JP2016118002A - 中空筒状構造物への物品搬入装置 - Google Patents

中空筒状構造物への物品搬入装置 Download PDF

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Abstract

【課題】物品搬入装置を中空筒状構造物の設置位置に設置する作業性を良くする。【解決手段】支柱部6が圧縮空気の注入されていない収縮した状態で被覆部3に収容された風船部2と被覆部3との巻き付けと挿入用具部5の接続とが可能なように設けられ、風船部2と被覆部3とが支柱部6に巻き付けられることで、物品搬入装置1の周方向の寸法が小さくなり、物品搬入装置1が中空筒状構造物45の側壁部に設けられた孔部46に挿入され易くなり、物品搬入装置1を中空筒状構造物45の設置位置に設置する作業性が良くなる。支柱部6を受容する受容部4が被覆部3に設けられれば、支柱部6を被覆部3に適切に設置することができる。【選択図】図1

Description

この発明は、中空な電柱、中空な柱、配管等の中空筒状構造物の外部から側壁の孔を経由して内部に資材及び用具等の物品を搬入する物品搬入装置に関する。
図13を参照し、特許文献1で開示された中空筒状構造物45への物品搬入装置51について説明する。中空筒状構造物45の上部が塞がれており、物品搬入装置51が中空筒状構造物45の外部から側壁部に設けられた孔部46を経由して内部の内側空洞部47に挿入されて設置位置に到達したら、圧縮空気が中空筒状構造物45の外部から物品搬入装置51の風船部52に注入され、その注入された圧縮空気により風船部52が膨張して被覆部53を押し広げて中空筒状構造物45の内側空洞部47を囲む内壁面部48に固定するようになっている。
しかしながら、風船部52の外部から内部に挿入された支柱54を支持する支持部55,56が風船部52の上下端部に設けられた構造になっているので、物品搬入装置51の上下方向の寸法が大きくなり、物品搬入装置51を中空筒状構造物45の設置位置に設置する作業性が悪い。
特開2014−51842号公報
この発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、物品搬入装置の上下方向の寸法を小さくして、物品搬入装置を中空筒状構造物の設置位置に設置する作業性を良くすることを目的とする。
この発明は、空気の供給により膨張可能な風船部と、風船部を収容する被覆部と、風船部と被覆部との巻き付けと挿入用具部の接続とが可能な支柱部とを備えたことを特徴とする。
この発明は、支柱部が風船部と被覆部との巻き付けと挿入用具部の接続とが可能なように設けられたことにより、物品搬入装置の上下方向の寸法が小さくなり、物品搬入装置を中空筒状構造物の設置位置に設置する作業性が良くなり、風船部と被覆部とが支柱部に巻き付けられることにより、物品搬入装置の横方向の寸法が小さくなる。
この発明において、支柱部を受容する受容部が被覆部に設けられれば、支柱部が被覆部に適切に設置される。
この発明において、受容部が縦長な筒状であって、当該受容部の下端部は開口し、当該受容部の上端部は塞がれており、支柱部が受容部の下方から内部に挿入されて受容部の上端部に突き当たることにより、支柱部が受容部に受容される構成であれば、支柱部を受容部に受容する作業が容易になる。
この発明において、受容部が被覆部の外部に設けられれば、支柱部を受容部に受容する作業が被覆部の外部で行えるので、当該作業が更に容易になる。
この発明において、被覆部が布により構成されれば、物品搬入装置を中空筒状構造物の内部で移動する過程において、被覆部が中空筒状構造物の内壁面で擦れても、物品搬入装置を中空筒状構造物の設置位置に固定するように、風船部が圧縮空気で膨張された場合に、被覆部が破裂することなく風船部を覆うことができ、物品搬入装置を中空筒状構造物の設置位置に適切に設置することができる。
発明を実施するための形態に係る中空筒状構造物の内部に挿入された物品搬入装置を示す模式図。 発明を実施するための形態に係る中空筒状構造物の内部に固定された物品搬入装置を示す模式図。 発明を実施するための形態に係る角筒状の袋状に膨張した風船部の外観を示した斜視図。 A乃至C図は発明を実施するための形態に係る風船部が折り畳まれる態様の外観を示した斜視図。 発明を実施するための形態に係る被覆部の外観を示した斜視図。 発明を実施するための形態に係る被覆部の外観を図5に示した矢印Aの方向から見た斜視図。 A乃至C図は発明を実施するための形態に係る被覆部が折り畳まれる態様の外観を示した斜視図。 発明を実施するための形態に係る被覆部に設けられた連結構成部を示す正面図。 発明を実施するための形態に係る被覆部に設けられた連結構成部を図8に示した矢印Bの方向から見ると共に接続部を断面して示した側面図。 発明を実施するための形態に係る風船部が被覆部に収容される場合の外観を示した斜視図。 発明を実施するための形態に係る風船部が被覆部に収容された後の外観を示した斜視図。 発明を実施するための形態に係る物品搬入装置が周方向に小形にまとめられた態様を示した斜視図。 従来の中空筒状構造物の内部に挿入された物品搬入装置を示す模式図。
図1、図2を参照し、発明を実施するための形態に係る中空筒状構造物45への物品搬入装置1(以下、物品搬入装置1という)について説明する。図1に示したように、物品搬入装置1としては、空気の供給により膨張可能な風船部2と、風船部2を収容する被覆部3と、吊り上げ用具部8が接続可能なように被覆部3に設けられた連結構成部37と、風船部2と被覆部3との巻き付けと挿入用具部5の接続とが可能なように被覆部3に設けられた支柱部6と、支柱部6を収容するように被覆部3の内部又は外部に設けられた受容部4とを備えた構成を例示したが、受容部4が設けられていない構成でも適用可能である。例えば、受容部4が設けられていない構成では、風船部2が被覆部3に収容され、支柱部6が被覆部3の下部から被覆部3の下部に設けられた図示のされていない開口部を経由して風船部2と被覆部3との間で被覆部3の内部に付設された状態において、風船部2と被覆部3とを支柱部6に巻き付けられることが可能である。又は、受容部4が設けられていない構成では、風船部2と支柱部6とが被覆部3に収容された状態において、風船部2と被覆部3とが支柱部6に巻き付けられる。受容部4が被覆部3の内部又は外部に設けられた構成では、風船部2が被覆部3に収容され、支柱部6が受容部4に収容された状態において、風船部2と被覆部3とが支柱部6に巻き付けられる。連結構成部37については、図8、図9で詳述する。
図1において、発明を実施するための形態に係る物品搬入装置1は、空気の供給により膨張可能な風船部2と、風船部2を収容する被覆部3と、風船部2と被覆部3との巻き付けと挿入用具部5の接続とが可能なように被覆部3に設けられた支柱部6とを備えたことで、物品搬入装置1の上下方向の寸法が小さくなり、物品搬入装置1を中空筒状構造物45の設置位置に設置する作業性が良くなる。具体的には、風船部2の上下端部から図13の従来図に示した支持部55,56を除去することができ、当該支持部55,56の分だけ、物品搬入装置1の上下方向の寸法が小さくなり、物品搬入装置1を中空筒状構造物45の設置位置に設置する作業性が良くなる。
風船部2が圧縮空気の注入されていない収縮した状態で被覆部3に収容され、風船部2と被覆部3とが支柱部6に巻き付けられることで、物品搬入装置1の周方向の寸法が小さくなり、物品搬入装置1が中空筒状構造物45の側壁部に設けられた孔部46に挿入され易くなる。風船部2の材料としては、ウレタン、PVC(ポリ塩化ビニル)、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、合成ゴム等が適用可能である。
物品搬入装置1が中空筒状構造物45の外部から孔部46を経由して内側空洞部47に挿入される場合は、風船部2が圧縮空気の注入されていない収縮した状態で被覆部3の内部に収容され、風船部2と被覆部3とが支柱部6の周りに巻き付けられ、物品搬入装置1の周方向の寸法が小さくなった状態であり、風船部2に圧縮空気を注入するエアホース部7、物品搬入装置1を中空筒状構造物45の外部から孔部46を経由して内側空洞部47に押し込むロッド等の挿入用具部5、物品を吊り上げるロープ等の吊り上げ用具部8が、物品搬入装置1に付設されている。吊り上げ用具部8で吊り上げられる物品としては、資材及び用具等である。
そして、図2に示すように、中空筒状構造物45の外部から孔部46を経由して内側空洞部47に挿入され、物品搬入装置1が内側空洞部47の設置位置に到達したら、圧縮空気が中空筒状構造物45の外部からエアホース部7を経由して風船部2に注入されて風船部2を膨張させ、膨張した風船部2が被覆部3を押し広げて中空筒状構造物45の内側空洞部47を囲む内壁面部48に固定するようになっている。
即ち、風船部2が設置位置で中空筒状構造物45の内壁面部48に固定された場合、風船部2と内壁面部48との間に被覆部3が挟まれた状態になっている。その後、風船部2の膨張が保たれた状態で、エアホース部7と挿入用具部5とが物品搬入装置1から取り除かれる。エアホース部7が風船部2のホース接続部9から引き抜かれることにより、エアホース部7が物品搬入装置1から除去される。エアホース部7がホース接続部9から引き抜かれた場合、ホース接続部9に設けられた図示のされていないエアバルブ部により風船部2から圧縮空気が抜けることなく上記風船部2の膨張による設定位置での固定が確保される。このように風船部2が設置位置で中空筒状構造物45の内壁面部48に固定された状態において、図示のされていない物品が吊り上げ用具部8により中空筒状構造物45の外部から孔部46を経由して内側空洞部47に搬入される。
図3を参照し、発明を実施するための形態に係る風船部2について説明する。図3に示した風船部2は、中空で膨張可能な材料から圧縮空気の抜けない中空な角筒状の袋状に構成される。風船部2は、4つの側壁部11,12,13,14と1つの上壁部15と1つの下壁部16とを備える。下壁部16には、ホース接続部9が下壁部16から下方に突出して設けられる。ホース接続部9は、風船部2の外部と内部とに通じる通路を構成する。
ホース接続部9の内部には、図示のされていないエアバルブ部が設けられる。そして、エアホース部7がホース接続部9に接続され、圧縮空気がエアホース部7から風船部2の側に注入されることに伴うエアバルブ部の開く動作により風船部2の内部に注入され、風船部2が角筒状の袋状に膨張される。そして、圧縮空気の注入が停止されることに伴うエアバルブ部の閉じる動作により上記圧縮空気による風船部2の膨張した状態が保持される。又、エアホース部7がホース接続部9から引き抜かれた場合、上記閉じたエアバルブ部により圧縮空気が風船部2から抜けることなく風船部2の内部に閉じ込められ、風船部2の膨張した状態が保持される。
図4を参照し、発明を実施するための形態に係る風船部2が折り畳まれる態様について説明する。風船部2が図4のA図に実線で示したように角筒状になった状態において、図4のA図に仮想線で示した折れ線部17が山になるように、又、図4のA図に一点鎖線で示した折れ線部18が谷になるように、風船部2が折り畳まれることにより図4のB図に実線で示した態様になる。仮想線で示した折れ線部17は上壁部15と下壁部16とに位置し、一点鎖線で示した折れ線部18は4つの側壁部11乃至14と1つの上壁部15と1つの下壁部16とに位置する。更に、風船部2が図4のB図に実線で示した態様に折り畳まれた状態において、図4のB図に一点鎖線で示した折れ線部19が谷になるように、風船部2が折り畳まれることにより図4のC図に実線で示した態様になる。このように風船部2が図4のA図に示した態様からC図に示した態様に折り畳まれる過程では、図示のされていないエアバルブ部が風船部2のホース接続部9に設けられておらず、風船部2の内部に存在する大気圧の空気がホース接続部9から風船部2の外部に排出されるようになっている。
図5,6を参照し、発明を実施するための形態に係る被覆部3について説明する。図5に示したように、被覆部3は、布から、圧縮空気の注入されていない風船部2を収容し得ると共に注入された圧縮空気による風船部2の膨張を妨げない中空な角筒状の袋状に構成される。被覆部3を構成する布は、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、アラミド、PBO(ポリ(パラフェニレンベンゾビスオキサゾール)の略称)、カーボン等の繊維からなる織布である。被覆部3が布により構成されているので、物品搬入装置1を中空筒状構造物45(図1参照)の内部で移動する過程において、被覆部3が中空筒状構造物45の内壁面で擦れても、物品搬入装置1を図2に示したように中空筒状構造物45の設置位置に固定するように、風船部2が圧縮空気で膨張された場合に、被覆部3が破裂することなく風船部2を覆うことができ、物品搬入装置1を中空筒状構造物45の設置位置に適切に設置することができる。
図5に示したように、被覆部3は、膨張した風船部2より大きな相似形の角筒状に膨張し得る造形になっている。被覆部3は、4つの側壁部21,22,23,24と1つの上壁部25と1つの下壁部26とを備える。受容部4は、被覆部3の内部に設けられても良いが被覆部3の外部に設けられたことで、被覆部3の上下寸法を大きくすることなく、受容部4の上下方向の寸法を大きくすることができる。
図5に示したように、受容部4は、被覆部3の折り畳みが可能なように、側壁部21の外面部に固定されて設けられ、側壁部21から下方に突出した筒状である。受容部4の下端部は開口し、受容部4の上端部は塞がれており、支柱部6が受容部4の下方から内部に挿入されて受容部4の上端部に突き当たり、支柱部6が受容部4に受容される。即ち、受容部4が縦長な筒状であって、当該縦長な筒状の受容部4の下端部は開口し、当該縦長な筒状の受容部4の上端部は塞がれており、支柱部6が受容部4の下方から内部に挿入されて受容部4の上端部に突き当たることにより、支柱部6が受容部に受容される構成であるので、支柱部6を受容部4に受容する作業が容易になる。
又、図5に示したように、支柱部6は、下側の筒状部27と、筒状部27から上方に突出した板状部28とを備える。筒状部27には、図1に示した挿入用具部5が下方より収容される。即ち、支柱部6が挿入用具部5を収容する筒状部27を備えた構成であるので、支柱部6が棒状の構造よりも軽量になるうえ、挿入用具部5を支柱部6に収容する作業が容易になる。図5において、支柱部6が受容部4に収容された場合には、板状部28の板面部が側壁部21の側に向けられ、板状部28が受容部4の側壁部21に対応した部分に配置され、筒状部27は受容部4の側壁部21より下方に突出した部分に配置されるように構成されているので、支柱部6筒状のままの構造に比べ、支柱部6の受容部4に挿入する作業性が良い。又、板状部28の板面部が側壁部21の側に向けられ、板状部28が受容部4の側壁部21に対応した部分に配置されることにより、支柱部6筒状のままの構造に比べ、支柱部6を受容した受容部4が被覆部3の側壁部21から外部への突出寸法が小さく、物品搬入装置1を図2に示したように中空筒状構造物45の設置位置に固定するように、風船部2が圧縮空気で膨張された場合に、被覆部3の側壁部21が中空筒状構造物45の内壁面部48に接触する面積が多くなり、物品搬入装置1を中空筒状構造物45の設置位置に適切に設置することができる。被覆部3の下壁部26にはホース口部29が設けられる。
図6に示したように、被覆部3の側壁部21には、開口部30が上下方向に長い縦長な孔部として設けられる。開口部30の1つの縦縁部には蓋部31が側壁部22から外側に突出して設けられる。蓋部31の開口部30の側の面部には、結合部32が設けられる。又、開口部30の上記1つの縦縁部と対向する縦縁部には、結合部33が設けられる。結合部32,33は、面ファスナー、ホック、フック等の着脱可能な留め具により構成される。蓋部31が開口部30を塞ぐように開口部30の側に人為的に折り曲げられることにより、蓋部31の側の結合部32が開口部30の側の結合部33に付けられ、蓋部31が開口部30を塞ぐ。このように蓋部31が開口部30を塞いだ状態において、蓋部31が開口部30を開くように人為的に引っ張られることにより、蓋部31の側の結合部32が開口部30の側の結合部33から外れ、蓋部31が開口部30を開放した状態になる。
図7を参照し、発明を実施するための形態に係る被覆部3が折り畳まれる態様について説明する。被覆部3が図7のA図に実線で示したように角筒状になった状態において、図7のA図に仮想線で示した折れ線部34が山になるように、又、図7のA図に一点鎖線で示した折れ線部35が谷になるように、被覆部3が折り畳まれることにより図7のB図に実線で示した態様になる。仮想線で示した折れ線部34は上壁部25と下壁部26とに位置し、一点鎖線で示した折れ線部35は上壁部25と下壁部26と4つの側壁部21乃至24に位置する。更に、被覆部3が図7のB図に実線で示した態様に折り畳まれた状態において、図7のB図に一点鎖線で示した折れ線部36が谷になるように、被覆部3が折り畳まれることにより図7のC図に実線で示した態様になる。
図8、図9を参照し、発明を実施するための形態に係る被覆部3に設けられた連結構成部37について説明する。図8,9に示したように、連結構成部37は、一対の吊り部38を備える。一対の吊り部38の長手方向の両端部が一対の側壁部22,24に別々に固定され、一対の吊り部38の被覆部3より下方に離れて垂れたループ部の中央部にはボルトとナットとからなる接続部39が装着される。接続部39はボルト及びナット以外の構造物でも適用可能である。一対の吊り部38に装着された接続部39における一対の吊り部38の間の部分には、吊り上げ用具部8を接続可能に巻き付ける滑車部40が設けられている。滑車部40を設けないで、吊り上げ用具部8を接続部39に接続可能に巻き付けても適用可能である。
図10を参照し、発明を実施するための形態に係る風船部2が被覆部3に収容される場合について説明する。図10に示したように、被覆部3の蓋部31が開口部30を開放した状態において、小さな態様に折り畳まれた風船部2(風船部2が図4のC図に示したように態様と同じ態様に折り畳まれた形)が被覆部3の外部から開口部30を経由して内部に挿入され、風船部2のホース接続部9の下端部が被覆部3の内部からホース口部29を経由して外部に出され、風船部2の上部が被覆部3の上部の側に配置され、風船部2の下部が被覆部3の上部の側に配置される。その後、図11に示したように、蓋部31が閉じられ、蓋部31の側の結合部32が開口部30の側の結合部33に付けられ、蓋部31が開口部30を塞ぐ。又、被覆部3の外部に出たホース接続部9の下端部の内部には、図示のされていないエアバルブ部が固定される。
図7、図11、図12を参照し、発明を実施するための形態に係る風船部2と被覆部3とが支柱部6の板状部28に周りに巻き付けられる場合について説明する。図11に示したように風船部2が被覆部3の内部に収容され、ホース接続部9の下端部が被覆部3の外部に出され、蓋部31が開口部30を塞ぎ、支柱部6が被覆部3の受容部4に受容された状態において、図7のA図からC図に示したように被覆部3が折り畳まれた後に支柱部6の板状部28の周りに巻き付けられ、図12に示したように物品搬入装置1が周方向に小形にまとめられ、物品搬入装置1が図1の中空筒状構造物45の孔部46に挿入され易くなる。
図12を参照し、物品搬入装置1が周方向に小形にまとめられた態様について説明する。図示のされていない留め具を有す帯状の拘束具41で上記支柱部6の板状部28に周りに巻き付けられた風船部2と被覆部3とが直径を小さくするように拘束されることにより、物品搬入装置1が図1の中空筒状構造物45の孔部46に挿入され易くなる。そして、中空筒状構造物45の内側空洞部47において風船部2が注入された圧縮空気で膨張されることにより上記拘束具41による拘束が解除されるようにしてもよい。
1 物品搬入装置
2 風船部
3 被覆部
4 受容部
5 挿入用具部
6 支柱部
7 エアホース部
8 吊り上げ用具部
9 ホース接続部
11 風船部2の側壁部
12 風船部2の側壁部
13 風船部2の側壁部
14 風船部2の側壁部
15 風船部2の上壁部
16 風船部2の下壁部
17 風船部2の折れ線部
18 風船部2の折れ線部
19 風船部2の折れ線部
21 被覆部3の側壁部
22 被覆部3の側壁部
23 被覆部3の側壁部
24 被覆部3の側壁部
25 被覆部3の上壁部
26 被覆部3の下壁部
27 支柱部6の筒状部
28 支柱部6の板状部
29 ホース口部
30 開口部
31 蓋部
32 蓋部31の側の結合部
33 開口部30の側の結合部
34 被覆部3の折れ線部
35 被覆部3の折れ線部
36 被覆部3の折れ線部
37 連結構成部
38 吊り部
39 接続部
40 滑車部
41 拘束具
45 中空筒状構造物
46 孔部
47 内側空洞部
48 内壁面部
51 物品搬入装置
52 風船部
53 被覆部
54 支柱
55 支持部
56 支持部

Claims (5)

  1. 空気の供給により膨張可能な風船部と、風船部を収容する被覆部と、風船部と被覆部との巻き付けと挿入用具部の接続とが可能な支柱部とを備えたことを特徴とする中空筒状構造物への物品搬入装置。
  2. 支柱部を受容する受容部が被覆部に設けられたことを特徴とする請求項1記載の中空筒状構造物への物品搬入装置。
  3. 受容部が縦長な筒状であって、当該受容部の下端部は開口し、当該受容部の上端部は塞がれており、支柱部が受容部の下方から内部に挿入されて受容部の上端部に突き当たることにより、支柱部が受容部に受容される構成になったことを特徴とする請求項2記載の中空筒状構造物への物品搬入装置。
  4. 受容部が被覆部の外部に設けられたことを特徴とする請求項2記載の中空筒状構造物への物品搬入装置。
  5. 被覆部が布により構成されたことを特徴とする請求項1記載の中空筒状構造物への物品搬入装置。
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