ105、サバキ板106及び重送検出スイッチ107を備えている。
なお本実施形態では印刷用紙103が変形する構成としたが、印刷ドラム101が変形する構成としてもよい。
本実施形態のプリンタヘッド素子2は、上述した実施形態の送液部1の流路10の入口10aに、上方から下方に向かうにつれて開口径が小さくなる略円錐状のインク溜20の排出口を連結して構成されている。なおこのときインク溜20には液体Fとして電解質を含む水溶性のインクが充填されている。
10、60 流路
10a、60a 入口(流路入口)
10b、60b 出口(流路出口)
11、61 弁部(疎水性)
12a、12b 内壁面(親水性)
13、51a 電極
13a、51a−1 正の電極
13b、51a−2 負の電極
14、64 通気部
100、100−2、
100−3 印刷装置
101 印刷ドラム
131 印刷部材
131a 表面
2、2’ プリンタヘッド素子
20、60’ インク溜
3 印刷用紙(被印刷基材)
4 印字装置
F 液体
i インク
Claims (16)
- 被印刷基材に電解質を有する液体を転移させる印刷装置であって、
前記液体を流路中に送液する、
前記流路の内壁面の少なくとも一部が、該流路の入口から出口までの全体に亘って、送液を遮断する疎水性を有する少なくとも一つの弁部を除いて親水性を有し、
前記弁部に、前記液体の界面張力を減少させるための電極と、前記液体を切断するため外気を導入する通気部が設けられている送液装置が複数、2次元的に配設されていることを特徴とする印刷装置。 - 印刷装置本体に対して回動自在に装着された印刷ドラムを備え、
前記流路の入口が前記印刷ドラム内部に位置し、前記流路の出口が前記印刷ドラム外周面に露出するように前記送液装置が複数2次元的に配設され、
前記液体が前記流路の入口に供給されるものであることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記被印刷基材が、前記印刷ドラムの前記外周面に所定期間密着して該外周面と同速度で搬送されるものであって、
前記液体は、前記被印刷基材が前記印刷ドラムに密着されている期間に、前記流路から前記被印刷基材に転移されるものであることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。 - 前記被印刷基材が、シート状で可撓性を有するものであって、
前記被印刷基材の搬送経路は前記印刷ドラムの外周面に沿って湾曲していることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。 - 印刷装置本体に装着された平坦な表面を有する印刷部材を備え、
前記流路の入口が前記印刷部材の前記表面よりも内方側に位置し、前記流路の出口が前記印刷部材の前記表面上に露出するように前記送液装置が複数2次元的に配設され、
前記液体が前記流路の入口に供給されるものであることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 前記被印刷基材が、前記印刷部材の前記表面に所定期間密着されるものであって、
前記液体は、前記被印刷基材が前記印刷部材に密着されている期間に、前記流路から前記被印刷基材に転移されるものであることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。 - 前記送液装置において、
前記電極が、正負の二極を有し、
該正負の二極の一方の電極が、前記疎水性の弁部に臨設されていることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記送液装置において、
前記正負の二極の電極が、前記液体の流れ方向に前後して配置されていることを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。 - 前記送液装置において、
前記電極と前記流路とが、誘電膜によって隔てられていることを特徴とする請求項1から8いずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記送液装置において、
前記出口の外縁部が疎水性を有することを特徴とする請求項1から9いずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記送液装置において、
前記流路の出口区間の内壁及び前記出口の外縁部が疎水性を有するものであり、
前記出口区間及び前記外縁部のうち前記出口に隣接する周縁部に、前記液体の界面張力を減少させるための第二の電極が設けられていることを特徴とする請求項1から9いずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記送液装置において、
前記出口を有する流路出口部が、印刷装置本体から突出していることを特徴とする請求項1から11いずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記送液装置において、
前記流路出口部が、弾性部材で形成されていることを特徴とする請求項12に記載の印刷装置。 - 前記送液装置において、
前記流路出口部が、前記液体の流れ方向に弾性を有するものであることを特徴とする請求項12に記載の印刷装置。 - 前記液体が、機能性粒子を分散させた液体であることを特徴とする請求項1から14いずれか1項に記載の印刷装置。
- 請求項1から15いずれか1項に記載の印刷装置の印刷制御方法において、
前記電極に電圧を印加することにより、前記流路中の前記弁部を疎水性から親水性に変化させて前記液体を送液し、電圧の印加を停止することにより前記弁部を疎水性に変化させると共に前記通気部から外気を該弁部に導入して前記液体を一定量だけ分割して前記被印刷基材に転移させることを特徴とする印刷制御方法。
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JP2009054349A JP5315097B2 (ja) | 2009-03-09 | 2009-03-09 | 印刷装置及び印刷制御方法 |
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