JP5301464B2 - キメラうま味受容体、それをコードする核酸およびその利用 - Google Patents
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Description
提供されるスクリーニング方法および結合アッセイは、上記問題を回避し、新規CSR::T1Rキメラタンパク質を使用することにより改善された結果が得られる。
配列番号4と、少なくとも90%以上の配列同一性を有する、実質的に相同なCSR::T1R3ポリペプチド、
から選択される1または2以上のCSR::T1Rを含む、前記CSR::T1Rキメラタンパク質が提供される。
かかるCSR::T1Rキメラタンパク質は、うま味物質、うま味物質増強物質、およびうま味物質阻害物質を含むうま味調節物質から選択される少なくとも1つの化合物と結合可能であり、うま味物質阻害物質は、特にCSR::T1R1ホモマー性キメラタンパク質、CSR::T1R1/CSR::T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質、CSR::T1R1/T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質およびT1R1/CSR::T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質である。
CSR::T1R1/CSR::T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質、
CSR::T1R1/T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質、
T1R1/CSR::T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質、
からなる群から選択されるヘテロダイマー性タンパク質の形態の二つのポリペプチドサブユニットを含み、ここでヘテロダイマーのT1R1サブユニットが配列番号8と少なくとも90%以上の配列同一性を有する、本質的に相同なポリペプチドを含み、およびヘテロダイマーのT1R3サブユニットが配列番号10と少なくとも90%以上の配列同一性を有する、本質的に相同なポリペプチドを含む、前記CSR::T1Rキメラタンパク質が提供される。
他の側面において、CSR::T1R1/CSR::T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質である、上記で定義された二つのポリペプチドサブユニットを含むCSR::T1Rキメラタンパク質が提供される。
配列同一性によって決定された、配列番号1(CSR::T1R1)および配列番号3(CSR::T1R3)からなる群から選択される核酸配列と実質的に相同な核酸、
ハイブリダイゼーションによって決定された、配列番号1(CSR::T1R1)および配列番号3(CSR::T1R3)からなる群から選択される核酸配列と実質的に相同な核酸、
上記で定義されたCSR::T1Rキメラタンパク質をコードする核酸配列と実質的に相同な核酸、
を含み、
ここで配列同一性によって決定された実質的に相同な核酸は、少なくとも90%の配列同一性を有し;
ハイブリダイゼーションによって決定された実質的に相同な核酸は、50%のホルムアミド、5×SSC、および1%のSDSからなる溶液中の42℃の温度、および0.2×SSCおよび0.1%のSDSからなる溶液中での65℃での洗浄というストリンジェントなハイブリダイゼーション条件下でハイブリダイズし;
該核酸が、任意に配列番号6(HSVタグ)を末端またはその近傍に含んで、対応するタンパク質のC末端を形成する、前記核酸が提供される。
配列同一性によって決定された、配列番号1(CSR::T1R1)と実質的に相同な核酸、
ハイブリダイゼーションによって決定された、配列番号1(CSR::T1R1)と実質的に相同な核酸、
請求項1において定義されたCSR::T1R1キメラタンパク質をコードする核酸配列と実質的に相同な核酸、
を含み、
ここで配列同一性によって決定された実質的に相同な核酸は、少なくとも90%の配列同一性を有し;
ハイブリダイゼーションによって決定された実質的に相同な核酸は、50%のホルムアミド、5×SSC、および1%のSDSからなる溶液中の42℃の温度、および0.2×SSCおよび0.1%のSDSからなる溶液中での65℃での洗浄というストリンジェントなハイブリダイゼーション条件下でハイブリダイズし;
該核酸が、任意に配列番号6(HSVタグ)を末端またはその近傍に含んで、対応するタンパク質のC末端を形成する、前記核酸が提供される。
他の側面において、上記で定義された発現ベクターをトランスフェクトされた、宿主細胞が提供される。
他の側面において、上記で定義されたCSR::T1Rキメラタンパク質およびGタンパク質を安定的に発現し、Gタンパク質は任意にGaq−ガストデューシンと実質的に相同である、上記で定義された宿主細胞が提供される。
他の側面において、上記で定義されたCSR::T1Rキメラタンパク質を産生する方法であって、CSR::T1Rキメラタンパク質をコードする発現ベクターを含む宿主細胞を、発現に十分な条件下で培養し、それによってCSR::T1Rキメラタンパク質を形成し、任意に細胞からそれを回収するステップを含む、前記方法が提供される。
(i)うま味刺激およびカルシウム刺激から選択される刺激に応答する、CSR::T1Rキメラタンパク質を発現する細胞と剤とを接触し、それによって、任意に他の剤の存在下で、機能応答を提供すること、および
(ii)少なくとも1つの剤が、前記細胞中の前記CSR::T1Rキメラタンパク質の機能応答に影響するかどうかを、前記細胞中の少なくとも1つの機能応答によって決定すること、
のステップを含み、ここで前記CSR::T1Rキメラタンパク質が上記に定義されたものである、前記方法が提供される。
他の側面において、Gタンパク質が、Gaq−ガストデューシンと実質的に相同なキメラGタンパク質である、上記で定義された方法が提供される。
他の側面において、Gタンパク質が、キメラGタンパク質Gアルファ16−ガストデューシン44である、上記で定義された方法が提供される。
他の側面において、ステップ(ii)が、細胞内メッセンジャーの変化または細胞内メッセンジャーに起因する変化を計測することによって行われる、上記で定義された方法が提供される。
他の側面において、前記細胞が、細菌細胞、真核細胞、酵母細胞、昆虫細胞、哺乳類細胞、両生類細胞、ぜん虫細胞およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、上記で定義された方法が提供される。
他の側面において、細胞が、哺乳類細胞である、上記で定義された方法が提供される。
他の側面において、ステップ(i)が、CSR::T1Rキメラタンパク質と剤とをカルシウムの存在下で接触させることをさらに含む、上記で定義された方法が提供される。
他の側面において、カルシウムが、塩化カルシウムの形態で提供される、上記で定義された方法が提供される。
(i)上記で定義されたCSR::T1Rキメラタンパク質を発現する組換え細胞、および
(ii)CSR::T1Rキメラタンパク質のアゴニスト、
を含むキットが提供される。
(i)CSR::T1Rキメラタンパク質を発現する組換え細胞を成長させること、
(ii)アゴニストの存在下、適切な濃度で試験剤を添加すること、および
(iii)試験剤の存在下および非存在下での応答を比較することにより、細胞の機能応答の変化を決定し、その結果、試験剤が上記で定義されたCSR::T1Rキメラタンパク質の調節物質であることが同定されること
を含む、前記方法が提供される。
試験剤は適切な濃度、例えば約1nMから100mMまたはそれ以上、で添加されてよい。
(i)リガンドのCSR::T1Rキメラタンパク質への結合に応答して変化するパラメータを計測すること、および
(ii)任意にリガンドの存在下で、試験剤に応答したパラメータの、ネガティブコントロールと比較した変化を決定し、それによりリガンドを含む調節物質を同定すること
のステップを含む、前記方法が提供される。
他の側面において、リガンドが、カルシウム、カルシウムイオン、塩化カルシウムおよびそれらの組み合わせからなる群から選択される、上記で定義された方法が提供される。
「ホモマー」/「ホモマー性」は、他のサブユニットを有さない関連するサブユニット、すなわちT1R3を有さないT1R1、またはT1R1を有さないT1R3のどちらか、を意味する。各サブユニットはおそらくホモマー/ホモオリゴマーを形成するだろうと考えられているが、必ずしもそうとは限らず、例えばモノマーとして作動し得る。
「機能応答」は、CSR::T1Rが、直接的または間接的(例えば付属タンパク質を経由して)に調節物質(例えばアゴニスト、アンタゴニスト、リガンド、増強物質または阻害物質)と結合することができ、うま味受容体への自然な細胞応答または各in vitroもしくはin vivoにおける前記応答の代わりの、前記調節物質による調節(例えば前記リガンドによる活性化)を示すことができる。これは当然ながら使用する方法に依存する。例において、これはカルシウムシグナルの変化であり、他の方法においては、活性化マップキナーゼシグナルまたはアレスチン転送もしくは受容体の内面化であろう。
本出願人による実験は、CSR::T1R1ホモマー性サブユニットもまた、ヘテロダイマーを形成することなく、それ自身が機能性うま味受容体として機能することを示唆している。
予備実験は、ホモマー性CSR::T1R3サブユニットが、あるGタンパク質との関与および/またはその活性化において困難性を有し得るものの、CSR::T1R3は、Gタンパク質を活性化する能力を必要としない結合アッセイにおいて、依然として有用であることを示唆する。キメラタンパク質と野生型タンパク質との共発現(CSR::T1R1/T1R3およびT1R1/CSR::T1R3)を含むヘテロダイマーもまた機能するだろう。
これらのうま味調節物質は、それらがうま味受容体のVFT部位に結合すると考えられるMSGなどのアミノ酸またはその塩と競合する化合物を含まない点で、特に興味深く、CSR::T1Rを採用するスクリーニングは、したがって、潜在的に相乗的なより興味深い化合物を同定する傾向がある。
トランスフェクトされたまたは内在性のT1R3およびT1R1は、CSR::T1R1および/またはCSR::T1R3のアゴニスト応答を決定する方法それぞれ、または他の調節物質に依存する前記応答の変化に、否定的に影響し得る。T1R3およびT1R1の欠失は、CSR::T1R1および/またはCSR::T1R3活性化の決定のためのヌルバックグラウンドを提供し、観察されたシグナルがCSR::T1R1および/またはCSR::T1R3活性化に直接結びつく。これにより、CSR::T1R1および/またはCSR::T1R3を特異的に調節する剤の同定が可能となり、野生型T1R1およびT1R3を活性化する剤を除外し、ここで、T1R3の場合、T1R3は、甘味およびうま味のヘテロダイマー両方の一部であるから、甘味物質もまた含む。
しかし、代替的な細胞もまた本明細書に記載されている方法において有用である。
適切な哺乳類細胞は、例えば、限定することなく、COS細胞(Cos−1およびCos−7を含む)、CHO細胞、HEK293細胞、HEK293T細胞、HEK293T−RexTM細胞、または他のトランスフェクト可能な真核細胞セルラインを含む。
適切な細菌細胞は限定することなくE. coliを含む。
かかる細胞中でGPCRおよび/またはGタンパク質を発現するベクター構築物は、ポリメラーゼ連鎖反応を利用する、それ自体が周知なやり方によって産生され得る。配列の確認後、cDNA断片は、例えばpcDNA3.1哺乳類細胞用哺乳類発現ベクターなど、適切なベクター内へサブクローニングされてよく、正しい遺伝子の発現を可能にするために対応する宿主細胞に一過性にトランスフェクトされてよい。
求めるタンパク質(GPCR(CSR::T1R)およびGタンパク質)をコードするcDNAを発現するために、典型的には、適切なcDNAを、転写を導く強力なプロモーター、転写/翻訳ターミネーターおよび翻訳開始のためのリボソーム結合領域を含む発現ベクターにサブクローニングする。例えばE.coli、Bacillus sp.、およびSalmonellaなど、適切な細菌プロモーターは当該技術分野においてよく知られており、かかる発現系のためのキットが商業的に入手可能である。同様に、哺乳類細胞、酵母、および昆虫細胞のための真核細胞発現系も商業的に入手可能である。真核細胞発現ベクターは、例えばアデノウィルスベクター、アデノ随伴ベクター、またはレトロウィルスベクターなどであってよい。
タンパク質の発現のために、真核細胞または原核細胞における発現のために当該技術分野においてよく知られた、慣用のベクターを利用してよい。ベクターの例は、例えばpBR322ベースのプラスミド、pSKF、およびpET23Dを含むプラスミドなどの細菌発現ベクター、および例えばGSTおよびLacZなどの融合発現系を含む。
遺伝子操作酵母システムはヒトGPCRおよびGαタンパク質を、対応する内在性酵母フェロモン受容体経路の成分と代替するものである。下流シグナル経路はまた、通常の酵母シグナル応答が選択培地上でのプラス成長またはレポーター遺伝子発現に転換するように、改変される(Broach, J. R. and J. Thorner, 1996, Nature, 384 (supp.):14〜16に記載)。
両生類細胞システム、特にメラニン含有細胞は、例えばGPCR発現系について記載したWO92/01810などに記載されている。
CSR::T1Rは、例えばCMV早期プロモーターなどの強力な構成的プロモーターの制御下に置くことにより過剰発現することができる。代替的に、保存的なGPCRアミノ酸またはアミノ酸ドメインのある変異を導入し、利用するGPCRを構成的に活性化させることが可能である。代替的に、過剰発現は、以下に記載されているT−Rexシステムなどの誘導可能なプロポーターの制御下において行ってもよい。
タンパク質を大量に発現する細菌、哺乳類、酵母または昆虫の細胞系を作出するために、標準的なトランスフェクション法が利用可能である。
トランスフェクト後、トランスフェクトされた細胞は、当該技術分野において周知の標準的な培養条件で培養することができる。異なる細胞は、適切な温度および細胞培養培地を含む、異なる培養状態を要求することは、当業者に明らかである。
所望の場合、タンパク質を標準的な技術を利用して細胞培養から回収することができる。例えば、沈殿およびクロマトグラフィ工程に供する前に細胞を機械的にまたは浸透圧ショックによって破裂させてよく、その種類と順序は回収される特定の組換え物質次第である。あるいは、組換えタンパク質を、組換え細胞が培養された培養培地から回収することもできる。
CSR::T1R受容体活性の調節物質(リガンド、アゴニスト、部分的アゴニスト、アンタゴニスト、逆アゴニスト、阻害物質、増強物質を含む様々なタイプ)は、下述のように同定可能である。
調節物質のタイプは同時に1以上のタイプを含んでもよく、濃度に依存し得る。例えば、剤がある濃度範囲においてアゴニストとして作用するが、別の濃度範囲においては他のアゴニスト(例えばうま味物質)の調節物質または増強物質として作用することもある。したがって、剤はその調節活性の決定のために異なる濃度で試験されるべきである。
これから本明細書に記載された方法において同定可能な剤の定義について述べる。
リガンドは受容体と結合する剤であり、アゴニスト、部分的アゴニスト、増強物質、アンタゴニスト、または逆アゴニストであってもよい。
CSR::T1Rのアゴニストは、例えばカルシウムおよびN−(2−メトキシ−4−メチル−ベンジル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)オキサルアミドなどを含む。
部分的アゴニストは、受容体を最大限活性化する他のアゴニストと比べて、部分的にしか作用しないアゴニストである。
受容体と結合する逆アゴニストは、受容体によって媒介される構成的細胞内応答を、逆アゴニストの非存在下における細胞内応答と比較して減少させる。
増強物質は、アゴニストの受容体への結合を、増強物質の非存在下におけるアゴニストの結合と比較して増大させ、および/またはアゴニストによって誘導される細胞内応答を増大させる。
調節物質は、機能的効果/パラメータを決定および比較するための、多種多様なインビトロおよびインビボアッセイを利用して、または代替的に結合アッセイによって、同定可能である。受容体の機能上の試験剤の効果は適切な機能的パラメータを分析することで計測可能である。受容体活性に影響するあらゆる生理学的変化は、調節物質の同定のために利用可能である。
本明細書に記載されたスクリーニング方法は、うま味応答の調節物質、例えばうま味増強物質、を同定するのに特に有用である。
VFTドメインに結合しないアゴニストまたは部分的アゴニストを同定するために、試験剤を有するサンプルを、アゴニスト(例えば塩化カルシウム、N−(2−メトキシ−4−メチル−ベンジル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミド、または他の同定されたリガンド/アゴニスト)を有するポジティブコントロールと比較する。代替的に/付加的に、試験剤を有するおよび有さないサンプルが、そのCSR::T1Rキメラタンパク質の活性について比較される。
代替的に、試験剤を有するサンプルにおける、例えば10%またはそれ以上の計測活性の増大が、試験剤を有さないサンプルまたは試験剤を有するがCSR::T1Rを発現しない細胞(モックトランスフェクション細胞)に基づくサンプルと比較される。
逆アゴニストを同定するために、試験剤の存在下および非存在下での受容体活性が、上述のように、受容体を過剰発現する動物/細胞/膜を含有するサンプルで比較される。逆アゴニストは、例えば少なくとも10%の、受容体の構成的活性の減少を示す。
多くのスクリーニングはカルシウム活性に頼っており、これらについては、細胞、受容体、酵素またはリポーター遺伝子を非特異的に刺激することを回避するために、カルシウムの少ない緩衝系を利用すべきである。
「G-protein coupled receptors (Signal Transduction Series)」, CRC Press 1999; 第1版, Haga and Berstein編に詳述されているように、受容体活性を報告するために、細胞にイオン感受性色素を負荷することができる。細胞質または膜電位におけるイオン濃度の変化は、それぞれイオン感受性または膜電位蛍光指標を利用して計測される。
GPCRの活性化によって誘導される細胞内カルシウム放出は、カルシウムに結合する細胞持続性(cell-permanent)色素を利用して決定される。カルシウム結合性色素は、細胞内のカルシウム上昇に比例する蛍光シグナルを発生する。この方法は、受容体活性の迅速かつ定量的な計測を可能にする。
カルシウムフラックス検出手順は、「G-protein coupled receptors (Signal Transduction Series)」; 編者:Tatsuya Haga and Gabriel Berstein, 第1版, 424pp.CRC Press - Boca Raton FL; September 1999に詳述されており、適合させたバージョンの概略を以下に記載する。
1日目:1ウェルあたり合計150ngのGPCR DNAおよび0.3μlのリポフェクタミン2000(Invitrogen)を利用して、細胞をトランスフェクトする。トランスフェクトされた細胞は栄養成長培地中、一晩37℃で維持する。
緩衝溶液を捨て、プレートを100μlの低カルシウムC1緩衝溶液を洗浄緩衝液として5回洗浄し、細胞を200μlの低カルシウムC1緩衝液中で再構成する。
カルシウムフラックスアッセイは、例えば後述の例1に記載されているように行うことができる。
アデニル酸シクラーゼ活性のためのアッセイは、例えばKenimer & Nirenberg, 1981, Mol. Pharmacol. 20: 585〜591に詳述されているように行われる。反応混合物は通常37℃で10分より短くインキュベートされる。インキュベーション後、反応混合物は0.9mlの冷6%トリクロロ酢酸を添加して除タンパクする。チューブを遠心し、それぞれの上清をDowex AG50w−X4カラムに加える。カラムからのcAMP画分を、アゴニストによる受容体活性化を受けて発生したcAMPレベルを計測するために、4mlの0.1mMイミダゾール−HCl(pH7.5)で計数バイアル中に溶出する。コントロール反応もまた、T1R1−TMDまたはCSR::T1Rポリペプチドを発現しない細胞のタンパク質ホモジネートを利用して行うべきである。
Gタンパク質を発現している細胞中で、イノシトール三リン酸(IP3)/Ca2+およびその結果としての受容体活性に相当するシグナルを、蛍光を利用して決定可能である。GPCRを発現している細胞は、細胞内貯蔵およびイオンチャネルの活性化経由の寄与の結果、細胞質カルシウムレベルの増大を見せ得、必須ではないが、カルシウムフリー緩衝液中でかかるアッセイを実施し、内在ストアからのカルシウム放出の結果による蛍光応答と区別するために、随意にEDTAなどのキレート剤を補完することが望ましいだろう。
CSR::T1Rは、受容体とホスホリパーゼCシグナル伝達経路を連結するGタンパク質を有する細胞で発現される。細胞内Ca2+濃度の変化は、例えば蛍光Ca2+指示色素および/または蛍光イメージングなどを利用して、計測する。
CSR::T1Rを含むGPCRにとって、受容体活性の指標はCSR::T1Rを含む細胞膜によるGTPの結合である。本方法は、標識GTPの結合を決定することで膜と連結するGタンパク質を計測する。
受容体を発現する細胞から単離された膜は、35S−GTPγSおよび未標識GDPを含有する緩衝液中でインキュベートされる。活性を有するGTPaseは無機リン酸塩として標識を放出し、これは20mMのH3PO4中の活性炭5%懸濁液中で遊離無機リン酸塩を分離した後にシンチレーションカウンティングによって決定される。混合物をインキュベートし、未結合標識GTPをGF/Bフィルターでろ過して取り除く。結合した標識GTPを液体シンチレーションカウンティングで計測する。コントロールは、試験剤の非特異的効果の可能性を排除するために、CSR::T1Rを発現しない細胞(モックトランスフェクションしたもの)から単離した膜を利用するアッセイを含む。方法はTraynor and Nahorski, 1995, Mol. Pharmacol., 47: 848〜854に詳述されている。
かかるアッセイはHafner, 2000, Biosens. Bioelectron. 15: 149〜158に詳述されているように行うことができる。
アラキドン酸
アラキドン酸の細胞内レベルは受容体活性の指標として採用される。かかる方法はGijon et al., 2000, J. Biol. Chem., 275:20146-20156に詳述されている。
細胞内または細胞外cAMPは、cAMPラジオイムノアッセイ(RIA)または、例えばHorton & Baxendale, 1995, Methods Mol. Biol. 41: 91〜105に記載されているような、cAMP結合タンパク質を利用して計測可能である。代替的に、例えばLJL BiosystemsおよびNEN Life Science Productsの高効率蛍光偏光ベースホモジニアスアッセイなど、複数のcAMP計測のためのキットもまた商業的に入手可能である。代替的に、cGMPの細胞内または細胞外レベルもまた、イムノアッセイを利用して計測可能である。例えば、Felly-Bosco et al., Am. J. Resp. Cell and Mol. Biol., 11:159-164(1994)に記載の方法などが、cGMPレベルを決定するのに利用され得る。代替的に、米国特許第4,115,538号に記載されているcAMPおよび/またはcGMPを計測するアッセイキットもまた利用可能である。
試験剤の非特異的効果の可能性を排除するためのモックトランスフェクションされた細胞またはその抽出物を有するネガティブコントロールが利用され得る。
例えばPhospholipid Signaling Protocols, Ian M. Bird, Totowa, N.J.編, Humana Press, 1998に記載のように、受容体活性に起因するリン脂質分解によって放出される、二次メッセンジャーのジアシルグリセロール(DAG)および/またはイノシトール三リン酸(IP3)をGPCR(CSR::T1R)活性の指標として検出しおよび利用することが可能である。例えばPerkin Elmer and CisBio Internationalから商業的に入手可能な、イノシトール三リン酸の計測のためのキットもまた利用可能である。
試験剤の非特異的効果の可能性を排除するためのモックトランスフェクションされた細胞またはその抽出物を有するネガティブコントロールが利用され得る。
成長因子受容体チロシンキナーゼは、リン脂質およびカルシウム活性化タンパク質キナーゼファミリーの、タンパク質キナーゼC(PKC)の活性化を伴う経路を通してシグナリング可能である。
PKCに誘導される遺伝子産物の増大は、PKCの活性化およびその結果としての受容体の活性化を示す。これらの遺伝子産物は、例えばガン原遺伝子転写因子コード遺伝子(c−fos、c−mycおよびc−junを含む)、プロテアーゼ、プロテアーゼ阻害物質(コラーゲナーゼタイプIおよびプラズミノーゲン活性化因子阻害物質を含む)、および接着分子(細胞内接着因子I(ICAM I)を含む)などを含む。
代替的なアッセイは、PanVeraから商業的に入手可能なタンパク質キナーゼCアッセイキットを利用して行うことも可能である。
活性はまた、PKC活性化によって活性化される遺伝子の制御配列によって駆動するリポーター遺伝子構築物の利用を通して計測可能である。
試験剤の非特異的効果の可能性を排除するためのモックトランスフェクションされた細胞またはその抽出物を有するネガティブコントロールが利用され得る。
MAPキナーゼ活性は、例えばNew England Biolabsのp38MAPキナーゼアッセイキット、またはPerkin-Elmer Life ScienceのFlashPlateTM MAPキナーゼアッセイなど、商業的に入手可能なキットを利用して計測可能である。p42/44MAPキナーゼまたはERK1/2は、GqおよびGi結合GPCRを発現する細胞を利用しているとき、GPCR(CSR::T1R)活性を示すために計測可能であり、GPCR活性化に続く内在性ERK1/2キナーゼのリン酸化を計測するERK1/2アッセイキットはTGR Biosciencesから商業的に入手可能である。
試験剤の非特異的効果の可能性を排除するためのモックトランスフェクションされた細胞またはその抽出物を有するネガティブコントロールが利用され得る。
レポーター遺伝子アッセイで調節物質を同定するためには、シグナルにおける、少なくとも2倍の増大または10%の減少が有意である。アゴニストは、試験剤の存在下および非存在下における活性を比較したとき、例えば少なくとも2倍、5倍、10倍またはそれ以上刺激する。
CSR::T1Rへのアゴニストの結合によって開始される細胞内シグナルは、細胞内事象のカスケードを作動させ、最終結果として1または2以上の遺伝子の転写または翻訳における迅速かつ検出可能な変化をもたらす。
受容体の活性はしたがって、CSR::T1R活性化に応答するプロモーターによって駆動されるレポーター遺伝子の発現の計測によって決定される。
ルシフェラーゼ、CAT、GFP、β−ラクタマーゼ、β−ガラクトシダーゼおよびその産物の検出のためのアッセイは当該技術分野で周知である。さらなるレポーター遺伝子の例は以下に記載されている。
転写アッセイのためのコントロールは、GPCR(CSR::T1R)を発現しないがレポーター構築物を保持している細胞、およびプロモーターのないレポーター構築物を有する細胞の両方を含む。
ホスファチジルイノシトール(PI)加水分解は、少なくとも48時間またはそれ以上の3H−ミオイノシトールによる細胞標識を伴う、米国特許第5,436,128号に記載されているように決定されてよい。標識細胞は試験剤に1時間接触させ、次いでそれらの細胞を溶解し、クロロホルム−メタノール−水に抽出する。その後、イノシトールリン酸をイオン交換クロマトグラフィで分離し、シンチレーションカウンティングで定量する。アゴニストに関して、刺激比(fold stimulation)は、試験剤の存在下における計数毎分(cpm)の、緩衝液コントロールの存在下でのcpmに対する比を計算して決定される。同じように、阻害物質、アンタゴニストおよび逆アゴニストに関して、阻害比は、試験剤の存在下における計数毎分(cpm)の、緩衝液コントロール(アゴニストを含有してもしなくてもよい)の存在下でのcpmに対する比を計算して決定される。
リガンド結合に対する機能的応答に起因するパラメータ変化を計測する上述の機能的アッセイに代えて、リガンド結合を、CSR::T1R受容体へのリガンドの結合を計測する結合アッセイで決定してもよい。
結合アッセイは当該技術分野で周知であり、溶液中、任意に固相に付着した二重膜中、脂質単層中、または小胞中で試験可能である。CSR::T1Rポリペプチドへの調節物質の結合は、例えば分光特性(例えば蛍光、吸収、または屈折率)の変化の計測、水力学的手法(例えば外見の採用)、およびクロマトグラフィ、CSR::T1Rポリペプチドの可溶特性の計測等によって決定可能である。1つの態様において、結合アッセイは生物化学的であり、組換えCSR::T1Rポリペプチドを発現する細胞/組織からの膜抽出物を利用する。結合アッセイは、例えば、T1RについてAdler et al.によってUS20050032158の段落[0169]から[0198]に記載されているように実施することができる。
本明細書に記載されている方法に有用なCSR::T1Rキメラタンパク質は、配列番号2、配列番号4、配列番号2および配列番号4のキメラヘテロダイマー、配列番号2と野生型T1R3とのヘテロダイマー、および配列番号4と野生型T1R1とのヘテロダイマーから選択されるポリペプチドからなる群から選択されてよい。
さらに、実質的に相同なCSR::T1R核酸またはポリペプチド配列は、保存的変異および/または点変異により形成されてもよく、下記のあらゆる保存的に改変された変異体を含む。
他の代替的な指針は、全ての荷電アミノ酸を、正であるか負であるかで、相互の保存的置換を認めるものである。加えて、コードされた配列における単一のアミノ酸または小さい割合(例えば26%まで、20%まで、10%まで、または5%まで)のアミノ酸を変化させ、追加し、または削除する個別の置換、欠失または付加もまた保存的に改変された変異とみなされる。
実質的に相同なヌクレオチド配列は、例えば少なくとも90%、少なくとも95%、または少なくとも98%の%配列同一性を有する。
実質的に相同なポリペプチド配列は、例えば少なくとも90%、少なくとも95%、または少なくとも98%の%配列同一性を有する。
BLAST(Basic Local Alignment Serch Tool)は、http://www.ncbi.nlm.nih.govで利用可能なプログラムblastnに使用されているヒューリスティックな検索アルゴリズムである。他のヌクレオチド配列に対するヌクレオチドクエリー配列の%同一性を決定するために、10のEXPECT(データベース配列に対する一致を報告するための統計学的に有意な閾値)、およびDUSTフィルタリングを含む、BLASTバージョン2.2.1.3のデフォルトパラメーターを用いて、Blastnが利用される。他のポリペプチド配列に対するポリペプチドクエリー配列の%同一性を決定するために、10のEXPECT、およびDUSTフィルタリングを含む、BLASTバージョン2.2.1.3のデフォルトパラメーターを用いて、Blastpが利用される。
ヌクレオチド配列は、本明細書で提示するヌクレオチド配列、またはその相補体と、以下に詳述するストリンジェントなハイブリダイゼーション条件下で選択的にハイブリダイズできた場合、実質的に相同であると考えられる。ストリンジェントなハイブリダイゼーション条件は、50%のホルムアミド、5×SSC、および1%のSDSからなる溶液中の42℃の温度、および0.2×SSCおよび0.1%のSDS(1×SSC=0.15MのNaCl、0.015Mのクエン酸ナトリウム、pH7.0)からなる溶液中での65℃での洗浄である。
標的DNAで観察された特異的相互作用の2倍以下の強度または任意に10倍以下の強度のシグナルは、バックグラウンドであると考えられる。相互作用の強度は、例えば、プローブを、例えば32Pによって放射性標識して計測することができる。
キットは、例えば、CSR::T1R、もしくはそれと実質的に相同な配列を発現する組換え細胞を含み、かつ、CSR::T1Rのアゴニスト、例えば、限定することなく、塩化カルシウム、N−(2−メトキシ−4−メチル−ベンジル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミドCAS番号745047−97−6などを含む、スクリーニングキットまたはハイスループットスクリーニングキットである。
カルシウムを含むキットの利用は、野生型受容体またはキメラタンパク質のT1R1およびT1R3部分ではなく、キメラタンパク質のみに結合し、それを活性化するという利点を有する。
アゴニストは、例えば1nM〜10mM、または0.1マイクロM〜1ミリM、例えば0.1マイクロM〜100マイクロMなどの好適な濃度で提供される。
好適な濃度は、例えば、塩化カルシウムについては0.2〜20mM、N−(2−メトキシ−4−メチル−ベンジル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミドについては5〜500μMである。
キットは以下のように利用されてよい:
(i)CSR::T1Rキメラタンパク質を発現する組換え細胞を固体支持体上で成長させる。
(ii)約1nMから100mMまたはそれ以上までの濃度の試験剤を、所定のプレートまたはウェルの培養培地に好適な濃度のアゴニストの存在下で加える。
(iii)細胞の機能的応答の変化が、試験剤の存在下および非存在下での応答を比較することで決定され、その結果試験剤が調節物質であり得るかどうかが決定される。
(i)CSR::T1Rキメラタンパク質を発現する組換え細胞を固体支持体上で成長させる。
(ii)約1nMから100mMまたはそれ以上の濃度の試験剤を、所定のプレートまたはウェルの培養培地に好適な濃度のカルシウムアゴニスト(例えば、限定することなく、塩化カルシウムの形態のもの)の存在下で加える。
(iii)カルシウムに対する細胞の機能的応答の変化が、試験剤の存在下および非存在下での応答を比較することで決定され、その結果試験剤が増強物質であると決定される。
好適な塩化カルシウムの濃度は、例えば、約0.2〜20mM、または0.5〜10mM、または約1mMである。
上述の方法によって同定された増強物質は、フレーバリストのパネルまたは試験者に同定された調節物質をテイスティングさせる単純な官能試験によって簡単に確認し得る。化合物は、例えば、うま味を確認するために水中で、またはうま味を増強する調節物質であることを確認するためにうま味物質と一緒に、調節物質のないネガティブコントロールと比較してテイスティングする。
上述の転写レポーターアッセイおよびほとんどの細胞ベースのアッセイは、ライブラリーをCSR::T1R活性を調節する剤についてスクリーニングするのに適している。
アッセイは、アッセイ工程の自動化および、典型的には平行して実行される(例えばロボットアッセイにおけるマイクロタイタープレート上のマイクロタイター形式など)、任意の好都合な給源からの化合物のアッセイへの供給によって、巨大な化学的ライブラリをスクリーニングするように設計され得る。
合成化合物ライブラリは、Maybridge Chemical Co.(Trecillet, Cornwall, UK)、Comgenex(Princeton, N.J.)、Brandon Associates(Merrimack, N.H.)、およびMicrosource(New Milford, Conn.)を含む多くの企業から商業的に入手可能である。
コンビナトリアルケミカルライブラリは、試薬などの多くの化学的「ビルディングブロック」の組合せることにより、化学合成または生物学的合成のいずれかによって生成された様々な化学化合物のコレクションである。例えば、ポリペプチドライブラリなどのリニアコンビナトリアルケミカルライブラリは、所定の化合物長(すなわち、ポリペプチド化合物中のアミノ酸の数)について、化学的ビルディングブロック(アミノ酸)のセットをあらゆる可能な方法で組合せることによって形成される。何百万もの化学的化合物が、かかる化学的ビルディングブロックの組合せ混合を通して合成可能である。
レアケミカルライブラリはAldrich(Milwaukee, Wis.)から入手可能である。
他のライブラリとしては、タンパク質/発現ライブラリ、例えば食物、植物、動物、細菌を含む天然給源からのcDNAライブラリ、1または2以上のポリペプチドをランダムにまたは体系的に変異させた変異体を発現するライブラリ、および1つの細胞または組織のmRNA内容を発現させるのに利用されるウィルスベクターでのゲノムライブラリを含む。
試験剤は、小化学化合物、化学ポリマー、生物ポリマー、ペプチド、タンパク質、糖、炭水化物、核酸および脂質を含む任意の剤であってもよい。剤は、合成化合物、化合物の混合物、天然産物または天然サンプル、例えば植物抽出物、培養上清、または組織サンプルなどであり得る。
同定されたうま味物質の調節物質は、例えばN−(2−メトキシ−4−メチル−ベンジル)―N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミドを含む。うま味物質の調節物質はうま味感覚を引き起こし(アゴニスト)、増強しまたは阻害することができる。合成うま味アゴニストおよび/またはうま味調節物質の他の例はまた、WO2005041684または関連出願US2006045953に見出すことができる。
本明細書に記載の構築物および方法に用いた配列は、後述の配列表に見出すことができる。
配列番号1はCSR::T1R1キメラタンパク質をコードするヌクレオチド/核酸配列に対応し、配列番号2はCSR::T1R1キメラタンパク質のポリペプチド/アミノ酸配列に対応している。
配列番号3はCSR::T1R3キメラタンパク質をコードするヌクレオチド/核酸配列に対応し、配列番号4はCSR::T1R3キメラタンパク質のポリペプチド/アミノ酸配列に対応している。
トランスフェクトされた構築物において、新規なキメラタンパク質をコードする核酸(配列番号1または3)のC末端に、HSVタグを後続させる(配列番号5)。
得られるタンパク質はしたがって次のアミノ酸を含有する:配列番号5が後続する配列番号1、配列番号5が後続する配列番号3のアミノ酸。
既知の全長hCaSR受容体核酸およびタンパク質配列は配列番号11+12に与えられている。
配列番号3+4:CSR::T1R3核酸+タンパク質
配列番号5+6:C末端のHSVタグ核酸+タンパク質
配列番号7+8:T1R1(全長コード配列)核酸+タンパク質
配列番号9+10:T1R3(全長コード配列)核酸+タンパク質
配列番号11+12:hCaSR核酸+タンパク質
配列番号13〜18:プライマー配列、例2および例3を比較
全ての例は、ヒトT1R1、T1R3およびhCaSRに由来するDNA配列を用いる。
例1
Fluo−4カルシウムアッセイ
Fluo−4は、細胞内カルシウムの蛍光指示薬であり、細胞内カルシウム濃度の変化、特にリガンド添加後に起こる受容体活性化に応答した増加の決定を可能にする。
Gα16−ガストデューシン44を安定発現するHEK293細胞を宿主細胞として利用し、例4に記載のとおりに様々な構築物でトランスフェクトした。
アッセイの読み取りのため、プレートをFLIPR(蛍光イメージングプレートリーダー(FLIPR-Tetra, Molecular Devices))中に置き、受容体活性化を、低カルシウムC1緩衝液中で調製した20μlの10×濃縮リガンドストック溶液の添加後に開始させた。
蛍光は、リガンド添加前15秒間およびリガンド添加後105秒間で継続的に監視した(45〜105秒で十分であろう)。
ΔF/F=(F−F0)/F0
式中、Fはピーク蛍光シグナルであり、F0は基準蛍光シグナルであり、ここで基準蛍光はリガンド添加前の最初の10〜15秒について計算した平均蛍光を表す。この値はトランスフェクトされた受容体の直接的または間接的な相互作用に応答した細胞のカルシウム増加(「シグナル」)に対応して得られた。
活性化された受容体を有する細胞は、ネガティブコントロールを有意に上回るシグナル(ΔF/F)によって同定した。
CSR::T1R1ベクター構築物の調製
CSR::T1R1キメラcDNAベクター構築物は、PCRによって生成された2つのDNA断片を、両方のPCR産物、すなわちhCaSRの細胞外アミノ末端ドメイン(ATD)およびシステインリッチドメイン(CRD)(1−Lys601)を含むPCR産物と膜貫通ドメイン(TMD)およびThr610から始まるC末端を含むT1R1断片を表すPCR産物、にある共通の制限酵素部位を介して連結することによって作出した。
下線文字は、後続するPCR産物のサブクローニングのための、プライマー内に存在する制限部位を示す。
CACCAAGCTTATGGCATTTTATAGCTGC
hCaSR−ATDプライマーR(配列番号14)
ATATCGTACGCTTGGCAATGCAGGAGGT
TAS1R1−断片プライマーF(配列番号15)
ATATCGTACGGTGTTTTTGGCTTTGCGT
TAS1R1−断片プライマーR(配列番号16)
ATATGCGGCCGCAGGTGGAGCCGCAGCGCCT
シークエンシングの後、挿入物をpcDNA4/TO(Invitrogen, USAから購入)に基づく発現カセットベクター構築物に3ピースライゲーションによりサブクローニングし、ベクター構築物においてCSR::T1R1キメラcDNA断片のアッセンブリを可能にした。
CSR::T1R3ベクター構築物の調製
CSR::T1R3キメラcDNAベクター構築物は、PCRによって生成された2つのDNA断片を、両方のPCR産物にある共通の制限酵素部位を介して連結、すなわちhCaSRの細胞外アミノ末端ドメイン(ATD)およびシステインリッチドメイン(CRD)(1〜Lys601)を含むPCR産物とその膜貫通ドメイン(TMD)およびArg609から始まるそのC末端を含むT1R3の断片のPCR産物とを連結することによって作出した。
CSR::T1R3キメラDNAの作製を容易にするために、BsiWI部位を、上述の2つの断片を形成するために利用したプライマーに導入した。
上記例2に示されている配列番号13および配列番号14
TAS1R3−断片プライマーF(配列番号17)
ATATCGTACGCGGTTCCTGGCATGGGGC
TAS1R3−断片プライマーR(配列番号18)
ATATGCGGCCGCACTCATGTTTCCCCTGATT
CSR::T1R1/CSR::T1R3のトランスフェクション
トランスフェクトされたベクター構築物は、上記のとおりに形成した例2および3に記載されているものを利用した。hCaSRについては、全長cDNAに基づく、商業的に入手可能なpCMVベースのベクター構築物を利用した(TRUECLONE collection, Origene Inc., USA)。
0日目に、HEK293T/Gα16−ガストデューシン44細胞を96ウェルの黒い、透明底のプレートに、ウェルあたり8500細胞の密度で播種し、選択的成長培地で一晩成長させた。1日目に、培地を抗生物質不含かつ血清不含の成長培地に変更し、細胞をそれぞれ75ngのCSR:T1R1およびCSR:T1R3(合計150ng)、T1R1およびT1R3(合計150ng)、または75ngのhCaSRベクター構築物DNAおよび0.3μlのリポフェクタミン2000(Invitrogen)を利用してトランスフェクトした。
CSR:T1R1/CSR:T1R3ヘテロダイマーのいずれかのトランスフェクションのため、それぞれ75ngのベクター構築物を、ペア毎に合計150ngになるように組み合わせ、0.3μlのリポフェクタミン2000と一緒に利用した。75ngのhCaSRベクターDNAを、このカルシウム感受モノマーGPCRに利用した。
上記ベクター構築物のうちの1つを一過性にトランスフェクトした細胞を、例1に記載したように蛍光イメージングプレートリーダー(FLIPR-Tetra, Molecular Devices)を利用して同定した。
合成うま味アゴニストによるCSR::T1R1ホモマーおよびCSR::T1R1/CSR::T1R3ヘテロダイマーの活性化
様々なリガンドによる刺激後の細胞内カルシウム応答は、Gα16−ガストデューシン44を安定して発現し、かつCSR::T1R1および/またはCSR::T1R3キメラ構築物をトランスフェクトされたHEK293T細胞において決定した。結果を、モックトランスフェクション細胞または(モノマーhCaSRを形成するために)例5に記載のhCaSRベクター構築物をトランスフェクトされた細胞から得られた結果と比較した。
トランスフェクト細胞は、示されたうま味アゴニストおよびカルシウム感知ドメインを含むタンパク質のポジティブコントロール(カルシウム)、およびネガティブコントロール(C1緩衝液)に曝露した。
AVG欄は平均ΔF/Fを与え、STD欄は標準偏差を与える。下表は、試験した様々なベクター構築物の各々における、6回の反復実験におけるΔF/F+/−STDの平均変化を示す。
ポジティブコントロール(カルシウム)が示すように、カルシウム感知ドメインを有する全てのトランスフェクト細胞はカルシウムに反応した(CSR::T1R1ホモマー、CSR::T1R1/CSR::T1R3ヘテロダイマーおよびhCaSR)。
hCaSRタンパク質は塩化カルシウムにのみ応答し、試験されたいずれのうま味物質によっても活性化されることができなかった。
Claims (27)
- うま味物質またはうま味調節物質の少なくとも1つの化合物と結合可能なCSR::T1Rキメラタンパク質であって、
配列番号2と、少なくとも90%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むCSR::T1R1ポリペプチド、および
配列番号4と、少なくとも90%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むCSR::T1R3ポリペプチド、
から選択される1または2のCSR::T1Rポリペプチドを含み、
該タンパク質が、CSR::T1R1キメラタンパク質、CSR::T1R1/CSR::T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質、CSR::T1R1/T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質およびT1R1/CSR::T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質からなる群から選択される、前記CSR::T1Rキメラタンパク質。 - CSR::T1R1/CSR::T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質、CSR::T1R1/T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質およびT1R1/CSR::T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質からなる群から選択されるヘテロダイマー性タンパク質の形態の2つのポリペプチドサブユニットを含み、
ヘテロダイマーの該T1R1サブユニットが、配列番号8と、少なくとも90%以上の配列同一性を有する、本質的に相同なポリペプチドを含み、
ヘテロダイマーの該T1R3サブユニットが、配列番号10と、少なくとも90%以上の配列同一性を有する、本質的に相同なポリペプチドを含む、
請求項1に記載のCSR::T1Rキメラタンパク質。 - CSR::T1R1キメラタンパク質である、請求項1に記載のCSR::T1Rキメラタンパク質。
- CSR::T1R1/CSR::T1R3ヘテロダイマー性キメラタンパク質である、二つのポリペプチドサブユニットを含む請求項2に記載のCSR::T1Rキメラタンパク質。
- 請求項1において定義されたCSR::T1Rキメラタンパク質を産生する方法であって、CSR::T1Rキメラタンパク質をコードする発現ベクターを含む宿主細胞を、発現に十分な条件下で培養し、それによってCSR::T1Rキメラタンパク質を形成するステップを含む、前記方法。
- 味覚細胞中のうま味シグナリングを調節する剤を同定する方法であって、該方法が、
(i)うま味刺激およびカルシウム刺激から選択される刺激に応答する、CSR::T1Rキメラタンパク質を発現する細胞と剤とを接触し、それによって機能応答を提供すること、および
(ii)少なくとも1つの剤が、前記細胞中の前記CSR::T1Rキメラタンパク質の機能応答に影響するかどうかを、前記細胞中の少なくとも1つの機能応答によって決定すること、
のステップを含み、前記CSR::T1Rキメラタンパク質が請求項1において定義される、前記方法。 - 細胞が、Gタンパク質もまた発現する、請求項6に記載の方法。
- Gタンパク質が、キメラGタンパク質Gアルファ16−ガストデューシン44である、請求項7に記載の方法。
- ステップ(ii)が、細胞内メッセンジャーの変化または細胞内メッセンジャーに起因する変化を計測することによって行われる、請求項6に記載の方法。
- 機能応答が、IP3およびカルシウム2+から選択される細胞内メッセンジャーの変化を計測することによって決定される、請求項9に記載の方法。
- 細胞が、真核細胞、酵母細胞、昆虫細胞、哺乳類細胞、両生類細胞、ぜん虫細胞およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項6に記載の方法。
- 細胞が、哺乳類細胞である、請求項11に記載の方法。
- 細胞が、CHO、COS、HeLaおよびHEK−293細胞からなる群から選択される哺乳類細胞である、請求項12に記載の方法。
- ステップ(i)が、CSR::T1Rキメラタンパク質と試験剤とをカルシウムの存在下で接触させることをさらに含む、請求項6に記載の方法。
- カルシウムが、塩化カルシウムの形態で提供される、請求項14に記載の方法。
- 試験剤をCSR::T1Rキメラタンパク質の調節物質として同定するために組み合わせて利用される、
(i)請求項1において定義されるCSR::T1Rキメラタンパク質を発現する組換え細胞、および
(ii)CSR::T1Rキメラタンパク質のアゴニスト、
を含むキット。 - 請求項16に記載のキットを使用する方法であって、
(i)CSR::T1Rキメラタンパク質を発現する組換え細胞を成長させること、
(ii)アゴニストの存在下、適切な濃度で試験剤を添加すること、および
(iii)試験剤の存在下および非存在下での応答を比較することにより、細胞の機能応答の変化を決定し、その結果、試験剤がCSR::T1Rキメラタンパク質の調節物質であることが同定されること
を含む、前記方法。 - 請求項1において定義されるCSR::T1Rキメラタンパク質を調節する剤を同定する方法であって、該方法が、
(i)リガンドのCSR::T1Rキメラタンパク質への結合に応答して変化する受容体活性を示すパラメータを計測すること、および
(ii)試験剤に応答したパラメータの、ネガティブコントロールと比較した変化を決定し、それにより調節物質を同定すること
のステップを含む、前記方法。 - リガンドが、カルシウム、カルシウムイオン、および塩化カルシウムからなる群から選択される、請求項18に記載の方法。
- ステップ(i)が、蛍光分光法、NMR分光法、1または2以上の吸収、屈折率の計測、流体力学法、クロマトグラフィ、溶解度計測、生物化学的方法からなる群より選択される方法で行われ、該方法が、溶液、二重膜、固相への連結、単脂質膜中、膜上への結合、および小胞内からなる群より選択される適切な環境においてCSR::T1Rキメラタンパク質の特性を計測する、請求項18に記載の方法。
- うま味調節物質が、うま味受容体のリガンド、アゴニスト、部分的アゴニスト、アンタゴニスト、逆アゴニスト、阻害物質または増強物質である、請求項1に記載のCSR::T1Rキメラタンパク質。
- うま味物質またはうま味調節物質の少なくとも1つの化合物と結合可能なCSR::T1Rキメラタンパク質をコードする核酸であって、1または2以上の、
配列番号2と少なくとも90%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列を含むCSR::T1R1ポリペプチドをコードする、配列番号1と少なくとも90%以上の配列同一性を有する、ヌクレオチド配列、または、
配列番号4と、少なくとも90%以上の配列同一性を有するCSR::T1R3ポリペプチドをコードする、配列番号3と少なくとも90%以上の配列同一性を有する、
ヌクレオチド配列
を含む、前記核酸。 - 請求項22において定義される核酸を含む、発現ベクター。
- 請求項23において定義される発現ベクターをトランスフェクトされた、宿主細胞。
- CSR::T1Rキメラタンパク質およびGタンパク質を安定的に発現する、請求項24に記載の宿主細胞。
- CSR::T1Rキメラタンパク質およびGタンパク質を一時的に発現する、請求項24に記載の宿主細胞。
- うま味調節物質が、うま味受容体のリガンド、アゴニスト、部分的アゴニスト、アンタゴニスト、逆アゴニスト、阻害物質または増強物質である、請求項22に記載の核酸。
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