JP5311302B2 - コンデンサ粉末供給機構 - Google Patents

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Description

本発明は、コンデンサ成形機に係り、より詳細には、金型の上を往復して金型の中にコンデンサ粉末を供給するコンデンサ粉末供給箱に、安定してコンデンサ粉末を供給することができるコンデンサ粉末供給機構に関する。
コンデンサ成形機は、コンデンサ粉末を押圧してコンデンサチップを作る装置であり、例えばタンタル粉末からコンデンサチップを作る成形機は、特許文献1に示される。成形されたコンデンサチップは、高温高真空下で焼結され、本体部分に陽極端子が、リード線となるワイヤに陰極端子が取り付けられ、樹脂モールドされて最終的なタンタルコンデンサとされる。
コンデンサ成形機においては、成形するチップの小型化が進行している。一例として、タンタルのコンデンサチップ本体部分は矩形状とされる場合、縦×横×厚さは1mm×1mm×0.25mmである。このため、タンタル粉末は粒径がより細かいものが使用される。そのため、タンタル粉末は、密度が高く流動性の低いものとなるので、塊となりやすく、成形機の貯蔵タンク下部でブロッキングを起こしやすい。ブロッキングが発生すると、貯蔵タンク下部から少量を取り出して、コンデンサ粉末供給箱にコンデンサ粉末を補給する動作が空振りとなり、コンデンサ粉末がコンデンサ粉末供給箱に送れない場合が生じる。空振りが何回か続けば、供給不足を検出して、コンデンサ成形機が停止する事態になる。
特開平8−124810号公報
本発明の目的は、前述の問題点を解決するためになされたものであり、貯蔵タンクからコンデンサ粉末を安定して取り出し、コンデンサ供給箱にブロッキングを抑えて少量ずつ供給できるコンデンサ粉末供給機構を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明によるコンデンサ粉末供給機構は、コンデンサ粉末が、貯蔵タンクから金型の上を往復するコンデンサ粉末供給箱に供給されるように構成したコンデンサ成形機において、前記貯蔵タンクの底部に連通して補助ローラでコンデンサ粉末を受ける第1ホッパーと、第1ホッパーの底部に連通し、外周の軸方向に延びる溝でコンデンサ粉末をかきとり、下方に送り出す第1ローラと、第1ローラから送り出されたコンデンサ粉末が通過する第1排出通路と、からなる第1送出し機構部と、前記第1排出通路の底部に連通してコンデンサ粉末を受ける第2ホッパーと、第2ホッパーの底部に連通し、外周の軸方向に延びる溝でコンデンサ粉末をかきとり、下方に送り出す第2ローラと、第2ローラから送り出されたコンデンサ粉末が通過する第2排出通路と、からなる第2送出し機構部と、が備えられ、前記第2ローラの溝は、前記第1ローラの溝より断面積が小さく、前記第2送出し機構部のコンデンサ粉末の送り出し量が、前記第1送出し機構部のコンデンサ粉末の送り出し量より少ないことを特徴とする。
本発明によれば、コンデンサ粉末供給機構を第1送出し機構部と第2送出し機構部からなる上下直列接続の2段分離構造としたので、第1送出し機構部から送り出されたコンデンサ粉末は、小容量の第1排出通路と第2ホッパーに蓄えられるようにしたので、第2送出し機構でのコンデンサ粉末のブロッキングを防止できる。コンデンサ粉末には流動性が維持され、第2ロールの溝で第2ホッパー底部のコンデンサ粉末をかき取る際にも空振りすることがない。
また、第2ローラの溝は、第1ローラの溝より断面積を小さくしたので、第1ロールの溝は、逆にコンデンサ粉末を良くかきとれる程度に溝を大きくすることができる。すなわち、第1送出し機構部の空振りを防止できる。第2ロールの溝は、より小さくして、コンデンサ供給箱にコンデンサ粉末を投入する際の衝撃を抑えることができる。

以下、図面を参照して、本発明によるコンデンサ粉末供給機構を説明する。
図1は、本発明によるコンデンサ粉末供給機構の正面図である。コンデンサ粉末供給機構20は、コンデンサ成形機の中に組み込まれており、貯蔵タンク2からコンデンサ粉末1を取り出して送り出す第1送出し機構部3と第2送出し機構部4から構成される。コンデンサ粉末1は、コンデンサ粉末供給機構20を出た後、コンデンサ粉末供給箱9に入り、コンデンサ供給箱9が金型10の上部を擦動することによって、金型10に投入される。コンデンサ粉末供給機構20は、コンデンサ粉末供給箱9へコンデンサ粉末を供給する装置である。
第1送出し機構部3は、貯蔵タンク2の底部に連通して設けられ、コンデンサ粉末1を受ける第1ホッパー3a、第1ホッパー3aの底部から少量のコンデンサ粉末1をかきとり、下方に送り出す第1ローラ3b、送り出されたコンデンサ粉末1を通過させる第1排出通路3c、第1ローラ3bを回転させる第1駆動部6から構成される。第1駆動部6は、モータ(図示せず)を含み、モータでギア6aが回転され、ギア6aの回転がベルト6bで第1ローラ3bに伝えられる。第1ホッパー3aの中に、コンデンサ粉末1のブロッキングを防止するため、第1ローラ3bに合わせて回転する補助ローラ3dを設けている。
第2送出し機構部4は、第1排出通路3cの底部に連通してコンデンサ粉末1を受ける第2ホッパー4a、第2ホッパー4aの底部から、コンデンサ粉末1をかきとり、下方に送り出す第2ローラ4b、第2ローラ4bから送り出されたコンデンサ粉末1を通過させる第2排出通路4c、第2排出通路4cとコンデンサ粉末供給箱9をつなぐ排出パイプ5から構成される。第2駆動部7は、モータ(図示せず)を含み、モータでギア7aが回転され、ギア7aの回転がベルト7bで第2ローラ4bに伝えられる。
図2は、第2ローラの正面図(A)と側面図(B)である。(A)に示すように、第2ローラ4bの外周には溝8bが6箇所に形成される。(B)に示すように、溝8bは軸方向に延びて形成されている。溝8bの軸方向両端には、コンデンサ粉末1が滞留しないように長さuで示すテーパが形成されている。溝8bの長さkは約12mmで、深さdは約0.7mmである。溝8bの容積は、約13mmである。第2ローラ4bが60度回転し、溝8bがコンデンサ粉末1をかきとり下方に送り出す場合、第2ホッパー4aと第2ローラ4bとの隙間からもコンデンサ粉末1が連れ出される。この場合、角度60度当たりのコンデンサ粉末の送り出し量は約26mmと見積もられる。
第1ローラ3bは、外周には溝8a(図示せず)が1箇所にのみ形成される。溝8aは軸方向に延びており、溝8aの軸方向の両端には、コンデンサ粉末が滞留しないようにテーパが形成されている。溝8aは、断面積が大きく、従って容積も大きく、1回転でのコンデンサ粉末の送り出し量は、約406mmとなる。第1送出し機構部3の第1ローラ3bが1回転してコンデンサ粉末1を406mm供給するなら、第2送出し機構部4の第2ローラ4bの1回転での消費量は26mmであるから、約16回分(=406÷26)にあたる。第2ローラ4bが2.6回転(=16回×60度÷360度)すると、第1送出し機構部3から送り出されたコンデンサ粉末1がなくなる。第1送出し機構部3は、コンデンサ粉末1が第2ホッパー4aからなくならないように、また第2ホッパー4aからあふれないように供給する。なお、第2ローラ4bのモータは、所定の角度で回転できるように、ステッピングモータまたはサーボモータを使用する。
図3は、図1の第2送出し機構部4の第2ローラ4bが第2ホッパー4a内のコンデンサ粉末1をかきとって、送り出す様子を示した動作図である。図3は、1つの溝8bに注目して描かれているが、60度の間隔で溝8bが設けられているので、コンデンサ粉末1は60度回転毎に次々と送り出される。なお、第1送出し機構部3の第1ローラ3bが第1ホッパー3a内のコンデンサ粉末1をかきとって、送り出す様子も図示しないが同様である。
図4は、第1ローラ3bと第2ローラ4bのコンデンサ粉末の送り出し量を測定した表である。第1送出し機構部3における溝1個当たりのコンデンサ粉末1の送り出し量は平均で494.74mgである。第2送出し機構部4における溝1個当たりのコンデンサ粉末1の送り出し量は平均では31.66mgである。単位は、mgで示した。第2ローラ4bの溝8bの容積26mmが、31.66mgに対応し、第1ローラ3bの溝8aの容積406mmが494.74mgに対応している。この段階では、コンデンサ粉末1の密度は、1.22mg/mmとなる。
コンデンサチップの形状を決定し、例えば、圧縮成形した本体部分の重量を2.458mgとする。これを圧縮する前の密度で容積にすると、2.01mm(=2.458÷1.22)である。第2送出し機構部4からコンデンサ粉末供給箱9に31.66mg/回が供給されれば、12個が成形できる計算となる。コンデンサ粉末供給箱9の収納サイズにもよるが、投入したコンデンサ粉末1がなくなる前に、次のコンデンサ粉末1が供給されるように制御される。
本発明は、ブロッキングを発生させることなく少量のコンデンサ粉末を供給できるコンデンサ成形機のコンデンサ粉末供給機構として好適である。
本発明によるコンデンサ粉末供給機構の正面図である。(実施例1) 図1に示す第2ローラの(A)は正面図であり、(B)は側面図である。(実施例1) 図1の第2ローラの溝がコンデンサ粉末をかきとる様子を示した動作図である。(実施例1) 第1ローラと第2ローラのコンデンサ粉末送出し量を測定した表である。(実施例1)
符号の説明
1 コンデンサ粉末
2 貯蔵タンク
3 第1送出し機構部
3a 第1ホッパー
3b 第1ローラ
3c 第1排出通路
3d 補助ローラ
4 第2送出し機構部
4a 第2ホッパー
4b 第2ローラ
4c 第2排出通路
5 排出パイプ
6 第1駆動部
6a ギア
6b ベルト
7 第2駆動部
7a ギア
7b ベルト
8 溝
8a 第1ローラの溝
8b 第2ローラの溝
9 コンデンサ粉末供給箱
10 金型
20 コンデンサ粉末供給機構

Claims (1)

  1. コンデンサ粉末が、貯蔵タンクから金型の上を往復するコンデンサ粉末供給箱に供給されるように構成したコンデンサ成形機において、
    前記貯蔵タンクの底部に連通して補助ローラでコンデンサ粉末を受ける第1ホッパーと、第1ホッパーの底部に連通し、外周の軸方向に延びる溝でコンデンサ粉末をかきとり、下方に送り出す第1ローラと、第1ローラから送り出されたコンデンサ粉末が通過する第1排出通路と、からなる第1送出し機構部と、
    前記第1排出通路の底部に連通してコンデンサ粉末を受ける第2ホッパーと、第2ホッパーの底部に連通し、外周の軸方向に延びる溝でコンデンサ粉末をかきとり、下方に送り出す第2ローラと、第2ローラから送り出されたコンデンサ粉末が通過する第2排出通路と、からなる第2送出し機構部と、が備えられ、
    前記第2ローラの溝は、前記第1ローラの溝より断面積が小さく、前記第2送出し機構部のコンデンサ粉末の送り出し量が、前記第1送出し機構部のコンデンサ粉末の送り出し量より少ないことを特徴とするコンデンサ粉末供給機構。
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