JP5309863B2 - ミスト発生機能付き衣類乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば浴室等において、その室内空間に対し加熱された湯水をミストにして噴霧することによりサウナ感を得るために用いられる浴室乾燥機に関するものである。
また、室内に衣類を吊り干しし、気流を当てて乾燥させる衣類乾燥装置に関するものである。
この種のミスト発生装置として、浴室に設置されたミスト噴出装置に対し、水道管から給水される水を所定温度まで加熱した上でミスト用温水として供給して、浴室内に噴霧するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
以下、そのミスト発生機能付き衣類乾燥装置の一例について図を参照しながら説明する。
図5に示すように本体101の内部に送風装置102と加熱器103が備えられ、吹出口104より温風が吹き出される構成となっており、吹出口104にはルーバー駆動モータ105により首振り可動する風向変更手段106が備えられ、吹出風の風向を変更することができる。また、本体101の下部にはミストを発生させるミスト発生装置107が備えられている。
特開2006ー304871号公報
このような従来のミスト発生機能付き衣類乾燥装置では、風向変更手段から送風される気流をミスト発生装置から噴霧されるミストと交差させて発生方向を変更できるが、気流とミストが交差しない場合はミスト発生方向を制御できないため、ミスト発生方向を広角に制御しにくいという課題がある。また、衣類乾燥時には風向変更手段により回転軸の回転方向のみの気流制御となり、限られた範囲の衣類にのみ気流が当たるために衣類の乾燥ムラが生じ、乾燥時間が長いという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、風向変更手段から送風される気流によってミスト発生方向を広角に制御することができ、また、衣類乾燥時には風向変更手段により衣類に対して効率良く気流を当てることで、乾燥ムラを軽減し、より早く乾燥させることができることができるミスト発生機能付き衣類乾燥装置を提供することを目的としている。
本発明のミスト発生機能付き衣類乾燥装置は、上記目標を達成するために、室内の天井面に設置された本体に、室内空間に向かって吹き出す吹出口と、吹出口に設けられた気流の風向を変更する風向変更手段と、風向変更手段に空気を供給する送風装置と、送風装置から風向変更手段に空気を案内する空気通路と、風向変更手段の近傍に室内空間に向かってミストを噴霧するミスト発生部を備え、風向変更手段は、駆動手段に連結された回転軸と、回転軸に垂直に固定された2枚の側板と、側板を端面として筒状を形成するように側板に保持された2枚のフラップと、フラップに保持され回転軸に対して傾斜した複数のフィンを備え、フラップは、回転軸からの距離が近く、幅が広い長フラップと、回転軸からの距離が遠く、幅が狭い短フラップとなっており、フィンは側板に近い両端でそれぞれ逆方向に傾斜させた構成であって、フィンの配置により風向変更手段には、フィンがハの字に広がりを持っている拡散開口側とその逆にフィンが除々に狭くなる集中開口側があり、拡散開口側から吹き出される気流はワイド気流となり、集中開口側から吹き出される気流はスポット気流となり、風向変更手段を回転軸を中心に反転させることによりワイド気流とスポット気流の切り替えを可能とし、駆動手段によりフラップを回転させ、長フラップがミスト発生部と近接する際、長フラップとミスト発生部の間に空間を形成することでフラップの外側に付着して流れる付着気流を生じさせるようにし、集中開口側が室内空間側となってスポット気流を発生させ、短フラップがミスト発生部と近接する際、拡散開口側が室内空間側となってワイド気流を発生させるものである。
この手段により風向変更手段から送風される気流によってミスト発生方向を広角に制御することができ、また、衣類乾燥時には風向変更手段により衣類に対して効率良く気流を当てることで乾燥ムラを抑制し、より早く乾燥させることができるミスト発生機能付き衣類乾燥装置が得られる。ミスト発生時にスポット気流とするのは、ワイド気流は気流を拡散させるため風速が遅くなるのに対してスポット気流は気流を集中させるために風速が早められ、風速の早いスポット気流が付着気流に隣接して流れして付着気流の風速を減衰させないようにするためであり、付着気流の風速を高めることによりミストの誘引効果をより高めることができる。また、例えば本体の下に設置された竿に干された衣類に対し、ムラなく気流を当てることができる。
また、他の手段は、長フラップの一部に短フラップに向かって屈曲部を設けたことを特徴とするものである。
本発明によればミスト発生方向を広角に制御することにより、使用者に快適なミスト空間を提供することができる。また、衣類乾燥時は衣類に当てる気流を制御することにより乾燥ムラがなく、より早く乾燥させることができるという効果のあるミスト発生機能付き衣類乾燥装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、室内の天井面に設置された本体に、室内空間に向かって吹き出す吹出口と、吹出口に設けられた気流の風向を変更する風向変更手段と、風向変更手段に空気を供給する送風装置と、送風装置から風向変更手段に空気を案内する空気通路と、風向変更手段の近傍に室内空間に向かってミストを噴霧するミスト発生部を備え、風向変更手段は、駆動手段に連結された回転軸と、回転軸に垂直に固定された2枚の側板と、側板を端面として筒状を形成するように側板に保持された2枚のフラップと、フラップに保持され回転軸に対して傾斜した複数のフィンを備え、フラップは、回転軸からの距離が近く、幅が広い長フラップと、回転軸からの距離が遠く、幅が狭い短フラップとなっており、フィンは側板に近い両端でそれぞれ逆方向に傾斜させた構成であって、フィンの配置により風向変更手段には、フィンがハの字に広がりを持っている拡散開口側とその逆にフィンが除々に狭くなる集中開口側があり、拡散開口側から吹き出される気流はワイド気流となり、集中開口側から吹き出される気流はスポット気流となり、風向変更手段を回転軸を中心に反転させることによりワイド気流とスポット気流の切り替えを可能とし、駆動手段によりフラップを回転させ、長フラップがミスト発生部と近接する際、長フラップとミスト発生部の間に空間を形成することでフラップの外側に付着して流れる付着気流を生じさせるようにし、集中開口側が室内空間側となってスポット気流を発生させ、短フラップがミスト発生部と近接する際、拡散開口側が室内空間側となってワイド気流を発生させるものである。
これによりミストを発生させる際は、風向変更手段に備えられた駆動手段によりフラップを回転方向に動作させることにより回転方向に風向を変更し、風向変更手段から送風される気流及び付着気流とミストが交差する際はミストを気流に乗せてミスト発生方向を変化させ、風向変更手段から送風される気流とミストが交差しない際は、付着気流によってミストを誘引してミスト発生方向を変化させることで、より広角にミスト発生方向を制御でき、また、衣類乾燥時は風向変更手段を回転軸を中心に反転することでフィンの傾斜方向を変更でき、気流を集中するスポット気流と、気流を拡散させるワイド気流を生じさせることができるため、ワイド気流により室内に干された衣類に対してムラ無く気流を当てることができ、また、風向変更手段を反転させてスポット気流を発生させることにより乾きにくい衣類に集中して気流を当てることにより衣類の乾きムラを抑制し、より早く乾燥させることができるという作用を有する。
また、本発明の請求項2記載の発明は、長フラップの一部に短フラップに向かって屈曲部を設けたものであり、付着気流を屈曲部に沿って流れるようにすると、ミストと付着気流が交差しない場合にミスト発生方向と付着気流の風向の角度が相対的に大きくなるため、ミストの誘引効果を大きくでき、ミスト発生方向の制御性を高めることができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に本発明の実施の形態1のミスト発生機能付き衣類乾燥装置の構成を示す断面図、図2に風向変更手段の構成を示す斜視図、図3(a)、(b)にミスト発生時の気流及びミストを示す断面図、図4に衣類乾燥時の風向変更手段の状態を示す断面図を示す。
図1に示すように天井に固定されたミスト発生機能付き衣類乾燥装置の本体1の内部に送風装置2としての例えばファンモータから送風される風を案内する空気通路3と、空気通路3によって案内された風を室内空間に向かって吹き出す吹出口4と、吹出口4に風向変更手段5が備えられている。
図2に示すように風向変更手段5は、駆動手段6としての例えばステッピングモータに連結された回転軸7に垂直に固定された2枚の側板8と、2枚の側板8に保持され、側板8を端面とした筒形状を成すように設置された2枚のフラップ9a、9bを備えており、本発明の実施の形態1では、例えば、側板8間の距離を吹出口4とほぼ合致する大きさとして400mmとし、2枚のフラップ9a、9b間の距離を40mmとしている。
フラップ9a、9bの間に風が流れるため、フラップ9a、9bに沿って風の進行方向が決められ、フラップ9a、9bが回転軸7を中心に回転することで回転軸7を中心とした回転方向に風向を制御することができ、さらに、風向変更手段5が回転軸7を中心に、複数の時間間隔、及び複数の往復角で往復運動ができるように駆動手段6の回転速度及び回転角度を制御する制御手段10としての例えばマイコンを搭載した制御基板を備えている。
ここで、風向変更手段5の回転方向の規制をする規制手段11としてのストッパーを備え、制御手段10は、風向変更手段5が回転動作を開始する前に必ず規制手段11に風向変更手段5を接触させてから位置決めを行うような位置決め手段12として接触位置を記憶する例えばメモリを備え、位置決めされた角度を基準として風向変更手段5を回転させることで常に同じ回転角度に制御することができる。
また、2枚のフラップ9a、9bの間にはフラップ9a、9b間を流れる気流を軸方向に風向を変更するように回転軸7に対して傾斜し、断面形状を曲線(一例としてR100)とした板状のフィン13が複数備えられ、回転軸の両端に近いフィン13ほど回転軸7に対して傾斜角度を大きくし、且つ両端のフィン13は逆方向に傾斜させている。
上記フィン13の配置により風向変更手段5には、フィン13がハの字に広がりを持っている拡散開口側14とその逆にフィン13が除々に狭くなる集中開口側15があり、拡散開口側14から吹き出される気流はワイド気流となり、集中開口側15から吹き出される気流はスポット気流となり、風向変更手段5を回転軸7を中心に反転させることによりワイド気流とスポット気流の切り替えを可能としている。
拡散開口側14は、集中開口側15よりも通風する部分の面積が大きく、拡散開口側14と吹出口4はほぼ合致する大きさ(実施の形態1では400mm)であり、集中開口側15は本体1の空気通路3に合致する構成である。
図3(a)に示すように、2枚のフラップ9a、9bは、回転軸7からの距離が近く、幅が広い長フラップ9aと、回転軸7からの距離が遠く、幅が狭い短フラップ9bとなっており、本発明の実施の形態1では、例えば、長フラップ9aは回転軸からの距離を5mm、幅を45mm、短フラップ9bは回転軸からの距離を35mm、幅を15mmとしている。ここで、長フラップ9aを短フラップ9bに対して回転軸7との距離を短くすることにより、空気通路3から吹出口4に送風される気流を長フラップ9aの外側に流し、また、長フラップ9aの幅を広くすることにより、外側を流れる気流を付着させるようにしている。
また、風向変更手段5の近傍には室内空間に向かって水分を微細にして霧状のミストとして噴霧できるミスト発生部16を備えている。
ここで、長フラップ9aがミスト発生部16と近接する際、長フラップ9aは回転軸7に近いためにミスト発生部16との間に空間ができる。この空間内を流れる気流は長フラップ9aに付着しながら流れる付着気流となり、回転軸7を中心に風向変更手段5を回転させることにより付着気流の風向を回転方向に変更できる。
これにより、ミスト発生動作時は、長フラップ9aとミスト発生部16の間の空間を流れる付着気流を発生させることにより回転軸7を中心とした回転方向の風向制御によりミスト発生部16から噴霧させるミストと付着気流が交差しない場合は、ミスト発生部16の近傍を流れる付着気流によってミストを誘引することによりミスト発生方向を変更することができ、図3(b)に示すように、ミストと付着気流が交差する場合はミストを気流に乗せて気流の流れ方向に向かってミスト発生方向を変更することでミスト発生方向を広角に制御することが可能となる。
後述するが、図4に示すように短フラップ9bとミスト発生部16が近接する際にできる空間より長フラップ9aとミスト発生部16が近接する際にできる空間の方が大きいため、付着気流が流れやすく、ミストの誘引効果を高めている。
また、風向変更手段5は長フラップ9aがミスト発生部16と近接する際、集中開口側15が室内空間側となってスポット気流を発生させるようにしている。
ミスト発生時にスポット気流とするのは、ワイド気流は気流を拡散させるため風速が遅くなるのに対してスポット気流は気流を集中させるために風速が早められ、風速の早いスポット気流が付着気流に隣接して流れして付着気流の風速を減衰させないようにするためであり、付着気流の風速を高めることによりミストの誘引効果をより高めることができる。
また、長フラップ9aの一部に短フラップ9bに向かって屈曲部17を設けることで付着気流を屈曲部17に沿って流れるようにすると、ミストと付着気流が交差しない場合にミスト発生方向と付着気流の風向の角度が相対的に大きくなるため、ミストの誘引効果を大きくでき、ミスト発生方向の制御性を高めることができる。
さらには送風装置2から供給する風量を可変させることにより、風向変更手段5から生じる風速を可変することにより、ミストを含んだ気流の到達距離を変更することができる。
また、図4に示すように、短フラップ9bとミスト発生部16が近接する際、風向変更手段5は拡散開口側14が室内空間側となってワイド気流を発生させるため、例えば本体1の下に設置された竿に干された衣類に対し、ムラなく気流を当てることができる。
その際、短フラップ9bとミスト発生部16の間には空間が小さく、付着気流は発生しにくいがミストを発生しないため、付着気流が発生しなくても特に問題がない。
また、空気通路3内に加熱手段18を備え、送風装置2から送風される風を暖めることにより風向変更手段5から温風を吹き出すことができる。ここで、加熱手段18としては特に限定しないが、カーボンヒータ、セラミックヒータ、ニクロムヒータ、ハロゲンヒータなど一般的に用いられる各種ヒータや、熱交換器を用いて外部から温度を供給するなどの手段を用いることができる。
本体1には室内空間に存在する人体を検知する人体検知手段19としての例えば赤外線センサを備え、人体検知手段19により検知した人体の位置情報を検知信号として制御手段10に送信し、制御手段10により風向変更手段5の風向を人体の方向に向かって気流を制御することができる。
また、室内空間の温湿度を検知する温湿度センサ20としての例えばサーミスタ及びセラミック湿度センサを備え、室内空間の温湿度をモニタリングして送風装置2から送風される風量を増減させることや、ミスト発生部16から噴霧されるミストの水量を変化させるように制御することができる。
次に本発明の動作について説明する。
ミスト発生機能付き衣類乾燥装置の本体1には、室内空間にミストを噴霧するミスト発生動作と、室内空間に干された衣類に気流を当てて乾燥させる衣類乾燥動作を行うことができ以下に各々の動作について説明する。
ミスト発生動作を行う場合、図3(a)、(b)に示すように、制御手段10により風向変更手段5が回転軸7を中心に複数の時間間隔、及び複数の往復角で往復運動することにより室内空間に広くミストを噴霧することで室内空間のミストを均一にして使用者に快適なミスト空間を提供することができる。
使用者がミストを浴び続けたい場合、またはミストを直接浴びたくない場合は、手動により駆動手段6の回転を停止させてミスト発生方向を一方向に固定させることで、ミスト発生方向を制御し、より快適なミスト空間を提供することができる。
さらにミスト発生方向を室内空間に存在する人体を検知して制御してもよく、人体検知手段19により風向変更手段5を回転させ、室内空間に存在する人体に向かってミストを噴霧させる、又は人体にミストを当てない様にミスト発生方向を制御することで同様の効果がある。
また、一例としてミスト発生機能付き衣類乾燥装置の本体1を浴室に設置した場合に加熱手段18により温風を発生させてミストと温風を同時に室内空間へ送ることでサウナ空間を作り出すことができる。
この場合、温湿度センサ20によって浴室内の温湿度をモニタリングし、あらかじめ設定した温湿度(例えば温度を40℃、湿度90%)にすることにより、ミスト噴霧量や加熱手段18による加熱量を可変させて設定した温湿度となるようにすることで快適なサウナ空間を提供することができる。
次に、衣類乾燥動作について説明する。
図4に示すように、衣類乾燥時は風向変更手段5からワイド気流を発生させるようにし、室内空間に干された衣類全体に気流を当てることにより衣類の量が多く、広範囲に衣類を干した場合に乾燥ムラがなく、効率よく衣類を乾燥することができる。
さらに、制御手段10により風向変更手段5が回転軸7を中心に複数の時間間隔、及び複数の往復角で往復運動することにより、例えば室内空間に竿が2列に配置されている場合、それぞれの竿に干された衣類に対して交互に気流を当てることができるため、衣類全体にムラなく気流を当てることができ、より早く衣類を乾燥することができる。
衣類の量が少ない場合や特定の衣類だけを集中的に乾かしたい場合は、手動により任意の位置で往復角を静止させ、特定の衣類にのみ集中して気流を当てることで、例えば厚手の衣類を乾かす場合に気流を集中的に当てて乾かすこともできるため、より早く衣類を乾燥させることができ、さらには衣類に当たらない方向に気流を送らないため、効率良く乾燥させることで機器の運転時間を短縮し、省エネ効果がある。
衣類量が多く、且つ乾きにくい厚手の衣類を中央寄りに干し、乾きやすい薄手の衣類を外側寄りに干す場合、ワイド気流の状態で回転軸7を中心に往復運動をする動作と、スポット気流の状態で回転軸7を中心に往復運動をする動作を交互に繰り返すことで、ワイド気流により外側寄りの薄手の衣類を乾かす動作とスポット気流で中央寄りの厚手の衣類を集中的に乾かす動作を繰り返すことにより厚手と薄手の衣類の乾燥ムラを無くし、同様の効果がある。
さらに、加熱手段18により温風を発生させて衣類に当てることで、温度が高く、乾燥した空気により衣類に含まれる水分の蒸発を促進させ、より早く衣類を乾燥させることができる。
以下よりミスト発生機能付き衣類乾燥装置の本体1の外観について説明する。
図1に示すように本体1の動作停止時は、風向変更手段5を回転させ、幅の広い長フラップ9aを室内側に面するようにすることで吹出口4の蓋となり、吹出口4を外部から見えないようにすることで外観を損なわず、美観を向上させることができる。
その際、図2に示すように、風向変更手段5を本体1の中に格納する場合は、長フラップ9aが吹出口4を開閉する蓋となるため、必ず規制手段11に風向変更手段5を接触させてから位置決め手段12により位置決めを行うことにより、長フラップ9aの位置が本体1の外装にしっかりと決められる。
また、風向変更手段5の表面に抗菌または/および防カビ加工を施すことで、細菌やカビの繁殖を防ぐことができ、清潔に保つことができる。また、空気中の細菌やカビを抑制できるため、清潔な風を衣類に供給できる。抗菌材料としては特に限定しないが、例えば抗菌剤として、銀・銅・亜鉛などの金属イオンを溶出する無機化合物、銀・銅・亜鉛の金属微粒子、銀ゼオライト、銀含有リン酸ジルコニウム、ヨウ素化合物類、フェノール類、第4級アンモニウム塩類、イミダゾール化合物類、安息香酸類、過酸化水素、クレゾール、クロルヘキシジン、イルガサン、アルデヒド類、ソルビン酸等の薬剤やリゾチーム・セルラーゼ・プロテアーゼなどの酵素製剤、カテキン類、竹抽出物、ヒノキ抽出物、わさび抽出物、からし抽出物などの天然成分抽出物などが挙げられる。
また、防カビ剤の一例としては、有機窒素化合物、硫黄系化合物、有機酸エステル類、有機ヨウ素系イミダゾール化合物、ベンザゾール化合物などが挙げられる。
また、長フラップ9aはミスト噴霧前に開き、ミスト噴霧終了後に閉じるように制御することで、ミストによる水滴が風向変更手段5に付着することを防止することができ、水滴付着による汚れの発生を抑制することができる。
さらに、風向変更手段5に付着した水滴を除去するためにミスト噴霧終了後に一定時間(一例として約10分間)風向変更手段5から送風を行うことにより風向変更手段5に付着した水滴を乾燥させることもでき、水滴付着による汚れの発生を抑制することで同様の効果が得られる。
浴室の天井に設置されるミスト発生機能付き衣類乾燥装置に利用できる。また、ミストの気化熱により空気温度を低減する空気調和機にも適用できる。
本発明の実施の形態1のミスト発生機能付き衣類乾燥装置の構成を示す断面図 同風向変更手段の構成を示す斜視図 (a)同ミスト発生時の気流がミストと交差する状態を示す断面図(b)同ミスト発生時の気流がミストと交差しない状態を示す断面図 同衣類乾燥時の風向変更手段の状態を示す断面図 従来の風向変更手段の構成を示す斜視図
符号の説明
1 本体
2 送風装置
3 空気通路
4 吹出口
5 風向変更手段
6 駆動手段
7 回転軸
8 側板
9 フラップ
10 制御手段
11 規制手段
12 位置決め手段
13 フィン
16 ミスト発生部
18 加熱手段
19 人体検知手段
20 温湿度センサ

Claims (2)

  1. 室内の天井面に設置された本体に、室内空間に向かって吹き出す吹出口と、前記吹出口に設けられた気流の風向を変更する風向変更手段と、前記風向変更手段に空気を供給する送風装置と、前記送風装置から前記風向変更手段に空気を案内する空気通路と、前記風向変更手段の近傍に室内空間に向かってミストを噴霧するミスト発生部を備え、前記風向変更手段は、駆動手段に連結された回転軸と、前記回転軸に垂直に固定された2枚の側板と、前記側板を端面として筒状を形成するように前記側板に保持された2枚のフラップと、前記フラップに保持され前記回転軸に対して傾斜した複数のフィンを備え、前記フラップは、前記回転軸からの距離が近く、幅が広い長フラップと、前記回転軸からの距離が遠く、幅が狭い短フラップとなっており、前記フィンは前記側板に近い両端でそれぞれ逆方向に傾斜させた構成であって、前記フィンの配置により前記風向変更手段には、前記フィンがハの字に広がりを持っている拡散開口側とその逆に前記フィンが除々に狭くなる集中開口側があり、前記拡散開口側から吹き出される気流はワイド気流となり、前記集中開口側から吹き出される気流はスポット気流となり、前記風向変更手段を前記回転軸を中心に反転させることによりワイド気流とスポット気流の切り替えを可能とし、前記駆動手段により前記フラップを回転させ、前記長フラップが前記ミスト発生部と近接する際、前記フラップと前記ミスト発生部の間に空間を形成することで前記フラップの外側に付着して流れる付着気流を生じさせるようにし、前記集中開口側が室内空間側となってスポット気流を発生させ、前記短フラップが前記ミスト発生部と近接する際、前記拡散開口側が室内空間側となってワイド気流を発生させることを特徴とするミスト発生機能付き衣類乾燥装置。
  2. 長フラップの一部に短フラップに向かって屈曲部を設けた請求項1記載のミスト発生機能付き衣類乾燥装置。
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