JP5301300B2 - 工作機械の制御装置および刃物台の移動制御方法 - Google Patents
工作機械の制御装置および刃物台の移動制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5301300B2 JP5301300B2 JP2009018918A JP2009018918A JP5301300B2 JP 5301300 B2 JP5301300 B2 JP 5301300B2 JP 2009018918 A JP2009018918 A JP 2009018918A JP 2009018918 A JP2009018918 A JP 2009018918A JP 5301300 B2 JP5301300 B2 JP 5301300B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turret
- time
- tool
- approach
- indexing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 23
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims abstract description 144
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 22
- 230000008859 change Effects 0.000 description 9
- 230000008569 process Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000004886 head movement Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Turning (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Description
また、本発明では、刃物台アプローチ時間がタレット割出時間より短い場合には、刃物台アプローチ時間とタレット割出時間との差分時間だけ刃物台の退避動作完了から経過したタイミングを刃物台のアプローチ動作の開始タイミングとして設定する。一方、刃物台アプローチ時間がタレット割出時間より短くない場合には、刃物台の退避動作の完了タイミングを刃物台のアプローチ動作の開始タイミングとして設定する。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態によるNC装置10を備えた工作機械100のハードウェア構成例を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態による工作機械100は、NC装置10および可動部20を備えている。NC装置10は、本発明による工作機械の制御装置に相当するものである。図2は、NC装置10の主要な機能構成例を示す図である。
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図6は、第2の実施形態によるNC装置10’を備えた工作機械100のハードウェア構成例を示す図である。なお、この図6において、図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。図6に示すように、第2の実施形態による工作機械100は、第1の実施形態で説明したNC装置10の代わりに、これとは一部において機能が異なるNC装置10’を備えている。
11 CPU
12a アプローチ時間算出プログラム記憶部
12b,12b’ 割出時間算出プログラム記憶部
12c 動作開始タイミングプログラム記憶部
12d 退避時間算出プログラム記憶部
13b クランプ/アンクランプ時間記憶部
13c アプローチ時間記憶部
13d 割出時間記憶部
13e 動作オーバーラップ実行フラグ記憶部
31 アプローチ時間算出部
31a 移動距離算出部
31b 移動時間算出部
32,32’ 割出時間算出部
32a クランプ/アンクランプ時間取得部
32b 旋回時間算出部
32c,32c’ タレット割出時間算出部
33 動作開始タイミング設定部
34 退避時間算出部
34a 移動距離算出部
34b 移動時間算出部
34c 退避動作時間算出部
Claims (6)
- 複数の工具取付面を有するタレットの割出動作と、上記タレットが設置された刃物台の退避動作およびアプローチ動作とを制御する工作機械の制御装置であって、
上記刃物台の退避動作が完了した位置である退避位置から、上記タレットが旋回しても被加工物と干渉しない領域である割出可能領域の境界まで、上記アプローチ動作によって上記刃物台が移動する時間である刃物台アプローチ時間を算出するアプローチ時間算出部と、
上記刃物台の退避動作完了後における上記タレットの割出動作に要する時間であるタレット割出時間を算出する割出時間算出部と、
上記アプローチ時間算出部により算出された上記刃物台アプローチ時間と上記割出時間算出部により算出された上記タレット割出時間とを比較し、その比較結果に応じて、上記割出動作の完了する時点が、上記アプローチ動作によって上記刃物台が上記割出可能領域の境界に達する時点と同じかそれよりも早くなるようなタイミングに、上記刃物台のアプローチ動作の開始タイミングを設定する動作開始タイミング設定部とを備え、
上記動作開始タイミング設定部は、上記刃物台アプローチ時間が上記タレット割出時間より短い場合には、上記刃物台アプローチ時間と上記タレット割出時間との差分時間だけ上記刃物台の退避動作完了から経過したタイミングを上記刃物台のアプローチ動作の開始タイミングとして設定する一方、上記刃物台アプローチ時間が上記タレット割出時間より短くない場合には、上記刃物台の退避動作の完了タイミングを上記刃物台のアプローチ動作の開始タイミングとして設定することを特徴とする工作機械の制御装置。 - 上記割出時間算出部は、上記タレット割出時間として、上記タレットの割出動作のうちクランプが完了するまでに要する時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の工作機械の制御装置。
- 上記割出時間算出部は、上記タレット割出時間として、上記タレットの割出動作のうち旋回が完了するまでに要する時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の工作機械の制御装置。
- 上記アプローチ時間算出部は、
現在の選択工具から次の選択工具まで上記タレットの旋回によって割出位置に順次移動してくる各工具のうち、上記工具取付面からの突き出し長が最も長い工具の先端部と上記被加工物との間の距離を、上記退避位置から上記割出可能領域の境界までの上記刃物台の移動距離として算出する移動距離算出部と、
上記移動距離算出部により算出された上記刃物台の移動距離と、上記刃物台の移動速度とに基づいて、上記刃物台アプローチ時間を算出する移動時間算出部とを備えており、
上記割出時間算出部は、
上記現在の選択工具から上記次の選択工具まで上記タレットが旋回する角度および上記タレットの旋回速度に基づいて、上記タレットの旋回時間を算出する旋回時間算出部と、
上記旋回時間算出部により算出された上記タレットの旋回時間と、上記タレットのアンクランプ時間およびクランプ時間とに基づいて、上記タレット割出時間を算出するタレット割出時間算出部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の工作機械の制御装置。 - 複数の工具取付面を有するタレットが設置された刃物台のアプローチ動作を制御する刃物台の移動制御方法であって、
上記複数の工具取付面に取り付けられる複数の工具のうち何れかを選択する工具呼出指令を検出したときに、上記刃物台の退避動作が完了した位置である退避位置から、上記タレットが旋回しても被加工物と干渉しない領域である割出可能領域の境界まで、上記アプローチ動作によって上記刃物台が移動する時間である刃物台アプローチ時間を算出する第1のステップと、
上記工具呼出指令を検出したときに、上記刃物台の退避動作完了後における上記タレットの割出動作に要する時間であるタレット割出時間を算出する第2のステップと、
上記第1のステップで算出された上記刃物台アプローチ時間と上記第2のステップで算出された上記タレット割出時間とを比較し、その比較結果に応じて、上記割出動作の完了する時点が、上記アプローチ動作によって上記刃物台が上記割出可能領域の境界に達する時点と同じかそれよりも早くなるようなタイミングに上記刃物台のアプローチ動作の開始タイミングを設定する第3のステップとを有し、
上記第3のステップでは、上記刃物台アプローチ時間が上記タレット割出時間より短い場合には、上記刃物台アプローチ時間と上記タレット割出時間との差分時間だけ上記刃物台の退避動作完了から経過したタイミングを上記刃物台のアプローチ動作の開始タイミングとして設定する一方、上記刃物台アプローチ時間が上記タレット割出時間より短くない場合には、上記刃物台の退避動作の完了タイミングを上記刃物台のアプローチ動作の開始タイミングとして設定することを特徴とする刃物台の移動制御方法。 - 上記第1のステップでは、現在の選択工具から次の選択工具まで上記タレットの旋回によって割出位置に順次移動してくる各工具のうち、上記工具取付面からの突き出し長が最も長い工具の先端部と上記被加工物との間の距離を、上記退避位置から上記割出可能領域の境界までの上記刃物台の移動距離として算出し、当該算出した上記刃物台の移動距離と、上記刃物台の移動速度とに基づいて、上記刃物アプローチ時間を算出するようになされており、
上記第2のステップでは、上記現在の選択工具から上記次の選択工具まで上記タレットが旋回する角度および上記タレットの旋回速度に基づいて上記タレットの旋回時間を算出し、当該算出した旋回時間と、上記タレットのアンクランプ時間およびクランプ時間とに基づいて、上記タレット割出時間を算出するようになされていることを特徴とする請求項5に記載の刃物台の移動制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009018918A JP5301300B2 (ja) | 2009-01-30 | 2009-01-30 | 工作機械の制御装置および刃物台の移動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009018918A JP5301300B2 (ja) | 2009-01-30 | 2009-01-30 | 工作機械の制御装置および刃物台の移動制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010173022A JP2010173022A (ja) | 2010-08-12 |
JP5301300B2 true JP5301300B2 (ja) | 2013-09-25 |
Family
ID=42704459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009018918A Active JP5301300B2 (ja) | 2009-01-30 | 2009-01-30 | 工作機械の制御装置および刃物台の移動制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5301300B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6863825B2 (ja) * | 2017-05-30 | 2021-04-21 | ファナック株式会社 | 加工時間予測装置 |
JP2021092919A (ja) * | 2019-12-09 | 2021-06-17 | ファナック株式会社 | 制御装置及びプログラム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06155101A (ja) * | 1992-11-24 | 1994-06-03 | Murata Mach Ltd | タレット旋盤の運転方法 |
JPH11300577A (ja) * | 1998-04-22 | 1999-11-02 | Murata Mach Ltd | 工作機械 |
JP4031571B2 (ja) * | 1998-06-01 | 2008-01-09 | 株式会社森精機製作所 | Nc旋盤の制御装置 |
JP2002341913A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-29 | Citizen Watch Co Ltd | 数値制御工作機械におけるワークの加工方法及びそのプログラム |
JP4666675B2 (ja) * | 2004-04-19 | 2011-04-06 | シチズンホールディングス株式会社 | 数値制御旋盤におけるワークの加工方法 |
JP5049566B2 (ja) * | 2006-11-22 | 2012-10-17 | スター精密株式会社 | 工作機械 |
-
2009
- 2009-01-30 JP JP2009018918A patent/JP5301300B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010173022A (ja) | 2010-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3124174B1 (en) | Control device for machine tool, and machine tool provided with said control device | |
JP4695727B1 (ja) | 数値制御工作機械 | |
EP2106880A2 (en) | Post-process sizing control device for grinding machine | |
US9529352B2 (en) | Numerical control device | |
JP5342371B2 (ja) | 工具の回転方向位置決め方法 | |
WO2014068667A1 (ja) | 加工プログラム作成方法および装置 | |
JP2007234002A (ja) | 数値制御工作機械、この数値制御工作機械におけるワークの加工方法 | |
JPH01246045A (ja) | 工作機械における加工座標系の設定制御方法 | |
JP2008006556A (ja) | 工作機械における移動制御装置及び移動制御方法 | |
JP4112436B2 (ja) | 工作機械の数値制御装置と工作機械の数値制御方法 | |
JP5301300B2 (ja) | 工作機械の制御装置および刃物台の移動制御方法 | |
JP2009028872A (ja) | 工作機械の移動制御装置 | |
TW200800473A (en) | Movement control apparatus and method | |
JP2015009345A (ja) | 工作機械の工具補正値の設定装置及び設定方法 | |
JP4947534B2 (ja) | 工作機械及び工作機械を操作する方法 | |
JP4713554B2 (ja) | ホブ盤及びその位相判別方法 | |
US20190202017A1 (en) | Selecting device, selecting method, and program | |
JP2010069545A (ja) | 数値制御式工作機械及び数値制御式工作機械の制御プログラム | |
JP2010033150A (ja) | 数値制御工作機械 | |
US8206276B2 (en) | Machine tool | |
JP4921115B2 (ja) | 移動体の移動制御装置、移動体の移動制御方法及び工作機械の移動制御装置 | |
JP5049566B2 (ja) | 工作機械 | |
JP4541589B2 (ja) | 数値制御工作機械におけるワークの加工方法及びそのプログラム | |
JP2009282625A (ja) | 工作機械及び工作機械の制御方法 | |
JP4112433B2 (ja) | 工作機械の数値制御装置と工作機械の数値制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110811 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121023 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130618 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130619 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5301300 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |