JP5304884B2 - 移動体通信システムの無線基地局及び干渉平準化方法 - Google Patents

移動体通信システムの無線基地局及び干渉平準化方法 Download PDF

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Description

本発明は、セクタ構成のセルを管理する無線基地局により移動端末間の通信を行う移動体通信システムに関し、特に上り通信でのセクタ間の干渉を平準化するようにした無線基地局に関する。
本願は、2009年3月2日に、日本国に出願された特願2009−48085号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
移動体通信システム及び移動端末について、種々の技術や規格が開発されている(例えば、特許文献1乃至特許文献3、及び非特許文献1及び非特許文献2参照)。
次世代(3.9G)の移動体通信規格であるLTE(Long Term Evolution)では、無線アクセス方式として、上り通信についてシングルキャリア周波数分割多元接続方式(SC−FDMA:Single Carrier(SC)−Frequency Division Multiple Access)を採用し、下り通信については直交周波数分割多元接続方式(OFDMA:Orthogonal Frequency Multiple Access)を採用している。
下り通信に採用されているOFDMA方式は、周波数の直交性を利用することにより、サブキャリアと呼ばれる複数の搬送波を多重化するデジタル変復調方式である。このOFDMA方式は、フェージングやマルチパス干渉に対する耐性が優れている。
一方、上り通信に採用されているSC−FDMA方式は、OFDMA方式と類似しているが、ユーザに割り当てられる搬送波が連続している点でOFDMA方式と異なる。即ち、SC−FDMA方式はOFDMA方式に比べて電力効率の改善が見込まれる。LTE方式にて提供される上り通信の無線リソースは、周波数軸と時間軸で分割されており、分割された無線リソースはユーザに割り当てられる。
LTE方式におけるハンドオーバは、移動端末からの受信強度測定報告を契機として実施される。同一周波数についての受信強度測定報告として、EventA1乃至EventA5が規定されている。特に、ハンドオーバの契機となるEventA3の報告は、移動端末が測定した隣接セクタの受信強度が現在通信を行っているセクタの受信強度を上回ったときに送信される。標準化団体3GPPの規格(非特許文献1参照)によると、以下の条件式が成立したときにEventA3の報告が送信される。
Mn+Ofn+Ocn−Hys>MS+Ofs+Ocs+Off
但し、パラメータは以下の通りである。
Mn:隣接セクタの受信強度
Ofn:移動端末で使用する周波数帯に関するオフセット値
Ocn:隣接セクタに関するオフセット値
Ocs:通信中のセクタに関するオフセット値
Hys:ヒステリシス
Off:Event A3固有のオフセット値
ここで、隣接セクタのオフセット値Ocnが大きくなると条件式が満たされやすくなる。逆に、オフセット値Ocnが小さくなると条件式が満たされにくくなる。従って、オフセット値Ocnを変更することにより、セクタ間の移動端末の通信ハンドオーバを促進したり、抑制したりすることができる。尚、上記のオフセット値の変更は無線基地局によるセクタの報知情報若しくは個別の制御信号により移動端末に伝達される。
特開2006−246537号公報 国際公開第2005/002270号公報 国際公開第2005/041609号公報
3GPP TS 36.331 V8.4.0 Radio Resource Control (RRC) 3GPP TS 36.423 V8.4.0 X2 Application Protocol (X2AP)
LTE方式では、無線基地局が移動端末に対して上り/下り通信の無線リソース割当てを行なっている。図11は、LTE方式における無線フレームとスロットとリソースブロック(RB:Resource Block)との関係を示す。1個のリソースブロックは、12個のサブキャリアと7個のシンボルより構成される。CP(Cyclic Prefix)は、ガードインターバルとして各シンボルに付加される。20MHzの通信帯域では100個のリソースブロック、10MHzの通信帯域では50個のリソースブロック、5MHzの通信帯域では25個のリソースブロックが使用可能である。
LTE方式の上り通信では、全てのセクタにおいて同一周波数が使用される。無線基地局は、周波数軸と時間軸で分割されたリソースブロックを移動端末に割り当てる。各セクタにおいて、独立したリソースブロックの割当てが行なわれる。同一セクタ内では、複数の移動端末に対してリソースブロックが重複して割り当てられることはないため、上り干渉は発生しない。
しかし、或るセクタで使用されているリソースブロックが隣接する別のセクタにおいて同じタイミングで使用されると、これらのセクタ間で干渉が発生する。セクタ間の干渉が発生すると、受信信号の「希望波信号電力対干渉及び雑音電力比(SINR:Signal To Interference And Noise Power Ratio)」が劣化する。このため、無線基地局は移動端末に対して高速通信を可能にする16QAMなどの高次変調方式を使用することができなくなり、移動端末の上り通信のユーザスループットが劣化する。このような状況から、LTE方式の上り通信においてセクタ間の干渉を低減する対策が要請されている。
上記の要請に応じて、干渉発生回避(ICIC:Inter−Cell Interference Coordination)が検討されている。標準化団体3GPPの規格(非特許文献2参照)によれば、各無線基地局は隣接する無線基地局に対して各リソースブロックでの上り干渉の大きさに関する情報を通知することができる。この情報に基づいて、各無線基地局は隣接する無線基地局に対して大きな上り干渉を与えているリソースブロックの割当てを控えるよう通知し、以って、上り干渉の発生を抑制せしめる。
しかし、上記の方法では、特定のセクタにおいて通信を行う移動端末(ユーザ)数が増加する状況において、その隣接セクタから上り干渉の大きさが通知されると、移動端末数が増加しているセクタにて使用可能なリソースブロック数が減少してしまう。その結果、上り通信でのセクタスループットが減少してしまう。
また、セクタの周辺部に位置する移動端末は、使用可能なリソースブロック数の減少の影響を受けやすい。このため、セクタの周辺部に位置する移動端末では、上り通信でのユーザスループットが減少してしまう。
上記の問題点を解決すべく、本発明では上り通信でのセクタ間の干渉を平準化することにより、上り通信でのスループットを改善する仕組みを無線基地局に組み込んだことを特徴とする。
本発明は、移動体通信システムにおいてセクタ構成のセルを管理する無線基地局において、第1セクタでの上り干渉量が第1閾値以上であり、かつ、第1セクタでのリソースブロック使用率が第2閾値以下である場合、第1セクタに隣接する第2セクタから第1セクタへのハンドオーバを促進させることにより第1セクタと第2セクタとの間の上り干渉量を平準化するようにしたものである。
本発明は、コアネットワークと、複数の移動端末と、複数の無線基地局より構成される移動体通信システムにおいて、各無線基地局が第1セクタと第2セクタとの間の上り干渉量を平準化するようにしたものである。
本発明は、移動体通信システムにおいてセクタ構成のセルを管理する無線基地局に適用される干渉平準化方法において、第1セクタでの上り干渉量が第1閾値以上であり、かつ、第1セクタでのリソースブロック使用率が第2閾値以下であるか否かを判定し、ハンドオーバ閾値を変更することにより、第1セクタに隣接する第2セクタから第1セクタへのハンドオーバを促進させるようにしたものである。
本発明は、コンピュータにより実行されるプログラムにおいて、上記の干渉平準化方法を規定したものである。
本発明は、輻輳が発生しているセクタから、上り干渉量が大きく、かつ、リソースブロック使用率が小さい隣接セクタへのハンドオーバを促進することにより、相互に隣接するセクタ間の上り干渉が平準化し、以って、上り通信でのセクタ/ユーザ・スループットを改善せしめるものである。
LTE方式に準拠した本発明の好適な実施例に係る移動体通信システム100の構成を示すブロック図である。 移動体通信システムに含まれる無線基地局が管理するセルのセクタ構成を示す図である。 本実施例で実行される干渉平準化におけるハンドオーバ閾値変更処理を示すフローチャートである。 ハンドオーバ閾値変更処理における無線基地局間での通信シーケンスを示す図である。 ハンドオーバ閾値変更処理において無線基地局間で伝送される上り干渉通知信号の構成を示す図である。 ハンドオーバ閾値変更処理において無線基地局間で伝送される受入れ応答信号の構成を示す図である。 本実施例で実行される干渉平準化におけるハンドオーバ閾値変更解除処理を示すフローチャートである。 ハンドオーバ閾値変更解除処理における無線基地局での通信シーケンスを示す図である。 ハンドオーバ閾値変更解除処理において無線基地局間で伝送される解除通知信号の構成を示す図である。 (a)所定セクタにおける上り干渉量の経時的変化を示すグラフ、(b)所定セクタにおけるリソースブロック使用率の経時的変化を示すグラフである。 LTE方式における無線フレームとスロットとリソースブロックの関係を示す図である。
図1は、LTE方式に準拠した本発明の好適な実施例に係る移動体通信システム100の構成を示すブロック図である。移動体通信システム100は、コアネットワーク101、無線基地局102、及び移動端末103を含む。図1では、2つの無線基地局102−A、102−Bが示されているが、無線基地局の数はこれに限定されるものではなく、任意に設定される。
コアネットワーク101は、S1インタフェースにより無線基地局102−A、102−Bと接続され、データ送信及びデータ受信を行なう。無線基地局102−A、102−Bは隣接して配置されており、インタフェースX2にて相互に接続されている。即ち、無線基地局102−A、102−BはX2インタフェースを介してメッセージ交換を行なっている。
無線基地局102はセクタ構成のセルを管理しており、そのセル内に位置する移動端末103との間で無線によりデータ送信及びデータ受信を行なう。
図2は、無線基地局102が管理するセルに含まれるセクタの配置例を示している。本実施例では、1つのセルは3つのセクタに分割されている。説明の便宜上、無線基地局102−Aはセクタ0を含むセルを管理し、無線基地局102−Bはセクタ0に隣接するセクタ1を含むセルを管理するものとする。
無線基地局102−Aは、干渉平準化機能を具現化すべく測定部1021、要求処理部1022、及び変更処理部1023を具備している。ここで、測定部1021は各セクタでの上り干渉量(即ち、各セクタがその隣接セクタから被る干渉量)及びリソースブロック使用率を測定する。要求処理部1022は、測定部1021の測定結果に基づいて周期的にハンドオーバ閾値の変更を要求する処理を実行する。変更処理部1023は、変更要求に応じて周期的にハンドオーバ閾値を変更(更新)する処理を実行する。同様に、無線基地局102−Bも測定部1021、要求処理部1022、及び変更処理部1023を具備している。
本実施例では、各セクタが隣接セクタから被る上り干渉量を示す指標として、「IoT(Interface over Thermal)」を採用しているが、これに限定されるものではない。例えば、「希望波信号電力対干渉及び雑音電力比(SINR:Signal to Interface and Noise Power Ratio)」を採用してもよい。
図1は、本実施例の説明に必要な構成要素のみを示しているが、移動体通信システム100には上記の構成要素以外に公知の機能及び構成要素が含まれている。
次に、本実施例による干渉平準化方法について移動体通信システム100を参照して説明する。
この説明の前提として、図2に示すセクタ構成において、複数の移動端末(ユーザ)がセクタ0に集中して存在しており、セクタ0での無線通信が輻輳状態にあるものとする。このセクタ0に隣接してセクタ1、セクタ2、セクタ3、セクタ4、セクタ5、及びセクタ6が存在している。ここで、セクタ0から被る上り干渉量がセクタ1において増大しているものとする。
尚、本実施例の説明では、セクタ0とセクタ1は異なるセルに属するものとしているが、これに限定する必要はなく、両者が同一のセルに属するものであってもよい。
本実施例の動作について説明する前に、干渉平準化方法の原理について説明する。
相互に隣接するセクタ0、1において、セクタ0にて無線通信を行う移動体通信(ユーザ)の数が増加している場合、セクタ0でのリソースブロックの使用率が上昇する。このため、セクタ0からセクタ1に対する上り干渉量が増加し、セクタ1でのスループットが低下する。
移動端末がリソースブロックの使用率が増加したセクタ0からセクタ1に移動すると、セクタ0、1間の上り干渉量が平準化される。即ち、セクタ1での上り干渉量が減少するので、セクタ1のスループットも改善することとなる。換言すれば、上り干渉量が増加したセクタ1のスループットを改善するためには、その上り干渉量の増加をもたらしているセクタ0に存在する一部の移動端末をセクタ1に移動することができれば、セクタ0、1間の干渉量が平準化することとなる。
そこで、無線基地局102−A、102−Bは、セクタ0から被るセクタ1での上り干渉量が第1閾値a以上であり、かつ、セクタ1でのリソースブロック使用率が第2閾値b以下であることを条件として、セクタ0からセクタ1へのハンドオーバを促進するように各セクタでのハンドオーバ閾値を変更し、以って、セクタ間の干渉量を平準化する。この干渉平準化によれば、セクタ1での上り通信のセクタスループットが改善されることに加えて、セクタ0の周辺部に存在している移動端末については、移動先のセクタ1においてより多くのリソースブロックを使用して無線通信を行うことができるため、セクタ1での上り通信のユーザスループットも改善される。
次に、図3乃至図6を参照して移動体通信システム100の干渉平準化について詳細に説明する。
図3は、干渉平準化においてハンドオーバ閾値変更処理を示すフローチャートである。図4は、ハンドオーバ閾値変更処理における無線基地局102間での通信シーケンスを示す。図5は、ハンドオーバ閾値変更処理において無線基地局102間で伝送される上り干渉通知信号401の構成を示す。図6は、ハンドオーバ閾値変更処理において無線基地局102間で伝送される受入れ応答信号402の構成を示す。
図5に示す上り干渉通知信号401は、送信先無線基地局アドレス4011、送信元無線基地局アドレス4012、送信先セルID4013、送信元セルID4014、及び上り干渉通知ID4015より構成される。図6に示す受入れ応答信号402は、送信先無線基地局アドレス4021、送信元無線基地局アドレス4022、送信先セルID4023、送信元セルID4024、及び受入れ応答ID4025より構成される。
先ず、セクタ0で無線通信を行っている移動端末の数が増加した結果、セクタ1において上り干渉量が増大すると、セクタ1を管理する無線基地局102−Bの測定部1021は、セクタ1の隣接するセクタ0から被る上り干渉量(IoT)と、セクタ1でのリソースブロック使用率を測定する。要求処理部1022は、セクタ1での上り干渉量(IoT)が第1閾値a以上であり、かつ、リソースブロック使用率が第2閾値b以下であるかどうか判定する(ステップ301)。
ステップ301の判定結果が「YES」の場合、無線基地局102−Bの要求処理部1022は、セクタ1に隣接する全てのセクタを管理する無線基地局102(例えば、セクタ0を管理する無線基地局102−A)に宛てて上り干渉通知信号401を送信し(図4参照)、隣接セクタにおけるハンドオーバ閾値の変更を要求する(ステップ302)。
上り干渉通知信号401を受信すると、無線基地局102−Aの測定部1021はセクタ0での上り干渉量(IoT)とリソースブロック使用率を測定する。要求処理部1022は、セクタ0での上り干渉量(IoT)が第3閾値c以下であり、かつ、リソースブロック使用率が第4閾値d以上であるかどうか判定する(ステップ303)。ステップ303の判定結果が「YES」の場合、無線基地局102−Aは、ハンドオーバ閾値の変更要求の受入れを示す受入れ応答信号402を無線基地局102−Bに返信する(図4参照)。無線基地局102−Aは、受入れ応答信号402を送信すると同時に、セクタ0でのセクタ1に対するオフセット値を増大、即ち、セクタ0からセクタ1へのハンドオーバ閾値を減少する(ステップ304)。
本実施例では、ハンドオーバ閾値の変更を要求するかどうかの判断で使用する第1閾値a及び第2閾値bと、ハンドオーバ閾値の変更を受け入れるかどうかの判断で使用する第3閾値c及び第4閾値dは夫々以下の関係となるように設定されている。
第1閾値a>第3閾値c
第2閾値b<第4閾値d
上記の関係にて閾値a乃至dを設定することにより、セクタ間の干渉量の平準化とスループットの改善を効果的に行なうことができる。但し、閾値設定はこれに限定されるものではなく、セクタ間の干渉平準化とスループット改善の観点から閾値を適切に設定すればよい。
次に、受入れ応答信号402を受信すると、無線基地局102−Bの変更処理部1023は、セクタ1でのセクタ0に対するオフセット値を減少する。即ち、受入れ応答信号402を受信した無線基地局102−Bは、セクタ1からセクタ0へのハンドオーバ閾値を増大する(ステップ305)。
上記の如くセクタ0、1についてハンドオーバ閾値を変更することにより、セクタ0からセクタ1へのハンドオーバが促進されるとともに、セクタ1からセクタ0へのハンドオーバは抑制される。即ち、セクタ0、1間において頻繁にハンドオーバが実行されることを防止する。
尚、セクタ0以外のセクタを管理する無線基地局102から受入れ応答信号402を受信した場合、無線基地局102−Bは、セクタ1での受入れ応答を行なったセクタに対するオフセット値を減少するとともに、セクタ1から当該セクタへのハンドオーバ閾値を増大する。これにより、隣接セクタ間の頻繁なハンドオーバの実施を防止することができる。
次に、図4を参照して無線基地局102−A、102−Bの間の通信の観点から、前記ステップ301乃至305に示したハンドオーバ閾値変更処理について実証する。
無線基地局102−Bは、その管理セル内のセクタ1について上り干渉量とリソースブロック使用率を監視している。上り干渉量及びリソースブロック使用率が所定条件(即ち、ハンドオーバ閾値の変更要求発行のための条件)を満たしたとき、隣接セクタを管理する無線基地局102(例えば、無線基地局102−A)に対してX2インタフェースを介して上り干渉通知信号401を送信する。
上り干渉通知信号401を受信した無線基地局102(例えば、無線基地局102−A)は、その管理セル内のセクタ1の隣接セクタでの上り干渉量とリソースブロック使用率を確認する。上り干渉量及びリソースブロック使用率の両方が所定条件(即ち、ハンドオーバ閾値の変更要求を受け入れるための条件)を満たしていれば、その無線基地局102は無線基地局102−Bに対して受入れ応答信号402を送信する。このように、隣接無線基地局102間で通信が行われ、以って、無線基地局102の管理セル内の隣接セクタについてハンドオーバ閾値の変更が行なわれる。
次に、図7乃至図9を参照して干渉平準化のハンドオーバ閾値変更解除処理について説明する。
図7は、ハンドオーバ閾値変更解除処理を示すフローチャートである。図8は、ハンドオーバ閾値変更解除処理における無線基地局102B間での通信シーケンスを示す。図9は、ハンドオーバ閾値変更解除処理において無線基地局102間で伝送される解除通知信号801の構成を示す。
図9に示す解除通知信号801は、送信先無線基地局アドレス8011、送信元無線基地局アドレス8012、送信先セルID8013、送信元セルID8014、及び解除通知ID8015より構成される。
先ず、セクタ1を管理する無線基地局102−Bは、上述した干渉平準化に関する一連の処理によりハンドオーバ閾値を変更した後、周期的にセクタ1での上り干渉量(IoT)及びリソースブロック使用率を測定し、その測定結果について判断を行う(ステップ701)。即ち、セクタ1の上り干渉量(IoT)が第1閾値a未満、または、リソースブロック使用率が第2閾値bより大きいとき、ステップ701の判定結果が「YES」となり、更に、その状態が一定時間以上継続した場合、ステップ702の判定結果も「YES」となる。この場合、無線基地局102−Bは、受入れ応答信号402を返信した隣接セクタを管理する無線基地局102(例えば、セクタ0を管理する無線基地局102−A)に宛てて、ハンドオーバ閾値変更解除を示す解除通知信号801を送信する(ステップ703)。
解除通知信号801を送信するとともに、無線基地局102−Bは隣接セクタを管理する無線基地局102(例えば、セクタ0を管理する無線基地局102−A)に関して、セクタ1のオフセット値を元の値に戻す(ステップ703)。換言すれば、無線基地局102−Bは受入れ応答信号402を返信した無線基地局102が管理する隣接セクタ(例えば、無線基地局102−Aが管理するセクタ0)に対するセクタ1でのハンドオーバ閾値を元の値に戻す。
解除通知信号801を受信すると、無線基地局102−Aは解除通知信号801の送信元であるセクタ1に対するセクタ0のオフセット値を元の値に戻す(ステップ704)。即ち、無線基地局102−Aはセクタ1に対するセクタ0のハンドオーバ閾値を元の値に戻す。
上記において、セクタ0及びセクタ1での上り干渉量(IoT)及びリソースブロック使用率の急激な変化により、セクタ0及びセクタ1でのオフセット値、即ちハンドオーバ閾値、が変更されると、無線基地局102−A(セクタ0)から無線基地局102−B(セクタ1)に対して上り干渉通知信号401が送信され、以って、無線基地局102−Bから無線基地局102−Aに対して受入れ応答信号402が返信されることもある。即ち、図4に示す通信シーケンスとは逆の減少が発生することとなる。この場合、無線基地局102−B(セクタ1)でのオフセット値(ハンドオーバ閾値)の変更処理は取り消され、その後、無線基地局102−A(セクタ0)において上り干渉量(IoT)及びリソースブロック使用率の測定及び判断が行なわれる。
次に、図10を参照して本発明の干渉平準化についてセクタ1に着目して総括する。図10は、セクタ1において上り干渉量及びリソースブロック使用率の経時的変化を示すグラフである。
先ず、セクタ0において無線通信を行っている移動端末(ユーザ)の数が増加すると、隣接するセクタ1において上り干渉量が増大する。セクタ1での上り干渉量が第1閾値aを上回ると、無線基地局102−Bは上り干渉通知信号401を送信する(図10の(A))。無線基地局102−Aは、上り干渉通知信号401を受信すると、セクタ0でのハンドオーバ閾値を減少させるとともに受入れ応答信号402を無線基地局102−Bへ送信する(図10の(B))。この結果、セクタ0からセクタ1への移動端末の無線通信のハンドオーバが促進され、セクタ0、1間の干渉量が平準化される。即ち、セクタ1では上り干渉量が減少するため、その上りセクタスループットは増加する。その後、無線基地局102−Bは、上り干渉量の減少並びにリソースブロック使用率の上昇に伴い、変更したハンドオーバ閾値を元の値に戻すとともに、解除通知信号801を無線基地局102−Aへ送信する(図10の(C))。
セクタ0からセクタ1への移動端末の無線通信ハンドオーバが促進されて、一部の移動端末がセクタ0からセクタ1に移動すると、セクタ0における上り干渉量が増大することとなる。この場合、セクタ0における上り干渉量の増加が小さければ、セクタ1に移動した移動端末に対して割り当てられていたセクタ0でのリソースブロックの数だけ、セクタ0の使用可能リソースブロック数は増加することとなる。
従って、一部の移動端末がセクタ1に移動した後は、セクタ0において移動端末に割当て可能なリソースブロック数が増える。このため、セクタ0において上り干渉量が増加したとしても、セクタ0での上りセクタスループットは殆ど変化しない。故に、移動体通信システム100全体として上りスループットは増加することとなる。その上、セクタ0の周辺部に存在していた移動端末は、移動先のセクタ1においてより多くのリソースブロック数の割当てを受けることができるため、当該移動端末における上りユーザスループットも増加する。
本実施例は、下記の効果を奏する。
1.セクタ間の上り干渉を平準化することができる。
2.各セクタにおいて上りセクタスループットを改善することができる。
3.セクタの周辺部に存在する移動端末の上りスループットを改善することができる。
また、本実施例は下記の特徴を有している。
1.第1の無線基地局(102−B)は、第1のセクタ(セクタ1)における上り干渉量が第1閾値以上、かつ、リソースブロック使用率が第2閾値以下になると、隣接する第2のセクタ(セクタ0)を管理する第2の無線基地局(102−A)に宛てて上り干渉通知信号を送信する。
2.上り干渉通知信号を受信すると、第2の無線基地局は第2のセクタでの上り干渉量が第3閾値以下、かつ、リソースブロック使用率が第4閾値以上であれば、受入れ応答信号を送信する。
3.また、受入れ応答信号の送信時、第2の無線基地局は移動端末が第2のセクタから第1のセクタへのハンドオーバを促進するようにハンドオーバ閾値を変更する。
4.受入れ応答信号を受信すると、第1の無線基地局は第1のセクタから第2のセクタへのハンドオーバをしにくくするようにハンドオーバ閾値を変更する。
5.第1の無線基地局は、第1のセクタでの上り干渉量が第1閾値未満、または、リソースブロック使用率が第2閾値より大きくなり、かつ、その状態が一定時間以上継続すると、変更したハンドオーバ閾値を元の値に戻すために、第2の無線基地局に対して解除通知信号を送信する。
6.第1の無線基地局は、解除通知信号を送信するとともに、セクタ1におけるハンドオーバ閾値を元の値に戻す。
7.解除通知信号を受信すると、第2の無線基地局は変更していたハンドオーバ閾値を元の値に戻す。
本実施例では、干渉平準化機能を有する無線基地局を移動体通信システムに適用したが、干渉平準化方法を具現化するプログラムをコンピュータ上で実行するよう無線基地局を構成してもよい。
尚、本発明は本実施例に限定されるものではなく、添付する請求の範囲に規定する範囲内において種々の変更を行なうことが可能である。
本実施例では、通信量が増大しているセクタ0の影響で上り干渉量が増大したセクタ1がハンドオーバ閾値変更要求を発行し、以って、セクタ0からセクタ1へのハンドオーバを促進するものとしたが、セクタ0から他の隣接セクタ(例えば、セクタ4)へのハンドオーバを促進するようにしてもよい。この場合、セクタ0とセクタ1とセクタ4の間で通信を行い、移動体通信システム100全体のスループットが改善されるように、これらのセクタでの上り干渉量及びリソースブロック使用率に基づいてハンドオーバ閾値を調整すればよい。例えば、セクタ1からセクタ0へのハンドオーバ閾値を増加させ、セクタ0からセクタ4へのハンドオーバ閾値を減少させればよい。即ち、セクタ1からセクタ0へのハンドオーバを抑制し、セクタ0からセクタ4へのハンドオーバを促進する。これにより、セクタ0、1、4において上り干渉量を平準化することができる。
本発明は、セクタ構成のセルを管理する無線基地局を具備した移動体通信システムに適用されるものであり、特に次世代移動体通信規格であるLTE方式に適用されるものである。また、無線基地局間の通信によりセル間の上り干渉量を平準化することにより、上りセルスループットを向上せしめるとともに、移動端末における上りユーザスループットも向上せしめることができる。
100 移動体通信システム
101 コアネットワーク
102 無線基地局
103 移動端末
401 上り干渉通知信号
402 受入れ応答信号
801 解除通知信号

Claims (17)

  1. 移動体通信システムにおいてセクタ構成のセルを管理する無線基地局であって、第1セクタでの上り干渉量が第1閾値以上であり、かつ、第1セクタでのリソースブロック使用率が第2閾値以下である場合、第1セクタに隣接する第2セクタから第1セクタへのハンドオーバを促進させることにより第1セクタと第2セクタとの間の上り干渉量を平準化するようにした無線基地局。
  2. 上り干渉量とリソースブロック使用率を測定する測定部と、
    上り干渉量が第1閾値以上であり、かつ、リソースブロック使用率が第2閾値以下のとき、ハンドオーバ閾値の変更要求を発する要求処理部と、
    上り干渉量が第3閾値以下であり、かつ、リソースブロック使用率が第4閾値以上のとき、変更要求を受け入れてハンドオーバ閾値を変更する変更処理部を具備した請求項1記載の無線基地局。
  3. 変更処理部は、変更要求に従ってハンドオーバ閾値を変更した後、一定時間以上に亘って上り干渉量が第1閾値未満となるか、またはリソースブロック使用率が第2閾値より大きくなったとき、変更要求を解除するとともにハンドオーバ閾値を元の値に戻すようにした請求項2記載の無線基地局。
  4. 第1閾値は第3閾値よりも大きく、第2閾値は第4閾値よりも小さく設定するようにした請求項2記載の無線基地局。
  5. 測定部は、上り干渉量としてIoTを測定するようにした請求項2記載の無線基地局。
  6. 測定部は、上り干渉量としてSINRを測定するようにした請求項2記載の無線基地局。
  7. コアネットワークと、
    複数の移動端末と、
    複数の無線基地局より構成される移動体通信であって、
    各無線基地局は、第1セクタでの上り干渉量が第1閾値以上であり、かつ、第1セクタでのリソースブロック使用率が第2閾値以下である場合、第1セクタに隣接する第2セクタから第1セクタへのハンドオーバを促進させることにより第1セクタと第2セクタとの間の上り干渉量を平準化するようにした移動体通信システム。
  8. 無線基地局は、上り干渉量とリソースブロック使用率を測定する測定部と、
    上り干渉量が第1閾値以上であり、かつ、リソースブロック使用率が第2閾値以下のとき、ハンドオーバ閾値の変更要求を発する要求処理部と、
    上り干渉量が第3閾値以下であり、かつ、リソースブロック使用率が第4閾値以上のとき、変更要求を受け入れてハンドオーバ閾値を変更する変更処理部を具備するようにした請求項7記載の移動体通信システム。
  9. 変更処理部は、変更要求に従ってハンドオーバ閾値を変更した後、一定時間以上に亘って上り干渉量が第1閾値未満となるか、またはリソースブロック使用率が第2閾値より大きくなったとき、変更要求を解除するとともにハンドオーバ閾値を元の値に戻すようにした請求項8記載の移動体通信システム。
  10. 移動体通信システムにおいてセクタ構成のセルを管理する無線基地局に適用される干渉平準化方法であって、
    第1セクタでの上り干渉量が第1閾値以上であり、かつ、第1セクタでのリソースブロック使用率が第2閾値以下であるか否かを判定し、
    ハンドオーバ閾値を変更することにより、第1セクタに隣接する第2セクタから第1セクタへのハンドオーバを促進させるようにした干渉平準化方法。
  11. 第1セクタでの上り干渉量とリソースブロック使用率を測定し、
    第1セクタでの上り干渉量が第1閾値以上であり、かつ、第1セクタでのリソースブロック使用率が第2閾値以下である場合、第2セクタにおけるハンドオーバ閾値の変更要求を発行し、
    第2セクタでの上り干渉量とリソースブロック使用率を測定し、
    第2セクタでの上り干渉量が第3閾値以下であり、かつ、第2セクタでのリソースブロック使用率が第4閾値以上である場合、変更要求を受け入れて第2セクタから第1セクタへの第1ハンドオーバ閾値を減少し、
    変更要求の受入れに応じて、第1セクタから第2セクタへの第2ハンドオーバ閾値を増加するようにした請求項10記載の干渉平準化方法。
  12. 第2ハンドオーバ閾値を増加した後、一定時間以上に亘って第1セクタでの上り干渉量が第1閾値未満となるか、または、第1セクタでのリソースブロック使用率が第2閾値より大きくなった場合、変更要求を解除するとともに、第2ハンドオーバ閾値を元の値に戻し、
    変更要求の解除に応じて、第1ハンドオーバ閾値を元の値に戻すようにした請求項11記載の干渉平準化方法。
  13. 第1閾値は第3閾値よりも大きく、第2閾値は第4閾値よりも小さく設定するようにした請求項11記載の干渉平準化方法。
  14. 上り干渉量としてIoTを測定するようにした請求項11記載の干渉平準化方法。
  15. 上り干渉量としてSINRを測定するようにした請求項11記載の干渉平準化方法。
  16. コンピュータにより実行されるプログラムであって、
    第1セクタでの上り干渉量とリソースブロック使用率を測定し、
    第1セクタでの上り干渉量が第1閾値以上であり、かつ、第1セクタでのリソースブロック使用率が第2閾値以下である場合、第2セクタにおけるハンドオーバ閾値の変更要求を発行し、
    第2セクタでの上り干渉量とリソースブロック使用率を測定し、
    第2セクタでの上り干渉量が第3閾値以下であり、かつ、第2セクタでのリソースブロック使用率が第4閾値以上である場合、変更要求を受け入れて第2セクタから第1セクタへの第1ハンドオーバ閾値を減少し、
    変更要求の受入れに応じて、第1セクタから第2セクタへの第2ハンドオーバ閾値を増加するようにした干渉平準化方法を規定したプログラム。
  17. 第2ハンドオーバ閾値を増加した後、一定時間以上に亘って第1セクタでの上り干渉量が第1閾値未満となるか、または、第1セクタでのリソースブロック使用率が第2閾値より大きくなった場合、変更要求を解除するとともに、第2ハンドオーバ閾値を元の値に戻し、
    変更要求の解除に応じて、第1ハンドオーバ閾値を元の値に戻すようにした請求項16記載のプログラム。
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