JP5308578B2 - 直流電圧出力回路およびセットトップボックス - Google Patents
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Description
本発明は、直流電圧出力回路およびセットトップボックスに関し、特にテレビ受像機(以下、「テレビ」と略記する。)やビデオデッキ等の機器を互いに接続するための規格における制御信号を出力するために、複数の電圧レベルの直流電圧を切り換えて出力する直流電圧出力回路およびセットトップボックスに関する。
テレビやビデオデッキ等の機器を互いに接続するための規格には、世界各国で様々な規格がある。その一つとして、機器間でビデオ信号とオーディオ信号とを一本のケーブルでまとめてやりとりすることのできるSCART(Syndicat des Constructeurs d’Appareils Radiorecepteurs et Televiseurs)がある。このSCARTの規格は、特にヨーロッパ等において多くの機器に採用されている。
また、SCARTの規格に準拠したSCARTコネクタを有して、テレビやビデオデッキ等をまとめて接続することのできるセットトップボックスも多く利用されている。このセットトップボックスにおいて、各機器からのオーディオ信号とビデオ信号とを、例えばテレビへの出力用信号等に変換して、テレビ等に出力することができる。また、セットトップボックスには、SCARTコネクタを用いて機器を接続する以外にも、ケーブルテレビやテレビアンテナ、オーディオ機器等を接続することもできる。
このSCARTの規格では、ビデオ信号の画面サイズを識別することができるように、画面サイズを示す直流電圧をブランキング信号として、SCARTコネクタの端子(ピン)でやりとりするようになっている。前記画面サイズを示す直流電圧は、例えば12(V)または6(V)または0(V)の電圧レベルである。
このため、セットトップボックスには、それらの直流電圧を出力するための直流電圧出力回路を備えたビデオブランキング信号処理回路を有している。一般的な直流電圧出力回路として、例えば下記の特許文献1〜4に記載の回路がある。
このため、セットトップボックスには、それらの直流電圧を出力するための直流電圧出力回路を備えたビデオブランキング信号処理回路を有している。一般的な直流電圧出力回路として、例えば下記の特許文献1〜4に記載の回路がある。
これらの直流電圧出力回路は、MOSトランジスタ等のスイッチング素子や抵抗素子等を備えて構成されている。そして、直流電圧出力回路は、セットトップボックス内部の制御回路等から出力される制御信号により、MOSトランジスタの導通状態を切り替えることによって、所望の電圧レベルの直流電圧を出力するように構成されている。
ところで、上記の直流電圧出力回路では、説明したように、SCARTの規格に合わせて12(V)または6(V)または0(V)の各電圧レベルを切り替えて出力しなければならない。このため、直流電圧出力回路は、一つの直流電圧出力回路の中で複数のスイッチング素子の導通状態を制御して、抵抗素子等の素子同士の接続状態を変えることによって、複数の直流電圧を出力する。
しかしながら、抵抗素子等の素子同士の接続状態によっては、スイッチング素子の導通状態がオフ状態となったときに、そのスイッチング素子に、直流電圧出力回路で使用している電源電圧がそのまま印加されてしまうことがあった。
直流電圧出力回路で使用している電源電圧は12(V)という、比較的大きな電圧である。このため、直流電圧出力回路を構成するスイッチング素子には、これらを想定して大きな耐圧を有するものを用いなければならない。よって、製造コストが高くなったり、回路サイズが大きくなったりするという問題があった。
直流電圧出力回路で使用している電源電圧は12(V)という、比較的大きな電圧である。このため、直流電圧出力回路を構成するスイッチング素子には、これらを想定して大きな耐圧を有するものを用いなければならない。よって、製造コストが高くなったり、回路サイズが大きくなったりするという問題があった。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑み、スイッチング素子の耐圧を高くすることなく、複数の電圧レベルの直流電圧を切り換えて出力することのできる直流電圧出力回路およびセットトップボックスを提供することを目的とする。
本発明による直流電圧出力回路およびセットトップボックスは、上記の目的を達成するために、次のように構成される。
本発明の一態様は、出力端子から直流電圧を出力する直流電圧出力回路であって、直流電源とグランドとの間に直列に接続された一組の分圧用抵抗素子と、前記直流電源と前記グランドとの間に前記一組の分圧用抵抗素子と直列に接続され、前記一組の分圧用抵抗素子の電気的接続状態を切り替える分圧用スイッチング素子と、前記分圧用スイッチング素子と並列に接続されたバイパス用抵抗素子と、前記分圧用スイッチング素子の導通状態を制御する制御回路と、前記グランドと前記一組の分圧用抵抗素子の中間接続点との間に接続された第1接地用抵抗素子と、前記グランドと前記出力端子との間に接続された第2接地用抵抗素子と、を備えることを特徴とする直流電圧出力回路である。
本発明の他の態様は、出力端子から直流電圧を出力する直流電圧出力回路であって、直流電源とグランドとの間に直列に接続された一組の分圧用抵抗素子と、前記直流電源と前記グランドとの間に前記一組の分圧用抵抗素子と直列に接続され、前記一組の分圧用抵抗素子の電気的接続状態を切り替える分圧用スイッチング素子と、前記分圧用スイッチング素子と並列に接続されたバイパス用抵抗素子と、前記分圧用スイッチング素子の導通状態を制御する制御回路と、を備え、前記分圧用スイッチング素子の耐圧は、前記直流電源の電圧よりも小さいことを特徴とする直流電圧出力回路である。
本発明の他の態様は、前記グランドと前記一組の分圧用抵抗素子の中間接続点との間に接続された第1接地用抵抗素子と、前記グランドと前記出力端子との間に接続された第2接地用抵抗素子と、を備えていてよい。
さらに、前記出力端子と前記一組の分圧用抵抗素子の中間接続点との間に接続された直流電圧出力用スイッチング素子を備えていてよい。
前記制御回路が、前記直流電源側の分圧用スイッチング素子および前記直流電圧出力用スイッチング素子の導通状態をオン状態に切り換え、かつ前記グランド側の分圧用スイッチング素子をオフ状態に切り換えたとき、前記出力端子から出力される直流電圧の電圧レベルが前記直流電源の電圧レベルと同等となり、前記制御回路が、前記直流電源側の分圧用スイッチング素子、前記グランド側の分圧用スイッチング素子および前記直流電圧出力用スイッチング素子の導通状態をオン状態に切り換えたとき、前記出力端子から出力される直流電圧の電圧レベルが前記直流電源の電圧レベルよりも低い電圧レベルになり、前記制御回路が、前記直流電源側の分圧用スイッチング素子、前記グランド側の分圧用スイッチング素子および前記直流電圧出力用スイッチング素子の導通状態をオフ状態に切り換えたとき、前記出力端子から出力される直流電圧の電圧レベルが前記グランドの電圧レベルと同等となるようになっていてもよい。
前記直流電圧出力用スイッチング素子はMOSトランジスタで構成されていてもよい。
前記直流電圧出力用スイッチング素子の耐圧は、前記直流電源の電圧よりも小さくてもよい。
本発明の一態様は、出力端子から直流電圧を出力する直流電圧出力回路であって、直流電源とグランドとの間に直列に接続された一組の分圧用抵抗素子と、前記直流電源と前記グランドとの間に前記一組の分圧用抵抗素子と直列に接続され、前記一組の分圧用抵抗素子の電気的接続状態を切り替える分圧用スイッチング素子と、前記分圧用スイッチング素子と並列に接続されたバイパス用抵抗素子と、前記分圧用スイッチング素子の導通状態を制御する制御回路と、前記グランドと前記一組の分圧用抵抗素子の中間接続点との間に接続された第1接地用抵抗素子と、前記グランドと前記出力端子との間に接続された第2接地用抵抗素子と、を備えることを特徴とする直流電圧出力回路である。
本発明の他の態様は、出力端子から直流電圧を出力する直流電圧出力回路であって、直流電源とグランドとの間に直列に接続された一組の分圧用抵抗素子と、前記直流電源と前記グランドとの間に前記一組の分圧用抵抗素子と直列に接続され、前記一組の分圧用抵抗素子の電気的接続状態を切り替える分圧用スイッチング素子と、前記分圧用スイッチング素子と並列に接続されたバイパス用抵抗素子と、前記分圧用スイッチング素子の導通状態を制御する制御回路と、を備え、前記分圧用スイッチング素子の耐圧は、前記直流電源の電圧よりも小さいことを特徴とする直流電圧出力回路である。
本発明の他の態様は、前記グランドと前記一組の分圧用抵抗素子の中間接続点との間に接続された第1接地用抵抗素子と、前記グランドと前記出力端子との間に接続された第2接地用抵抗素子と、を備えていてよい。
さらに、前記出力端子と前記一組の分圧用抵抗素子の中間接続点との間に接続された直流電圧出力用スイッチング素子を備えていてよい。
前記制御回路が、前記直流電源側の分圧用スイッチング素子および前記直流電圧出力用スイッチング素子の導通状態をオン状態に切り換え、かつ前記グランド側の分圧用スイッチング素子をオフ状態に切り換えたとき、前記出力端子から出力される直流電圧の電圧レベルが前記直流電源の電圧レベルと同等となり、前記制御回路が、前記直流電源側の分圧用スイッチング素子、前記グランド側の分圧用スイッチング素子および前記直流電圧出力用スイッチング素子の導通状態をオン状態に切り換えたとき、前記出力端子から出力される直流電圧の電圧レベルが前記直流電源の電圧レベルよりも低い電圧レベルになり、前記制御回路が、前記直流電源側の分圧用スイッチング素子、前記グランド側の分圧用スイッチング素子および前記直流電圧出力用スイッチング素子の導通状態をオフ状態に切り換えたとき、前記出力端子から出力される直流電圧の電圧レベルが前記グランドの電圧レベルと同等となるようになっていてもよい。
前記直流電圧出力用スイッチング素子はMOSトランジスタで構成されていてもよい。
前記直流電圧出力用スイッチング素子の耐圧は、前記直流電源の電圧よりも小さくてもよい。
さらに、前記制御回路が前記分圧用スイッチング素子の導通状態をオフ状態に切り換えたとき、前記直流電源からの電流を前記バイパス用抵抗素子にバイパスさせてもよい。
前記分圧用スイッチング素子は、前記直流電源と、前記一組の分圧用抵抗素子のうちの直流電源側の分圧用抵抗素子との間に接続された直流電源側の分圧用スイッチング素子と、前記グランドと、前記一組の分圧用抵抗素子のうちのグランド側の分圧用抵抗素子との間に接続されたグランド側の分圧用スイッチング素子と、を備えていてよい。
前記分圧用スイッチング素子は、前記直流電源と、前記一組の分圧用抵抗素子のうちの直流電源側の分圧用抵抗素子との間に接続された直流電源側の分圧用スイッチング素子と、前記グランドと、前記一組の分圧用抵抗素子のうちのグランド側の分圧用抵抗素子との間に接続されたグランド側の分圧用スイッチング素子と、を備えていてよい。
本発明の他の態様は、前記バイパス用抵抗素子は、前記直流電源側の分圧用スイッチング素子と並列に接続された直流電源側のバイパス用抵抗素子と、前記グランド側の分圧用スイッチング素子と並列に接続されたグランド側のバイパス用抵抗素子と、を備えていてよい。
前記制御回路が前記直流電源側の分圧用スイッチング素子の導通状態をオフ状態に切り換えたとき、前記直流電源からの電流を前記直流電源側のバイパス用抵抗素子にバイパスさせて、前記制御回路が前記グランド側の分圧用スイッチング素子の導通状態をオフ状態に切り換えたとき、前記直流電源からの電流を前記グランド側のバイパス用抵抗素子にバイパスさせてもよい。
前記制御回路が前記直流電源側の分圧用スイッチング素子の導通状態をオフ状態に切り換えたとき、前記直流電源からの電流を前記直流電源側のバイパス用抵抗素子にバイパスさせて、前記制御回路が前記グランド側の分圧用スイッチング素子の導通状態をオフ状態に切り換えたとき、前記直流電源からの電流を前記グランド側のバイパス用抵抗素子にバイパスさせてもよい。
本発明の他の態様は、前記直流電源側の分圧用抵抗素子の抵抗値は前記直流電源側のバイパス用抵抗素子の抵抗値よりも小さく、前記グランド側の分圧用抵抗素子の抵抗値は前記グランド側のバイパス用抵抗素子の抵抗値よりも小さくてもよい。
本発明の他の態様は、出力端子から直流電圧を出力する直流電圧出力回路であって、直流電源とグランドとの間に直列に接続された一組の分圧用抵抗素子と、前記直流電源と前記グランドとの間に前記一組の分圧用抵抗素子と直列に接続され、前記一組の分圧用抵抗素子の電気的接続状態を切り替える分圧用スイッチング素子と、前記分圧用スイッチング素子と並列に接続されたバイパス用抵抗素子と、前記分圧用スイッチング素子の導通状態を制御する制御回路と、を有し、前記分圧用スイッチング素子は、前記直流電源と、前記一組の分圧用抵抗素子のうちの直流電源側の分圧用抵抗素子との間に接続された直流電源側の分圧用スイッチング素子と、前記グランドと、前記一組の分圧用抵抗素子のうちのグランド側の分圧用抵抗素子との間に接続されたグランド側の分圧用スイッチング素子と、
を備え、前記直流電源側の分圧用抵抗素子と前記グランド側の分圧用抵抗素子との間に接続されたソースフォロア回路をさらに備えることを特徴とする直流電圧出力回路である。
を備え、前記直流電源側の分圧用抵抗素子と前記グランド側の分圧用抵抗素子との間に接続されたソースフォロア回路をさらに備えることを特徴とする直流電圧出力回路である。
本発明の他の態様は、前記分圧用スイッチング素子はMOSトランジスタで構成されていてもよい。
前記分圧用スイッチング素子の耐圧は、前記直流電源の電圧よりも小さくてもよい。
本発明の他の態様は、上記のいずれかの態様の直流電圧出力回路を有し、前記直流電圧出力回路から出力された直流電圧をブランキング信号として出力するビデオブランキング信号処理回路と、ビデオ入力信号を処理するビデオ信号処理回路と、オーディオ入力信号を処理するオーディオ信号処理回路と、を備えることを特徴とするセットトップボックスである。
前記分圧用スイッチング素子の耐圧は、前記直流電源の電圧よりも小さくてもよい。
本発明の他の態様は、上記のいずれかの態様の直流電圧出力回路を有し、前記直流電圧出力回路から出力された直流電圧をブランキング信号として出力するビデオブランキング信号処理回路と、ビデオ入力信号を処理するビデオ信号処理回路と、オーディオ入力信号を処理するオーディオ信号処理回路と、を備えることを特徴とするセットトップボックスである。
本発明によれば、制御回路により分圧用スイッチング素子の導通状態がオフ状態に切り換えられたとき、その導通状態がオフ状態であるスイッチング素子に対して、導通状態がオフ状態になったことによって印加される電流を、バイパス用抵抗素子にバイパスさせる。これにより、導通状態がオフ状態であるスイッチング素子に電源電圧がそのまま印加されなくなり、分圧用スイッチング素子の耐圧を高める必要がない。このため、直流電圧出力回路の製造コストを抑えることができるとともに、直流電圧出力回路の回路サイズを小さくすることができる。
さらには、上記の直流電圧出力回路を用いて構成されたセットトップボックスの製造コストを抑えて、サイズを小型化することができる。
さらには、上記の直流電圧出力回路を用いて構成されたセットトップボックスの製造コストを抑えて、サイズを小型化することができる。
ここからは、添付図面を参照しながら、本発明の直流電圧出力回路、および直流電圧出力回路を備えて構成されたセットトップボックスの好適な実施形態を詳細に説明する。
(セットトップボックス10の装置構成)
最初に、図1を参照して、実施形態に係るセットトップボックス10の装置構成を説明する。
(セットトップボックス10の装置構成)
最初に、図1を参照して、実施形態に係るセットトップボックス10の装置構成を説明する。
図1は、実施形態に係るセットトップボックス10の装置構成を示すブロック図である。図1に示すセットトップボックス10は、制御回路11と、VCR(Video Cassette Recorder) SCARTコネクタ12と、TV(Television) SCARTコネクタ13と、SCARTスイッチング回路14と、MPEGデコーダ15と、デジタルエンコーダ16と、D/Aコンバータ17と、を備えて構成される。
制御回路11は、セットトップボックス10を構成する各部と制御信号を送受して、セットトップボックス10全体の動作を制御する。
VCR SCARTコネクタ12は、SCARTの規格に準拠したコネクタである。このVCR SCARTコネクタ12には、SCARTケーブル24によりVCR31が接続される。
TV SCARTコネクタ13は、VCR SCARTコネクタ12と同様に、SCARTの規格に準拠したコネクタである。このTV SCARTコネクタ13には、SCARTケーブル25によりTV32が接続される。
VCR SCARTコネクタ12は、SCARTの規格に準拠したコネクタである。このVCR SCARTコネクタ12には、SCARTケーブル24によりVCR31が接続される。
TV SCARTコネクタ13は、VCR SCARTコネクタ12と同様に、SCARTの規格に準拠したコネクタである。このTV SCARTコネクタ13には、SCARTケーブル25によりTV32が接続される。
また、セットトップボックス10は、VCR SCARTコネクタ12およびTV SCARTコネクタ13以外にも、別のSCARTコネクタがあっても良い。また、図示しないが、セットトップボックス10は、SCARTコネクタ以外のコネクタも備えており、地上波放送や衛星放送を受信するためのテレビアンテナ33や、5.1チャンネルサラウンドを楽しんだりすることのできるオーディオ機器34等を接続することもできるようになっている。
また、本実施形態は、VCR SCARTコネクタ12とTV SCARTコネクタ13とを備えて構成されるデュアルSCARTと呼ばれる装置構成である。しかし、これに限るものではなく、本実施形態は、TV32がVCR機能付きTVであって、そのためのTV SCARTコネクタ13を備えて構成されるシングルSCARTと呼ばれる装置構成などであっても良い。
MPEGデコーダ15は、セットトップボックス10に入力されたMPEGソースの信号をデコードするための信号処理を行う。
デジタルエンコーダ16は、MPEGデコーダ15によりデコードされたビデオ信号を、所望の信号形式に変換する。
D/Aコンバータ17は、MPEGデコーダ15によりデコードされたオーディオ信号を、ディジタル信号からアナログ信号形式に変換する。
デジタルエンコーダ16は、MPEGデコーダ15によりデコードされたビデオ信号を、所望の信号形式に変換する。
D/Aコンバータ17は、MPEGデコーダ15によりデコードされたオーディオ信号を、ディジタル信号からアナログ信号形式に変換する。
SCARTスイッチング回路14は、ビデオ信号処理回路21と、ビデオブランキング信号処理回路22と、オーディオ信号処理回路23と、を備える。
ビデオ信号処理回路21は、デジタルエンコーダ16から出力されたビデオ信号や、VCR31からVCR SCARTコネクタ12を介して入力されたビデオ信号を入力して、VCR SCARTコネクタ12およびTV SCARTコネクタ13から出力するSCARTの規格のビデオ信号を生成する。
ビデオ信号処理回路21は、デジタルエンコーダ16から出力されたビデオ信号や、VCR31からVCR SCARTコネクタ12を介して入力されたビデオ信号を入力して、VCR SCARTコネクタ12およびTV SCARTコネクタ13から出力するSCARTの規格のビデオ信号を生成する。
ビデオブランキング信号処理回路22は、デジタルエンコーダ16から出力されたビデオ信号や、VCR31からVCR SCARTコネクタ12を介して入力されたビデオ信号に基づいて、ブランキング信号を生成する。例えば、ビデオブランキング信号処理回路22は、ビデオ信号の画面サイズを示す制御信号等を生成する。
オーディオ信号処理回路23は、D/Aコンバータ17から出力されたオーディオ信号や、VCR SCARTコネクタ12およびTV SCARTコネクタ13から出力されたオーディオ信号に基づいて、VCR SCARTコネクタ12およびTV SCARTコネクタ13から出力するSCARTの規格のオーディオ信号を生成する。
(ビデオブランキング信号処理回路22の回路構成)
続いて、図2を参照して、ビデオブランキング信号処理回路22の回路構成を説明する。
図2は、ビデオブランキング信号処理回路22の回路構成を示すブロック図である。図2に示すビデオブランキング信号処理回路22は、スイッチング素子51と、アンプ52と、スイッチング素子53と、直流電圧出力回路54a,54bと、スイッチング素子55a,55bと、モニタ56と、を備えて構成される。
続いて、図2を参照して、ビデオブランキング信号処理回路22の回路構成を説明する。
図2は、ビデオブランキング信号処理回路22の回路構成を示すブロック図である。図2に示すビデオブランキング信号処理回路22は、スイッチング素子51と、アンプ52と、スイッチング素子53と、直流電圧出力回路54a,54bと、スイッチング素子55a,55bと、モニタ56と、を備えて構成される。
スイッチング素子51は、制御回路11から出力された制御信号によって、その導通状態が切り替わる。このスイッチング素子51は、端子VCR FB(Fast Blanking)から入力されたVCR31用のFB信号、1.25(V)の電圧レベルの直流電圧、および0(V)の電圧レベルの直流電圧の3つの信号の中からいずれか1つの信号を出力する。
アンプ52は、スイッチング素子51により選択された電圧レベルの直流電圧を、所定のゲインで増幅して出力する。
スイッチング素子53は、制御回路11から出力された制御信号によって、その導通状態が切り替わる。アンプ52により増幅された信号は、TV32用のFB信号として、スイッチング素子53の導通状態がオン状態であるときに端子TV FBから出力される。
スイッチング素子53は、制御回路11から出力された制御信号によって、その導通状態が切り替わる。アンプ52により増幅された信号は、TV32用のFB信号として、スイッチング素子53の導通状態がオン状態であるときに端子TV FBから出力される。
直流電圧出力回路54a,54bは、端子VPを介して直流電源から12(V)の電圧レベルの直流電圧が入力される。そして、直流電圧出力回路54a,54bは、制御回路11から出力された制御信号に応じて、ビデオ信号の画面サイズを示す制御信号である12(V)または6(V)または0(V)の電圧レベルの直流電圧を出力する。
スイッチング素子55a,55bは、制御回路11から出力された制御信号によって、その導通状態が切り替わる。スイッチング素子55a,55bの一つの導通状態は、直流電圧出力回路54a,54bから出力された直流電圧の信号が、TV32用のSB(Slow Blanking)信号およびVCR31用のSB信号として端子TV SB,VCR SBから出力されるように、導通状態が切り替わる場合である。スイッチング素子55a,55bの他の導状態は、端子VCR SBから入力された入力信号を端子TV SBから出力するように、導通状態が切り替わる場合である。
モニタ56は、端子VCR FBから入力された信号と、端子VCR SBを介して入出力される信号とに基づいて、所定のパルスを発生させ、端子INTから出力する。
モニタ56は、端子VCR FBから入力された信号と、端子VCR SBを介して入出力される信号とに基づいて、所定のパルスを発生させ、端子INTから出力する。
(直流電圧出力回路54a,54bの回路構成)
続いて、図3を参照して、直流電圧出力回路54a,54bの回路構成を説明する。なお、直流電圧出力回路54bの回路構成・動作は、直流電圧出力回路54aの回路構成と同じであるため、直流電圧出力回路54aを用いて説明する。
続いて、図3を参照して、直流電圧出力回路54a,54bの回路構成を説明する。なお、直流電圧出力回路54bの回路構成・動作は、直流電圧出力回路54aの回路構成と同じであるため、直流電圧出力回路54aを用いて説明する。
図3は、直流電圧出力回路54aの回路構成を示す回路図である。図3に示す直流電圧出力回路54aは、PMOSトランジスタP1,P2と、NMOSトランジスタN1,N2と、抵抗素子R1〜R6と、を備えて構成される。
抵抗素子R1,R2は、端子VPとグランドとの間に、直列に接続される。この抵抗素子R1,R2は、2つで一組になっており、端子VPからの直流電圧の電圧レベルを分圧するための分圧用抵抗として機能する。
抵抗素子R1,R2は、端子VPとグランドとの間に、直列に接続される。この抵抗素子R1,R2は、2つで一組になっており、端子VPからの直流電圧の電圧レベルを分圧するための分圧用抵抗として機能する。
直流電圧出力回路54aを構成するPMOSトランジスタP1,P2、およびNMOSトランジスタN2の3つのMOSトランジスタは、制御回路11から出力された制御信号の電圧レベルに応じて、その導通状態が切り替わる。
PMOSトランジスタP1は、端子VPと抵抗素子R1との間に接続される。NMOSトランジスタN1は、抵抗素子R1と抵抗素子R2との間に接続される。NMOSトランジスタN2は、抵抗素子R2とグランドとの間に接続される。
PMOSトランジスタP1は、端子VPと抵抗素子R1との間に接続される。NMOSトランジスタN1は、抵抗素子R1と抵抗素子R2との間に接続される。NMOSトランジスタN2は、抵抗素子R2とグランドとの間に接続される。
MOSトランジスタP1およびNMOSトランジスタN2の2つのMOSトランジスタは、その導通状態によって、分圧用抵抗素子として機能する抵抗素子R1,R2の接続関係を切り換える。このPMOSトランジスタP1およびNMOSトランジスタN2は、端子VPからの直流電圧の電圧レベルを分圧するための分圧用スイッチング素子として機能する。各MOSトランジスタの導通状態が切り替わることにより、端子VPから入力された電圧の電圧レベルが、所定の電圧レベルになって出力される。
一方、このPMOSトランジスタP1およびNMOSトランジスタN2は、分圧用スイッチング素子として機能するとともに、各MOSトランジスタの導通状態がオン状態となったときにはMOS抵抗として機能する。
直流電圧出力回路54aを構成するNMOSトランジスタN1は、抵抗素子R2とNMOSトランジスタN1との間の接続点Yの電圧レベルを抑えるソースフォロア回路として機能する。このNMOSトランジスタN1には制御回路11から出力された所定の電圧レベルの制御信号が印可され、接続点Yの電圧レベルをその所定の電圧レベルから自身の閾値分だけ下がった電圧レベルに維持する。これにより、NMOSトランジスタN2に抵抗素子R1とNMOSトランジスタN1との間の接続点Xの直流電圧の電圧レベルがそのまま印加されることはなく、NMOSトランジスタN2の耐圧を高める必要がない。
直流電圧出力回路54aを構成するNMOSトランジスタN1は、抵抗素子R2とNMOSトランジスタN1との間の接続点Yの電圧レベルを抑えるソースフォロア回路として機能する。このNMOSトランジスタN1には制御回路11から出力された所定の電圧レベルの制御信号が印可され、接続点Yの電圧レベルをその所定の電圧レベルから自身の閾値分だけ下がった電圧レベルに維持する。これにより、NMOSトランジスタN2に抵抗素子R1とNMOSトランジスタN1との間の接続点Xの直流電圧の電圧レベルがそのまま印加されることはなく、NMOSトランジスタN2の耐圧を高める必要がない。
そして、PMOSトランジスタP1,P2、およびNMOSトランジスタN1,N2の4つのMOSトランジスタの耐圧は、端子VPから入力される比較的大きな電圧である12(V)の直流電圧の電圧レベルよりも小さく、大きな耐圧を有するものではない。
抵抗素子R3は、PMOSトランジスタP1と並列になるように接続される。また、抵抗素子R4は、NMOSトランジスタN2と並列になるように接続される。これらの抵抗素子R3,R4は、このようにMOSトランジスタに対して並列に接続されているため、制御回路11により2つのPMOSトランジスタP1およびNMOSトランジスタN2の導通状態がオフ状態に切り換えられたとき、MOSトランジスタに印加される電流をバイパスさせる。つまり、抵抗素子R3,R4は、バイパス用抵抗素子として機能する。
抵抗素子R3は、PMOSトランジスタP1と並列になるように接続される。また、抵抗素子R4は、NMOSトランジスタN2と並列になるように接続される。これらの抵抗素子R3,R4は、このようにMOSトランジスタに対して並列に接続されているため、制御回路11により2つのPMOSトランジスタP1およびNMOSトランジスタN2の導通状態がオフ状態に切り換えられたとき、MOSトランジスタに印加される電流をバイパスさせる。つまり、抵抗素子R3,R4は、バイパス用抵抗素子として機能する。
直流電圧出力回路54aは、複数の電圧レベルの直流電圧を切り替えて出力しなければならないため、その分だけ、抵抗素子R1,R2同士の接続状態も切り替えなければならない。そこで、PMOSトランジスタP1と並列になるように抵抗素子R3を接続し、さらにNMOSトランジスタN2と並列になるように抵抗素子R4を接続しておく。これにより、抵抗素子R1,R2同士がどのような接続状態になっても、導通状態がオフ状態になったMOSトランジスタに印加される電流を、抵抗素子R3,R4にバイパスさせることができる。
PMOSトランジスタP2は、NMOSトランジスタN1のドレイン端子と出力端子SBOUTとの間に接続される。つまり、PMOSトランジスタP2の導通状態がオン状態であれば、抵抗素子R1〜R6によって分圧された電圧(抵抗素子R1とNMOSトランジスタN1との間の接続点Xの電圧)が、出力端子SBOUTから出力される。また、PMOSトランジスタP2の導通状態がオフ状態であれば、分圧された電圧が、出力端子SBOUTから出力されない。つまり、PMOSトランジスタP2は、直流電圧出力用スイッチング素子として機能する。
また、PMOSトランジスタP2のドレイン端子とグランドと間には、抵抗素子R5が接続される。また、PMOSトランジスタP2のソース端子とグランドと間に、抵抗素子R6が接続される。この抵抗素子R5,R6も、抵抗素子R3,R4と同じように、グランドにバイパスするための接地用抵抗素子として機能する。
なお、抵抗素子R1〜R6の抵抗値を、一例として次のようにする。まず、分圧用抵抗として機能する抵抗素子R1,R2の抵抗値を共に約470(Ω)とする。すると、直流電源側のバイパス用抵抗素子として機能する抵抗素子R3の抵抗値は約200(kΩ)であり、グランド側のバイパス用抵抗素子として機能する抵抗素子R4の抵抗値は約400(kΩ)として設定される。また、抵抗素子R5の抵抗値は約400(kΩ)であり、抵抗素子R6の抵抗値は約100(kΩ)として設定される。出力端子SBOUTに接続される負荷は、一例として、約10(kΩ)以上である。
また、PMOSトランジスタP1,P2、およびNMOSトランジスタN1,N2の4つのMOSトランジスタの耐圧は、一例として、7.2(V)であるとする。
また、PMOSトランジスタP1,P2、およびNMOSトランジスタN1,N2の4つのMOSトランジスタの耐圧は、一例として、7.2(V)であるとする。
(直流電圧出力回路54a,54bの動作)
続いて、図4〜図6を参照して、直流電圧出力回路54aの動作を説明する。なお、説明上、各回路中の直流電圧の電圧レベルは、各素子による実際の電圧降下を無視して、12(V)または6(V)または0(V)として説明する。
まず、図4は、直流電圧出力回路54aが、出力端子SBOUTから直流電圧を6(V)の電圧レベルで出力するときの各MOSトランジタの導通状態、および電流Iの流れる経路を示す模式図である。
続いて、図4〜図6を参照して、直流電圧出力回路54aの動作を説明する。なお、説明上、各回路中の直流電圧の電圧レベルは、各素子による実際の電圧降下を無視して、12(V)または6(V)または0(V)として説明する。
まず、図4は、直流電圧出力回路54aが、出力端子SBOUTから直流電圧を6(V)の電圧レベルで出力するときの各MOSトランジタの導通状態、および電流Iの流れる経路を示す模式図である。
直流電圧出力回路54aが、出力端子SBOUTから直流電圧を6(V)の電圧レベルで出力するときには、図4に示すように、PMOSトランジスタP1,P2およびNMOSトランジスタN2の全てのMOSトランジスタの導通状態がオン状態に切り替わる。ここで、PMOSトランジスタP1,P2およびNMOSトランジスタN2の各ゲート端子の電圧レベルを、一例として、7(V)、3(V)、3(V)とする。NMOSトランジスタN1のゲート端子の電圧レベルを、一例として、7(V)とする。
このとき、抵抗素子R1〜R6の抵抗値の関係はR1≪R3、R2≪R5,R6である。なお、記号「≪」は、その左辺は右辺よりも非常に小さいことを表す。そのため、図4中に矢印で示すように、直流電源から流れる電流が、PMOSトランジスタP1、抵抗素子R1、NMOSトランジスタN1、抵抗素子R2、NMOSトランジスタN2を通って、グランドに流れる。
このとき、抵抗素子R1,R2の接続関係によって、12(V)の電圧レベルの直流電圧が分圧されて、抵抗素子R1とNMOSトランジスタN1との間の接続点Xの直流電圧の電圧レベルは6(V)になる。また、PMOSトランジスタP2の導通状態はオン状態である。このため、出力端子SBOUTから電圧レベルが6(V)の直流電圧が出力される。
また、図5は、直流電圧出力回路54aが、出力端子SBOUTから直流電圧を12(V)の電圧レベルで出力するときの各MOSトランジタの導通状態、および電流Iの流れる経路を示す模式図である。
直流電圧出力回路54aが、出力端子SBOUTから直流電圧を12(V)の電圧レベルで出力するときには、図5に示すように、PMOSトランジスタP1,P2の導通状態がオン状態に切り替わる。また、NMOSトランジスタN2の導通状態がオフ状態に切り替わる。ここで、PMOSトランジスタP1,P2およびNMOSトランジスタN2の各ゲート端子の電圧レベルを、一例として、7(V)、7(V)、0(V)とする。NMOSトランジスタN1のゲート端子の電圧レベルを、一例として、7(V)とする。
直流電圧出力回路54aが、出力端子SBOUTから直流電圧を12(V)の電圧レベルで出力するときには、図5に示すように、PMOSトランジスタP1,P2の導通状態がオン状態に切り替わる。また、NMOSトランジスタN2の導通状態がオフ状態に切り替わる。ここで、PMOSトランジスタP1,P2およびNMOSトランジスタN2の各ゲート端子の電圧レベルを、一例として、7(V)、7(V)、0(V)とする。NMOSトランジスタN1のゲート端子の電圧レベルを、一例として、7(V)とする。
このとき、抵抗素子R1,R3の抵抗値の関係はR1≪R3であるため、図5中に矢印で示すように、直流電源から電流Iが、PMOSトランジスタP1、抵抗素子R1、NMOSトランジスタN1、抵抗素子R2,抵抗素子R4を通って、グランドに流れる。但し、NMOSトランジスタN2の導通状態はオフ状態であるため、直流電源から流れる電流IがNMOSトランジスタN2によって完全に遮断されてしまうと、直流電源がそのままNMOSトランジスタN2に印加されてしまう。ところが、上記で説明したように、NMOSトランジスタN2に対して並列に、バイパス用抵抗素子として機能する抵抗素子R4が接続されている。このため、NMOSトランジスタN2に印加されるはずの電流Iを、図5に示すように抵抗素子R4にバイパスさせることができる。
抵抗素子R1〜R6の接続関係によって、抵抗素子R1とNMOSトランジスタN1との間の接続点Xの直流電圧の電圧レベルは12(V)になる。また、PMOSトランジスタP2の導通状態がオン状態である。このため、出力端子SBOUTから電圧レベルが12(V)の直流電圧が出力される。
また、図6は、直流電圧出力回路54aが、出力端子SBOUTから直流電圧を0(V)の電圧レベルで出力するときの各MOSトランジタの導通状態、および電流Iの流れる経路を示す模式図である。
また、図6は、直流電圧出力回路54aが、出力端子SBOUTから直流電圧を0(V)の電圧レベルで出力するときの各MOSトランジタの導通状態、および電流Iの流れる経路を示す模式図である。
直流電圧出力回路54aが、出力端子SBOUTから直流電圧を0(V)の電圧レベルで出力するときには、図6に示すように、NMOSトランジスタN2の導通状態がオフ状態に切り替わるのに加えて、PMOSトランジスタP1,P2の導通状態もオフ状態に切り替わる。従って、導通状態がオン状態であるMOSトランジスタは、NMOSトランジスタN1のみである。ここで、PMOSトランジスタP1,P2およびNMOSトランジスタN2の各ゲート端子の電圧レベルを、一例として、12(V)、7(V)、0(V)とする。NMOSトランジスタN1のゲート端子の電圧レベルを、一例として、7(V)とする。
このとき、図6中に矢印で示すように、直流電源から流れる電流Iが、抵抗素子R3を通り、そして、抵抗素子R5を通ってグランドに流れるとともに、抵抗素子R3を通り、NMOSトランジスタN1、抵抗素子R2、抵抗素子R4を通って、グランドに流れる。
抵抗素子R2,R3,R4,R5によって、抵抗素子R1とNMOSトランジスタN1との間の接続点Xの直流電圧の電圧レベルは6(V)になり、PMOSトランジスタP2に加わる電圧を下げている。但し、PMOSトランジスタP2の導通状態がオフ状態である。そして、抵抗素子R6が、出力端子SBOUTとグランドとの間に接続されているので、出力端子SBOUTの電圧レベルは、0(V)になる。
抵抗素子R2,R3,R4,R5によって、抵抗素子R1とNMOSトランジスタN1との間の接続点Xの直流電圧の電圧レベルは6(V)になり、PMOSトランジスタP2に加わる電圧を下げている。但し、PMOSトランジスタP2の導通状態がオフ状態である。そして、抵抗素子R6が、出力端子SBOUTとグランドとの間に接続されているので、出力端子SBOUTの電圧レベルは、0(V)になる。
なお、抵抗素子R1,R2のように分圧用抵抗として機能する素子の数や、PMOSトランジスタP1、NMOSトランジスタN2のように分圧用スイッチング素子として機能する素子の数については、上記で説明した数に限定されずに、任意の数であって良い。従って、抵抗素子R3,R4のようなバイパス用抵抗素子を接続する箇所についても、分圧用スイッチング素子として機能する各MOSトランジスタに印加される電流の大きさ等を考慮した任意の箇所であって良い。
また、スイッチング素子については、上記で説明したMOSトランジスタに限定されずに、バイポーラトランジスタであっても良い。
また、スイッチング素子については、上記で説明したMOSトランジスタに限定されずに、バイポーラトランジスタであっても良い。
(まとめ)
本実施形態に係る直流電圧出力回路54a,54bは、上記で説明したように、直流電圧出力回路を構成するPMOSトランジスタP1およびNMOSトランジスタN2に対して並列に、バイパス用抵抗素子として機能する抵抗素子R3,R4が接続されている。このため、直流電圧出力回路54a,54bは、PMOSトランジスタP1またはNMOSトランジスタN2の導通状態がオフ状態になったときに、それらのMOSトランジスタに対して並列に接続された抵抗素子R3,R4に電流をバイパスさせることができるようになっている。これにより、PMOSトランジスタP1またはNMOSトランジスタN2の導通状態がオフ状態であっても、直流電源がPMOSトランジスタP1またはNMOSトランジスタN2にそのまま印加されてしまうことがなくなる。従って、PMOSトランジスタP1およびNMOSトランジスタN2の耐圧は、抵抗素子R3,R4がないときよりも小さくて済む。
本実施形態に係る直流電圧出力回路54a,54bは、上記で説明したように、直流電圧出力回路を構成するPMOSトランジスタP1およびNMOSトランジスタN2に対して並列に、バイパス用抵抗素子として機能する抵抗素子R3,R4が接続されている。このため、直流電圧出力回路54a,54bは、PMOSトランジスタP1またはNMOSトランジスタN2の導通状態がオフ状態になったときに、それらのMOSトランジスタに対して並列に接続された抵抗素子R3,R4に電流をバイパスさせることができるようになっている。これにより、PMOSトランジスタP1またはNMOSトランジスタN2の導通状態がオフ状態であっても、直流電源がPMOSトランジスタP1またはNMOSトランジスタN2にそのまま印加されてしまうことがなくなる。従って、PMOSトランジスタP1およびNMOSトランジスタN2の耐圧は、抵抗素子R3,R4がないときよりも小さくて済む。
直流電圧出力回路54a,54bを構成するMOSトランジスタに、大きな耐圧を有するMOSトランジスタを用いる必要がなくなるため、直流電圧出力回路54a,54bの製造コストを抑えることができる。同時に、直流電圧出力回路54a,54bの回路サイズを小さくすることができる。
さらには、上記で説明した直流電圧出力回路54a,54bを用いて構成されたセットトップボックス10の製造コストを抑えて、サイズを小型化することができる。
さらには、上記で説明した直流電圧出力回路54a,54bを用いて構成されたセットトップボックス10の製造コストを抑えて、サイズを小型化することができる。
本発明の直流電圧出力回路は、特にSCARTの規格に準拠してオーディオ信号とビデオ信号とを入出力するSCARTコネクタをもつセットトップボックスの制御信号を出力するための回路として利用することができる。
また、本発明の直流電圧出力回路は、例えばマトリックス型表示装置の駆動用電圧や各種レギュレータの出力電圧など、複数の電圧レベルの直流電圧を出力するための回路として利用することができる。
また、本発明の直流電圧出力回路は、例えばマトリックス型表示装置の駆動用電圧や各種レギュレータの出力電圧など、複数の電圧レベルの直流電圧を出力するための回路として利用することができる。
10……セットトップボックス
11……制御回路
12……VCR SCARTコネクタ
13……TV SCARTコネクタ
14……SCARTスイッチング回路
15……MPEGデコーダ
16……デジタルエンコーダ
17……D/Aコンバータ
21……ビデオ信号処理回路
22……ビデオブランキング信号処理回路
23……オーディオ信号処理回路
51……スイッチング素子
52……アンプ
53……スイッチング素子
54a,54b……直流電圧出力回路
55a,55b……スイッチング素子
56……モニタ
P1,P2……PMOSトランジスタ
N1,N2……NMOSトランジスタ
R1〜R6……抵抗素子
11……制御回路
12……VCR SCARTコネクタ
13……TV SCARTコネクタ
14……SCARTスイッチング回路
15……MPEGデコーダ
16……デジタルエンコーダ
17……D/Aコンバータ
21……ビデオ信号処理回路
22……ビデオブランキング信号処理回路
23……オーディオ信号処理回路
51……スイッチング素子
52……アンプ
53……スイッチング素子
54a,54b……直流電圧出力回路
55a,55b……スイッチング素子
56……モニタ
P1,P2……PMOSトランジスタ
N1,N2……NMOSトランジスタ
R1〜R6……抵抗素子
Claims (16)
- 出力端子から直流電圧を出力する直流電圧出力回路であって、
直流電源とグランドとの間に直列に接続された一組の分圧用抵抗素子と、
前記直流電源と前記グランドとの間に前記一組の分圧用抵抗素子と直列に接続され、前記一組の分圧用抵抗素子の電気的接続状態を切り替える分圧用スイッチング素子と、
前記分圧用スイッチング素子と並列に接続されたバイパス用抵抗素子と、
前記分圧用スイッチング素子の導通状態を制御する制御回路と、
前記グランドと前記一組の分圧用抵抗素子の中間接続点との間に接続された第1接地用抵抗素子と、
前記グランドと前記出力端子との間に接続された第2接地用抵抗素子と、
を備えることを特徴とする直流電圧出力回路。 - 出力端子から直流電圧を出力する直流電圧出力回路であって、
直流電源とグランドとの間に直列に接続された一組の分圧用抵抗素子と、
前記直流電源と前記グランドとの間に前記一組の分圧用抵抗素子と直列に接続され、前記一組の分圧用抵抗素子の電気的接続状態を切り替える分圧用スイッチング素子と、
前記分圧用スイッチング素子と並列に接続されたバイパス用抵抗素子と、
前記分圧用スイッチング素子の導通状態を制御する制御回路と、
を備え、
前記分圧用スイッチング素子の耐圧は、前記直流電源の電圧よりも小さいことを特徴とする直流電圧出力回路。 - 前記グランドと前記一組の分圧用抵抗素子の中間接続点との間に接続された第1接地用抵抗素子と、
前記グランドと前記出力端子との間に接続された第2接地用抵抗素子と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の直流電圧出力回路。 - 前記出力端子と前記一組の分圧用抵抗素子の中間接続点との間に接続された直流電圧出力用スイッチング素子をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の直流電圧出力回路。
- 前記制御回路が、前記直流電源側の分圧用スイッチング素子および前記直流電圧出力用スイッチング素子の導通状態をオン状態に切り換え、かつ前記グランド側の分圧用スイッチング素子をオフ状態に切り換えたとき、前記出力端子から出力される直流電圧の電圧レベルが前記直流電源の電圧レベルと同等となり、
前記制御回路が、前記直流電源側の分圧用スイッチング素子、前記グランド側の分圧用スイッチング素子および前記直流電圧出力用スイッチング素子の導通状態をオン状態に切り換えたとき、前記出力端子から出力される直流電圧の電圧レベルが前記直流電源の電圧レベルよりも低い電圧レベルになり、
前記制御回路が、前記直流電源側の分圧用スイッチング素子、前記グランド側の分圧用スイッチング素子および前記直流電圧出力用スイッチング素子の導通状態をオフ状態に切り換えたとき、前記出力端子から出力される直流電圧の電圧レベルが前記グランドの電圧レベルと同等となることを特徴とする請求項4に記載の直流電圧出力回路。 - 前記直流電圧出力用スイッチング素子はMOSトランジスタで構成されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の直流電圧出力回路。
- 前記直流電圧出力用スイッチング素子の耐圧は、前記直流電源の電圧よりも小さいことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の直流電圧出力回路。
- 前記制御回路が前記分圧用スイッチング素子の導通状態をオフ状態に切り換えたとき、前記直流電源からの電流を前記バイパス用抵抗素子にバイパスさせることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の直流電圧出力回路。
- 前記分圧用スイッチング素子は、
前記直流電源と、前記一組の分圧用抵抗素子のうちの直流電源側の分圧用抵抗素子との間に接続された直流電源側の分圧用スイッチング素子と、
前記グランドと、前記一組の分圧用抵抗素子のうちのグランド側の分圧用抵抗素子との間に接続されたグランド側の分圧用スイッチング素子と、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の直流電圧出力回路。 - 前記バイパス用抵抗素子は、
前記直流電源側の分圧用スイッチング素子と並列に接続された直流電源側のバイパス用抵抗素子と、
前記グランド側の分圧用スイッチング素子と並列に接続されたグランド側のバイパス用抵抗素子と、
を備えることを特徴とする請求項9に記載の直流電圧出力回路。 - 前記制御回路が前記直流電源側の分圧用スイッチング素子の導通状態をオフ状態に切り換えたとき、前記直流電源からの電流を前記直流電源側のバイパス用抵抗素子にバイパスさせて、
前記制御回路が前記グランド側の分圧用スイッチング素子の導通状態をオフ状態に切り換えたとき、前記直流電源からの電流を前記グランド側のバイパス用抵抗素子にバイパスさせることを特徴とする請求項10に記載の直流電圧出力回路。 - 前記直流電源側の分圧用抵抗素子の抵抗値は前記直流電源側のバイパス用抵抗素子の抵抗値よりも小さく、
前記グランド側の分圧用抵抗素子の抵抗値は前記グランド側のバイパス用抵抗素子の抵抗値よりも小さいことを特徴とする請求項11に記載の直流電圧出力回路。 - 出力端子から直流電圧を出力する直流電圧出力回路であって、
直流電源とグランドとの間に直列に接続された一組の分圧用抵抗素子と、
前記直流電源と前記グランドとの間に前記一組の分圧用抵抗素子と直列に接続され、前記一組の分圧用抵抗素子の電気的接続状態を切り替える分圧用スイッチング素子と、
前記分圧用スイッチング素子と並列に接続されたバイパス用抵抗素子と、
前記分圧用スイッチング素子の導通状態を制御する制御回路と、
を有し、
前記分圧用スイッチング素子は、
前記直流電源と、前記一組の分圧用抵抗素子のうちの直流電源側の分圧用抵抗素子との間に接続された直流電源側の分圧用スイッチング素子と、
前記グランドと、前記一組の分圧用抵抗素子のうちのグランド側の分圧用抵抗素子との間に接続されたグランド側の分圧用スイッチング素子と、
を備え、
前記直流電源側の分圧用抵抗素子と前記グランド側の分圧用抵抗素子との間に接続されたソースフォロア回路をさらに備えることを特徴とする直流電圧出力回路。 - 前記分圧用スイッチング素子はMOSトランジスタで構成されることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の直流電圧出力回路。
- 前記分圧用スイッチング素子の耐圧は、前記直流電源の電圧よりも小さいことを特徴とする請求項1または請求項13に記載の直流電圧出力回路。
- 請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の直流電圧出力回路を有し、
前記直流電圧出力回路から出力された直流電圧をブランキング信号として出力するビデオブランキング信号処理回路と、
ビデオ入力信号を処理するビデオ信号処理回路と、
オーディオ入力信号を処理するオーディオ信号処理回路と、
を備えることを特徴とするセットトップボックス。
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