JP5293233B2 - データ入出力装置 - Google Patents

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本発明は、入力されたデータを一時的に記憶するとともに、記憶しているデータを出力するデータ入出力装置に関する。
入力されたデータを一時的に記憶するとともに、記憶しているデータを出力するデータ入出力装置が知られている。この種のデータ入出力装置の一つとして、特許文献1に記載のデータ入出力装置は、第1のバッファ部と第2のバッファ部とを備える。
第1のバッファ部は、第1の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第1の出力ポートを介して出力する。そして、第1のバッファ部は、出力したデータを消去する。同様に、第2のバッファ部は、第2の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第2の出力ポートを介して出力する。そして、第2のバッファ部は、出力したデータを消去する。
特開平5−173923号公報
ところで、第1の出力ポートから頻繁にデータが出力される場合、第1の出力ポートから出力されるデータを入力する外部装置が当該第1の出力ポートから出力されるデータの入力を許可しない(禁止する)ことがある。従って、このような場合、上記データ入出力装置においては、第1の入力ポートを介してデータ入出力装置に入力されたデータが出力されるまでに要する時間が過度に長くなるという問題があった。
また、その結果、第1のバッファ部に記憶されているデータ量が過大となることにより、第1のバッファ部が新たにデータを記憶できなくなる場合が生じる。この場合、第1の入力ポートへデータを出力する外部装置の処理が過度に遅延する虞もある。
このため、本発明の目的は、上述した課題である「入力されたデータが出力されるまでに要する時間が過度に長くなること」を解決することが可能なデータ入出力装置を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態であるデータ入出力装置は、
第1の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第1の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する第1のバッファ手段と、
第2の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第2の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する第2のバッファ手段と、
上記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを、上記第1のバッファ手段又は上記第2のバッファ手段に、上記第1の出力ポートに代えて上記第2の出力ポートを介して出力させる経路切替手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態であるデータ入出力回路は、
第1の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第1の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する第1のバッファ手段と、
第2の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第2の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する第2のバッファ手段と、
上記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを、上記第1のバッファ手段又は上記第2のバッファ手段に、上記第1の出力ポートに代えて上記第2の出力ポートを介して出力させる経路切替手段と、
を備える。
また、本発明の他の形態であるデータ入出力方法は、
第1の入力ポートを介して入力されたデータを第1のバッファ部に記憶させ、当該第1のバッファ部に記憶されているデータを第1の出力ポートを介して出力し且つ当該データを当該第1のバッファ部から消去する第1のバッファ処理工程と、
第2の入力ポートを介して入力されたデータを第2のバッファ部に記憶させ、当該第2のバッファ部に記憶されているデータを第2の出力ポートを介して出力し且つ当該データを当該第2のバッファ部から消去する第2のバッファ処理工程と、
上記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを、上記第1の出力ポートに代えて上記第2の出力ポートを介して出力する出力禁止時バッファ処理工程と、
を含む。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
データ入出力装置に、
第1の入力ポートを介して入力されたデータを第1のバッファ部に記憶させ、当該第1のバッファ部に記憶されているデータを第1の出力ポートを介して出力し且つ当該データを当該第1のバッファ部から消去する第1のバッファ処理手段と、
第2の入力ポートを介して入力されたデータを第2のバッファ部に記憶させ、当該第2のバッファ部に記憶されているデータを第2の出力ポートを介して出力し且つ当該データを当該第2のバッファ部から消去する第2のバッファ処理手段と、
上記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを、上記第1の出力ポートに代えて上記第2の出力ポートを介して出力する出力禁止時バッファ処理手段と、
を実現させるためのプログラムである。
本発明は、以上のように構成されることにより、入力されたデータが出力されるまでに要する時間が過度に長くなることを回避することができる。
本発明の第1実施形態に係るデータ入出力装置の、セレクタ部の状態が第1の状態に設定されている場合における概略構成を表す図である。 本発明の第1実施形態に係るデータ入出力装置の、セレクタ部の状態が第2の状態に設定されている場合における概略構成を表す図である。 本発明の第1実施形態に係る第1のバッファ制御部が実行する処理を示したフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るデータ入出力装置の、セレクタ部の状態が第1の状態に設定されている場合における概略構成を表す図である。 本発明の実施形態の変形例に係るデータ入出力装置の概略構成を表す図である。
本発明の一形態であるデータ入出力装置は、
第1の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第1の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する第1のバッファ手段と、
第2の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第2の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する第2のバッファ手段と、
上記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを、上記第1のバッファ手段又は上記第2のバッファ手段に、上記第1の出力ポートに代えて上記第2の出力ポートを介して出力させる経路切替手段と、
を備える。
これによれば、第1の入力ポートを介して入力されたデータがデータ入出力装置から出力されるまでに要する時間が過度に長くなることを回避することができる。これにより、第1のバッファ手段に記憶されているデータ量が過大となることを回避することができる。この結果、第1のバッファ手段が新たにデータを記憶できなくなることを回避することができるので、第1の入力ポートへデータを出力する外部装置の処理が過度に遅延することを防止することができる。
この場合、上記データ入出力装置は、
上記第1のバッファ手段に記憶されているデータ量を取得する第1のデータ量取得手段を備えるとともに、
上記経路切替手段は、
上記取得されたデータ量が予め設定された第1の閾値よりも大きい場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを上記第1のバッファ手段又は上記第2のバッファ手段に上記第2の出力ポートを介して出力させ、一方、当該取得されたデータ量が当該第1の閾値よりも小さい場合、当該第1の入力ポートを介して入力されたデータを当該第1のバッファ手段に上記第1の出力ポートを介して出力させるように構成されることが好適である。
第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合に、常に、第1の入力ポートを介して入力されたデータを第2の出力ポートを介して出力するようにデータ入出力装置が構成されていると、第2のバッファ手段に記憶されているデータを出力できない状態が継続する場合が生じる。
このような場合、第2のバッファ手段に記憶されているデータ量が第2のバッファ手段の記憶容量まで増加することにより、第2のバッファ手段が新たにデータを記憶することができなくなる虞がある。その結果、第2の入力ポートへデータを出力する外部装置の処理が過度に遅延する虞がある。
一方、第1のバッファ手段に記憶されているデータ量が比較的小さい場合、第1のバッファ手段が新たにデータを記憶することができなくなる可能性は比較的低い。即ち、第1の入力ポートへデータを出力する外部装置の処理が過度に遅延する可能性は比較的低い。
従って、上記のように、第1のバッファ手段に記憶されているデータ量が比較的大きい場合にのみ、第1の入力ポートを介して入力されたデータを第2の出力ポートを介して出力するようにデータ入出力装置を構成することにより、第1のバッファ手段及び第2のバッファ手段のそれぞれに記憶されているデータ量が過大になることを回避することができる。
この場合、上記経路切替手段は、
上記第2の出力ポートと上記第2のバッファ手段とを接続する第1の状態と、当該第2の出力ポートと上記第1のバッファ手段とを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる出力経路切替部を含むとともに、当該出力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1のバッファ手段に記憶されているデータを当該第1のバッファ手段に当該第2の出力ポートを介して出力させるように構成されることが好適である。
また、上記データ入出力装置の他の態様において、
上記経路切替手段は、
上記第2のバッファ手段と上記第2の入力ポートとを接続する第1の状態と、当該第2のバッファ手段と上記第1の入力ポートとを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる入力経路切替部を含むとともに、当該入力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1の入力ポートを介して入力されたデータを当該第2のバッファ手段に記憶させるように構成されることが好適である。
この場合、上記データ入出力装置は、
上記第2のバッファ手段に記憶されているデータ量を取得する第2のデータ量取得手段を備えるとともに、
上記経路切替手段は、
上記第2のデータ量取得手段により取得されたデータ量が予め設定された第2の閾値よりも小さい場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを上記第2の出力ポートを介して出力させるように構成されることが好適である。
ところで、第2のバッファ手段に記憶されているデータ量が比較的大きい場合、第2のバッファ手段が新たにデータを記憶することができなくなる可能性が比較的高い。そこで、上記のように、第2のバッファ手段に記憶されているデータ量が比較的小さい場合にのみ、第1の入力ポートを介して入力されたデータを第2の出力ポートを介して出力するようにデータ入出力装置を構成することにより、第1のバッファ手段及び第2のバッファ手段のそれぞれに記憶されているデータ量が過大になることを回避することができる。
この場合、上記データ入出力装置は、
上記第1のデータ量取得手段により取得されたデータ量が、上記第1の閾値よりも大きい第3の閾値よりも大きい場合、上記第1の入力ポートへデータを出力する外部装置へ、データの出力を停止する旨を指示するビジー信号を送信するビジー信号送信手段を備えることが好適である。
これによれば、第1のバッファ手段が新たにデータを記憶することができない状態において、外部装置によって第1の入力ポートを介してデータが入力されることを防止することができる。
この場合、上記データは、上記第1の出力ポート及び上記第2の出力ポートのそれぞれから出力された当該データを入力する外部装置に処理の実行を要求するリクエストデータであることが好適である。
また、本発明の他の形態であるデータ入出力回路は、
第1の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第1の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する第1のバッファ手段と、
第2の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第2の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する第2のバッファ手段と、
上記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを、上記第1のバッファ手段又は上記第2のバッファ手段に、上記第1の出力ポートに代えて上記第2の出力ポートを介して出力させる経路切替手段と、
を備える。
この場合、上記データ入出力回路は、
上記第1のバッファ手段に記憶されているデータ量を取得する第1のデータ量取得手段を備えるとともに、
上記経路切替手段は、
上記取得されたデータ量が予め設定された第1の閾値よりも大きい場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを上記第1のバッファ手段又は上記第2のバッファ手段に上記第2の出力ポートを介して出力させ、一方、当該取得されたデータ量が当該第1の閾値よりも小さい場合、当該第1の入力ポートを介して入力されたデータを当該第1のバッファ手段に上記第1の出力ポートを介して出力させるように構成されることが好適である。
この場合、上記経路切替手段は、
上記第2の出力ポートと上記第2のバッファ手段とを接続する第1の状態と、当該第2の出力ポートと上記第1のバッファ手段とを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる出力経路切替部を含むとともに、当該出力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1のバッファ手段に記憶されているデータを当該第1のバッファ手段に当該第2の出力ポートを介して出力させるように構成されることが好適である。
また、上記データ入出力回路の他の態様において、
上記経路切替手段は、
上記第2のバッファ手段と上記第2の入力ポートとを接続する第1の状態と、当該第2のバッファ手段と上記第1の入力ポートとを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる入力経路切替部を含むとともに、当該入力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1の入力ポートを介して入力されたデータを当該第2のバッファ手段に記憶させるように構成されることが好適である。
また、本発明の他の形態であるデータ入出力方法は、
第1の入力ポートを介して入力されたデータを第1のバッファ部に記憶させ、当該第1のバッファ部に記憶されているデータを第1の出力ポートを介して出力し且つ当該データを当該第1のバッファ部から消去する第1のバッファ処理工程と、
第2の入力ポートを介して入力されたデータを第2のバッファ部に記憶させ、当該第2のバッファ部に記憶されているデータを第2の出力ポートを介して出力し且つ当該データを当該第2のバッファ部から消去する第2のバッファ処理工程と、
上記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを、上記第1の出力ポートに代えて上記第2の出力ポートを介して出力する出力禁止時バッファ処理工程と、
を含む。
この場合、上記データ入出力方法は、
上記第1のバッファ部に記憶されているデータ量を取得する第1のデータ量取得工程を含むとともに、
上記出力禁止時バッファ処理工程は、
上記取得されたデータ量が予め設定された第1の閾値よりも大きい場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを上記第2の出力ポートを介して出力し、一方、当該取得されたデータ量が当該第1の閾値よりも小さい場合、当該第1の入力ポートを介して入力されたデータを上記第1の出力ポートを介して出力するように構成されることが好適である。
この場合、上記出力禁止時バッファ処理工程は、
上記第2の出力ポートと上記第2のバッファ部とを接続する第1の状態と、当該第2の出力ポートと上記第1のバッファ部とを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる出力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1のバッファ部に記憶されているデータを当該第2の出力ポートを介して出力するように構成されることが好適である。
また、上記データ入出力方法の他の態様において、
上記出力禁止時バッファ処理工程は、
上記第2のバッファ部と上記第2の入力ポートとを接続する第1の状態と、当該第2のバッファ部と上記第1の入力ポートとを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる入力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1の入力ポートを介して入力されたデータを当該第2のバッファ部に記憶させるように構成されることが好適である。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
データ入出力装置に、
第1の入力ポートを介して入力されたデータを第1のバッファ部に記憶させ、当該第1のバッファ部に記憶されているデータを第1の出力ポートを介して出力し且つ当該データを当該第1のバッファ部から消去する第1のバッファ処理手段と、
第2の入力ポートを介して入力されたデータを第2のバッファ部に記憶させ、当該第2のバッファ部に記憶されているデータを第2の出力ポートを介して出力し且つ当該データを当該第2のバッファ部から消去する第2のバッファ処理手段と、
上記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを、上記第1の出力ポートに代えて上記第2の出力ポートを介して出力する出力禁止時バッファ処理手段と、
を実現させるためのプログラムである。
この場合、上記プログラムは、
上記データ入出力装置に、更に、
上記第1のバッファ部に記憶されているデータ量を取得する第1のデータ量取得手段を実現させるとともに、
上記出力禁止時バッファ処理手段は、
上記取得されたデータ量が予め設定された第1の閾値よりも大きい場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを上記第2の出力ポートを介して出力し、一方、当該取得されたデータ量が当該第1の閾値よりも小さい場合、上記第1の入力ポートを介して入力されたデータを上記第1の出力ポートを介して出力するように構成されることが好適である。
この場合、上記出力禁止時バッファ処理手段は、
上記第2の出力ポートと上記第2のバッファ部とを接続する第1の状態と、当該第2の出力ポートと上記第1のバッファ部とを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる出力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1のバッファ部に記憶されているデータを当該第2の出力ポートを介して出力するように構成されることが好適である。
また、上記プログラムの他の態様において、
上記出力禁止時バッファ処理手段は、
上記第2のバッファ部と上記第2の入力ポートとを接続する第1の状態と、当該第2のバッファ部と上記第1の入力ポートとを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる入力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1の入力ポートを介して入力されたデータを当該第2のバッファ部に記憶させるように構成されることが好適である。
上述した構成を有する、データ入出力回路、データ入出力方法、又は、プログラム、の発明であっても、上記データ入出力装置と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することができる。
以下、本発明に係る、データ入出力装置、データ入出力回路、データ入出力方法、及び、プログラム、の実施形態について図1〜図5を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
(構成)
図1に示したように、第1実施形態に係るデータ入出力装置(データ入出力回路)10は、第1の入力ポート11と、第1のバッファ部(第1のバッファ手段、第1のバッファ処理工程、第1のバッファ処理手段)12と、第1の出力ポート13と、第1のバッファ制御部(経路切替手段の一部、第1のデータ量取得手段、第1のデータ量取得工程、ビジー信号送信手段)14と、第2の入力ポート15と、第2のバッファ部(第2のバッファ手段、第2のバッファ処理工程、第2のバッファ処理手段)16と、第2の出力ポート17と、第2のバッファ制御部(経路切替手段の一部、第2のデータ量取得手段)18と、セレクタ部(出力経路切替部、経路切替手段の一部)19と、を備える。
第1の入力ポート11には、第1の入力側外部装置21が接続されている。第2の入力ポート15には、第2の入力側外部装置22が接続されている。また、第1の出力ポート13及び第2の出力ポート17のそれぞれには、出力側外部装置31が接続されている。
第1の入力側外部装置21は、回路(LSI(Large Scale Integration)等)、又は、装置(処理装置、記憶装置、及び、入出力装置等)である。第1の入力側外部装置21は、第1の入力ポート11へデータを出力する。本例では、このデータは、出力側外部装置31に処理の実行を要求するリクエストデータである。このデータのサイズ(データ量)は、1ワード(例えば、32ビット)である。
第2の入力側外部装置22は、第1の入力側外部装置21と同様の構成を有する。即ち、第2の入力側外部装置22も、第1の入力側外部装置21と同様に、第2の入力ポート15へデータを出力する。
出力側外部装置31は、回路(LSI等)、又は、装置(処理装置、記憶装置、及び、入出力装置等)である。出力側外部装置31は、出力側外部装置31が実行している処理の負荷に応じて、第1の出力ポート13を介したデータの出力を禁止する(例えば、第1の出力ポート13へ、データの出力を停止する旨を指示するビジー信号を送信する)。同様に、出力側外部装置31は、出力側外部装置31が実行している処理の負荷に応じて、第2の出力ポート17を介したデータの出力を禁止する。
第1のバッファ部12は、フリップフロップ回路を含む。第1のバッファ部12は、複数(本例では、32個)のデータを記憶可能に構成されている。即ち、第1のバッファ部12の記憶容量は、32ワード(1024ビット)である。
第1のバッファ部12は、第1の入力ポート11を介して、第1の入力側外部装置21によって入力されたデータを記憶する。第1のバッファ部12は、所定のタイミングにて(本例では、所定の出力周期が経過する毎に)、記憶しているデータを1つだけ読み出し、読み出したデータを第1の出力ポート13を介して出力側外部装置31へ出力する。更に、第1のバッファ部12は、出力したデータを消去する。
第1のバッファ制御部14は、第1のバッファ部12に記憶されているデータ量を取得する。本例では、第1のバッファ制御部14は、第1のバッファ部12に記憶されているデータの数を表す第1のカウンタ値を保持する。
そして、第1のバッファ制御部14は、第1のバッファ部12が入力されたデータを記憶する毎に、保持している第1のカウンタ値を、その第1のカウンタ値に「1」を加算した値に更新する。また、第1のバッファ制御部14は、第1のバッファ部12からデータが消去される毎に、保持している第1のカウンタ値を、その第1のカウンタ値から「1」を減算した値に更新する。
即ち、第1のバッファ制御部14により保持されている第1のカウンタ値は、第1のバッファ部12に記憶されているデータ量を表している。
また、第1のバッファ制御部14は、保持している第1のカウンタ値が予め設定されたビジー閾値よりも大きい場合、第1の入力側外部装置21へ、データの出力を停止する旨を指示するビジー信号を送信する。なお、第1のバッファ制御部14が保持している第1のカウンタ値がビジー閾値よりも大きいことは、第1のバッファ部12が記憶しているデータ量が第3の閾値よりも大きいことに対応している。
第2のバッファ部16は、第1のバッファ部12と同様の構成を有する。即ち、第2のバッファ部16は、第2の入力ポート15を介して、第2の入力側外部装置22によって入力されたデータを記憶する。第2のバッファ部16は、所定のタイミングにて、記憶しているデータを1つだけ読み出し、読み出したデータを第2の出力ポート17を介して出力側外部装置31へ出力する。更に、第2のバッファ部16は、出力したデータを消去する。
第2のバッファ制御部18は、第1のバッファ制御部14と同様の構成を有する。即ち、第2のバッファ制御部18は、第2のバッファ部16に記憶されているデータ量を取得する。本例では、第2のバッファ制御部18は、第2のバッファ部16に記憶されているデータの数を表す第2のカウンタ値を保持する。
そして、第2のバッファ制御部18は、第2のバッファ部16が入力されたデータを記憶する毎に、保持している第2のカウンタ値を、その第2のカウンタ値に「1」を加算した値に更新する。また、第2のバッファ制御部18は、第2のバッファ部16からデータが消去される毎に、保持している第2のカウンタ値を、その第2のカウンタ値から「1」を減算した値に更新する。
即ち、第2のバッファ制御部18により保持されている第2のカウンタ値は、第2のバッファ部16に記憶されているデータ量を表している。
また、第2のバッファ制御部18は、保持している第2のカウンタ値が上記ビジー閾値よりも大きい場合、第2の入力側外部装置22へ、データの出力を停止する旨を指示するビジー信号を送信する。
セレクタ部19は、第2の出力ポート17と第2のバッファ部16とを接続し且つ第2の出力ポート17と第1のバッファ部12とを遮断する第1の状態と、第2の出力ポート17と第1のバッファ部12とを接続し且つ第2の出力ポート17と第2のバッファ部16とを遮断する第2の状態と、に状態が切り替わるように構成されている。
更に、第1のバッファ制御部14は、出力側外部装置31によって第1の出力ポート13を介したデータの出力が禁止されている場合、第1のバッファ制御部14が保持している第1のカウンタ値が予め設定された第1の切替閾値よりも大きいか否かを判定する。なお、第1のカウンタ値が第1の切替閾値よりも大きいことは、第1のバッファ部12が記憶しているデータ量が第1の閾値よりも大きいことに対応している。また、本例では、第1の切替閾値は、上記ビジー閾値よりも小さい値に設定されている。
第1のバッファ制御部14は、第1のカウンタ値が第1の切替閾値よりも大きいと判定した場合、第2のバッファ制御部18に保持されている第2のカウンタ値を取得する。そして、第1のバッファ制御部14は、取得した第2のカウンタ値が予め設定された第2の切替閾値よりも小さいか否かを判定する。なお、第2のカウンタ値が第2の切替閾値よりも小さいことは、第2のバッファ部16が記憶しているデータ量が第2の閾値よりも小さいことに対応している。
そして、第1のバッファ制御部14は、第2のカウンタ値が第2の切替閾値よりも小さいと判定した場合、セレクタ部19の状態を第2の状態に設定する(図2を参照)。これにより、第1のバッファ部12は、所定のタイミングにて、記憶しているデータを1つだけ読み出し、読み出したデータを第2の出力ポート17を介して出力側外部装置31へ出力する。更に、第1のバッファ部12は、出力したデータを消去する。
即ち、この場合、第1のバッファ制御部14は、第1の入力ポート11を介して入力されたデータを、第1のバッファ部12に、第1の出力ポート13に代えて第2の出力ポート17を介して出力側外部装置31へ出力させている、と言うことができる。
一方、第1のバッファ制御部14は、出力側外部装置31によって第1の出力ポート13を介したデータの出力が禁止されていない場合、第1のカウンタ値が第1の切替閾値以下であると判定した場合、又は、第2のカウンタ値が第2の切替閾値以上であると判定した場合、セレクタ部19の状態を第1の状態に設定する(図1を参照)。これにより、第1のバッファ部12は、所定のタイミングにて、記憶しているデータを1つだけ読み出し、読み出したデータを第1の出力ポート13を介して出力側外部装置31へ出力する。更に、第1のバッファ部12は、出力したデータを消去する。
(作動)
次に、上述したデータ入出力装置10の作動について具体的に述べる。
第1のバッファ制御部14は、上記出力周期が経過する毎に、図3にフローチャートにより示した処理を実行するようになっている。なお、この処理は、出力禁止時バッファ処理工程に対応している。
具体的に述べると、第1のバッファ制御部14は、ステップ305にて、第1の出力ポート13からのデータの出力が禁止されているか否かを判定する。
いま、第1の出力ポート13からのデータの出力が禁止されていない場合を想定する。この場合、第1のバッファ制御部14は、「No」と判定してステップ310に進み、セレクタ部19の状態を第1の状態に設定する。
これにより、第1のバッファ部12は、記憶しているデータを第1の出力ポート13を介して出力側外部装置31へ出力する。また、第2のバッファ部16は、記憶しているデータを第2の出力ポート17を介して出力側外部装置31へ出力する。
そして、第1のバッファ制御部14は、ステップ315にて、第1のカウンタ値がビジー閾値よりも大きいか否かを判定する。
いま、第1のカウンタ値がビジー閾値以下である場合を想定する。この場合、第1のバッファ制御部14は、ビジー信号を送信することなく、図3のフローチャートにより示した処理を終了する。
次に、第1の出力ポート13からのデータの出力が禁止されている場合であって、第1のカウンタ値が第1の切替閾値以下である場合を想定して説明を続ける。
この場合、第1のバッファ制御部14は、ステップ305にて「Yes」と判定してステップ320に進む。そして、第1のバッファ制御部14は、保持している第1のカウンタ値が第1の切替閾値よりも大きいか否かを判定する。
上記仮定に従えば、第1のバッファ制御部14は、「No」と判定してステップ310へ進み、上述した場合と同様に、セレクタ部19の状態を第1の状態に設定する。
次に、第1の出力ポート13からのデータの出力が禁止されている場合であって、第1のカウンタ値が第1の切替閾値よりも大きく、且つ、第2のカウンタ値が第2の切替閾値以上である場合を想定して説明を続ける。
この場合、第1のバッファ制御部14は、ステップ305及びステップ320にて「Yes」と判定してステップ325に進む。そして、第1のバッファ制御部14は、第2のバッファ制御部18が保持している第2のカウンタ値が第2の切替閾値よりも小さいか否かを判定する。
上記仮定に従えば、第1のバッファ制御部14は、「No」と判定してステップ310へ進み、上述した場合と同様に、セレクタ部19の状態を第1の状態に設定する。
次に、第1の出力ポート13からのデータの出力が禁止されている場合であって、第1のカウンタ値が第1の切替閾値よりも大きく、且つ、第2のカウンタ値が第2の切替閾値よりも小さい場合を想定して説明を続ける。
この場合、第1のバッファ制御部14は、ステップ305、ステップ320及びステップ325にて「Yes」と判定してステップ330に進む。そして、第1のバッファ制御部14は、セレクタ部19の状態を第2の状態に設定する。
これにより、第1のバッファ部12は、記憶しているデータを第2の出力ポート17を介して出力側外部装置31へ出力する。また、第2のバッファ部16は、記憶しているデータを出力しない。
更に、第1のカウンタ値が増加することにより第1のカウンタ値がビジー閾値よりも大きくなった場合について説明する。
この場合、第1のバッファ制御部14は、ステップ315にて「Yes」と判定してステップ335に進み、第1の入力側外部装置21へビジー信号を送信する。
これにより、第1の入力側外部装置21は、第1の入力ポート11へのデータの出力を停止する。この結果、第1のバッファ部12が新たにデータを記憶することができない状態において、第1の入力側外部装置21によって第1の入力ポート11を介してデータが入力されることを防止することができる。
以上、説明したように、本発明によるデータ入出力装置の第1実施形態によれば、第1の入力ポート11を介して入力されたデータがデータ入出力装置10から出力されるまでに要する時間が過度に長くなることを回避することができる。これにより、第1のバッファ部12に記憶されているデータ量が過大となることを回避することができる。この結果、第1のバッファ部12が新たにデータを記憶できなくなることを回避することができるので、第1の入力ポート11へデータを出力する第1の入力側外部装置21の処理が過度に遅延することを防止することができる。
ところで、第1の出力ポート13を介したデータの出力が禁止されている場合に、常に、第1の入力ポート11を介して入力されたデータを第2の出力ポート17を介して出力するようにデータ入出力装置が構成されていると、第2のバッファ部16に記憶されているデータを出力できない状態が継続する場合が生じる。
このような場合、第2のバッファ部16に記憶されているデータ量が第2のバッファ部16の記憶容量まで増加することにより、第2のバッファ部16が新たにデータを記憶することができなくなる虞がある。その結果、第2の入力ポート15へデータを出力する第2の入力側外部装置22の処理が過度に遅延する虞がある。
一方、第1のバッファ部12に記憶されているデータ量が比較的小さい場合、第1のバッファ部12が新たにデータを記憶することができなくなる可能性は比較的低い。即ち、第1の入力ポート11へデータを出力する第1の入力側外部装置21の処理が過度に遅延する可能性は比較的低い。
従って、上記第1実施形態のように、第1のバッファ部12に記憶されているデータ量が比較的大きい場合にのみ、第1の入力ポート11を介して入力されたデータを第2の出力ポート17を介して出力するようにデータ入出力装置10を構成することにより、第1のバッファ部12及び第2のバッファ部16のそれぞれに記憶されているデータ量が過大になることを回避することができる。
また、第2のバッファ部16に記憶されているデータ量が比較的大きい場合、第2のバッファ部16が新たにデータを記憶することができなくなる可能性が比較的高い。そこで、上記第1実施形態のように、第2のバッファ部16に記憶されているデータ量が比較的小さい場合にのみ、第1の入力ポート11を介して入力されたデータを第2の出力ポート17を介して出力するようにデータ入出力装置10を構成することにより、第1のバッファ部12及び第2のバッファ部16のそれぞれに記憶されているデータ量が過大になることを確実に回避することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るデータ入出力装置について説明する。第2実施形態に係るデータ入出力装置は、上記第1実施形態に係るデータ入出力装置に対して、セレクタ部が第2の入力ポートと第2のバッファ部との間に設けられている点において相違している。従って、以下、かかる相違点を中心として説明する。
この第2実施形態に係るデータ入出力装置10は、図4に示したように、第1実施形態に係るセレクタ部19に代えて、セレクタ部(入力経路切替部、経路切替手段の一部)19Aを備える。
セレクタ部19Aは、第2のバッファ部16と第2の入力ポート15とを接続し且つ第2のバッファ部16と第1の入力ポート11とを遮断する第1の状態と、第2のバッファ部16と第1の入力ポート11とを接続し且つ第2のバッファ部16と第2の入力ポート15とを遮断する第2の状態と、に状態が切り替わるように構成されている。
第1のバッファ制御部14は、上記第1実施形態と同様の条件が成立した場合(即ち、ステップ305、ステップ320及びステップ325のすべてにて「Yes」と判定した場合)、セレクタ部19Aの状態を第2の状態に設定する。
この状態において、第1の入力側外部装置21が第1の入力ポート11へデータを出力した場合、第2のバッファ部16は、第1の入力ポート11を介して入力されたデータを記憶する。即ち、この場合、第1のバッファ制御部14は、第1の入力ポート11を介して入力されたデータを第2のバッファ部16に記憶させている、と言うことができる。
一方、第1のバッファ部12は、このデータを記憶しない。
一方、第1のバッファ制御部14は、上記条件が成立しなかった場合(即ち、ステップ305、ステップ320及びステップ325のいずれかにて「No」と判定した場合)、セレクタ部19Aの状態を第1の状態に設定する。この状態において、第1の入力側外部装置21が第1の入力ポート11へデータを出力した場合、第1のバッファ部12は、第1の入力ポート11を介して入力されたデータを記憶する。
この第2実施形態も、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、上記各実施形態において、データ入出力装置は、入力ポート、バッファ部、及び、出力ポートを1つずつ含む回路部を2つ備えていたが、このような回路部を3つ以上備えていてもよい。
この場合、データ入出力装置は、1つの入力ポートを介して入力されたデータを出力する出力ポートとして、2つの出力ポートを切り替えて用いることが可能に構成された2つの回路部からなる組を複数備えていてもよい。
また、上記各実施形態は、1つの入力ポートを介して入力されたデータを出力する出力ポートとして、2つの出力ポートを切り替えて用いることが可能に構成されていたが、3つ以上の出力ポートを切り替えて用いることが可能に構成されていてもよい。
なお、上記各実施形態においてデータ入出力装置10の各機能は、回路等のハードウェアにより実現されていた。ところで、データ入出力装置10は、処理装置と、プログラム(ソフトウェア)を記憶する記憶装置と、を備えるとともに、処理装置がそのプログラムを実行することにより、各機能を実現するように構成されていてもよい。
また、図5に示したように、上記各実施形態の変形例に係るデータ入出力装置100は、第1のバッファ部(第1のバッファ手段)110と、第2のバッファ部(第2のバッファ手段)120と、経路切替部(経路切替手段)130と、を備える。
第1のバッファ部110は、第1の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第1の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する。
第2のバッファ部120は、第2の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第2の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する。
経路切替部130は、第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、第1の入力ポートを介して入力されたデータを、第1のバッファ部110又は第2のバッファ部120に、第1の出力ポートに代えて第2の出力ポートを介して出力させる。
この変形例も、上記各実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施形態の他の変形例として、上述した実施形態及び変形例の任意の組み合わせが採用されてもよい。
本発明は、入力されたデータを一時的に記憶するとともに、記憶しているデータを出力するデータ入出力装置等に適用可能である。
10 データ入出力装置
11 第1の入力ポート
12 第1のバッファ部
13 第1の出力ポート
14 第1のバッファ制御部
15 第2の入力ポート
16 第2のバッファ部
17 第2の出力ポート
18 第2のバッファ制御部
19 セレクタ部
19A セレクタ部
21 第1の入力側外部装置
22 第2の入力側外部装置
31 出力側外部装置
100 データ入出力装置
110 第1のバッファ部
120 第2のバッファ部
130 経路切替部

Claims (14)

  1. データ入出力装置であって、
    第1の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第1の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する第1のバッファ手段と、
    第2の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第2の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する第2のバッファ手段と、
    前記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、前記第1の入力ポートを介して入力されたデータを、前記第1のバッファ手段又は前記第2のバッファ手段に、前記第1の出力ポートに代えて前記第2の出力ポートを介して出力させる経路切替手段と、
    を備えると共に、
    前記第1のバッファ手段に記憶されているデータ量を取得する第1のデータ量取得手段と、
    前記第2のバッファ手段に記憶されているデータ量を取得する第2のデータ量取得手段と、を備え、
    前記経路切替手段は、
    前記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、前記第1のデータ量取得手段により取得されたデータ量が予め設定された第1の閾値よりも大きく、かつ、前記第2のデータ量取得手段により取得されたデータ量が予め設定された第2の閾値よりも小さい場合には、前記第1の入力ポートを介して入力されたデータを前記第1のバッファ手段又は前記第2のバッファ手段に前記第2の出力ポートを介して出力させ、一方、前記第1のデータ量取得手段により取得されたデータ量が前記第1の閾値よりも小さい場合には、前記第1の入力ポートを介して入力されたデータを前記第1のバッファ手段に前記第1の出力ポートを介して出力させるように構成されたデータ入出力装置。
  2. 請求項1に記載のデータ入出力装置であって、
    前記経路切替手段は、
    前記第2の出力ポートと前記第2のバッファ手段とを接続する第1の状態と、当該第2の出力ポートと前記第1のバッファ手段とを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる出力経路切替部を含むとともに、当該出力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1のバッファ手段に記憶されているデータを当該第1のバッファ手段に当該第2の出力ポートを介して出力させるように構成されたデータ入出力装置。
  3. 請求項1に記載のデータ入出力装置であって、
    前記経路切替手段は、
    前記第2のバッファ手段と前記第2の入力ポートとを接続する第1の状態と、当該第2のバッファ手段と前記第1の入力ポートとを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる入力経路切替部を含むとともに、当該入力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1の入力ポートを介して入力されたデータを当該第2のバッファ手段に記憶させるように構成されたデータ入出力装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載のデータ入出力装置であって、
    前記第1のデータ量取得手段により取得されたデータ量が、前記第1の閾値よりも大きい第3の閾値よりも大きい場合、前記第1の入力ポートへデータを出力する外部装置へ、データの出力を停止する旨を指示するビジー信号を送信するビジー信号送信手段を備えるデータ入出力装置。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載のデータ入出力装置であって、
    前記データは、前記第1の出力ポート及び前記第2の出力ポートのそれぞれから出力された当該データを入力する外部装置に処理の実行を要求するリクエストデータであるデータ入出力装置。
  6. データ入出力回路であって、
    第1の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第1の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する第1のバッファ手段と、
    第2の入力ポートを介して入力されたデータを記憶し、当該記憶しているデータを第2の出力ポートを介して出力し且つ当該データを消去する第2のバッファ手段と、
    前記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、前記第1の入力ポートを介して入力されたデータを、前記第1のバッファ手段又は前記第2のバッファ手段に、前記第1の出力ポートに代えて前記第2の出力ポートを介して出力させる経路切替手段と、
    を備えると共に、
    前記第1のバッファ手段に記憶されているデータ量を取得する第1のデータ量取得手段と、
    前記第2のバッファ手段に記憶されているデータ量を取得する第2のデータ量取得手段と、を備え、
    前記経路切替手段は、
    前記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、前記第1のデータ量取得手段により取得されたデータ量が予め設定された第1の閾値よりも大きく、かつ、前記第2のデータ量取得手段により取得されたデータ量が予め設定された第2の閾値よりも小さい場合には、前記第1の入力ポートを介して入力されたデータを前記第1のバッファ手段又は前記第2のバッファ手段に前記第2の出力ポートを介して出力させ、一方、前記第1のデータ量取得手段により取得されたデータ量が前記第1の閾値よりも小さい場合には、前記第1の入力ポートを介して入力されたデータを前記第1のバッファ手段に前記第1の出力ポートを介して出力させるように構成されたデータ入出力回路。
  7. 請求項に記載のデータ入出力回路であって、
    前記経路切替手段は、
    前記第2の出力ポートと前記第2のバッファ手段とを接続する第1の状態と、当該第2の出力ポートと前記第1のバッファ手段とを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる出力経路切替部を含むとともに、当該出力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1のバッファ手段に記憶されているデータを当該第1のバッファ手段に当該第2の出力ポートを介して出力させるように構成されたデータ入出力回路。
  8. 請求項に記載のデータ入出力回路であって、
    前記経路切替手段は、
    前記第2のバッファ手段と前記第2の入力ポートとを接続する第1の状態と、当該第2のバッファ手段と前記第1の入力ポートとを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる入力経路切替部を含むとともに、当該入力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1の入力ポートを介して入力されたデータを当該第2のバッファ手段に記憶させるように構成されたデータ入出力回路。
  9. データ入出力方法であって、
    第1の入力ポートを介して入力されたデータを第1のバッファ部に記憶させ、当該第1のバッファ部に記憶されているデータを第1の出力ポートを介して出力し且つ当該データを当該第1のバッファ部から消去する第1のバッファ処理工程と、
    第2の入力ポートを介して入力されたデータを第2のバッファ部に記憶させ、当該第2のバッファ部に記憶されているデータを第2の出力ポートを介して出力し且つ当該データを当該第2のバッファ部から消去する第2のバッファ処理工程と、
    前記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、前記第1の入力ポートを介して入力されたデータを、前記第1の出力ポートに代えて前記第2の出力ポートを介して出力する出力禁止時バッファ処理工程と、
    を含むと共に、
    前記第1のバッファ部に記憶されているデータ量を取得する第1のデータ量取得工程と、
    前記第2のバッファ部に記憶されているデータ量を取得する第2のデータ量取得工程と、を含み、
    前記出力禁止時バッファ処理工程は、
    前記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、前記第1のデータ量取得工程により取得されたデータ量が予め設定された第1の閾値よりも大きく、かつ、前記第2のデータ量取得工程により取得されたデータ量が予め設定された第2の閾値よりも小さい場合には、前記第1の入力ポートを介して入力されたデータを前記第2の出力ポートを介して出力し、一方、前記第1のデータ量取得工程により取得されたデータ量が前記第1の閾値よりも小さい場合には、前記第1の入力ポートを介して入力されたデータを前記第1の出力ポートを介して出力するように構成されたデータ入出力方法。
  10. 請求項に記載のデータ入出力方法であって、
    前記出力禁止時バッファ処理工程は、
    前記第2の出力ポートと前記第2のバッファ部とを接続する第1の状態と、当該第2の出力ポートと前記第1のバッファ部とを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる出力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1のバッファ部に記憶されているデータを当該第2の出力ポートを介して出力するように構成されたデータ入出力方法。
  11. 請求項に記載のデータ入出力方法であって、
    前記出力禁止時バッファ処理工程は、
    前記第2のバッファ部と前記第2の入力ポートとを接続する第1の状態と、当該第2のバッファ部と前記第1の入力ポートとを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる入力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1の入力ポートを介して入力されたデータを当該第2のバッファ部に記憶させるように構成されたデータ入出力方法。
  12. データ入出力装置に、
    第1の入力ポートを介して入力されたデータを第1のバッファ部に記憶させ、当該第1のバッファ部に記憶されているデータを第1の出力ポートを介して出力し且つ当該データを当該第1のバッファ部から消去する第1のバッファ処理手段と、
    第2の入力ポートを介して入力されたデータを第2のバッファ部に記憶させ、当該第2のバッファ部に記憶されているデータを第2の出力ポートを介して出力し且つ当該データを当該第2のバッファ部から消去する第2のバッファ処理手段と、
    前記第1のバッファ部に記憶されているデータ量を取得する第1のデータ量取得手段と、
    前記第2のバッファ部に記憶されているデータ量を取得する第2のデータ量取得手段と、
    前記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、前記第1の入力ポートを介して入力されたデータを、前記第1の出力ポートに代えて前記第2の出力ポートを介して出力する出力禁止時バッファ処理手段と、
    を実現させると共に、
    前記出力禁止時バッファ処理手段は、
    前記第1の出力ポートを介したデータの出力が禁止されている場合、前記第1のデータ量取得手段により取得されたデータ量が予め設定された第1の閾値よりも大きく、かつ、前記第2のデータ量取得手段により取得されたデータ量が予め設定された第2の閾値よりも小さい場合には、前記第1の入力ポートを介して入力されたデータを前記第2の出力ポートを介して出力させ、一方、前記第1のデータ量取得手段により取得されたデータ量が前記第1の閾値よりも小さい場合には、前記第1の入力ポートを介して入力されたデータを前記第1の出力ポートを介して出力する、
    ことを実現させるためのプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムであって、
    前記出力禁止時バッファ処理手段は、
    前記第2の出力ポートと前記第2のバッファ部とを接続する第1の状態と、当該第2の出力ポートと前記第1のバッファ部とを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる出力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1のバッファ部に記憶されているデータを当該第2の出力ポートを介して出力するように構成されたプログラム。
  14. 請求項12に記載のプログラムであって、
    前記出力禁止時バッファ処理手段は、
    前記第2のバッファ部と前記第2の入力ポートとを接続する第1の状態と、当該第2のバッファ部と前記第1の入力ポートとを接続する第2の状態と、に状態が切り替わる入力経路切替部の状態を当該第2の状態に設定することにより、当該第1の入力ポートを介して入力されたデータを当該第2のバッファ部に記憶させるように構成されたプログラム。
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