JP4163152B2 - 煙突内落下物防止養生方法及び養生装置 - Google Patents

煙突内落下物防止養生方法及び養生装置 Download PDF

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Description

本発明は、煙突内の作業時に煙突内の落下物が作業者に落下しないようにして作業者の安全を図った煙突内落下物防止養生方法及び養生装置に関する。
従来、煙突内部ライニング材である耐火材等を定期的に点検及び補修を行なう場合に於いて、煙突内部に作業用足場又はゴンドラを仮設するが、足場又はゴンドラは、足場又はゴンドラ部材を煙突内部に搬入し、組み立てて後、点検及び補修作業に使用する。
この時、点検や補修の対象となる耐火材は、酸或いは熱によって劣化しており、剥落しやすい状態となっており、ゴンドラの組み立て作業、耐火材の点検や補修の際に、振動や衝撃で耐火材が飛来落下し、人身事故につながる可能性があった。
そこで、従来は、ゴンドラを煙道内で組み立てた後、煙突内部へ移動し、作業を行なっていた。但し、煙道の構造上煙道内で組み立てられない場合は、直接煙突内部で組み立てていた。
そして、点検や補修作業中の劣化した耐火材の飛来落下防止については、例えば、ゴンドラ上部に足場板又はコンクリートパネルを加工して取り付ける等して耐火材の飛来落下防止のための養生を行なっていた。
又、特許文献1には、耐火材の飛来落下防止のため伸縮用バルーンと屋根用バルーンとを用いる煙突内作業用防護装置が記載され、詳細には、伸縮用バルーンと屋根用バルーンとをエアーを抜いて煙突筒身内に搬入し、まず伸縮用バルーンにエアーを供給して屋根用バルーンを所定高さに持ち上げ、その後、屋根用バルーンにエアーを供給して膨張させ、筒身内に内接させて屋根を形成し、次いで、伸縮用バルーンのエアーを抜いて伸縮用バルーンを屋根バルーンの下面まで引き上げ、屋根用バルーンの下面に作業用空間を確保するように構成した煙突内作業用防護装置が記載されている。
更に、特許文献2には、耐火材の飛来落下防止のため円筒状に膨張する防護体を用いる落下物防護方法が記載され、更に詳細には、防護体を昇降索で煙突内の所定高さに吊り上げたのち、防護体内に加圧空気を供給して円筒状に膨張させ、膨張した防護体で煙突内を上下に区分し、その下方にゴンドラを組み立てるための作業空間を確保するようにした落下物防護方法が記載されている。
実開平3−93561号公報 特開平5−322151号公報
上述したように、煙突内の組み立て作業、点検や補修作業中の劣化した耐火材の飛来落下防止については、例えば、ゴンドラ上部に足場板又はコンクリートパネルを加工して取り付け養生を行なっていた。
然しながら、この養生は、煙道内部で事前に取り付ける場合と、煙突内部で行なう場合とがあり、煙突内部で養生を行なう場合は、養生作業中に作業員が飛来落下物に当たる可能性が高くなり、特に、足場板又はコンクリートパネルを加工して煙突の径に合わせるための作業は手間がかかり非常に危険であり、更には、作業完了後はこれらの足場板及びコンクリートパネルを廃棄することになり、不経済である等の問題があった。
又、特許文献1の煙突内作業用防護装置は足場板又はコンクリートパネルが不要であり、従って、これらの設置作業時間が不要であり、又、作業の危険性もなく、足場板又はコンクリートパネルの廃棄の問題も発生しない利点がある。
然しながら、この煙突内作業用防護装置は、屋根用バルーンを筒身内に内接させて屋根を形成するため、屋根用バルーンを設置した後、作業位置の移動に伴い屋根用バルーンを他の位置に移動させることが比較的困難であり、且つ、屋根用バルーンを高い位置に移動させることが極めて困難である。
更に、特許文献2は、防護体の下方にゴンドラを組み立てるための作業空間を確保することができるものである。
然しながら、特許文献2の防護体はゴンドラを組み立てるための作業空間を確保するために用いるものであり、点検・補修作業の空間を確保するものではなく、防護体は膨張させた位置に固定され、自由に移動できる構造ではない。
例えば、防護体を移動させようとする場合は、その都度防護体のエアーを抜いて移動させ、移動位置で防護体にエアーを供給して固定することになり、その操作が煩雑である。
以上の現状に鑑み、本発明は、煙突内の点検・補修作業時に於いて、容易且つ迅速に施工でき、ゴンドラの移動に合わせて移動可能であり、煙突内の落下物から作業者の安全を守ることができる煙突内落下物防止養生方法及び養生装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、ワイヤロープによって煙突内に吊下されるゴンドラの上端に直接又は所定間隔離間して膨張・収縮自在のバルーンを設け、且つ、前記バルーンに前記ワイヤロープを摺動自在に貫通させ、煙突内の組み立て作業、点検作業及び補修作業時に前記バルーンを煙突内で膨張させ、且つ、点検作業及び補修作業時には、該バルーンを前記ワイヤロープによって吊下された前記ゴンドラと共に移動させ、煙突内の落下物を前記バルーンの上面である屋根部で受け止めるようにしたことを特徴とする煙突内落下物防止養生方法を提供するものである。
請求項2に係る発明は、ワイヤロープによって煙突内に吊下されるゴンドラの上端に直接又は所定間隔離間して設けられ、且つ、前記ワイヤロープを摺動自在に貫通させた膨張・収縮自在のバルーンと、該バルーンに空気を供給する空気供給手段と、該バルーンの空気を排気する排気手段とを備え、煙突内の組み立て作業、点検作業及び補修作業時に煙突内で前記バルーンを膨張させ、且つ、点検作業及び補修作業時には、該バルーンを前記ワイヤロープによって吊下された前記ゴンドラと共に移動させ、煙突内の落下物を前記バルーンの上面である屋根部で受け止めるように構成したことを特徴とする煙突内落下物防止養生装置を提供するものである。
請求項3に係る発明は、上記バルーンは3つの分割バルーンを結合して形成され、該分割バルーンの3つの結合部にゴンドラを吊下するワイヤロープを遊嵌させるためのパイプが夫々固着されていることを特徴とする請求項2記載の煙突内落下物防止養生装置を提供するものである。
請求項4に係る発明は、上記バルーンは2つの分割バルーンを結合して形成され、該分割バルーンの2つの結合部にゴンドラを吊下するワイヤロープを遊嵌させるためのパイプが夫々固着されていることを特徴とする請求項2記載の煙突内落下物防止養生装置を提供するものである。
請求項5に係る発明は、上記バルーンは4つの分割バルーンを結合して形成され、該分割バルーンの4つの結合部にワイヤロープを遊嵌させるためのパイプが夫々固着されていることを特徴とする請求項2記載の煙突内落下物防止養生装置を提供するものである。
請求項6に係る発明は、上記バルーンに複数のスリット部が形成され、該スリット部にワイヤロープを遊嵌させるためのパイプが夫々固着されていることを特徴とする請求項2記載の煙突内落下物防止養生装置を提供するものである。
請求項7に係る発明は、上記バルーンの外周にドーナツ状のバルーンを接合自在に設けたことを特徴とする請求項2,3,4,5又は6記載の煙突内落下物防止養生装置を提供するものである。
請求項8に係る発明は、上記パイプは二つ割パイプであることを特徴とする請求項,4,5,6又は7記載の煙突内落下物防止養生装置を提供するものである。
請求項9に係る発明は、上記バルーンの屋根部は2重シートで形成されていることを特徴とする請求項2,3,4,5,6,7又は8記載の煙突内落下物防止養生装置を提供するものである。
請求項10に係る発明は、上記バルーンは屋根部が円錐形状に形成されていることを特徴とする請求項2,3,4,5,6,7,8又は9記載の煙突内落下物防止養生装置を提供するものである。
本発明の請求項1記載の発明によれば、煙突内に吊下されるゴンドラの上端に直接又は所定間隔離間して膨張・収縮自在のバルーンを設け、煙突内の作業時にバルーンを煙突内で膨張させ、且つ、該バルーンを前記ゴンドラと共に移動させ、煙突内の落下物をバルーンの上面である屋根部で受け止めるようにした煙突内落下物防止養生方法を提供するので、煙突内の点検・補修作業時に於いて、煙突内落下物防止養生装置は容易且つ迅速に施工でき、ゴンドラの移動に合わせて移動可能であり、煙突内の落下物から作業者の安全を守ることができる。
請求項2記載の発明によれば、煙突内に吊下されるゴンドラの上端に直接又は所定間隔離間して設けられる膨張・収縮自在のバルーンと、該バルーンに空気を供給する空気供給手段と、該バルーンの空気を排気する排気手段とを備え、煙突内の作業時に煙突内でバルーンを膨張させ、且つ、該バルーンを前記ゴンドラと共に移動させ、煙突内の落下物をバルーンの上面である屋根部で受け止めるように構成した煙突内落下物防止養生装置を提供するので、煙突内の点検・補修作業時に於いて、請求項1記載の発明と同様の効果が期待できる。
請求項3記載の発明によれば、上記バルーンは3つの分割バルーンを結合して形成され、該分割バルーンの3つの結合部にゴンドラを吊下するワイヤロープを遊嵌させるためのパイプが夫々固着されているので、請求項2記載の発明の効果に加え、煙突内落下物防止養生装置を円形デッキ型ゴンドラに対して好適に用いることができる。
請求項4記載の発明によれば、上記バルーンは2つの分割バルーンを結合して形成され、該分割バルーンの2つの結合部にゴンドラを吊下するワイヤロープを遊嵌させるためのパイプが夫々固着されているので、請求項2記載の発明の効果に加え、煙突内落下物防止養生装置をデッキ型ゴンドラに対して好適に用いることができる。
請求項5記載の発明によれば、上記バルーンは4つの分割バルーンを結合して形成され、該分割バルーンの4つの結合部にワイヤロープを遊嵌させるためのパイプが夫々固着されているので、請求項2記載の発明の効果に加え、ゴンドラを吊下する3つ又は2つのワイヤロープをパイプに遊嵌させることができ、円形デッキ型ゴンドラ又はデッキ型ゴンドラに対して好適に用いることができる。
請求項6記載の発明によれば、上記バルーンに複数のスリット部が形成され、該スリット部にワイヤロープを遊嵌させるためのパイプが夫々固着されているので、スリット部に固着されたパイプにワイヤロープを遊嵌させることができ、請求項5記載の発明と略同様の効果を得ることができる。
請求項7記載の発明によれば、上記バルーンの外周にドーナツ状のバルーンを接合自在に設けたので、請求項2,3,4,5又は6記載の発明の効果に加え、煙突内の内径の大きさに合わせて、ドーナツ状のバルーンを接合又は取り外してバルーンの外径を調節することができる。
請求項8記載の発明によれば、上記パイプは二つ割パイプであるので、請求項2,3,4,5,6又は7記載の発明の効果に加え、二つ割パイプを開閉して容易にワイヤロープを遊嵌させることができる。
請求項9記載の発明によれば、上記バルーンの屋根部は2重シートで形成されているので、請求項2,3,4,5,6,7又は8記載の発明の効果に加え、煙突内落下物による屋根部の損傷を防止することができる。
請求項10記載の発明によれば、上記バルーンは屋根部が円錐形状に形成されているので、請求項2,3,4,5,6,7,8又は9記載の発明の効果に加え、円錐形状の屋根部によって煙突内落下物を緩衝しながら受け止めることができ、落下物による屋根部の損傷を防止できると共に、落下物を屋根部に堆積させることなくバルーンの外周に落下させることができる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1に於いて、1は煙突を示し、煙突1は地上に起立する筒身2内にライニング材3の内壁が形成され、煙突1の外周下部に略水平に延びる煙道4が煙突1と連通して形成されている。
又、図に於て、11は簡易型ゴンドラである円形デッキ型のゴンドラを示し、ゴンドラ11は床板12上に所定高さの縦枠13,13…が起立して設けられ、縦枠13,13…に環状の横枠14,14…が組み合わされて所定高さの枠組み体15が形成され、更に、床板12上に支柱16,16…が立設され、支柱16,16…の上部に3個のワインダー17,17,17が設けられている。
更に又、ワインダー17,17,17の上方に水平に延びる横板18が設けられ、横板18は端部に垂設される脚部19,19…を備え、脚部19,19…が支柱16,16…の上部に固定されている。
又、図1及び図2に於て、21は煙突1内に吊下される円形デッキ型ゴンドラ11と共に用いられる本発明の煙突内落下物防止養生装置を示し、煙突内落下物防止養生装置21は、ゴンドラ11の上端に直接又は所定間隔離間して設けられる膨張・収縮自在のバルーン23を備え、バルーン23は、例えば、厚み0.2mm、148g/mの特殊ナイロンタフタ等から成り、バルーン23の下端部にはバルーン23に空気を供給する空気供給手段である空気供給パイプ24,24,24と、該バルーン23の空気を排気する排気手段である排気パイプ25,25,25とが具備されている。
バルーン23は略円筒形に形成され、上端である屋根部23aは円錐形状に形成され、且つ、二重シートで形成されている。更に、バルーン23は平面視3等分に分割されて3個の分割バルーン26,27,28から構成されており、3個の分割バルーン26,27,28は図3(a)に示す如く、紐29,29…で縫合されており、又は、同図(b)に示す結合帯30,30…で結合されている。尚、結合帯30,30…と分割バルーン26,27,28とは糸で縫合され、或いは、面ファスナー等で結合されている。
更に、3個の分割バルーン26,27,28の夫々の接合部には、接合部の上下に貫通する二つ割パイプ31,32,33が設けられ、二つ割パイプ31,32,33はゴンドラ11を吊下する例えば直径8mmのワイヤロープ34,35,36を摺動自在に遊嵌させる構造になっており、且つ、図3(c)に示すように、蝶番40,40…によって二つ割状に開閉自在となっており、ワイヤロープ34,35,36を遊嵌自在に形成されている。
更に又、前記空気供給パイプ24,24,24は開閉弁41,41,41を介して分岐用タンク42に連結され、分岐用タンク42はゴンドラ11に置かれ、図示しないコンプレッサーに連結されている。一方、前記排気パイプ25,25,25にも夫々開閉弁43,43,43が設けられている。
而して、本発明の煙突内落下物防止養生装置21にワイヤロープ34,35,36を通す場合は、ワイヤロープ34,35,36を煙突1内に垂設し、ワイヤロープ34,35,36を煙道4内に引き込み、煙道4内に於いて、ワイヤロープ34,35,36を夫々二つ割パイプ31,32,33に遊嵌させ、二つ割パイプ31,32,33を空気が供給されてない分割バルーン26,27,28の接合部に取り付けた後、分割バルーン26,27,28の接合部を接合する。
次に、ゴンドラ11を組み立てる場合は、図4(a)に示す如く、煙道4内に十分なスペースがある場合は、煙道4内でゴンドラ11を組み立て、煙突内落下物防止養生装置21を通したワイヤロープ34,35,36の下端部をゴンドラ11のワインダー17,17,17に巻回し、煙突内落下物防止養生装置21をゴンドラ上に載置し、次に、煙突内落下物防止養生装置21と共にゴンドラ11を煙突1内に移動させ、煙突内落下物防止養生装置21の分割バルーン26,27,28に空気供給パイプ24,24,24を介して空気を供給し、煙突内落下物防止養生装置21を膨張させる。
そして、煙突内落下物防止養生装置21はゴンドラ11上に載置されてゴンドラ11上方を覆い、煙突内の落下物を受け止め、ゴンドラ11上の作業者の安全を守ることができる。ゴンドラ11は点検作業、或いは、補修作業に対応してワインダー17,17,17がワイヤロープ34,35,36を巻回して回転することにより上下に移動するが、この時、煙突内落下物防止養生装置21もゴンドラ11と共に移動する。
又、図4(b)に示す如く、煙道4内にゴンドラ11を組み立てるための十分なスペースがない場合は、煙道4内で煙突内落下物防止養生装置21の二つ割パイプ31,32,33にワイヤロープ34,35,36を遊嵌させた後、二つ割パイプ31,32,33を煙突内落下物防止養生装置21のバルーン23の接合部に固着し、更に、二つ割パイプ31,32,33をワイヤクリップ(図示せず)等でワイヤロープ34,35,36に止め、次に、煙突内落下物防止養生装置21を煙突1内に移動させ、ワイヤロープ34,35,36に吊下した状態で煙突内落下物防止養生装置21内に空気を供給して膨張させる。
次に、煙突内落下物防止養生装置21の下方でゴンドラ11を組み立てる。ゴンドラ11を組み立てた後、ワイヤクリップを外し、煙突内落下物防止養生装置21をゴンドラ11上端にセットする。
そして、点検作業、或いは、補修作業に対応してワインダー17,17,17がワイヤロープ34,35,36を巻回して回転するとゴンドラ11は上下に移動するが、この時、煙突内落下物防止養生装置21もゴンドラ11と共に移動する。
斯くして、本発明の煙突内落下物防止養生装置21は、煙突1内の点検・補修作業時に於いて、容易且つ迅速に施工でき、ゴンドラ11の移動に合わせて移動可能であり、煙突1内の落下物から作業者の安全を守ることができる。
又、本発明の煙突内落下物防止養生装置21に於いて、バルーン23は3つの分割バルーン26,27,28を接合して形成され、3個の分割バルーン26,27,28の夫々の接合部には、接合部の上下に貫通する二つ割パイプ31,32,33が設けられるので、二つ割パイプ31,32,33にワイヤロープ34,35,36を遊嵌させることができ、3本のワイヤロープ34,35,36に吊下される円形デッキ型ゴンドラ上に煙突内落下物防止養生装置21を載置して好適に用いることができる。
更に又、本発明の煙突内落下物防止養生装置21に二つ割パイプ31,32,33を設けたので、二つ割パイプ31,32,33を開閉して容易にワイヤロープ34,35,36を遊嵌させることができる。
そして、本発明の煙突内落下物防止養生装置21はバルーン23の屋根部23aが2重シートで形成されているので、煙突内落下物に対する耐久性を高めることができ、損傷を防止できる。
又、本発明の煙突内落下物防止養生装置21のバルーン23は屋根部23aが円錐形状に形成されているので、煙突1内落下物を緩衝しながら受け止めることができ、屋根部23aの損傷を防止できると共に、落下物を屋根上に堆積させることなくバルーンの外周に落下させることができる。
図5は他の煙突内落下物防止養生装置51を示し、煙突内落下物防止養生装置51はデッキ型のゴンドラ(図示せず)と共に用いるものであり、煙突内落下物防止養生装置51のバルーン52は、前記煙突内落下物防止養生装置(図2に於いて21)のバルーン(図2に於いて23)が3個の分割バルーン(図2に於いて26,27,28)から構成されているのに代えて、2個の分割バルーン53,54から構成されている。尚、図に於いて、空気供給パイプ及び排気パイプは図示を省略している。
そして、2個の分割バルーン53,54の夫々の接合部には、接合部の上下に貫通し、且つ、ワイヤロープ55,56を遊嵌させるための同形状の二つ割パイプ57,58が設けられ、二つ割パイプ57は同図(b)に示す如く、蝶番40,40…によって二つ割状に開閉自在となっており、二つ割パイプ57の上端外周部には分割バルーン53,54を保持するための係止部59,59が外方に突出して形成されている。
又、デッキ型のゴンドラは一般に床板から上端までの高さが低く形成されているので、デッキ型のゴンドラにバルーン52を直接載置すると、ゴンドラ上の作業員の作業高さが確保されないため、ゴンドラ上の作業員の作業高さを確保すべく、二つ割パイプ57,58を比較的長く形成し、バルーン52に取り付けた時に、二つ割パイプ57,58の下端部を所定長さバルーン52の下方に突出させて脚部57a,58aとし、脚部57a,58aの下端部をデッキ型のゴンドラ上端に載置して、バルーン52をデッキ型のゴンドラから上方に所定間隔離間させ、ゴンドラ上の作業空間を確保するように構成している。尚、脚部57a,58aの高さは任意に調節可能である。
斯くして、煙突内落下物防止養生装置51のバルーン52は、2本のワイヤロープ55,56に吊下されるデッキ型ゴンドラ上端に脚部57a,58aを載置してデッキ型ゴンドラ上に載置し、好適に用いることができると共に、ゴンドラ上に十分な作業スペースを確保することができる。
図6は、更に他の煙突内落下物防止養生装置61を示し、煙突内落下物防止養生装置61は円形デッキ型のゴンドラ及びデッキ型のゴンドラの何れにも用いることができるようにしたものであり、煙突内落下物防止養生装置61のバルーン62は、前記煙突内落下物防止養生装置(図2に於いて21)のバルーン(図2に於いて23)が3個の分割バルーン(図2に於いて26,27,28)から構成されているのに代えて、4個の分割バルーン63,64,65,66から構成され、2個の分割バルーン63,64は平面視120度に開く扇形に夫々形成され、バルーン65,66は平面視60度に開く扇形に形成されている。
而して、前記煙突内落下物防止養生装置61を円形デッキ型のゴンドラと共に用いる場合は、分割バルーン63と64の間、分割バルーン64と65の間、分割バルーン66と63の間の接合部に二つ割パイプ67,68,69を固着して後、分割バルーン63,64,65,66を接合し、バルーン62を円形デッキ型のゴンドラ上に載置する。
又、デッキ型のゴンドラと共に用いる場合は、分割バルーン63と64の間、分割バルーン65と66の間の接合部に前記二つ割パイプ(図5に於いて57)と同様の比較的長さが長い二つ割パイプ70,71を固着し、且つ、二つ割パイプ70,71の下端部をバルーン62の下方に垂下させて脚部とし、この脚部をデッキ型のゴンドラ上に載置する。この時、脚部によってデッキ型のゴンドラ上に所定高さの作業空間が確保される。
斯くして、煙突内落下物防止養生装置61のバルーン62は4つの分割バルーン63,64,65,66を結合して形成され、分割バルーン63,64,65,66の4つの結合部にワイヤロープを遊嵌させるための二つ割パイプ67,68,69又は70,71が夫々固着されるので、煙突内落下物防止養生装置61は円形デッキ型ゴンドラ又はデッキ型ゴンドラに対して好適に用いることができる。
図7は、更に他の煙突内落下物防止養生装置81を示し、該煙突内落下物防止養生装置81は、前記煙突内落下物防止養生装置(図6に於いて61)と同様に円形デッキ型のゴンドラ及びデッキ型のゴンドラの何れにも用いることができるようにしたものであり、煙突内落下物防止養生装置81のバルーン82は、前記煙突内落下物防止養生装置(図2に於いて21)のバルーン(図2に於いて23)が3個の分割バルーン(図2に於いて26,27,28)から構成されているのに代えて、分割することなく一体に気密に形成し、4つのスリット83,84,85,86をバルーン82の平面視に於いて放射状に中央部近傍から外周まで延びて形成したものであり、スリット83,84及び86は互いに120度離間して形成され、スリット83と85とは同一直線上に形成されている。
而して、煙突内落下物防止養生装置81を円形デッキ型のゴンドラと共に用いる場合は、スリット83,84,86に二つ割パイプ87,88,89を固着してバルーン82を円形デッキ型のゴンドラ上に載置する。
一方、煙突内落下物防止養生装置81をデッキ型のゴンドラと共に用いる場合は、スリット83,85に比較的長さの長い二つ割パイプ90,91を固着して二つ割パイプ90,91の下端部をバルーン82の下方に垂下させて脚部とし、脚部をデッキ型のゴンドラ上に載置する。
斯くして、前記煙突内落下物防止養生装置81のバルーン82は、バルーン82に複数のスリット83,84,85,86が形成されているので、スリット83,84,85,86に固着された二つ割パイプ87,88,89又は90,91にワイヤロープ34,35,36又は55,56を遊嵌させることができ、前記煙突内落下物防止養生装置(図6に於いて61)と略同様の効果を得ることができる。
尚、前記煙突内落下物防止養生装置81に於いて、スリットを4つ設けたが、これに限定されず、スリットを3つ、又は、2つ設けることにより、前述した煙突内落下物防止養生装置21又は51と同様の機能を持たせることも可能である。
図8は、更に他の煙突内落下物防止養生装置101を示し、煙突内落下物防止養生装置101のバルーン102は、前記煙突内落下物防止養生装置(図2に於いて21)のバルーン(図2に於いて23)の3個の分割バルーン26,27,28に追加して、3個の分割バルーン26,27,28の外周にドーナツ状に3個の分割バルーン103,104,105を着脱自在に接合したものである。
バルーン102は煙突1内の内径に合わせて、煙突1が比較的小さい内径の場合には3個の分割バルーン26,27,28のみとし、煙突1が比較的大きい内径の場合には3個の分割バルーン26,27,28の外周に、3個の分割バルーン103,104,105をドーナツ状に接合してバルーン102の外径の大きさを変えるものであり、比較的小さい内径の煙突1と、比較的大きい内径の煙突1の場合の両方に用いることができる。
斯くして、煙突内落下物防止養生装置101のバルーン102は、煙突1内の内径の大きさに合わせて、ドーナツ状の分割バルーン103,104,105を接合又は取り外してバルーン102の外径を調節することができる。
尚、本発明の煙突内落下物防止養生装置21,51,61,81,101は、前述の説明に於いてゴンドラと共に用いたが、煙突内落下物防止養生装置21,51,61,81,101をワイヤークリップ等で固定して移動させることにより、作業用足場を使用する作業にも用いることが可能である。
本発明による煙突内落下物防止養生装置、ゴンドラ、煙突及び煙道を示す切欠縦断断面図である。 円形デッキ型のゴンドラと共に用いるための本発明の煙突内落下物防止養生装置の斜視図である。 (a)分割バルーンの結合部を紐で縫合した状態を示す斜視図である。(b)分割バルーンの結合部を結合帯で接合した状態を示す斜視図である。(c)二つ割パイプの斜視図である。 (a)煙道内でゴンドラを組み立てる場合を示す縦断面図である。(b)煙突内でゴンドラを組み立てる場合を示す縦断面図である。 (a)デッキ型ゴンドラと共に用いる本発明の他の煙突内落下物防止養生装置の斜視図である。(b)図(a)に示す煙突内落下物防止養生装置に用いられる二つ割パイプの斜視図である。 円形デッキ型のゴンドラ又はデッキ型ゴンドラと共に用いることができる本発明の他の煙突内落下物防止養生装置の斜視図である。 円形デッキ型のゴンドラ又はデッキ型ゴンドラと共に用いることができる本発明の他の煙突内落下物防止養生装置の斜視図である。 煙突内の内径が小さい場合又は大きい場合の両方に対応できる本発明の他の煙突内落下物防止養生装置の斜視図である。
符号の説明
1 煙突
11 ゴンドラ
21,51,61,81,101 煙突内落下物防止養生装置
23,52,62,82,102 バルーン
23a 屋根部
26,27,28,53,54 分割バルーン
31,32,33,57,58 二つ割パイプ
34,35,36,55,56 ワイヤロープ
67,68,69,70,71 二つ割パイプ
87,88,89,90,91 二つ割パイプ
103,104,105 分割バルーン

Claims (10)

  1. ワイヤロープによって煙突内に吊下されるゴンドラの上端に直接又は所定間隔離間して膨張・収縮自在のバルーンを設け、且つ、前記バルーンに前記ワイヤロープを摺動自在に貫通させ、煙突内の組み立て作業、点検作業及び補修作業時に前記バルーンを煙突内で膨張させ、且つ、点検作業及び補修作業時には、該バルーンを前記ワイヤロープによって吊下された前記ゴンドラと共に移動させ、煙突内の落下物を前記バルーンの上面である屋根部で受け止めるようにしたことを特徴とする煙突内落下物防止養生方法。
  2. ワイヤロープによって煙突内に吊下されるゴンドラの上端に直接又は所定間隔離間して設けられ、且つ、前記ワイヤロープを摺動自在に貫通させた膨張・収縮自在のバルーンと、該バルーンに空気を供給する空気供給手段と、該バルーンの空気を排気する排気手段とを備え、煙突内の組み立て作業、点検作業及び補修作業時に煙突内で前記バルーンを膨張させ、且つ、点検作業及び補修作業時には、該バルーンを前記ワイヤロープによって吊下された前記ゴンドラと共に移動させ、煙突内の落下物を前記バルーンの上面である屋根部で受け止めるように構成したことを特徴とする煙突内落下物防止養生装置。
  3. 上記バルーンは3つの分割バルーンを結合して形成され、該分割バルーンの3つの結合部にゴンドラを吊下するワイヤロープを遊嵌させるためのパイプが夫々固着されていることを特徴とする請求項2記載の煙突内落下物防止養生装置。
  4. 上記バルーンは2つの分割バルーンを結合して形成され、該分割バルーンの2つの結合部にゴンドラを吊下するワイヤロープを遊嵌させるためのパイプが夫々固着されていることを特徴とする請求項2記載の煙突内落下物防止養生装置。
  5. 上記バルーンは4つの分割バルーンを結合して形成され、該分割バルーンの4つの結合部にワイヤロープを遊嵌させるためのパイプが夫々固着されていることを特徴とする請求項2記載の煙突内落下物防止養生装置。
  6. 上記バルーンに複数のスリット部が形成され、該スリット部にワイヤロープを遊嵌させるためのパイプが夫々固着されていることを特徴とする請求項2記載の煙突内落下物防止養生装置。
  7. 上記バルーンの外周にドーナツ状のバルーンを接合自在に設けたことを特徴とする請求項2,3,4,5又は6記載の煙突内落下物防止養生装置。
  8. 上記パイプは二つ割パイプであることを特徴とする請求項,4,5,6又は7記載の煙突内落下物防止養生装置。
  9. 上記バルーンの屋根部は2重シートで形成されていることを特徴とする請求項2,3,4,5,6,7又は8記載の煙突内落下物防止養生装置。
  10. 上記バルーンは屋根部が円錐形状に形成されていることを特徴とする請求項2,3,4,5,6,7,8又は9記載の煙突内落下物防止養生装置。
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