JP5294092B2 - 三相電動機の保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、密閉容器内にバイメタル等からなる熱応動板を用いた接点開閉機構を有し、三相電動機に流れる交流電流を遮断する用途に用いられる三相電動機の保護装置に関する。
この種の三相電動機の保護装置は、例えば米国特許第3452313号明細書(先行技術文献1)に開示されている。この先行技術文献1に記載の三相電動機の保護装置は、金属製のハウジングと金属板とからなる密閉容器の内部に、バイメタルからなる熱応動板を備えている。密閉容器を構成する金属板には、3つの導電端子ピンが気密に固定されている。これら3つの導電端子ピンの密閉容器内に突出する端部には、それぞれ固定接点が固着されている。一方、熱応動板において上記3つの固定接点に対向する部分には、可動接点がそれぞれ固着されている。これら3つの可動接点は、上記3つの固定接点と共に3対の開閉接点を構成している。また、例えば日本国公開特許公報平成1年第279532号(先行技術文献2)にも記載されているように、上記のような熱応動板は、その中央部に設けられた貫通孔が、かしめやねじ止め等によって支持体(ボルト等)に固定された状態で、密閉容器内に備えられる。
このような三相電動機の保護装置は、例えば密閉型電動圧縮機の密閉ハウンジング内に取り付けられて、圧縮機駆動用の三相電動機のサーマルプロテクタとして用いられる。この場合、上記3つの導電端子ピンは、三相電動機の各相の巻線の中性点側の端子にそれぞれ接続される。密閉型電動圧縮機内部の冷媒が異常な高温になったとき、或いは、三相電動機に異常な電流が流れたとき等に温度が所定値を超えると、熱応動板が反転して接点間が開放され、三相電動機に流れる交流電流が遮断される。また、温度が所定値以下に低下すると、熱応動板が復帰して再び接点間が閉じられ、三相電動機が通電状態となる。
熱応動板を皿状に絞り成形して設けた場合、当該熱応動板の反転時の歪が中央部に集中する。ここで、上述したような貫通孔を熱応動板の中央部に設けてしまうと、当該熱応動板の反転時の歪が貫通孔周辺に集中し、貫通孔を起点とした割れが発生するという問題があった。また、皿状に絞り成形された熱応動板において、その反転時及び復帰時に最も変形する部分は、当該熱応動板の中央部である。そのため、熱応動板の中央部に設けた貫通孔を、かしめやねじ止め等によって支持体に固定してしまうと、当該熱応動板の反転時及び復帰時に最も変形する部分の動きが規制されることとなる。
従って、従来の構成では、熱応動板が当初有していた反転特性を維持することができず、三相電動機に流れる交流電流を精度良く遮断できないおそれがある。
本発明の目的は、熱応動板を当初有していた反転特性を維持しつつ備えることができ、三相電動機に流れる交流電流を精度良く遮断することができる三相電動機の保護装置を提供することにある。
本発明の三相電動機の保護装置は、金属製のハウジングとその開口端に気密に固着された金属板とから構成される密閉容器と、前記ハウジング内部に設けられた突起部と、前記金属板に設けられた3つの貫通孔にそれぞれ挿通され電気絶縁性の充填材によって気密に固定された3つの導電端子ピンと、前記3つの導電端子ピンの前記密閉容器内に突出する端部にそれぞれ固着された3つの固定接点と、皿状に絞り成形されて所定の温度でその湾曲方向が反転する熱応動板と、前記熱応動板において前記3つの固定接点に対向する部分にそれぞれ固着され、前記3つの固定接点と共に3対の開閉接点を構成する3つの可動接点と、前記熱応動板の中央部を前記突起部との間に挟持し当該熱応動板を前記固定接点から離れる方向に付勢する弾性部材と、前記熱応動板が当該熱応動板の中央部を中心に回転することを防止することによって前記3つの可動接点が前記3つの固定接点に対向した状態を維持する回転防止部材とを備え、前記3つの導電端子ピンが三相電動機の各相の巻線の中性点側の端子にそれぞれ接続された状態で用いられ、当該三相電動機に流れる交流電流を遮断するように構成され、前記弾性部材は、前記ハウジングに固着された支持体を介して固定されており、前記回転防止部材は、前記支持体で構成されていることを特徴とする。
また、前記回転防止部材を、前記支持体において前記ハウジングと前記弾性部材とを連結する部分で構成するとよい。
本発明の三相電動機の保護装置によれば、熱応動板は、その中央部がハウジング内部に設けられた突起部と弾性部材との間に挟持されている。これにより、熱応動板を固定するために従来設けられていた貫通孔を不要とすることができる。従って、熱応動板を、当初有していた反転特性を維持しつつ備えることができ、三相電動機に流れる交流電流を精度良く遮断することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る三相電動機の保護装置の構成を示す縦断側面図である。 図2は、金属板アセンブリ及びハウジングアセンブリの構成を示す縦断側面図である。 図3は、三相電動機の保護装置の分解斜視図である。 図4は、三相電動機の保護装置の横断平面図である。 図5は、ばね支持体と熱応動板と可動接点とばね部材とを組み付けた状態を示す斜視図である。 図6は、熱応動板の中央部周辺を拡大して示す縦断側面図である。 図7は、密閉型電動圧縮機の一例を示す縦断側面図である。 図8は、クラスタソケットの取付部分を拡大して示す縦断側面図である。 図9は、三相電動機と保護装置との接続状態を示す図である。 図10Aは、クラスタソケットの上部側を示す斜視図である。 図10Bは、クラスタソケットの下部側を示す斜視図である。 図11は、本発明の第2の実施形態に係る図1相当図である。 図12は、図4相当図である。 図13は、本発明の第3の実施形態に係る図1相当図である。 図14は、図4相当図である。 図15Aは、ホルダの平面図である。 図15Bは、ホルダの縦断側面図である。 図16は、本発明の変形例に係る図1相当図である。 図17は、本発明の変形例に係る図1相当図である。
符号の説明
1は三相電動機の保護装置、5は三相電動機、5A,5B,5Cは三相電動機の各相の巻線の中性点側の端子、21は密閉容器、22,41はハウジング、23は金属板、23Aは貫通孔、26は導電端子ピン、27は固定接点、28は充填材、29はハンダペレット(ハンダからなる部材)、31はばね支持体(支持体)、31Bは連結部(回転防止部材、支持体においてハウジングと弾性部材とを連結する部分)、32,43,52は熱応動板、33は可動接点、34はばね部材(弾性部材)、35,41Aは突起部、42はコイルばね(弾性部材)、43Bは延長部(回転防止部材)、51はホルダ(回転防止部材)である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図1ないし図10を参照しながら説明する。図7は、本発明の三相電動機の保護装置1を備えた縦置きのロータリー式密閉型電動圧縮機2の一例を示す縦断側面図である。この密閉型電動圧縮機2は、金属製の圧縮機ハウジング3全体が圧縮後の吐出冷媒通路とされる所謂高圧ハウジングタイプのものである。圧縮機ハウジング3は、上下両端が開放した中央部3Aと、中央部3Aの下端側を気密に覆うハウジングエンド3Bと、中央部3Aの上端側を気密に覆うハウジングエンド3Cの3つの部分から構成されている。
圧縮機ハウジング3の内部には、ロータリー圧縮機4及び三相電動機5が収納されている。ロータリー圧縮機4は、圧縮機ハウジング3の中央部3A内においてハウジングエンド3B側に配置されている。ロータリー圧縮機4は、ハウジング(図示せず)とロータ(図示せず)とからなり、ロータは、クランク(図示せず)と駆動軸(図示せず)を介して三相電動機5によって駆動される。三相電動機5は、圧縮機ハウジング3の中央部3A内においてハウジングエンド3C側に配置されている。
圧縮機ハウジング3の側部には吸入管6が設けられており、圧縮機ハウジング3の上部には吐出管7が設けられている。吸入管6は、圧縮機ハウジング3の側部を貫通して気密に固定されていると共に、ロータリー圧縮機4に接続され当該ロータリー圧縮機4内に吸入冷媒を供給する。吐出管7は、圧縮機ハウジング3の上端部を貫通して気密に固定されている。ロータリー圧縮機4によって圧縮された冷媒は、圧縮機ハウジング3内を通過して、吐出管7から冷凍ユニット(図示せず)に供給される。尚、圧縮機ハウジング3内部には、潤滑用のオイルが注入されている。
圧縮機ハウジング3(この場合、ハウジングエンド3Cによって構成された部分)には貫通孔3Dが設けられており、この貫通孔3Dには、圧縮機ハウジング3の内部と外部とを電気的に接続するための気密導電端子10が気密に固着されている。この気密導電端子10は、金属製の本体に複数(この場合、3つ)の導電端子ピン11が貫通された構成となっている。
これら導電端子ピン11は、熱膨張係数を考慮したガラス等からなる電気絶縁性の充填材(図示せず)によって、周知のコンプレッションタイプのハーメチックシールにより気密に絶縁固定されている。導電端子ピン11の一端部(圧縮機ハウジング3の外部側の端部)は、電源12(図9参照)にそれぞれ接続され、導電端子ピン11の他端部(圧縮機ハウジング3の内部側の端部)は、ソケット13にそれぞれ挿入されている。このソケット13は、3つのリード線14を介して三相電動機5に接続されている。
圧縮機ハウジング3内部には、固定金具15を介してクラスタソケット16が固定されている。このクラスタソケット16は、図8にも示すように、固定金具15に設けられた支持片部15A,15Bに嵌め込まれた状態で配置されている。このクラスタソケット16には、当該クラスタソケット16の長手方向に沿って矩形状に開口した3つの挿入口16A(図10A参照)が設けられている。また、クラスタソケット16の底部には、円形状に開口した3つの差込口16B(図10B参照)が設けられている。こられ差込口16Bは、規格に準じて設けられており、この場合、各辺が等間隔となる三角形を形成するように位置している。
クラスタソケット16の挿入口16Aには、三相電動機5から延びる3つのリード線17(図7参照)がそれぞれ挿入され固定される。これらリード線17は、三相電動機5の各相の巻線の中性点側の端子5A〜5C(図9参照)に接続されている。クラスタソケット16の差込口16Bには、後述する保護装置1の3つの導電端子ピン26がそれぞれ挿入可能となっている。
次に、三相電動機の保護装置1の構成について説明する。図1は、保護装置1の構成を示す縦断側面図である。
図1に示すように、保護装置1の密閉容器21は、鉄板等をプレスによって絞り成形して作られた金属製のハウジング22と、その開口端にリングプロジェクション溶接等を用いて気密に固着された金属板23とから構成されている。保護装置1は、この密閉容器21内部に、熱応動板32を用いた接点開閉機構を有しており、三相電動機5に流れる交流電流を遮断する用途に用いられる。
図2に示すように、保護装置1は、金属板アセンブリ24とハウジングアセンブリ25とから構成されている。
このうち金属板アセンブリ24は、金属板23と、3つの導電端子ピン26(図2では2つのみ示す)と、3つの固定接点27(図2では2つのみ示す)とを備えて構成されている。金属板23は、全体として上記ハウジング22よりも肉厚に形成されており、図3に示すように、その外周部が滑らかな三角形状をなしている。この金属板23には、3つの貫通孔23Aが設けられている。これら貫通孔23Aは、各辺が等間隔となる三角形を形成するように位置している。
3つの導電端子ピン26は、金属板23の3つの貫通孔23Aにそれぞれ挿通され、熱膨張係数を考慮したガラス等からなる電気絶縁性の充填材28によって、周知のコンプレッションタイプのハーメチックシールにより気密に絶縁固定されている。3つの固定接点27は、3つの導電端子ピン26において密閉容器21内に突出する端部に、それぞれ溶接によって固着されている。これら3つの固定接点27は、酸化金属を含んだ接点であり、その形状は、円盤状であり、接点表面は僅かに凸曲面(球面)をなしている。
一方、ハウジングアセンブリ25は、ハウジング22と、ハンダペレット29と、保護板30と、ばね支持体31と、熱応動板32と、3つの可動接点33(図2では2つのみ示す)と、ばね部材34とから構成されている。
ハウジング22は、図3に示すように、その外縁部が上記金属板23の外周部よりも若干小さい滑らかな三角形状をなしている。また、図4(図1中、F4−F4線に沿う保護装置1の横断平面図)にも示すように、ハウジング22の側壁部22Bに囲まれた空間内には、金属板アセンブリ24の3つの導電端子ピン26や3つの固定接点27が収容されるようになっている。このハウジング22内部の中央部には、下向きに開口した円形状のくぼみ22A(図3参照)が設けられている。
ハンダペレット29は、板状のハンダ(この場合、鉛を含まないもの)からなる材料を打ち抜きによって成形した部材であり、その中央部に挿入孔29A(図3参照)を有する扁平なリング形状をなしている。このハンダペレット29の挿入孔29Aには、後述する保護板30の突起部30A(図3参照)を挿入可能となっている。このハンダペレット29の溶融温度は、後述する熱応動板32の反転温度(この場合、100℃)以上であって可能な限り低い温度(例えば、220℃〜250℃)となっている。
図3に示すように、保護板30は、銅板等をプレスによって絞り成形して作られたものであり、有底の円形筒状の突起部30Aと、当該突起部30Aの開口端の周囲に環状に設けられたフランジ部30Bとを有している。
図3に示すように、ばね支持体31は、固定部31Aと、この固定部31Aの外縁部から下方に延びる3つの連結部31Bとを有する。固定部31Aは、中央部に円形状の開口部31Cを有する円板形状をなしている。3つの連結部31Bは、固定部31Aの外縁部において当該固定部31Aの周方向に沿って等間隔を有して配置されている。これら連結部31Bは、先端部が上方に湾曲した形状となっており、その先端部には、矩形状に切り欠かれた被係合部31Dが形成されている。
図3に示すように、熱応動板32は、熱によって変形する部材(バイメタルやトリメタル等)からなるものであり、全体としてほぼ円板形状に形成されている。この熱応動板32は、浅い皿状に絞り成形されており、所定の反転温度(この場合、100℃)に達すると、その湾曲方向が急跳反転するようになっている。また、この熱応動板32は、所定の反転温度以下に低下すると、その湾曲方向が復帰するようになっている。
この熱応動板32の外縁部には、当該熱応動板32の周方向に沿って等間隔を有し、且つ、外方に延びる3つの延出部32Aが形成されている。また、この熱応動板32の外縁部において上記3つの延出部32Aの間の部分には、当該熱応動板32の周方向に沿って等間隔を有し、且つ、外方に延びる3つの突片部32Bが形成されている。これら突片部32Bは、延出部32A間の中央部にそれぞれ形成されている。また、これら突片部32Bの中央部には、矩形状に切り欠かれた切り欠き部32Cがそれぞれ形成されている。
可動接点33は、熱応動板32の3つの延出部32A(保護装置1の密閉容器21内において、上記3つの固定接点27に対向する部分)の下面に、それぞれ溶接によって固着されている。これら3つの可動接点33は、酸化金属を含んだ接点であり、その形状は、円盤状であり、接点表面は僅かに凸曲面(球面)をなしている。
ばね部材34は、支持部34Aと、この支持部34Aの外縁部から延びる3つの板ばね部34Bとを有する。支持部34Aの中央部には、リング状に上方に突出した突部34Cを有している。3つの板ばね部34Bは、当該支持部34Aの外縁部において等間隔を有して形成配置されている。これら板ばね部34Bは、先端部が上方に湾曲した形状となっており、その先端部には、内方に折り曲げられた係合部34Dが設けられている。
このような部材からなるハウジングアセンブリ25は、次のようにして組み立てられる。
まず、ばね支持体31の固定部31Aの上面を、ハウジング22内部の下面に溶接によって固着する。このとき、固定部31Aの開口部31Cの中央部にハウジング22のくぼみ22Aが位置するように、ばね支持体31をハウジング22内部に配置して溶接する。次に、ハンダペレット29をハウジング22のくぼみ22A内部に挿入し、挿入したハンダペレット29の下面に保護板30を配置する。このとき、保護板30の突起部30Aを、ハンダペレット29の挿入孔29Aに挿入する。これにより、ハンダペレット29と保護板30とからなる突起部35(図1参照)が形成される。
次に、熱応動板32を、その湾曲部分の頂部が上側(突起部35側)となる状態で、保護板30(突起部35)の下面に配置する。このとき、熱応動板32の上面中央部を保護板30の下面に当接させる。また、熱応動板32の3つの延出部32Aに固着された3つの可動接点33を、ばね支持体31の3つの連結部31B間の中央部にそれぞれ位置させる(図5参照)。また、ばね支持体31の3つの連結部31Bを、熱応動板32の3つの切り欠き部32Cにそれぞれ嵌め込む(図5参照)。
そして、熱応動板32の下部にばね部材34を配置し、当該ばね部材34の中央部の突部34Cを熱応動板32の下面の中央部に当接させる。そして、ばね部材34の3つの係合部34Dを、ばね支持体31の3つの被係合部31Dにそれぞれ係合させる(図5参照)。これにより、熱応動板32の中央部を突起部35とばね部材34との間に挟持した状態でハウジング22に一体化させたハウジングアセンブリ25が組み立てられる。
このハウジングアセンブリ25において、溶接によって固着されている部分は、ハウジング22とばね支持体31との接触部分のみである。その他の各部材間(ハウジング22とハンダペレット29との間、ハンダペレット29と保護板30との間、保護板30と熱応動板32との間、熱応動板32とばね部材34との間)の接触部分は、各部材が当接しているが固着されてはいない状態となっている。
保護装置1は、上述のように構成された金属板アセンブリ24の金属板23とハウジングアセンブリ25のハウジング22の開口端とを、所定圧のガスを封入しつつ気密に溶接することによって組み立てられる。
このように組み立てられた保護装置1において、導電端子ピン26と熱応動板32との間には、固定接点27と可動接点33とからなる3対の開閉接点27,33が形成される。これにより、保護装置1内部に、3つの導電端子ピン26と、3対の開閉接点27,33と、熱応動板32とからなる電路が形成される。
熱応動板32は、ばね部材34によって、固定接点27から離れる方向に付勢された状態となる。また、熱応動板32の中央部は、図6に示すように、その下面がばね部材34の突部34Cの上端部に押さえられ、その上面が保護板30のフランジ部30Bに押さえられた状態となる。即ち、熱応動板32の中央部の上面及び下面は、何れもリング状の部分(突部34C及びフランジ部30B)によって押圧された状態となる。
従って、熱応動板32が反転する時には、上記突部34C及びフランジ部30Bに囲まれた熱応動板32の中央部は、突部34Cの内部空間C及びフランジ部30Bの内部空間Dにおいて規制されることなく動くことができる。そのため、熱応動板32の動作への固定部の影響を少なくし、サーマルプロテクタとして熱応動板32が当初有している反転特性を活かす設計ができる。
また、ばね支持体31においてハウジング22とばね部材34とを連結する3つの連結部31Bは、熱応動板32の3つの切り欠き部32Cにそれぞれ嵌まり込んでおり、突片部32Bに挟まれた状態となっている。そのため、熱応動板32が当該熱応動板32の中央部(突起部35とばね部材34の突部34Cとの間に挟持された部分)を中心に回転することが防止される。また、熱応動板32は、その外縁部において等間隔を有する3つの部分(切り欠き部32C)が連結部31Bに押さえられた状態となる。そのため、熱応動板32が水平方向に移動することが防止される。このように、熱応動板32は、その周方向への回転及び水平方向への移動が防止されるようになっている。これにより、保護装置1の密閉容器21内部において、3つの可動接点33が3つの固定接点27に上下方向に対向し3対の開閉接点27,33が形成された状態が維持されるようになっている。
また、ハンダペレット29は、その上部がハウジング22のくぼみ22A内に挿入され、且つ、その下部(挿入孔29A)に保護板30の突起部30Aが挿入された状態となっている。これにより、ハンダペレット29の上下方向及び水平方向の位置が決められるようになっている。
このように構成された保護装置1は、3つの導電端子ピン26が上記クラスタソケット16の3つの差込口16Bに差し込まれることによって、密閉型電動圧縮機2に取り付けられる。これら導電端子ピン26は、クラスタソケット16内部において、リード線17に接続される。これにより、図9に示すように、保護装置1の3つの導電端子ピン26がリード線17を介して三相電動機5の各相の巻線の中性点側の端子5A〜5Cにそれぞれ接続された状態となる。即ち、保護装置1は、三相電動機5のスター結線(Y結線)の中性点に配置され、当該三相電動機5の中性点として機能する。
そして、密閉型電動圧縮機2内部の冷媒が異常な高温になったとき、或いは、三相電動機5に異常な電流が流れたとき等に保護装置1の内部温度が熱応動板32の反転温度を超えると、熱応動板32が反転して開閉接点27,33間が開放され、三相電動機5への給電が遮断される。また、冷媒の温度、或いは、三相電動機5の電流値が所定値以下に低下して保護装置1の内部温度が熱応動板32の反転温度以下に低下すると、熱応動板32が復帰して再び開閉接点27,33間が閉じられ、三相電動機5への通電状態となる。
制御対象機器であるロータリー圧縮機4の通常運転時には、三相電動機5の運転電流によって熱応動板32が反転温度に到達することはない。また、三相電動機5が拘束状態になった時には、電路の一部を構成する熱応動板32自体から発生する熱によって、短時間で熱応動板32が反転し開閉接点27,33間を開放する。この場合、熱応動板32に発生する熱は、当該熱応動板32に直接接触している突起部35を介して、ハウジング22に放熱される。従って、熱応動板32が異常に発熱することはない。
例えば、保護装置1が長期にわたり開閉接点27,33の開閉を繰り返し、保証動作回数を超えると、固定接点27と可動接点33が溶着して開離不能となることがある。この場合に三相電動機5の回転子(図示せず)が拘束されると、過大な電流によって熱応動板32の温度(特に中央部の温度)が上昇し、その熱が保護板30を介してハンダペレット29に伝わる。この場合、ハンダペレット29に伝わった熱の一部は上述したようにハウジング22に放熱されるが、開閉接点27,33が溶着した状態では、熱応動板32が継続して発熱する。熱応動板32が異常に発熱すると、その熱によってハンダペレット29が溶融温度に到達して溶融し、保護装置1は、熱応動板32を挟持する突起部35を失った状態となる。この状態では、熱応動板32がばね部材34によって固定接点27から離れる方向にさらに付勢されることから、溶着した開閉接点27,33は、ほぼ同時に開放される。そのため、三相電動機5への通電を確実に遮断することができる。
以上に説明したように、本実施形態の三相電動機の保護装置1によれば、熱応動板32は、その中央部がハウジング22内部に設けられた突起部35とばね部材34との間に挟持されている。これにより、熱応動板を固定するために従来設けられていた貫通孔を不要とすることができる。従って、熱応動板32を、当初有していた反転特性を維持しつつ備えることができ、三相電動機5に流れる交流電流を精度良く遮断することができる。
また、三相電動機の保護装置1は、熱応動板32に貫通孔を有していないことから、貫通孔の周囲に亀裂等が生じるおそれがなく、熱応動板32が当初有している反転特性が損なわれることがない。
また、三相電動機の保護装置1は、熱応動板32を挟持する突起部35の一部が、ハンダペレット29(ハンダからなる部材)によって形成されている。このような構成によれば、例えば、開閉接点27,33が溶着することにより熱応動板32が異常に発熱すると、その熱によって突起部35の一部が溶融し、保護装置1は、熱応動板32を挟持する突起部35を失った状態となる。この状態では、熱応動板32がばね部材34によって固定接点27から離れる方向に付勢される。従って、溶着した開閉接点27,33を開放することができる。
また、三相電動機の保護装置1は、熱応動板32を挟持するばね部材34が、ハウジング22に固着されたばね支持体31を介して固定されている。このような構成によれば、熱応動板32を突起部35とばね部材34との間に挟持した状態でハウジング22に一体化させることができる。従って、三相電動機の保護装置1を容易に製造することができる。
また、三相電動機の保護装置1は、ばね支持体31においてハウジング22とばね部材34とを連結する部分(連結部31B)を利用して、熱応動板32が当該熱応動板32の中央部を中心に回転することを防止するように構成されている。従って、このような回転防止のための部材として新たな部材を設ける必要がない。これにより、部品点数を増やすことなく三相電動機の保護装置1を製造することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図11及び図12を参照しながら説明する。本実施形態は、ハウジング41の内周面41Cに熱応動板43の一部を当接させることによって、当該熱応動板43の周方向への回転を防止するように構成したものである。
図11に示すように、ハウジング41の中央部には、プレスによって絞り成形された突起部41Aが設けられている。また、金属板23の中央部にはコイルばね42が支持されており、このコイルばね42は、熱応動板43の中央部を突起部41Aとの間に挟持し当該熱応動板43を固定接点27から離れる方向に付勢するようになっている。
図12に示すように、熱応動板43の外縁部において可動接点33が固着された3つの延出部43A間の中央部には、矩形状に外方に延びる3つの延長部43Bがそれぞれ形成されている。これら3つの延長部43Bの先端部は、僅かな隙間(図示せず)を有してハウジング41の内周面41Cに対向している。
このような構成によれば、延長部43Bは、ハウジング41の内周面41Cに当接することによって、熱応動板43が当該熱応動板43の中央部を中心に回転すること、及び、熱応動板43が水平方向に移動することを防止する。
また、延長部43Bは、ハウジング41の内周面41Cとの間に僅かな隙間を有している。そのため、延長部43Bは、熱応動板43の反転時及び復帰時においてハウジング41の内周面41Cに引っ掛かることはなく、当該熱応動板43の反転特性に影響を与えることはない。
また、熱応動板43の一部に当該熱応動板43の回転を防止する機能を担う延長部43Bを設けた。従って、回転防止のための部材として新たな部材を設ける必要がない。また、既存の部材の一部(例えば、上述の第1の実施形態に示したばね部材34の連結部31B)を回転防止のための部材として利用する必要もない。これにより、部品点数の増加を一層抑えつつ三相電動機の保護装置を製造することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図13ないし図15A,Bを参照しながら説明する。図13及び図14に示すように、本実施形態は、熱応動板52の回転を防止するためのホルダ51を、回転防止専用の独立した部材として設けたものである。
このホルダ51は、図15A及び図15Bに示すように、突起部51Aと、この突起部51Aを中心に外方に延びる3つの固定部51Bとを有する。突起部51Aは、上方に円柱状に延びており、コイルばね42(図13参照)を保持するようになっている。3つの固定部51Bは、突起部51Aを中心に周方向に等間隔を有しており、その外端部には、上方に板状に延びる保持部51Cが設けられている。これら保持部51Cの上端部には、矩形状に上方に突出する突出部51Dが設けられている。
このホルダ51の固定部51Bは、図13に示すように、金属板23の上面に固着される。これにより、ホルダ51の突起部51Aは、金属板23の上面中央部に配置される。そして、このホルダ51の突起部51Aにコイルばね42が保持される。また、ホルダ51の3つの突出部51Dは、図14に示すように、熱応動板52の3つの切り欠き部52Cにそれぞれ嵌め込まれ、突片部52Bに挟まれた状態となる。これにより、熱応動板52が当該熱応動板52の中央部を中心に回転すること、及び、熱応動板52が水平方向に移動することが防止される。
(その他の実施形態)
尚、本発明は、上述した各実施形態に限られるものではなく、例えば次のような変形が可能である。
上述の第1の実施形態において、弾性部材は、ハウジング22に固着されたばね支持体31を介して固定されたばね部材34に限られるものではない。例えば、図16に示すように、金属板23の中央部にコイルばね42を保持し、このコイルばね42によって、熱応動板32の中央部を突起部35との間に挟持し当該熱応動板32を固定接点27から離れる方向に付勢するようにしてもよい。
また、上述の第1の実施形態において、突起部35は、ハンダペレット29と保護板30とからなるものに限られるものではなく、例えば、図17に示すように、ハウジング41の中央部をプレスによって絞り成形して設けた突起部41Aであってもよい。
ばね部材34やコイルばね42は、溶着した3対の開閉接点27,33をほぼ同時に開放するほどの付勢力を有するものに限られるものではなく、溶着した3対の開閉接点27,33のうち少なくとも2つを開放できる程度の付勢力を有していればよい。
本発明の三相電動機の保護装置は、縦置きの密閉型電動圧縮機2のみならず、横置きの密閉型電動圧縮機に用いてもよい。また、本発明の三相電動機の保護装置は、吸入側である低圧部に三相電動機5が配置され、吐出側である高圧部にロータリー圧縮機4が配置された所謂低圧ハウジングタイプの密閉型電動圧縮機に用いてもよい。また圧縮機の形式はロータリー圧縮機に限ることなくスクロール圧縮機など他形式のものも使用できることは言うまでもない。
また、本発明の三相電動機の保護装置は、例えば船舶に用いられる発動機用の保護装置として用いてもよい。
以上に説明したように、本発明によれば、熱応動板を固定するために従来設けられていた貫通孔を不要とすることができ、熱応動板を、当初有していた反転特性を維持しつつ備えることができる。従って、例えば密閉型電動圧縮機用の三相電動機のサーマルプロテクタとして有用である。

Claims (2)

  1. 金属製のハウジング(22,41)とその開口端に気密に固着された金属板(23)とから構成される密閉容器(21)と、
    前記ハウジング(22,41)内部に設けられた突起部(35,41A)と、
    前記金属板(23)に設けられた3つの貫通孔(23A)にそれぞれ挿通され電気絶縁性の充填材(28)によって気密に固定された3つの導電端子ピン(26)と、
    前記3つの導電端子ピン(26)の前記密閉容器(21)内に突出する端部にそれぞれ固着された3つの固定接点(27)と、
    皿状に絞り成形されて所定の温度でその湾曲方向が反転する熱応動板(32,43,52)と、
    前記熱応動板(32,43,52)において前記3つの固定接点(27)に対向する部分にそれぞれ固着され、前記3つの固定接点(27)と共に3対の開閉接点を構成する3つの可動接点(33)と、
    前記熱応動板(32,43,52)の中央部を前記突起部(35,41A)との間に挟持し当該熱応動板(32,43,52)を前記固定接点(27)から離れる方向に付勢する弾性部材(34,42)と、
    前記熱応動板(32,43,52)が当該熱応動板(32,43,52)の中央部を中心に回転することを防止することによって前記3つの可動接点(33)が前記3つの固定接点(27)に対向した状態を維持する回転防止部材(31B,43B,51)とを備え、
    前記3つの導電端子ピン(26)が三相電動機(5)の各相の巻線の中性点側の端子(5A,5B,5C)にそれぞれ接続された状態で用いられ、当該三相電動機(5)に流れる交流電流を遮断するように構成され
    前記弾性部材は、前記ハウジングに固着された支持体を介して固定されており、
    前記回転防止部材は、前記支持体で構成されている三相電動機の保護装置。
  2. 請求項1に記載の三相電動機の保護装置において、
    前記回転防止部材は、前記支持体において前記ハウジングと前記弾性部材とを連結する部分で構成されている三相電動機の保護装置。
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