JP5296508B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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本発明はソフトスタート機能を有するPWM制御のスイッチング電源装置に関する。
スイッチング電源の起動時において発生する突入電流や出力電圧のオーバーシュートを抑制するために、ソフトスタート回路が一般に使用されている。ソフトスタート回路を有するPWM制御のスイッチング電源の例として、定電流源により充電されるコンデンサの充電電圧に基づいてソフトスタート時間を決定するものが特許文献1に、電圧発生回路とフィルタ回路の相互動作によりソフトスタート時間を決定するものが特許文献2に示されている。
図8にソフトスタート回路を有するPWM信号により駆動されるスイッチング電源の一例を示した。図8のスイッチング電源装置は、LED負荷に電源を供給するためのPWM制御方式昇圧型DC−DCコンバータであり、出力帰還回路120、位相補償回路200、PWM信号生成回路122、電力変換回路123、LED負荷124、定電流回路202、ソフトスタート回路201から構成されている。
また、図9にソフトスタート回路201の詳細を、図10にソフトスタート回路201のタイミングチャートを示した。
ソフトスタート回路201の増幅器212は、2つの正相入力端子を持ち、入力電圧の低い端子を選択して動作する。ソフトスタート電圧Vssと参照電圧Vsetの関係が(Vss<Vset)の場合は、ソフトスタート電圧Vss端子が選択され、(Vss≧Vset)の場合は、参照電圧Vset端子が選択される。
イネーブル信号ENがローのとき、コンデンサ211に蓄積された電荷が放電され、ソフトスタート電圧Vssは0Vとなる。このとき、ソフトスタート回路201のソフトスタート回路出力Vsoも0Vになる。
イネーブル信号ENがハイになると、コンデンサ211は定電流源210により充電され、ソフトスタート電圧Vssは徐々に増加する。ソフトスタート電圧Vssと参照電圧Vsetの関係が(Vss<Vset)である間、ソフトスタート電圧Vssは直線的に増加することから、ソフトスタート回路出力Vsoも直線的に増加する。そして、ソフトスタート期間Tsの経過後、(Vss≧Vset)の関係となると、ソフトスタート回路出力Vsoは一定値で安定する。
定電流回路202を流れる電流Iledは、Iled=Vso/Rledとなるため、ソフトスタート回路出力Vsoに応じて徐々に増加する。このように、ソフトスタート回路出力Vsoが直線的に増加するソフトスタート期間Tsを設けることにより、出力コンデンサ110への急激な充電を無くし、突入電流や出力電圧のオーバーシュートを抑制している。
特開2007−185066号 特開2003−216249号
図9のようなソフトスタート回路を用いて突入電流や出力電圧のオーバーシュートを抑制する場合、ソフトスタート期間Tsを長くするには、コンデンサ211の容量を大きくするか、もしくは定電流源210の電流値を小さくする必要がある。
しかし、コンデンサ211として使用される大容量のコンデンサを半導体集積回路の内部に形成するにはチップ面積を大きくしなければならず、コストアップの原因となる。コンデンサ211に外付けのコンデンサを用いてもよいが、そうすると周辺部品を追加する必要があるため、コストアップとともに実装面積も増加してしまう。一方、定電流源の電流値を小さくすると、定電流値を均一に設定することが困難となってチップの歩留まりが低下し、結果としてコストがアップするといった問題があった。
図8中の位相補償回路200の周波数特性を低域側にシフトさせる(具体的にはコンデンサの静電容量を大きくしたり抵抗の電気抵抗を大きくする)と、特許文献2の図4とその説明から推察されるように、誤差信号Vcompは起動時において本来あるべき値に到達するまでに時間を要するようになる。この現象を利用すれば、ソフトスタート回路201を設けずともスイッチング電源装置にソフトスタート動作させることも可能だと考えられる。しかし、位相補償回路200の周波数特性を低域側にシフトさせると、負荷が変動した場合、出力電圧または電流が設定値に復帰するまでに時間が掛かるようになってしまう。つまり、ラインレギュレーションが悪くなるため、出力電圧Voutのアンダーシュート、オーバーシュートが発生し易くなるといった問題が有った。
そこで本発明は、ラインレギュレーションの優れたソフトスタート機能を有するPWM制御のスイッチング電源装置を得ることを第1の目的とする。また本発明は、コストアップを抑えられたソフトスタート機能を有するPWM制御のスイッチング電源装置を得ることを第2の目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、PWM信号により駆動されるスイッチング電源装置において、帰還信号と基準電圧より誤差信号を生成する誤差増幅器と、 該誤差増信号の位相を補償するための手段であって、相対的に周波数特性を低域側にシフトさせた第1の位相補償回路および相対的に周波数特性を高域側にシフトさせた第2の位相補償回路と、 該第1の位相補償回路もしくは該第2の位相補償回路のいずれか一方を選択し、選択した該第1の位相補償回路または該第2の位相補償回路より位相補償された誤差信号を得るためのスイッチ回路と、 該位相補償された誤差信号に基づいて該PWM信号を生成するPWM信号生成回路とを有し、 該スイッチ回路は、起動動作時に該第1の位相補償回路を選択し、定常動作時に該第2の位相補償回路を選択することを特徴とする。
本発明によれば、起動時と定常動作時で異なる位相補償を行うため、ラインレギュレーションが悪くならない。また、ソフトスタート動作が位相補償回路によって実現され、必要な回路素子が2つの位相補償回路で共有可能なため、コストアップを抑えられる。これにより、コストアップを抑えられ、ラインレギュレーションの優れたソフトスタート機能を有するPWM制御のスイッチング電源装置を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に本発明の実施例によるPWM制御のスイッチング電源装置を示した。図1に示すスイッチング電源装置は、LED負荷に電源を供給するPWM制御方式昇圧型DC−DCコンバータであり、出力帰還回路120、第1の位相補償回路101、第2の位相補償回路102、状態検出回路103、スイッチ回路121、PWM信号生成回路122、電力変換回路123、LED負荷124、および定電流回路125から構成されている。
出力帰還回路120内の誤差増幅器100はフィードバック信号Vfbと基準電圧Vrefの差分を反転増幅し、誤差信号Veaを生成する。生成された誤差信号Veaは、第1の位相補償回路101もしくは第2の位相補償回路102のどちらか一方により位相補償される。位相補償された誤差信号Vcompは、スイッチ回路121内のスイッチ104を介して、PWM信号生成回路122内のPWMコンパレータ106に供給される。
スイッチ104は、状態検出回路103から供給される状態検出信号Vstatに応じて動作する。状態検出信号Vstatがローのときは、スイッチ104のAB間が接続され、状態検出信号Vstatがハイのときは、スイッチ104のAC間が接続される。状態検出回路103は、出力電流や出力電圧、外部からの制御信号、誤差信号Veaと位相補償された誤差信号Vcompの比較結果に基づいて、状態検出信号Vstatを生成する。
PWMコンパレータ106は、位相補償された誤差信号Vcompとのこぎり波発振器105の出力Vsawを比較して、PWM信号Vpwmを生成する。生成されたPWM信号Vpwmは電力変換回路123内のパワーMOSFET108に供給される。
位相補償された誤差信号Vcompがのこぎり波Vsawより大きいときは、PWM信号Vpwmはハイとなり、パワーMOSFET108がオンとなる。位相補償された誤差信号Vcompがのこぎり波Vsawより小さいときは、PWM信号Vpwmはローとなり、パワーMOSFET108がオフとなる。
パワーMOSFET108がオンになると、コイル107にエネルギーを蓄積され、このサイクルにおいてLED負荷124に流れる電流は、出力コンデンサ110から供給される。パワーMOSFET108がオフになると、コイル107に蓄積されたエネルギーがショットキーダイオード109を通じてLED負荷124と出力コンデンサ110に供給され、出力電圧Voutが上昇する。出力電圧Voutは、基準電圧VrefとLED負荷の順方向電圧の和で安定するように、フィードバック信号Vfbにより帰還制御される。
図1のPWM制御のスイッチング電源装置では、位相補償回路が2つ設けられており、どちらの位相補償回路を用いて誤差信号Veaの位相補償を行うかは、スイッチ回路121により選択されるものとなっている。この2つの位相補償回路は、それぞれ異なる周波数特性を持つことを特徴としている。
図2に第1の位相補償回路101と第2の位相補償回路102の周波数特性の関係を示す。縦軸は利得、横軸は周波数を対数表示したものである。特性曲線130(実線)は第1の位相補償回路101の周波数特性を表したもので、特性曲線131(点線)は第2の位相補償回路102の周波数特性を表したものである。
第1の位相補償回路101は、第2の位相補償回路102よりも相対的に低域側にシフトさせた周波数特性を持つものである。スイッチ回路121により第1の位相補償回路101が選択されたときには、その低い周波数特性により立ち上がりの緩やかな位相補償された誤差信号Vcompが得られる。このため、スイッチング電源装置の起動時に第1の位相補償回路101を選択することにより、スロースタート動作を行わせることができる。
また、第2の位相補償回路102は、第1の位相補償回路101よりも相対的に高域側にシフトさせた周波数特性を持つものである。スイッチ回路121により第2の位相補償回路102が選択されたときには、その高い周波数特性により応答変化の速い位相補償された誤差信号Vcompが得られる。このため、スイッチング電源装置の定常動作時に第2の位相補償回路102を選択することにより、負荷が変動する場合でも良好なラインレギュレーションを得られるようになる。
図3は、位相補償回路の具体例を示したものである。抵抗140と抵抗141はそれぞれ抵抗値の異なる位相補償抵抗で、抵抗141の抵抗値に対して、抵抗140の抵抗値が高く設定されている。ここで、抵抗140とコンデンサ142が図1における第1の位相補償回路101を構成し、抵抗141とコンデンサ142が第2の位相補償回路102を構成している。
スイッチ104の端子AB間を接続し、抵抗値の高い抵抗140を選択すると、位相補償コンデンサ142の充電時間は長くなり、立ち上がりの緩やかな位相補償された誤差信号Vcompが得られる。スイッチ104の端子AC間を接続し、抵抗値の低い抵抗141を選択すると、位相補償コンデンサ142の充電時間は短くなり、応答変化の早い位相補償された誤差信号Vcompが得られる。
次に、状態検出回路の構成例を図4〜図7にそれぞれ示す。
図4に示した状態検出回路は、スイッチング装置が起動してから所定時間経過後に状態検出信号Vstatをローからハイに切り換えるものである。外部からの制御信号であるEN信号がローからハイに切り換わると、定電流源150によりコンデンサ151への充電が開始される。コンデンサ151の充電電圧Vcが基準電圧Vref2より大きくなると、状態検出信号Vstatがローからハイに切り換わる。すなわち、外部からの制御信号に応じて、所定の時間が経過すると定常動作状態と判断する。状態検出回路が定常動作状態と判断すると、スイッチ回路121の接続が第1の位相補償回路101から第2の位相補償回路102に切り換わる。
図5に示した状態検出回路は、誤差信号Veaと位相補償された誤差信号Vcompを比較して状態検出信号Vstatを得るものである。絶対値回路152により、位相補償された誤差信号Vcompと誤差信号Veaの差の絶対値信号Vabsが得られる。絶対値信号Vabsが、シュミットトリガ153の下側のしきい値を下回ると、状態検出信号Vstatがローからハイに切り換わる。すなわち、誤差信号Veaと位相補償された誤差信号Vcompを比較し、両者の電位差が設定値より小さくなると定常動作状態と判断する。状態検出回路が定常動作状態と判断すると、スイッチ回路121の接続が第1の位相補償回路101から第2の位相補償回路102に切り換わる。
図6に示した状態検出回路は、定電流回路125の出力トランジスタ111のゲート電圧Vsenseを監視するものである。定電流回路125を流れる電流Iledが小さく、Iled<<Vled/Rledの場合、Vsense>Vref3となり、状態検出信号Vstatはローとなる。一方、定電流回路125を流れる電流Iledが大きくなってIled≒Vled/Rledになると、Vsense<Vref3となり、状態検出信号Vstatはローからハイに切り換わる。すなわち、出力電流Iledに基づいて状態検出信号Vstatを生成するものであり、出力電流Iledがある設定値を越えたら定常動作状態と判断する。状態検出回路が定常動作状態と判断すると、スイッチ回路121の接続が第1の位相補償回路101から第2の位相補償回路102に切り換わる。
図7に示した状態検出回路は、出力電圧Voutを分圧した電圧Vdivと基準電圧Vref4を比較して状態検出信号Vstatを生成している。出力電圧Voutを分圧した電圧Vdivが基準電圧Vref4を超えると、状態検出信号Vstatはローからハイに切り換わる。すなわち、出力電圧Voutに基づいて、状態検出信号Vstatを生成するものであり、出力電圧Voutがある設定値を越えたら定常動作状態と判断する。状態検出回路が定常動作状態と判断すると、スイッチ回路121の接続が第1の位相補償回路101から第2の位相補償回路102に切り換わる。
これら、図4〜図7に示した状態検出回路から得られる状態検出信号の内、複数をAND回路に供給し、AND回路より出力される信号を状態検出信号Vstatとして、スイッチ回路121に供給しても良い。このような構成にすることで、第1の位相補償回路101から第2の位相補償回路102に切り換える条件を細かく設定することができる。また、誤動作を防止することができる。
このような状態検出回路を用いることで、起動動作時には、相対的に周波数特性を低域側にシフトさせた第1の位相補償回路101が選択される。相対的に周波数特性を低域側にシフトさせた第1の位相補償回路101を選択することにより、立ち上がりが緩やかな位相補償された誤差信号Vcompが得られる。そして、PWMコンパレータ106により生成されるPWM信号Vpwmのデューティー比は、起動後から時間経過と共に徐々に大きくなる。このようなPWM信号Vpwmにより電力変換回路123が駆動されるため、出力電圧Voutは徐々に増加し、起動時のソフトスタート動作を行うことができる。
また、状態検出回路の検出結果に基づいて、定常動作状態と判断した後は、相対的に周波数特性を高域側にシフトさせた第2の位相補償回路102に切り換えられる。相対的に周波数特性を高域側にシフトさせた第2の位相補償回路を選択することにより、応答変化の速い位相補償された誤差信号Vcompが得られる。そして、PWMコンパレータ106により生成されるPWM信号Vpwmのデューティー比は、負荷の状態に応じて迅速に変化する。このようなPWM信号Vpwmにより電力変換回路123が駆動されるため、負荷が変動した場合でも高速応答が可能となり、出力電圧Voutのアンダーシュート、オーバーシュートを抑制し、良好なラインレギュレーションを維持することができる。
以上に説明したように、本発明のスイッチング電源装置は、スイッチング電源装置の動作状態に適した位相補償回路を選択使用することで、起動動作時のソフトスタート動作を実現し、同時に定常動作時の良好なラインレギュレーションを実現している。ここで、第1の位相補償回路101が従来のスロースタート回路の役割と位相補償回路の役割を同時に担っている。図3から分かるように、第1の位相補償回路101は第2の位相補償回路102と部品(位相補償コンデンサ)の共有化が可能なため、チップ面積の増加やコストアップを抑えることが可能である。
なお、本発明のソフトスタート機能を有するPWM制御のスイッチング電源装置の実施例として、昇圧型DC−DCコンバータに適用した例を示したが、降圧型または昇降圧型DC−DCコンバータに適用してもよい。
また、特性の異なる位相補償回路を3つ以上用意して、様々な条件、例えば、起動時と定常動作時の他にスリープモード動作時など、に応じて位相補償回路を切り換えて使用する回路構成としてもよい。
本発明の実施例によるソフトスタート機能を有するスイッチング電源装置の構成図 本発明の位相補償回路の周波数特性 本発明の位相補償回路の具体例 本発明の状態検出回路の具体例 本発明の状態検出回路の他の具体例 本発明の状態検出回路の他の具体例 本発明の状態検出回路の他の具体例 従来のソフトスタート機能を有するスイッチング電源装置の構成図 従来のソフトスタート回路 従来のソフトスタート回路のタイミングチャート
符号の説明
100 誤差増幅器
101 第1の位相補償回路
102 第2の位相補償回路
103 状態検出回路
104 スイッチ
105 のこぎり波発振器
106 PWMコンパレータ
107 コイル
108 パワーMOSFET
109 ショットキーダイオード
110 出力コンデンサ
111 出力トランジスタ
120 出力帰還回路
121 スイッチ回路
122 PWM信号生成回路
123 電力変換回路
124 LED負荷
125 定電流回路
130 第1の位相補償回路の周波数特性
131 第2の位相補償回路の周波数特性
140 位相補償抵抗
141 位相補償抵抗
142 位相補償コンデンサ
150 定電流源
151 コンデンサ
152 絶対値回路
153 シュミットトリガ

Claims (5)

  1. PWM信号により駆動されるスイッチング電源装置において、
    帰還信号と基準電圧より誤差信号を生成する誤差増幅器と、
    該誤差信号の位相を補償するための手段であって、相対的に周波数特性を低域側にシフトさせた第1の位相補償回路および相対的に周波数特性を高域側にシフトさせた第2の位相補償回路と、
    該第1の位相補償回路もしくは該第2の位相補償回路のいずれか一方を選択し、選択した該第1の位相補償回路または該第2の位相補償回路より位相補償された誤差信号を得るためのスイッチ回路と、
    該位相補償された誤差信号に基づいて該PWM信号を生成するPWM信号生成回路とを有し、
    該スイッチ回路は、起動動作時に該第1の位相補償回路を選択し、定常動作時に該第2の位相補償回路を選択する
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 出力電流の検出結果に基づいて状態検出信号を生成し、該状態検出信号により前記スイッチ回路を切り換えるための状態検出回路を有し、
    該状態検出回路と該スイッチ回路は、該出力電流が設定値以下のとき起動動作状態と判断して前記第1の位相補償回路を選択し、該出力電流が該設定値より大きくなったとき、定常動作状態と判断して前記第2の位相補償回路を選択することを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 出力電圧の検出結果に基づいて状態検出信号を生成し、該状態検出信号により前記スイッチ回路を切り換えるための状態検出回路を有し、
    該状態検出回路と該スイッチ回路は、該出力電圧が設定値以下のとき起動動作状態と判断して前記第1の位相補償回路を選択し、該出力電圧が該設定値より大きくなったとき、定常動作状態と判断して前記第2の位相補償回路を選択することを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記スイッチ回路は、外部からの制御信号に応じて前記第1の位相補償回路を選択した後、所定時間以上経過後に前記第2の位相補償回路に切り換えることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記位相補償された誤差信号と前記誤差信号の差に基づいて状態検出信号を生成し、該状態検出信号により前記スイッチ回路を切り換えるための状態検出回路を有し、
    該状態検出回路と該スイッチ回路は、前記位相補償された誤差信号と前記誤差信号の差の絶対値が設定値より大きいとき起動動作状態と判断して前記第1の位相補償回路を選択し、前記位相補償された誤差信号と前記誤差信号の差が該設定値以下となったとき、定常動作状態と判断して前記第2の位相補償回路を選択することを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
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