JP5300691B2 - 数値制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、工作機械を数値制御(Numerical Control:NC)する数値制御装置に係り、特に回転軸による旋回機能を有する工具の位置と姿勢を制御することができる工作機械の数値制御装置に関するものである。
従来の数値制御装置において、機械精度等に基づく工具位置誤差を補正する工具位置微調整量(以下、微調整量と表記する)は工具長方向に固定して適用されるように構成されており、回転軸による旋回機能を有する工具の位置と姿勢を制御する際には、工具長と微調整量を合算した長さを工具長情報として座標変換し、工具の旋回角度に応じて、工具旋回位置を制御する座標軸(以下、実軸と表記する)、例えばX軸及びZ軸の位置を算出し、B軸、X軸、Z軸による3軸による補間を実施している。(例えば、特許文献1参照)
以下、従来の微調整量を工具長方向に固定的に適用する数値制御装置を、図2〜図4及び図10〜図14を用いて説明する。
図10は、従来の数値制御装置の構成を示すブロック図であり、1は数値制御装置本体、2は加工プログラム、3は工具長補正量設定画面31及び微調整量設定画面34を有する設定・表示制御部、4はサーボモータである。
数値制御装置本体1は、その内部にプログラム解析部10、補間処理部20、PLC信号I/O部26、PLC信号処理部28、移動量出力部30、揮発性メモリ40、不揮発性メモリ50を持ち、プログラム解析部10は、構成要素として、補正量抽出部17、補正量算出部15及び移動量算出部16を含む。補間処理部20は、構成要素として、補間処理部本体21及び座標変換処理部22を含む。揮発性メモリ40は、その構成要素として、選択中補正量記憶部42、工具長記憶部44、移動量記憶部45、機械制御位置記憶部46及びPLC信号記憶部48を含む。不揮発性メモリ50は、構成要素として、工具長補正量記憶部51及び微調整量記憶部52を含む。プログラム解析部10、補間処理部20、移動量出力部30及びPLC信号処理部28は、ソフトウェアで実現されており、また揮発性メモリ40及び不揮発性メモリ50へは、自由にアクセスできる。
数値制御装置本体1の外部には、設定・表示制御部3、サーボモータ4が接続されており、加工プログラム2を用いて工具先端位置を指令する。
設定・表示制御部3は、工具長補正量設定画面31及び微調整量設定画面32を含み、数値制御装置のオペレータは、工具長補正量設定画面31、微調整量設定画面32を介して工具長補正量記憶部51、微調整量記憶部52にアクセスが可能である。
また、図13は微調整量設定画面32の表示項目を表した図であり、微調整量設定部34の(1)には工具長方向、(2)には工具径方向、(3)には工具長方向(1)と工具径方向(2)の両方に直交する方向の微調整量をセットする。また、図14は工具長補正量設定画面31の表示項目を表した図であり、工具長補正量設定部36の(1)には工具長方向、(2)には工具径方向、(3)には工具長方向(1)と工具径方向(2)の両方に直交する方向の工具長補正量をセットする。
次に図10の構成による数値制御装置の動作について、図2〜図4及び図11〜図14を参照しながら説明する。
数値制御装置のオペレータは、工具長補正量設定画面31及び微調整量設定画面32を介して、工具長補正量記憶部51に工具長補正量を、微調整量記憶部52に微調整量をセットしておく。
ここで図13における補正番号(04)の微調整量設定部34−(1)に工具長方向の微調整量Cx、(2)と(3)には0をセットする場合、図14における補正番号(04)の工具長補正量設定部36−(1)に工具長補正量Tx、(2)と(3)には0をセットする場合を考える。
図12は、補正量抽出部17の処理フローである。ステップS211において、プログラム解析部10が加工プログラム2の2−2ブロックを解析し、補正量変更指令、例えばT04が指令されていることを解析する。T04指令を解析すると、ステップS212において、補正量抽出部17は、指令された補正番号(04)の工具長補正量(Tx,0,0)を工具長補正量記憶部51から抽出し、また指令された補正番号(04)の微調整量(Cx,0,0)を微調整量記憶部52から抽出し、選択中補正量記憶部42にセットする。
微調整量の適用は、補正量算出部15及び移動量算出部16により実現する。
図11は、補正量算出部15及び移動量算出部16の処理フローである。
ステップS501において、プログラム解析部10が、加工プログラム2の2−3ブロックで移動指令、例えばG00Z0X0B90.を解析する。ここで、プログラム上の指令位置は、微調整量が0の状態における工具先端位置を指令するものとする。ステップS502において、補正量算出部15は、選択中補正量記憶部42に記憶している微調整量Cxと工具長Txを合算した量を、工具長記憶部44にセットする。ステップS503において、移動量算出部16は、2−3ブロック直前の指令位置と2−3ブロックの指令位置の変化量を算出し、移動量記憶部45にセットする。
補間処理部本体21は、一定の周期で補間処理を実行する処理部である。補間処理部本体21は、移動量記憶部45にセットされた移動量にしたがって補間を実施し、機械制御位置記憶部46に位置情報をセットする。また、工具が旋回する場合、補間処理部本体21は、座標変換処理部22を用いて、工具先端位置が補間位置からずれないように工具旋回中心位置を算出する。このとき、座標変換処理部22は、工具長記憶部44の内容、即ち微調整量を加算した工具長(Tx+Cx)を用いて座標変換処理を実行する。補間処理部本体21は、座標変換処理部22の計算結果を機械制御位置記憶部46にセットする。
なおこの座標変換処理について、図2、図3を用いて説明すると、次の通りである。
即ち、図2は、工具旋回角度0度状態における、プログラム上の指令位置C、工具旋回中心位置B、工具先端位置A及び微調整量64の位置関係を表す図であり、図3は、工具旋回角度90度状態における、プログラム上の指令位置C、工具旋回中心位置B、工具先端位置A及び微調整量64の位置関係を表す図である。
また図2、図3において、直線65は、工具旋回角度0°状態において工具長方向に並行かつ工具先端位置Aを通る線であり、直線66は、工具旋回角度90°状態において工具長方向に並行かつ工具先端位置Aを通る線であり、71は直線65と直線66がなす角、即ち工具旋回角度である。
図2において、微調整量64は、工具長方向、即ちX軸方向に大きさCxの微調整量が適用されている。座標変換処理部22では、工具長記憶部44の内容、即ち微調整量を加算した工具長(Tx+Cx)である線分CBを、プログラム指令位置Cを中心に旋回させる変換を実施する。変換処理を実行した結果、図3のように、微調整量64は、工具長方向、即ちZ軸方向に大きさCxの微調整量に変換される。
移動量出力部30は、機械制御位置記憶部46から位置情報を取得し、サーボモータ4に対して位置を出力する。
特開平5−303410号公報(第2−4頁、第1図)
上記のような従来の数値制御装置は、微調整量の適用方向を工具長方向に固定としているため、図2のように工具旋回角度0度の状態においてX軸方向の微調整のために微調整設定部34−(1)にセットした微調整量Cxは、工具が旋回した状態、例えば図3のように工具が90度旋回した状態では、工具長補正量Txとともに90度旋回し、Z軸方向に大きさCxの微調整量として適用される。
数値制御装置を用いた工作機械による加工方法には、工具の旋回角度を変化させずに、斜め方向または90度方向の固定工具のように扱って加工することがあり、その際の微調整量は、図4や図8に示すように、工具旋回角度によらず実軸方向(X軸方向やZ軸方向など)に適用するほうが調整しやすい場合がある。
ところが、従来のものは、微調整量の適用方向が工具長方向に固定されているために、微調整量を実軸方向への微調整ができないという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、工具が旋回したとしても、微調整量を実軸の方向へ適用できる数値制御装置を得ることを目的としている。
またこの発明は、微調整量を工具長方向あるいは実軸方向の何れかに適用できる数値制御装置を得ることを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、工具に適用される工具位置微調整量を前記工具の旋回位置にかかわらず実軸方向に適用する手段を備える構成としたものである。
また本発明の数値制御装置は、工具に適用される工具位置微調整量を前記工具の旋回位置にかかわらず実軸方向に適用する手段と、前記工具位置微調整量を前記工具の旋回位置にかかわらず工具軸方向に適用する手段と、前記手段を切換える切換え手段とを備える構成としたものである。
本発明によれば、工具が旋回したとしても、工具位置微調整量を実軸方向に適用することが可能となる。
また本発明によれば、あらかじめ登録された微調整量を、工具長方向あるいは実軸方向のいずれに適用するかを任意のタイミングで決定することが可能になる。このことにより、加工内容毎に最適な方向に工具位置の微調整が可能になるという効果がある。
本発明の実施例1による数値制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1において工具旋回角度0度の場合の工具の状態を表す図である。 本発明の実施例1において微調整量を工具長方向に適用し、工具旋回角度が90度の場合における工具の状態を表す図である。 本発明の実施例1において微調整量を実軸方向に適用し、工具旋回角度が90度の場合における工具の状態を表す図である。 本発明の実施例1による微調整量適用モード設定処理部の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例1による補正量抽出部の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例1による移動量算出部と補正量算出部の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例1において微調整量を実軸方向に適用し、工具旋回角度が任意の角度の場合における工具の状態を表す図である。 本発明の実施例1による微調整量設定画面と設定例を示す図である。 従来の数値制御装置の構成を示すブロック図である。 従来の数値制御装置による移動量算出部と補正量算出部の処理を示すフローチャートである。 従来の数値制御装置による補正量抽出部の処理を示すフローチャートである。 従来の数値制御装置による微調整量設定画面と設定例を示す図である。 従来の数値制御装置による工具長補正量設定画面と設定例を示す図である。
実施例1.
以下本発明の実施例1を、図1〜図9及び図14を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例1による数値制御装置の構成を示すブロック図であり、図において、1は数値制御装置本体、2は加工プログラム、3は工具長補正量設定画面31と、微調整量適用方向設定部35が追加された微調整量設定画面32とパラメータ設定画面33とを有する設定・表示制御部、4はサーボモータである。
数値制御装置本体1の揮発性メモリ40には、微調整量適用方向選択信号(PLCデバイス)29、微調整量適用モード記憶部41及び実軸方向補正量記憶部43が追加され、また不揮発性メモリ50には、微調整量適用方向記憶部53及び微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54が追加されている。
またプログラム解析部10には、加工プログラム2に、微調整量を実軸方向に適用するためのG174.1,Q1指令(もしくは微調整量を工具長方向に適用するためのG174.1,Q0指令)が指令されている場合、微調整量適用モード記憶部41に、微調整量適用方向に関する情報をセットする微調整量適用モード設定処理部11が追加されている。
また、従来の補正量抽出部17に対応する補正量抽出部12には、微調整量適用方向記憶部53及び微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54の設定内容に従って、微調整量適用モード記憶部41に微調整量適用方向に関する情報をセットする機能が追加されている。
また従来の補正量算出部15に対応する補正量算出部13には、工具長補正量記憶部51及び微調整量記憶部52に記憶された工具長及び微調整量を、微調整量適用モード記憶部41に記憶された微調整量適用モードに応じて、実軸方向補正量記憶部43及び工具長記憶部44の夫々に記憶させるか、工具長記憶部44のみに記憶させるかを決定する機能が追加され、また従来の移動量算出部16に対応する移動量算出部14には、実軸方向の移動量に微調整量考慮を可能とする機能が追加されている。
即ち、移動量算出部14には、工具の微調整量を実軸方向に適用する場合、実軸方向補正量記憶部43に記憶されている微調整量を参照し、この微調整量を実軸方向に適用する機能が追加されている。
更にまた、従来のPLC信号処理部28に対応するPLC信号処理部25には、微調整量適用方向選択信号(PLCデバイス)29の信号に従って、微調整量適用モード記憶部41に対して微調整量適用方向に関する情報をセットする機能が追加されている。
なおここで述べる微調整量適用モードとは、微調整量の適用方向を工具長方向に適用するか、微調整量を実軸の方向に適用するかを表す状態のことである。
また、数値制御装置のオペレータは、工具長補正量設定画面31、微調整量設定画面32及びパラメータ設定画面33を介して、工具長補正量記憶部51、微調整量記憶部52、微調整量適用方向記憶部53及び微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54にアクセス可能である。
また、図9は微調整量設定画面32の表示項目を表した図であり、微調整量の設定内容は、微調整量適用モードにより異なる。即ち、微調整量を工具長方向に適用するモード中に使用する場合、微調整量設定部34の(1)には工具長方向、(2)には工具径方向、(3)には工具長方向(1)と工具径方向(2)の両方に直交する方向の微調整量をセットする。また、微調整量を実軸方向に適用するモード中に使用する場合、微調整量設定部34の(1)にはX軸方向の微調整量、(2)にはZ軸方向の微調整量、(3)にはY軸方向の微調整量をセットする。また微調整量適用方向設定部35には、微調整量を適用する方向(実軸方向に適用するか、工具長方向に適用するかの方向)を定義する。
また、図14は工具長補正量設定画面31の表示項目を表した図であり、従来と同様に、工具長補正量設定部36の(1)は工具長方向、(2)は工具径方向、(3)は工具長方向(1)と工具径方向(2)の両方に直交する方向の工具長補正量をセットする。
その他の構成は、従来のものと同様である。
なお、この実施例1において、プログラム解析部10、補間処理部20、各種データが記憶された揮発性メモリ40、不揮発性メモリ50などにより、工具位置微調整量を実軸方向に適用する手段及び工具位置微調整量を工具長方向に適用する手段を構成しており、また、加工プログラム2、設定・表示制御部3、揮発性メモリ40、不揮発性メモリ50、PLC信号処理部25、微調整量適用方向選択信号(PLCデバイス)29などにより、工具位置微調整量を実軸方向に適用する手段と工具位置微調整量を工具長方向に適用する手段との何れの手段を使用するかを切り換える手段が構成されている。
このように構成された数値制御装置における動作について、図1〜図9及び図14を参照しながら説明する。
なお、この実施例1では、微調整量の適用方向を切換える方法として、(A)加工プログラムの指令コードにて微調整量の適用方向を指定する方法、(B)微調整量設定画面32より微調整量適用方向記憶部53に、補正番号毎に微調整量の適用方向を定義しておく方法、(C)パラメータ設定画面33より微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54に、補正番号毎に微調整量の適用方向をパラメータ設定しておく方法、(D)微調整量の適用方向をPLC信号にて行う方法を開示しているが、この各方法を単独又は適宜組合せて、微調整量の補正方向の自動切換えを実現することが可能である。
微調整量の適用方向を切換える方法として、先ず、加工プログラムの指令コードを用いる場合について説明する。
即ち、数値制御装置のオペレータは、微調整量設定画面32及び工具長補正量設定画面31を介して微調整量記憶部52及び工具長補正量記憶部51に、微調整量と工具長補正量をセットしておく。ここで図9における微調整量設定画面32の補正番号(04)の微調整量設定部34−(1)にX軸方向の微調整量Cx、(2)と(3)には0(Z軸方向、Y軸方向の微調整量が0)をセットしておくものとする。また図14における工具長補正量設定画面31の補正番号(04)の工具長補正量36−(1)に工具長補正量Tx、(2)と(3)には0(工具径方向、工具長方向と工具径方向の両方に直交する方向の工具長補正量が0)をセットしておくものとする。
またこのとき、微調整量設定画面32の微調整量適用方向設定部35に微調整量適用方向(工具長方向または実軸方向)を設定せず、またパラメータ設定画面33からも微調整量適用方向を設定しないものとする。即ち、微調整量適用方向記憶部53及び微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54には、何のデータも格納しないものとする。
また、数値制御装置のオペレータは、加工プログラム中の任意のブロックに、微調整量の適用方向を切換えるための指令、例えば、微調整量を実軸方向に適用するためのG174.1,Q1指令(もしくは微調整量を工具長方向に適用するためのG174.1,Q0指令)を記載しておくものとする。
なお、微調整量の適用方向を切換えるための指令はこれに限られるものではない。
前述のように予め設定しておくと、微調整量適用モード設定処理部11、補正量抽出部12、補正量算出部13及び移動量算出部14は、次の通り動作する。
図5は、微調整量の適用方向の切換えを加工プログラム上の指令によって実現するために設けられた微調整量適用モード設定処理部11の処理フローである。
ステップS101において、プログラム解析部10が加工プログラム2の2−1ブロックを解析し、微調整量適用方向を実軸方向に適用する意味の指令であるG174.1,Q1が指令されていることを解析する。G174.1,Q1指令を解析すると、ステップS102において、微調整量適用モード記憶部41に、微調整量記憶部52に格納された微調整量を実軸方向に適用するモードである旨の情報をセットする。なお、微調整量適用方向を工具長方向に適用する意味の指令であるG174.1,Q0が指令されている場合には、微調整量適用モード記憶部41に、微調整量を工具長方向に適用するモードである旨の情報をセットする。
図6は、補正量抽出部12の処理フローである。ステップS201において、プログラム解析部10が加工プログラム2の2−2ブロックを解析し、補正量変更指令、例えばT04(工具番号)が指令されていることを解析する。T04指令を解析すると、ステップS202において、指令された補正番号(04)の工具長補正量(Tx,0,0)を工具長補正量記憶部51から抽出し、また補正番号(04)の微調整量(Cx,0,0)を微調整量記憶部52から抽出し、選択中補正量記憶部42にセットする。
次にステップS203において、補正番号(04)の微調整量適用方向記憶部53に補正方向がセットされているか否かを判断し、補正方向がセットされていれば、ステップS204において、微調整量適用方向記憶部53にセットされている微調整量適用方向を、微調整量適用モード記憶部41に上書きする。また補正方向がセットされていなければ、ステップS205に移行する。
なおこの例の場合、前述したように、微調整量適用方向記憶部53に補正方向がセットされていないため、ステップS205に移行する。
次にステップS205において、微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54に補正方向がセットされているか否かを判断し、補正方向がセットされていれば、ステップS206において、微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54にセットされている微調整量適用方向を、微調整量適用モード記憶部41に上書きする。また補正方向がセットされていなければ終了する。
なおこの例の場合、前述したように、調整量適用方向設定パラメータ記憶部54に補正方向がセットされていないため、終了する。
図7は、補正量算出部13及び移動量算出部14の処理フローである。
ステップS301において、プログラム解析部10が、加工プログラム2の2−3ブロックで移動指令、例えばG00Z0X0B90.を解析する。ここで、プログラム上の指令位置は、微調整量が0の状態における工具先端位置を指令するものとする。次にステップS302において、補正量算出部13は、微調整量適用モード記憶部41を参照し、微調整量適用モード記憶部41に記憶しているモードは何かを判断する(工具長方向への適用モードか、実軸方向への適用モードかを判断する)。
この例の場合、適用モードが実軸方向への適用モードであるため、ステップS321に移行し、このステップS321おいて、選択中補正量記憶部42に記憶している工具長Txを工具長記憶部44にセットし、ステップS322において、選択中補正量記憶部42に記憶している微調整量Cxを実軸方向補正量記憶部43にセットする。
なお、適用モードが工具長方向への適用モードである場合、ステップS311に移行し、このステップS311おいて、選択中補正量記憶部42に記憶している微調整量Cxと工具長Txとを合算し、これを工具長記憶部44にセットし、ステップS312において、実軸方向補正量記憶部43に0をセットする。
最後にステップS303において、移動量算出部14は、2−3ブロック直前の指令位置と2−3ブロックの指令位置の変化量を算出するとともに、実軸方向補正量記憶部43を参照し、実軸方向補正量記憶部43に微調整量Cxがセットされている場合(適用モードが実軸方向への適用モードである場合)、図2に示すように、この微調整量Cxを実軸方向(X軸方向)にオフセットし、移動量記憶部45にセットする。
また、実軸方向補正量記憶部43に微調整量Cxがセットされていない場合、前記オフセット動作は行わず、2−3ブロック直前の指令位置と2−3ブロックの指令位置の変化量を算出し、移動量記憶部45にセットする。
なお、この例の場合は、実軸方向への適用モードであるため、移動量算出部14は、前者の動作を行う。
補間処理部本体21は、移動量記憶部45にセットされた移動量に従って補間を実施し、機械制御位置記憶部46に位置情報をセットする。このとき、工具が図2の状態から図3(又は図4)の状態に90°右旋回する場合、座標変換処理部22は、工具先端位置が補間位置からずれないように、工具旋回中心位置を制御するX軸とZ軸の位置を算出する。即ち、座標変換処理部22は、適用モードが工具長方向への適用モードである場合、工具長記憶部44に保持する工具長Tx+微調整量Cxを用いて座標変換処理を実行し、また適用モードが実軸方向への適用モードである場合、工具長記憶部44に保持する工具長Txを用いて座標変換処理を実行する。
なお、この例の場合は、適用モードが実軸方向への適用モードであるため、工具長記憶部44に保持する工具長Txを用いて座標変換処理を実行する。
適用モードが実軸方向への適用モードである場合における座標変換処理について、図4及び図8を用いて説明すると、次の通りである。
図4は、微調整量を実軸方向に適用した場合の工具旋回角度90度状態における、プログラム上の指令位置C、工具旋回中心位置B、工具先端位置A及び微調整量64の位置関係を表す図である。
図4において、直線65は、工具旋回角度0°状態において工具長方向に並行かつ工具先端位置Aを通る線であり、直線66は、工具旋回角度90°状態において工具長方向に並行かつ工具先端位置Aを通る線であり、71は直線65と直線66がなす角、即ち工具旋回角度である。
微調整量(Cx,0,0)は実軸方向に適用されているため、プログラム指令位置Cと工具先端位置Aの位置関係は、工具旋回角度71に関係なく固定で、X軸方向にCx,Z軸方向に0,Y軸方向に0の微調整量が適用されている。また、工具長記憶部44には微調整量を含まない工具長(Tx,0,0)が保持されており、座標変換処理部22は、大きさTxの線分ABを、工具先端位置Aを中心に90度旋回する座標変換を実施し、工具旋回中心位置Bを制御するX軸及びZ軸の位置を算出する。
また図8は、微調整量を(Cx,Cz,0)と設定(図9の工具番号(4)の微調整量設定部34−(1)欄にCx、(2)欄にCz、(3)欄に0を入力)し、実軸方向に適用した場合の任意の工具旋回角度における、プログラム上の指令位置C、工具旋回中心位置B、工具先端位置A及び微調整量64の位置関係を表す図であり、工具旋回角度71は任意である。この場合もプログラム指令位置Cと工具先端位置Aの位置関係は、工具旋回角度71に関係なく固定で、X軸方向にCx,Z軸方向にCz,Y軸方向に0の微調整量が適用されている。座標変換処理部22は、工具旋回角度71に応じて、大きさTxの線分ABが工具先端位置Aを中心に旋回するように座標変換を実施し、工具旋回中心位置Bを制御するX軸及びZ軸の位置を算出する。なお、図8において68はZ軸方向の微調整量である。
最後に、補間処理部本体21は、座標変換処理部22の計算結果を機械制御位置記憶部46にセットし、移動量出力部30を介してサーボモータ4に位置を出力する。
微調整量の適用方向を切換える方法として、加工プログラムの指令コードG174.1,Q1(またはG174.1,Q0)を用いた場合、以上説明した通り動作する。
また前記の説明では、微調整量の適用方向を切換える方法として、加工プログラムの指令コードG174.1,Q1(またはG174.1,Q0)を用いる場合について説明したが、図9に示すように、微調整量設定画面32の微調整量適用方向設定部35に、補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)を定義しておく(微調整量適用方向記憶部53に補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)を格納しておく)ことで、補正番号選択時に補正方向の自動切換えを実現することも可能である。
以下、微調整量適用方向記憶部53に補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)を格納しておくことで、補正番号選択時に補正方向の自動切換えを実現する場合について、図1、図6、図9及び図14を用いて説明する。
即ち、数値制御装置のオペレータは、図1、図9に示すように、微調整量設定画面32の微調整量適用方向設定部35に、微調整量を適用する工具長方向または実軸方向の定義をし、この微調整量適用方向設定部35を介して補正番号(04)の微調整量適用方向記憶部53に、微調整量を適用する工具長方向または実軸方向を格納しておく。
なおこのとき、加工プログラム2には、微調整量の適用方向を切換える指令コードG174.1,Q1(またはG174.1,Q0)を指令しないものとする(図1の加工プログラム2の2−1ブロックは存在しないものとする)。またパラメータ設定画面33から微調整量適用方向を設定しないものとする(微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54の記憶内容が空欄)。
また、微調整量設定部34及び工具長補正量設定部36には、図9及び図14に示すデータが入力されているものとする。
そしてこの例の場合、補正量抽出部12は図6に示すように動作する。即ち、ステップS201において、プログラム解析部10が加工プログラム2の2−2ブロックを解析し、補正量変更指令、例えばT04が指令されていることを解析する。T04指令を解析すると、ステップS202において、補正量抽出部12は、指令された補正番号(04)の工具長補正量(Tx,0,0)を工具長補正量記憶部51から抽出し、また補正番号(04)の微調整量(Cx,0,0)を微調整量記憶部52から抽出し、選択中補正量記憶部42にセットする。次にステップS203において、補正量抽出部12は、補正番号(04)の微調整量適用方向記憶部53を参照し、ステップS204において、この微調整量適用方向記憶部53に格納されている内容(微調整量適用方向が工具長方向に適用するモード、または実軸方向に適用するモード)を、微調整量適用モード記憶部41に上書きする。なお、この例の場合、微調整量適用方向が実軸方向に適用するモードであるため、微調整量適用モード記憶部41には微調整量適用方向が実軸方向に適用するモードである内容が格納される。
なお、これ以降の動作は、プログラム指令による微調整量適用方向切換えと同様である。
また前記の各説明では、微調整量の適用方向を切換える方法として、加工プログラムの指令コードG174.1,Q1(またはG174.1,Q0)を用いる場合、微調整量設定画面32より微調整量適用方向記憶部53に、補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)を定義(微調整量適用方向記憶部53に補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)を格納)しておく場合について説明したが、図1に示すように、パラメータ設定画面33より微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54に、補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)をパラメータ設定しておくことで、補正番号選択時に補正方向の自動切換えを実現することも可能である。
以下、パラメータ設定画面33より微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54に、補正番号毎に適用方向(例えば0:工具長方向、1:実軸方向)をパラメータ設定しておくことで、補正番号選択時に補正方向の自動切換えを実現する場合について、図1、図6、図9及び図14を用いて説明する。
即ち、数値制御装置のオペレータは、図1に示すように、パラメータ設定画面33より微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54に、微調整量を適用する工具長方向または実軸方向を格納しておく。
なおこのとき、加工プログラムには、微調整量の適用方向を切換える指令コードG174.1,Q1(またはG174.1,Q0)を指令しないものとする(図1の加工プログラム2の2−1ブロックは存在しないものとする)。
また、微調整量適用方向記憶部53に、補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)を格納しないものとする。
更にまた、微調整量設定部34及び工具長補正量設定部36には、図9及び図14に示すデータが入力されているものとする。
そしてこの例の場合、補正量抽出部12は図6に示すように動作する。即ち、ステップS201において、プログラム解析部10が加工プログラム2の2−2ブロックを解析し、補正量変更指令、例えばT04が指令されていることを解析する。T04指令を解析すると、ステップS202において、補正量抽出部12は、指令された補正番号(04)の工具長補正量(Tx,0,0)を工具長補正量記憶部51から抽出し、また補正番号(04)の微調整量(Cx,0,0)を微調整量記憶部52から抽出し、選択中補正量記憶部42にセットする。次にステップS203において、補正量抽出部12は、補正番号(04)の微調整量適用方向記憶部53を参照し、この微調整量適用方向記憶部53に、補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)が格納されているか否かを判断する。この例の場合、微調整量適用方向記憶部53に何も格納されていないため、ステップS205に移行する。
次にステップS205において、微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54に補正方向がセットされているか否かを判断し、補正方向がセットされていれば、ステップS206において、微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54にセットされている微調整量適用方向を、微調整量適用モード記憶部41に上書きする。また補正方向がセットされていなければ終了する。
なおこの例の場合、前述したように、調整量適用方向設定パラメータ記憶部54に補正方向がセットされているため、ステップS205からステップS206に移行し、ステップS206の動作を行う
なお、これ以降の動作は、プログラム指令による微調整量適用方向切換えと同様である。
更にまた、前記の説明では、微調整量の適用方向を切換える方法として、加工プログラムの指令コードG174.1,Q1(またはG174.1,Q0)を用いる場合、微調整量設定画面32より微調整量適用方向記憶部53に、補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)を定義(微調整量適用方向記憶部53に補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)を格納)しておく場合、パラメータ設定画面33より微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54に、補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)をパラメータ設定しておく場合について説明したが、図1に示すように、PLC信号による微調整量の適用方向切換えを行うことで、補正番号選択時に補正方向の自動切換えを実現することも可能である。
以下、PLC信号による微調整量の適用方向切換えを行う場合について、図1、図9及び図14を用いて説明する。
なおこのとき、加工プログラムには、微調整量の適用方向を切換える指令コードG174.1,Q1(またはG174.1,Q0)を指令しないものとする(図1の加工プログラム2の2−1ブロックは存在しないものとする)。
また、微調整量適用方向記憶部53及び微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54に、補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)を格納しないものとする。
更にまた、微調整量設定部34及び工具長補正量設定部36には、図9及び図14に示すデータが入力されているものとする。
即ち、数値制御装置のオペレータは、微調整量適用方向を変更したいタイミングで、PLC信号I/O部26に接続されている機械側スイッチ(図示せず)を操作する。
PLC信号I/O部26は、機械側スイッチの情報を、PLC信号記憶部48にセットする。なお、PLC信号処理部25は、一定周期で実行する。ここで、PLC信号処理部25が微調整量適用方向選択信号29の立ち上がりを捉える。微調整量適用方向選択信号29がONしている状態が実軸方向に適用するモードの意味である場合、PLC信号処理部25は、微調整量適用モード記憶部41に、実軸方向に適用するモードである旨の情報をセットする。また、微調整量適用方向選択信号29がOFFしている状態が工具長方向に適用するモードの意味である場合、PLC信号処理部25は、微調整量適用モード記憶部41に、工具長方向に適用するモードである旨の情報をセットする。
なお、これ以降の動作は、プログラム指令による微調整量適用方向切換えと同様である。
また、微調整量の適用方向を切換える方法として、加工プログラムの指令コードG174.1,Q1(またはG174.1,Q0)を用いる場合、微調整量設定画面32より微調整量適用方向記憶部53に、補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)を定義(微調整量適用方向記憶部53に補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)を格納)しておく場合、パラメータ設定画面33より微調整量適用方向設定パラメータ記憶部54に、補正番号毎に適用方向(工具長方向または実軸方向)をパラメータ設定しておく場合及びPLC信号を用いる場合について説明したが、前記各方法を適宜組み合わせて使用できることは言うまでもない。
この実施例1によれば、あらかじめ登録された微調整量を、工具長方向あるいは実軸方向のいずれに適用するかをオペレータが任意のタイミングで選択することが可能になる。このことにより、加工内容毎に最適な方向に工具位置の微調整が可能になるという効果がある。
この発明に係る数値制御装置は、特に、工具旋回角度を固定とした斜め工具による加工を行なう場合と、工具の角度を変化させながら補間するような加工を行なう場合の両方の加工パターンを有する工作機械において、加工内容によって微調整量の適用方向を選択可能とする数値制御装置として用いられるのに適している。
1 数値制御装置本体、2 加工プログラム、2−1 微調整量適用方向切換え指令例、2−2 微調整量指定指令例、2−3 移動指令例、3 設定・表示制御部、31 工具長補正量設定画面、32 微調整量設定画面、33 パラメータ設定画面、34 微調整量設定画面上の微調整量設定部、35 微調整量設定画面上の微調整量適用方向設定部、36 工具長補正量設定画面上の工具長補正量設定部、4 サーボモータ、10 プログラム解析部、11 微調整量適用モード設定処理部、12 補正量抽出部、13 補正量算出部、14 移動量算出部、20 補間処理部、21 補間処理部本体、22 座標変換処理部、25 PLC信号処理部、26 PLC信号I/O部、29 微調整量適用方向選択信号(PLCデバイス)、30 移動量出力部、40 メモリ(RAM)、41 微調整量適用モード記憶部、42 選択中補正量記憶部、43 選択中補正量記憶部、44 工具長記憶部、45 移動量記憶部、46 機械制御位置記憶部、48 PLC信号記憶部、50 不揮発性メモリ(SRAM)、51 工具長補正量記憶部、52 微調整量記憶部、53 微調整量適用方向記憶部、54 微調整量適用方向設定パラメータ記憶部、60 旋回機能を有する工具、64 工具位置微調整量Cx、65 工具旋回角度0°状態で、工具長方向に並行かつ工具先端位置Aを通る線
66 工具旋回角度90°状態で、工具長方向に並行かつ工具先端位置Aを通る線、67 任意の工具旋回角度のときに、工具長方向に並行かつ工具先端位置Aを通る線、68 工具位置微調整量Cz、71 工具旋回角度、A 工具先端位置、B 工具旋回中心位置、C プログラム指令位置、Cx X軸方向に設定された微調整量の大きさ、Tx X軸方向に設定された工具長の大きさ。

Claims (5)

  1. 旋回機能を有する工具の姿勢を制御することが可能な工作機械の数値制御装置において、工具長補正量を前記工具の旋回位置にかかわらず工具軸方向に適用する工具長補正手段と、前記工具長補正量とは異なる補正量であって工具ごとに決められる工具位置微調整量を前記工具の旋回位置にかかわらず実軸方向に適用する実軸方向適用手段と、前記工具位置微調整量を前記工具の旋回位置にかかわらず工具軸方向に適用する工具軸方向適用手段と、前記実軸方向適用手段と前記工具軸方向適用手段とのいずれを使用するかを切換える切換え手段とを備えてなる数値制御装置。
  2. 前記切換え手段は、加工プログラム中の指令によるものであることを特徴とする請求項に記載の数値制御装置。
  3. 前記切換え手段は、工具位置微調整量設定領域に適用方向情報を付与するものであることを特徴とする請求項に記載の数値制御装置。
  4. 前記切換え手段は、パラメータ設定によるものであることを特徴とする請求項に記載の数値制御装置。
  5. 前記切換え手段は、PLC信号を用いるものであることを特徴とする請求項に記載の数値制御装置。
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