JP5310318B2 - レシート印刷装置、レシート印刷装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

レシート印刷装置、レシート印刷装置の制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5310318B2
JP5310318B2 JP2009157647A JP2009157647A JP5310318B2 JP 5310318 B2 JP5310318 B2 JP 5310318B2 JP 2009157647 A JP2009157647 A JP 2009157647A JP 2009157647 A JP2009157647 A JP 2009157647A JP 5310318 B2 JP5310318 B2 JP 5310318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
printing
printing apparatus
receipt
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009157647A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011011454A (ja
JP2011011454A5 (ja
Inventor
明 宮川
利夫 栗山
正志 青沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2009157647A priority Critical patent/JP5310318B2/ja
Priority to US12/817,420 priority patent/US8321287B2/en
Priority to CN201010222554.8A priority patent/CN101944259B/zh
Publication of JP2011011454A publication Critical patent/JP2011011454A/ja
Publication of JP2011011454A5 publication Critical patent/JP2011011454A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5310318B2 publication Critical patent/JP5310318B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07GREGISTERING THE RECEIPT OF CASH, VALUABLES, OR TOKENS
    • G07G5/00Receipt-giving machines
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/20Point-of-sale [POS] network systems
    • G06Q20/209Specified transaction journal output feature, e.g. printed receipt or voice output

Description

偽造防止の必要性がある印刷物を作成するレシート印刷装置、レシート印刷装置の制御方法およびプログラムに関するものである。
近年、世界的な経済不況の影響により、レシートの偽造が社会問題化している。偽造されたレシートは、万引き商品を店外に持ち出すために用いられる。また、万引きした商品を、その店に返品して代金を受け取るために用いられる場合もある。
一方、偽造レシートを作成し、顧客(万引き犯)に提供する専門業者の存在も知られている。この種の専門業者は、小売店で使用しているレシート印刷装置と同様の機種を購入し、偽造レシートを作成する。さらに悪質な例では、小売店からレシート印刷装置を盗難して、偽造レシートを作成するケースもある。
このように、レシートなど、偽造防止の必要性がある印刷物を作成する印刷装置として、例えば特許文献1が提案されている。当該特許文献1に記載の印刷装置は、複数の情報を、可視インク、蛍光インクおよび赤外光吸収インクなどの特殊インクで印刷することにより、偽造が困難で、且つ偽造物を簡単に識別可能な印刷物を作成可能である。
特開2002−326443号公報
ところが、上記特許文献1の発明を、レシート発行に用いられるレシート印刷装置に適用した場合、レシートの偽造抑止効果はあるものの、レシート印刷装置自体を入手することで、偽造が可能となるといった問題がある。そこで、仮にレシート印刷装置が入手できたとしても、偽造レシートの作成を困難とすることが求められている。これにより、上記のような偽造レシート作成業者を排除することができ、ひいてはレシート偽造の有効な防止策になると考えられる。
本発明は、上記の問題点に鑑み、偽造印刷物の作成が不可能なレシート印刷装置、レシート印刷装置の制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明のレシート印刷装置は、登録情報を暗号化した暗号化情報を記憶する記憶手段と、POS端末から送信された会計情報に含まれる特定情報を取得する特定情報取得手段と、特定情報と、暗号化情報を復号化した登録情報と、を照合する照合手段と、照合手段による照合が成立した場合、印刷を許可する印刷許可手段と、印刷許可手段により印刷が許可された場合、前記会計情報を印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
発明の他のレシート印刷装置は、登録情報を記憶する記憶手段と、第1の特定情報が記録された所定の記録媒体を読み取る読み取り手段と、第1の特定情報と、登録情報と、を照合する第1照合手段と、第1照合手段による照合が成立した場合、印刷を許可する印刷許可モードに設定するモード設定手段と、POS端末から、第2の特定情報が含まれる会計情報を取得する会計情報取得手段と、第2の特定情報と、登録情報と、を照合する第2照合手段と、印刷許可モード時であって、且つ第2照合手段による照合が成立した場合、印刷を許可する印刷許可手段と、印刷許可手段により印刷が許可された場合、会計情報を印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
上記に記載のレシート印刷装置において、記憶手段は、登録情報を暗号化した暗号化情報を記憶しており、第1照合手段および第2照合手段は、暗号化情報を復号化した登録情報と照合を行うことが好ましい。
上記に記載のレシート印刷装置において、印刷手段は、会計情報と共に、登録情報または暗号化情報を印刷することが好ましい。
上記に記載のレシート印刷装置において、モード設定手段は、レシート印刷装置の電源切断に伴って、印刷を許可しない印刷非許可モードに設定することが好ましい。
上記に記載のレシート印刷装置において、POS端末から、印刷を許可しない印刷非許可モードに切り換えるための切り換え信号を取得する切り換え信号取得手段をさらに備え、モード設定手段は、切り換え信号の取得に伴って、印刷非許可モードに設定することが好ましい。
上記に記載のレシート印刷装置において、レシート印刷装置の設置位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、印刷手段は、会計情報と共に、位置情報を印刷することが好ましい。
上記に記載のレシート印刷装置において、登録情報は、少なくとも、レシート印刷装置とPOS端末が導入された店舗の店舗ID、POS端末を一意に特定するレジID、店舗のレジ係であるレジ担当者ID、のいずれか1つを含むことが好ましい。
上記に記載のレシート印刷装置において、所定の記録媒体は、磁気カード、ICカード、所定のコードが印刷された印刷媒体、のいずれかであることが好ましい。
本発明のレシート印刷装置の制御方法は、登録情報を暗号化した暗号化情報を記憶する記憶手段を備えたレシート印刷装置の制御方法であって、レシート印刷装置が、POS端末から送信された会計情報に含まれる特定情報を取得する特定情報取得ステップと、記憶手段から暗号化情報を読み出し、当該暗号化情報を復号化するステップと、取得した特定情報と、復号化した登録情報と、を照合するステップと、照合が成立した場合、印刷を許可する印刷許可ステップと、印刷許可ステップにより印刷が許可された場合、会計情報を印刷する印刷ステップと、を実行することを特徴とする。
発明の他のレシート印刷装置の制御方法は、登録情報を記憶する記憶手段を備えたレシート印刷装置の制御方法であって、レシート印刷装置が、第1の特定情報が記録された所定の記録媒体を読み取るステップと、読み取った第1の特定情報と、記憶手段から読み出した登録情報と、を照合するステップと、第1の特定情報と登録情報との照合が成立した場合、印刷モードを、印刷を許可する印刷許可モードに設定するモード設定ステップと、POS端末から、第2の特定情報が含まれる会計情報を取得するステップと、取得した第2の特定情報と、記憶手段から読み出した登録情報と、を照合するステップと、印刷許可モード時であって、且つ第2の特定情報と登録情報との照合が成立した場合、印刷を許可するステップと、印刷が許可された場合、会計情報を印刷するステップと、を実行することを特徴とする。
上記に記載のレシート印刷装置の制御方法において、モード設定ステップは、レシート印刷装置の電源切断に伴って、印刷モードを、印刷を許可しない印刷非許可モードに設定することが好ましい。
上記に記載のレシート印刷装置の制御方法において、POS端末から、印刷を許可しない印刷非許可モードに切り換えるための切り換え信号を取得するステップをさらに実行し、モード設定ステップは、切り換え信号の取得に伴って、印刷モードを、印刷非許可モードに設定することが好ましい。
本発明のプログラムは、コンピューターに、上記に記載のレシート印刷装置の制御方法における各ステップを実行させることを特徴とする。
なお、以下の構成としても良い。
本発明の印刷装置は、登録情報を暗号化した暗号化情報を記憶する記憶手段と、外部から、特定情報を取得する特定情報取得手段と、特定情報と、暗号化情報を復号化した登録情報と、を照合する照合手段と、照合手段による照合が成立した場合、印刷を許可する印刷許可手段と、印刷許可手段により印刷が許可された場合、印刷を行う印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の印刷装置の制御方法は、登録情報を暗号化した暗号化情報を記憶する記憶手段を備えた印刷装置の制御方法であって、印刷装置が、外部から、特定情報を取得するステップと、記憶手段から暗号化情報を読み出し、当該暗号化情報を復号化するステップと、取得した特定情報と、復号化した登録情報と、を照合するステップと、照合が成立した場合、印刷を許可するステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、外部から取得した特定情報と、記憶しておいた登録情報とを照合し、照合が成立した場合に印刷を許可するため、仮に偽造印刷物を作成しようとする者が印刷装置を入手できたとしても、特定情報が取得できない限り、印刷を行うことができない。したがって、偽造印刷物の作成を防止することができる。また、登録情報は、暗号化された暗号化情報として記憶されているため、万が一、記憶手段から情報が読み取られたとしても、その情報から登録情報への復元が困難であり、ひいては特定情報の推定も困難となるため、さらに偽造防止効果を高めることができる。
なお、変形例として、「特定情報」と「登録情報」とは、必ずしも一致した情報でなくても良い。例えば、「特定情報」に「登録情報」が含まれている場合、照合成立と判定しても良いし、逆に「登録情報」に「特定情報」が含まれている場合、照合成立と判定しても良い。また、各情報は、複数存在しても良い。例えば、「登録情報」および「特定情報」がそれぞれ複数存在する場合、複数の「特定情報」のうちいずれか所定数が、複数の「登録情報」のいずれかと一致した場合、照合成立と判定しても良いし、複数の「特定情報」と複数の「登録情報」とが完全一致した場合、照合成立と判定しても良い。さらに、各情報の内容、形態、種別が一致するか否かによって、照合を行っても良い。
上記に記載の印刷装置において、特定情報取得手段は、ホストコンピューターから取得した印刷対象情報に含まれる特定情報を取得し、印刷手段は、印刷許可手段により印刷が許可された場合、印刷対象情報を印刷することが好ましい。
この構成によれば、印刷対象情報に含まれる特定情報と、登録情報との照合が成立することを条件として、印刷対象情報を印刷することができる。例えば、印刷対象情報がレシート発行用の会計情報の場合、店舗IDやレジIDを表すテキストデータを、「特定情報」として取得する(会計情報から抽出する)ことが考えられる。これにより、印刷装置が入手できたとしても、ホストコンピューターを入手できない限り印刷を行うことができないため、偽造レシートの作成を不可能とすることができる。
なお、「ホストコンピューター」としては、POS(Point Of Sales)端末などが考えられる。
上記に記載の印刷装置において、特定情報取得手段は、所定の記録媒体を読み取ることによって、特定情報を取得することが好ましい。
この構成によれば、所定の記録媒体から読み取った特定情報と、登録情報との照合が成立することを条件として、印刷を許可することができる。つまり、印刷装置が入手できたとしても、所定の記録媒体を入手できない限り印刷を行うことができないため、偽造印刷物の作成を防止することができる。
なお、「所定の記録媒体」としては、磁気カード、ICカード、所定のコードが印刷された印刷媒体などが考えられる。
本発明の他の印刷装置は、登録情報を記憶する記憶手段と、第1の特定情報が記録された所定の記録媒体を読み取る読み取り手段と、第1の特定情報と、登録情報と、を照合する第1照合手段と、第1照合手段による照合が成立した場合、印刷を許可する印刷許可モードに設定するモード設定手段と、ホストコンピューターから、第2の特定情報が含まれる印刷対象情報を取得する印刷対象情報取得手段と、第2の特定情報と、登録情報と、を照合する第2照合手段と、印刷許可モード時であって、且つ第2照合手段による照合が成立した場合、印刷を許可する印刷許可手段と、印刷許可手段により印刷が許可された場合、印刷対象情報を印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の印刷装置の制御方法は、登録情報を記憶する記憶手段を備えた印刷装置の制御方法であって、印刷装置が、第1の特定情報が記録された所定の記録媒体を読み取るステップと、読み取った第1の特定情報と、記憶手段から読み出した登録情報と、を照合するステップと、第1の特定情報と登録情報との照合が成立した場合、印刷を許可する印刷許可モードに設定するステップと、ホストコンピューターから、第2の特定情報が含まれる印刷対象情報を取得するステップと、取得した第2の特定情報と、記憶手段から読み出した登録情報と、を照合するステップと、印刷許可モード時であって、且つ第2の特定情報と登録情報との照合が成立した場合、印刷を許可するステップと、印刷が許可された場合、印刷対象情報を印刷するステップと、を実行することを特徴とする。
これらの構成によれば、所定の記録媒体から取得可能な第1の特定情報と、登録情報との照合、並びに印刷対象情報に含まれる第2の特定情報と、登録情報との照合、の2回に分けて照合を行い、両照合が成立した場合に、印刷対象情報を印刷する。つまり、印刷装置が入手できたとしても、ホストコンピューターおよび所定の記録媒体の両方を入手できない限り印刷を行うことができないため、偽造印刷物の作成をさらに困難とすることができる。
なお、「第1の特定情報」および「第2の特定情報」と「登録情報」との照合については、上記と同様の変形例を適用可能である。
上記に記載の印刷装置において、記憶手段は、登録情報を暗号化した暗号化情報を記憶しており、第1照合手段および第2照合手段は、暗号化情報を復号化した登録情報と照合を行うことが好ましい。
この構成によれば、登録情報が、暗号化された暗号化情報として記憶されているため、万が一、記憶手段から情報が読み取られたとしても、その情報から登録情報への復元が困難であり、ひいては第1の特定情報および第2の特定情報の推定も困難となる。このため、さらに偽造防止効果を高めることができる。
上記に記載の印刷装置において、印刷手段は、印刷対象情報と共に、登録情報または暗号化情報を印刷することが好ましい。
この構成によれば、登録情報または暗号化情報を印刷するため、これを読み取ることによって、印刷物(レシート)の真贋を判定することができる。また、登録情報または暗号化情報を印刷することにより、何らかの偽造防止策を講じていることを顧客に示すことができるため、偽造レシートを作成しようとする者に対する偽造行為への抑止効果も期待できる。
なお、「登録情報または暗号化情報」は、コード化して(例えば、バーコード、2次元コードとして)印刷しても良い。
上記に記載の印刷装置において、モード設定手段は、印刷装置の電源切断に伴って、印刷を許可しない印刷非許可モードに設定することが好ましい。
この構成によれば、印刷装置が印刷許可モードであった場合でも、電源切断に伴って、印刷非許可モードに切り替わるため、万が一、印刷装置およびホストコンピューターの両方が盗難されたとしても、偽造印刷物の作成を防止することができる。
上記に記載の印刷装置において、ホストコンピューターから、印刷を許可しない印刷非許可モードに切り換えるための切り換え信号を取得する切り換え信号取得手段をさらに備え、モード設定手段は、切り換え信号の取得に伴って、印刷非許可モードに設定することが好ましい。
この構成によれば、印刷装置が印刷許可モードであった場合でも、ホストコンピューターから切り換え信号を送信することで、印刷非許可モードに切り替えることができる。これにより、例えば、レジ担当者が一時的にレジを離れる場合などに、印刷非許可モードに切り替えることができ、レジ担当者の不在時における偽造印刷物の作成を防止することができる。
なお、ホストコンピューターは、印刷非許可モードから印刷許可モードに切り換えるための切り換え信号を送信できないことが好ましい。この構成によれば、ホストコンピューターの使用方法を熟知した者が、仮に印刷装置およびホストコンピューターの両方を盗難したとしても、印刷許可モードへの切り換えを困難とすることができる。
また、ホストコンピューターからの切り換え信号の送信は、レジ担当者が、ホストコンピューターに対し、所定の操作を行ったときや、ホストコンピューターの電源が切断されたときなどが考えられる。
上記に記載の印刷装置において、印刷装置の設置位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、印刷手段は、印刷対象情報と共に、位置情報を印刷することが好ましい。
この構成によれば、印刷対象情報と共に、位置情報を印刷するため、これを読み取ることによって、印刷物(レシート)の真贋を判定することができる。例えば、位置情報として、GPS(Global Positioning System)衛星からGPS情報を取得して印刷することで、当該GPS情報と実際の店舗位置とを比較し、その結果から印刷物の真贋(偽造の有無)を判定することができる。
なお、「位置情報」も、「暗号化情報」と同様に、コード化して印刷しても良い。
本発明のプログラムは、コンピューターに、上記に記載の印刷装置の制御方法における各ステップを実行させることを特徴とする。
このプログラムを実行することにより、偽造印刷物の作成が不可能な印刷装置の制御方法を実現することができる。
第1実施形態に係るレシート発行システムの制御ブロック図である。 第1実施形態に係るレシートの印刷例を示す図である。 第1実施形態に係るレシート印刷装置の機能ブロック図である。 第1実施形態に係るレシート印刷装置の印刷処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るレシート印刷装置の制御ブロック図である。 第2実施形態に係るレシート印刷装置の機能ブロック図である。 第2実施形態に係るレシート印刷装置のモード切り換え処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るレシート印刷装置の印刷処理を示すフローチャートである。 第3実施形態に係るレシート印刷装置の機能ブロック図である。 第3実施形態に係るレシート印刷装置の印刷処理を示すフローチャートである。 第4実施形態に係るレシートの印刷例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係るレシート印刷装置、レシート印刷装置の制御方法およびプログラムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、本発明の印刷装置を、レシート印刷装置に適用した場合を例示する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係るレシート発行システムSYの制御ブロック図である。本実施形態に係るレシート発行システムSYは、会計処理を行うPOS端末10(ホストコンピューター)と、会計レシートR(以下、単に「レシートR」と称する)を発行するレシート印刷装置20と、レシートRに印刷された情報を読み取るスキャナー30と、から成る。
POS端末10は、商品に印刷または貼付されたバーコードを読み取るバーコードリーダー11、商品コードなど各種情報を入力するためのキーボード12、商品金額や取引合計金額など各種情報を表示するためのディスプレー13、紙幣や硬貨を収容するキャッシュドロア14、CPU(Central Processing Unit)などを主要部とし、POS端末10を統括制御するPOS制御部15、会計処理を行うためのPOSアプリケーション16、レシートRの真贋を判定するための真贋判定プログラム17、レシート印刷装置20およびスキャナー30とそれぞれケーブル等を介して接続されるPOSインターフェース18、などを備えている。
真贋判定プログラム17は、レシートR上に印刷されたバーコード46(図2参照)に基づいて、そのレシートRの真贋(正規に発行されたものであるか、偽造されたものであるか)を判定するためのプログラムである。詳細については後述する。
一方、レシート印刷装置20は、POS端末10による会計処理結果である会計情報(印刷対象情報)をレシート用紙に印刷する印刷部21、レシート用紙の印刷済み部分をレシート幅方向に切断するレシート切断部22、電源のON/OFFなど各種操作を行うための操作部23、POS端末10とケーブル等を介して接続される印刷装置インターフェース24、レシート印刷装置20を統括制御する印刷装置制御部25、各種情報を不揮発に記憶する不揮発性メモリー26、偽造防止を目的として、ある条件下で印刷実行を許可すべく組み込まれた偽造防止印刷プログラム27、レシートRに印刷するための印刷データを一時的に格納する印刷バッファ28、などを備えている。
印刷部21は、インクジェット印刷、サーマル印刷、ドットインパクト印刷、熱転写印刷などの印刷方式により印刷を行う。また、不揮発性メモリー26には、レシート発行システムSYが導入された店舗の店舗ID、POS端末10を一意に特定するためのレジID、店舗でレジ係として勤務する従業員のID(レジ担当者ID)などの登録情報が、暗号化された状態で(暗号化情報として)記憶されている。
また、偽造防止印刷プログラム27は、POS端末10から取得した会計情報に含まれる特定情報(店舗ID、レジID、レジ担当者IDを示す3つのテキストデータ)が、不揮発性メモリー26に記憶されている登録情報と全て一致する場合、印刷を許可する。但し、レジ担当者IDについては、登録情報として記憶されている複数の従業員IDのいずれかに合致した場合、一致と判定する。また、偽造防止印刷プログラム27は、印刷時において、POS端末10によって生成される会計情報に、バーコード46(図2参照)を付加して印刷する。
ここで、図2を参照し、レシートRの印刷項目について説明する。同図に示すように、レシートRには、店情報41と、会計日時情報42と、商品情報43と、精算情報44と、ID情報45と、バーコード46と、が印刷される。このうち、バーコード46以外は、POS端末10から取得した会計情報に基づく項目である。また、バーコード46は、上記の暗号化情報(店舗ID、レジID、レジ担当者IDなどを暗号化した情報)の少なくとも一部の情報(例えば、店舗IDおよびレジID)がコード化されたものである。
図1の説明に戻る。スキャナー30は、レシートRに印刷された情報(会計情報41〜45およびバーコード46)を読み取る読み取り部31、POS端末10とケーブル等を介して接続されるスキャナーインターフェース32、スキャナー30を統括制御するスキャナー制御部33、読み取り部31で読み取った読み取りデータを一時的に格納するスキャナーバッファ34、などを備えている。
読み取り部31は、一般的なスキャナーを適用可能であり、光源の種類(LED、レーザーなど)は問わない。また、読み取り部31は、バーコード46の認識も可能である。
ここで、レシートRの真贋判定方法について簡単に説明する。まず、スキャナー制御部33は、読み取り部31の読み取り結果を、スキャナーインターフェース32を介してPOS端末10に送信する。POS端末10(POS制御部15)は、真贋判定プログラム17に基づいて、読み取り結果から得られる暗号化情報を復号化し、復号化された情報(登録情報)から、偽造の有無を判別する。具体的には、店舗ID、レジID、レジ担当者IDなどが、実在する番号であるか否かなどに基づいて、偽造の有無を判別する。また、他の判別方法として、読み取り結果から得られる会計情報内のID情報45と、復号化によって得られた情報と、の整合性に基づいて、偽造の有無を判別するようにしても良い。なお、POS制御部15による偽造の判定結果は、ディスプレー13上に表示される。この場合、偽造の有無だけでなく、復号化された情報も同時にディスプレー13上に表示されることが好ましい。
次に、図3を参照し、第1実施形態に係るレシート印刷装置20の機能構成について説明する。レシート印刷装置20は、主な機能構成として、記憶手段61と、特定情報取得手段62と、照合手段63と、印刷許可手段64と、印刷手段65と、を備えている。
記憶手段61は、登録情報を暗号化した暗号化情報を記憶するものであり、不揮発性メモリー26を主要部とする。また、特定情報取得手段62は、POS端末10から取得した会計情報に含まれる特定情報を取得する。具体的には、印刷装置制御部25が、取得した会計情報の中から、コマンド検索などによって店舗ID等の情報を抽出する。なお、当該抽出処理は、偽造防止印刷プログラム27に基づくものである。
また、照合手段63は、印刷装置制御部25が、偽造防止印刷プログラム27に基づいて、特定情報と、登録情報と、を照合するものである。このとき、印刷装置制御部25は、記憶手段61から暗号化情報を読み出して復号化し、複合化した登録情報と、特定情報と、を照合する。すなわち、復号化プログラムも、偽造防止印刷プログラム27に含まれる。なお、照合手段63による照合は、会計情報を取得する度に行われる。
また、印刷許可手段64は、照合手段63による照合が成立した場合、印刷装置制御部25が、印刷を許可するものである。なお、照合手段63による照合が成立しなかった場合、印刷装置制御部25は、印刷バッファ28内の印刷データを読み捨て、印刷を実行しない。なお、このとき、LED表示やブザー音の発生により、エラー報知を行うようにしても良い。
印刷手段65は、印刷許可手段64により印刷が許可された場合、印刷部21により印刷を行うものである。このとき、印刷装置制御部25は、取得した会計情報41〜45に、バーコード46を付加して印刷データを生成し、印刷バッファ28に格納する。なお、印刷手段65(印刷部21)による印刷実行後は、レシート切断部22により用紙切断が行われ、レシートRが発行される。
次に、図4のフローチャートを参照し、第1実施形態に係るレシート印刷装置20の印刷処理について説明する。レシート印刷装置20(印刷装置制御部25)は、POS端末10から会計情報を取得すると(S01)、会計情報に含まれる特定情報と、暗号化情報を複合化した登録情報と、を照合し(S02)、照合が成立した場合(S02:Yes)、印刷を実行する(S03)。一方、照合が成立しなかった場合は(S02:No)、印刷を行うことなく、印刷処理を終了する。
以上説明したとおり、本発明の第1実施形態によれば、POS端末10から取得した会計情報に含まれる特定情報と、記憶しておいた登録情報とを照合し、照合が成立した場合に印刷を許可するため、レシート偽造を企てた者が、仮にレシート印刷装置20を入手できたとしても、特定情報を取得できない限り(POS端末10を入手できない限り)、印刷を行うことができない。したがって、偽造レシートの作成を防止することができる。また、登録情報は、暗号化された状態で記憶されているため、万が一、不揮発性メモリー26の情報が読み取られたとしても、その情報から登録情報への復元することが困難である。これにより、さらに偽造防止効果を高めることができる。
また、レシート印刷装置20によって、偽造防止機能を実現することができるため、既存のPOS端末10を用いることができる。これにより、POS端末10の改造を必要としないため、偽造防止機能導入時におけるイニシャルコストの軽減も図ることができる。
なお、上記の例では、「特定情報」と「登録情報」の照合方法として、店舗IDなどのID情報が一致するか否かで照合成立/非成立を判別したが、必ずしも一致することを条件とする必要はない。例えば、「特定情報」に「登録情報」が含まれている場合、照合成立と判定しても良いし、逆に「登録情報」に「特定情報」が含まれている場合、照合成立と判定しても良い。
また、上記の例では、「特定情報」である店舗ID、レジID、レジ担当者IDを示す3つのテキストデータが、「登録情報」のそれらと、全て一致する場合、照合成立と判定したが、いずれか1つ、若しくは2つ以上一致した場合、照合成立と判定しても良い。また、会計情報の内容(例えば、取引合計金額などの商品情報)に応じて、その条件を可変しても良い。すなわち、取引合計金額が所定額以上の場合は、「特定情報」と「登録情報」の完全一致を条件とし、取引合計金額が所定額未満の場合は、「特定情報」と「登録情報」の部分一致を条件として、照合成立を判定する、などの応用も可能である。
また、「特定情報」と「登録情報」の、内容、形態、種別等によって、照合を行っても良い。例えば、「登録情報」がテキストデータであり、「特定情報」がn進法のデータである場合、それらが同一の内容を示すものであるか否かを照合したり、「登録情報」の文字数と「特定情報」の文字数が一致するか否かを照合したり、「登録情報」と「特定情報」の文字種別、フォント、装飾等が一致するか否かを照合したりしても良い。
また、上記の例では、POS端末10により真贋判定を行うものとしたが、スキャナー30により、レシートRの真贋判定を行うようにしても良い。すなわち、スキャナー30側で、情報の読み取りから真贋判定までを行うようにしても良い。この場合、スキャナー30に、真贋判定結果を表示する表示部を備えることが好ましい。また、表示部を備える代わりに、真贋判定結果をPOS端末10に送信し、POS端末10のディスプレー13に、真贋判定結果を表示しても良い。
また、上記の例では、登録情報が、暗号化された状態で不揮発性メモリー26に記憶されているものとしたが、暗号化を行うことなく記憶されていても良い。
また、上記の例では、暗号化情報をバーコード46としてレシートR上に印刷したが、暗号化されていない登録情報(登録情報が、暗号化された状態で不揮発性メモリー26に記憶されている場合は、復号化された登録情報)を、バーコード46またはテキスト情報としてレシートR上に印刷しても良い。
[第2実施形態]
次に、図5ないし図8を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。上記の第1実施形態では、POS端末10から取得した会計情報に含まれる特定情報と、登録情報とを照合したが、本実施形態では、所定の記録媒体(ICカード50,図6参照)から読み取った特定情報と、登録情報とを照合する点で異なる。以下、第1実施形態と異なる点のみ説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第1実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。
図5は、第2実施形態に係るレシート印刷装置20の制御ブロック図である。本実施形態のレシート印刷装置20は、第1実施形態の制御構成(図1参照)に、ICカードリーダー51と、RAM(Random Access Memory)52と、が追加された構成となっている。ICカードリーダー51は、特定情報が記録されたICカード50を読み取るものである。ICカード50としては、各従業員に配布される従業員IDカード(店員証)を適用可能である。
また、RAM52には、印刷モードを示すモードフラグ52aが含まれる。以下の説明において、モードフラグ52aが「1」の場合は、印刷を許可する印刷許可モードであり、モードフラグ52aが「0」の場合は、印刷を許可しない印刷非許可モードであるものとする。
図6は、第2実施形態に係るレシート印刷装置20の機能ブロック図である。本実施形態に係るレシート印刷装置20は、主な機能構成として、記憶手段61と、特定情報取得手段71と、照合手段72と、モード設定手段73と、切り換え信号取得手段74と、会計情報取得手段75(印刷対象情報取得手段)と、印刷許可手段76と、印刷手段65と、を備えている。
記憶手段61は、第1実施形態と同様に、登録情報を暗号化した暗号化情報を記憶する。また、特定情報取得手段71は、ICカードリーダー51によりICカード50を読み取ることによって特定情報(店舗IDなど)を取得する。また、照合手段72は、印刷装置制御部25が、偽造防止印刷プログラム27に基づいて、取得した特定情報と、登録情報と、を照合するものである。なお、照合手段72による照合は、電源投入時およびICカード50の読み取り時に行われる。
また、モード設定手段73は、印刷装置制御部25が、印刷モードを、印刷許可モードおよび印刷非許可モードのいずれかに設定するものである。例えば、モード設定手段73は、照合手段72による照合が成立した場合、印刷モードを印刷許可モードに設定する(モードフラグ52aを「1」にする,アクティベーションする)。また、操作部23による電源ボタンの操作により電源切断された場合は、印刷モードを印刷非許可モードに設定する(モードフラグ52aを「0」にする,ディアクティベーションする)。さらに、後述する切り換え信号取得手段74により切り換え信号を取得した場合も、印刷モードを印刷非許可モードに設定する。
また、切り換え信号取得手段74は、印刷装置インターフェース24が、POS端末10から切り換え信号を取得するものである。POS端末10は、レジ担当者によって所定の操作(例えば、POS端末10自体をディアクティベーションする操作)が行われた場合や、POS端末10の電源が切断された場合、レシート印刷装置20に対して切り換え信号を送信する。なお、当該切り換え信号は、印刷許可モードから印刷非許可モードに切り換えるための信号であり、印刷非許可モードから印刷許可モードに切り換えることができない。これにより、POS端末10の使用方法を熟知した者が、仮にPOS端末10とレシート印刷装置20の両方を盗難したとしても、印刷許可モードへの切り換えを困難とすることができ、ひいては偽造レシートの作成を防止することができる。
また、会計情報取得手段75は、印刷装置インターフェース24が、POS端末10から会計情報を取得するものである。また、印刷許可手段76は、印刷装置制御部25が、モード設定手段73の設定に応じて、印刷を許可する。すなわち、印刷許可モードの場合は、印刷を許可し、印刷非許可モードの場合は、印刷を許可しない。
また、印刷手段65は、印刷許可手段76により印刷が許可された場合(すなわち、モード設定手段73により、印刷許可モードに設定されている場合)、印刷を行う。
図7は、第2実施形態に係るレシート印刷装置20のモード切り換え処理を示すフローチャートである。レシート印刷装置20(印刷装置制御部25,モード設定手段73)は、電源投入後(S11)、ICカードリーダー51によりICカード50の読み取りを行い、読み取った特定情報と、暗号化情報を復号化した登録情報と、を照合する(S12)。ここで、照合が成立しなかった場合は(S12:No)、印刷非許可モードに設定し(S13)、S12に戻る。
一方、照合が成立した場合でも(S12:Yes)、POS端末10から切り換え信号を取得した場合は(S14:Yes)、印刷非許可モードに設定し(S13)、S12に戻る。また、POS端末10から切り換え信号を取得しない場合でも(S14:No)、電源が切断された場合は(S15:Yes)、印刷非許可モードに設定し(S17)、処理を終了する。また、電源が切断されない場合は(S15:No)、印刷許可モードに設定し(S16)、S14に戻る。
図8は、第2実施形態に係るレシート印刷装置20の印刷処理を示すフローチャートである。レシート印刷装置20(印刷装置制御部25)は、POS端末10から会計情報を取得すると(S21)、印刷許可モードであるか否かを判別し(S22)、印刷許可モードである場合は(S22:Yes)、印刷を実行する(S23)。一方、印刷非許可モードである場合は(S22:No)、印刷を行うことなく、印刷処理を終了する。
以上説明したとおり、本発明の第2実施形態によれば、ICカード50から読み取った特定情報と登録情報との照合が成立することを条件として、印刷を許可するため、レシート偽造を企てた者が、仮にレシート印刷装置20を入手できたとしても、ICカード50を入手できない限り、印刷を行うことができない。したがって、偽造レシートの作成を防止することができる。
また、印刷許可モードであった場合でも、レシート印刷装置20の電源切断に伴って、印刷非許可モードに切り替わるため、万が一、POS端末10およびレシート印刷装置20の両方が盗難されたとしても、偽造レシートの作成を阻止することができる。
さらに、POS端末10から切り換え信号を受信した場合も、印刷非許可モードに切り替わるため、例えば、レジ担当者が一時的にレジを離れる場合などに、印刷非許可モードに切り替えることができ、万が一、レジ担当者がレジを離れている間に、レシート偽造を企てた者が偽造レシートを作成しようとした場合でも、それを阻止することができる。
なお、上記の例では、特定情報が記録された「所定の記録媒体」として、ICカードを例示したが、磁気カードや、所定のコードが印刷された印刷媒体などを用いても良い。
また、図7に示したフローチャートでは、ICカードリーダー51によるICカード50の読み取りを、電源投入後に行うものとしたが、会計情報を取得する度に、ICカードリーダー51によるICカード50の読み取りを行い、その読み取り結果(照合結果)に応じて、印刷モードを切り換えるようにしても良い。この場合は、ICカード50をICカードリーダー51上に設置して、ICカードリーダー51により、常にICカード50の読み取りができる状態にしておくことが好ましい。なお、カードスロット式のICカードリーダー51の場合は、ICカード50を挿入しても良いし、非接触式のICカードリーダー51の場合は、ICカード50を読み取り位置近傍に載置しておいても良い。
また、POS端末10、レシート印刷装置20およびICカード50の3点セットが盗難されたときの対抗策として、印刷許可モードに切り換えたときの特定情報(ICカード50に記録されたレジ担当者IDなどのユニークな情報)を、レシートR上に印刷しても良い。この構成によれば、どのICカード50が盗難されたかを特定でき、犯罪者の推定に役立てることができる。なお、印刷許可モードに切り換えたときの特定情報を、暗号化および/またはコード化して印刷しても良い。
[第3実施形態]
次に、図9および図10を参照し、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、上記の第1実施形態と第2実施形態を組み合わせ、偽造防止効果をより高めたことを特徴とする。以下、各実施形態と異なる点のみ説明する。なお、本実施形態において、上記の各実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、上記の各実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。
図9は、第3実施形態に係るレシート印刷装置20の機能ブロック図である。本実施形態に係るレシート印刷装置20は、主な機能構成として、記憶手段61と、読み取り手段81と、第1照合手段82と、モード設定手段73と、切り換え信号取得手段74と、会計情報取得手段75と、第2照合手段83と、印刷許可手段84と、印刷手段65と、を備えている。
なお、記憶手段61、モード設定手段73、切り換え信号取得手段74、会計情報取得手段75および印刷手段65については、上記の各実施形態と同様に機能するため、説明を省略する。また、本実施形態におけるレシート印刷装置20の制御構成は、図5に示した第2実施形態の構成と同様である。
読み取り手段81は、ICカードリーダー51によりICカード50を読み取り、特定情報(第1の特定情報,店舗IDなど)を取得する。すなわち、第2実施形態の特定情報取得手段71と同様に機能する。また、第1照合手段82は、印刷装置制御部25が、偽造防止印刷プログラム27に基づいて、ICカード50から読み取った特定情報と、登録情報と、を照合するものである。すなわち、第2実施形態の照合手段72と同様に機能する。
また、第2照合手段83は、印刷装置制御部25が、偽造防止印刷プログラム27に基づいて、POS端末10から取得した会計情報に含まれる特定情報(第2の特定情報,店舗IDなど)と、登録情報と、を照合するものである。すなわち、第1実施形態の照合手段63と同様に機能する。また、印刷許可手段84は、印刷装置制御部25が、印刷許可モード時であって、且つ第2照合手段83による照合が成立した場合、印刷を許可するものである。つまり、モード設定手段73により印刷許可モードに設定され、且つ会計情報に含まれる特定情報と登録情報の照合が成立した場合、印刷を許可する。
図10は、第3実施形態に係るレシート印刷装置20の印刷処理を示すフローチャートである。レシート印刷装置20(印刷装置制御部25)は、POS端末10から会計情報を取得すると(S31)、まず、印刷許可モードであるか否かを判別し(S32)、印刷許可モードである場合は(S32:Yes)、続いて、会計情報に含まれる特定情報と、登録情報と、を照合する(S33)。ここで、照合が成立した場合は(S33:Yes)、印刷を実行する(S34)。一方、印刷許可モードでない場合(S32:No)、並びに会計情報に基づく照合が成立しなかった場合は(S33:No)、印刷を行うことなく、印刷処理を終了する。
以上説明したとおり、本発明の第3実施形態によれば、ICカード50から読み取った特定情報と、登録情報との照合、並びに会計情報に含まれる特定情報と、登録情報との照合、の2回に分けて照合を行い、両照合が成立した場合に、レシートRを発行する。この構成により、レシート偽造を企てた者が、仮にレシート印刷装置20を入手できたとしても、POS端末10およびICカード50の両方を入手できない限り2つの特定情報を取得できないため、印刷を行うことができない。したがって、偽造レシートの作成を効果的に防止することができる。
なお、上記の例では、ICカード50から読み取った特定情報(第1の特定情報)、および会計情報に含まれる特定情報(第2の特定情報)が、いずれも店舗ID等のID情報であるとしたが、互いに異なっていても良い。例えば、第1の特定情報がレジ担当者IDであり、第2の特定情報が店舗IDやレジIDであっても良い。
[第4実施形態]
次に、図11を参照し、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は、レシートR上に、レシート印刷装置20の設置位置を示す位置情報47を印刷することを特徴とする。以下、各実施形態と異なる点のみ説明する。なお、本実施形態において、上記の各実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、上記の各実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。
なお、本実施形態に係るレシート印刷装置20の制御構成は、第1実施形態ないし第3実施形態に係るレシート印刷装置20の制御構成に、GPS受信機(図示省略)を追加した構成となる。また、本実施形態に係るレシート印刷装置20の機能構成は、第1実施形態ないし第3実施形態に係るレシート印刷装置20の機能構成に、位置情報取得手段(図示省略)を追加した構成となる。
位置情報取得手段は、GPS受信機により、複数のGPS衛星から電波を受信し、位置情報(GPS情報)を取得するものである。なお、位置情報は、レシート印刷装置20の初回設置時における電源投入時に取得され、不揮発性メモリー26内に記憶される。
図11は、第4実施形態に係るレシートRの印刷例を示す図である。同図に示すように、レシートR上には、第1実施形態で示した各印刷項目41〜46(図2参照)に加え、位置情報47が、テキスト情報として印刷される。位置情報47としては、具体的に、緯度、経度、高度および取得日時(電波受信日時)を印刷する。なお、当該位置情報47は、会計情報に含まれる情報ではなく、バーコード46と同様に、レシート印刷装置20において付加される情報である。
以上説明したとおり、本発明の第4実施形態によれば、レシートR上に位置情報47を印刷するため、これをスキャナー30で読み取り、レシートRの真贋判定に用いることができる。例えば、位置情報47と実際の店舗位置とを比較し、その誤差が所定範囲以下である場合、正規に発行されたレシートRである(偽造「無」)と判定することができる。したがって、仮にレシート印刷装置20が盗難されて、偽造レシートが作成された場合でも、その真贋を正確に判定することができる。また、これにより、上記の第1実施形態ないし第3実施形態と、本実施形態とを組み合わせることで、セキュリティレベルを一層高めることができ、偽造防止効果を高めることができる。
なお、上記の例では、位置情報47を、テキスト情報として印刷するとしたが、コード化して印刷しても良い。また、位置情報47を、バーコード46に含めて印刷しても良い。
また、上記の例において、位置情報取得手段は、レシート印刷装置20の初回設置時における電源投入時に位置情報を取得したが、毎回のレシート印刷装置20の電源投入時に位置情報を取得して、不揮発性メモリー26内の位置情報を更新するようにしても良い。また、初回設置時以外に、定期的に位置情報を取得し、位置情報が変更された場合、不揮発性メモリー26内の位置情報を更新するようにしても良い。これらの構成によれば、POS端末10およびレシート印刷装置20の両方が盗難された場合でも、不揮発性メモリー26内の位置情報が書き換えられるため、レシートRの真贋を正確に判定することができる。
以上、4つの実施形態を示したが、各実施形態に示したレシート発行システムSYの各構成要素や処理工程をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリ等)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターをレシート発行システムSYの各構成要素として機能させるためのプログラム、コンピューターにレシート発行システムSYの各処理工程を実行させるためのプログラム、およびそれらを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれるものである。
また、上記の各実施形態では、本発明の印刷装置を、レシート印刷装置20に適用した場合について例示したが、レシートR以外の印刷物を印刷可能な装置に適用可能である。印刷対象となる印刷物としては、クーポン、金券、証書、領収書、くじ番号、証明書などが考えられる。つまり、換金可能なものや、各種証明に使用可能なものなど、偽造防止の必要性のあるものを印刷物として印刷する場合に、本発明の適用が有用である。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
10…POS端末 17…真贋判定プログラム 20…レシート印刷装置 21…印刷部 26…不揮発性メモリー 27…偽造防止印刷プログラム 30…スキャナー 46…バーコード 47…位置情報 50…ICカード R…レシート

Claims (14)

  1. 登録情報を暗号化した暗号化情報を記憶する記憶手段と、
    POS端末から送信された会計情報に含まれる特定情報を取得する特定情報取得手段と、
    前記特定情報と、前記暗号化情報を復号化した前記登録情報と、を照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合が成立した場合、印刷を許可する印刷許可手段と、
    前記印刷許可手段により印刷が許可された場合、前記会計情報を印刷する印刷手段と、
    を備えたことを特徴とするレシート印刷装置。
  2. 登録情報を記憶する記憶手段と、
    第1の特定情報が記録された所定の記録媒体を読み取る読み取り手段と、
    前記第1の特定情報と、前記登録情報と、を照合する第1照合手段と、
    前記第1照合手段による照合が成立した場合、印刷を許可する印刷許可モードに設定するモード設定手段と、
    POS端末から、第2の特定情報が含まれる会計情報を取得する会計情報取得手段と、
    前記第2の特定情報と、前記登録情報と、を照合する第2照合手段と、
    前記印刷許可モード時であって、且つ前記第2照合手段による照合が成立した場合、印刷を許可する印刷許可手段と、
    前記印刷許可手段により印刷が許可された場合、前記会計情報を印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とするレシート印刷装置。
  3. 前記記憶手段は、前記登録情報を暗号化した暗号化情報を記憶しており、
    前記第1照合手段および前記第2照合手段は、前記暗号化情報を復号化した前記登録情報と照合を行うことを特徴とする請求項2に記載のレシート印刷装置。
  4. 前記印刷手段は、前記会計情報と共に、前記登録情報または前記暗号化情報を印刷することを特徴とする請求項3に記載のレシート印刷装置。
  5. 前記モード設定手段は、レシート印刷装置の電源切断に伴って、印刷を許可しない印刷非許可モードに設定することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載のレシート印刷装置。
  6. 前記POS端末から、印刷を許可しない印刷非許可モードに切り換えるための切り換え信号を取得する切り換え信号取得手段をさらに備え、
    前記モード設定手段は、前記切り換え信号の取得に伴って、前記印刷非許可モードに設定することを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載のレシート印刷装置。
  7. レシート印刷装置の設置位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに備え、
    前記印刷手段は、前記会計情報と共に、前記位置情報を印刷することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のレシート印刷装置。
  8. 前記登録情報は、少なくとも、前記レシート印刷装置と前記POS端末が導入された店舗の店舗ID、前記POS端末を一意に特定するレジID、前記店舗のレジ係であるレジ担当者ID、のいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のレシート印刷装置。
  9. 前記所定の記録媒体は、磁気カード、ICカード、所定のコードが印刷された印刷媒体、のいずれかであることを特徴とする請求項2ないし6のいずれか1項に記載のレシート印刷装置。
  10. 登録情報を暗号化した暗号化情報を記憶する記憶手段を備えたレシート印刷装置の制御方法であって、
    前記レシート印刷装置が、
    POS端末から送信された会計情報に含まれる特定情報を取得する特定情報取得ステップと、
    前記記憶手段から前記暗号化情報を読み出し、当該暗号化情報を復号化するステップと、
    取得した前記特定情報と、復号化した前記登録情報と、を照合するステップと、
    照合が成立した場合、印刷を許可する印刷許可ステップと、
    前記印刷許可ステップにより印刷が許可された場合、前記会計情報を印刷する印刷ステップと、
    を実行することを特徴とするレシート印刷装置の制御方法。
  11. 登録情報を記憶する記憶手段を備えたレシート印刷装置の制御方法であって、
    前記レシート印刷装置が、
    第1の特定情報が記録された所定の記録媒体を読み取るステップと、
    読み取った前記第1の特定情報と、前記記憶手段から読み出した登録情報と、を照合するステップと、
    前記第1の特定情報と前記登録情報との照合が成立した場合、印刷モードを、印刷を許可する印刷許可モードに設定するモード設定ステップと、
    POS端末から、第2の特定情報が含まれる会計情報を取得するステップと、
    取得した前記第2の特定情報と、前記記憶手段から読み出した前記登録情報と、を照合するステップと、
    前記印刷許可モード時であって、且つ前記第2の特定情報と前記登録情報との照合が成立した場合、印刷を許可するステップと、
    印刷が許可された場合、前記会計情報を印刷するステップと、を実行することを特徴とするレシート印刷装置の制御方法。
  12. 前記モード設定ステップは、レシート印刷装置の電源切断に伴って、前記印刷モードを、印刷を許可しない印刷非許可モードに設定することを特徴とする請求項11に記載のレシート印刷装置の制御方法。
  13. 前記POS端末から、印刷を許可しない印刷非許可モードに切り換えるための切り換え信号を取得するステップをさらに実行し、
    前記モード設定ステップは、前記切り換え信号の取得に伴って、前記印刷モードを、前記印刷非許可モードに設定することを特徴とする請求項11または12に記載のレシート印刷装置の制御方法。
  14. コンピューターに、請求項10ないし13のいずれか1項に記載のレシート印刷装置の制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
JP2009157647A 2009-07-02 2009-07-02 レシート印刷装置、レシート印刷装置の制御方法およびプログラム Expired - Fee Related JP5310318B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009157647A JP5310318B2 (ja) 2009-07-02 2009-07-02 レシート印刷装置、レシート印刷装置の制御方法およびプログラム
US12/817,420 US8321287B2 (en) 2009-07-02 2010-06-17 Receipt printer, receipt printer control method, and program
CN201010222554.8A CN101944259B (zh) 2009-07-02 2010-07-02 收据打印装置、收据打印装置的控制方法以及程序

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009157647A JP5310318B2 (ja) 2009-07-02 2009-07-02 レシート印刷装置、レシート印刷装置の制御方法およびプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011011454A JP2011011454A (ja) 2011-01-20
JP2011011454A5 JP2011011454A5 (ja) 2012-04-12
JP5310318B2 true JP5310318B2 (ja) 2013-10-09

Family

ID=43413157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009157647A Expired - Fee Related JP5310318B2 (ja) 2009-07-02 2009-07-02 レシート印刷装置、レシート印刷装置の制御方法およびプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8321287B2 (ja)
JP (1) JP5310318B2 (ja)
CN (1) CN101944259B (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102693597B (zh) * 2011-03-25 2014-10-22 航天信息股份有限公司 基于远程票据信息的本地打印方法和装置
JP5810609B2 (ja) 2011-04-28 2015-11-11 セイコーエプソン株式会社 記録装置、記録装置の制御方法、及び、プログラム
GB2507810A (en) * 2012-03-15 2014-05-14 Crown Packaging Technology Inc Marking Applications for Metal Packages and Packages Having Metal Components
US8873096B2 (en) * 2012-05-22 2014-10-28 Seiko Epson Corporation Media processing device and POS system
US8434682B1 (en) * 2012-06-12 2013-05-07 Wal-Mart Stores, Inc. Receipt images apparatus and method
JP6064494B2 (ja) * 2012-09-28 2017-01-25 セイコーエプソン株式会社 印刷制御装置および印刷制御装置の制御方法
CN104853925B (zh) * 2012-12-13 2017-10-24 精工爱普生株式会社 打印装置以及打印系统
US10217098B2 (en) * 2012-12-18 2019-02-26 Walmart Apollo, Llc Reprinting a paper receipt where an electronic receipt was originally issued
CN103325170B (zh) * 2013-07-11 2015-09-30 广州市易彩乐网络科技有限公司 一种自动核对彩票信息的方法及系统
US10977650B2 (en) * 2013-10-30 2021-04-13 Tencent Technology (Shenzhen) Company Limited Information transmission method, apparatus and system
JP6201653B2 (ja) * 2013-11-07 2017-09-27 凸版印刷株式会社 真贋判定システム及び電子透かし認証装置
CN104794833B (zh) * 2014-01-21 2018-02-02 精工爱普生株式会社 结算处理的控制方法以及收银机系统
JP6366176B2 (ja) * 2014-07-18 2018-08-01 サトーホールディングス株式会社 プリンターおよび印字方法
CN105512878B (zh) * 2014-10-20 2020-06-02 阿里巴巴集团控股有限公司 移动终端实现电子支付的方法及其系统
CN108806127B (zh) * 2017-05-01 2021-05-11 卡西欧计算机株式会社 销售数据处理装置、终端装置、记录方法及计算机能够读取的记录介质
JP6753583B2 (ja) * 2017-12-12 2020-09-09 日本電気株式会社 現金自動預払機、くじ引きシステム及びくじ引き処理方法
JP2019144877A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 東芝テック株式会社 レシートプリンタ及び情報処理プログラム
EP4086834A1 (de) * 2021-05-02 2022-11-09 FrontNow GmbH Aufrüstmodul für belegdrucker zum verifizieren von daten

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3136196B2 (ja) * 1992-06-12 2001-02-19 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置
US6293469B1 (en) * 1994-12-20 2001-09-25 Dh Technology Inc. Transaction printer
JP2001273562A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Seiko Epson Corp Pos端末
JP2002307776A (ja) * 2001-04-12 2002-10-23 Kyocera Corp カラー画像形成装置
JP2002326443A (ja) 2001-04-27 2002-11-12 Seiko Epson Corp インクジェット印刷方法および印刷物
JP2005031166A (ja) * 2003-07-08 2005-02-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US6948656B2 (en) * 2003-12-23 2005-09-27 First Data Corporation System with GPS to manage risk of financial transactions
US7464862B2 (en) * 2004-06-15 2008-12-16 Quickvault, Inc. Apparatus & method for POS processing
US20070043677A1 (en) * 2005-08-17 2007-02-22 Idt Corporation Point of sale product authorization
JP2007196481A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Kyocera Mita Corp 画像印刷装置、画像印刷方法および画像印刷プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN101944259B (zh) 2013-04-10
JP2011011454A (ja) 2011-01-20
CN101944259A (zh) 2011-01-12
US20110004530A1 (en) 2011-01-06
US8321287B2 (en) 2012-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5310318B2 (ja) レシート印刷装置、レシート印刷装置の制御方法およびプログラム
CN101416246B (zh) 用于检测伪造的或者盗用的品牌物品的方法和装置
US20160098730A1 (en) System and Method for Block-Chain Verification of Goods
JP5614094B2 (ja) レシート印刷装置の制御方法、レシート印刷装置、レシート発行システムおよびプログラム
CN103189891A (zh) 产品认证方法
JP2001134672A (ja) 印刷物発行管理システム
US20060020803A1 (en) Systems and methods for authentication of items or documents
JP4669458B2 (ja) 物品管理用コードのマーキング処理システムおよび物品管理用コードのマーキング方法
JP4569879B2 (ja) 偽装もしくは偽造商品の判別システム
CN104853925A (zh) 打印装置以及打印系统
US20020034305A1 (en) Method and system for issuing service and method and system for providing service
JP2003044257A (ja) 印刷物、印刷システム、読み取り装置
KR100992705B1 (ko) Rfid 시스템을 이용한 유가증권 처리 방법 및 시스템
JP2008090596A (ja) 電子レジスタ、領収書判定装置、電子レジスタの処理方法、領収書判定方法
JP2006164226A (ja) 無線認識票(rfid)システム
KR100883147B1 (ko) Rfid를 이용한 서비스 대상물의 인증 및 결제시스템
JP5391853B2 (ja) 印刷処理装置の制御方法
JP2005301826A (ja) Posシステムおよびプリンタ
JP4713379B2 (ja) 所有権検証のための装置および方法
US20060092476A1 (en) Document with user authentication
JP2015152998A (ja) プリンター及びプリンターの制御方法
JP6699771B2 (ja) 会計処理の制御方法、及び、レジスターシステム
JP2005301917A (ja) 通行料金収受システム,及び通行券認証方法
JP5386542B2 (ja) 決済装置およびプログラム
JP2015032136A (ja) フィスカルレジスター端末、フィスカルレジスターシステム、レジスター用プログラム、及び、売上記録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130508

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130508

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5310318

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees