JP5300588B2 - 遠隔映像取得システム - Google Patents
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Description
特許文献1に開示されている遠隔映像取得システムは、データ作成装置と、データ記憶装置と、データ応用装置とから構成されている。
(1)絶対時間の時刻情報を取得する時刻情報取得部
(2)特定の場所における環境を制御する制御部に供給される制御データを取得する制御データ取得部
(3)特定の場所に設けられている各種のセンサに検知された振動・温度・接触を含む事象の検知データを取得する検知データ取得部
(4)制御データおよび検知データに対して、時刻情報を関連付けた制御系データを作成する制御系データ作成部
(5)特定の場所の周辺における継続的な状況から取得された動画像・静止画・音声を含む映像系データを取得する映像系データ取得部
(6)映像系データ取得部により取得された映像系データに基づいて種々の映像処理を実施して、映像処理後の映像系データを作成する映像系データ作成部
(7)映像処理後の映像系データに対して、時刻情報取得部により取得された時刻情報をメタデータとして作成するメタデータ作成部
(8)映像系データ取得部により取得された映像系データに対して、時刻情報取得部により取得された時刻情報をメタデータとして作成するメタデータ作成部
(1)映像系データ取得部により取得された映像系データとメタデータ作成部により作成されたメタデータとを保持する映像系データ保持部
(2)制御データ取得部及び検知データ取得部により取得された制御データと検知データとを保持する制御系データ保持部
(1)制御系データ保持部に保持されている制御データ及び検知データを表示する制御系データ表示部
(2)制御系データにおける制御データの特定の制御内容又は検知データの特定の事象を制御系部分データとして選択する制御系データ選択部
(3)映像系データを再生する映像系データ再生部
(4)映像系データにおける時系列及び撮像領域の少なくとも一部分を映像系部分データとして選択する映像系データ選択部
(5)制御系データ選択部及び映像系データ選択部により選択された制御系部分データ及び映像系部分データの時刻情報とメタデータに基づいて、それぞれの部分データの時刻を解析する時刻解析部
(6)制御系部分データと映像系部分データとを時刻解析部により解析された絶対時間としての時刻情報を用いて、相互に関連付けて出力するユーザインタフェース部
ユーザがデータ応用装置を用いて、制御系データの履歴データを指定すると、データ応用装置が、その履歴データから時刻情報を抽出する。
データ応用装置は、映像系データの該当時刻に関する情報を取得すると、データ記憶装置により保存されている該当時刻の映像系データを取得して表示する。
ユーザは、該当時刻の映像系データを視聴することで、当該時刻に実際に発生した事象を認識することができる。
また、メタデータ作成部や制御系データ作成部がデータ作成装置内に設けられているため、多数の映像系データ取得部(例えば、カメラ)を設置する必要がある場合、その映像系データ取得部と同数のメタデータ作成部や制御系データ作成部を用意する必要があり、システムの構成機器数が多くなるなどの課題があった。
図1はこの発明の実施の形態1による遠隔映像取得システムを示す構成図である。
図1において、監視拠点1−1〜1−Nは監視対象(例えば、不審者の侵入を監視する領域)が存在する拠点であり、監視対象が撮影されている映像を示す映像情報や、監視対象で発生したイベントを示すイベント情報などが保存されている。
映像取得センタ3はネットワーク2を通じて監視拠点1−1〜1−Nと接続されており、監視拠点1−1〜1−Nにより保存されている映像情報を取得する処理を実施する。
図2において、映像管理部10は映像情報保存部11、位置情報管理部12、映像情報取得部13及び映像情報送信部14から構成されており、監視対象が撮影されている映像を示す映像情報等を管理している。
イベント管理部20はイベント情報保存部21、イベント属性情報保存部22、イベント情報検索部23、イベント情報送信部24及びイベント属性情報取得部25から構成されており、監視対象に関するイベント(例えば、侵入者の検知を示すイベント)を示すイベント情報等を管理している。
なお、映像管理部10及びイベント管理部20は監視拠点1−n内のLAN30に接続されている。
位置情報管理部12は映像情報保存部11における映像情報の保存位置を示す位置情報を管理するほか、その映像情報の時刻に関する時刻情報(映像情報の生成時刻、取得時刻又は保存時刻)や、その映像情報の生成元を識別する識別情報などを管理している。
なお、映像情報保存部11及び位置情報管理部12から映像情報保存手段が構成されている。
イベント属性情報保存部22はイベント情報保存部21により保存されているイベント情報に対応する映像情報を示す対応関係情報(イベント情報の生成元と映像情報の生成元の対応関係を示す情報)、イベント情報の種別を示す種別情報、イベント情報を特定する識別情報、イベント情報の時刻に関する時刻情報などをイベント属性情報として保存するメモリである。
なお、イベント情報保存部21及びイベント属性情報保存部22からイベント情報保存手段が構成されている。
即ち、イベント情報検索部23はイベント取得要求に含まれている検索条件とイベント属性情報保存部22により保存されているイベント属性情報を照合して、その検索条件に合致するイベント情報を検索する処理を実施する。なお、イベント情報検索部23はイベント情報検索手段を構成している。
イベント属性情報取得部25は映像取得センタ3からネットワーク2経由でイベント情報の識別情報(映像取得センタ3において、ユーザにより選択されたイベントを示す識別情報)を含む映像情報取得要求を受信すると、イベント属性情報保存部22により保存されているイベント属性情報の中から、その映像情報取得要求に含まれている識別情報が示すイベント情報に対応する映像情報を示す対応関係情報(イベント属性情報)を取得する処理を実施する。なお、イベント属性情報取得部25はイベント属性情報取得手段を構成している。
映像情報送信部14はイベント管理部20を介して、映像情報取得部13により取得された映像情報を含む映像情報取得応答をネットワーク2経由で映像取得センタ3に送信する処理を実施する。
なお、映像情報取得部13及び映像情報送信部14から映像情報送信手段が構成されている。
情報送受信部42は接続情報管理部41により管理されている接続情報を参照して、監視拠点1−nにおけるイベント管理部20との通信を確立して、イベント取得要求や映像情報取得要求を監視拠点1−nのイベント管理部20に送信する一方、監視拠点1−nのイベント管理部20からイベント取得応答や映像情報取得応答を受信する処理を実施する。
なお、接続情報管理部41及び情報送受信部42からイベント情報受信手段及び映像情報取得要求手段が構成されている。
なお、操作受付部43は検索条件設定受付手段及びイベント情報選択受付手段を構成している。
映像情報格納部44は情報送受信部42により受信された映像取得応答に含まれている映像情報を格納するメモリである。
図3はこの発明の実施の形態1による遠隔映像取得システムの映像取得処理を示すシーケンス図である。
監視拠点1−nに保存されている映像情報を取得する場合、ユーザが映像取得センタ3の操作受付部43を操作して、監視拠点1−1〜1−Nの中から、取得対象の映像情報が保存されている監視拠点1−nを指定する。
操作受付部43は、ユーザが監視拠点1−nを指定すると、その監視拠点1−nにおけるイベント管理部20との通信を確立する際に必要な接続情報の出力を接続情報管理部41に指示する。
接続情報管理部41は、操作受付部43の指示の下、監視拠点1−nにおけるイベント管理部20との通信を確立する際に必要な接続情報(例えば、監視拠点1−nにおけるイベント管理部20のアドレス情報)を情報送受信部42に出力する。
例えば、検索条件として、イベントの種類(例えば、不審者の侵入、火災の発生)、イベントの発生時刻、イベント情報の識別情報などを設定する。
操作受付部43は、ユーザにより設定された検索条件を受け付けて、その検索条件を含むイベント取得要求の送信を情報送受信部42に指示する。
情報送受信部42は、接続情報管理部41から出力された接続情報を参照して、監視拠点1−nにおけるイベント管理部20との通信を確立し、操作受付部43から出力された検索条件を含むイベント取得要求をネットワーク2経由で監視拠点1−nのイベント管理部20に送信する(ステップST1)。
即ち、イベント情報検索部23は、イベント取得要求に含まれている検索条件とイベント属性情報保存部22により保存されているイベント属性情報を照合して、その検索条件に合致するイベント情報を検索する。
また、検索条件が、イベントの発生時刻を示す場合、イベント属性情報保存部22により保存されている時刻情報(イベント情報の生成時刻、取得時刻又は保存時刻)を参照して、イベントの発生時刻との時刻差が所定時間以内であるイベント情報を検索する。
また、検索条件が、イベント情報の識別情報を示す場合、イベント属性情報保存部22により保存されている識別情報を参照して、その識別情報を有するイベント情報を検索する。
なお、イベント情報送信部24は、イベント情報を含むイベント取得応答を送信する際、そのイベント情報に係るイベント属性情報をイベント取得応答に含めて、そのイベント属性情報を含むイベント取得応答を送信するようにしてもよい。
操作受付部43は、情報送受信部42からイベント取得応答を受けると、そのイベント取得応答に含まれているイベント情報やイベント属性情報を画面上にリスト表示する。
これにより、ユーザが画面上にリスト表示されているイベント情報やイベント属性情報を見て、所望のイベント情報があれば、操作受付部43を操作して、所望のイベント情報(1つ又は複数のイベント情報)を選択する。
情報送受信部42は、操作受付部43の指示の下、イベント情報の識別情報を含む映像情報取得要求をネットワーク2経由で監視拠点1−nのイベント管理部20に送信する(ステップST3)。
イベント属性情報取得部25は、映像情報を示す対応関係情報を取得すると、その対応関係情報を含む映像情報転送要求をLAN30経由で監視拠点1−n内の映像管理部10に送信する(ステップST4)。
なお、イベント属性情報取得部25は、映像管理部10との通信を確立する際に必要な接続情報(例えば、映像管理部10のアドレス情報)を管理しており、映像情報転送要求を映像管理部10に送信するに際して、その接続情報を参照して、映像管理部10との通信を確立する。
映像情報取得部13は、映像情報の保存位置を示す位置情報を取得すると、映像情報保存部11により保存されている映像情報の中から、その位置情報が示す位置に保存されている映像情報を取得する。
ただし、映像情報取得部13は、映像情報の取得時間範囲を示す時刻情報が映像情報転送要求に含まれている場合、その取得時間範囲内の映像情報のみを取得する。
映像情報取得部13は、映像情報の取得時間範囲を示す時刻情報が映像情報転送要求に含まれていない場合、システムで固定的に設定されている範囲内の映像情報のみを取得するようにしてもよい。
イベント管理部20のイベント情報送信部24は、映像情報送信部14から映像情報転送応答を受信すると、その映像情報転送応答を映像情報取得応答として映像取得センタ3に転送する(ステップST6)。
ここでは、映像管理部10の映像情報送信部14が映像情報を含む映像情報転送応答をイベント管理部20のイベント情報送信部24に送信し、イベント管理部20のイベント情報送信部24が映像情報転送応答を映像情報取得応答として映像取得センタ3に転送するものについて示したが、映像管理部10の映像情報送信部14が、直接、映像情報を含む映像情報取得応答を映像取得センタ3に送信するようにしてもよい。
あるいは、映像管理部10の映像情報送信部14又はイベント管理部20のイベント情報送信部24が、映像情報の圧縮処理を実施し(映像情報保存部11により保存されている状態よりも高い圧縮比で、映像情報の再圧縮を行うか、圧縮効率が高い符号化方式で、映像情報の変換再符号化を行う)、圧縮処理後の映像情報を映像情報転送応答又は映像情報取得応答に含めることで、送信情報量を削減して、ネットワーク2の負荷を軽減するようにしてもよい。
操作受付部43は、情報送受信部42から映像情報取得応答を受けると、その映像情報取得応答に含まれている映像情報を映像情報格納部44に格納する。
また、操作受付部43は、その映像情報取得応答に含まれている映像情報を復号して、その映像情報が示す映像を表示する。
なお、図3が示すシーケンスは一例に過ぎず、他のシーケンスで映像情報を送信するようにしてもよい。
また、監視拠点1−nに保存されている長期間(例えば、1ヶ月分)の映像情報の内容を確認することなく、特定のイベント発生時の映像情報の選択が行えるため、作業の効率化が可能となる。
この場合、映像取得センタ3の操作受付部43は、イベント情報送信部24から送信されたイベント情報と縮小画像(サムネイル)を関連付けて表示することができるようになり、その結果、所望のイベント情報の選択作業の効率化が図られる。
図4はこの発明の実施の形態2による遠隔映像取得システムの監視拠点1−n(n=1,2,・・・,N)及び映像取得センタ3の内部を示す構成図であり、図において、図2と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
映像イベント管理部31は、図2の映像管理部10とイベント管理部20が一体化されたものであり、映像情報保存部11、位置情報管理部12、映像情報取得部13、映像情報送信部14、イベント情報保存部21、イベント属性情報保存部22、イベント情報検索部23、イベント情報送信部24及びイベント属性情報取得部25から構成されている。
なお、映像イベント管理部31は監視拠点1−n内のLAN30に接続されている。
図5はこの発明の実施の形態2による遠隔映像取得システムの映像取得処理を示すシーケンス図である。
上記実施の形態1では、映像管理部10とイベント管理部20から監視拠点1−nが構成されているものについて示したが、図4に示すように、映像管理部10とイベント管理部20が一体化されている映像イベント管理部31を用いて、監視拠点1−nが構成されるようにしてもよい。
以下、具体的な処理内容を説明する。
操作受付部43は、ユーザが監視拠点1−nを指定すると、上記実施の形態1と同様に、その監視拠点1−nにおける映像イベント管理部31との通信を確立する際に必要な接続情報の出力を接続情報管理部41に指示する。
接続情報管理部41は、操作受付部43の指示の下、監視拠点1−nにおける映像イベント管理部31との通信を確立する際に必要な接続情報(例えば、監視拠点1−nにおける映像イベント管理部31のアドレス情報)を情報送受信部42に出力する。
例えば、検索条件として、イベントの種類(例えば、不審者の侵入、火災の発生)、イベントの発生時刻、イベント情報の識別情報などを設定する。
操作受付部43は、ユーザにより設定された検索条件を受け付けて、その検索条件を含むイベント取得要求の送信を情報送受信部42に指示する。
情報送受信部42は、接続情報管理部41から出力された接続情報を参照して、監視拠点1−nにおける映像イベント管理部31との通信を確立し、操作受付部43から出力された検索条件を含むイベント取得要求をネットワーク2経由で監視拠点1−nの映像イベント管理部31に送信する(ステップST11)。
即ち、イベント情報検索部23は、イベント取得要求に含まれている検索条件とイベント属性情報保存部22により保存されているイベント属性情報を照合して、その検索条件に合致するイベント情報を検索する。
なお、イベント情報送信部24は、イベント情報を含むイベント取得応答を送信する際、そのイベント情報に係るイベント属性情報をイベント取得応答に含めて、そのイベント属性情報を含むイベント取得応答を送信するようにしてもよい。
操作受付部43は、情報送受信部42からイベント取得応答を受けると、上記実施の形態1と同様に、そのイベント取得応答に含まれているイベント情報やイベント属性情報を画面上にリスト表示する。
これにより、ユーザが画面上にリスト表示されているイベント情報やイベント属性情報を見て、所望のイベント情報があれば、操作受付部43を操作して、所望のイベント情報(1つ又は複数のイベント情報)を選択する。
情報送受信部42は、操作受付部43の指示の下、イベント情報の識別情報を含む映像情報取得要求をネットワーク2経由で監視拠点1−nの映像イベント管理部31に送信する(ステップST13)。
イベント属性情報取得部25は、映像情報を示す対応関係情報を取得すると、その対応関係情報を映像情報取得部13に出力する。
ただし、イベント属性情報取得部25は、必要に応じて、その識別情報が示すイベント情報の時刻情報を基準とする映像情報の取得時間範囲(例えば、イベント情報の時刻情報が示す時刻より一定時刻前〜イベント情報の時刻情報が示す時刻より一定時刻後の範囲)を示す時刻情報を映像情報取得部13に出力する。
映像情報取得部13は、映像情報の保存位置を示す位置情報を取得すると、映像情報保存部11により保存されている映像情報の中から、その位置情報が示す位置に保存されている映像情報を取得する。
ただし、映像情報取得部13は、イベント属性情報取得部25から対応関係情報と一緒に映像情報の取得時間範囲を示す時刻情報を受けている場合、その取得時間範囲内の映像情報のみを取得する。
映像情報取得部13は、映像情報の取得時間範囲を示す時刻情報が受けていない場合、システムで固定的に設定されている範囲内の映像情報のみを取得するようにしてもよい。
また、映像イベント管理部31の映像情報送信部14が、映像情報を含む映像情報取得応答を送信する際、その映像情報の間引き処理を実施して、間引き処理後の映像情報を映像情報取得応答に含めることで、送信情報量を削減して、ネットワーク2の負荷を軽減するようにしてもよい。
あるいは、映像イベント管理部31の映像情報送信部14が、映像情報の圧縮処理を実施し(映像情報保存部11により保存されている状態よりも高い圧縮比で、映像情報の再圧縮を行うか、圧縮効率が高い符号化方式で、映像情報の変換再符号化を行う)、圧縮処理後の映像情報を映像情報取得応答に含めることで、送信情報量を削減して、ネットワーク2の負荷を軽減するようにしてもよい。
操作受付部43は、情報送受信部42から映像情報取得応答を受けると、その映像情報取得応答に含まれている映像情報を映像情報格納部44に格納する。
また、操作受付部43は、その映像情報取得応答に含まれている映像情報を復号して、その映像情報が示す映像を表示する。
なお、図5が示すシーケンスは一例に過ぎず、他のシーケンスで映像情報を送信するようにしてもよい。
図6はこの発明の実施の形態3による遠隔映像取得システムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
映像取得センタ4はネットワーク2を通じて監視拠点1−1〜1−Nと接続されており、監視拠点1−1〜1−Nにより保存されている映像情報を取得して、その映像情報を転送する処理を実施する。
映像取得拠点5−1〜5−Mは映像取得センタ4から転送された映像情報を受信して保存する処理を実施する。
映像取得センタ4の接続情報管理部51は監視拠点1−1〜1−Nにおけるイベント管理部20との通信を確立する際に必要な接続情報(例えば、監視拠点1−1〜1−Nにおけるイベント管理部20のアドレス情報)を管理する処理を実施する。
なお、接続情報管理部51及び情報送受信部52から映像情報転送手段が構成されている。
操作制御部53は接続情報管理部51及び情報送受信部52の処理内容を制御する処理を実施する。
情報送受信部62は接続情報管理部61により管理されている接続情報を参照して、映像取得センタ4における情報送受信部52との通信を確立して、イベント取得要求や映像情報取得要求を映像取得センタ4の情報送受信部52に送信する一方、映像取得センタ4の情報送受信部52からイベント取得応答や映像情報取得応答を受信する処理を実施する。
なお、接続情報管理部61及び情報送受信部62からイベント情報受信手段及び映像情報取得要求手段が構成されている。
なお、操作受付部63は検索条件設定受付手段及びイベント情報選択受付手段を構成している。
映像情報格納部64は情報送受信部62により受信された映像取得応答に含まれている映像情報を格納するメモリである。
図8はこの発明の実施の形態3による遠隔映像取得システムの映像取得処理を示すシーケンス図である。
上記実施の形態1,2では、映像取得センタ3が監視拠点1−nにより保存されている映像情報を取得するものについて示したが、ネットワーク2に接続されている不特定多数の映像取得拠点5−mが、映像取得センタ4を介して、監視拠点1−nにより保存されている映像情報を取得するようにしてもよい。
具体的には、以下の通りである。
操作受付部63は、ユーザが監視拠点1−nを指定すると、映像取得センタ4における情報送受信部52との通信を確立する際に必要な接続情報の出力を接続情報管理部61に指示する。
接続情報管理部61は、操作受付部63の指示の下、映像取得センタ4における情報送受信部52との通信を確立する際に必要な接続情報(例えば、映像取得センタ4における情報送受信部52のアドレス情報)を情報送受信部62に出力する。
例えば、検索条件として、イベントの種類(例えば、不審者の侵入、火災の発生)、イベントの発生時刻、イベント情報の識別情報などを設定する。
操作受付部63は、ユーザにより設定された検索条件を受け付けて、その検索条件と取得先情報(監視拠点1−nを示す情報)を含むイベント取得要求の送信を情報送受信部62に指示する。
情報送受信部62は、接続情報管理部61から出力された接続情報を参照して、映像取得センタ4における情報送受信部52との通信を確立し、操作受付部63から出力された検索条件と取得先情報を含むイベント取得要求をネットワーク2経由で映像取得センタ4の情報送受信部52に送信する(ステップST21)。
操作制御部53は、情報送受信部52から取得先情報を受けると、その取得先情報を参照して、取得先が監視拠点1−nであることを認識し、監視拠点1−nにおけるイベント管理部20との通信を確立する際に必要な接続情報の出力を接続情報管理部51に指示する。
情報送受信部52は、接続情報管理部51から出力された接続情報を参照して、監視拠点1−nにおけるイベント管理部20との通信を確立し、検索条件を含むイベント取得要求をネットワーク2経由で監視拠点1−nのイベント管理部20に送信する(ステップST22)。
即ち、イベント情報検索部23は、イベント取得要求に含まれている検索条件とイベント属性情報保存部22により保存されているイベント属性情報を照合して、その検索条件に合致するイベント情報を検索する。
なお、イベント情報送信部24は、イベント情報を含むイベント取得応答を送信する際、そのイベント情報に係るイベント属性情報をイベント取得応答に含めて、そのイベント属性情報を含むイベント取得応答を送信するようにしてもよい。
映像取得拠点5−mの情報送受信部62は、映像取得センタ4からイベント取得応答を受信すると、そのイベント取得応答を操作受付部63に出力する。
操作受付部63は、情報送受信部62からイベント取得応答を受けると、そのイベント取得応答に含まれているイベント情報やイベント属性情報を画面上にリスト表示する。
これにより、ユーザが画面上にリスト表示されているイベント情報やイベント属性情報を見て、所望のイベント情報があれば、操作受付部63を操作して、所望のイベント情報(1つ又は複数のイベント情報)を選択する。
情報送受信部62は、操作受付部63の指示の下、イベント情報の識別情報を含む映像情報取得要求をネットワーク2経由で映像取得センタ4に送信する(ステップST25)。
映像取得センタ4の情報送受信部52は、映像取得拠点5−mからイベント情報の識別情報を含む映像情報取得要求を受信すると、その映像情報取得要求を監視拠点1−nのイベント管理部20に転送する(ステップST26)。
イベント属性情報取得部25は、映像情報を示す対応関係情報を取得すると、上記実施の形態1と同様に、その対応関係情報を含む映像情報転送要求をLAN30経由で監視拠点1−n内の映像管理部10に送信する(ステップST27)。
なお、イベント属性情報取得部25は、映像管理部10との通信を確立する際に必要な接続情報(例えば、映像管理部10のアドレス情報)を管理しており、映像情報転送要求を映像管理部10に送信するに際して、その接続情報を参照して、映像管理部10との通信を確立する。
映像情報取得部13は、映像情報の保存位置を示す位置情報を取得すると、映像情報保存部11により保存されている映像情報の中から、その位置情報が示す位置に保存されている映像情報を取得する。
ただし、映像情報取得部13は、映像情報の取得時間範囲を示す時刻情報が映像情報転送要求に含まれている場合、その取得時間範囲内の映像情報のみを取得する。
映像情報取得部13は、映像情報の取得時間範囲を示す時刻情報が映像情報転送要求に含まれていない場合、システムで固定的に設定されている範囲内の映像情報のみを取得するようにしてもよい。
イベント管理部20のイベント情報送信部24は、映像情報送信部14から映像情報転送応答を受信すると、その映像情報転送応答を映像情報取得応答として映像取得センタ4に転送する(ステップST29)。
ここでは、映像管理部10の映像情報送信部14が映像情報を含む映像情報転送応答をイベント管理部20のイベント情報送信部24に送信し、イベント管理部20のイベント情報送信部24が映像情報転送応答を映像情報取得応答として映像取得センタ4に転送するものについて示したが、映像管理部10の映像情報送信部14が、直接、映像情報を含む映像情報取得応答を映像取得センタ4に送信するようにしてもよい。
あるいは、映像管理部10の映像情報送信部14又はイベント管理部20のイベント情報送信部24が、映像情報の圧縮処理を実施し(映像情報保存部11により保存されている状態よりも高い圧縮比で、映像情報の再圧縮を行うか、圧縮効率が高い符号化方式で、映像情報の変換再符号化を行う)、圧縮処理後の映像情報を映像情報取得応答に含めることで、送信情報量を削減して、ネットワーク2の負荷を軽減するようにしてもよい。
操作受付部63は、情報送受信部62から映像情報取得応答を受けると、その映像情報取得応答に含まれている映像情報を映像情報格納部64に格納する。
また、操作受付部63は、その映像情報取得応答に含まれている映像情報を復号して、その映像情報が示す映像を表示する。
なお、図8が示すシーケンスは一例に過ぎず、他のシーケンスで映像情報を送信するようにしてもよい。
図9はこの発明の実施の形態4による遠隔映像取得システムの監視拠点1−n(n=1,2,・・・,N)、映像取得センタ4及び映像取得拠点5−m(m=1,2,・・・,M)の内部を示す構成図であり、図において、図4及び図7と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
図10はこの発明の実施の形態4による遠隔映像取得システムの映像取得処理を示すシーケンス図である。
上記実施の形態3では、映像管理部10とイベント管理部20から監視拠点1−nが構成されているものについて示したが、図9に示すように、映像管理部10とイベント管理部20が一体化されている映像イベント管理部31を用いて、監視拠点1−nが構成されるようにしてもよい。
以下、具体的な処理内容を説明する。
操作受付部63は、ユーザが監視拠点1−nを指定すると、映像取得センタ4における情報送受信部52との通信を確立する際に必要な接続情報の出力を接続情報管理部61に指示する。
接続情報管理部61は、操作受付部63の指示の下、映像取得センタ4における情報送受信部52との通信を確立する際に必要な接続情報(例えば、映像取得センタ4における情報送受信部52のアドレス情報)を情報送受信部62に出力する。
例えば、検索条件として、イベントの種類(例えば、不審者の侵入、火災の発生)、イベントの発生時刻、イベント情報の識別情報などを設定する。
操作受付部63は、ユーザにより設定された検索条件を受け付けて、その検索条件と取得先情報(監視拠点1−nを示す情報)を含むイベント取得要求の送信を情報送受信部62に指示する。
情報送受信部62は、接続情報管理部61から出力された接続情報を参照して、映像取得センタ4における情報送受信部52との通信を確立し、操作受付部63から出力された検索条件と取得先情報を含むイベント取得要求をネットワーク2経由で映像取得センタ4の情報送受信部52に送信する(ステップST31)。
操作制御部53は、情報送受信部52から取得先情報を受けると、その取得先情報を参照して、取得先が監視拠点1−nであることを認識し、監視拠点1−nにおける映像イベント管理部31との通信を確立する際に必要な接続情報の出力を接続情報管理部51に指示する。
情報送受信部52は、接続情報管理部51から出力された接続情報を参照して、監視拠点1−nにおける映像イベント管理部31との通信を確立し、検索条件を含むイベント取得要求をネットワーク2経由で監視拠点1−nの映像イベント管理部31に送信する(ステップST32)。
即ち、イベント情報検索部23は、イベント取得要求に含まれている検索条件とイベント属性情報保存部22により保存されているイベント属性情報を照合して、その検索条件に合致するイベント情報を検索する。
なお、イベント情報送信部24は、イベント情報を含むイベント取得応答を送信する際、そのイベント情報に係るイベント属性情報をイベント取得応答に含めて、そのイベント属性情報を含むイベント取得応答を送信するようにしてもよい。
映像取得拠点5−mの情報送受信部62は、映像取得センタ4からイベント取得応答を受信すると、そのイベント取得応答を操作受付部63に出力する。
操作受付部63は、情報送受信部62からイベント取得応答を受けると、そのイベント取得応答に含まれているイベント情報やイベント属性情報を画面上にリスト表示する。
これにより、ユーザが画面上にリスト表示されているイベント情報やイベント属性情報を見て、所望のイベント情報があれば、操作受付部63を操作して、所望のイベント情報(1つ又は複数のイベント情報)を選択する。
情報送受信部62は、操作受付部63の指示の下、イベント情報の識別情報を含む映像情報取得要求をネットワーク2経由で映像取得センタ4に送信する(ステップST35)。
映像取得センタ4の情報送受信部52は、映像取得拠点5−mからイベント情報の識別情報を含む映像情報取得要求を受信すると、その映像情報取得要求を監視拠点1−nの映像イベント管理部31に転送する(ステップST36)。
イベント属性情報取得部25は、映像情報を示す対応関係情報を取得すると、その対応関係情報を映像情報取得部13に出力する。
ただし、イベント属性情報取得部25は、必要に応じて、その識別情報が示すイベント情報の時刻情報を基準とする映像情報の取得時間範囲(例えば、イベント情報の時刻情報が示す時刻より一定時刻前〜イベント情報の時刻情報が示す時刻より一定時刻後の範囲)を示す時刻情報を映像情報取得部13に出力する。
映像情報取得部13は、映像情報の保存位置を示す位置情報を取得すると、映像情報保存部11により保存されている映像情報の中から、その位置情報が示す位置に保存されている映像情報を取得する。
ただし、映像情報取得部13は、イベント属性情報取得部25から対応関係情報と一緒に映像情報の取得時間範囲を示す時刻情報を受けている場合、その取得時間範囲内の映像情報のみを取得する。
映像情報取得部13は、映像情報の取得時間範囲を示す時刻情報が受けていない場合、システムで固定的に設定されている範囲内の映像情報のみを取得するようにしてもよい。
また、映像イベント管理部31の映像情報送信部14が、映像情報を含む映像情報取得応答を送信する際、その映像情報の間引き処理を実施して、間引き処理後の映像情報を映像情報取得応答に含めることで、送信情報量を削減して、ネットワーク2の負荷を軽減するようにしてもよい。
あるいは、映像イベント管理部31の映像情報送信部14が、映像情報の圧縮処理を実施し(映像情報保存部11により保存されている状態よりも高い圧縮比で、映像情報の再圧縮を行うか、圧縮効率が高い符号化方式で、映像情報の変換再符号化を行う)、圧縮処理後の映像情報を映像情報取得応答に含めることで、送信情報量を削減して、ネットワーク2の負荷を軽減するようにしてもよい。
操作受付部63は、情報送受信部62から映像情報取得応答を受けると、その映像情報取得応答に含まれている映像情報を映像情報格納部64に格納する。
また、操作受付部63は、その映像情報取得応答に含まれている映像情報を復号して、その映像情報が示す映像を表示する。
なお、図10が示すシーケンスは一例に過ぎず、他のシーケンスで映像情報を送信するようにしてもよい。
また、この実施の形態4によれば、映像イベント管理部31が、図7の映像管理部10とイベント管理部20が一体化されたものに相当するため、イベント属性情報取得部25が対応関係情報を映像情報取得部13に与える際、イベント属性情報取得部25と映像情報取得部13間の通信を確立するなどの処理が不要になるため、映像情報の取得に要する時間を短縮することができる効果が得られる。
図11はこの発明の実施の形態5による遠隔映像取得システムの監視拠点1−n(n=1,2,・・・,N)、映像取得センタ4及び映像取得拠点5−m(m=1,2,・・・,M)の内部を示す構成図であり、図において、図7と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
イベント管理部70は映像取得センタ4に設置され、図7のイベント管理部20と同様に、イベント情報保存部21、イベント属性情報保存部22、イベント情報検索部23、イベント情報送信部24及びイベント属性情報取得部25から構成されており、全ての監視拠点1−1〜1−Nにおける監視対象に関するイベント(例えば、侵入者の検知を示すイベント)を示すイベント情報等を管理している。
なお、イベント管理部70は映像取得センタ4内のLAN71に接続されている。
図12はこの発明の実施の形態5による遠隔映像取得システムの映像取得処理を示すシーケンス図である。
上記実施の形態3では、映像管理部10とイベント管理部20が監視拠点1−nに設置されているものについて示したが、図11に示すように、映像管理部10が監視拠点1−nに設置され、イベント管理部70が映像取得センタ4に設置されているようにしてもよい。
以下、具体的な処理内容を説明する。
操作受付部63は、ユーザが監視拠点1−nを指定すると、映像取得センタ4における情報送受信部52との通信を確立する際に必要な接続情報の出力を接続情報管理部61に指示する。
接続情報管理部61は、操作受付部63の指示の下、映像取得センタ4における情報送受信部52との通信を確立する際に必要な接続情報(例えば、映像取得センタ4における情報送受信部52のアドレス情報)を情報送受信部62に出力する。
例えば、検索条件として、イベントの種類(例えば、不審者の侵入、火災の発生)、イベントの発生時刻、イベント情報の識別情報などを設定する。
操作受付部63は、ユーザにより設定された検索条件を受け付けて、その検索条件と取得先情報(監視拠点1−nを示す情報)を含むイベント取得要求の送信を情報送受信部62に指示する。
情報送受信部62は、接続情報管理部61から出力された接続情報を参照して、映像取得センタ4における情報送受信部52との通信を確立し、操作受付部63から出力された検索条件と取得先情報を含むイベント取得要求をネットワーク2経由で映像取得センタ4の情報送受信部52に送信する(ステップST41)。
操作制御部53は、情報送受信部52から取得先情報を受けると、その取得先情報を参照して、取得先が監視拠点1−nであることを認識し、映像取得センタ4におけるイベント管理部70との通信を確立する際に必要な接続情報の出力を接続情報管理部51に指示する。
情報送受信部52は、接続情報管理部51から出力された接続情報を参照して、映像取得センタ4におけるイベント管理部70との通信を確立し、検索条件を含むイベント取得要求をLAN71経由で映像取得センタ4のイベント管理部70に送信する(ステップST42)。
即ち、イベント情報検索部23は、イベント取得要求に含まれている検索条件とイベント属性情報保存部22により保存されているイベント属性情報を照合して、その検索条件に合致するイベント情報を検索する。
なお、イベント情報送信部24は、イベント情報を含むイベント取得応答を送信する際、そのイベント情報に係るイベント属性情報をイベント取得応答に含めて、そのイベント属性情報を含むイベント取得応答を送信するようにしてもよい。
映像取得拠点5−mの情報送受信部62は、映像取得センタ4からイベント取得応答を受信すると、そのイベント取得応答を操作受付部63に出力する。
操作受付部63は、情報送受信部62からイベント取得応答を受けると、そのイベント取得応答に含まれているイベント情報やイベント属性情報を画面上にリスト表示する。
これにより、ユーザが画面上にリスト表示されているイベント情報やイベント属性情報を見て、所望のイベント情報があれば、操作受付部63を操作して、所望のイベント情報(1つ又は複数のイベント情報)を選択する。
情報送受信部62は、操作受付部63の指示の下、イベント情報の識別情報を含む映像情報取得要求をネットワーク2経由で映像取得センタ4の情報送受信部52に送信する(ステップST45)。
映像取得センタ4の情報送受信部52は、映像取得拠点5−mからイベント情報の識別情報を含む映像情報取得要求を受信すると、その映像情報取得要求をLAN71経由で映像取得センタ4のイベント管理部70に転送する(ステップST46)。
イベント属性情報取得部25は、映像情報を示す対応関係情報を取得すると、その対応関係情報を含む映像情報転送要求をネットワーク2経由で監視拠点1−nの映像管理部10に送信する(ステップST47)。
なお、イベント属性情報取得部25は、監視拠点1−nにおける映像管理部10との通信を確立する際に必要な接続情報(例えば、監視拠点1−nにおける映像管理部10のアドレス情報)を管理しており、映像情報転送要求を映像管理部10に送信するに際して、その接続情報を参照して、監視拠点1−nにおける映像管理部10との通信を確立する。
映像情報取得部13は、映像情報の保存位置を示す位置情報を取得すると、映像情報保存部11により保存されている映像情報の中から、その位置情報が示す位置に保存されている映像情報を取得する。
ただし、映像情報取得部13は、映像情報の取得時間範囲を示す時刻情報が映像情報転送要求に含まれている場合、その取得時間範囲内の映像情報のみを取得する。
映像情報取得部13は、映像情報の取得時間範囲を示す時刻情報が映像情報転送要求に含まれていない場合、システムで固定的に設定されている範囲内の映像情報のみを取得するようにしてもよい。
イベント管理部70のイベント情報送信部24は、映像管理部10の映像情報送信部14から映像情報転送応答を受信すると、その映像情報転送応答を映像情報取得応答としてLAN71経由で映像取得センタ4の情報送受信部52に転送する(ステップST49)。
ここでは、映像管理部10の映像情報送信部14が映像情報を含む映像情報転送応答をイベント管理部70のイベント情報送信部24に送信し、イベント管理部70のイベント情報送信部24が映像情報転送応答を映像情報取得応答として映像取得センタ4の情報送受信部52に転送するものについて示したが、映像管理部10の映像情報送信部14が、直接、映像情報を含む映像情報取得応答を映像取得センタ4の情報送受信部52に送信するようにしてもよい。
あるいは、映像管理部10の映像情報送信部14が、映像情報の圧縮処理を実施し(映像情報保存部11により保存されている状態よりも高い圧縮比で、映像情報の再圧縮を行うか、圧縮効率が高い符号化方式で、映像情報の変換再符号化を行う)、圧縮処理後の映像情報を映像情報転送応答に含めることで、送信情報量を削減して、ネットワーク2の負荷を軽減するようにしてもよい。
操作受付部63は、情報送受信部62から映像情報取得応答を受けると、その映像情報取得応答に含まれている映像情報を映像情報格納部64に格納する。
また、操作受付部63は、その映像情報取得応答に含まれている映像情報を復号して、その映像情報が示す映像を表示する。
なお、図12が示すシーケンスは一例に過ぎず、他のシーケンスで映像情報を送信するようにしてもよい。
図13はこの発明の実施の形態6による遠隔映像取得システムの監視拠点1−n(n=1,2,・・・,N)及び映像取得センタ3の内部を示す構成図であり、図において、図2と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
映像生成部81−1〜81−Pは監視対象を撮影して、その監視対象の映像を示す映像情報を生成する処理を実施する。
映像生成部81−1〜81−Pにより生成された映像情報は映像情報保存部11に保存される。なお、映像生成部81−1〜81−Pは映像生成手段を構成している。
時刻情報生成部16は内部時計15の時刻を参照して、映像情報の時刻情報を生成し、その時刻情報を位置情報管理部12に保存する処理を実施する。
また、時刻情報生成部16は内部時計15の時刻を映像取得センタ3の外部時計45の時刻に合わせる処理を実施する。なお、時刻情報生成部16は時刻情報生成手段を構成している。
イベント生成部82−1〜82−Qにより生成されたイベント情報はイベント情報保存部21に保存される。なお、イベント生成部82−1〜82−Qはイベント生成手段を構成している。
時刻情報生成部27は内部時計26の時刻を参照して、イベント情報の時刻情報を生成し、その時刻情報をイベント属性情報保存部22に保存する処理を実施する。
また、時刻情報生成部27は内部時計26の時刻を映像取得センタ3の外部時計45の時刻に合わせる処理を実施する。なお、時刻情報生成部27は時刻情報生成手段を構成している。
この実施の形態6では、映像生成部81−1〜81−P及びイベント生成部82−1〜82−Qが監視拠点1−nに設置されている例を説明する。
映像生成部81−1〜81−Pは、監視対象を撮影して、その監視対象の映像を示す映像情報を生成し、その映像情報を映像管理部10の映像情報保存部11に保存する。
映像生成部81−1〜81−Pにより生成される映像情報としては、非圧縮のアナログデータであってもよいし、JPEG(静止画の映像情報符号化方式)やMPEG(動画の映像情報符号化方式)などの符号化方式で圧縮されたデジタルデータであってもよく、データ形式は特に問わない。
なお、映像生成部81−1〜81−Pにより生成された映像情報の符号化方式を他の符号化方式(例えば、当該システムで標準的に使用される映像情報符号化方式)に変更してから、映像情報保存部11に保存するようにしてもよい。
なお、時刻情報生成部16は、映像情報の時刻情報を位置情報管理部12に保存する際、映像情報保存部11における映像情報の保存位置を示す位置情報や、その映像情報の生成元(映像生成部81−1〜81−P)を識別する識別情報なども位置情報管理部12に保存する。
これにより、内部時計15と外部時計45の時刻差が一定値(例えば、0.1秒)を越えないように維持される。
時刻情報生成部27は、イベント生成部82−1〜82−Qがイベント情報を生成すると、内部時計26の時刻を参照して、イベント情報の時刻情報を生成し、その時刻情報をイベント属性情報保存部22に保存する。
なお、時刻情報生成部27は、イベント情報の時刻情報をイベント属性情報保存部22に保存する際、イベント情報の種別を示す種別情報や、イベント情報の生成元(イベント生成部82−1〜82−Q)を識別する識別情報などもイベント属性情報保存部22に保存する。
これにより、内部時計26と外部時計45の時刻差が一定値(例えば、0.1秒)を越えないように維持される。
したがって、時刻情報が同値である映像情報とイベント情報のずれは、実用上問題の無い値(例えば、最大0.2秒)に収めることが可能である。
以下、イベントの具体例を説明する。
一般的には、これらのセンサの反応・非反応に対応するオン・オフを示す電気信号(接点信号)でイベントの発生通知が行われる。
また、監視対象の撮像内容の形状や特徴量、あるいは、それらの時間的な変化を解析することで、侵入や不正滞留などを検知する画像センサもある。
この画像センサによるイベントも、電気信号(接点信号)で通知されることがあるが、電気的通信手段でイベント情報が符号化されている場合が多く、より多様かつ詳細なイベント情報が通知される場合が多い。
更に、人物識別を行う画像センサを除けば、イベント情報の発生要因となる事象を特定しないため、単体では、その誤報原因を特定するのが難しい傾向がある。
これに対して、映像情報により誤報の要因を確認することで、誤報の削減策の検討に役立てることが可能である。
人又は物の移動を制限する設備としては、例えば、通行対象の人又は物が、予め通行を許可された人又は物であれば、建物内の扉の開閉を行う入退室管理システムがある。
入退室管理システムは、企業等で外部者の侵入防止、内部者の勤怠管理や不正を統制する目的で導入される場合が多い。
入退室管理システムは、正規登録者の認証用カードなどを利用する「なりすまし」、正規登録者の通行の際に一緒に通行する「ともづれ」、不許可物品の持ち出しや持ち込みなどが、セキュリティ上の課題として認知されているが、出入り口(扉)を監視対象とする映像情報を証跡として残しておくことで、不正通行の証跡や正規登録者の正常通行時の証跡を保存することが可能となり、防犯機能(監視機能)強化や内部統制管理の強化に結びつけることが可能となる。
人物を特定するイベント情報としては、システムに登録された人物による正常な通行イベントや、各種の不正操作のイベントがある。
人物を特定しないイベント情報としては、システムに登録されていない人物による不正操作のイベントや、システム自体が発生する警報イベントなどがある。
このように、遠隔映像取得システムに入退室管理システムのイベント情報を活用することで、人物特定の有無や正常/異常のイベント情報を用いて、映像情報の取得が可能となるため、内部統制管理の強化を実現することができるとともに、多拠点にまたがる企業や複数企業に対する集中管理が可能となる。
インターホンシステムでは、イベント情報として、例えば、共用玄関に設置されているインターホンによる部屋呼び出しや暗証番号入力などに伴う操作イベント、通行者に対して通行許可/不許可を与えたことを示す認証イベント、実際に扉が開閉して通過したことを示す通行イベント、不正に長時間扉が開いている場合や装置に対する破壊行為の検出などを含む警報イベント、インターホンに内蔵されている人感センサによる人物の接近認識イベント、インターホンで非常識に大きな音・声を認識(設定音量よりも大きな音・声を認識)した場合の異常音声認識イベントなどがある。
インターホンシステムの場合も、入退室管理システムと同様に、人物を特定可能なイベント情報、即ち、居住者を特定可能なイベント情報を通知するものである。
居住者を特定可能なイベント情報による居住者通行時の「ともづれ」有無や、居住者の許可で出入りした者の確認、居住者と特定されないイベント情報によるマンションへの訪問動向などを、遠隔地で映像情報を用いて確認することが可能であるため、大規模マンション群や各地に分散している多くのマンションを管理する場合の管理作業の効率化が可能となる。
自動ドアや自動シャッターでは、イベント情報として、例えば、ドア・シャッターの施開錠イベント、ドア・シャッターの開閉イベント、異物が挟まるなどで扉が閉まらない場合や不正に長時間扉が開いている場合や装置に対する破壊行為の検出などを含む警報イベントなどがある。
自動ドアや自動シャッターの場合、発生するイベント情報には、通常人物を特定する情報は含まれず、正常/異常の事象や、状態の変化を通知するイベント情報となる。
自動ドアや自動シャッターで発生するイベント情報を用いることで、通行者/通行車両の確認や、故障などの異常状態発生に至る状況を遠隔地で確認することが可能となるため、各地に分散している自動ドアや自動シャッターを管理する場合の管理作業の効率化が可能となる。
自動改札システムでは、イベント情報として、例えば、入退場カード(定期券、ストアードフェアカード、切符)による操作イベント、通行者に対して通行許可/不許可(区間不正、期間不正、料金不足など)を与えたことを示す認証イベント、実際に扉が開閉して通過したことを示す通行イベント、不正に通過が行われた場合などの警報イベントなどがある。
人物を特定可能なイベント情報を用いることで、例えば、定期券の不正使用(入退室管理システムの「なりすまし」に相当)が発生したとき、過去に遡って、各地に分散している多数の駅での使用時の映像情報を遠隔地で取得することで、使用状況の確認を容易に行うことができる。
また、故障などの異常状態発生に至る状況を遠隔地で確認することが可能であるため、多数の駅を管理する場合の管理作業の効率化が可能となる。
ホーム柵システムでは、イベント情報として、例えば、鉄道駅への車両入場や通過のイベント、ドアの開閉イベント、異物が挟まるなどで扉が閉まらない場合などの警報イベントなどがある。
ホーム柵システムで発生するイベント情報を用いることで、駅利用者の確認や、故障などの異常状態発生に至る状況を遠隔地で確認することが可能となるため、各地に分散しているホームドアを管理する場合の管理作業の効率化が可能となる。
鉄道線路の踏切では、イベント情報として、例えば、車両入場や通過のイベント、踏切内での人・車両の滞留(停止)検知、人為的操作あるいは車両などの障害物の存在や異物が挟まるなどで遮断機が閉まらない場合などの警報イベントなどがある。
鉄道線路の踏切で発生するイベント情報を用いることで、通行者/通行車両の確認や、故障などの異常状態発生に至る状況を遠隔地で確認することが可能となるため、各地に分散している踏切を管理する場合の管理作業の効率化が可能となる。
人又は物の移動を支援する設備がエレベータである場合、イベント情報として、例えば、エレベータの呼び寄せボタン操作イベント、停止階床通知イベント、ドアの開閉イベント、人為的操作や異物が挟まるなどで、扉が閉まらない場合などの警報イベントなどがある。
エレベータで発生するイベント情報の特徴として、正常なイベントには、エレベータの呼び寄せ、行き先階床や停止階床などのエレベータのかごの位置及び動きを示す情報が含まれることがある。
エレベータで発生するイベント情報を用いることで、特定階床の利用者の映像情報を取得することが可能となる。このため、例えば、犯罪発生前後の状況確認に役立てることが可能となる。
また、緊急停止などを含む異常状態発生に至る状況を遠隔地で確認することが可能となるため、各地に分散しているエレベータを管理する場合の管理作業の効率化が可能となる。
エスカレータの場合、発生するイベント情報には、通常人物を特定する情報は含まれず、正常/異常の事象や、状態の変化を通知するイベント情報となる。
エスカレータで発生するイベント情報を用いることで、利用者の確認や、故障や緊急停止などの異常状態発生に至る状況を遠隔地で確認することが可能となるため、各地に分散しているエレベータを管理する場合の管理作業の効率化が可能となる。
また、映像生成部81−1〜81−P及びイベント生成部82−1〜82−Qが時計機能を備えていない場合でも、映像管理部10及びイベント管理部20に収容することができる効果が得られる。
図15はこの発明の実施の形態7による遠隔映像取得システムの監視拠点1−n(n=1,2,・・・,N)及び映像取得センタ3の内部を示す構成図であり、図において、図4及び図13と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
時刻情報生成部84は内部時計83の時刻を参照して、映像情報及びイベント情報の時刻情報を生成するとともに、その映像情報の時刻情報を位置情報管理部12に保存し、そのイベント情報の時刻情報をイベント属性情報保存部22に保存する処理を実施する。
また、時刻情報生成部84は内部時計83の時刻を映像取得センタ3の外部時計45の時刻に合わせる処理を実施する。なお、時刻情報生成部84は時刻情報生成手段を構成している。
上記実施の形態6では、映像管理部10とイベント管理部20から監視拠点1−nが構成されているものについて示したが、図15に示すように、映像管理部10とイベント管理部20が一体化されている映像イベント管理部31を用いて、監視拠点1−nが構成されるようにしてもよい。
イベント生成部82−1〜82−Qは、上記実施の形態6と同様に、監視対象で発生するイベントを検知して、そのイベントを示すイベント情報を生成し、そのイベント情報をイベント管理部20のイベント情報保存部21に保存する。
また、時刻情報生成部84は、イベント生成部82−1〜82−Qがイベント情報を生成すると、内部時計83の時刻を参照して、イベント情報の時刻情報を生成し、その時刻情報をイベント属性情報保存部22に保存する。
また、時刻情報生成部84は、イベント情報の時刻情報をイベント属性情報保存部22に保存する際、イベント情報の種別を示す種別情報や、イベント情報の生成元(イベント生成部82−1〜82−Q)を識別する識別情報などもイベント属性情報保存部22に保存する。
これにより、内部時計83と外部時計45の時刻差が一定値(例えば、0.1秒)を越えないように維持される。
この実施の形態7の場合、時刻情報生成部84が時刻情報及びイベント情報の時刻情報を生成する際、同じ内部時計83の時刻を参照しているので、時刻情報及びイベント情報の時刻情報にずれを生じることがない。
その他の処理は、上記実施の形態2,6と同様であるため説明を省略する。
また、映像生成部81−1〜81−P及びイベント生成部82−1〜82−Qが時計機能を備えていない場合でも、映像イベント管理部31に収容することができる効果が得られる。
図17はこの発明の実施の形態8による遠隔映像取得システムの監視拠点1−n(n=1,2,・・・,N)、映像取得センタ4及び映像取得拠点5−m(m=1,2,・・・,M)の内部を示す構成図であり、図において、図11と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
イベント送信部28はイベント生成部82−1〜82−Qにより生成されたイベント情報をネットワーク2経由で映像取得センタ4に送信するとともに、時刻情報生成部27により生成されたイベント情報の時刻情報や、イベント情報の種別を示す種別情報、イベント情報の生成元(イベント生成部82−1〜82−Q)を識別する識別情報などをイベント属性情報として映像取得センタ4に送信する処理を実施する。
上記実施の形態6では、映像管理部10とイベント管理部20が監視拠点1−nに設置されているものについて示したが、図17に示すように、映像管理部10が監視拠点1−nに設置され、イベント管理部70が映像取得センタ4に設置されているようにしてもよい。
以下、具体的な処理内容を説明する。
時刻情報生成部27は、イベント情報の時刻情報を生成する際、イベント情報の種別を示す種別情報や、イベント情報の生成元(イベント生成部82−1〜82−Q)を識別する識別情報なども生成する。
時刻情報生成部27により生成されたイベント情報の時刻情報、イベント情報の種別を示す種別情報や、イベント情報の生成元(イベント生成部82−1〜82−Q)を識別する識別情報などは、イベント属性情報としてイベント送信部28に出力される。
これにより、内部時計26と外部時計45の時刻差が一定値(例えば、0.1秒)を越えないように維持される。
したがって、時刻情報が同値である映像情報とイベント情報のずれは、実用上問題の無い値(例えば、最大0.2秒)に収めることが可能である。
イベント送信部28は、映像取得センタ4におけるイベント管理部70との通信を確立すると、イベント生成部82−1〜82−Qにより生成されたイベント情報と時刻情報生成部27から出力されたイベント属性情報をネットワーク2経由で映像取得センタ4のイベント管理部70に送信する。
その他の処理は、上記実施の形態6と同様であるため説明を省略する。
また、イベント送信部28がイベント生成部82−1〜82−Qにより生成されたイベント情報と時刻情報生成部27から出力されたイベント属性情報をネットワーク2経由で映像取得センタ4のイベント管理部70に送信するように構成したので、イベント管理部70が映像取得センタ4に設置されている場合でも、監視拠点1−nに設置されているイベント生成部82−1〜82−Qを収容することができる効果を奏する。
Claims (13)
- 監視対象が撮影されている映像を示す映像情報を保存する映像情報保存手段と、
上記監視対象に関するイベントを示すイベント情報を保存するとともに、上記イベント情報に対応する映像情報を示すイベント属性情報を保存するイベント情報保存手段と、
所望のイベント情報の検索に用いる検索条件の設定を受け付ける検索条件設定受付手段と、
上記イベント情報保存手段により保存されているイベント情報の中から、上記検索条件設定受付手段により設定が受け付けられた検索条件に合致するイベント情報を検索するイベント情報検索手段と、
上記イベント情報検索手段により検索された少なくとも1つ以上のイベント情報を送信する際、上記イベント情報に対応する上記映像情報が示す映像の縮小画像を送信するイベント情報送信手段と、
上記イベント情報送信手段から送信されたイベント情報の少なくとも1つ以上のイベント情報と上記縮小画像を表示して、所望のイベント情報の選択を受け付けるイベント情報選択受付手段と、
上記イベント情報選択受付手段により選択が受け付けられたイベント情報に対応する映像情報の取得を要求する映像情報取得要求手段と、
上記イベント情報保存手段に保存されているイベント属性情報を参照して、上記映像情報保存手段に保存されている映像情報の中から、上記映像情報取得要求手段により要求されたイベント情報に対応する映像情報を取得し、取得した映像情報を送信する映像情報送信手段と、
を備えることを特徴とする遠隔映像取得システム。 - 上記映像情報送信手段において映像情報を送信する際、映像情報の間引き処理を実施し、間引き処理後の映像情報を送信することを特徴とする請求項1記載の遠隔映像取得システム。
- 映像情報が示す映像を解析することでイベントを検知するイベント生成手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の遠隔映像取得システム。
- 上記イベント生成手段は、イベントを検知するセンサで構成されていることを特徴とする請求項3記載の遠隔映像取得システム。
- 上記イベント生成手段は、人又は物の移動を制限する設備で構成されていることを特徴とする請求項4記載の遠隔映像取得システム。
- 人又は物の移動を制限する設備は、通行対象の人又は物が、予め通行を許可された人又は物であれば、扉の開閉を行う入退室管理システムであることを特徴とする請求項4記載の遠隔映像取得システム。
- 人又は物の移動を制限する設備は、通行対象の人又は物が、予め通行を許可された人又は物であれば、建物の出入り扉の開閉を行うインターホンシステムであることを特徴とする請求項4記載の遠隔映像取得システム。
- 人又は物の移動を制限する設備は、人又は物の接近を検知すると扉を開き、人又は物の通過を確認すると、扉を閉じる自動ドア又は自動シャッターであることを特徴とする請求項4記載の遠隔映像取得システム。
- 人又は物の移動を制限する設備は、通行対象の人又は物が、予め通行を許可された人又は物であれば、鉄道駅構内の出入り扉の開閉を行う自動改札システムであることを特徴とする請求項4記載の遠隔映像取得システム。
- 人又は物の移動を制限する設備は、列車が駅に停止している場合に限り、扉の開閉を行う鉄道駅構内のホーム柵システムであることを特徴とする請求項4記載の遠隔映像取得システム。
- 人又は物の移動を制限する設備は、列車が通過する際に扉の閉鎖を行う鉄道線路の踏切であることを特徴とする請求項4記載の遠隔映像取得システム。
- イベント生成手段は、人又は物の移動を支援する設備で構成されていることを特徴とする請求項3記載の遠隔映像取得システム。
- 人又は物の移動を支援する設備は、エレベータ又はエスカレータであることを特徴とする請求項12記載の遠隔映像取得システム。
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