JP5290563B2 - 固定具、被検体支持システムおよびmri装置 - Google Patents

固定具、被検体支持システムおよびmri装置 Download PDF

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Description

本発明は、被検体の両手および両手首を固定する固定具に関する。
関節炎の診断にMRI装置が使用され始めている。関節炎の中でも、リウマチ性関節炎は、人間の体軸に対して左右対称の位置で起きるという特徴を有している。この特徴は、リウマチ性関節炎と他の関節炎とを区別する基準の一つになっている。したがって、患者さんが手や手首に関節炎を発症している場合は、リウマチ性関節炎であるか否かかの診断を行うために、患者さんの両手や両手首を同時に撮像することが望ましい。
特開2006−26076号公報
しかし、関節炎を発症している患者さんは、腕部を長時間同じ位置に保持しておくことが困難な場合が多く、撮像時に患者さんに負担が掛かかるという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑み、撮像時の被検体の負担を軽減する固定具を提供することを目的とする。
上記の問題を解決する本発明の固定具は、
被検体の右手と右手首が載置される第1の載置面を有する第1の載置部、および
上記被検体の左手と左手首とが載置される第2の載置面を有する第2の載置部、
を有する固定具であって、
上記第1の載置面と上記第2の載置面は横方向に並ぶように構成されている。
本発明の固定具は、右手と右手首が載置される第1の載置面と、左手と左手首とが載置される第2の載置面と、を有している。したがって、被検体は、右手と右手首を第1の載置面に載置し、左手と左手首を第2の載置面に載置することによって、腕部を長時間同じ姿勢で容易に保持しておくことができる。
また、本発明の固定具は、上記第1の載置面と上記第2の載置面は横方向に並んでいる。したがって、右手と右手首、および左手と左手首を、ほぼ同一面内に配置することができ、被検体の両手又は両手首を同時に撮像することができる。
以下に、発明を実施するための最良の形態について、MRI装置で被検体を撮像するときに使用される固定具について説明する。しかし、本発明の固定具は、この形態に限定されるものではない。
図1は、被検体8を撮像するMRI装置を示す斜視図、図2は、図1の側面図である。
MRI装置1はマグネットシステム2を有している。マグネットシステム2にはテーブル4が取り付けられている。テーブル4は、クレドール5を有している。クレドール5は、Z方向および−Z方向に移動する。クレドール5には被検体8が寝かされている。被検体8の上半身は、上半身支持部材500によって斜めに起こされている。被検体8には本発明の一形態の固定具100が設置されている。固定具100は、被検体8の両手および両手首を固定している。また、被検体8の両肘は肘支持部材600およびベルト700によって支持されている。クレドール5がZ方向に移動すると、被検体8はマグネットシステム2のボア3内に搬入され、クレドール5が−Z方向に移動すると、被検体8はボア3から搬出される。
次に、図1および図2に示す本発明の一形態の固定具100について具体的に説明する。
図3は、固定具100の斜視図である。
固定具100は、撮像中に、被検体8の両手および両手首が動かないように固定するものである。
固定具100は、固定具本体200と、この固定具本体200の上部を覆う押え蓋300と、を有している。押え蓋300は、起立させることができるように構成されている。
図4は、押え蓋300を開いた状態の固定具100の斜視図である。
押え蓋300は、Y軸を中心に角度θの範囲で回動可能な状態で固定具本体200に固定されている。
図5は、押え蓋300を固定具本体200から分離させた状態で固定具100を示す図である。
固定具100は、2つの蝶番400Rおよび400Lを有している。蝶番400Rは、固定具本体200に取り付けられる平板部401Rと、押え蓋300に取り付けられる平板部402Rと、を有している。また、蝶番400Lは、固定具本体200に取り付けられる平板部401Lと、押え蓋300に取り付けられる平板部402Lと、を有している。2つの蝶番400Rおよび400Lが、固定具本体200および押え蓋300に取り付けられることによって、押え蓋300は、固定具本体200に対して、Y軸(図4参照)を中心に角度θの範囲で回動することができる。
図4に戻って説明を続ける。
固定具本体200は、被検体8の右手と右手首が載置される右用載置面50Rと、被検体の左手と左手首が載置される左用載置面50Lと、を有している。右用載置面50Rおよび左用載置面50Lは、横方向(Y方向)に並ぶように設けられている。MRI装置1を使用して被検体8の両手および両手首を撮像する場合、被検体8の右手および右手首が右用載置面50Rに載置され、被検体8の左手および左手首が左用載置面50Lに載置される。その後、押え蓋300を倒す。押え蓋300を倒すと、押え蓋300の押え面51Rが被検体8の右手および右手首を押えるとともに、押え蓋300の押え面51Lが被検体8の左手および左手首を押える。したがって、被検体8の両手および両手首を固定具本体200と押え蓋300との間に固定することができる。
次に、固定具本体200および押え蓋300の構造について順に説明する。
図6は、固定具本体200の分解斜視図である。
固定具本体200は、被検体の両手および両手首を載置するための載置台120と、載置台120を支える2つの脚部110を有している。
図7は、載置台120の分解図である。
載置台120は、載置台基部30と、載置台基部30に取り付けられる載置台本体40と、を有している。
載置台基部30は、6個のねじ孔31A〜31Fを有している。載置台本体40は、載置台基部30の6個のねじ孔31A〜31Fに対応する6個の貫通孔41A〜41Fを有している。載置台本体40は、6個のねじ121A〜121Fによって、載置台基部30に取り付けられる。尚、本形態の固定具100では、固定具100を使用するユーザが、ねじ121A〜121Fを締めたり、締めたねじ121A〜121Fを取り外すことができる。したがって、載置台本体40は、固定具100を使用するユーザによって、載置台基部30に着脱自在に取り付けられるように構成されている。
図8は、載置台本体40の分解斜視図である。
載置台本体40は、低反発部材47と、低反発部材47を支持する支持部材42と、を有している。
支持部材42の表面には、側面431、432、および433に沿うように延在する隆起部44が形成されている。隆起部44には、6個の貫通孔a1〜f1が形成されている。また、支持部材42の表面には、隆起部44から分離して設けられた別の隆起部45が形成されている。隆起部44および45によって、隆起部44と隆起部45との間には、凹部46が形成されている。この凹部46は、支持部材42の2つの側端縁43Rおよび43Lにまで延在している。凹部46と隆起部44との間には、傾斜部144が形成されており、凹部46と隆起部45との間には、傾斜部145が形成されている。
低反発部材47は、圧力が加えられると変形するが、圧力が取り除かれると、ゆっくりと元の形状に戻る変形可能な部材である。低反発部材47は、支持部材42の表面に貼り付けられる。低反発部材47は、支持部材42の6個の貫通孔a1〜f1に対応する6個の貫通孔a2〜f2を有している。したがって、低反発部材47を支持部材42の表面に貼り付けると、低反発部材47の貫通孔a2〜f2が、それぞれ支持部材42の貫通孔a1〜f1に繋がり、その結果、6個の貫通孔41A〜41F(図7参照)が形成される。
また、低反発部材47は柔軟性を有しているので、低反発部材47を支持部材42の表面に貼り付けると、低反発部材47は支持部材42の表面形状と同様の形状に変形する。したがって、低反発部材47は、支持部材42に貼り付けられることによって、支持部材42の隆起部44および45に対応する隆起部441および451を有する。この2つの隆起部441および451によって、低反発部材47には、隆起部441と隆起部451との間に、凹部461が形成される。この凹部461は、被検体8の右手および右手首が載置される右側凹部461Rと、被検体8の左手および左手首が載置される左側凹部461Lと、を有している。右側凹部461Rの底面が載置面50Rとして使用され、左側凹部461Lの底面が載置面50Lとして使用される。
本形態では、載置面50Rは、載置面50Lに繋がるように形成されている。しかし、載置面50Rと載置面50Lとの間に、載置面50Rを載置面50Lから分離するための仕切り部を設けてもよい。
尚、低反発部材47に凹部461を設けずに、低反発部材47の表面を平坦面にし、この平坦面に載置面50Rおよび50Lを備えてもよい。
図9は、支持部材42の裏面図である。
支持部材42の裏面は、5つの裏面44a、45a、46a、144a、および145aから構成されている。
裏面44aおよび45aは、それぞれ隆起部44および45(図8参照)の裏面である。裏面46aは凹部46(図8参照)の裏面である。裏面144aおよび145bは、それぞれ傾斜部144および145の裏面である。
支持部材42の裏面46aには、MR信号を受信するための4つのコイルエレメントCR、CL、CC、およびCEが形成されている。コイルエレメントCR、CL、およびCCはループコイルエレメントであり、コイルエレメントCEは8の字コイルエレメントである。
ループコイルエレメントCRは、右手からのMR信号を受信するためのコイルエレメントである。ループコイルエレメントCLは、左手からのMR信号を受信するためのコイルエレメントである。8の字コイルエレメントCEは、右手首および左手首からのMR信号を受信するためのコイルエレメントである。ループコイルエレメントCCは、右手および左手の親指からのMR信号を受信するためのコイルエレメントである。
支持部材42の裏面には、各コイルエレメントCR、CL、CC、およびCEに接続されている給電部回路48およびデカップリング回路49が搭載されている。更に、支持部材42の裏面には、各給電部回路48に接続されたバラン(平衡−不平衡回路)BUも搭載されている。
図10は、図9のA−A断面図である。
バランBUは、傾斜部144の裏面144aに搭載されている。
尚、バランBUを、傾斜部144の裏面144aに搭載する代わりに、凹部46の裏面46aに搭載してもよい。図10には、凹部46の裏面46aに搭載されたバランBUが破線で示されている。しかし、バランBUを凹部46の裏面46aに搭載した場合、バランBUの寸法によって、支持部材42の厚さtが大きくなる(t=T’)。これに対して、バランBUを傾斜部144の裏面144aに搭載した場合、支持部材42の厚さtはT’よりも小さくなる(t=T)。したがって、バランBUを凹部46の裏面46aに搭載した方が、支持部材42の厚さを薄くすることができる。
図11は、図7に示す載置台基部30の正面図、図12は、図7に示す載置台基部30の右側側面図、図13は、図7に示す載置台基部30のA−A断面図である。
載置台基部30は、載置台本体40(図7参照)が着脱自在に取り付けられる取付台30aを有している。取付台30aには、6個のねじ孔31A〜31F(図7参照)が形成されている。また、取付台30aの前端30bには、2つの円柱状の突起32が設けられている。突起32には、回動軸111(図6参照)が軸通される軸孔32aが形成されている。
取付台30aの側部には、後述する押え蓋300(図2参照)が開かないようにするための2つの止め具33Rおよび33Lが取り付けられている。
また、載置台基部30は、図11に示すように、2つの外側側板34を有している。各外側側板34には、図12に示すように、2つの湾曲状の貫通孔35および36が形成されている。
また、載置台基部30は、図11に示すように、取付台30aの下に、2つの内側側板37を有している。内側側板37は、外側側板34との間に隙間38が形成されるように設けられている。
載置台基部30は、上記のように構成されている。載置台基部30には、2つの脚部110(図6参照)が取り付けられる。
図14は、2つの脚部110の分解図である。
脚部110は、下側脚部101と、上側脚部102と、ストッパ103と、を有している。
下側脚部101は、x方向に延在する棒状体11を有している。また、下側脚部101は、棒状体11の両端に設けられた長方形状の2つの長板12を有している。更に、下側脚部101は、棒状体11の中央に設けられた平板14を有している。平板14はxz面内に広がるように設けられている。平板14には、4組の貫通孔のペア15〜18が形成されている。
図15は、下側脚部101の上面図である。
2つの長板12は棒状体11の側面αの側に設けられており、平板14は棒状体11の反対側の側面βの側に設けられている。
図14に戻って説明を続ける。
上側脚部102は、下側脚部101の平板14に摺動自在に接触する摺動面24を有している。また、上側脚部102は、下側脚部101の長板12に摺動自在に接触する摺動面22を有している。摺動面22は、摺動面24が設けられている側とは反対側に設けられている。上側脚部102は、摺動面22および24を有しているので、上側脚部102を下側脚部101に差し込むと、上側脚部102は下側脚部101に対して摺動自在に嵌合する(図6参照)。
上側脚部102の上側角部には、凸部26が形成されている。この凸部26には、回動軸111(図6参照)が軸通される軸孔26aが形成されている。
また、上部脚部102には、締め具131(図6参照)に螺合するねじ孔28と、締め具132(図6参照)に螺合するねじ孔29と、が形成されている。
更に、上側脚部102の摺動面24の内側には、一組の貫通孔のペア25が形成されている。上部脚部102を下部脚部101に摺動させることによって、上側脚部102の貫通孔のペア25は、下側脚部101の貫通孔の各ペア15〜18に連通する。
ストッパ103は、一組の挿通軸のペア103aを有している。挿通軸のペア103aは、上部脚部102の貫通孔のペア25と、下部脚部101の貫通孔の各ペア15〜18と、に挿通できるように形成されている。
ストッパ103を使用することによって、脚部110の高さを4段階で調節することが可能である。
図16は、高さの異なる脚部110を示す図である。
図16(a)〜(d)には、脚部110が高さの低い順で示されている。図16(a)では、上部脚部102の貫通孔のペア25は、下部脚部101の一番下の貫通孔のペア15(図14参照)に連通している。ストッパ103(図示せず)は、上部脚部102の貫通孔のペア25と、下部脚部101の貫通孔のペア15(図14参照)と、に連通される。脚部110の高さを一段高くするには、上部脚部102を一段上にスライドさせてストッパ103(図示せず)を平板14の貫通孔のペア16(図14参照)に挿通すればよい(図16(b)参照)。同様のやり方で、脚部110を更に高くすることができる(図16(c)および(d)参照)。図16(d)に示される脚部110が、一番高くなっている。
図16に示すように、脚部110の高さは4段階で調節することができる。尚、脚部110は、高さを調節できないように構成することも可能である。
上記のように構成された2つの脚部110が、載置台120(図6参照)に取り付けられる。2つの脚部110がどのようにして載置台120に取り付けられるかについて、図17〜図19を参照しながら説明する。
図17は、取付け前の載置台120および2つの脚部110の正面図、図18は、図17の右側側面図である。
載置台120の載置台基部30は、外側側板34と内側側板37と間に隙間38を有している。2つの脚部110は隙間38に差し込まれる。
図19は、2つの脚部110が隙間38に差し込まれた後の載置台120および2つの脚部110の正面図、図20は、図19の右側側面図である。
脚部110は、上側脚部102を有している(図17参照)。この上側脚部102の一部が載置台120の隙間38に差し込まれる。隙間38の幅は、上側脚部102の幅よりもわずかに広くなるように調節されている。したがって、上側脚部102は、外側側板34と内側側板37との両方の側板と摺動することができる。
また、差し込まれた脚部110が、載置台120から落ちないようにするため、回動軸111(図20参照)が、脚部110の軸孔26aと載置台120の軸孔32aとに挿通される。このようにして、2つの脚部110が載置台120に取り付けられる。
脚部110は2つのねじ孔28および29を有している。脚部110のねじ孔28は、載置台120の貫通孔35の内側に位置するように形成されており、脚部110のねじ孔29は、載置台120の貫通孔36の内側に位置するように形成されている。
載置台120には、回動軸111によって2つの脚部110が取り付けられる。したがって、載置台120を2つの脚部110に対して回動させることができる。
図21は、載置台120を2つの脚部110に対して回動させた後の載置台120および2つの脚部110の正面図、図22は、図21の右側側面図である。
載置台120は、回動軸111を中心に、角度θの範囲で回動することができる。載置台120の貫通孔35は、回動軸111を中心とした円弧SC1に沿うように形成されており、載置台120の貫通孔36は、回動軸111を中心とした円弧SC2に沿うように形成されている。したがって、載置台120を角度θの範囲で回動させても、脚部110のねじ孔28は、載置台120の貫通孔35の内側に位置しており、脚部110のねじ孔29は、載置台120の貫通孔36の内側に位置している。
載置台120を角度θの範囲で回動させることによって、載置台120の右用載置面50Rおよび左用載置面50Lの傾斜角度を角度θの範囲で調節することができる。ただし、載置台120を回動させただけでは、載置台120の重みで、載置台120は角度θ=0度の位置(図20参照)に戻ってしまう。そこで、載置台120が角度θ=0の位置に戻らないようにするため、載置台120を回動させた後、締め具131および132(図6参照)を用いて、載置台120を2つの脚部110に固定する。具体的には、締め具131を、載置台120の貫通孔35を通して、脚部110のねじ孔28に螺合させるとともに、締め具132を、載置台120の貫通孔36を通して、脚部110のねじ孔29に螺合させる。これによって、締め具131および132が載置台120の外側側板34を脚部110の上側脚部102に押し付けるので、載置台120が脚部110に固定される。
図5に戻って説明を続ける。
固定具100は、固定具本体200に取り付けられる押え蓋300を有している。
図23は、押え蓋300の分解図である。
押え蓋300は、押え蓋基部310と、押え蓋基部310に取り付けられる押え蓋本体340と、を有している。
押え蓋基部310は、押え蓋本体340が取り付けられる取付面312を有している。取付面312には、6個のねじ孔311A〜311Fが形成されている。また、押え蓋基部310は、後方側の角部313および314が、切り欠かれた形状を有している(図3参照)。
押え蓋本体340は、支持部材320と、低反発部材330と、を有している。
支持部材320は、5個の側面322〜326に沿うように延在する隆起部327を有している。隆起部327には、押え蓋基部310の6個のねじ孔311A〜311Fに対応する6個の貫通孔321A〜321Fが形成されている。また、支持部材320は、隆起部327から分離して設けられた別の隆起部328を有している。隆起部327および328によって、隆起部327と隆起部328との間には、凹部329が形成されている。支持部材320の裏面には、固定具本体200の支持部材42と同様に、4つのコイルエレメントCR、CL、CC、およびCEが形成されている(図9参照)。
低反発部材330は、支持部材320に貼り付けられる。低反発部材330は、支持部材320の6個の貫通孔321A〜321Fに対応する6個の貫通孔331A〜331Fを有している。低反発部材330は柔軟性を有しているので、低反発部材330を支持部材320に貼り付けると、低反発部材330は支持部材320の表面形状と同様の形状に変形する。したがって、低反発部材330は、支持部材320に貼り付けられることによって、支持部材320の隆起部327および328に対応する隆起部337および338を有する。この2つの隆起部337および338によって、低反発部材330には、隆起部337と隆起部338との間に、凹部339が形成される。この凹部339の底面が、押え面51Rおよび51Lとして使用される。
支持部材320は、低反発部材330が貼り付けられた状態で、6個のねじ301A〜301Fによって、押え蓋基部310にねじ止めされている。尚、本形態の固定具100では、固定具100を使用するユーザが、ねじ301A〜301Fを締めたり、締めたねじ301A〜301Fを取り外すことができる。したがって、押え蓋本体340は、固定具100を使用するユーザによって押え蓋基部310に着脱自在に取り付けられるように構成されている。
本形態では、押え面51Rは、押え面51Lに繋がるように形成されている。しかし、押え面51Rと押え面51Lとの間に、押え面51Rを押え面51Lから分離するための仕切り部を設けてもよい。
尚、低反発部材330に凹部339を設けずに、低反発部材330の表面を平坦面にし、この平坦面に押え面51Rおよび51Lを備えてもよい。
上記のように構成された押え蓋300が固定具本体200に取り付けられることによって、固定具100(図2参照)が構成されている。固定具100を用いて、被検体8の両手および両手首が撮像される(図1参照)。
次に、被検体8の両手および両手首を撮像する場合に、被検体8をどのような姿勢でテーブル4(図1参照)に寝かせているかについて説明する。
高品質なMR画像を得るためには、被検体8は、撮像中、できるだけ動かずに一定の姿勢を保持することが望まれるが、一方、被検体8にとっては、一定の姿勢を維持し続けることは大きな負担になる。そこで、本形態では、被検体8が一定の姿勢を保持し続けても被検体8に負担が掛からないように、被検体8を、以下のような姿勢に保持する。
図24は、被検体8をどのような姿勢に保持するかの説明図である。
先ず、被検体8はテーブル4に寝かされる。被検体8の上半身は、上半身保持部材500によって斜めに起こされている。
次に、被検体8の両手および両手首を、固定具100によって固定する。このため、MRI装置の技師は、被検体8の体が固定具100の2つの脚部110の間に収容されるように、固定具100を被検体8の上に設置する。その後、固定具100の押え蓋300を開く。押え蓋300を開くと、載置面50Rおよび50Lが露出する。被検体8の右手8aおよび右手首8bは、載置面50Rに載置され、被検体8の左手8cおよび左手首8dは、載置面50Lに載置される。被検体8の両手および両手首が載置面50Rおよび50Lに載置されるので、被検体8は、撮像中、両手および両手首を長時間同じ位置に容易に保持することができ、被検体8への負担が軽減される。
図25は、載置面50Rおよび50Lに載置された両手および両手首を示す図である。
載置面50Rおよび50Lは同一面内に設けられている。したがって、右手8aおよび右手首8bを載置面50Rに載置するとともに、被検体8の左手8cおよび左手首8dを載置面50Lに載置すると、右手8aおよび右手首8b並びに左手8cおよび左手首8dが同一面内に配置される。
右手8aは、固定具本体200のループコイルエレメントCRの上に配置される。一方、左手8bは、固定具本体200のループコイルエレメントCLの上に配置される。
右手首8bおよび左手首8dは、固定具本体200の8の字コイルエレメントCEの上に配置される。また、右手8aおよび左手8cの親指は、ループコイルエレメントCCの上に配置される。
図25に示すように両手および両手首を載置面50Rおよび50Lに配置した後、固定具100の押え蓋300を閉める。
押え蓋300を閉めると、右手8aは、固定具本体200のループコイルエレメントCR(図25参照)と押え蓋300のループコイルエレメントCR(図23参照)との間に配置される。一方、左手8bは、固定具本体200のループコイルエレメントCL(図25参照)と押え蓋300のループコイルエレメントCL(図23参照)との間に配置される。したがって、右手8aおよび左手8cのMR信号を収集することができる。更に、右手首8bおよび左手首8dは、固定具本体200の8の字コイルエレメントCE(図25参照)と押え蓋300の8の字コイルエレメントCE(図23参照)との間に配置される。したがって、右手首8bおよび左手首8dのMR信号を収集することができる。
また、固定具本体200にはループコイルエレメントCC(図25参照)も備えられており、押え蓋300にはループコイルエレメントCC(図23参照)も備えられている。これらのエレメントCCによって、右手8aおよび左手8cの親指の高品質なMR画像を得ることができる。
押え蓋300を閉めることによって、押え蓋300の押え面51R(図24参照)が右手8aおよび右手首8bを押えるとともに、押え蓋300の押え面51L(図24参照)が左手8cおよび左手首8dを押える。載置面50Rおよび50Lは低反発部材47に設けられており(図8参照)、押え面51Rおよび51Lは低反発部材330に設けられている(図23参照)ので、押え蓋300を閉めると、低反発部材47および330は被検体8の両手および両手首の形に変形する。したがって、固定具100は、被検体8に苦痛を感じさせることなく、被検体8の両手および両手首を固定することができる。低反発部材47および330の材料としては、例えば、ウレタンを用いることができる。また、低反発部材47および330の代わりに、ゴムなどの弾性部材を用いることができる。尚、載置面50Rおよび50L並びに押え面51Rおよび51Lを、低反発部材ではなく、弾力性を有していない硬い部材に設けることも可能である。
押え蓋300を閉じた後、押え蓋300が開かないように止め具33Rおよび33Lで押え蓋300を固定具本体200に固定する。したがって、右手8aおよび右手首8b並びに左手8cおよび左手首8dが固定具100によって固定される。
次に、被検体8の肘を支持する。肘を支持するために、右肘および左肘は、それぞれ右肘支持台600および左肘支持台(図示せず)の上に置かれる(図1参照)。また、被検体8の両肘にはベルト700が取り付けられる(図1参照)。ベルト700は、右肘にx1方向(横方向)の力を加え、左肘にx2方向(x1方向とは反対方向)の力を加えるように、被検体8に取り付けられる。
右肘支持台600および左肘支持台(図示せず)は、それぞれ右肘および左肘を下から支持する。一方、ベルト700は、右肘にx1方向(横方向)の力を加え、左肘にx2方向(x1方向とは反対方向)の力を加えることによって、右肘および左肘を横から支持する。このようにして、被検体8の肘が支持される。被検体8の肘を支持することによって、被検体8は、撮像中に両肘を肘支持台およびベルトに預けることができる。したがって、撮像時間が長時間にわたっても、被検体8が苦痛を感じないようにすることができる。
右手8aおよび右手首8b並びに左手8cおよび左手首8dは同一面内に配置されているので、両手および両手首をMR画像に同時に表示させることができる。したがって、右手8aおよび右手首8bと左手8cおよび左手首8dとの比較を容易に行うことができる。
固定具100を使用するユーザ(例えば、MRI装置1の技師)は、載置台本体40を載置台基部30に着脱自在に取り付けたり、押え蓋本体340を押え蓋基部310に着脱自在に取り付けることができる。したがって、ユーザは、載置台本体40とは異なるコイルエレメントを有する別の載置台本体を載置台基部30に取り付けたり、押え蓋本体340とは異なるコイルエレメントを有する別の押え蓋本体を押え蓋基部310に取り付けることができる。固定具100がこのような構造を有することによって、ユーザは、取得したいMR画像に最適なコイルエレメントを有する載置台本体および押え蓋本体を、それぞれ載置台基部30および押え蓋基部310に取り付けることが可能となる。尚、載置台本体40および押え蓋本体340を、それぞれ載置台基部30および押え蓋基部310から取り外しできないような構造にすることも可能である。
固定具100の2つの脚部110は、高さを4段階に調節することができる。したがって、個々の被検体の体格に応じて、載置台本体40を最適な高さに調節することができる。尚、2つの脚部110は、高さをもっと細かく調節できるように構成してもよく、逆に、もっと粗い調節しかできないように構成することも可能である。
固定具100は、載置台120を回動させることによって、載置台本体40の傾斜角θを調節することができる。したがって、被検体8の両腕を、被検体8が最も苦痛を感じない角度に固定することができる。尚、載置台本体40の傾斜角θが調節できないように固定具100を構成することも可能である。
本形態では、押え蓋300の後方側の角部313および314(図3参照)は、切り欠かれた形状を有している。したがって、載置台本体40の傾斜角θを最大にした状態で固定具100をボア3に搬入しても、押え蓋300の角部313および314が、ボア3の内壁に接触しないようにすることができる。
また、被検体8の両手は、載置台本体40に載置されているので、被検体8をボア3内に搬入すると、被検体8の両手は、マグネットセンターMCよりも上側の位置P1に到達する(図2参照)。したがって、被検体8の両手は、MRI装置1のマグネットセンターMCよりも上側に位置することになる。高品質のMR画像を取得するには、撮像対象である両手は、できるだけ、マグネットセンターMCに近いことが要求される。被検体8の両手は、固定具100の載置台本体40に載置されているので(図24参照)、被検体8の両手をマグネットセンターMCに近づけるには、載置台本体40の厚さはできるだけ薄いことが望ましい。載置台本体40の厚さを薄くすると、被検体8の両手の位置を下げることができるので、被検体8の両手および両手首をマグネットセンターMCに近づけることができる。本形態では、載置台本体40の厚さをできるだけ薄くするために、載置台本体40の支持部材42に取り付けられているバランBUは(図10参照)、支持部材42の傾斜部144の裏面144aに搭載されている。バランBUを傾斜部144の裏面144aに搭載した場合、バランBUを凹部46の裏面46aに搭載するよりも、支持部材42の厚さtが薄くなるので、載置台本体40の厚さを薄くすることができる。したがって、被検体8の両手および両手首の位置をマグネットセンターMCに近づけることができる。
尚、固定具100は、被検体8の両手および両手首を固定する役割と、被検体8からMR信号を受信する受信コイルの役割と、を有している。しかし、固定具100を被検体8の両手および両手首を固定する専用の器具として使用し、固定具100とは別に用意したコイルで被検体8からMR信号を受信してもよい。また、固定具100は、被検体8にRFパルスを送信する送信コイルの役割を有するように構成することも可能である。
また、固定具100は押え蓋300を備えた構成を有しているが、押え蓋300を備えていない構成にすることも可能である。
被検体を撮像するMRI装置を示す斜視図である。 図1の側面図である。 固定具100の斜視図である。 押え蓋300を開いた状態の固定具100の斜視図である。 押え蓋300を固定具本体200から分離させた状態で固定具100を示す図である。 固定具本体200の分解斜視図である。 載置台120の分解図である。 載置台本体40の分解斜視図である。 支持部材42の裏面図である。 図9のA−A断面図である。 図7に示す載置台基部30の正面図である。 図7に示す載置台基部30の右側側面図である。 図7に示す載置台基部30のA−A断面図である。 2つの脚部110の分解図である。 下側脚部101の上面図である。 高さの異なる脚部110を示す図である。 取付け前の載置台120および2つの脚部110の正面図である。 図17の右側側面図である。 2つの脚部110が隙間38に差し込まれた後の載置台120および2つの脚部110の正面図である。 図19の右側側面図である。 載置台120を2つの脚部110に対して回動させた後の載置台120および2つの脚部110の正面図である。 図21の右側側面図である。 押え蓋300の分解図である。 被検体8をどのような姿勢に保持するかの説明図である。 載置面50Rおよび50Lに載置された両手および両手首を示す図である。
符号の説明
1 MRI装置
2 マグネットシステム
3 ボア
4 テーブル
5 クレドール
8 被検体
8a 右手
8b 右手首
8c 左手
8d 左手首
11 棒状体
12 長板
14 平板
15、16、17、18、25 貫通孔のペア
22、24 摺動面
26 凸部
26a、32a 軸孔
28、29 ねじ孔
30 載置台基部
30a 取付台
30b 前端
32 突起
33R、33L 止め具
34 外側側板
35、36 貫通孔
37 内側側板
38 隙間
40 載置台本体
42、320 支持部材
43R、43L 側端縁
44、45、327、328、337、338、441、451 隆起部
46、329、339、461 凹部
46a、46b 裏面
47、330 低反発部材
48 給電部回路
49 デカップリング回路
50R 右用載置面50R
50L 左用載置面50L
51R、51L 押え面
100 固定具
101 下側脚部
102 上側脚部
103 ストッパ
103a 挿通軸のペア
110 脚部
111 回動軸
120 載置台
131、132 締め具
200 固定具本体
300 押え蓋
310 押え蓋基部
312 取付面
313、314 角部
322、323、324、325、326、431、432、433 側面
340 押え蓋本体
400R、400L 蝶番
401R、401L、402R、402L 平板部
461R 右側凹部
461L 左側凹部
500 上半身支持部材
600 肘支持部材
700 ベルト

Claims (24)

  1. 被検体の広げた右手と右手首が載置可能な第1の載置面を有する第1の載置部、および、
    前記被検体の広げた左手と左手首とが載置可能な第2の載置面を有する第2の載置部、
    を有する固定具であって、
    前記第1の載置面と前記第2の載置面は横方向に並んでおり、
    前記右手首が載置される位置に対応する前記第1の載置面の部分と前記左手首が載置される位置に対応する前記第2の載置面の部分とは前記横方向において互いに仕切られている、固定具。
  2. 前記第1の載置部は第1の凹部を有し、前記第2の載置部は第2の凹部を有し、
    前記第1の凹部の底面が前記第1の載置面であり、前記第2の凹部の底面が前記第2の載置面である、請求項1に記載の固定具。
  3. 前記第1の載置面および前記第2の載置面は、圧力が加えられることにより変形することが可能である、請求項1又は2に記載の固定具。
  4. 前記第1の載置部は、圧力が加えられることにより変形する第1の変形可能部材を有し、
    前記第2の載置部は、圧力が加えられることにより変形する第2の変形可能部材を有し、
    前記第1の変形可能部材の底面が前記第1の載置面であり、前記第2の変形可能部材の底面が前記第2の載置面である、請求項3に記載の固定具。
  5. 前記第1の載置部は、前記第1の変形可能部材を支持する第1の支持部を有し、
    前記第2の載置部は、前記第2の変形可能部材を支持する第2の支持部を有する、請求項4に記載の固定具。
  6. 前記第1の載置面は、前記第2の載置面に繋がっている、請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の固定具。
  7. 前記第1の載置面と前記第2の載置面とを分離する仕切り部を有する、請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の固定具。
  8. 前記第1の載置面および前記第2の載置面の角度を調整する角度調整機構を有する、請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載の固定具。
  9. 前記右手および前記右手首を押える第1の押え面を有する第1の押え部、および
    前記左手および前記左手首を押える第2の押え面を有する第2の押え部、
    を有する、請求項1〜8のうちのいずれか一項に記載の固定具。
  10. 前記第1の押え部および前記第2の押え部を有する押え蓋を有し、
    前記押え蓋の後方側の角部は、切り欠かれた形状を有する、請求項9に記載の固定具。
  11. 前記第1の載置部の高さと前記第2の載置部の高さを調節する高さ調節機構を有する、請求項1〜8,10のうちのいずれか一項に記載の固定具。
  12. 前記被検体の両手および/又は両手首からのMR信号を電気信号に変換する第1の変換手段を有する、請求項1〜8,10,11のうちのいずれか一項に記載の固定具。
  13. 前記第1の変換手段は、複数のコイルエレメントを有する、請求項12に記載の固定具。
  14. 前記第1の載置部と前記第2の載置部と前記第1の変換手段とを有する載置台本体、および
    前記載置台が取り付けられる載置台基部、
    を有する請求項12又は13に記載の固定具。
  15. 前記載置台本体は、前記載置台基部に着脱自在に取り付けられる、請求項14に記載の固定具。
  16. 前記被検体の両手および/又は両手首からのMR信号を電気信号に変換する第2の変換手段を有する、請求項9〜15のうちのいずれか一項に記載の固定具。
  17. 前記第2の変換手段は、複数のコイルエレメントを有する、請求項16に記載の固定具。
  18. 前記押え蓋は、
    前記第1の押え部と前記第2の押え部と前記第2の変換手段とを有する押え蓋本体、および
    前記押え蓋本体が取り付けられる押え蓋基部、
    を有する請求項16又は17に記載の固定具。
  19. 前記押え蓋本体は、前記押え蓋基部に着脱自在に取り付けられる、請求項18に記載の固定具。
  20. 被検体を支持する被検体支持システムであって、
    請求項1〜19のうちのいずれか一項に記載の固定具を有する被検体支持システム。
  21. 前記被検体の上半身を支持する上半身支持部材を有する請求項20に記載の被検体支持システム。
  22. 前記被検体の両肘を支持する肘支持部材を有する請求項20又は21に記載の被検体支持システム。
  23. 前記肘支持部材は、
    右肘を下から支持する右肘支持台、
    左肘を下から支持する左肘支持台、および
    右肘および左肘を横から支持するベルト、
    を有する請求項22に記載の被検体支持システム。
  24. 請求項1〜19に記載の固定具又は請求項20〜23に記載の被検体支持システムを有しており、請求項1〜19に記載の固定具に両手が載置された被検体を撮像するMRI装置。
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