JP5301317B2 - ディスペンサー付きブローボトル - Google Patents

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本発明は、ディスペンサー付きのブローボトルに関するものであり、内容物の注出操作を行う際に押圧ヘッドを押し易くするとともにボトルを持ち易くして使い勝手の改善を図ろうとするものである。
シャンプーやリンス、洗顔石鹸、乳液等を充填する容器としては近年、据え置きを前提とした大型の容器が多用されるようになってきており、内容物を注出するに当たっては、シリンダーとピストンとを備えたポンプ機構を組み込んで押圧ヘッドの繰り返し操作を行うことによって内容物の適量吐出を可能としたディスペンサーが使用されている。
ところで、従来のこの種のディスペンサーは、一方の手で押圧ヘッドを操作し、もう一方の手で内容物を受けるのが普通であるところ、容器が風呂場や洗面所等滑り易い場所に置かれている場合に容器の設置姿勢が不安定となって押圧ヘッドが押しにくかったり持ちにくいことがあり、使い勝手がよいとはいえないのが現状であった。
この点に関する先行技術としては、容器体口部外面に嵌合させた装着筒を持つことによってポンプ操作を行えるようにしたポンプ付きの容器が知られており(例えば特許文献1参照)、使い勝手の改善が図られるようにはなってきてはいるものの、かかるポンプ付きの容器にあっては、該装着筒を別途に用意するとともにその組み付け作業が必要となることから、部品点数の増加、効率的な組み付けが行えない等、新たな不具合が生じることになっていた。
特開2003−165591号公報
本発明の課題は、従来生じていた不都合を伴うことなしに使い勝手の改善を図ることができるディスペンサー付きのブローボトルを提案するところにある。
本発明は、ブロー成形によって成形され、その内側に内容物の充填空間を形成する容器本体と、この容器本体の口部に装着され、押圧ヘッドの操作によって容器本体内の内容物をノズルを通して排出するディスペンサーとを備えたブローボトルであって、
前記容器本体に、ブロー成形によって容器本体とともに成形され、該容器本体の口部に沿って起立する突出部を設け、前記突出部に、その長手方向に沿う少なくとも一つの溝部を設け、この溝部に補強部材を嵌合配置したことを特徴とするディスペンサー付きブローボトルであり、ブローボトルとしては、所望の肉厚をもったもの以外に、内容物の残量が減るにしたがい容器本体そのものが減容する薄肉容器や単純に肉薄にしたブローボトルを含むものとする。
上記のブローボトルの突出部は、容器本体に直接つながる脚部と、この脚部の上端で容器の外側へ向けて張り出した張出部から構成された逆L字状をなすものが本発明に有利に適合する。
容器のブロー成形において突出部を同時に一体成形するようにしたため、部品点数が増加することはない。
突出部は、押圧ヘッドを押し込む際の支えとして使用することができるだけでなく、容器を把持する際の把手やフックとして機能させることが可能であり、使い勝手の改善を図ることができる。
本発明にしたがうディスペンサー付きのブローボトルの参考図であって、側面について示した図である。 図1の平面を示した図である。 本発明にしたがうディスペンサー付きのブローボトルの実施形態を示した図である。 (a)〜(c)は突出部の他の例を示したものである。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがうディスペンサー付きのブローボトルの参考図であって、該ボトルはディスペンサーを含め、基本的には合成樹脂にて構成されている(ばね部材等は金属製のものを使用する場合がある。)。
図における1は内容物の充填空間Mを備えた容器本体である。この容器本体1は口部1a側からのエアーの吹き込みにて所望の形状とするブロー成形によって形成される。
また、2は容器本体1内の内容物を排出するディスペンサーである。このディスペンサー2は、内容物の吸引、加圧するためのポンプ機構2aと、ポンプ機構2aのステム2aにつながり、該ポンプ機構2aを駆動するための押圧ヘッド2bから構成されており、押圧ヘッド2bの周壁には、横向き姿勢を維持し、ポンプ機構2aによって加圧された内容物を外界へ排出するためのノズル2bが設けられている。
3はディスペンサー2を容器本体1の口部1aに固定保持するべースキャップ、4はべースキャップ3の上部に配置され、ポンプ機構2aのシリンダーをべースキャップ3と協働して容器本体1の口部1aにおいて連係保持する保持部材である。
5は、容器本体1のブロー成形と同時、あるいは成形の直後に形成された突出部である。この突出部5は成形金型または挟持工具による挟み込みにて切断、所謂、喰い切りによって形成されるものであって、容器本体1の胴体上部(あるいは肩部)において起立している。突出部5は、容器本体1に直接つながっており、ベースキャップ3に間隔をあけて配置(口部1aに沿うように配置されている。)される脚部5aと、この脚部5aの上端で容器の外側へ向けて張り出した張出部5bから構成され、その外観形状は逆L字状をなしている。さらに、6は、突出部5の張出部5bの先端下縁に設けられた凸部である。脚部5aは口部1aに沿って配置されていればよく、口部1aの外側壁に平行になっているのみならず、外側へ向けて少なくとも一部分が倒れ込むような傾斜が設けられていてもよく、この点については適宜変更が可能である(図4参照)。
上記の構成よりなるブローボトルは、押圧ヘッド2bの押し込み操作を行うとき、突出部5の張出部5bの上面あるいは下面に手指をあてがい、それを支えとして使用することができるので、押圧ヘッド2bの安定した押圧操作が可能となる。
突出部5は、手指の支えとして使用することができる他に容器を持ち歩く際の把手としても利用可能であり、さらに、容器を収納する際のフックとしても機能させることができ、とくに凸部6を設けておくことで該突出部5をフックとして利用した場合に引っ掛け部材から滑り落ちを防ぐストッパーとして役立つ。
図3は本発明にしたがうブローボトルの実施形態を示した外観斜視図である。
突出部5の幅方向の両側端あるいは一方の側端(片側)にその長手方向に沿う溝部7を設けておき、この溝部7に硬質な合成樹脂や金属等からなる補強部材8を嵌合させておくことも可能であり、これによれば突出部5自体の強度を高め得ることが可能であり、容器本体1が減容する薄肉のブローボトルにおいて適用するのに都合がよい(薄肉のブローボトルは突出部5の厚さも薄くなるので強度を確保するのが難しくなる。)。
突出部5は手指の支えとして使用する観点から、常に、ノズル2bの下側に位置するような使い方をするのがよい。また、平坦部5bの先端は、ノズル2bの先端よりも張り出さない長さに設定しておくのが望ましい。
突出部5は、逆L字状をなしたものを例として示したが、図4(a)〜(c)に示すように、逆J字状をなすもの(張出部5bは上面が平坦なものやそれ以外の形状になるものが使用できる。)や脚部5aの上側のほぼ半分が外側に向けて倒れ込んだもの、あるいは該脚部5aがその基部(付け根)から直接倒れ込むような傾斜をもったもの等を適用してももちろんよい。
ブロー成形は、従来知られている例えば、二軸延伸ブロー成形法を適用することが可能であり、成形方式や製造条件についてはとくに限定されない。
内容物の安定した排出操作が行え、使い勝手のよいディスペンサー付きのブローボトルが提供できる。
1 容器本体
1a 口部
2 ディスペンサー
2a ポンプ機構
2b 押圧ヘッド
3 べースキャップ
4 保持部材
5 突出部
6 凸部
6a 液用シリンダー
6b 液用開閉弁
6c 中空ステム
7 溝部
8 補強部材

Claims (3)

  1. ブロー成形によって成形され、その内側に内容物の充填空間を形成する容器本体と、この容器本体の口部に装着され、押圧ヘッドの操作によって容器本体内の内容物をノズルを通して排出するディスペンサーとを備えたブローボトルであって、
    前記容器本体に、ブロー成形によって容器本体とともに成形され、該容器本体の口部に沿って起立する突出部を設け
    前記突出部に、その長手方向に沿う少なくとも一つの溝部を設け、この溝部に補強部材を嵌合配置したことを特徴とするディスペンサー付きブローボトル。
  2. 前記突出部は、容器本体に直接つながり容器本体の口部に沿って起立する脚部と、この脚部の上端で容器の外側へ向けて張り出した張出部からなる逆L字状をなしたものである、請求項1記載のディスペンサー付きブローボトル。
  3. 前記突出部は、張出部の先端下縁に、凸部を有する請求項2記載のディスペンサー付きブローボトル。
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