JP5312977B2 - 楔形状のキャビティと長手方向にずれたキャビティと回転制御手段とを有しているエアキャビティ船並びにこのエアキャビティ船を建築する方法 - Google Patents

楔形状のキャビティと長手方向にずれたキャビティと回転制御手段とを有しているエアキャビティ船並びにこのエアキャビティ船を建築する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5312977B2
JP5312977B2 JP2009037240A JP2009037240A JP5312977B2 JP 5312977 B2 JP5312977 B2 JP 5312977B2 JP 2009037240 A JP2009037240 A JP 2009037240A JP 2009037240 A JP2009037240 A JP 2009037240A JP 5312977 B2 JP5312977 B2 JP 5312977B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
air
wall
hull
ship
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2009037240A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009143566A (ja
Inventor
コンスタンティン・マットビーブ
ヨルン・ポール・ウィンクラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dk Group Acs BV
Original Assignee
Dk Group Acs BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP02076817A external-priority patent/EP1361150A1/en
Priority claimed from EP02077798A external-priority patent/EP1361152A1/en
Application filed by Dk Group Acs BV filed Critical Dk Group Acs BV
Publication of JP2009143566A publication Critical patent/JP2009143566A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5312977B2 publication Critical patent/JP5312977B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B1/00Hydrodynamic or hydrostatic features of hulls or of hydrofoils
    • B63B1/32Other means for varying the inherent hydrodynamic characteristics of hulls
    • B63B1/34Other means for varying the inherent hydrodynamic characteristics of hulls by reducing surface friction
    • B63B1/38Other means for varying the inherent hydrodynamic characteristics of hulls by reducing surface friction using air bubbles or air layers gas filled volumes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T70/00Maritime or waterways transport
    • Y02T70/10Measures concerning design or construction of watercraft hulls

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Description

本発明は、船首と、船尾と、船尾近くのプロペラとを備えた船体と、この船体の底部に形成され、長さ方向において互いに隣接し、各々が船の長さ方向に延びている2つの側壁並びに後壁並びに前壁によって囲まれ、前記後壁は後方にいくにつれて下向きに傾斜している壁部を有している、少なくとも2つの開口キャビティと、空気をキャビティに供給する空気取入れ手段とを具備しているエアキャビティ船と、エアキャビティ船を建築する方法とに関する。
このようなエアキャビティは、オイルタンカーのような大海を航海する船の船体の底部に、圧縮空気が中に案内される多数の下向きに開口したエアキャビティが設けられている、特許文献1によって公知である。これによって、船の水接触面が小さくされ、例えば水の抵抗などの、これの流体力学的な特性が改良される。エアキャビティ内には、船の流体力学的な能力に影響する波のパターンが発生される。
特許文献2には、複合チャンバを有しているエアクッションボート(a multiple chamber air cushion boat)の船体が開示されているが、ここでは、最後部のエアキャビティが、後方エアキャビティの長さ方向に形成され、隣接されている。最後部のエアキャビティの後壁は、傾斜している隔壁と、実質的に垂直な後方隔壁部とによって形成されている。これによって示されているのは、船の底部が、不適切な運搬船もしくはタンカー船のような水船(water vessel)の建築を可能にする繊維補強プラスチックのような軽量の材料で建築される必要がないことである。圧縮空気をキャビティに供給するための空気取入れ口は、キャビティの側壁に配置されている。これによって、比較的低速で航海する大きな船には適さない空気フローのパターンが与えられる。
US−A−No.3、595、191 US−A−No.3、742、888
かくして、本発明の目的は、安定した航海を可能にして水の抵抗を減じる波のパターンを発生させるようにエアキャビティが成形されている、エアキャビティ船を提供することである。特に、本発明の目的は、運搬船、コンテナ船もしくはタンカー船もしくは大きな客船、即ち、50、000トン以上、好ましくは、100、000トン以上の、圧力抵抗が減じられ、比較的低い空気圧並びに/もしくはキャビティを空気で満たすのに低い容量を必要とする、速度30ノット以下の外航船のような、エアキャビティ船を提供することである。
本発明の更なる目的は、複数のキャビティを有し、比較的容易に形成され得るエアキャビティ船を提供することである。再び、本発明の目的は、複数のキャビティが既存の船の船体に設けられ得るエアキャビティ船を提供することである。
再び、本発明の目的は、回転動作を確立したエアキャビティ船を提供することである。
ここでは、本発明の第1の実施形態に係わるエアキャビティ船は、以下のように特徴付けられている。前壁と後壁との少なくとも1つが、船の底部に接続されている上横方向側面と、各側壁に接続されている長手方向の側面とを備えている第1のプレート形状の壁部を有している。下横方向側面は、船体底部から所定距離離れたところで配置され、側壁と、船体の底部、もしくは、隣接しているキャビティの壁部とに接続されている。第1及び第2の壁部は、楔形状の閉じられたスペースを囲んでいる。空気取入れ手段は、実質的に後壁の方向へとキャビティ中に空気を取入れるために、前壁の第2の壁部に開口部を有している。
キャビティの長手方向の前壁から空気を取入れることによって、安定した低乱気流空気フローを与え、摩擦抵抗を減じる。特別な実施形態では、前壁の第2の壁部は、船体底部に対して90°未満の角度で延びている。
傾斜している前及び後壁の幾何学によって、波が、船の設計速度範囲でキャビティ内に適合され、波頭が、第2のプレート形状の壁部の上横方向エッジに、もしくは、これの近くに配置され、波の形状が、下方にそらされ、傾斜している後壁部に従う。これは、特に、1000トン以上の容量を有している、9〜30ノットで外洋を航行する貨物船か大きな客船にあてはまる。波の形状をキャビティ内に適当に適合させることによって、ショックなそのキャビティの封鎖が果たされ、大きな抵抗が減少され、同時に、空気の取入れも減じられて、この結果、電力を節減できる。更に、本発明のキャビティは、造船所でプレート形状の部品から比較的容易に建築され得、新しく建築された船に適合され得る。しかし、これはまた、側壁と横方向の壁とを既存の船体の底部に取着させることによって、既存の船に後付けするようにも使用され得る。
楔形状の後壁の長さは、キャビティの長さの1〜0.1倍、好ましくは0.5〜0.1倍の長さであってよい。
1つの実施形態では、2つのキャビティが、前後に配置されている。最後部キャビティの前壁が、滑らかな遷移部に沿ってキャビティの第1のプレート形状の壁部に取着している最前部のキャビティのプレート形状の第2の壁部によって形成されている。かくして、楔形状のキャビティの封鎖の最も低い部分に沿ったフローの分離が避けられる。
本発明のエアキャビティ船の他の実施形態では、少なくとも第1及び第2のキャビティが、横方向の並んで配置されている。第1のキャビティの前及び後壁は、第2のキャビティの前及び後壁から長さ方向において様々の位置に配置されている。
分かっていたことは、キャビティ内で、船の船体の外部の波のパターンに類似している波のパターンが発生されることである。キャビティ内の波のパターンは、純粋に横方向に向けられては折らず、斜めにされていることがわかった。横方向に並んで位置している幾つかのエアキャビティ間のずらされた配置を利用して、キャビティ内の波システム間の干渉が、船の抵抗が減じられるように得られる。エアキャビティを長手方向にずらすことによって、船の船体外部の波のパターンが、船の抵抗を更に減じるように、改良される。
本発明に係わるエアキャビティ船の更なる実施形態では、回転検出器を有している回転制御手段が設けられ、傾斜方向に船が傾斜された時は、1つのキャビティが持ち上げられ、他方のキャビティが傾斜され、回転検出器が、持ち上げられている前記キャビティへの空気の供給を増大させるための制御信号を発生させる、回転角度検出器と、長手方向の中心線の各側での個々に制御可能なキャビティへの空気の供給が行われる。
このように、公開中に船の動き(回転、ピッチ及び揺れ)を減じるための駆動緩衝システムが、提供される。特に、回転復元モーメントが、風力による固定された傾斜角度を補正するように発生され得、かくして、エアキャビティシステムの最適な機能を果たす。
本発明のエアキャビティ船の非制限的な実施形態が、例を挙げて、添付図面を参照しながら、詳しく説明される。
本発明に関わるエアキャビティとエア・デフレクターとを有しているタンカーか運搬船の側面図である。 図1の船の底面図である。 図2のIII−III線に沿ったエア・デフレクターの断面図を示す。 楔形の前壁と後壁とを有している2つの隣接したエアキャビティの斜視図である。 異なる実施形態のエアキャビティの概略側面図である。 異なる実施形態のエアキャビティの概略側面図である。 異なる実施形態のエアキャビティの概略側面図である。 異なる実施形態のエアキャビティの概略側面図である。 長手方向でオフセットされたエアキャビティを有している船の上面と底面とが組み合わせられた平面図である。 回転制御装置を有しているエアキャビティ船の概略的な横方向断面図である。 キャビティが二重船体構造体内に形成されている、エアキャビティ船である。
図1には、オイルタンカー、即ち運搬船1が示されている。このオイルタンカー即ち運搬船は、例えば50、000〜500、000トンの総トン数を有し得る。この船は、船体3の底部2に、多数のエアキャビティ4、5、6を有している。これらエアキャビティは、これらの下向きの面で開口している。コンプレッサー7により、圧縮空気が、一連のダクト10を通してキャビティ4〜6中に取り入れられる。空気は、船1の長手方向に向けて、低乱気流空気フローのためのキャビテーション領域内へと、キャビティの前壁8、9の開口部から取り入れられる。各キャビティは、約0.5〜30mの長さと、約0.5〜20mの幅と、約0.3〜5mの深さとを有し得る。キャビティの高さは、これらキャビティが、最大トリム(trim)で、空気によって完全に満たされるような高さであり、一般に、キャビティ内の計算波高点の高さと一致している。キャビティの幅は、少なくとも3列のキャビティが船の長手方向に並んで延びているような幅である。船の設計速度vで低速航海する単一船体船のキャビティの長さLcは、Lc=0.34vによって与えられ得る。
空気は、1.5〜4バールの圧力で供給され、船の対応する喫水でのキャビティ内の静水圧よりもわずかに大きい。空気の供給率は、各キャビティを、与えられた状況(速度、海の状態など)に応じて可能な限り乾いた状態に保つような率であり、供給された空気は、各キャビティ内で安定した状況に捕捉され、余分の空気が、各キャビティの後部から逃がされる。
船1は、船首11に膨張部を有しており、水の抵抗を軽減する。船尾12で、潜水している非通気プロペラ13が、速度8乃至30ノット、好ましくは13乃至17ノットでこの船を駆動させる。3つの互いに平行なエア・デフレクター15、16、17が、キャビティ4〜6から逃がされる空気をデフレクターに対して平行にガイドするように、最後尾のエアキャビティ4とプロペラ13との間の船尾12の近くで、船体の外面に沿って後方に向かって斜めに、水平線に対して角度γで、底部2から水面18に向けて延びている。これは、空気がプロペラの平面中に逃がされることを妨げ、プロペラ13の空気レベルを例えば10重量%よりも低く保つ。このように、プロペラに対して特別な設計上の改良が行われる必要が全くなく、このことは、エアキャビティ4〜6が既存の船に後付けされた場合の利点となっている。
図2に示され得るように、3列のエアキャビティ21、22が、船の底部で並んで延びている。これら外側キャビティ21と内側キャビティ22との横方向の隔壁23、24が、キャビティ内の波を最も適した形に方向付けるために、長手方向の中心線25の方向において互いにずらされている。横方向の隔壁23、24は、楔形の断面を有していてよく、各キャビティの深さは、キャビティの前部と後部とで漸進的に変化している。
最後尾のキャビティ21とプロペラ13との間には、3つの楔形エア・デフレクター15、16、17が、長手方向の中心線25に対して例えば80°〜110°の鋭角αで、船体1のほぼ水平な底部の境界線によって形成されている接線(tanging line)26に向けて、延びている。図2には、船の片側のみのエア・デフレクターの下部25と中間部25’とが、示されているが、実際には、エア・デフレクターのレイアウトは、長手方向の中心線18を中心に左右対称にされている。エア・デフレクター15〜17は、接線26から、長手方向に対して角度βで延びている中間部25’を有しながら、船体の両側面に沿って例えば水位18まで延びている。角度βは、船の設計速度と、水中の気泡の上昇速度とによって決まる。エア・デフレクター15〜17の上部25”は、図1に示され得るように、垂直線に対して角度γで延びている。角度α、β及びγは、設計速度やこの設計速度での空気が逃がされる角度など、船の設計によって決まり、横方向の加速なしで気泡を表面までガイドするように決められる。
図3に示され得るように、エア・デフレクター15〜17は、楔形の断面を有し、船体3の壁29に溶接された傾斜ストリップ27と横方向ストリップ28とによって形成されている。各ストリップの幅Wは、0.3〜3mであってよい。また、船体の壁29上の最後部の高さHは、最後のキャビティから逃がされる平均的な量の空気によって決定され、0.1〜2mであってよい。また、これらデフレクター間の距離Dは、0.1〜10mであってよく、船体の壁29に対する角度δは、10°〜90°である。
エア・デフレクター15〜17の後端部30には、低圧区域が形成され、この中に気泡が捕捉される。捕捉された空気が、プロペラ13中への空気の侵入が妨げられるように、低圧区域内でデフレクターに沿って底部2から海面18までガイドされる。
図4は、キャビティ40の概略図を示している。船は、底部2が上に向いた状態で示されている。船の船首は、図4の右手側に配置されており、航海の方向は、矢印Tによって示されている。キャビティ40は、プレート形状の側壁41、42と、楔形の前壁44と、楔形の後壁43とによって境界を示されている。前壁44及び後壁43の各々は、プレート形壁部(第1の壁部)45を有している。この壁部45は、これの下横方向側部46によって船体3の底部2に接続されている。壁部45は、傾斜されており、底部2から離れるように延びている。壁部45の長手方向の側面47、48は、例えば溶接を行うことによって、側壁41、42に接続されている。前記第1の壁部45は、上横方向エッジ49に沿って、第2の壁部50に接続されている。第2の壁部50は、傾斜平面を有し、これの下エッジ53によって底部2に接続されている。第1の壁部45から第2の壁部50への前記上横方向エッジ49に沿った遷移と、壁部50から底部2への前記下エッジ53に沿った遷移とは、エッジ49及び53に沿ったフローの分離を妨げるために、漸進的にされていなくてはならない。楔形を成すように囲まれたボックス構造体が、第1及び第2の壁部45、50によって形成されている。空気サプライダクト10は、楔形の第2の壁部50のホール55からキャビティ40中に差し込まれ、壁44によって囲まれたボックス形の構造体の内部に収容されている。
図5は、エアキャビティ40の概略的な側面図を示している。波のパターンは、これはキャビティ40内に位置されるものだが、波のピークが楔形の前壁44の下横方向エッジ53の近くに位置され、図5に点線で示されているように、壁部45によって偏向されるようにされている。エアキャビティ40、40’のボックスのような前及び後壁43、44の楔形状は、最適なフローと、ショックのないキャビティの封鎖とが得られる、即ち、圧力抵抗現象が大きく減じられるような形状である。本発明に係わるキャビティの形状と空気取入れ位置55では、これが低い空気取入れレベルで相当に抵抗を減じることから、比較的小さいエアフローがキャビティを空気で満たした状態に維持することが必要となる。
楔形の壁44の長さLw1は、例えば、キャビティ40の深さH(側壁41、42の高さ)が1mの場合、約10mである。第2の壁部50の長さLw2は、約7mであってよく、また、キャビティ40の長さLは、約10mである。キャビティ40の幅W(図4を参照)は、約4mであってよい。
図6は、最前部の楔形の壁44の湾曲された第2の壁部50が、最後部の楔形の壁43の傾斜壁部45に取着している、1つの実施形態を示している。このようなキャビティの構造は、壁50がこれの下エッジ53に沿って底部2に取着していて、荒海などでの運転により適している図5に示されているキャビティとは対照的に、穏やかな海での運転に最も適している。
図7では、第2の壁部50は、垂直に配置され、壁部45は、底部2の近くと、エッジ49との近くとに、ほぼ水平な方向性を有している。空気の供給ダクト10のエア取入れ口55は、概略的な矢印の方向へと空気を取り入れる。また、この取入れ口は、キャビティのキャビテーション領域内に配置されている。
図8の実施形態では、壁部45が、図7の凹形状の壁部45とは対照的な、凸形状を有している。意図される運転速度と水の状態(波があるかない、強い風か流れかが起こっているかいないか)とに従って、様々の設計が可能である。
図9は、上面図と底面図とを組み合わせて、船1を示している。この図から分かることは、2列のエアキャビティ60、60’、61、61’が、船の長手方向に並んで延びていることである。キャビティ61、61’の楔形の壁62、63、64は、キャビティ60、60’の楔形の壁65、66及び67以外のところで、長手方向の中心線25に沿って様々の配置で配置されている。このように、キャビティ内の斜めの波のパターンによって、船の水の抵抗を減じることが容易にされる。
図10は、回転制御手段83を有している本発明の船1を示している。キャビティ70、71は、長手方向の中心線25の各側に配置され、エアダクト76、77を介してコンプレッサ78、79に接続している。コンプレッサは、コンピュータ80によって制御される。コンピュータは、インプットとして、角度検出器81によって発生された検出信号を受信する。各キャビティ70、71中に導かれる空気の量を制御することによって、あらゆる運転状況で最適なパフォーマンスが得られるだけでなく、また、航路における船の動きのための緩衝システムが提供され、回転復元モーメントが発生され得る。
傾斜のない直立位置では、空気が、同様の方法で、キャビティ70、71の複数の側壁もしくはかかと部72、73、74及び75の間に捕捉される。ダクト76、77による空気の供給量は、コンピュータ80により、速度、装填及び周囲の状況に基いて調節される。空気が逃げることによってキャビティ内の圧力が急に低下することを防ぐために、このような圧力の低下を検知するように、エアフローモニター85、86が、ダクト76、77内に組み込まれ得る。圧力の低下に対応して、各コンプレッサ78、79が、各キャビティ内に累加される急速加圧を与えるように強化され得る。
船が、例えば傾斜角φだけ傾いているとき、一方のキャビティ71が、持ち上げられる。傾斜角が小さい場合、例えば5度であるとき、このキャビティ71のキャビティの側壁74、75の夫々の傾斜角は、同じと予想される。角度検出器81は、この傾斜角に応じて検出シグナルを発生させる。この検出信号に基づいてコンピュータ80がコンプレッサ79を駆動させ、前記一方のキャビティ71内の圧力を増大させる。側壁74の高さが、側壁75の高さよりも大きくなるにつれて、船が傾いた時には、より大量の空気が内部キャビティ領域に供給される。キャビティ71の容量が増大すると、船の浮力の中心が、船が傾斜されている側に移り(この図では右手側)、これによって、船を直立位置に戻す復元モーメントを生じる。コンピュータ80は、対向方向の“オーバーシュート角度”を避けるために船がゼロ傾斜位置につく前に、キャビティ71内の余分な空気を、例えばダクト77から追い出すように、直立している間キャビティ71への空気サプライを制御する。
回転角度検出器81の代わりに、回転の加速を測定する第2のオーダー(order)検出器が、使用され得る。本発明の回転制御システムは、例えば、スタビライザーのフィンが使用されている時などに、船の抵抗を顕著に増大させることなく回転を安定させる。
エアキャビティシステムと回転制御システムとは、新しい船に組み込まれるか、置換えられる船体として、既存の船に適合され得る。
図11は、内側船体102と外側船体103とを有している二重船体タンカー船100を示している。外側船体は、エアキャビティ104、105を形成するように切断されている。隔壁112、113は、プレート形状の部分として、エアキャビティ104、105の底部を形成している内側船体102に溶接されている。外側船体103の一部分106が、隔壁113の壁部107を形成するために使用され得る。外側船体の一部分109が、切断されて、最前部のエアキャビティの一部分108を仕切るように、内側船体102に溶接され得る。エアキャビティを完成すると、コンプレッサ110が、空気供給のための、エアダクト115を介する各エアキャビティへの接続部である、二重船体船100に取着され得る。本発明に係わる方法によって、二重船体船は、摩擦及び抵抗現象を減じ、そして、容易かつ費用効率が高い方法で推進力のためのエネルギー消費を節約するように、エアキャビティ船へと改造され得る。
1…エアキャビティ船、3…船体、4,5,6;40,40‘;60,60‘,61,61’…開口キャビティ、7,10…空気取入れ手段、9…底部、11…船首、12…船尾、13…プロペラ、41,42…側壁、43…後壁、44…前壁、45…第1のプレート形状の壁部、46…上側横方向側端、47,48…長手方向側端、50…第2のプレート形状の壁部、55…開口部、

Claims (9)

  1. 船首(11)と、船尾(12)と、この船尾の近くのプロペラ(13)とを備えている船体(3)と、
    この船体の底部(2)に形成され、船体の横方向に離間し、各々が船体の長手方向に延びている2つの側壁と、後壁と、前壁とによって囲まれている少なくとも2つの第1の開口キャビティ(60、61)を含む複数の開口キャビティと、
    空気を前記第1の開口キャビティの夫々に供給するための空気取入れ手段(7、10)とを具備しているエアキャビティ船(1)において、
    前記第1の開口キャビティ(60)の一方の前壁(66)と後壁(65)とは、前記第1の開口キャビティ(61)の他方の前壁(63)と後壁(64)とは、船体の長手方向において異なる位置にあることを特徴とするエアキャビティ船
  2. 前記複数の複数の開口キャビティは、前記長手方向に隣接し、各々が長手方向に延びている2つの側壁(41,42)と、後壁(43)と、前壁(44)とによって囲まれている更なる少なくとも2つの第2の開口キャビティ(4,5,6)を含み、
    前記後壁(43)は、後方に向かって下方向に傾斜した壁部分を有し、
    空気を前記少なくとも2つの第2の開口キャビティ(4,5,6)の夫々に供給するための空気取入れ手段(7、10)を更に具備し、
    前記後壁(43)と、前壁(44)との少なくとも一方は、第1のプレート形状の壁部(45)を有し、この壁部(45)は、船体の底部(9)に接続され、船体の横方向に延びている上側横方向側端(46)と、前記2つの側壁(41、42)に夫々接続され、船体の長手方向に延びている2つの長手方向側端(47、48)とを有し、
    また、前記前壁(44)は、第2のプレート形状の壁部(50)を有し、この壁部(50)は、船体の底部(9)から所定距離離れたところに位置し、船体の横方向に延びている下側方横方向側端(49)と、前記側壁(41、42)に夫々接続された2つの長手方向側端とを有し、
    前記第1と第2のプレート形状の壁部(45、50)と前記2つの側壁(41、42)とにより、前記第2の開口キャビティ(4、5、6)の各々は、楔形状の閉じられたスペースとなっており、
    前記空気取入れ手段(7、10)は、後壁(43)の方向に向かってキャビティ中へと空気を取入れるために、前記前壁(44)の第2のプレート形状の壁部(50)に開口部(55)を有している請求項1のエアキャビティ船。
  3. 前記第2のプレート形状の壁部(50)は、船体の底部(9)に対して90°未満の角度で傾斜している、請求項2のエアキャビティ船。
  4. 前記長手方向における第2のプレート形状の壁部(50)の長さ(Lw)は、前記第2の開口キャビティの長さ(L)の1〜0.1倍である、請求項3のエアキャビティ船。
  5. 前記長手方向における第2のプレート形状の壁部(50)の長さ(Lw )は、前記第2の開口キャビティの長さ(L )の0.5〜0.1倍である、請求項3のエアキャビティ船。
  6. 前記長手方向における第2のプレート形状の壁部(50)の長さ(Lw )は、前記第2の開口キャビティの長さ(L )の0.3〜0.2倍である、請求項3のエアキャビティ船。
  7. 前記第2のプレート形状の壁部(50)は、滑らかな遷移部(49)を前記第1のプレート形状の壁部(45)に取着させる傾斜面(50)を有している、請求項2のエアキャビティ船。
  8. 前記少なくとも2つの第1の開口キャビティ(60、61)は、船体の横方向に並んだ少なくとも3つの第1の開口キャビティ(60、61)を含み、1番目の第1の開口キャビティ(60)の前壁並びに後壁(65、66)と、2番目の第1の開口のキャビティ(61)の前壁並びに後壁(63,64)とは、船体の長手方向で異なる位置に配置されている、請求項1のエアキャビティ船。
  9. 前記少なくとも2つの第1の開口キャビティ(60、61)は、前記船体の長手方向の中心軸の両側に設けられ、
    回転検出器を有している回転制御手段と、前記第1の開口キャビティの各々への個々に制御可能な空気の供給とによって特徴付けられ、横方向に船が傾斜された時は、一方の側の第1の開口キャビティが持ち上げられ、他方の側の第1の開口キャビティが傾斜され、前記回転検出器が、持ち上げられている前記第1の開口キャビティへの空気の供給を増大させるための制御信号を発生させる、請求項1のエアキャビティ船。
JP2009037240A 2002-05-07 2009-02-19 楔形状のキャビティと長手方向にずれたキャビティと回転制御手段とを有しているエアキャビティ船並びにこのエアキャビティ船を建築する方法 Expired - Lifetime JP5312977B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP02076817A EP1361150A1 (en) 2002-05-07 2002-05-07 Air cavity vessel with wedge-shaped cavities, longitudinally offset cavities, and roll control means
EP02076817.2 2002-05-07
EP02077798.3 2002-05-10
EP02077798A EP1361152A1 (en) 2002-05-07 2002-07-10 Air cavity vessel with wedge-shaped cavities, longitudinally offset cavities, and roll control means
EP02080560 2002-12-30
EP02080560.2 2002-12-30

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004503336A Division JP4624778B2 (ja) 2002-05-07 2003-05-05 楔形状のキャビティと回転制御手段とを有しているエアキャビティ船

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009143566A JP2009143566A (ja) 2009-07-02
JP5312977B2 true JP5312977B2 (ja) 2013-10-09

Family

ID=29424078

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004503336A Expired - Lifetime JP4624778B2 (ja) 2002-05-07 2003-05-05 楔形状のキャビティと回転制御手段とを有しているエアキャビティ船
JP2009037240A Expired - Lifetime JP5312977B2 (ja) 2002-05-07 2009-02-19 楔形状のキャビティと長手方向にずれたキャビティと回転制御手段とを有しているエアキャビティ船並びにこのエアキャビティ船を建築する方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004503336A Expired - Lifetime JP4624778B2 (ja) 2002-05-07 2003-05-05 楔形状のキャビティと回転制御手段とを有しているエアキャビティ船

Country Status (13)

Country Link
EP (1) EP1501719B1 (ja)
JP (2) JP4624778B2 (ja)
KR (1) KR101117038B1 (ja)
CN (2) CN100379645C (ja)
AT (1) ATE388077T1 (ja)
AU (1) AU2003224518A1 (ja)
CY (1) CY1110380T1 (ja)
DE (1) DE60319518T2 (ja)
DK (1) DK1501719T3 (ja)
ES (1) ES2302923T3 (ja)
PT (1) PT1501719E (ja)
SI (1) SI1501719T1 (ja)
WO (1) WO2003095297A1 (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5030080B2 (ja) * 2006-07-07 2012-09-19 独立行政法人海上技術安全研究所 船体摩擦抵抗低減装置
JP5172848B2 (ja) * 2006-10-11 2013-03-27 ラーリー ブラッドリー ケック 船並びに関連する組立法及び統制法
US7685954B2 (en) 2006-10-11 2010-03-30 Keck Technologies, Llc High speed, multi-unit, articulated surface effect ship
US7845297B2 (en) 2007-04-03 2010-12-07 Keck Technologies, Llc Ship and associated methods of formation with vessels having connectable hulls
JP4953294B2 (ja) * 2006-11-02 2012-06-13 独立行政法人海上技術安全研究所 船体摩擦抵抗低減装置
US20080115992A1 (en) 2006-11-22 2008-05-22 Alion Science And Technology Corporation Surface effect sea train
JP4953296B2 (ja) * 2006-12-08 2012-06-13 独立行政法人海上技術安全研究所 船体摩擦抵抗低減装置
JP2009255621A (ja) * 2008-04-11 2009-11-05 Ihi Corp 船体摩擦抵抗低減装置
EP2331391A4 (en) * 2008-09-19 2015-10-21 Stena Rederi Ab HULL SHAPE FOR BOATS, PROVIDED WITH AIR CAVITY
ES2437607T3 (es) * 2008-12-02 2014-01-13 Dk Group (Acs) B.V. Generador de micro burbujas con presión positiva
DE102009022711A1 (de) 2009-05-26 2011-02-03 Man Diesel & Turbo Se Schiffsantriebssystem und damit ausgerüstetes Schiff
US8210116B2 (en) 2009-09-10 2012-07-03 Navatek, Ltd. Watercraft with hull ventilation
KR101066670B1 (ko) * 2009-12-24 2011-09-21 최용호 흘수조절이 자유로운 유동 밸러스트구조를 구비한 공기쿠션선박
KR101012647B1 (ko) * 2010-04-01 2011-02-09 대우조선해양 주식회사 가동 구획부재를 갖는 공기 공동 선박
CN101792010B (zh) * 2010-04-12 2012-07-25 钱建其 重型船舶产生气垫的方法及其重型气垫船舶
US8800466B1 (en) 2010-06-23 2014-08-12 Navatek, Ltd. Inflatable watercraft with reinforced panels
GR1007493B (el) * 2010-08-26 2011-12-23 Δημητριος Ιωαννου Δαμτσας Συστημα αεριζομενης γαστρας ταχυπλοων σκαφων (δελτα)
JP5216121B2 (ja) * 2011-06-28 2013-06-19 三菱重工業株式会社 摩擦抵抗低減型船舶、その製造方法、及び船舶の改造方法
PL2817208T3 (pl) * 2012-02-21 2016-11-30 System smarowania powietrznego
CN103158834B (zh) * 2013-04-03 2015-12-23 黄安静 一种风效水撬船
CN103192946A (zh) * 2013-04-19 2013-07-10 中船重工船舶设计研究中心有限公司 一种楔形船底减阻气层保持结构
NL2011841C2 (en) * 2013-11-26 2015-05-27 Univ Delft Tech A flat-bottomed vessel and a method for controlling the length of at least one air cavity.
JP2015199480A (ja) * 2014-04-06 2015-11-12 一夫 有▲吉▼ 海水の摩擦抵抗を少くして船速を早めた省エネ船
SE539235C2 (sv) * 2015-01-13 2017-05-23 Stena Rederi Ab Fartyg försett med luftkavitet
CN106005242A (zh) * 2016-05-27 2016-10-12 武汉理工大学 一种空气润滑船
EP3489124B1 (en) * 2016-07-19 2024-06-19 Hyundai Heavy Industries Co., Ltd. Friction reducing device and ship comprising same
NL2023149B1 (en) * 2019-05-16 2020-12-01 Silverstream Tech Bv Air release unit with diverging side walls
SG10202103943RA (en) * 2020-04-20 2021-11-29 Daewoo Shipbuilding & Marine Air lubrication system of a ship
CN112722183B (zh) * 2020-07-15 2021-12-14 上海海事大学 一种航海船体平衡装置的安装方法
CN112722228B (zh) * 2021-02-24 2022-10-21 广州船舶及海洋工程设计研究院(中国船舶工业集团公司第六0五研究院) 一种船舶水下排烟管结构
CN113357081B (zh) * 2021-04-06 2022-11-08 浙江大学 一种海上漂浮式风力发电设备动态晃动抑制方法及装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1537727A (fr) * 1967-05-26 1968-08-30 Coque à coussin d'air confiné
US3595191A (en) 1968-10-11 1971-07-27 John Wakelam Grundy Ships and boats
US3742888A (en) * 1971-12-30 1973-07-03 W Crowley Stable multiple-chamber air cushion boat hull
JPS4876286A (ja) * 1972-01-12 1973-10-13
NL7811103A (nl) * 1977-11-14 1979-05-16 Giessen De Noord Nv Vaartuig.
JPS61128184U (ja) * 1985-01-30 1986-08-11
JPS62108098U (ja) * 1985-12-27 1987-07-10
FR2607098A1 (fr) * 1986-11-24 1988-05-27 Pingon Pierre De Catamaran a effet de surface
FR2638692A1 (fr) * 1988-11-08 1990-05-11 Nguyen Manh Khanh Navire a effet de surface rigide a coussins multiples
SG46712A1 (en) * 1991-07-10 1998-02-20 Donald E Burg Multiple hull air ride boat
US5146863A (en) * 1991-10-21 1992-09-15 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Air cushion displacement hull water vehicle
US5456201A (en) * 1992-01-16 1995-10-10 Bobst; Glen L. Air bubble lubricated boat hull
CN1048219C (zh) * 1994-05-10 2000-01-12 黄文章 船底具有气垫凹部的水翼船
US5570650A (en) * 1996-03-21 1996-11-05 Harley; Howard D. Surface effect vessel hull
JP3469004B2 (ja) * 1996-08-20 2003-11-25 三菱重工業株式会社 エアクッション船
JPH10100985A (ja) * 1996-10-01 1998-04-21 信也 ▲高▼原 船の水摩擦抵抗を減少する船底の構造
US5746146A (en) * 1996-10-18 1998-05-05 Bixel, Jr.; Charles Gilbert Surface effect planing pontoon seaplane (SEPPS)
US6167829B1 (en) * 1997-10-09 2001-01-02 Thomas G. Lang Low-drag, high-speed ship
US6609472B2 (en) * 1999-09-01 2003-08-26 Paulette Renee Burg Stable efficient air lubricated ship
US6293216B1 (en) * 1999-11-16 2001-09-25 Bruce R. Barsumian Surface effect ship (SES) hull configuration having improved high speed performance and handling characteristics

Also Published As

Publication number Publication date
DE60319518T2 (de) 2008-06-12
KR101117038B1 (ko) 2012-03-15
ES2302923T3 (es) 2008-08-01
AU2003224518A1 (en) 2003-11-11
SI1501719T1 (sl) 2008-08-31
DE60319518D1 (de) 2008-04-17
KR20050016872A (ko) 2005-02-21
JP2006514896A (ja) 2006-05-18
EP1501719B1 (en) 2008-03-05
ATE388077T1 (de) 2008-03-15
CN101412435A (zh) 2009-04-22
PT1501719E (pt) 2008-07-11
CN1662414A (zh) 2005-08-31
DK1501719T3 (da) 2008-06-23
CY1110380T1 (el) 2015-04-29
JP2009143566A (ja) 2009-07-02
CN100379645C (zh) 2008-04-09
CN101412435B (zh) 2011-10-05
EP1501719A1 (en) 2005-02-02
JP4624778B2 (ja) 2011-02-02
WO2003095297A1 (en) 2003-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5312977B2 (ja) 楔形状のキャビティと長手方向にずれたキャビティと回転制御手段とを有しているエアキャビティ船並びにこのエアキャビティ船を建築する方法
US6672234B2 (en) Air cushion vessel
KR100479792B1 (ko) 고속 하이브리드 선박
US7578250B2 (en) Watercraft with wave deflecting hull
JP4619775B2 (ja) エア・デフレクターを備えている底部エアキャビティを有している船
JP3469197B2 (ja) 単一・三・双胴構造を有した船舶用船体
US20090308300A1 (en) Watercraft with wave deflecting hull
US5031556A (en) Marine hull
US20070157865A1 (en) Watercraft with wave deflecting hull
US8286570B2 (en) Hull for a marine vessel
EP1361152A1 (en) Air cavity vessel with wedge-shaped cavities, longitudinally offset cavities, and roll control means
EP1361150A1 (en) Air cavity vessel with wedge-shaped cavities, longitudinally offset cavities, and roll control means
CA2675391A1 (en) Watercraft with wave deflecting hull
NO20220424A1 (no) Luftputebårent fartøy med styrbord og babord kjøllinjer med sine respektive kjølsteg for å hindre luftlekkasje

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110928

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111226

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120801

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120919

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5312977

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term