JP2015035736A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部機器と表示機器とを接続する場合に、ACカップリング回路が配置されたAC信号用端子を用いてAC信号とDC信号とを伝送した場合でもAC/DC信号の信号品位を確保できる技術を提供する。【解決手段】ACモードでは、制御部20は、AC信号の経路(AC経路LA)中に配置されたオーディオ信号用スイッチ53をオンさせて、DC信号の経路(入力側DC経路LD_IN及び出力側DC経路LD_OUT)中に配置された制御出力用スイッチ51及び制御入力用スイッチ52をオフさせる。DCモードでは、音声信号を取得しないので、オーディオ信号用スイッチ53をオフさせ、制御出力用スイッチ51及び制御入力用スイッチ52をオンさせる。【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置に係り、外部からアナログ信号(AC信号)を取得可能な表示装置に関する。
一般的に、テレビ等の表示装置は、多くの機種で外部機器との連携が可能となっている。連携の為には所定のケーブルで接続されるが、近年では大容量データの高速化や機器制御のインテリジェント化等の観点から、HDMI(登録商標)端子やD端子等のデジタルテレビ用端子が用いられる。
一方、接続した機器同士のオンオフ制御等の比較的シンプルで低負荷な信号伝送にはアナログ端子を用いられることもある。例えば、機器の外部音声端子に用いられる3.5φステレオミニジャックを4極構成として、2極をAC信号であるアナログ・ステレオ信号(以下、「ステレオ信号」と言う。)の入力用に1極をDC信号である制御信号等の入出力用に用い、残り1極をGNDとする技術がある。
また、ビデオ信号入力用の端子自体をDC直結とACカップリングの両タイプの信号に適用させる技術もある。具体的には、入出力兼用端子に接続される信号出力側の機器がDC直結で電流シンク能力がない場合にも、入力信号の波形が歪まない入出力兼用端子装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−68384号公報
ところで外部機器との信号送受信にHDMI端子やD端子等の空きピンを用いることがあるが、伝送信号に規格上の利用内容に制約があったり所定の認証が必要となったりするためハンドリングが難しかったり、コストが掛かってしまうということもあった。表示機器と接続する外部機器がAV機器のような場合にはそのような規格による接続が実質的に必須であるが、必ずしも高度な規格による接続が必要とされない場合もある。また、製品が投入される国・地域によっては、伝送に使用されるケーブル等の観点から、市場で確保しやすく低コストなケーブルを利用できる3.5φステレオミニジャック(アナログ端子)や3線式のコンポジット/オーディオケーブル等による機器接続の技術が求められていた。また、デジタル信号の接続端子は、AV機器との接続に使用し、それ以外の機器、例えば、タイマー装置等の機器との接続には、アナログ端子を用いたいという要望もあった。また、アナログ端子からのAC信号の入力には、入力端子から音声制御部等までの経路にキャパシタを配置するACカップリング回路が採用された表示装置が多く、ACカップリング回路ではDC信号はカットされてしまい、特許文献1の技術では対応ができず別の技術が必要とされていた。
本発明は以上のような状況に鑑みなされたものであって、上記課題を解決する技術を提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、AC信号の信号端子と、前記信号端子の信号を処理する制御部と、前記信号端子から前記制御部との間で前記AC信号が伝送されるAC経路と、前記信号端子から前記制御部との間でDC信号が伝送されるDC経路と、前記制御部の制御によって、前記DC経路をオンオフさせるDC経路スイッチと、を有し、前記AC経路は、コンデンサによって前記制御部に対してカップリングされており、前記制御部は、前記DC信号を伝送するDCモードのときに前記DC経路スイッチをオンに制御し、前記AC信号を伝送するACモードのときに前記DC経路スイッチをオフに制御する。
また、前記ACモードのときに前記AC経路をオンし、前記DCモードのときに前記AC経路をオフするAC経路スイッチを備えてもよい。
また、前記DC経路スイッチはFETであって、前記ACモードにおいて、前記信号端子に重畳された前記AC信号がマイナス振幅の信号状態であっても、オンしないように、オンオフに関する制御信号が設定されてもよい。
本発明によれば、外部機器と表示機器とを接続する場合に、ACカップリング回路が配置されたAC信号用端子を用いてAC信号とDC信号とを伝送した場合でもAC/DC信号の信号品位を確保できる技術を提供できる。
実施形態に係る、テレビと外部機器とが接続された状態を示す図である。 実施形態に係る、テレビのオーディオ入力端子から制御部までの信号経路を示す信号入出力の回路図である。 実施形態に係る、DCモード時のテレビにおける処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る、ACモード時のテレビにおける処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る、DCモード時の外部機器における処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る、図2の回路図を具体的な構成で示す信号入出力の回路図である。 実施形態に係る、ゲート制御信号の出力回路例を示す図である。 実施形態に係る、図6の回路図を実現する好適な信号入出力の回路例を示す図である。 実施形態の変形例に係る、信号入出力の回路図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本実施形態に係るテレビ10が外部機器90と接続された状態を示している。ここでは、外部機器90との信号送受信に着目した構成を示している。図示のように、テレビ10は、制御部20及びオーディオ入力端子40を備えている。外部機器90から延びるケーブル92はオーディオ入力端子40に接続されている。外部機器90として、テレビ10をタイマー駆動させるための機器やテレビ10で有料放送を視聴可能にする機器等である。また、表示装置としてテレビ10を例示するが、DVDレコーダ等についても適用可能である。また、オーディオ入力端子40は、音声信号出力兼用の端子であってもよい。
オーディオ入力端子40は、例えば、ステレオ音声信号を受信可能な3.5φステレオミニジャック(3極アナログ端子)である。制御部20は、テレビ10と外部機器90との間で信号の送受信を制御するとともに所定の音声処理を行う。
詳細は以下で説明するが、制御部20は、ACモードでは、AC信号である音声信号を外部機器90から取得する。ACモードでは、テレビ10の表示処理は行われず、取得した音声信号をスピーカーから出力する。また、DCモードでは、制御部20は、テレビ10と外部機器90との間でDC信号を相互に送受信する。DCモードで外部機器90において認証された場合、テレビ10は表示処理を行うことができる。ACモードとDCモードの切り換え処理は、例えば、リモコンの所定のボタンを押下することで行われたり、通常はDCモードが設定され、テレビ10のスピーカー機能のみを利用する場合には所定のスイッチによってACモードとして機能することで行われる。なお、AC信号及びその入出力端子として、音声信号及びオーディオ入力端子40を例示するが、アナログビデオ信号及びビデオ入力端子についても適用することができる。
図2は、テレビ10における外部機器90との信号送受信に係る概略の回路構成を示している。
制御部20は、入出力端子として、オーディオ信号用端子21(AUDIO_IN)、制御出力用端子22(DC_OUT)、制御入力用端子23(DC_IN)及びスイッチ制御用端子24(CTL)を備える。
オーディオ信号用端子21は、ACモードのときに、オーディオ入力端子40からステレオ信号(AC信号)を取得する。ステレオ信号のL−ch信号及びR−ch信号に対応して、オーディオ信号用端子21として2端子が配置されている。DCモードのときには、制御出力用端子22及び制御入力用端子23がDC信号を送受信する。
オーディオ入力端子40からオーディオ信号用端子21には、L―ch信号、R―ch信号に対応して2つのAC経路LAが設けられている。それぞれのAC経路LA中にはカップリング用コンデンサ42(ACカップリング回路)が配置されている。さらに、カップリング用コンデンサ42とオーディオ信号用端子21の間にはオーディオ信号用スイッチ53が配置されている。オーディオ信号用スイッチ53は、スイッチ制御用端子24から出力されるスイッチ制御信号でオン/オフ制御される。なお、AC信号(音声信号)は、制御部20またはカップリング用コンデンサ42より下流(制御部20)側の経路で、クリップしないようにバイアスされる。
オーディオ入力端子40からオーディオ信号用端子21へ延びる二つのAC経路LAは、それぞれカップリング用コンデンサ42より上流側で分岐する。
L−ch信号の経路は、分岐後、出力側DC経路LD_OUTとなり、制御出力用端子22に接続される。R−ch側の信号経路は、分岐後、入力側DC経路LD_INとなり、入力側制御入力用端子23に接続される。オーディオ入力端子40と制御出力用端子22の信号経路(出力側DC経路LD_OUT)中には制御出力用スイッチ51(SW_Out)が配置される。制御出力用スイッチ51は、スイッチ制御用端子24から出力されるスイッチ制御信号でオン/オフ制御される。出力側DC経路LD_OUTには、制御出力用端子22から出力されるDC送信信号(So)が伝送される。
同様に、オーディオ入力端子40と制御入力用端子23の信号経路(入力側DC経路LD_IN)中には制御入力用スイッチ52(SW_In)が配置される。制御入力用スイッチ52は、制御出力用端子22から出力されるスイッチ制御信号でオン/オフ制御される。入力側DC経路LD_INには、制御入力用端子23において受信されるDC受信信号(Si)が伝送される。
ACモードでは、制御部20は、外部機器90から音声信号であるAC信号を取得することから、AC経路LA中に配置されたオーディオ信号用スイッチ53をオンさせて、DC信号の経路(入力側DC経路LD_IN、出力側DC経路LD_OUT)中に配置された制御出力用スイッチ51及び制御入力用スイッチ52をオフさせる。DCモードでは、音声信号を取得しないので、オーディオ信号用スイッチ53をオフさせ、制御出力用スイッチ51及び制御入力用スイッチ52をオンさせる。
ここでは一つのスイッチ制御用端子24から出力されるスイッチ制御信号が、オーディオ信号用スイッチ53、制御出力用スイッチ51、制御入力用スイッチ52をオンオフさせる。つまり、所定のスイッチ制御信号でオーディオ信号用スイッチ53がオンする場合は、制御出力用スイッチ51及び制御入力用スイッチ52はオフする。具体的には、スイッチ制御用端子24がハイの場合、制御出力用スイッチ51及び制御入力用スイッチ52がオンして、オーディオ信号用スイッチ53がオフする。スイッチ制御用端子24がローの場合、制御出力用スイッチ51及び制御入力用スイッチ52がオフして、オーディオ信号用スイッチ53がオンする。
以上の構成によるACモード及びDCモードの処理について図3〜図5を参照して説明する。
まず図3のフローチャートを参照して、ユーザがDCモードを設定したときのテレビ10の動作を説明する。
ユーザがDCモードを設定した場合(S10)、制御部20は、スイッチ制御用端子24の出力をハイに設定する(S12)。その結果、制御出力用スイッチ51及び制御入力用スイッチ52はオンし、オーディオ信号用スイッチ53はオフする(S14)。
つづいて、テレビ10の制御部20は、制御出力用スイッチ51から所定のコマンド(DC送信信号(So))を外部機器90へ定期的に出力する(S16)。
さらに、制御部20は、制御入力用スイッチ52で所定のデジタル信号(DC入力信号(Si))を受信する(S18)。
制御部20は、受信したデジタル信号(DC受信信号(Si))が適合信号か否かを判断する(S20)。つまり、テレビ10においてコンテンツ(映像及び音声)の出力を許可する信号であるか否かを判断する(S20)。
適合信号であれば(S20のY)、制御部20は、映像・音声出力の動作を行う(S22)。つまり、テレビ10のチューナー等で受信したコンテンツ等の表示及び音声の出力処理がなされる。適合信号でなければ(S20のN)、制御部20は映像・音声出力のミュート処理を行う(S24)。映像・音声出力処理(S22)又は映像・音声出力のミュート処理(S24)がなされると、DCモードがオンの間、制御入力用スイッチ52におけるDC受信信号(Si)の受信処理に戻る(S18)。
つづいて、図4を参照して、ACモードのときのテレビ10の動作を説明する。
ユーザがACモードを設定すると(S110)、制御部20はスイッチ制御用端子24の出力をローに設定する(S112)。
その結果、制御出力用スイッチ51及び制御入力用スイッチ52はオフし、オーディオ信号用スイッチ53はオンする(S114)。制御部20は、オーディオ入力端子40から取得した音声信号(AC信号)の出力処理を行う(S116)。このとき、テレビ10のチューナー等のコンテンツ出力処理はなされない。
つづいて、図5を参照してDCモードのときの外部機器90の動作を説明する。
外部機器90は、電源がオンの状態において、テレビ10から出力されるコマンド(DC送信信号(So))を待ち受ける(S210)。外部機器90は、所定のコマンドを受信すると(S212)、コマンドの整合性と外部機器90内の状態を確認し(S214)、動作許可(テレビ10の表示処理等の許可)をする信号を送信して良いかを判断する(S216)。例えば、外部機器90がタイマー機能としての動作を行う場合、出力可能時間があるか否かを確認する。
動作許可の信号を送信してよいと判断すると(S216のY)、外部機器90は所定の信号(動作許可をする信号)をテレビ10にケーブル92を介して出力するとともに内部状態を変化させる(S218)。内部状態とは、タイマー機能における出力可能時間などである。内部状態の変更(S218)の終了後及び動作許可の信号を送信しない場合(S216のN)、外部機器90は処理を外部機器90からのコマンド待ち受けに戻す(S210)。
このような回路構成を採用することで、外部機器90とテレビ10とを接続する場合に、ACカップリング回路(カップリング用コンデンサ42)が配置された経路に接続されるオーディオ入力端子40を用いてAC信号とDC信号とを伝送した場合でもAC/DC信号の信号品位を確保できる。また、オーディオ入力端子40として3.5φステレオミニジャック(アナログ端子)を用いることができるので、コストやハンドリングの観点から利用しやすい。また、仮に所定の規格にAC信号とDC信号とを共通に伝送する必要が生じるような仕様変更があっても、外部機器90の仕様を変更しなくてよい。つまり、新たな規格に基づいてテレビ10が設計された場合でも、外部機器90の設計変更が不要である。
つづいて、上記の動作を行うための図2で説明した制御部20とオーディオ入力端子40の間の信号回路について、より具体的な構成を図6を参照して説明する。
図2で例示した回路では、制御出力用スイッチ51、制御入力用スイッチ52等について特に限定した構成としていない。一般に、制御出力用スイッチ51、制御入力用スイッチ52等に関して物理的なリレー回路を採用した場合、回路構成が物理的に大きくなってしまう可能性が高い。また、振動発生や故障しやすいという課題もある。そこで、図6で説明する回路構成では、テレビ10に搭載しやすい回路構成として、制御出力用スイッチ51、制御入力用スイッチ52にFETを用いた例を挙げる。
具体的には、制御出力用スイッチ51として、Nチャネルの第1出力用FET51a及びNチャネルの第2出力用FET51bが直列に配置される。ここでは、第1出力用FET51a及び第2出力用FET51bのドレイン端子同士が接続される。第1出力用FET51aのソース端子はオーディオ入力端子40(L−ch)に接続される。第2出力用FET51bのソース端子は、所定の出力抵抗R_outを介して制御出力用端子22に接続される。第1出力用FET51a及び第2出力用FET51bの各ゲート端子は第1スイッチ制御用端子24aに接続され、第1スイッチ制御信号SG1で制御される。
なお、制御出力用端子22を電源供給端子とし、出力抵抗R_outを取り除き、第1及び第2出力用FET51a、51bをパワーMOSFET等にすることで、L−chの経路(出力側DC経路LD_OUT)を介して、外部機器90へDC電源を供給することも可能である。
制御入力用スイッチ52として、Nチャネルの第1入力用FET52aとNチャネルの第2入力用FET52bが直列に配置される。ここでは、第1入力用FET52a及び第2入力用FET52bのドレイン端子同士が接続される。第1入力用FET52aのソース端子はオーディオ入力端子40(R−ch)に接続される。第2入力用FET52bのソース端子は、制御入力用端子23に接続される。第1入力用FET52aのゲート端子は第1スイッチ制御用端子24aに接続され、第1スイッチ制御信号SG1で制御される。第2入力用FET52bのゲート端子は第2スイッチ制御用端子24bに接続され、第2スイッチ制御信号SG2で制御される。オーディオ信号用スイッチ53は、第2入力用FET52bと同じく第2スイッチ制御用端子24bの第2スイッチ制御信号SG2で動作する。
第1入力用FET52a及び第2入力用FET52bのドレイン端子間は、所定の第1の電源電位Vdd1に第1のプルアップ抵抗R_P1を介して接続される。また、第2入力用FET52bのソース端子と制御入力用端子23の間は所定の第2の電源電位Vdd2に第2のプルアップ抵抗R_P2を介して接続される。例えば、第1のプルアップ抵抗R_P1、第2のプルアップ抵抗R_P2は数kΩといった値に設定される。また、第1及び第2の電源電位Vdd1、Vdd2は3.3Vであって、制御部20がLSIで構成される場合の定格電圧を守れる値である。上述の出力抵抗R_Outは出力インピーダンス調整のため、例えば0Ω〜数百Ωといった値に設定される。
第1スイッチ制御用端子24aからは、オンオフ制御する第1第1スイッチ制御信号SG1として、ハイ電圧、ロー電圧が出力される。第1出力用FET51a、第2出力用FET51b及び第1入力用FET52aは、第1スイッチ制御信号SG1がハイのときにオンする。第1スイッチ制御信号SG1のロー電圧はオーディオ入力端子40に入力されるAC信号(音声信号)のミニマム値を考慮して設計する。
第2入力用FET52bのゲート端子とオーディオ信号用スイッチ53のスイッチ制御端子は、制御部20の第2スイッチ制御用端子24b(CTL2)に接続される。第2スイッチ制御用端子24bからは、オンオフ制御する第2スイッチ制御信号SG2として、ハイ電圧3.3V、ロー電圧0Vが出力される。第2入力用FET52bは第2スイッチ制御信号SG2がハイのときオンする。オーディオ信号用スイッチ53は、第2スイッチ制御信号SG2がローのときオンする。なお、本回路構成では、制御部20と外部機器90におけるDC信号の定格電圧として、同じ3.3Vを想定している。
なお、オーディオ信号用スイッチ53がオフとする構成に限らず、オーディオ信号用端子21へDC信号が入力しなければよい。またDC信号の品位的に許容され、制御部20の内部で音声がミュートされているのであれば、オーディオ信号用端子21へデジタル信号が入力されてもよい。また、各FETはNチャネルであるので、ゲート端子にスイッチ制御信号(ゲート制御信号)としてハイ電圧が印加されることでドレイン−ソース間が導通(オン)となる。導通する電圧は、「ゲート電圧−Vgs(th)」以下となるので、FETが適切な電圧範囲を導通させるようにゲート電圧を設定する。
第1及び第2スイッチ制御信号SG1、SG2の電圧を、第1及び第2出力用FET51a、51bが配置される経路(出力側DC経路LD_OUT)及び第1及び第2入力用FET52a、52bが配置される経路(入力側DC経路LD_IN)にかかる最小入力電圧−Vgs(th)より低く保つことでアイソレーションが維持される。例えば、最小入力電圧が−3V、Vgs(th)が1.2Vなら、必要なゲート電圧は−1.8V以下となる。なお、FETのオンオフ制御及びAC信号の引き込み防止の観点からは、AC信号が入力されるオーディオ入力端子40側のFET(第1出力用FET51a、第2出力用FET51b)のスイッチ制御信号(第1スイッチ制御信号SG1)がオフ時にアイソレーションできる電圧であればよい。したがって、第2入力用FET52bが第1スイッチ制御信号SG1で動作するように構成されてもよい。つまり、ゲート制御信号は1種類でもよい。
なお、制御部20がLSIで一体構成される場合、マイナス出力が出来ない場合がある。また、5V以上といった高い電圧を出力出来ない場合がある。そのような場合、図7に示す回路で、1つのゲート制御信号をレベルシフトさせた第1及び第2スイッチ制御信号SG1、SG2に変換し出力することが出来る。
図8は、図6に示した回路において第1及び第2出力用FET51a、51bと第1及び第2入力用FET52a、52bに市場で入手が容易なディスクリートMOSFETを適用した回路構成を示す。
より具体的には、第1出力用FET51aと第2出力用FET51bのドレイン端子間は所定のプルアップ抵抗Rを介して第1の電源電位Vdd1に接続される。同様に、第1入力用FET52aと第2入力用FET52bのドレイン端子間は所定のプルアップ抵抗Rを介して第1の電源電位Vdd1に接続される。
第2出力用FET51bのソース端子と制御出力用端子22との間は、所定のプルアップ抵抗Rを介して第2の電源電位Vdd2に接続される。同様に、第2入力用FET52bのソース端子と制御入力用端子23の間は所定のプルアップ抵抗Rを介して第2の電源電位Vdd2に接続される。この例では、制御出力用端子22はハイインピーダンス/Low出力のオープンドレイン論理を取ることが通常考えられる。
ここで、第1の電源電位Vdd1は5.0Vに、第2の電源電位Vdd2は3.3Vに設定される。DC信号の定格電圧として、制御部20が3.3Vレベルを要求し、外部機器90側が定格電圧として5Vレベルを要求する場合を想定する。ここで、N−chのMOSFETでは、ゲート電圧より高い電圧の信号をドレインからソース方向へは通さない。したがって、このような構成とすることで、ドレイン側から高い電圧(例えば5V)がかかった場合でも、制御部20側が3.3V以上の電圧となることを防止できる。
LSI内部で実装するのであれば構成するFET特性(特にオン電圧)や保護素子について自由な設計が出来ると思われるが、そのような回路は費用対効果の観点から採用できない場合がある。しかし、一般的に流通しているディスクリート設計の場合は使える品種に制約があり、従来技術では対応が難しかった。
しかし、本実施形態では、市場に流通しているディスクリートMOSFET部品は静電保護のために内部にダイオードを備えているのが一般的であって、±0.6V程度を超えると(ただし±どちらでオンするかはドレイン・ソースの向きによる)内部の保護ダイオードがオンすることにも対応することができる。
また、信号の品位を保った上で「AC結合信号(±電圧が存在)」、「DC結合のデジタル信号」を切り換えて信号を送受信する回路構成となっている。また、マイナス電位レベルが大きい場合でもカップリング回路とカップリングしないDC回路を電気的に分離することができる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
図9は、図8に示した実施形態の変形例であり、主に異なる構成について説明する。図9の構成では、第1出力用FET51aのゲート端子とソース端子とを所定の抵抗を介して接続している。同様に、第1入力用FET52aのゲート端子とソース端子とを所定の抵抗を関して接続している。
このような構成とすることで、オン時には、第1出力用FET51a及び第1入力用FET52aの各ゲート端子に電圧を印加する。ここでは、ゲート制御電圧SG1が印加される。ドレイン−ゲート間の抵抗はゲート制御電圧SG1に係る出力インピーダンスよりも十分大きくなるように設定する。その結果、ゲート制御電圧SG1はドレイン−ソース間を目標電圧までドライブできるようになる。
また、オフ時には、第1出力用FET51a及び第1入力用FET52aのゲート端子への電圧印加回路はHi−Zとする。その結果、AC信号のマイナス電圧がかかっても抵抗を通してゲートにもAC信号自身と同じ電圧レベルがかかるため、第1出力用FET51a及び第1入力用FET52aはオンにならない。また、マイナス電源が不要となる。
10 テレビ
20 制御部
21 オーディオ信号用端子
22 制御出力用端子
23 制御入力用端子
24 スイッチ制御用端子
24a 第1スイッチ制御用端子
24b 第2スイッチ制御用端子
40 オーディオ入力端子(信号端子)
42 カップリング用コンデンサ
51 制御出力用スイッチ
51a 第1出力用FET
51b 第2出力用FET
52 制御入力用スイッチ
52a 第1入力用FET
52b 第2入力用FET
53 オーディオ信号用スイッチ
90 外部機器
92 ケーブル
LA AC経路
LD_IN 入力側DC経路
LD_OUT 出力側DC経路

Claims (3)

  1. AC信号の信号端子と、
    前記信号端子の信号を処理する制御部と、
    前記信号端子から前記制御部との間で前記AC信号が伝送されるAC経路と、
    前記信号端子から前記制御部との間でDC信号が伝送されるDC経路と、
    前記制御部の制御によって、前記DC経路をオンオフさせるDC経路スイッチと、
    を有し、
    前記AC経路は、コンデンサによって前記制御部に対してカップリングされており、
    前記制御部は、前記DC信号を伝送するDCモードのときに前記DC経路スイッチをオンに制御し、前記AC信号を伝送するACモードのときに前記DC経路スイッチをオフに制御する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記ACモードのときに前記AC経路をオンし、前記DCモードのときに前記AC経路をオフするAC経路スイッチを備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記DC経路スイッチはFETであって、前記ACモードにおいて、前記信号端子に重畳された前記AC信号がマイナス振幅の信号状態であっても、オンしないように、オンオフに関する制御信号が設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
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JP2010171589A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Ricoh Co Ltd 信号切換回路

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