JP5308266B2 - 照明装置及び照明装置の調光方法 - Google Patents

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Description

本発明は、異なる色の光を合成して所望の色度の光を得る照明装置及びその調光方法に関するものである。
従来から、液晶ディスプレイ用バックライト装置などの照明装置には、光源として発光ダイオード(LED)が用いられている。この照明装置は、一般に、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)等の色をそれぞれ発光する複数のLEDを備え、これらのLEDを発光させて各色の光を合成し、各LEDの光出力を調整することにより、任意の色度の合成光を実現している。そして、照明装置は、各色のLEDが発する光を一緒に計測可能な光検出素子を備え、この光検出素子が計測した発光量を各LEDの光出力へフィードバックすることにより、合成光の色度を調整する。
上記したフィードバック制御方法の1例として、光検出素子による計測値を、各色のLEDに流す電流の大きさへフィードバックする方法がある。しかし、この方法では、LED電流の調節を高精度に行う必要があるため、LED電流制御回路が複雑になり、照明装置の低コスト化が難しくなってしまう。
これに対して、LED電流は既定電流とし、各LEDの発光/非発光を周期的に制御し、1周期に占める各LEDの発光時間の割合(オンデューティ比)を調整するパルス幅変調(PWM)によって光出力を制御する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、各LEDのオンデューティ比を維持しつつ、一部のLEDの発光時間の開始タイミングをシフトさせ、各LEDの発光時間が互いに重複する各時点及び重複しない各時点においてLEDの発光量を測定し、当該各時点における発光量の測定値の差分から各LEDの発光量を算出している。
特開2008−210853号公報
しかし、特許文献1では、発光時間の開始タイミングのシフト方法について規則性が見られない。また、各色のデューティ比が変化すれば、各LEDの発光時間が重複していないタイミングも変化してしまう。
したがって、1色のLEDが単独で発光している状態を、デューティ比に依らず、1周期内の決まったタイミングで出現させることが困難となる。よって、単独発光時に発光量を測定するタイミングを取るための制御回路が複雑になり、低コスト化の妨げとなってしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、第1〜第Nの発光素子の各々が単独で発光している状態を、デューティ比に依らず、1周期内の決まったタイミングで出現させる照明装置及びその調光方法を提供することである。
本発明の第1の特徴は、異なる色の光を合成して所望の色度の光を得る照明装置である。この照明装置は、異なる色の光をそれぞれ発する第1〜第Nの発光素子と、第1〜第Nの発光素子の各々について、1周期における発光時間を制御する発光時間制御部と、発光時間制御部により制御された発光時間を維持しながら、第1〜第Nの発光素子の各々の発光及び非発光を周期的に制御するオン/オフ制御部と、第1〜第Nの発光素子の各々が発する光の発光量を一緒に計測する受光素子と、所望の色度を得るための各色の混色比率データを格納する混色比率記憶部とを備える。発光時間制御部は、第1〜第Nの発光素子による合成光の色度が所望の色度になるように、混色比率記憶部に記憶された混色比率データ及び受光素子により測定された発光量に基づいて、発光時間を制御する。オン/オフ制御部は、第kの発光素子について発光時間の最大値と最小値を定め、第k+1の発光素子の1周期の時間を、第kの発光素子の非発光時間の最小値と等しく設定し、第kの発光素子の発光時間の最大値を、第kの発光素子の非発光時間の最小値の自然数倍に設定する。
なお、本発明の第1の特徴において、Nは2以上の自然数を示し、kは1〜N−1の任意の自然数を示す。
本発明の第1の特徴によれば、第1〜第N−1の発光素子の発光時間の各々が、第1〜第N−1の発光素子の非発光時間の最小値以上、且つ発光時間の最大値以下である限りにおいて、第1〜第Nの発光素子の各々が単独で発光している状態を、第1〜第Nの発光素子の発光時間の長さに依らず、1周期内において決まったタイミングで出現させることができる。よって、受光素子は、この決まったタイミングで第1〜第Nの発光素子が発する光の発光量をそれぞれ計測することができる。なお、第Nの発光素子の発光時間は、第Nの発光素子の非発光時間の最小値よりも小さくても構わない。
例えば、1周期内において発光時間の後に非発光時間を割り振る場合、第1の発光素子の1周期の開始後、第1の発光素子の非発光時間の最小値が経過するタイミングにおいて、第1の発光素子を単独で発光させることができる。第1の発光素子の1周期内における第k+1の発光素子の最後の周期が開始した後、第k+1の発光素子の非発光時間の最小値が経過するタイミングにおいて、第k+1の発光素子を単独で発光させることができる。
本発明の第1の特徴において、発光時間制御部は、第1〜第Nの発光素子の中で、第Nの発光素子の発光時間を最も短く制御してもよい。これにより、第Nの発光素子の発光時間の最小値を約0に制御しても、第1〜第Nの発光素子の各々が単独で発光しているタイミングを所定の規則性にしたがって形成し、受光素子は、そのタイミングで第1〜第Nの発光素子が発する光の発光量を計測することができる。
本発明の第1の特徴において、オン/オフ制御部は、第k+1の発光素子の位相の各々を、第k+1の発光素子の非発光時間の最小値分ずらしてもよい。これにより、第1〜第N−1の発光素子の発光時間が第1〜第N−1の発光素子の非発光時間の最小値よりも小さい場合であっても、第1〜第Nの発光素子の各々が単独で発光しているタイミングを所定の規則性にしたがって形成し、受光素子は、そのタイミングで第1〜第Nの発光素子が発する光の発光量を計測することができる。
本発明の第1の特徴において、発光時間制御部は、第1の発光素子の1周期内における第k+1の発光素子の発光時間を、第k+1の発光素子の周期ごとに変化させてもよい。これにより、第1の発光素子の1周期にしめる第k+1の発光素子の発光時間の総和の割合(オンデューティ比)を詳細に制御することができるので、詳細に合成光の色度を調整することができる。
本発明の第2の特徴は、異なる色の光を合成して所望の色度の光を得る照明装置の調光方法である。この調光方法は、異なる色の光をそれぞれ発する第1〜第Nの発光素子の各々の発光量を計測する第1の段階と、異なる色の光を合成して所望の色度を得るための各色の混色比率及び測定された発光量に基づいて、第1〜第Nの発光素子の1周期における発光時間を演算する第2の段階と、演算された発光時間を維持しながら、第1〜第Nの発光素子の各々の発光及び非発光を周期的に制御する第3の段階とを備える。そして、第3の段階において、第1の発光素子について発光時間の最大値と最小値を定め、第k+1の発光素子の1周期の時間を、第kの発光素子の非発光時間の最小値と等しく設定し、第kの発光素子の発光時間の最大値を、第kの発光素子の非発光時間の最小値の自然数倍に設定する。
本発明の照明装置及びその調光方法によれば、第1〜第Nの発光素子の各々が単独で発光している状態を、デューティ比に依らず、1周期内の決まったタイミングで出現させることができる。
本発明の実施の形態に係わる照明装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施例に係わる各LED1〜LED3の発光/非発光の制御方法を示すタイムチャートであって、図2(a)は各LED1〜LED3のオンデューティ比が最大値を取る時を示し、図2(b)は各LED1〜LED3のオンデューティ比が最小値を取る時を示す。 第2の実施例に係わる各LED1〜LED3の発光/非発光の制御方法を示すタイムチャートであって、図3(a)は各LED1〜LED3のオンデューティ比が最大値を取る時を示し、図3(b)は各LED1〜LED3のオンデューティ比が最小値を取る時を示す。 第3の実施例に係わる各LED1〜LED3の発光/非発光の制御方法を示すタイムチャートである。 図1の照明装置の調光方法の概略を示すフローチャートである。 RGB3色によって混色を行う場合におけるRGB各々の混合比率の一例を示す表である。
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付している。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係わる照明装置の構成を説明する。本発明の実施の形態に係わる照明装置は、異なる色の光をそれぞれ発する第1〜第Nの発光素子の一例として、赤色(R:Red)、緑色(G:Green)、及び青色(B:Blue)をそれぞれ発光する第1の発光ダイオード(以後、「LED」という)11a、第2のLED11b、及び第3のLED11cを備える。照明装置は、第1〜第3のLED11a〜11cを発光させて各色の光を合成し、第1〜第3のLED11a〜11cの光出力を調整することにより、所望の色度の合成光を実現する。
照明装置は、第1〜第3のLED11a〜11cから成る発光部11と、第1〜第3のLED11a〜11cの各々について、1周期における発光時間を制御する発光時間制御部12と、発光時間制御部12により制御された発光時間を維持しながら、第1〜第3のLED11a〜11cの各々の発光及び非発光を周期的に制御するLED管理部13(オン/オフ制御部)と、発光部11が発する光の発光量を一緒に計測する受光素子14と、受光素子14が計測した発光量のデータを保持する発光量保持部21と、所望の色度を得るためのRGB各色の混色比率データを格納する混色比率記憶部15と、LED管理部13による制御の下で第1〜第3のLED11a〜11cの各々を駆動するLED駆動回路24とを備える。
第1〜第3のLED11a〜11cの各々が発する光は、総て1つの受光素子14によって受光される。よって、第1〜第3のLED11a〜11cの各々が単独で発光しているタイミングにおいて受光素子14が測定した発光量は、第1〜第3のLED11a〜11cの各々の発光量となり、第1〜第3のLED11a〜11cのいずれか2以上のLEDが発光しているタイミングにおいて受光素子14が測定した発光量は、2以上のLEDが発する光を合成した合成光の発光量となる。
発光量保持部21は、受光素子14から発光量として出力されるアナログ信号をデジタル信号(データ)へ変換するADコンバータ31と、変換された発光量のデータを一時的に記憶する発光量保持バッファ(R)32a、発光量保持バッファ(G)32b、及び発光量保持バッファ(B)32cとを備える。発光量保持バッファ32a〜32cは、第1〜第3のLED11a〜11cの発光量をそれぞれ保持する。具体的に、発光量保持バッファ32a〜32cは、第1〜第3のLED11a〜11cの各々が他を排して単独で発光しているタイミングにおいて受光素子14が測定した発光量を保持する。LED管理部13は、いずれか1つの発光量保持バッファ32a〜32cを選択して、ADコンバータ31により変換された発光量のデータを書き込む。
混色比率記憶部15には、第1〜第3のLED11a〜11cによる合成光の色度が所望の色度になるためのRGB各色の混色比率のデータを記憶している。各LED11a〜11cの光出力の比率をRGB各色の混色比率に基づいて調整することにより、第1〜第3のLED11a〜11cによる合成光の色度を所望の色度に調光することができる。RGB3色による混色の場合、例えば、図6に示すように、RGB各々の混合比率が、合成光の色種別(1、2、3、・・・)ごとにまとめられている。
発光時間制御部12は、第1〜第3のLED11a〜11cによる合成光の色度が所望の色度になるように、混色比率記憶部15に記憶された混色比率データ及び受光素子14により測定された発光量に基づいて、第1〜第3のLED11a〜11cの発光時間を算出する発光時間演算部41と、算出された第1〜第3のLED11a〜11cの発光時間を保持する発光時間保持部22と、保持されている発光時間に基づいて第1〜第3のLED11a〜11cの発光時間を管理する発光時間管理部23とを備える。
発光時間演算部41は、第1〜第3のLED11a〜11cの光出力の比率が、混色比率記憶部15に記憶されている所望の色度の混色比率になるように、発光量保持バッファ32a〜32cに記憶されている発光量に基づいて、第1〜第3のLED11a〜11cの発光時間を算出する。発光量または発光時間が増加すれば光出力も増加するため、記憶されている発光量が少ない場合には発光時間を長くし、記憶されている発光量が多い場合には発光時間を短くすることで、第1〜第3のLED11a〜11cの光出力の比率を調整することができる。
発光時間保持部22は、第1のLED11aの発光時間を保持する発光時間保持バッファ(R)42aと、第2のLED11bの発光時間を保持する発光時間保持バッファ(G)42bと、第3のLED11cの発光時間を保持する発光時間保持バッファ(B)42cとを備える。LED管理部13は、いずれか1つの発光時間保持バッファ42a〜42cを選択して、発光時間演算部41により算出された発光時間のデータを書き込む。
発光時間管理部23は、発光時間保持バッファ42a〜42cが保持する発光時間が基準値として入力される基準値入力部45と、時間を計数するカウンタ46と、基準値入力部45に入力された発光時間とカウンタ46が計数する時間とを比較する比較器47とを備える。カウンタ46が計数する時間が基準値入力部45に入力された発光時間に達した場合、発光時間管理部23は、LED管理部13及びLED駆動回路24に対して、カウンタ46が計数する時間を出力する。
LED駆動回路24は、発光時間管理部23から出力された時間に基づいて、LED管理部13による制御の下で第1〜第3のLED11a〜11cの各々を駆動する。
LED管理部13は、各LED11a〜11cに流す電流を既定電流とし、各LED11a〜11cの発光/非発光を周期的に制御し、1周期に占める各LED11a〜11cの発光時間の割合(オンデューティ比)を調整するパルス幅変調(PWM)によって各LED11a〜11cの光出力を調整する。
このようにして、図1に示す照明装置は、受光素子14が計測する各LED11a〜11cの発光量を、各LED11a〜11cのオンデューティ比へフィードバックすることにより、所望の色度の合成光を得る。
次に、図5を参照して、図1の照明装置の調光方法の概略を説明する。
(イ)S01段階で、受光素子14の計測タイミングであるか否かを判断する。具体的には、第1〜第3のLED11a〜11cが他を排して単独で発光する状態であるか否かを判断する。後述するように、当該状態は、1周期内において決まったタイミングで出現させることができる。
(ロ)当該計測タイミングが到来した場合(S01でYES)、S03段階に進み、受光素子14は、他を排して単独で発光する第1〜第3のLED11a〜11cのいずれかの発光量を測定し(第1の段階)、AD変換された発光量のデータを発光量保持バッファ32a〜32cのいずれかに記憶する。同様にして、第1〜第3のLED11a〜11cの各々について発光量を測定してそのデータを記憶する。
(ハ)S05段階に進み、発光時間演算部41は、発光量のデータ及び混色比率のデータに基づいて、第1〜第3のLED11a〜11cの各々の1周期における発光時間を演算する(第2の段階)。
(ニ)S07段階において、発光時間管理部23は、従前の発光時間をS05段階で演算された発光時間へ更新し、S09段階に進み、LED管理部13は、更新された発光時間を維持しながら、各LED11a〜11cの発光/非発光を周期的に制御する(第3の段階)。
(第1の実施例)
次に、図2〜図4を参照して、図5のS09段階における各LED11a〜11cの発光/非発光の制御方法の実施例を説明する。ここで述べる制御方法を適用することにより、第1〜第3のLED11a〜11cが他を排して単独で発光する状態を、第1〜第3のLED11a〜11cの発光時間の長さに依らず、1周期内において決まったタイミングで出現させることができる。なお、図2〜図4では、第1〜第3のLED11a〜11cを、LED1、LED2、及びLED3へ任意に置換えて説明する。
図2(a)及び図2(b)は、第1の実施例に係わる各LED1〜LED3の発光/非発光の制御方法を示すタイムチャートである。点状の模様を付した部分が発光時間を示し、模様を付さない白抜きの部分が非発光時間を示す。
(あ)LED管理部13は、LED1及びLED2(第kの発光素子)について発光時間の最大値と最小値をそれぞれ定める。図2の例では、LED1について、1周期(T1)に占める発光時間の割合(オンデューティ比)の最大値及び最小値をそれぞれ80%及び20%に定め、LED2について、オンデューティ比の最大値及び最小値をそれぞれ80%及び20%に定める。
(い)LED管理部13は、LED2(第k+1の発光素子)の1周期の時間を、LED1(第kの発光素子)の非発光時間の最小値(最小オフデューティ比=20%)と等しく設定する。同様に、LED3(第k+1の発光素子)の1周期の時間を、LED2(第kの発光素子)の非発光時間の最小値(最小オフデューティ比=20%)と等しく設定する。
(う)LED管理部13は、LED1及びLED2(第kの発光素子)のオンデューティ比の最大値(80%)を、LED1及びLED2(第kの発光素子)のオフデューティ比の最小値(20%)の自然数倍にそれぞれ設定する。
(え)LED1及びLED2のオンデューティ比の最小値をLED1及びLED2のオフデューティ比の最小値(20%)と等しく設定する。
なお、4つ目のLEDが有る場合にも(あ)〜(え)の規則に従って周期及びオンデューティ比の最大値及び最小値を設定すればよい。また、最後のLED、図2の例におけるLED3についてオンデューティ比の最大値は80%に設定するが、オンデューティ比の最小値を設定する必要はなく、最後のLEDのオンデューティ比の最小値は0%であっても構わない。
図2(a)はLED1〜LED3のオンデューティ比がそれぞれ最大値を取る時を示し、図2(b)はLED1〜LED3のオンデューティ比がそれぞれ最小値を取る時を示している。LED1の1周期(T1)はLED2の5周期分に等しく、LED2の1周期はLED3の5周期分に等しい。
図2(a)及び図2(b)に示すように、LED1〜LED3の各周期内において発光時間の後に非発光時間を割り振る場合、LED1の1周期(T1)の開始後、LED1の非発光時間の最小値(20%)が経過するタイミング(G1)において、LED1を単独で発光させることができる。LED1の1周期(T1)内におけるLED2及びLED3の最後の周期が開始した後、LED2及びLED3の非発光時間の最小値が経過するタイミング(G2、G3)において、LED2及びLED3をそれぞれ単独で発光させることができる。
また、LED1〜LED3の各々が単独で発光する状態は、LED1〜LED3のオンデューティ比が最大値を取る時であっても或いは最小値を取る時であっても、同じタイミングG1、G2、G3で現れる。そして、LED1〜LED3のオンデューティ比の各々が最大値と最小値の間で変化してもタイミングG1、G2、G3は変化しない。
したがって、(あ)〜(え)の規則に従って、LED1〜LED3の発光/非発光を制御することにより、LED1〜LED3の各々が他を排して単独で発光する状態を、LED1〜LED3のオンデューティ比に依らず、1周期内において決まったタイミングG1、G2、G3で出現させることができる。
これにより、図5のS01段階における測定タイミングを判断するための制御回路が簡素化され、照明装置の低コスト化に寄与する。
また、LED1〜LED3の中で、最後のLEDであるLED3の発光時間を最も短く制御する。すなわち、3つのLEDの発光時間を比べて、最も短いLEDを最後のLED(LED3)に設定し、その他のLEDをLED1及びLED2に設定する。これにより、最後のLEDの発光時間の最小値を約0に制御しても、LED1〜LED3の各々が単独で発光しているタイミングG1、G2、G3を所定の規則性にしたがって形成することができる。
(第2の実施例)
図3(a)及び図3(b)は、第2の実施例に係わる各LED1〜LED3の発光/非発光の制御方法を示すタイムチャートである。点状の模様を付した部分が発光時間を示し、模様を付さない白抜きの部分が非発光時間を示す。図3(a)はLED1〜LED3のオンデューティ比がそれぞれ最大値を取る時を示し、図3(b)はLED1〜LED3のオンデューティ比がそれぞれ最小値を取る時を示している。
(お)LED管理部13は、LED1の位相に対して、LED2及びLED3の位相をLED2及びLED3の非発光時間の最小値(20%)分ずらす。図3の例では、LED1の位相に対して、LED2の位相をLED2の非発光時間の最小値(20%)分遅らせる。同様に、LED1の位相に対して、LED3の位相をLED3の非発光時間の最小値(20%)分遅らせる。
また、図3(a)に示すように、各LED1〜LED3のオンデューティ比の最大値はそれぞれ80%であるが、図3(b)に示すように、各LED1〜LED3のオンデューティ比の最小値はそれぞれ概0%である。
その他、上記した(い)及び(う)の規則にしたがって、LED管理部13は、LED1〜LED3の発光/非発光を制御する。
図3(a)及び図3(b)に示すように、LED1〜LED3の各周期内において発光時間の後に非発光時間を割り振る場合、LED1の1周期(T1)が開始されるタイミングG1において、LED1を単独で発光させることができる。LED1の1周期(T1)内におけるLED2の最後の周期が開始した後、LED2の非発光時間の最小値が経過するタイミングG2において、LED2を単独で発光させることができる。LED1の1周期(T1)内におけるLED2の最後の周期が開始した後、LED3の非発光時間の最小値が経過するタイミングG3において、LED3を単独で発光させることができる。
また、LED1〜LED3の各々が単独で発光する状態は、LED1〜LED3のオンデューティ比が最大値を取る時であっても或いは最小値を取る時であっても、同じタイミングG1、G2、G3で現れる。そして、LED1〜LED3のオンデューティ比の各々が最大値と最小値の間で変化してもタイミングG1、G2、G3は変化しない。
したがって、上記した(お)、(い)及び(う)の規則に従って、LED1〜LED3の発光/非発光を制御することにより、LED1〜LED3の各々が他を排して単独で発光する状態を、LED1〜LED3のオンデューティ比に依らず、1周期内において決まったタイミングG1、G2、G3で出現させることができる。
特に、第2の実施例においては、LED1及びLED2のオンデューティ比がLED1及びLED2のオフデューティ比の最小値よりも小さい場合であっても、LED1〜LED3の各々が単独で発光しているタイミングG1、G2、G3を所定の規則性にしたがって形成することができる。
(第3の実施例)
図4は、第3の実施例に係わる各LED1〜LED3の発光/非発光の制御方法を示すタイムチャートである。点状の模様を付した部分が発光時間を示し、模様を付さない白抜きの部分が非発光時間を示す。図2(a)では、LED1の1周期(T1)内におけるLED2の各周期の発光時間(オンデューティ比)を80%で統一しているが、図4では、LED1の1周期(T1)内におけるLED2の各周期の発光時間(オンデューティ比)が70%と80%で等しくない。詳細には、LED1の1周期(T1)はLED2の5周期に等しく、LED2の最初の周期のオンデューティ比は70%であり、第2〜第5周期のオンデューティ比は80%である。
この場合、LED管理部13は、LED1の1周期(T1)内におけるLED2の平均オンデューティ比によってLED2の光出力を制御する。図4の例では、(1)式に示すように78%の平均オンデューティ比によってLED2の光出力が調整されていることになる。
(70%+80%×4)÷5=78% ・・・(1)
このように、LED1の1周期(T1)内におけるLED2の発光時間を、LED2の周期ごとに変化させる。これにより、LED2のオンデューティ比を78%で統一する場合に比べて、オンデューティ比の制御分解能が粗くても詳細な光出力調整、ひいては色度調整が可能となる。
ここでは、LED2について示したが、LED3についても同様な制御が可能である。すなわち、LED2の1周期内におけるLED3の発光時間を、LED3の周期ごとに変化させても構わない。これにより、LED3の詳細な光出力調整及び色度調整が可能となる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は、1つの実施の形態及び3つの実施例によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施の形態では、N=3の場合を例に取り説明したが、Nは2以上の自然数であればよく、2、4、5以上の自然数であっても構わない。そして、発光量保持部21が備える発光量保持バッファの数、及び発光時間保持部22が備える発光時間保持バッファの数は、Nに応じて変化させればよい。例えば、照明装置は、赤色(R:Red)、緑色(G:Green)、青色(B:Blue)、及び琥珀色(A:Amber)をそれぞれ発光する第1〜第4のLEDを備え、第1〜第4のLEDを発光させて各色の光を合成し、第1〜第4のLEDの光出力を調整することにより、所望の色度の合成光を実現しても構わない。この場合、発光量保持部21は4つの発光量保持バッファを備え、発光時間保持部22は4つの発光時間保持バッファを備えていればよい。琥珀色(A:Amber)の光を発するLEDを更に追加することによって実施の形態に比べて更に微細な色度の調整が可能となる。
また、発光部11は異なる色の光をそれぞれ発する複数のLED11a〜11cを備えるが、第1〜第3のLED11a〜11cの各々が備えるLEDチップの個数や発光箇所の数は、単数で有っても複数であっても構わない。
本発明は、液晶ディスプレイ用バックライト装置や、建物の壁面を演出する照明装置など、異なる色の光を合成して所望の色度の光を得る広範な照明装置に対して適用することができる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定されるものである。
11 発光部
11a 第1のLED(第1の発光素子)
11b 第2のLED(第2の発光素子)
11c 第3のLED(第3の発光素子)
12 発光時間制御部
13 LED管理部(オン/オフ制御部)
14 受光素子
15 混色比率記憶部
21 発光量保持部
22 発光時間保持部
23 発光時間管理部
24 LED駆動回路
31 ADコンバータ
32a〜32c 発光量保持バッファ
41 発光時間演算部
42a〜42c 発光時間保持バッファ
45 基準値入力部
46 カウンタ
47 比較器

Claims (5)

  1. 異なる色の光を合成して所望の色度の光を得る照明装置であって、
    異なる色の光をそれぞれ発する第1〜第N(Nは2以上の自然数である)の発光素子と、
    前記第1〜第Nの発光素子の各々について、1周期における発光時間を制御する発光時間制御部と、
    前記発光時間制御部により制御された発光時間を維持しながら、前記第1〜第Nの発光素子の各々の発光及び非発光を周期的に制御するオン/オフ制御部と、
    前記第1〜第Nの発光素子の各々が発する光の発光量を一緒に計測する受光素子と、
    所望の色度を得るための各色の混色比率データを格納する混色比率記憶部と、を備え、
    前記発光時間制御部は、前記第1〜第Nの発光素子による合成光の色度が前記所望の色度になるように、前記混色比率記憶部に記憶された混色比率データ及び前記受光素子により測定された発光量に基づいて、前記発光時間を制御し、
    前記オン/オフ制御部は、第k(kは1〜N−1の任意の自然数である)の発光素子について前記発光時間の最大値と最小値を定め、前記第k+1の発光素子の1周期の時間を、前記第kの発光素子の非発光時間の最小値と等しく設定し、前記第kの発光素子の発光時間の最大値を、前記第kの発光素子の非発光時間の最小値の自然数倍に設定する
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記発光時間制御部は、第1〜第Nの発光素子の中で、第Nの発光素子の発光時間を最も短く制御することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記オン/オフ制御部が、第k+1の発光素子の位相の各々を、第k+1の発光素子の非発光時間の最小値分ずらすことを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記発光時間制御部は、前記第1の発光素子の1周期内における第k+1の発光素子の発光時間を、第k+1の発光素子の周期ごとに変化させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 異なる色の光をそれぞれ発する第1〜第N(Nは2以上の自然数である)の発光素子の各々の発光量を計測する第1の段階と、
    前記異なる色の光を合成して所望の色度を得るための各色の混色比率及び測定された発光量に基づいて、前記第1〜第Nの発光素子の1周期における発光時間を演算する第2の段階と、
    演算された発光時間を維持しながら、第1〜第Nの発光素子の各々の発光及び非発光を周期的に制御する第3の段階とを備える照明装置の調光方法であって、
    第3の段階において、第1の発光素子について前記発光時間の最大値と最小値を定め、前記第k+1(kは1〜N−1の任意の自然数である)の発光素子の1周期の時間を、前記第kの発光素子の非発光時間の最小値と等しく設定し、前記第kの発光素子の発光時間の最大値を、前記第kの発光素子の非発光時間の最小値の自然数倍に設定する
    ことを特徴とする照明装置の調光方法。
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