JP5300724B2 - ランプ口金 - Google Patents

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Description

本発明は、ランプ用のランプ口金、殊に車両ランプ用のランプ口金、並びにこの種のランプ口金の製造方法に関する。
車両ランプは例えば、欧州公開公報EP0786791A1号において開示されている。このような車両ランプはプラスチックから成るランプ口金を有している。ここでこのランプ口金には、正反対に配置された、放射状に、外部へ向けられた2つのスタッド(Zapfen)が構成されている。このようなスタッドは、ロック機構の構成部分として、殊にバヨネット式ロックの構成部分として用いられるので、高い機械的な負荷に耐えなければならない。従来のランプ口金においてスタッド強度が不十分である場合にはスタッドは折れてしまい、これによって不利には、ランプが故障してしまう。
本発明の課題は、スタッド強度の高いランプ口金を提供することである。さらに、この種のランプ口金を容易に製造する方法を示す。
上述の課題は、請求項1の特徴部分の構成を有するランプ口金ないしは請求項22に記載された特徴部分の構成を有する方法によって解決される。本発明の有利な実施形態および発展形態は従属請求項に記載されている。
本発明のランプ口金は、成形された少なくとも1つのスタッドを備えたプラスチック口金部分を有している。ここでこのプラスチック口金部分のプラスチック材料には補強繊維が混ぜられており、スタッド内でこの補強繊維は有利な方向に配向されている。
スタッド内で有利な方向に配向されている補強繊維によって、スタッド強度が、殊に配向されていない繊維を有するスタッドに比べて、有利には高くなる、ということが判明している。
有利な実施形態では、プラスチック口金部分は、成形された別のスタッドを有している。特に有利には、この別のスタッド内の補強繊維も、有利な方向に配向されている。従って、有利には、2つのスタッドのスタッド強度は高くなる。
別の有利な構成では、このスタッドおよび場合によっては別のスタッドは、ランプ口金をホルダー内に取り付けるために設けられている。殊に、このホルダーは、バヨネット式ホルダーとして構成される。このような場合には、1つないし複数のスタッドはバヨネット式ロックの一部である。
プラスチック口金部分は有利には、上面と下面の間に延在する。さらに、プラスチック口金部分は有利には側面を有しており、この側面はプラスチック口金部分の上面と下面の間に延在している。このような側面は有利には領域的に、プラスチック口金部分の軸に関して回転対称に構成されている。ここでこの軸は殊にプラスチック口金部分の上面と下面を通って延在する。このようなランプ口金を備えたランプでは、プラスチック口金部分の上面は、ビームを生成するために設けられたランプ体の方に向けられる。これと相応に、プラスチック口金部分の下面は、ランプ口金の取り付けのために設けられているホルダーの方に向けられる。プラスチック口金部分の軸は通常は、ランプの主要延在方向に沿って延在している。
スタッドは有利にはプラスチック口金部分の側面に形成されている。ここでスタッドは殊に放射状に外部へ向かって延在している。従ってスタッドによって、側面の回転対称に構成された領域の回転対称性は壊される。スタッドを有するプラスチック口金部分はさらに有利には一体成形される。
有利には複数のスタッドがプラスチック口金部分に形成され、これらのスタッドは放射状に外部へ向けられ、殊に正反対に延在している。スタッド内の補強繊維に対する有利な方向はこの場合には共線状(kollinear)に延在している。
さらにスタッドは有利には円柱状に構成されており、スタッドの円柱軸は特に有利には、プラスチック口金部分の軸に対して垂直に延在している。
別の構成ではスタッドは終端面を有している。殊に終端面は、スタッドの中央軸に沿ったスタッドの空間的な拡がりを制限する。円柱対称なスタッドの場合には、中央軸は、スタッドの円柱対称軸に相当する。特に有利には、補強繊維の配向の有利な方向は、スタッドの中央軸に沿って延在する。
スタッド内の補強繊維の配向は殊に、次のような場合に有利な方向を有する。すなわち、所定の、任意に空間内に配向された直線と、個々の補強繊維の各主要延在方向との間の最小角度の角度分配が等分配とは異なっており、最大値を有している場合である。従って、有利な方向は、可能な限り小さい角度の場合に、角度分配の最大値が位置している線に沿って延在している。これとは異なり、補強繊維の主要延在方向の等方性の分配を有する補強繊維の場合には、このような線に関する全ての角度は等しい確率で生じる。
別の有利な構成では、スタッド内で補強繊維の配向は有利な軸を有している。この軸は特に有利には、スタッド内の補強繊維の配向の有利な方向において延在している。殊に、この有利な軸はスタッドの終端面を通る。さらに、この有利な軸は、スタッドの中央軸に沿って、またはスタッドの中央軸に対して平行に延在する。
第1の有利な構成では、補強繊維は有利な軸に対して平行に延在するか、または有利な軸から離れるように湾曲して延在する。殊に、有利な方向から離れるように曲げられた補強繊維は、スタッド内で双曲線状に延在する。この場合には、スタッド終端面への補強繊維の延在は、漸近線状に有利な方向に近づく。さらに、スタッド内の補強繊維の延在は少なくとも領域的に、有利な軸に関して円柱対称に構成される。
第2の有利な構成では、補強繊維は有利な方向へ向かって曲げられて延在する。殊に、スタッド内の補強繊維の空間的な配向分配は、少なくとも領域的に、回転楕円状に、回転対称軸として有利な軸を備えて構成される。
補強繊維が上述のように延在する場合、殊に上述した2つの有利な構成の場合には、スタッド内の全ての補強繊維がこれらの各延在の流れをたどる必要はない。むしろこれは単に、スタッド内の補強繊維の主要部分がたどる、補強繊維延在の基本パターンとみなされるべきである。このような基本パターンに従って補強繊維を配向することによって、スタッド強度を容易に上げることができる。
特に有利な構成では付加的に、別のスタッドが、上述した、第1または第2の有利な構成形態に即して構成される。このようにして、有利には、2つのスタッドのスタッド強度が上げられる。複数のスタッドを、スタッド強度に関して同様に構成することができる。スタッドの破壊は、このようなランプ口金を有するランプの作動中に既に、ランプの故障を生じさせることがある。従ってランプ口金の機械的な負荷容量のために通常は、より弱いスタッド強度を有するスタッドのスタッド強度が重要である。従って2つのスタッドが比較的高いスタッド強度を有するランプ口金は、特に高い機械的な負荷容量を有している。
殊に次のような力がスタッド強度の尺度と見なされる。すなわち、プラスチック口金部分からスタッドを折り取るのに費やされなければならない力である。
有利な構成ではランプ口金は、付加的な補強部材を1つないし複数のスタッドに対して有している。例えば、補強部材は金属薄板によって構成される。補強部材、例えば金属薄板は、有利には部分的に、プラスチック口金部分のプラスチック材料内に埋設される。この付加的な補強部材によって、1つないしは複数のスタッドの耐破壊性が格段に高められる。このような補強部材はドイツ連邦共和国公開公報DE102004025268号に記載されている。この文献の開示内容は本願に参照として取り入れられている。
特に有利にはスタッドに対するこの付加的な補強部材は、環状の金属部材に成形されたタブとして構成されている。このような環状の金属部材は付加的に、ランプの導電性接続のための金属部材として使用可能である。
プラスチック口金部分のプラスチック材料は有利には、高温耐性のプラスチックから成る、または少なくともこのようなプラスチックを含んでいる。例えば、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリ硫化フェ二リン(PPS)および液晶ポリマ(LCP)のグループからのプラスチックが使用される。
LCPは殊に、特に有利なガス発生特性(Ausgasungsverhalten)を特徴としている。これは次のことを意味している。すなわち、LCPランプ口金を備えたランプの作動時に、別のプラスチックと比べて比較的少ない材料がガスを発生し、ランプでの(殊にランプの光学的にアクティブな部材、例えばビーム透過面またはレンズでの)材料の沈殿が格段に低減される、ことを意味している。
補強繊維は有利にはグラスファイバとして構成される。典型的にプラスチック材料はグラスファイバと混ぜられる。ここでグラスファイバは20%から70%までの間であり、有利には30%から50%までの間である。択一的または付加的に別の補強繊維、例えば炭素繊維も使用可能である。
有利な構成ではランプ口金は、高圧放電ランプ用のランプ口金として構成されている。このようなランプは例えば30kVのパルスを有する高圧パルスで点弧されるので、口金の高圧耐性は殊に重要である。必要な高圧耐性は殊に、この種のランプの取り付けのために設けられた、ホルダーに設けられたシーリングによって得られる。
ランプ口金をこのシーリングに押圧するために比較的高い力が必要であり、これは高いスタッド強度、典型的には100N以上の力までの耐破壊性を必要とする。従って補強繊維を有するプラスチック口金部分を備えたランプ口金はこのような高圧放電ランプに特に適している。ここでスタッドにおいてこの補強繊維は有利な方向に配向されている。
特に有利には、ランプ口金は車両ランプ用のランプ口金として、殊に車両の投光器、例えばヘッドランプ用の口金として構成される。少なくとも1つの成形されたスタッドを備えたプラスチックソケット部分を有しているランプ口金の本発明の製造方法は以下のステップを有している:すなわち、
a)鋳造空間を伴う鋳型を供給する、
b)補強繊維が混ぜられたプラスチック材料を含んでいる成形材料を、鋳型の注入口を介して鋳造空間内に流し込む、ここでこの成形材料は少なくとも部分的に、スタッドの形成のために成形された、鋳型の鋳造空間の部分空間を通って流れる、
c)ランプ口金を仕上げる、ステップを有している。
プラスチック質量体が、スタッド成形のために成形された鋳型の部分空間を通って流れるので、スタッド内の補強繊維の配向の有利な方向の形成が促進される。典型的に、スタッド内での補強繊維の配向の有利な方向はステップc)の後、流れ方向に沿って延在する。ここでこの流れ方向において成形材料が、スタッドの形成用に成形された鋳型の鋳造空間の部分空間を通って流れる。
有利な構成では鋳造空間は、別のスタッドの形成用に成形された別の部分空間を有する。この場合にはステップb)において、成形材料が少なくとも部分的に、この別の部分空間を通って流れる。有利にはこのようにして同じように、別のスタッドのスタッド強度が高められる。従って2つのスタッドのスタッド強度は従って、ほぼ同じ値を有する。通常は、スタッドが折れることによって既に、このようなランプ口金を有するランプが故障してしまうので、このようにしてランプ故障に対する機械的な負荷上限を高められるのは有利である。
有利な構成では、ステップb)の前に、スタッド用の付加的な補強部材(Versteifungselement)が鋳造空間内に入れられ、この補強部材はステップb)において成形材料によって少なくとも部分的に取り囲まれる。この付加的な補強部材によって、スタッド強度が格段に高められる。有利には、ランプ口金は各スタッドに対してそれぞれ1つの付加的な補強部材を有している。特に有利には、これらの付加的な補強部材は相互に一体的に接続されている。これによって、鋳型内の付加的な補強部材の配置が容易になる。択一的に各スタッドは、1つの別個の付加的な補強部材を有することができる。2つの場合において有利には、2つのスタッドのスタッド強度が上げられる。
有利な構成では、ステップb)において、スタッドに湯口部分(Angussteil)が構成される。湯口部分とは殊に、プラスチック口金部分用の成形材料によって形成される部分であり、成形されるべきプラスチック口金部分を越えて突出する。湯口部分は典型的には、鋳型の注入口に設けられる。プラスチック口金部分を仕上げるために、湯口部分はステップc)において、成形材料の硬化の後に、スタッドから別個にされる。このような分断によって、スタッドに、殊にスタッドの終端面に、分断箇所が生じる。スタッド内の補強繊維の空間的な配向の有利な軸は、有利にはこの分断箇所を通って延在する。
さらに別のスタッドに別の湯口部分を構成することができる。これは同じようにステップc)において、別のスタッドから離される。この場合には鋳型は有利には別の注入口を有しており、この注入口を通って、ステップb)において成形材料が鋳造空間内に流れ込む。従ってステップb)においては、スタッド形成のために設けられた2つの部分空間を通って、成形材料の一部が流れる。2つのスタッドにおける、有利な方向に沿った補強繊維の配向はこれによって促進される。これは有利にはスタッド強度を高めることができる。
別の有利な構成では、ステップb)において、スタッド形成のために成形された鋳型の鋳造空間の部分空間を通って流れる成形材料部分によって、オーバーフロー部分が構成される。このために鋳型の鋳造空間は、オーバーフロー部分の形成のために成形されたオーバーフロー部分空間を有している。ステップb)の後、このオーバーフロー部分は、製造されるべきプラスチック口金部分を越えて突出し、スタッドに接する。ステップc)では、オーバーフロー部分が、製造されるべきプラスチック口金部分から離される。成形材料が、スタッドを形成するために成形された鋳型の部分空間を通って流れることによって、有利な方向を有する補強繊維の配向が促進される。このようにして有利にはスタッド強度が高められる。
さらにステップb)では、別のスタッドを形成するために成形された鋳型の鋳造空間の別の部分空間を通って流れる成形材料部分によって、別のオーバーフロー部分が形成される。別のオーバーフロー部分を形成する場合は、このために鋳型は別のオーバーフロー部分空間を有する。これによって2つのスタッドを、スタッド内の補強繊維の配向に関して同様に構成することができる。従って2つのスタッドのスタッド強度は有利には相互に合わせられる。
別の有利な構成では、スタッドに湯口部分が形成され、別のスタッドにオーバーフロー部分が形成される。湯口部分およびオーバーフロー部分はステップc)において分断される。このような構成でも、各成形材料部分はスタッドを形成するために成形された2つの部分空間を通って流れる。従って有利な方向を有するスタッド内での補強繊維の配向が促進され、これによって、有利には2つのスタッドのスタッド強度が高められる。
別の有利な構成では、成形材料の流し込みは、ステップb)において注入成型、殊に射出成型によって行われる。プラスチック口金部分は殊に、射出成型部分として形成される。
本発明の別の特徴、有利な実施形態および有効性を以下の実施例の説明において図面と関連させて説明する。
概略的な斜視図に基づいて、本発明のランプ口金を有するランプの実施例 図1Aのランプの概略的な平面図 スタッドの概略的な断面図に基づいて、スタッド内の補強繊維の配向の実施例 スタッドの概略的な断面図に基づいて、スタッド内の補強繊維の配向の実施例 付加的な補強部材の実施例の概略的な図 図3Aに示された付加的な補強部材を有するスタッド領域内の本発明のランプ口金の概略的な断面図 付加的な補強部材を有する本発明のランプ口金のためのそれぞれ別の実施例の概略的な図 付加的な補強部材を有する本発明のランプ口金のためのそれぞれ別の実施例の概略的な図 概略的に示された中間ステップに基づく、本発明による方法の第1の実施例 概略的に示された中間ステップに基づく、本発明による方法の第1の実施例 概略的に示された中間ステップに基づく、本発明による方法の第1の実施例 概略的に示された中間ステップに基づく、本発明による方法の第2の実施例 概略的に示された中間ステップに基づく、本発明による方法の第2の実施例 概略的に示された中間ステップに基づく、本発明による方法の第2の実施例 概略的に示された中間ステップに基づく、本発明による方法の第3の実施例 概略的に示された中間ステップに基づく、本発明による方法の第3の実施例 概略的に示された中間ステップに基づく、本発明による方法の第3の実施例
図面において同一、同種および同様に作用する要素には、同一の参照番号が付されている。
図1Aは、本発明のランプ口金2を有するランプ1の斜視図を概略的に示している。このランプの平面図は図1Bに示されている。ランプ口金は例えば、いわゆるP32d型口金用の国際規格IEC60061−1を満たすように形成されている。
図示されたランプは高圧放電ランプであり、殊に、約35Wの電力消費を有するハロゲン金属蒸気高圧放電ランプである。これは自動車のヘッドランプ内で使用されるために設けられている。
光透過性の、円柱状保護バルブ10内には、図示されていない放電容器が配置されている。この放電容器の内部空間には2つのガス放電電極並びにキセノンおよび金属ハロゲン化物を含んでいる、イオン化可能な充填物が、ガス放電の形成のために設けられている。 放電容器、保護バルブ10およびランプ口金へのその固定は例えば上述の欧州公開公報EP0786791A1号に詳細に記載されている。
ランプ口金2は、プラスチック口金部分20を有している。このプラスチック口金部分にはスタッド21と別のスタッド22が形成されている。スタッド21および22を有するプラスチック口金部分20は一体的に成形されている。プラスチック口金部分は、上面201と下面202との間に延在している。側面203は上面と下面の間に延在しており、プラスチック口金部分20の軸に関して領域的に円柱対称に構成されている。ここでこの軸は上面と下面を貫通している。さらに、この軸はランプ1の主要延在方向に沿って延在している。
さらにランプ口金2は環状の金属部材3を有している。このような環状の金属部材は、ランプ1の電気的な接触接続に用いられる。殊にこの環状の金属部材は、電流帰還部材11と導電性に接続されている。
スタッド21および22は放射状に外部へ向かって構成され、殊に、相互に正反対に配置されている。これらのスタッドは、ホルダー内、殊にバヨネット式ホルダー内でランプ口金2を固定するために用いられる。
スタッド21および22内の補強繊維はそれぞれ有利な方向に配向されている。補強繊維の延在を、図2Aおよび2Bに関連してより詳細に説明する。
図2Aはスタッド21ないし22の断面を概略的に示している。ここでスタッド21の中央軸217ないし別のスタッド22の中央軸227がこの断面内にある。
スタッド21および22は、中央軸217ないし227に関して円柱対称に構成されている。殊に、スタッドの中央軸はそれぞれ、プラスチック口金部分の軸に対して垂直に延在している。中央軸の方向におけるスタッド21および22の空間的な延在はそれぞれ終端面215ないし225によって制限される。
図2Aでは、スタッド21の補強繊維4の配向は有利な軸を有している。この軸はスタッドの中央軸217と一致して延在している。この有利な軸は、補強繊維の配向の有利な方向で延在している。この有利な軸と中央軸217が一致して延在しているのは有利である。なぜならこのような場合には、スタッド21内の補強繊維の配向を、有利な軸に関して特に良好に回転対称にすることができるからである。しかしこれとは異なり、有利な軸が中央軸217に対して平行にまたは傾斜して延在してもよい。
図2Aでは、スタッド21内で補強繊維4がこの有利な軸へ向かって曲がって延在している。殊に、スタッド21内のこの補強繊維4の空間的な配向分配は回転楕円状に構成されている。図は、繊維の流れを分かりやすくするために、5つの回転楕円による断面を示しており、その表面に沿って、補強繊維が有利に延在する。このような回転楕円の回転対称軸は、中央軸217によって形成されている有利な軸に沿って共線状に延在する。
殊に、回転楕円の形状は少なくとも部分的に球形とは異なる。従って、スタッド21内の補強繊維の空間的な配向分配は、中央軸217に沿った有利な方向を有している。スタッドの図示の断面において、中央軸と個々の補強繊維の各主要延在方向との間に角度が生じる頻度は、小さい角度へ向かって上昇する。従ってスタッドの断面に基づいて、空間的な配向分配の有利な方向が求められる。
有利な方向を有する補強繊維の択一的な配向が図2Bに示されている。補強繊維4は、有利な軸に対して平行にまたは有利な軸から離れるように曲がって延在している。殊に、スタッド21内で有利な軸から曲がっている補強繊維4は双曲線状である。ここでこの補強繊維の延在は、スタッドの終端面215に向かって漸近線状に、有利な方向に近づく。補強繊維の有利な延在は同じように、有利な軸に対して回転対称に、ひいては中央軸217に対して回転対称に構成されている。
図2Aと2B内にそれぞれ示された延在は、スタッド21内で補強繊維4が有利にはどのように配向されるのかを示しているだけである。これは、スタッド内の全ての補強繊維が、このような繊維経過の基本パターンに従って構成されることを意味しているのではない。同じように、対称に関する記述はこのような基本パターンに関する。個々の補強繊維の実際の流れは通常、正確に回転対称に構成されているのではない。
図2Aおよび2Bに示された、スタッド内の補強繊維の配向はそれぞれ有利な方向を有している。ここでこの有利な方向は殊に、各スタッドの中央軸に沿って延在している。これによって両者の場合において有利にはスタッド強度が高められる。
当然ながら、別のスタッド22内の繊維延在も、図2Aまたは2Bに関連して示されたように実施可能である。この場合には、補強繊維4の配向の有利な軸は、別のスタッド22の中央軸227に沿って延在する。
特に有利には、スタッド21および22はそれぞれ、図示された配向分配のそれぞれ1つを有している。このようにして、有利には2つのスタッドのスタッド強度を同時に高めることができる。
図3Bには、ランプ口金の実施例が示されている。ここでランプ口金は、スタッド21用の付加的な補強部材31を有している。ここで図3Bは、概略的に、スタッド21を通る断面を示している。補強部材31はタブとして構成されている。これは、環状の金属部材3として形成されている。さらに、この補強部材は、ランプ口金20のプラスチック材料内に埋設されている。
環状の金属部材は図3A内に、斜視図で概略的に示されている。この環状の金属部材3は2つのタブ31および32を有している。これらのタブは正反対に配置されており、放射状に外部へ向かって延在している。ここでこのラッチ31はスタッド21を付加的に補強するために設けられており、ラッチ32はスタッド22を付加的に補強するために設けられている。この環状の金属部材3にはさらに、半径方向に曲げられた溶接タブ33が形成されている。この溶接タブは切り欠き部34を有している。これは電流帰還部11の電流供給ワイヤーの電気的な接触接続のために用いられる。
この付加的な補強部材31を、環状の金属部材と別個に構成することもできる。このために、図4Aおよび4Bに2つの実施例が示されている。ここで補強部材はそれぞれ、金属薄板として構成される。図4Aにおいて補強部材は実質的に環状に構成されており、第1の辺311と第2の辺312とを有している。図4Bに示された実施例では補強部材31は実質的にU字状に構成されており、スタッド21の外面の大部分を覆っている。
補強部材ないしは環状金属部材に対する、図3Aから4Bに示された実施例は上述した、ドイツ連邦共和国公開公報DE102004025268に詳細に記載されている。
図1〜4に示された実施例では、プラスチック口金部分20およびプラスチック口金部分に形成されたスタッド21および22は有利には、高温耐性のあるプラスチックから成る、または少なくともこのようなプラスチックを含む。さらにこのプラスチックは有利には機械的に高い耐性を有している。例えば、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリ硫化フェ二リン(PPS)および液晶ポリマ(LCP)のグループからのプラスチックが使用される。商品名ULTEM(R)としても知られているポリエーテルイミドは典型的に、30%のグラスファイバ割合を有している。ポリエーテルイミドによってスタッドが構成され、このスタッドは付加的な補強部材を用いることなく、既に500Nよりも高い強度を有している。このような材料の破壊延伸は約2%である。
VECTRA(R)またはZENITE(R)の商品名で知られている液晶ポリマ(LCP)の場合、この材料内でのグラスファイバの割合は30%から50%までの間である。LCPは殊に、ガス発生特性に関して、殊に高い経年劣化安定性を有している。従って高い温度耐性を有している他のプラスチックと比べて、LCPは次のようなランプの製造を可能にする。すなわち、プラスチック口金部分20のガス発生による光学的なコンポーネント、例えば保護バルブ10の曇りが実質的に低減されるランプの製造を可能にする。LCPは強く異方性の、高結晶性の材料であり、この材料は既に液相において結晶性の領域を構成することができる。従って、結晶の適切な配向によって、例えば注入成型または射出成形によるプラスチック口金部分の製造の間のスタッド強度を改善することができる。グラスファイバに対して択一的または付加的に補強繊維を例えば炭素繊維として構成することもできる。
図5A〜5Cには、中間ステップの概略的な図に基づいた、本発明の、ランプ口金2の製造方法に対する第1の実施例が示されている。ここでは例えばそれぞれ2つのスタッド21および22を有するランプ口金のための方法が示されている。図5Aには概略的に、鋳型5の断面が示されている。これはランプ口金2の製造のために供給され、鋳造空間50を有している。ここでこの断面は鋳造空間50を通って直径方向に延在しており、放射状に外部へ向けられた、殊に正反対に配置されたスタッド21および22を形成するために設けられた部分空間51ないし52がこの断面で見られる。例えばランプ1の電気的な接触接続のために設けられる、または付加的な補強部材として設けられる、仕上げられたランプ口金2内に設けられる部分を、鋳造空間50内への成形材料の流し込み前に配置することができる。これは見やすくするために、図5A〜7Cには明示されていない。従って成形材料は少なくとも部分的に、この部分の周りを流れる。殊に、この鋳造空間内には、スタッド21および/またはスタッド22のための付加的の固定部材31が配置される。これは図3A〜4Bに関連して記載されたような補強部材である。
図5Aに示された実施例では、鋳造空間はオーバーフロー部分空間58および湯口部分空間53を有している。湯口部分空間は鋳型5の注入口55に接する。ランプ口金を製造するために、鋳造空間には、注入口を介して成形材料が充填されている。このような流し込みは注入成型、例えば射出成型によって行われる。
プラスチック口金部分を構成するための成形材料は注入成型可能な状態で、注入口55を通って、鋳型5の鋳造空間50内に流し入れられる。ここで注型材料は、スタッド21の形成のために成形された部分空間51を通る。さらに、成形材料の一部は、別のスタッド22を形成するために成形された部分空間52を通って流れ、これによって、オーバーフロー部分空間58が成形材料によって満たされる。従って成形材料の少なくとも一部は、スタッド21および22の成形のために設けられた2つの中空空間51ないし52を通る。成形材料が2つのスタッド21および22を通って流れるので、補強繊維を有利な方向に配向することが促進される。有利な方向は、成形材料が各部分空間51および52を通って流れる方向に沿って延在する。
成形材料を補強した後、図5Bに概略的に示された、湯口部分211およびオーバーフロー部分224を有するプラスチック口金部分20が鋳型5から取り出される。湯口部分211およびオーバーフロー部分224は各スタッド21ないし22から放射状に、外部へ向かって延在している。
後続のステップにおいて湯口部分211およびオーバーフロー部分224は、スタッド21ないし22から離される。この分断は有利には機械的に、例えば折り取り、切断またはソーカットによって行われる。プラスチック口金部分20を有する、仕上げられたランプ口金2は図5Cに示されている。
スタッド21内の補強繊維の空間的な配向分配は、図2Aに関連して記載したように実施される。補強繊維のこのような配向分配は典型的に、スタッドの形成用に設けられた、鋳型5の鋳造空間50の空間部分51が湯口部分空間53に接しているスタッド用のものである。
別のスタッド22内の補強繊維の配向分配を、図2Bに関連して説明した配向分配に相応に構成することができる。このような配向分配は典型的に次のことによって実現される。すなわち、成形材料の一部が成形材料の流し込み時に、オーバーフロー部分に接するスタッド22の形成用に設けられた鋳造空間52を通って流れることによって実現される。ここでオーバーフロー部分空間58が満たされる。ここでは、スタッドの形成用に成形された部分空間の製造時に、オーバーフロー部分空間に接していないスタッドに比べて、有利な方向を有する補強繊維の配向の形成が促進される。従って有利にはスタッド強度が高められる。
スタッドがプラスチック口金部分20から折り取られる、ランプ口金の軸に沿って作用する力の測定時には、図5に関連して説明された方法に従って製造されたランプ口金の場合には平均で、製造中に、別のスタッドのオーバーフロー部分の形成が省かれている比較ランプ口金の場合よりも約20%〜30%だけ高い値が生じる。図5Aに示された鋳型5とは異なって、この比較ランプ口金の別のスタッドの形成用に成形された部分空間にオーバーフロー部分空間は接していない。従って、比較ランプ口金の製造時には、別のスタッドの形成用に設けられた部分空間を通る成形材料の流れは可能ではない。従って、定められた流れ方向に沿った比較ランプ口金の別のスタッドにおける補強繊維の配向は妨害される。この結果、比較ランプ口金の別のスタッド内の補強繊維の配向に対して、有効な有利な方向は生じない。
これと相応のことが、比較ランプ口金の場合に生じる。すなわち始めに、補強繊維の有利な方向を有していない別のスタッドの大部分が折れる。この後に、比較ランプ口金では、別のスタッドが、それを通って成形材料が流し込み時に注入口を通って流れるスタッドよりも弱くなる。従って有利な方向に沿ったスタッド内の補強繊維の図示の配向によって、スタッドの機械的な負荷容量が上昇する。
図3Aおよび3Bに関連して説明したように構成され、配置された、スタッド21ないし22に対する付加的な補強部材31および32を有するランプ口金での測定の場合には、スタッド強度は実質的に約380Nから、500Nを越える平均値へと上昇する。従って付加的な補強部材によって有利には、スタッドの機械的な負荷容量がさらに上昇される。
示された測定値はそれぞれランプ口金2に関する。ここではプラスチック口金部分20は、補強繊維としてグラスファイバを有するLCP材料によって構成されている。
仕上げられたランプ口金2では、スタッド21および22はそれぞれ1つの分断箇所210ないし220を有している。このような分断箇所は、オーバーフロー部分224ないし湯口部分211を分断するときに生じる。スタッド21および22内の補強繊維の配向の有利な軸は、この分断箇所210ないし220を通る。
図6A〜6Cにおいて、中間ステップに基づいて示された、本発明の方法に対する第2の実施例では、鋳型5は、図5Aに示された鋳型5と次の点において異なっている。すなわち鋳型が注入口55に対して付加的に、別の注入口56を有しているという点において異なっている。ここで注入口55には湯口部分空間53が形成され、別の注入口56には湯口部分空間54が形成される。このような2つの湯口部分53および54はそれぞれ、第1のスタッドを形成するために成形された部分空間51ないし、別のスタッドを形成するために成形された別の部分空間52と接する。従ってこのような実施例では成形材料は注入口55および別の注入口56を通って、鋳型5の鋳造空間50内に流れ込む。図6Bには再び、スタッド21と別のスタッド22並びにスタッドに接するオーバーフロー部分211と別のスタッド22に接するオーバーフロー部分222とを備えたプラスチック口金部分20が示されている。
図6Cは再び、湯口部分211および別の湯口部分222の切り離し後のプラスチック口金部分20を備えた、仕上げられたランプ口金2を示している。この分断時には同じように、スタッド21で分断箇所210が生じ、別のスタッド22で分断箇所220が生じる。
スタッド21および別のスタッド22内の補強繊維はそれぞれ、図2Aに関連して説明されたような、有利な方向を備えた空間的な配向分配を有している。従って2つのスタッド内で補強繊維は有利な方向に配向されている。これによって2つのスタッドのスタッド強度は有利には相互に合うように調整される。
図7A〜7Cにおける中間ステップの概略図に基づいて示された、本発明による方法の第3の実施例では、図5Aに示された鋳型と図7Aに示された鋳型5は次の点において異なる。すなわち、第1のスタッド21の形成用に成形された部分空間51にオーバーフロー部分空間57が接している、という点において異なる。成形材料が鋳造空間50内に、注入口55を通って流れ込む場合には、成形材料のそれぞれ一部分が、スタッド21の形成用に成形された部分空間51および別のスタッド22の形成用に成形された部分空間52を通って流れ、これによって、この部分空間に接するオーバーフロー部分空間57および58が成形材料によって満たされる。
図7Bは同じように、オーバーフロー部分213および別のオーバーフロー部分224を備えたプラスチック口金部分20を示している。ここでこのオーバーフロー部分213はスタッド21に接し、オーバーフロー部分224はスタッド22に接する。さらに、プラスチック口金部分20には湯口部分231が形成されている。
図7Cは、プラスチック口金部分20を有する仕上げられたランプ口金2を示している。ここではオーバーフロー部分213および別のオーバーフロー部分224並びに湯口部分231が取り除かれている。
これと相応にプラスチック口金部分体は3つの分断箇所210、220および230を有している。
スタッド21および別のスタッド22内の補強繊維の空間的な配向分配は有利な方向を有しており、殊に、図2Bに関連して説明された空間的な配向分配に従って実現される。従ってこの方法のこのような実施例でも、仕上げられたランプ口金は2つのスタッドを有している。ここでは補強繊維の空間的な配向はそれぞれ1つの有利な方向を有している。従ってスタッド21および22内での補強繊維の延在は同じ基本パターンを有している。有利にはスタッド21および22はほぼ同じレベルのスタッド強度を有する。
当然ながら、本発明は、2とは異なる数のスタッドを有する(例えば1つのスタッドまたは3つのスタッドを有する)ランプ口金の製造にも適している。
なお、本発明は実施例に基づいたこれまでの説明によって限定されるものではない。むしろ本発明は、とりわけ請求項に記載の特徴の各組み合わせを含むすべての新たな特徴とすべての組み合わせとを含む。このことは、このような特徴または組み合わせ自体が請求項または実施例に明示的に記載されていない場合も同様である。

Claims (18)

  1. ランプ口金(2)であって、
    当該ランプ口金は、成形された少なくとも1つの第1のスタッド(21)を備えたプラスチック口金部分(20)を有しており、
    当該プラスチック口金部分のプラスチック材料には補強繊維(4)が混ぜられており、
    当該補強繊維の配向は前記第1のスタッド(21)内で、当該第1のスタッド(21)の中央軸(217)に対して平行または傾斜して延在する方向を有しており、
    前記第1のスタッド(21)内の補強繊維(4)の配向は前記方向Aにおいて軸Bを有しており、
    当該軸Bは前記第1のスタッド(21)の終端面(215)を通り、
    前記プラスチック口金部分(20)は、ランプ(1)の軸に関して、前記第1のスタッド(21)と対向する位置にある成形された第2のスタッド(22)を有しており、当該第2のスタッド(22)内で前記補強繊維(4)の配向は、前記第2のスタッド(22)の中央軸(227)に対して平行または傾斜して延在する方向Cを有しており、
    前記第2のスタッド(22)内の前記補強繊維(4)の配向は前記方向Cにおいて軸Dを有しており、
    当該軸Dは前記第2のスタッド(22)の終端面(225)を通る、
    ことを特徴とするランプ口金。
  2. 前記第1のスタッド(21)は、ホルダー内に前記ランプ口金(2)を取り付けるために設けられている、請求項1記載のランプ口金。
  3. 前記ホルダーはバヨネット式ホルダーとして構成されている、請求項2記載のランプ口金。
  4. 前記ランプ口金(2)は前記第1のスタッド(21)のための付加的な補強部材(31)を有している、請求項1から3までのいずれか1項記載のランプ口金。
  5. 前記補強部材(31)は金属薄板によって構成されており、当該金属薄板は少なくとも部分的に前記プラスチック口金部分(20)のプラスチック材料内に埋設されている、請求項4記載のランプ口金。
  6. 前記第1のスタッド(21)は突起(210)を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載のランプ口金。
  7. 前記第1のスタッド(21)内の前記補強繊維(4)は、前記軸Bに対して平行に、または前記軸Bから離れるように曲げられて延在している、請求項1から6までのいずれか1項記載のランプ口金。
  8. 前記軸Bから離れるように曲げられた補強繊維は双曲線状に延在し、当該補強繊維の延在は終端面(215)へ向かって漸近線状に前記方に近づく、請求項記載のランプ口金。
  9. 前記第1のスタッド(21)内で前記補強繊維(4)は前記軸Bの方へ曲げられて延在する、請求項1から6までのいずれか1項記載のランプ口金。
  10. 前記第1のスタッド(21)内の前記補強繊維(4)の空間的な配向分配は少なくとも領域的に回転楕円状に、回転対称軸として前記軸Bを伴って構成されている、請求項記載のランプ口金。
  11. 前記第2のスタッド(22)内の補強繊維(4)は、前記軸Dに対して平行に延在しているか、または前記軸Dから離れるように曲げられて延在している、請求項1から10までのいずれか1項記載のランプ口金。
  12. 前記軸Dから離れるように曲げられた補強繊維は双曲線状に延在し、補強繊維の延在は終端面(225)へ向かって漸近線状に前記方に近づく、請求項11記載のランプ口金。
  13. 前記第2のスタッド(22)内の前記補強繊維(4)は前記軸Dの方へ曲がって延在している、請求項1から10までのいずれか1項記載のランプ口金。
  14. 前記第2のスタッド(22)内の前記補強繊維(4)の空間的な配向分配は少なくとも領域的に回転楕円状に、回転対称軸としての前記軸Dを伴って構成されている、請求項13記載のランプ口金。
  15. 前記補強繊維(4)はグラスファイバまたは炭素繊維として構成されている、請求項1から14までのいずれか1項記載のランプ口金。
  16. 前記第2のスタッド(22)は突起(220)を有している、請求項1から15までのいずれか1項記載のランプ口金。
  17. 請求項1から16までのいずれか1項記載のランプ口金(2)を有している、ことを特徴とするランプ(1)。
  18. 前記ランプは車両用ランプとして構成されている、請求項17記載のランプ。
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