JP5313863B2 - 電流センサ内蔵コネクタ - Google Patents
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請求項1に記載の発明は、第1の装置及び複数の第2の装置間で3相の交流電力を伝達する接続コードにおける前記第1の装置側に接続され、同第1の装置の差込口に差し込み可能に形成される電流センサ内蔵コネクタにおいて、各相の電流が流されるとともに、前記第2の装置毎に3本で1組として構成されるバスバーと、前記各組のバスバーに対応して設けられ、同バスバーに電流が流されることによって、その周囲に生じる磁場の強さに比例した電圧を出力する磁気センサと、を備え、各組の前記バスバーは第1の方向に並べられ、前記各組は前記第1の方向に対して垂直方向の第2の方向に並べられて構成され、
前記各組間に磁気シールド部材が設けられ、前記磁気センサが対応して設けられる前記バスバーの外周には、同バスバーの周囲に形成される磁場を集磁するコアが設けられ、前記磁気センサは前記コアが集磁した磁場を検出する位置に設けられ、前記コアにおいて、前記磁気センサに対応する部分には前記コア内に閉じ込められた磁界を局所的に空間に漏洩させる通磁孔が形成され、前記通磁孔は前記第2の方向において隣り合う前記コアの互いに対向する位置に形成され、前記磁気シールド部材は、前記第1の方向に延びる上下面にそれぞれ前記磁気センサが設置される基板の中間層として構成されることをその要旨としている。
また、通磁孔を通じてバスバーによる磁場が磁気センサに加わる。従って、磁気センサは対応して設けられるバスバーからより大きな磁場を受ける。これにより、より高い精度で磁場の強さの検出が可能となり、ひいては、磁気センサの検出結果に基づき算出されるバスバーに流される電流値の精度を上げることができる。
また、コアの通磁孔は、第2の方向において対向する位置、すなわち磁気シールド部材に対面する位置に形成されている。よって、全ての磁気センサを、磁気シールド機能を有する単一の基板の上下面に設置することが可能となる。
図1に示されるように、ハイブリッド式の車両1は、駆動軸2の駆動源であるエンジン3及び駆動用モータ4と、エンジン3の動力により発電する発電用モータ5とを備える。なお、駆動軸2にはタイヤが装着されている。そして、エンジン3の動力は機械的に駆動軸2に伝達される。これにより、駆動軸2が駆動して車両1が走行する。また、発電用モータ5による発電電力を電力源として駆動用モータ4を通じて駆動軸2を駆動させることで、車両1を走行させることも可能である。
図3に示すように、バスバーの軸方向からみて第1〜第3バスバー31〜33は、図3の左右方向に一列に間隔をおいて並べられている。第4〜第6バスバー34〜36も第1〜第3バスバー31〜33と同様に、左右方向に一列に間隔をおいて並べられている。また、第1〜第3バスバー31〜33は上段に並べられるとともに、第4〜第6バスバー34〜36は下段に並べられている。第1〜第6バスバー31〜36は、自身の上下面が左右方向に沿う向きに設けられている。第1〜第3バスバー31〜33と第4〜第6バスバー34〜36とは、左右方向における位置が互いに一致する。すなわち、図3の上下方向において、第1〜第3バスバー31〜33と第4〜第6バスバー34〜36とは間隔をおいて重なって設けられている。ここで、図6に一点鎖線で示すように、第1〜第6バスバー31〜36を左右方向に一列に並べて第1コネクタ21を構成した場合には、同図の実線で示す第1コネクタ21に比べて、左右方向において約2倍の大きさになる。従って、バスバーを重ねて配置することで、第1コネクタ21の左右方向の大きさをよりコンパクトにすることができる。なお、左右方向は第1の方向に相当し、上下方向は第2の方向に相当する。
(1)第1コネクタ21において、第1〜第3バスバー31〜33と、第4〜第6バスバー34〜36とは、上下方向に重ねられる態様で構成される。従って、インバータユニット9に複数のモータ、すなわち駆動用モータ4及び発電用モータ5が接続される構成であれ、左右方向における第1コネクタ21の大きさをコンパクトに保つことができ、ひいてはインバータユニット9をコンパクトに構成することができる。
・上記実施形態においては、制御回路9aはインバータユニット9に内蔵されていたが、制御回路9aは制御装置として独立して構成されていてもよい。
(イ)前記コアにおいて、前記磁気センサに対応する部分には前記コア内に閉じ込められた磁界を局所的に空間に漏洩させる通磁孔が形成されている電流センサ内蔵コネクタ。
Claims (1)
- 第1の装置及び複数の第2の装置間で3相の交流電力を伝達する接続コードにおける前記第1の装置側に接続され、同第1の装置の差込口に差し込み可能に形成される電流センサ内蔵コネクタにおいて、
各相の電流が流されるとともに、前記第2の装置毎に3本で1組として構成されるバスバーと、
前記各組のバスバーに対応して設けられ、同バスバーに電流が流されることによって、その周囲に生じる磁場の強さに比例した電圧を出力する磁気センサと、を備え、
各組の前記バスバーは第1の方向に並べられ、前記各組は前記第1の方向に対して垂直方向の第2の方向に並べられて構成され、
前記各組間に磁気シールド部材が設けられ、
前記磁気センサが対応して設けられる前記バスバーの外周には、同バスバーの周囲に形成される磁場を集磁するコアが設けられ、
前記磁気センサは前記コアが集磁した磁場を検出する位置に設けられ、
前記コアにおいて、前記磁気センサに対応する部分には前記コア内に閉じ込められた磁界を局所的に空間に漏洩させる通磁孔が形成され、
前記通磁孔は前記第2の方向において隣り合う前記コアの互いに対向する位置に形成され、
前記磁気シールド部材は、前記第1の方向に延びる上下面にそれぞれ前記磁気センサが設置される基板の中間層として構成される電流センサ内蔵コネクタ。
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