JP5295075B2 - 中空パイプ体補強シート貼付工法 - Google Patents
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Description
具体的には、電柱の側面に孔を開け、この孔を介して、風船体により電柱内壁に係合する頭部固定装置と底部固定装置をそれぞれ電柱内壁の上部及び下部に線材を用いて押しいれて風船体内部に空気を入れることで固定する。そして、頭部固定装置及び底部固定装置に設けられた被係合部には予め前記孔から表出するようにワイヤーが設けられ、このワイヤーを用いて頭部固定装置及び底部固定装置間を移動するように、接着剤を噴射ノズルにより電柱内壁に吹きつけて塗布する。その後、噴射ノズルを取り出して、ワイヤーに補強シートの上端及び下端に結び付けて、引っ張ることで、補強シート上端および下端に設けられた係合部材を頭部固定装置及び底部固定装置の被係合部に係合させて固定する。最後に、補強シート内部を空気により膨らませて内壁に貼りつけることで、補強シートを電柱に貼りつけることができる。
本発明は、このような問題に鑑みて、中空のパイプ体内部に筒状の補強シートを側面から挿入して貼り付ける工法として、工程数を減らすとともに、引っ張ることで操作をするワイヤーを用いないようにすることを課題とする。
請求項1に記載の発明は、中空パイプ体を補強するために筒状の補強シートを当該中空パイプ体内に貼り付ける中空パイプ体補強シート貼付工法であり、まず、前記補強シート側面には内部に通じる孔である連通孔が設けられ、可撓性と弾性を有する第一線材が当該連通孔及び前記補強シートの内側を通って前記補強シートの先端側に固定される。そして、孔空け工程により、前記中空パイプ体の側面に内部に連通する孔であるパイロット孔を空け、補強シート挿入工程により前記第一線材を、前記連通孔及び前記パイロット孔から外部に存する状態を保持しつつ、前記補強シートとともに前記パイロット孔から押し入れて前記補強シートを前記中空パイプ体内に挿入し、補強シート保持工程により前記第一線材の移動を停止することで前記補強シートを前記中空パイプ体内の所定位置に保持する。その後、補強シート貼付工程により前連通孔及びパイロット孔を介して、所定の押圧力付与手段により前記補強シート内部に力を加えることで、前記補強シートを前記中空パイプ体内壁に押し付け、予め中空パイプ体内壁に塗布しておいた接着剤及び/又は補強シートに含ませた接着剤により、前記補強シートを前記中空パイプ体内壁に貼り付ける。
請求項3に記載の発明は、前記中空パイプ体補強シート貼付工法において、前記補強シートの後端側にも可撓性と弾性を有する第二線材が固定されるものであって、前記補強シート挿入工程において第二線材の先端側も前記補強シート内に挿入し、前記補強シート保持工程において、前記第一線材と前記第二線材とを適当な位置に停止させることで前記補強シートの先端側と後端側に互いに逆方向の力を加えて、前記補強シートが真っ直ぐに伸びた状態を維持させるものである。なお、第二線材は予め補強シート内部に入れられていてもよく、補強シート挿入工程の途中で入れられるようにしてもよい。
請求項4に記載の発明は、前記中空パイプ体補強シート貼付工法において、前記押圧力付与手段は、前記補強シートの長さ以上の長さを有する長尺風船体であって、当該長尺風船体は前記補強シート挿入工程の前に前記補強シート内に予め収められ、前記補強シート挿入工程が完了した時点で、当該長尺風船体の内部に空気を入れるための空気注入管が前記連通孔及びパイロット孔を通じて外部に存するようにされる。そして、前記補強シート貼付工程において、前記空気注入管に空気を入れることで前記長尺風船体を膨らませて前記補強シート内部に力を加えるものである。
請求項6に記載の発明は、請求項3又は4に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法において、前記第一線材は、前記長尺風船体の先端側に固定され、前記長尺風船体の先端は前記補強シートの先端側に一体に保持されることで、前記第一線材が間接的に前記補強シートに先端側に固定されるものである。
請求項7に記載の発明は、請求項3から5に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法において、前記補強シートは補強シートに含ませた接着剤により中空パイプ体内壁に貼り付けられるものであり、前記長尺風船体の外周面には接着剤が噴出する接着剤噴出口が形成されるとともに、当該接着剤噴出口に接着剤を供給する接着剤供給管が前記連通孔及びパイロット孔を通って外部に存するように設けられる。そして、前記補強シート貼付工程において、前記長尺風船体を膨らませることに加えて、前記接着剤供給管から接着剤を供給することで、前記接着剤噴出口から噴出する接着剤により前記補強シートに接着剤を含ませるものである。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法において、前記第一線材はパイプ体からなり、前記操作線材を兼ねるものである。
請求項15に記載の発明は、請求項12又は13に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法に用いられる、中心側から中空パイプ体内壁面に向かって伸長する伸長部材を中空パイプ体内壁に押し付けることで、中空パイプ体内部に固定される頭部固定装置が先端側に設けられる高強度繊維を筒状に形成した補強シートである。
請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の補強シートにおいて、前記頭部固定装置は中空パイプ体の当該頭部固定装置が位置する部分の最大内径よりもやや大きく膨らむことができる小型風船体としたものである。
請求項1に記載の発明は、中空パイプ体側面に設けた孔から可撓性と弾性を有する線材を用いて筒状の補強シートを中空パイプ体内部に押入れて、所定位置で固定し、この状態で補強シート内部に力を加えて補強シートを中空パイプ体内壁に押し付けて貼り付けるものであり、従来の工法に比べて工程数を著しく減らすことができ、また、引っ張るワイヤーを使わず可撓性と弾性を有する線材を用いるので、絡まったり、切れたりすることがなく、工法が中断する可能性を低くすることができる。
請求項2に記載の発明は、第一線材を取り出すので、他の中空パイプ体に対して、同じ第一線材を何度も使用することができ、経済的である。
請求項3に記載の発明は、補強シートの先端と後端とを引っ張った状態で中空パイプ体内に保持するので、補強シートを中空パイプ体内壁に押し付ける際に、上下方向で弛みが生じることを抑制することができ、又、横方向に設置されたパイプ体への適用に好適である。
請求項4に記載の発明は、補強シート内部に入れた長尺風船体を膨らませることで、補強シートを中空パイプ体内壁に押し付けるものであるので、補強シート全体を比較的均等な力で中空パイプ体内壁に押し付けることができる。
請求項5に記載の発明は、長尺風船体を取り出すので、他の中空パイプ体に対して、同じ長尺風船体を何度も使用することができ、経済的である。
請求項7に記載の発明は、長尺風船体外表面から噴出する接着剤を補強シート内面全体にほぼ同時に押し付けながら補強シートに含ませることができるので、作業時間を短くすることができる。
請求項9に記載の発明は、小型風船体を移動させながら小型風船体外表面に設けた接着剤噴出口により接着剤を補強シートに含ませるものであり、簡易な構成で、比較的むらなく接着剤を補強シートに含ませることができる。
請求項10に記載の発明は、小型風船体を移動させながら小型風船体外表面に設けた接着剤噴出口により接着剤を中空パイプ体内壁に塗布するものであり、やはり、簡易な構成で、比較的むらなく接着剤を中空パイプ体内壁に塗布することができる。
請求項11に記載の発明は、噴射により補強シート内部から接着剤を吹き付けて接着剤を補強シートにしみこませるので大量の接着剤を短時間で補強シートにしみこませることができる。
請求項13に記載の発明は、頭部固定装置を風船体とすることで、全体が均等に膨らむので確実に中空パイプ体内に固定でき、また、構造も簡易にすることができる。
請求項14に記載の発明は、操作線材を第一線材と共用することで線材を減らすことができ、より簡易に扱うことができる。
まず、電柱側面に形成される昇降用足場ボルト受け口の一箇所を使用して、地面から2.0m以内の地上部に表面から内部に至る貫通孔であるパイロット孔を形成する。具体的には、図1(a)に示すように、電柱P側面に形成される昇降用足場ボルト受け口Nの位置に電動ドリルDを使用して外径5 m/m程度のキリを上向きに貫通させ、次に、図1(b)に示すようにキリを下向きに貫通させることで、パイロット孔11を2つ形成する。次に、図2(a)(b)に示すように中央先端に、5 m/m程度のキリを取り付けた外径50 m/mの特殊ダイヤモンドコアーを、電動ドリルに取り付け、中央先端のキリをまず上向きのパイロット孔に挿入して、上向きに穿孔を行い貫通させる。次に、図2(c)に示すように下向きのパイロット孔に中央先端のキリを挿入して下向きに穿孔を行い貫通させる。これにより、図3に示すような電柱Pの内壁に通じるステップ孔12が形成される。
次に、形成されたステップ孔12を通じて、電柱P内壁にプライマー及び接着剤の塗布を行なう。なお、接着剤の塗布の前に必要に応じて、電柱P内の洗浄や研磨などを行なってもよい。接着剤の塗布には、図4に示すような小型風船体を利用した塗布器具20を用いる。塗布器具20は、電柱Pの内径よりもやや大きく膨らむことができる小型風船体21、小型風船体21の側周面に固定されるリング状の薄いスポンジからなる塗布スポンジ22、塗布スポンジ22内を通る一定間隔で多数の孔が形成されている塗布液供給管23、風船体内部の縦方向の中心軸に固定される入れ子構造にすることで伸縮可能に形成される棒体からなる支持棒24、支持棒24が内部に通るように設けられる圧縮バネ25、線材30を固定するための線材固定ジョイント26とからなる。また、小型風船体21には、空気を供給する気体供給管21aが接続され、塗布液供給管23には液体供給管23aが接続されている。液体供給管23aは図示しない基端側で二股になっている。塗布器具20は、このような構成により、小型風船体21内に気体が入っていない状態のときには、支持棒24に支持される圧縮バネ25により縦に伸ばされて細長い状態となり、小型風船体21内に気体を入れることで適宜外径の大きさを変えることができる。
なお、プライマー液および接着剤は電柱P内壁面に付着して流れ落ちないように粘着性を高めるための添加剤を配合することが望ましい。また、使用後の塗布器具20はプライマーや接着剤が硬化する前に洗浄液を通して洗浄することで何度でも使用することが可能である。
次に補強シートをパイロット孔12を通じて電柱P内に挿入し、所定位置で固定する。図6に補強シート40の斜視図を示す。なお、図では補強シート40は縦方向の途中で入れ子になって縮んだ状態で示されている。補強シート40は炭素繊維,アラミド繊維,ガラス繊維、ポリエチレン、ビニロンなどの高強度繊維繊維で構成されたシート体を2重にして丸め、接合部を伸縮性繊維帯41で縫い合わせることで筒体に形成したものであり、電柱Pの内壁面の所定範囲面に合致する外面を有する。補強シート40が電柱Pに固定された状態でパイロット孔12の位置に面する部分には、補強シート40内部に連通する管体からなる連通孔42が設けられている。また、補強シート40の内側には、補強シート40の内周面に沿う筒状の外周面を有する長尺風船体50が予め収められており、弱い強度の接着剤により補強シート40に固定されている。長尺風船体50の、前記連通孔42に合致する位置には、長尺風船体50の内部に連通する空気注入管51が前記連通孔42内を通るように設けられている。長尺風船体50の内部には、中空の可撓性及び弾性を有する中空の内部線材52が先端部を長尺風船体50の頂点部に固定され、基端側が空気注入管51内部を通って外部に表出するように設けられている。また、この内部線材52の基端側には、線材30を固定するための線材固定ジョイント52aが設けられる。また、内部線材52の側面には、長尺風船体50内に空気を入れるための穴が数箇所設けられ、これにより、内部線材52は空気注入管としての機能も果たす。
そして、この状態で、補強シート40は真っ直ぐ伸びた状態で電柱P内に存するので、補強シート保持工程として、この状態のまま、線材30を一定量だけ巻き取り、図7(d)に示すように、パイロット孔12の位置と補強シート40の連通孔42の位置がほぼ一致するようにして線材30を固定する。この線材30の移動の停止により、補強シート40は図7(d)の位置に固定した状態で保持される。
補強シート貼付工程について図8を用いて説明する。図7(d)の状態で、長尺風船体50内部に空気を入れて膨らませる。空気を入れるのは、空気注入管51の基端からでもよく、また、内部線材52に連通する線材30の基端からでもよい。ここでは、図8(a)に示すように線材30の基端にエアポンプ20Aを接続して空気を入れるものとする。なお、この場合、空気注入管51の側面を縛って、空気が漏れないようにしておく。線材30及び内部線材52は中空であり、内部線材52の側面には穴が設けられているので、エアポンプ20Aにより、線材30の基端から空気を入れると長尺風船体50内に空気がはいり、図8(a)に示すように長尺風船体50は膨らんで、補強シート40を電柱Pの内壁に押し付ける。電柱Pの内壁面には接着剤が塗布されているので、補強シート40は電柱Pの内壁に接着されることとなる。
一定時間この状態で保持して接着剤が十分硬化したのち、今度は、エアポンプ20Aを用いて長尺風船体50の空気を抜く、補強シート40と長尺風船体50は弱い強度の接着剤により接着されているので、この操作で長尺風船体50は補強シート40から離れて、しぼむこととなる。この状態で、線材30を電柱P内部に押入れ、図8(b)に示すように長尺風船体50の後端側がパイロット孔12の位置にくるようにする。そして、補強シート40の連通孔42の内部から長尺風船体50の後端部を引っ掛けて取り出し、この状態で、長尺風船体50を連通孔42から引っ張りだし、図8(c)に示すようにリールに巻き取る。同時に、内部線材52、線材30、も連通孔42を通じて抜き取られていくこととなる。図8(d)に示すように、長尺風船体50、内部線材52、線材30をすべて取り出して補強シートの貼付は完了する。
(a)押し付け方法
上記実施形態では、補強シート40とほぼ同じ長さを有する長尺風船体50を用いて、補強シート40を電柱P内壁に押し付けて接着をしたが、接着剤の塗布に用いたような小型風船体を利用して補強シートを電柱内壁に押し付けるようにしてもよい。この場合、図9に示す補強シート40Xを用いる。補強シート40は、頂点部外周縁から数本の紐43aを連結し、内部線材52の先端を係合できる係合部43bを紐43aの先端と連結固定するようにしてあり、内部線材52を連通孔42から補強シート40内部に直接通して先端を係合部43bに係合させておく。なお、係合部43bは内部線材52が嵌入するキャップ体であり、ある程度以上の力で引くことで、係合を解くことができる。また、補強シートを電柱内壁に押し付けるために、図10に示すような小型風船体押し付け具を用いる。小型風船体押し付け具60は、ゴムにより形成される中心軸の位置に線材が通る穴61が形成された略楕円上の風船体であって、内部に通じる管体である気体供給管60aが接続される。気体供給管60aは線材30と同じものを利用することで小型風船体押し付け具60を移動させる線材としての機能を果たす。
上記実施形態では、補強シートを電柱Pに挿入摺る前に、接着剤を予め電柱P内壁に塗布していたが、接着剤は補強シートを電柱P内に挿入した後で、補強シートの内側から補強シートにしみ込ませるようにしてもよい。また、接着剤を予め電柱P内壁に塗布した後に、さらに補強シートの内側からしみ込ませる方法を組み合わせてもよい。
例えば、上述した小型風船体押し付け具60に、塗布器具20の塗布スポンジ23、塗布液供給管23を組み合わせ、小型風船体押し付け具60による補強シートの電柱P内壁への押し付けをしながら塗布液供給管23に接着剤を供給することで補強シートに接着剤をしみ込ませて補強シートを電柱P内壁に接着することができる。
接着剤の塗布が完了した後は、小型風船体押し付け具60や機械的な押し付け具70などで、補強シートを電柱P内壁に押し付けて補強シートの接着を行う。
なお、噴射ノズル80を小型風船体押し付け具60や押し付け具70に固定することで、噴射ノズル80による接着剤の塗布と、小型風船体押し付け具60や押し付け具70による補強シートの押し付けを同時に行うようにしてもよい。
なお、図15(a)(b)に示すものは例示であり、長尺風船体の上部から大量の接着剤を長尺風船体の外表面に流すことで、補強シート40に接着剤をしみ込ませる等、種々の変形が可能である。
図16に係る方法に用いる補強シートを袋体100に封入した封入補強シートFの斜視図を示す。この封入補強シートFは、図6に示す内部に長尺風船体が挿入された補強シート40を丸めて外径80mm程度に細くし、この外周にビニール製のシートを巻きつけて上面及び側面をラミネート加工により閉じて袋体としたものである。この封入補強シートFは、下端側から内部線材52を密閉状態でさらに外部に伸ばすためのパッキン101と、内部から外部への流通を阻止する逆支弁が形成された接続アダプタ102が設けられ、上端側側面に内部と流通する連通管103が設けられ、さらに、上端に一定以上の力で引くと袋体100の上端が破れて開放されるように設けられた鋼線104が設けられる。この封入補強シートFは、線材30の基端部を塞いだ状態で、連通管103より空気を抜くことで、約60mmの外径に形成され、その後連通管103の基端を閉じた状態で工場より現場に搬送される。
なお、ここでは、下端側から接着剤及び硬化剤を袋体100内に注入したが、連通管を通じて上端側から注入することもできる。また、接着剤を注入した後に、連通管等から内部に空気を入れることで圧力をかけて接着剤の補強シート40への含浸を促進することも考えられる。
このフレキシブルチューブ110を用いる場合でも、図18に示すような予め工場で接着剤を封入しておいて現場に搬送する方法も考えられる。この場合は、上端にも蓋をしておき、現場ではずしてからパイロット孔12に挿入するようにすればよい。また、この場合も、封入補強シートF2の場合と同様に、パイロット孔12の直前でフレキシブルチューブ110を切り開いて取り去りつつ、補強シート40のみを中空パイプ体P内に挿入するようにしてもよい。
上記実施形態では、線材30を固定することで先端を線材30、内部線材52で固定し、基端側が補強シート40の自重でぶら下げることで形状を保持しているが、よりしっかりと形状を保持するために基端側に錘を設けてもよい。また、補強するパイプ体が横になった配管のようなものである場合には、図20に示す補強シート40Yのように、両端に内部線材52、52Bを設けるようにしてもよい。これにより、両端を内部線材により突っ張って保持することができるので、横になったパイプ体でも補強シートを保持することができる。このように、両端に線材を保持した場合の、パイロット孔からの補強シートの挿入方法としては、両端を同時に入れてそれぞれの方向に線材を押し出すことが考えられる。別の方法としては、まず、先端側から補強シートをパイロット孔からパイプ体に挿入して全体をまず挿入し、その後、先端側の線材を引っ張って補強シートの連通孔とパイロット孔の位置が一致するところまで戻す。その後、基端側に固定される線材を押し込めば基端側は先端側と逆方向に移動させることができ、パイロット孔の両方向にそれぞれの線材が向かうように挿入することができる。
なお、頭部固定装置は、風船体に限られず特許第4157149号公報に示される頭部固定装置のように機械的に広がるようなものも採用できる。また、風船体を用いる場合に、風船体を内部に残す場合には、アース線などを通すことができるように風船体としてリング状のものを利用することもできる。
12 パイロット孔
20 塗布器具
21a 気体供給管
23a 塗布液供給管
30 線材
40、40X、40Y、40Z1、40Z2 補強シート
42 連通孔
50、90 長尺風船体
51 空気注入管
52、52B 内部線材
91a 液体供給管
60 小型風船体押し付け具
60a 気体供給管
70 機械式押し付け具
80 噴射ノズル
80a 液体供給管
Claims (16)
- 中空パイプ体を補強するために筒状の補強シートを当該中空パイプ体内に貼り付ける工法であり、前記補強シート側面には内部に通じる孔である連通孔が設けられ、可撓性と弾性を有する第一線材が当該連通孔及び前記補強シートの内側を通って前記補強シートの先端側に固定されるものであって、
前記中空パイプ体の側面に内部に連通する孔であるパイロット孔を形成する孔空け工程と、
前記第一線材を連通孔及び前記パイロット孔から外部に存する状態を保持しつつ、前記補強シートとともに前記パイロット孔から押し入れて、前記補強シートを前記中空パイプ体内に挿入する補強シート挿入工程と、
前記第一線材の移動を停止することで前記補強シートを前記中空パイプ体内の所定位置に保持する補強シート保持工程と、
前記連通孔及びパイロット孔を介して、所定の押圧力付与手段によって前記補強シート内部に力を加えることで、前記補強シートを前記中空パイプ体内壁に押し付け、予め中空パイプ体内壁に塗布しておいた接着剤及び/又は補強シートに含ませた接着剤により、前記補強シートを前記中空パイプ体内壁に貼り付ける補強シート貼付工程と
を有する中空パイプ体補強シート貼付工法。 - 前記第一線材は、前記補強シートに対して着脱可能に固定されるものであって、前記補強シート貼付工程の後に、前記第一線材を前記連通孔及びパイロット孔から外部に取り出す線材取出工程を有する請求項1に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法。
- 前記補強シートの後端側にも可撓性と弾性を有する第二線材が固定されるものであって、
前記補強シート挿入工程において第二線材の先端側も前記補強シート内に挿入し、
前記補強シート保持工程において、前記第一線材と前記第二線材とを適当な位置に停止させることで前記補強シートの先端側と後端側に互いに逆方向の力を加えて、前記補強シートが真っ直ぐに伸びた状態を維持させる請求項1又は2項に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法。 - 前記押圧力付与手段は、前記補強シートとほぼ同じかそれ以上の長さを有する長尺風船体であって、当該長尺風船体は前記補強シート挿入工程の前に前記補強シート内に予め収められるものであり、
前記補強シート挿入工程が完了した時点で、当該長尺風船体の内部に空気を入れるための空気注入管が前記連通孔及び前記パイロット孔を通じて外部に存するものであって、
前記補強シート貼付工程において、前記空気注入管に空気を入れることで前記長尺風船体を膨らませて前記補強シート内部に力を加えるものである
請求項1から3のいずれか1項に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法。 - 前記補強シート貼付工程の後で、前記長尺風船体の空気を抜き、前記長尺風船体を前記空気注入管とともに前記連通孔及びパイロット孔を通じて外部に取り出す、風船体取出工程を有する請求項4に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法。
- 前記第一線材は、前記長尺風船体の先端側に固定され、前記長尺風船体の先端は前記補強シートの先端側に一体に保持されることで、前記第一線材が間接的に前記補強シートの先端側に固定される請求項4又は5に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法。
- 前記補強シートは補強シートに含ませた接着剤により中空パイプ体内壁に貼り付けられるものであり、
前記長尺風船体の外周面には接着剤が噴出する接着剤噴出口が形成されるとともに、当該接着剤噴出口に接着剤を供給する接着剤供給管が連通するものであって、当該接着剤供給管も前記連通孔及びパイロット孔を通って外部に存するように設けられ、
前記補強シート貼付工程において、前記長尺風船体を膨らませることに加えて、前記接着剤供給管から接着剤を供給することで、前記接着剤噴出口から噴出する接着剤により前記補強シートに接着剤を含ませるものである
請求項4から6のいずれか1項に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法。 - 前記補強シート貼付工法において、
前記中空パイプ体の補強シートを貼り付ける部分の最大内径よりもやや大きく膨らむことができる小型風船体に可撓性と弾性を有する第三線材を固定し、当該小型風船体の内部に空気を入れるための空気注入管が前記連通孔及び前記パイロット孔から外部に存する状態を保持しつつ、当該小型風船体が縮んだ状態で前記第三線材とともに前記小型風船体を前記連通孔及びパイロット孔から前記補強シート内に押入れる小型風船体挿入工程と、
前記補強シート内部に存する当該小型風船体を前記空気注入管に空気を入れることで膨らませるとともに、前記第三線材を操作して前記小型風船体を前記中空パイプ体内部で移動させる小型風船体膨張移動工程と
により前記補強シート内部に力を加えるものである請求項1から3のいずれか1項に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法。 - 前記補強シートは補強シートに含ませた接着剤により中空パイプ体内壁に貼り付けられるものであり、
前記小型風船体の外周面には接着剤が噴出する接着剤噴出口が形成されるとともに、当該接着剤噴出口に接着剤を供給する接着剤供給管が連通するものであって、
前記小型風船体挿入工程では、接着剤供給管も前記連通孔及びパイロット孔から外部に存する状態を保持され、
前記小型風船体膨張移動工程において、前記接着剤供給管から接着剤を供給することで、前記接着剤噴出口から噴出する接着剤により前記補強シートに接着剤を含ませながら、前記小型風船体を移動させるものである
請求項8に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法。 - 前記補強シートは予め中空パイプ体内壁に塗布しておいた接着剤により前記中空パイプ体内壁に貼り付けられるものであって、
前記孔空け工程の後、前記補強シート挿入工程の前に、前記中空パイプ体の最大内径よりもやや大きく膨らむことができる、外周面には接着剤が噴出する接着剤噴出口が形成される小型風船体に可撓性と弾性を有する第四線材を固定し、当該小型風船体の内部に空気を入れるための空気注入管と、前記接着剤噴出口に接着剤を供給する接着剤供給管とが前記パイロット孔から外部に存する状態を保持しつつ、当該小型風船体が縮んだ状態で前記第四線材とともに前記小型風船体を前記パイロット孔から前記中空パイプ体内に押入れ、前記補強シート内部に存する当該小型風船体を前記空気注入管に空気を入れることで膨らませるとともに、前記第四線材を操作して前記小型風船体を前記中空パイプ体内部で移動させ、前記接着剤供給管から接着剤を供給することで、前記接着剤噴出口から噴出する接着剤により中空パイプ体内壁に接着剤を塗布する接着剤事前塗布工程を有する
請求項1から9のいずれか1項に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法。 - 前記補強シートは補強シートに含ませた接着剤により中空パイプ体内壁に貼り付けられるものであり、
前記補強シート保持工程の後、補強シート貼付工程の前に、接着剤供給管に接続される、接着剤を周囲に向かって噴射する噴射ノズルを可撓性と弾性を有する第五線材を固定し、前記第一線材に摺動可能に係合させて、前記連通孔及びパイロット孔から前記補強シート内に挿入する噴射ノズル挿入工程と、
前記接着剤供給管から接着剤を供給して前記噴射ノズルから周囲に接着剤を噴射させながら、前記第五線材を操作して前記噴射ノズルを前記中空パイプ体内部で移動させる接着剤噴射工程と、
を有する請求項1、2、3、8のいずれかに記載の中空パイプ体補強シート貼付工法。 - 前記補強シートの先端側には、中心側から中空パイプ体内壁面に向かって伸長する伸長部材を中空パイプ体内壁に押し付けることで、中空パイプ体内部に固定される頭部固定装置が設けられるものであって、当該頭部固定装置には前記伸長部材を操作する線材である操作線材が連結され、
前記補強シート挿入工程において、操作線材は前記パイロット孔から外部に存する状態に保持され、
前記補強シート保持工程の後、前記補強シート貼付工程の前に、前記操作線材を操作することで、前記頭部固定装置の伸長部材を中空パイプ体に押し付けて頭部固定装置を固定する補強シート保持補強工程を有する
請求項1から11のいずれか1項に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法。 - 前記頭部固定装置は前記中空パイプ体の当該頭部固定装置が位置する部分の最大内径よりもやや大きく膨らむことができる小型風船体であり、前記操作線材は当該小型風船体に空気を送るパイプにより構成されるものである請求項12に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法。
- 前記第一線材はパイプ体からなり、前記操作線材を兼ねるものである請求項13に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法。
- 請求項12又は13に記載の中空パイプ体補強シート貼付工法に用いられる、
中心側から中空パイプ体内壁面に向かって伸長する伸長部材を中空パイプ体内壁に押し付けることで、中空パイプ体内部に固定される頭部固定装置が先端側に設けられる高強度繊維を筒状に形成した補強シート。 - 前記頭部固定装置は中空パイプ体の当該頭部固定装置が位置する部分の最大内径よりもやや大きく膨らむことができる小型風船体である請求項15に記載の補強シート。
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