JP5289506B2 - 分割型変流器及びそれを構成するコイル絶縁ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、特にU字型の分割コアを有する分割型変流器と、該分割型変流器の主要な構成部品となるコイル絶縁ユニットに関するものである。
従来、分割型コアで閉磁路を形成する変流器として、例えば、磁性材からなるUI型又はUU型コアでロ字型閉磁路を形成し、該磁路に二次コイルを巻装した変流器であって、前記ロ字型閉磁路は、二次コイルが巻装されている磁脚辺の断面積Aと巻装されていない磁脚辺との間に所定範囲の比率の関係を有することを特徴とする分割型変流器が公知である(例えば、特許文献1参照。)。
また、他の分割型変流器として、例えば、比透磁率の高い磁性材料薄板の条を積層成形して熱処理し、樹脂により積層間を固着し、切断し、切断面を研磨してなるU型、I型磁心を用意し、I型磁心に検出巻線を施し、I型磁心、U型磁心は夫々凸部と凹部を設けた側面ガイド板と上下面ガイド板を持つ分割した形状の一つの樹脂製収納ケースに収納し、U型磁心の背面にばねを取付けてI型磁心方向に磁心つき合わせ面を押し、一方の磁心を収納した樹脂製収納ケース嵌合部の側面ガイド板は、他方の磁心を収納した樹脂製収納ケースの上下面ガイド板を切り欠く嵌合溝と、夫々の該ケース側面ガイド板と上下面ガイド板に設けた凸部と凹部とに挿入し嵌合する構造としたことを特徴とする分割型変流器(例えば、特許文献2参照。)が公知である。
実開昭51−5926号公報 実開平2−31118号公報
上記特許文献1は、UI型又はUU型コアの分割されたフェライトコアを用いてロ字型閉磁路を構成することにより、巻線作業は別の工程で完全に自動化され、巻線された二次コイルのコアへの装着が簡単に行えるので製造コストが大幅に低減される点を開示する。
該特許文献1に係る考案は、その第5頁及び第5図に示すように、磁性材料にて作られたケース14を2個用いてロ字型閉磁路及びコイルをケース内に収め、シールド効果を計るものとしている。このため、上記特許文献1は、UI型又はUU型の分割コアによるロ字型閉磁路を構成するに際して、製造コストを低減させるメリットを有するものの、最終的には、所定形状のケース内に収納される構成となる。
従って、特許文献1の変流器を設備に導入するためには、その設備の一次導体(ブスバー等)の形状や寸法に応じたものとする必要がある。例えば、一次導体が大きい場合には、変流器のコア(鉄心)も大きくしなければならない。
このため、特許文献1の変流器については、ケース内に収められる構造であることから、設置現場で要求される一次導体等の大きさや形状に応じて、異なる大きさや形状の複数の変流器が必要となるため、非常に非効率的であった。
次に、上記特許文献2は、その第2図及び第3図にも開示されるように、一次導体の外側から分離状態の分割コアを連結することが可能なものであり、この点では特許文献1と比べ優れている。
しかしながら、検出巻線(二次コイル)が施されるI型磁心の幅が常に一定であることから、U型磁心の大きさを変更できたとしても、前記I型磁心の幅を超える大きさの一次導体に使用することができないものであった。このため、一次導体の大きさや形状に応じて、異なる大きさの変流器を準備することが必要となり、不便であった。
更に、新規な設備の導入に際しては、定格電流値の仕様は、早期に決定されないことがあるため、このような場合、上記特許文献1及び2に開示される変流器によれば、予め定格電流値に応じて導入することができないため、最終的な工期が延びることにつながり、問題であった。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、分割型変流器について、異なる大きさや形状について複数種類の変流器を準備する必要がなく、設置場所に応じて導入が容易な分割型変流器の提供を、発明が解決しようとする課題とするものである。
本発明は、一対のコイル絶縁ユニットと一組のU字型分割コアとを備え、前記コイル絶縁ユニットは、ケース本体と、該ケース本体内に充填される絶縁用樹脂で保持される二次コイルと、前記ケース本体の外部に取着され前記二次コイルが連結される二次端子と、一次導体を挟持するための挟着用金具とを備え、各コイル絶縁ユニットの上面及び底面に開口するコア挿入穴を形成し、該コア挿入穴に対して上面側及び底面側からU字型分割コアを挿入した構成とし、少なくとも一方のコイル絶縁ユニットにおける前記挟着用金具は、前後方向へのスライド調節手段を備えたことを特徴とする分割型変流器を、課題を解決するための手段とする。
また、本発明は、上記主発明において、コイル絶縁ユニットは、対となるコイル絶縁ユニットと対向した状態で一次導体を通す空間を形成するための凹部と、前記対となるコイル絶縁ユニットに対する当接面を備えたことを特徴とする分割型変流器を、課題を解決するための手段とする。
また、本発明は、上記主発明において、ケーブル通過空間を形成するための切欠部を備えたアダプタを、挟着用金具における一次導体当接部に設け、対向する前記アダプタ相互が当接した状態で、切欠部にケーブル通過空間が形成される分割型変流器を、課題を解決するための手段とする。
また、本発明は、ケース本体と、該ケース本体内に充填される絶縁用樹脂で保持される二次コイルと、前記ケース本体の外部に取着され前記二次コイルが連結される二次端子と、一次導体を挟持するための挟着用金具とを備え、各コイル絶縁ユニットの上面及び底面に開口し、U字型分割コアを挿入するためのコア挿入穴を形成し、前記挟着用金具は、前後方向へスライド調節可能としたことを特徴とするコイル絶縁ユニットを、課題を解決するための手段とする。
請求項1に係る発明によれば、一対のコイル絶縁ユニットと一組のU字型分割コアとを備え、前記コイル絶縁ユニットは、ケース本体と、該ケース本体内に充填される絶縁用樹脂で保持される二次コイルと、前記ケース本体の外部に取着され前記二次コイルが連結される二次端子と、一次導体を挟持するための挟着用金具とを備え、各コイル絶縁ユニットの上面及び底面に開口するコア挿入穴を形成し、該コア挿入穴に対して上面側及び底面側からU字型分割コアを挿入した構成とし、少なくとも一方のコイル絶縁ユニットにおける前記挟着用金具は、前後方向へのスライド調節を可能としたことから、分割型変流器において、取付ける一組の分割コアの幅及び長さを自由に変更することができ、且つ、挟着用金具は、前後方向へスライド調節可能とすることで、取付ける分割コアのサイズにかかわらず、一次導体に常に確実に固着することができる。
そして、請求項1に係る発明によれば、上記構成によって、コイル絶縁ユニット、分割コアを、夫々個別の完成品として管理することにより、異なる大きさや形状について複数の変流器を準備する必要がなく、設置場所への導入を非常に容易とすることができる。また、特に複数基直列若しくは並列で配列接続させることにより、変成器として適用する場合には、種々の変流器の定格電流値に対応させることができることにより、非常に優れた汎用性を発揮することができ、定格電流値の仕様の決定を待たずに導入できる。
また、各部品別に供給することができるため、製造時の組立作業工程を設ける必要がなくなり、製造コストを低減することができる利点を有する。
そして、各部品について消耗頻度、交換頻度等に応じた量の在庫量を保持することで、完成品を在庫するよりも維持費を低減できるため、最終的な製品を低廉に提供することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、上記請求項1に係る発明の構成を備えた上で、コイル絶縁ユニットは、対となるコイル絶縁ユニットと対向した状態で一次導体を通す空間を形成するための凹部と、前記対となるコイル絶縁ユニットに対する当接面を備えたことによって、対となるコイル絶縁ユニットと対向した状態で、分割コアの両端間の距離とコア挿入穴間の距離とを常に一致する構成としておくことで、分割コアをコア挿入穴へ挿入することが非常に容易とすることができる。
また、請求項3に係る発明によれば、上記請求項1に係る発明の構成を備えた上で、一次導体としてケーブルを用いる場合であっても、コイル絶縁ユニット、分割コアを、夫々個別の完成品として管理することにより、異なる大きさや形状について複数種類の変流器を準備する必要がなく、設置場所への導入を非常に容易とすることができ、また、各部品別に供給することができるため、製造時の組立作業工程を設ける必要がなく、製造コストを低減することができる。
また、請求項4に係る発明によれば、ケース本体と、該ケース本体内に充填される絶縁用樹脂で保持される二次コイルと、前記ケース本体の外部に取着され前記二次コイルが連結される二次端子と、一次導体を挟持するための挟着用金具とを備え、各コイル絶縁ユニットの上面及び底面に開口し、U字型分割コアを挿入するためのコア挿入穴を形成し、前記挟着用金具は、前後方向へスライド調節可能としたことを特徴とするコイル絶縁ユニットとしたことで、当該コイル絶縁ユニットを対向させ、一組のU字型分割コアをコア挿入穴に挿入することで、請求項1に係る分割型変流器として使用することができ、上記した請求項1にかかる分割型変流器と同等の効果を得ることができる。即ち、取付ける一組の分割コアの幅及び長さを自由に変更することができ、且つ、挟着用金具は、前後方向へスライド調節可能とすることで、取付ける分割コアのサイズにかかわらず、一次導体に常に確実に固着することができ、また、異なる大きさや形状について複数種類の変流器を準備する必要がなく、設置場所への導入を非常に容易とすることができる。更に、各部品について消耗頻度、交換頻度等に応じた量の在庫量を保持することで、完成品を在庫するよりも維持費を低減できるため、最終的な製品を低廉に提供することができる。
また請求項5に係るコイル絶縁ユニットによれば、対となるコイル絶縁ユニットと対向した状態で一次導体を通す空間を形成するための凹部と、前記対となるコイル絶縁ユニットに対する当接面を備えたことによって、当該コイル絶縁ユニットを対向させ、一組のU字型分割コアをコア挿入穴に挿入することで、請求項2に係る分割型変流器として使用することができ、上記した請求項2に係る分割型変流器と同等の効果を得ることができる。即ち、請求項1に係る分割型変流器の効果を得る上に、分割コアの両端間の距離とコア挿入穴間の距離とを常に一致する構成としておくことで、当該分割コアの両端を二つのコア挿入穴に挿入する作業を容易とすることができる。
更に、請求項6に係るコイル絶縁ユニットによれば、ケーブル通過空間を形成するための切欠部を備えたアダプタを、挟着用金具における一次導体当接部に設け、対向する前記アダプタ相互が当接した状態で、切欠部にケーブル通過空間が形成される構成としたから、当該コイル絶縁ユニットを対向させ、一組のU字型分割コアをコア挿入穴に挿入することで、請求項3に係る分割型変流器として使用することができ、上記した請求項3に係る分割型変流器と同等の効果を得ることができる。即ち、一次導体としてケーブルを用いる場合であっても、コイル絶縁ユニット、分割コアを、夫々個別の完成品として管理することにより、異なる大きさや形状について複数種類の変流器を準備する必要がなく、設置場所への導入を非常に容易とすることができ、また、各部品別に供給することができるため、製造時の組立作業工程を設ける必要がなく、製造コストを低減することができる。
本発明の実施例1に係る分割型変流器を一次導体(ブスバー)に取付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る分割型変流器におけるコイル絶縁ユニットのケース本体につき、ケース本体基部と二次コイルの組立前状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る分割型変流器におけるコイル絶縁ユニットのケース本体につき、二次コイルを取付けたケース本体基部と、ケース本体主部の組立前状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る分割型変流器におけるコイル絶縁ユニットのケース本体の組立前の状態であって絶縁用樹脂を充填した状態を示す、(a)平面、正面、左側面を示す斜視図、(b)平面、正面、左側面を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る分割型変流器におけるコイル絶縁ユニットの、ケース本体と挟着用金具との組立前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る分割型変流器におけるコイル絶縁ユニットを示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る分割型変流器におけるコイル絶縁ユニットを、一次導体(ブスバー)を介して対向させた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る分割型変流器におけるコイル絶縁ユニットにより一次導体(ブスバー)を挟持し、固定用ボルトを取付ける前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る分割型変流器におけるコイル絶縁ユニットにより一次導体(ブスバー)を挟持し、固定用ボルトを取付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る分割型変流器における、一次導体(ブスバー)を挟持したコイル絶縁ユニットに一組のU字型分割コアを取付ける状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る分割型変流器における、一次導体(ブスバー)を挟持したコイル絶縁ユニットに一組のU字型分割コアを取付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る分割型変流器における、突出部端面101相互を当接させずに、分割コア2に応じた所定間隔離した状態で、一次導体(ブスバー)を挟持したコイル絶縁ユニットに一組のU字型分割コアを取付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る分割型変流器を一次導体(ブスバー)に取付けた状態を示す拡大平面図である。 本発明の実施例2に係る分割型変流器に使用するアダプタを示す(a)平面図、(b)左側面図、(c)正面図、(d)右側面図、(e)挟着用金具におけるアダプタ取付穴にアダプタ6を取付けた状態を示す一部断面図、(f)アダプタ取付穴に取付けたアダプタを対向当接させてケーブル通過空間を形成した状態を示す一部断面図である。 本発明の実施例2に係る分割型変流器における、一次導体(ケーブル)を挟持したコイル絶縁ユニットに一組のU字型分割コアを取付けた状態を示す斜視図である。 本発明の他の実施例に係る分割型変流器における全ての挟着用金具における取付穴に代えて小判孔(長孔)を用い、一次導体(ブスバー)を挟持したコイル絶縁ユニットに一組のU字型分割コアを取付け、相互の突出部端面を当接した状態を示す斜視図である。 本発明の他の実施例に係る分割型変流器における、全ての挟着用金具における取付穴に代えて小判孔(長孔)を用い、一次導体(ブスバー)を挟持したコイル絶縁ユニットに一組のU字型分割コアを取付け、相互の突出部端面を当接させずに、分割コア2に応じた所定間隔離した状態を示す斜視図である。
本発明は、一対のコイル絶縁ユニットと一組のU字型分割コアとを備え、前記コイル絶縁ユニットは、ケース本体と、該ケース本体内に充填される絶縁用樹脂で絶縁して保持される二次コイルと、前記ケース本体の外部に取着され前記二次コイルが連結される二次端子と、一次導体を挟持するための挟着用金具とを備え、各コイル絶縁ユニットの上面及び底面に開口するコア挿入穴を形成し、該コア挿入穴に対して上面側及び底面側からU字型分割コアを挿入した構成とし、前記挟着用金具は、前後方向へスライド調節可能としたことを特徴とする挿入穴に対して上面側及び底面側からU字型分割コアを挿入した構成を備え、少なくとも一方のコイル絶縁ユニットにおける前記挟着用金具は、前後方向へのスライド調節手段を備えた分割型変流器、及び、該分割型変流器を構成するコイル絶縁ユニットの提供を実現した。
本実施例1に係る分割型変流器Tは、図1に示すように、主として、対向する一対のコイル絶縁ユニット1と、一組のU字型分割コア2を備えている。そして、一次導体3(ブスバー3a)に取付られ、締縛用バンド5で締縛固定される。尚、図1及び図5等に示すコイル絶縁ユニット1は、分割型変流器Tにおける構成部品であるとともに、それ自体が単体のコイル絶縁ユニット1として完成品となるものである。
前記コイル絶縁ユニット1は、図1、図4(b)、図5及び図6に示すように、ケース本体10と、該ケース本体10内に収納される二次コイル4と、該二次コイル4を絶縁固定する絶縁用樹脂7を備え、前記ケース本体10の外部に取着され前記二次コイル4が連結される二次端子11と、一次導体3を挟持するための挟着用金具12とを備えている。
前記コイル絶縁ユニット1を構成するケース本体10は、図2から図4に示すように、ケース本体蓋部102、ケース本体主部103、及びケース本体基部104からなる。該ケース本体10は、外形が概ね直方体形状であり、上面10b(即ち、ケース本体蓋部102の上面)及び底面10e(即ち、ケース本体主部103の底面)に開口連通する矩形のコア挿入穴15を有する。
上記ケース本体10を構成するケース本体基部104は基板104aの内底面から角筒状のコア挿入穴形成部14を立設した構成である。コア挿入穴形成部14は、4つの内部構成側壁140によって形成される。また、コア挿入穴形成部14の先端縁には、鍔部141が形成される。
上記ケース本体10を構成するケース本体主部103は、ケース本体10の対向面10a、左側面10c、右側面10d、背面10eを構成する。
上記ケース本体10を構成するケース本体蓋部102は、内面中央にコア挿入穴形成用貫通穴102bを備えその内側縁部に鍔部当接部102aを設けている。
図5及び図6に示すように、対となるコイル絶縁ユニット1と対向する面(以下、対向面10aという。)の上端(即ち、ケース本体蓋部102における対向面10a)及び下端(即ち、ケース本体基部104における対向面10a)の位置から水平に、対向する方向(以下、本発明において「前方」という。)へ突出部100を形成してある。突出部100の先端は上面10bに対して垂直で平滑な突出部端面101として形成してある。
図2から図4に示すように、ケース本体10におけるケース本体基部104はその内面から角筒状のコア挿入穴形成部14を立設した構成である。
図2から図4に示すように、ケース本体蓋部102、ケース本体主部103及びケース本体基部104が組み合わされることによって、ケース本体蓋部102からケース本体基部104までをコア挿通穴15が貫通した構成となる(図5及び図6参照。)。
また、ケース本体10の内部には、図2から図4に示すように、コア挿入穴形成部14を囲繞して、二次コイル4が配置されている。二次コイル4を構成する線材40の各先端には雌螺子を有する埋金41を備えている。また、図4に示すように、内部空間13に前記絶縁用樹脂7が充填される。本実施例1における絶縁用樹脂7としては、熱硬化性絶縁樹脂であるエポキシ樹脂を用いている。
前記二次端子11は、ケース本体10の上面10bに一体成型される端子設置部104aに露呈する前記雌螺子を有する埋金41に対して、螺着される。
ケース本体主部103の左右側面10c、10dには、夫々上下二箇所に雌螺子を備えた埋金を設けてある。当該埋金は固定用螺子16(雌螺子)として設けられるものであり、挟着用金具12の取着手段となる。
図5及び図6に示すように、ケース本体10の対向面10aの両側に連続する左側面10c及び右側面10dには、前記挟着用金具12が取付けられている。
挟着用金具12は、ケース本体10の前記左側面10cまたは右側面10dにおける固定用螺子16と当接する板状の取付部120と、該取付部120の前端側に屈曲形成される板状の一次導体押圧部121とを備える。
挟着用金具12の取付部120には、丸穴状の取付穴127を設けてある。ケース本体10の左側面10c若しくは右側面10dに設けられる固定用螺子16(雌螺子)に対して、取付穴127を介して固定用螺子124(雄螺子)を螺着することで、挟着用金具12をケース本体10に対して取付けることができる。
一方で、図7に示すように、対向する側のコイル絶縁ユニット1における挟着用金具12は、丸穴状の取付穴127に代えて小判孔125(若しくは長孔)を設けてある。固定用螺子16(雌螺子)に対して固定用螺子124を僅かに緩めることで、前記小判孔125によって許容される範囲で、挟着用金具12を前後方向へ移動させることができる。
前記一次導体押圧部121の上端近傍及び下端近傍となる位置において、一方の一次導体押圧部121には例えばネジ孔121aが形成され、他方の一次導体押圧部121には例えば小孔部121bが形成されている。また、相互の小孔部121b間には、例えばネジ孔121cが形成されている。
上記コイル絶縁ユニット1は、図2から図5に示すように、以下の手順で組み立てられる。
先ず、図2に示すように、ケース本体基部104を、そのコア挿通穴15を下方とし、角筒状のコア挿入穴形成部14を上方へ立設した状態とする。その上方から二次コイル4を、コア挿入穴形成部14を囲繞し、且つ、二次コイル4の先端の埋金41を端子設置部104aに収納し、端子設置部104aの端子用穴部104bから埋金41の先端が露呈する配置とする。
この状態において、図3に示すように、ケース本体主部103を、前記二次コイル4を囲繞するように被せ、ケース本体主部103とケース本体基部104を、接着剤で固定する。ケース本体主部103には予め、左右側面に固定用螺子16(雌螺子)を埋金として設けてある。この状態において内部空間13が形成される。
次に、内部空間13に対して、絶縁用樹脂7を流し込む。ケース本体主部103の上縁まで前記絶縁用樹脂7を注入した後、ケース本体蓋部102の鍔部当接部102aと、ケース本体基部104の鍔部141とを当接させ、ケース本体蓋部102をケース本体主部103及びケース本体基部104に対して接着固定する。
この接着固定状態において、図5に示すように、ケース本体10の上下を反転させる。この上下の反転によって、ケース本体10内で、注入した絶縁用樹脂7がケース本体蓋部102にも接触することとなって、ケース本体10の強度を高めることとなる。
そして、上記したように、ケース本体10の左側面10c若しくは右側面10dに設けられる固定用螺子16(雌螺子)に対して、取付穴127を介して固定用螺子124(雄螺子)を螺着することで、挟着用金具12をケース本体10に対して取付ける(図5、図6)ことによって完成する。
各U字型分割コア2の脚部20の先端面21は、矩形輪郭を有する平面として形成されており、矩形輪郭の各辺の長さは、前記ケース本体10のコア挿入穴15の各辺の長さに対応したものとなっている。
次に、本実施例1における分割型変流器Tの組立及び据付方法について説明する。
本発明の分割型変流器Tは、設置場所において組立及び据付を行うものである。
本発明は、コイル絶縁ユニット1、U字型分割コア2を、夫々個別の完成品として管理するものであるため、設置場所におけるスペース等に応じて、各構成部品のサイズを選択し、簡単且つ最適な設置が可能となる。
設置場所において、図7に示すように、一次導体3に対して、コイル絶縁ユニット1を取付ける。先ず、一対となるコイル絶縁ユニット1における挟着用金具12の一次導体押圧部121と一次導体3の片面とを当接させる。
次いで、図8に示すように、もう一方のコイル絶縁ユニット1について、同様に、該一次導体3の片面と挟着用金具12の一次導体押圧部121とを当接させる。そして、一対のコイル絶縁ユニット1の相互の突出部端面101を当接させた状態とする。
そして、コイル絶縁ユニット1の小孔部121b及びネジ孔121aに対して、固定用ボルト122にて螺合させる。また、ネジ孔121cに対して、固定用ボルト122を螺合させ、固定用ナット123を締込むことで、一次導体3の滑落を防止する。これにより、対向する挟着用金具12相互で一次導体3を強固に固定する(図8、図9参照。)。
図10に示すように、一方のU字型分割コア2における二本の脚部20を上方から、一対のコイル絶縁ユニット1の上部の各コア挿入穴15に対して、挿入する。同様に、他方のU字型分割コア2における二本の脚部20を下方から、前記一対のコイル絶縁ユニット1の底部の各コア挿入穴15に対して、挿入する(図10参照。)。一組のU字型分割コア2の各先端面21は、コア挿入穴15内で当接する。
さらに、当該U字型分割コア2を固定するために、上下のU字型分割コア2と交差するように、コア挿入穴15から締縛用バンド5を巻付けて、締め付け固定する(図11参照)。締縛用バンド5の両端部は、例えば筒状体からなる連結部51を収納する空間を有して折り返され、バンド端部50を形成する。連結部51に形成されるネジ孔に固定用ボルト52を螺合させることで締め付け固定する(図1参照)。
上記の構成及び手順によれば、一対のコイル絶縁ユニット1の相互の突出部端面101を当接させた状態としたことによって、一次導体3の厚さの増減にかかわらず、図10に示すように、U字型分割コア2の脚部20間の距離D3とコア挿入穴15間の距離D2が常に一致させることができる。
このため、U字型分割コア2のコア挿入穴15への挿入が非常に容易に行える利点を有する。
一方で、一対のコイル絶縁ユニット1の相互の突出部端面101を当接させた状態とすることは本発明において必須ではなく、例えば、図12に示すように、突出部端面101相互を当接させずに、U字型分割コア2に応じた所定間隔離したものとして、挟着用金具12にて一次導体3を固定することもできる。
上記のように、突出部端面101相互を当接させずに、U字型分割コア2に応じた所定間隔離した構成においては、分割型変流器TにおけるU字型分割コア2とコア挿入穴15との位置合せは、小判孔125若しくは長孔を有する側の挟着用金具12を前後へスライドさせる操作によって、行うことができる。即ち、当該挟着用金具12を固定している固定用螺子124(雄螺子)を僅かに緩め、前記小判孔125若しくは長孔によって許容される範囲で挟着用金具12を前後方向へ移動させて、一次導体3を挟持固定した状態を保持しながら、U字型分割コア2とコア挿入穴15の位置とを調節し、前記固定用螺子124を締め込むことで、固定できる。
分割型変流器Tにおいて、例えば、図13に示す二次端子11における端子11dと端子11eを接続して短絡した状態で、端子11aと端子11hを負担接続する端子として使用した場合には、直列接続とすることができる。また、二次端子11における端子11aと端子11eを接続して短絡し、端子11dと端子11hを接続して短絡した状態で、端子11a又は端子11eと端子11d又は端子11hを負担接続する端子として使用した場合には、並列接続とすることができる。
例えば、二次端子11における端子11aと端子11b間の巻数を50とし、端子11bと端子11c間の巻数を30とし、端子11cと端子11d間の巻数を120とする。端子11eから端子11hにおいては、対向するコイル絶縁ユニット1の端子に対応する巻数となる。この場合における接続端子と定格電流の関係について表1に示す。
Figure 0005289506
また、図15に、本発明の実施例2として、一次導体3がケーブル3bである場合に対応可能な分割型変流器Tを示す。本実施例2に係る分割型変流器Tは、基本構成は上記実施例1の分割型変流器Tと共通するが、挟着用金具12の長手中央にアダプタ取付穴126を備え、該アダプタ取付穴126に対して、ケーブル3bを通すためのアダプタ6を取着した点において相違する。
本実施例2に係るアダプタ6は、図14に示すように、合成樹脂製弾性材料からなるブロック体であり、一端に円弧状輪郭となる切欠部60を備えている。また、他端には、前記アダプタ取付穴126に対して押込む取付凸部61を備えている。
アダプタ6の取付凸部61を対向する挟着用金具12の夫々のアダプタ取付穴126に取着した状態で、対向するアダプタ6の当接面63相互を当接させることで、図14(f)及び図15に示すように、ケーブル通過空間62が形成される。
尚、アダプタ6の切欠部60の形状は特に限定するものではなく、ケーブル3bを通過させるケーブル通過空間62を形成できればよい。また、アダプタ6は、一方の挟着用金具12にのみ取付けるものであってもよい。このため一方の挟着用金具12と対向する挟着用金具12との間でケーブル通過空間62を形成するものであってもよい。
また、本発明の他の実施例として、図16及び図17に示すように、対向するコイル絶縁ユニット1の全ての挟持用金具12に取付穴127を用いず、小判孔125とすることもできる。当該構成によれば、U字型分割コア2の幅の寸法についてより広い範囲で対応できる。
また、本発明における前後方向へのスライド調節を可能とするスライド調節手段は、上記各実施例に開示した小判孔125若しくは長孔に限るものではなく、複数の丸孔を列設してもよいし、相互の複数の係止手段が噛合するもの等でもよく、種々の公知のスライド機構を用いることができる。
また、本発明におけるコイル絶縁ユニット1若しくは分割型変流器Tにおいて用いる二次コイル4は、上記実施例12に開示した線材40のみからなるものに限らず、予め公知のボビンに対して捲回された構成のものであってもよいし、線材40を絶縁用樹脂で固めたモールドコイル(ボビンを有するものでも有しないものでもよい。)を用いることもできる。また、二次コイル4には、必要に応じてコイル絶縁ユニット1内におけるがたつきを防止するための固定具等設けることができる。
また、本発明の構成に係る分割型変流器Tは常に一基のみで使用するものではなく、当該分割型変流器Tを複数基直列若しくは並列で配列接続させることにより、種々の定格電流に対応させることができる。
また、上記各実施例はいずれも一次導体3の幅方向を上下とする縦方向取付けの例として示したが、これに限定するものではなく、一次導体3の幅方向を左右方向とする横方向取付けや、一次導体3の長手方向を上下方向とする取付け等とできることはいうまでもない。
以上のように、本発明のコイル絶縁ユニット1及び分割型変流器Tによれば、既設、新設を問わず種々の一次導体3に対して、種々のサイズのU字型分割コア2を適用できるため、設置場所において一次導体3に応じた最適なU字型分割コア2を簡単に適用でき、各部品(即ち、U字型分割コア2、コイル絶縁ユニット1、コイル絶縁ユニット1の挟持用金具)のレベルで供給管理でき、非常に効率がよいものとすることができる。
そして、複数基直列若しくは並列で配列接続させることにより、種々の定格電流に対応させることができることにより、非常に優れた汎用性を発揮することができる。
また、本発明は上記各実施例について分割型変流器を用いて説明したが、本発明は上記分割型変流器に限らず、分割型変圧器を含む分割型変成器全般について適用することができる。
1 コイル絶縁ユニット
10 ケース本体
100 突出部
101 突出部端面
102 ケース本体蓋部
102a 鍔部当接部
102b コア挿入穴形成用貫通穴
103 ケース本体主部
104 ケース本体基部
10a 対向面
10b 上面
10c 左側面
10d 右側面
10e 底面
11 二次端子
11a〜11h 端子
12 挟着用金具
120 取付部
121 一次導体押圧部
121a ネジ孔
121b 小孔部
121c ネジ孔
122 固定用ボルト
123 固定用ナット
124 固定用螺子(雄螺子)
125 小判孔
126 アダプタ取付穴
127 取付穴
13 内部空間
14 コア挿入穴形成部
140 内部構成側壁
141 鍔部
15 コア挿入穴
16 固定用螺子(雌螺子)
2 U字型分割コア
20 脚部
21 先端面
3 一次導体
3a ブスバー
3b ケーブル
4 二次コイル
40 線材
41 埋金
5 締縛用バンド
50 バンド端部
51 連結部
52 固定用ボルト
6 アダプタ
60 切欠部
61 取付凸部
62 ケーブル通過空間
7 絶縁用樹脂
T 分割型変流器
W 幅(一次導体の幅)
D1 距離(ガイド部間の距離)
D2 距離(コア挿入穴間の距離)
D3 距離(分割コアの脚部間の距離)

Claims (6)

  1. 一対のコイル絶縁ユニットと一組のU字型分割コアとを備え、
    前記コイル絶縁ユニットは、ケース本体と、該ケース本体内に充填される絶縁用樹脂で保持される二次コイルと、前記ケース本体の外部に取着され前記二次コイルが連結される二次端子と、一次導体を挟持するための挟着用金具とを備え、
    各コイル絶縁ユニットの上面及び底面に開口するコア挿入穴を形成し、
    該コア挿入穴に対して上面側及び底面側からU字型分割コアを挿入した構成とし、少なくとも一方のコイル絶縁ユニットにおける前記挟着用金具は、前後方向へのスライド調節手段を備えたことを特徴とする分割型変流器。
  2. コイル絶縁ユニットは、対となるコイル絶縁ユニットと対向した状態で一次導体を通す空間を形成するための凹部と、前記対となるコイル絶縁ユニットに対する当接面を備えたことを特徴とする請求項1記載の分割型変流器。
  3. ケーブル通過空間を形成するための切欠部を備えたアダプタを、挟着用金具における一次導体当接部に設け、対向する前記アダプタ相互が当接した状態で、切欠部にケーブル通過空間が形成されることを特徴とする請求項1記載の分割型変流器。
  4. ケース本体と、該ケース本体内に充填される絶縁用樹脂で保持される二次コイルと、前記ケース本体の外部に取着され前記二次コイルが連結される二次端子と、一次導体を挟持するための挟着用金具とを備え、
    各コイル絶縁ユニットの上面及び底面に開口し、U字型分割コアを挿入するためのコア挿入穴を形成し、
    前記挟着用金具は、前後方向へのスライド調節手段を備えたことを特徴とするコイル絶縁ユニット。
  5. 対となるコイル絶縁ユニットと対向した状態で一次導体を通す空間を形成するための凹部と、前記対となるコイル絶縁ユニットに対する当接面を備えたことを特徴とする請求項4記載のコイル絶縁ユニット。
  6. ケーブル通過空間を形成するための切欠部を備えたアダプタを、挟着用金具における一次導体当接部に設け、対向する前記アダプタ相互が当接した状態で、切欠部にケーブル通過空間が形成されることを特徴とする請求項4記載のコイル絶縁ユニット。
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