JP5287255B2 - 袋状セパレータ、電極セパレータアセンブリ及び電極セパレータアセンブリの製造方法 - Google Patents

袋状セパレータ、電極セパレータアセンブリ及び電極セパレータアセンブリの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、袋状セパレータ、電極セパレータアセンブリ及び電極セパレータアセンブリの製造方法に関する。
本発明に関連する二次電池の積層電極体は、正極リードを有する短冊状の正極と、負極リードを有する短冊状の負極とを、短冊状の負極と実質的に同じ形状で同じ大きさの短冊状の微孔性ポリエチレンフィルムからなるセパレータを介して必要な数だけ積層した構造となっている。この場合、充放電を繰り返すことにより短冊状負極の周縁部にリチウムが析出することを防止するために、正極の外周が負極の外周の内側となるように、即ち正極が負極の電極面内に位置するように、正極の周囲寸法を負極の周囲寸法よりも小さくなるようにしている。
しかしながら、短冊状の正極と負極とを積層する場合、リチウムイオン電池の場合は正極が負極よりも小さく、しかも負極に正極を積層するための基準となる部分が実質的に存在しないために、正極と負極との積層ずれが生じやすいという問題があった。
このような積層ずれが生ずると、正極と負極との一部の端部が揃ったり、正極の電極面が負極の電極面の外側に飛び出すことも考えられ、充放電の繰り返しによる電極端部へのリチウム析出、サイクル特性の低下、あるいは電池内でのショートの発生等の電池の信頼性を大きく低下させる現象が起こりやすくなるという問題がある。このため、積層ずれの検査工程や修正工程などの工程が必要となり、製造工程が繁雑となるという問題があった。
これに対して特開平7−302616号公報では、セパレータが袋状であり、その中で短冊状正極が位置決めされている角型リチウムイオン二次電池を開示している。また、袋状セパレータが短冊形状の微孔性プラスチックフィルムであって、その互いに隣接する少なくとも2つの辺部のそれぞれに少なくとも一つの熱融着部が形成されており、それらの熱融着部で短冊状正極が位置決めされているタイプや、袋状セパレータの4つの辺部のそれぞれに、少なくとも一つの熱融着部が形成されており、それらの熱融着部で短冊状正極が位置決めされているタイプも開示されている。
しかしながら、袋状のセパレータの場合、電極と重ね合わせた後に袋状セパレータの周辺部分を融着するようにすると、袋状セパレータ内での正極の位置決めが面倒となる場合がある。
具体的には、スペース効率を高めるためには電極とセパレータのサイズの差をできるだけ小さくする必要があるが、そのためにはセパレータの上に電極を置く際に、セパレータの外部から所定の治具などを使って電極を高精度に位置決めしておかなければならない。さらに、セパレータ/電極/セパレータの三者を互いに位置出しして載置した後にセパレータの周縁部分を加熱金具などを使って融着する際にも、加熱金具の当接位置精度としてはかなりの高精度が要求され、その精度が狂うと電極と重複する場所を熱プレスしてしまうなどの工程不良が増大する。
そこで、予め所定位置を融着して袋状にしたセパレータを用意しておき、そこに電極を挿入する手段をとれば、その融着部によって電極が自動的に位置出しされて収納できるので電極の位置出しの際のジグが不要になるとともに、電極と重複する位置を熱プレスしてしまう工程不良も防止できる。その融着箇所について考えてみると、隣接する2辺のみを融着してから正極を袋状セパレータ内に装入した場合、その後の工程中、あるいは電池完成後に袋状セパレータ内で正極がずれてしまう場合がある。この場合、特に、縦方向にも横方向にもずれが起こり得ることが問題となる。
この問題を回避するため、3辺を融着した後に残る1辺から正極を挿入する方式とすると位置ずれは生じにくい。しかしながら、本発明に関連する公知のものでは挿入口の広さが正極の幅に近かった。このため、挿入口の両脇の融着部分の摺動抵抗を強く受けたり、挿入し始めてから所定位置まで装填するまでの間に正極の姿勢を変化させることができないといったことから収納工程が困難である。また、2辺のみを融着したセパレータに正極を入れてから3辺目を融着することも考えられるが、3辺目の融着工程が実行されるまでの間に電極ずれが起こることは防止できない。
そこで、上記課題に鑑み、本発明は、袋状セパレータ内への電極の挿入及び袋状セパレータ内での所定位置までの電極の移動・装填を容易にするとともに、装填後の袋状セパレータ内での電極の位置ずれを防止することができる袋状セパレータ、電極セパレータアセンブリ及び電極セパレータアセンブリの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の袋状セパレータは、樹脂フィルムの周辺部が融着されて袋状に形成された矩形の袋状セパレータであって、それぞれが融着部を有する隣接した第一及び第二の融着辺と、電極を挿入可能な1つの挿入口を形成する隣接した第一及び第二の挿入口辺と、からなる4つのセパレータ辺を有する。前記第一の挿入口辺に融着部が設けられ、前記第一の挿入口辺は前記第一の融着辺に隣接している。前記第一の挿入口辺は、非融着部である第一の挿入口を有し、前記第二の挿入口辺は、非融着部である第二の挿入口を有し、該第一の挿入口と該第二の挿入口とは、前記隣接した第一及び第二の挿入口辺にわたって連続して前記1つの挿入口を形成している。前記第一の挿入口辺に設けられた融着部は、前記第二の挿入口辺と対向する第一の辺を有し、前記第一の融着辺に設けられた融着部は、前記第二の挿入口辺と対向する第二の辺を有している。そして、前記第一の辺は前記第二の辺よりも、前記第一の融着辺から離れた位置にあることを特徴とする。
上記のとおりの本発明の袋状セパレータは、袋状セパレータの隣接する2辺にわたって形成された挿入口とすることで挿入口を広くしている。このため、本発明の袋状セパレータは、電極の挿入が容易となる。また、本発明の袋状セパレータは、挿入口辺の一部に熱融着部を形成している。これにより、本発明の袋状セパレータは、電極を挿入しにくくなる問題を回避しつつ、収納後に電極が位置ずれすることを効果的に防止できる。
また、本発明の袋状セパレータは、挿入口が広いので、熱融着部と電極との間の摺動抵抗は小さく、また、挿入しながら袋状セパレータ内での電極の姿勢を変化させることができる。このため、本発明の袋状セパレータは、セパレータ内での電極の移動が容易となり、最終位置まで詰め込みやすい。
さらには、本発明の袋状セパレータは、2つのセパレータ融着辺の熱融着部と、挿入口辺の一部に形成された熱融着部とにより電極の位置ずれ防止が可能となる。すわなち、本発明の袋状セパレータは、回転方向のずれが起こらない限り、横方向のずれは防止される。これにより、本発明の袋状セパレータは、電極挿入の容易性を維持したまま、製造工程における電極挿入後の工程や、完成後において、袋状セパレータ内で電極が位置ずれを起こすのを防止することができる。
本発明の電極セパレータアセンブリは、前述した構成の袋状セパレータと、袋状セパレータの内部に収容された電極と、を有する。
本発明の電極セパレータアセンブリの製造方法は、樹脂フィルムの周辺部が融着されて袋状に形成された矩形の袋状セパレータの内部に電極を収納した電極セパレータアセンブリを製造する方法であって、
前記袋状セパレータの4つのセパレータ辺のうち、隣接した2つのセパレータ辺に融着部を形成することにより、隣接した第一及び第二の融着辺を形成する第1の工程と、
残りの隣接した2つの前記セパレータ辺を使って、前記電極を挿入可能な1つの挿入口を形成する隣接した第一及び第二の挿入口辺を形成する第2の工程であって、前記第一の挿入口辺は前記第一の融着辺に隣接し、前記第一の挿入口辺に融着部が設けられ、前記第一の挿入口辺は、非融着部である第一の挿入口を有し、前記第二の挿入口辺は、非融着部である第二の挿入口を有し、該第一の挿入口と該第二の挿入口とは、前記隣接した第一及び第二の挿入口辺にわたって連続して前記1つの挿入口を形成しており、前記第一の挿入口辺に設けられた融着部は、前記第二の挿入口辺と対向する第一の辺を有し、前記第一の融着辺に設けられた融着部は、前記第二の挿入口辺と対向する第二の辺を有し、前記第一の辺は前記第二の辺よりも、前記第一の融着辺から離れた位置にあることを含む、前記第2の工程と、
前記第1の工程及び前記第2の工程を経て得られた前記袋状セパレータ内に、前記挿入口から前記電極を挿入する工程と、を含む。
また、本発明の電極セパレータアセンブリの製造方法は、電極が袋状セパレータ内に挿入され、かつ位置決めがなされた後に、挿入口辺の、挿入口を分断する位置に熱融着部を形成する工程を含むものであってもよい。この場合、後から追加した熱融着部により電極の位置ずれ防止をより確実なものとすることができる。
本発明によれば、広く形成された挿入口により電極の挿入が容易となる。また、挿入口辺に形成された熱融着部は一部にのみ形成しているので、熱融着部と電極との間の摺動抵抗は小さく、また、袋状セパレータ内での電極の姿勢を変化させることができ、セパレータ内での電極の移動が容易となる。さらには、2つのセパレータ融着辺の熱融着部と、挿入口辺の一部に形成された熱融着部とにより電極の位置決めが可能となるため、電極挿入後の工程や、完成後において、袋状セパレータ内で電極が位置ずれを起こすのを防止することができる。
本発明の第1の実施形態における袋状セパレータの平面図である。 熱融着部の位置関係を説明するための図である。 熱融着部の位置関係を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態における電極セパレータアセンブリの平面図である。 本発明の第1の実施形態の電極の平面図である。 本発明の第1の実施形態の袋状セパレータに電極を挿入口から傾けて挿入する工程を示した図である。 本発明の第1の実施形態の袋状セパレータ内にて、電極が位置決めされた状態を示す図である。 本発明の第1の実施形態の電極の平面図である。 本発明の第1の実施形態の袋状セパレータに電極を挿入口からまっすぐ挿入する工程を示した図である。 本発明の第1の実施形態の袋状セパレータ内にて、電極が位置決めされた状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態の電極の平面図である。 本発明の第2の実施形態の袋状セパレータに電極を挿入する工程を示した図である。 本発明の第2の実施形態の袋状セパレータ内にて、電極が位置決めされた状態を示す図である。 本発明の電極セパレータアセンブリを備えたフィルム外装電池の構成例を示す分解斜視図である。
次に、図面を参照しながら本発明について説明する。
(第1の実施形態)
図1に本実施形態の袋状セパレータの平面図を示す。また、図2A、図2Bに熱融着部の位置関係を示す図を示し、図3に本実施形態の電極セパレータアセンブリの平面図を示す。
袋状セパレータ10は多孔質フィルムを2枚貼り合わせて袋状に形成したものである。袋状セパレータ10の形状は矩形であり、4つのセパレータ辺を有する。袋状セパレータ10は、厚さ1μm〜100μm、好ましくは10μm〜50μmの、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂フィルム、あるいはポリエステル系樹脂フィルムなどを多孔質化したものからなる。当該フィルムは、延伸、未延伸のどちらでもよいが、延伸したもののほうが引っ張り強度が高いため好ましい。1軸延伸の多孔質セパレータを用いた場合、融着部を有する挿入口辺からその対向辺に向かう方向(挿入口辺10bからセパレータ融着辺10aに向かう方向)に延伸方向が向くようにすると、熱融着部4と熱融着部1との間で電極がはさまれているため、引っ張り強度の強い方向で電極を保持できる。
4つのセパレータ辺のうち、2つの隣接したセパレータ辺であるセパレータ融着辺10a、10cには熱融着部1、3、2が形成されている。セパレータ融着辺10aは2箇所の熱融着部1、3で融着されており、セパレータ融着辺10cは中央部分の熱融着部2で融着されている。残る2つの隣接したセパレータ辺である挿入口辺10b、10dは電極30を挿入可能な挿入口を構成している。挿入口辺10bの一部には熱融着部4が形成されている。
なお、袋状セパレータ10は1枚の多孔質フィルムをセパレータ融着辺10aあるいはセパレータ融着辺10cのいずれかで折り返して形成したものであってもよい。
電極30を袋状セパレータ10内に挿入するための挿入口11は、幅lの第1の挿入口11aと、幅lの第2の挿入口11bとからなる。第1の挿入口11aは、挿入口辺10b側に形成されている。第2の挿入口11bは、挿入口辺10bに隣接する挿入口辺10dに形成されている。第1の挿入口11aと第2の挿入口11bとは連続的に形成されて、広い1つの挿入口11を形成している。このため、袋状セパレータ10は、図中矢印Aで示す斜め方向から電池30を袋状セパレータ10内に挿入することができる。
各熱融着部1、2、3、4は、2枚の多孔質フィルムを貼り合わせている。さらに各熱融着部1、2、3、4は、袋状セパレータ10内での電極の位置決め及び位置ずれを防止する機能を有する。
熱融着部1、3は、セパレータ融着辺10aの両端に近い側に配置されている。また、熱融着部1、3は、後述する電極30の長辺30aよりも短い間隔で配置されている。本実施形態では熱融着部1はセパレータ融着辺10cに近い側に配置されている。熱融着部3は挿入口辺10dに近い側に配置されている。
熱融着部1と熱融着部3とは同形状に形成されている。挿入口辺10bの方を向く熱融着部1の対向辺1aと、挿入口辺10bの方を向く熱融着部3の対向辺3aとはセパレータ融着辺10aから同じ距離になるように形成されている。挿入口辺10bは、熱融着部1、3が形成されたセパレータ融着辺10aに対向する辺である。
すわなち、熱融着部1、3は、電極30の長辺30aをこれら対向辺1a、3aに当接させてX方向の位置決めする機能を有する。また、熱融着部1、3は、電極30を袋状セパレータ10内に挿入する際のガイドとしても機能する。なお、熱融着部1と熱融着部3との間に、同じように熱融着部を設ける構成としてもよい(例えば、図3に示す熱融着部5)。
セパレータ融着辺10cには、本実施形態では熱融着部2のみが形成された例を示しているが、これに限定されるものではなく、複数形成されているものであってもよい。
挿入口辺10bの一部には、セパレータ融着辺10cに近い側に熱融着部4が1つのみ配置されている。熱融着部4は、熱融着部4の対向辺4aと熱融着部1の対向辺1aとの間の距離が、袋状セパレータ10に挿入される電極30の幅lよりもわずかに広くなるように配置されている。これは、袋状セパレータ10に挿入される電極30の挿入代を確保しつつ、電極30のX方向の位置決めをするためである。対向辺4aは、セパレータ融着辺10aの方を向いている。セパレータ融着辺10aは、熱融着部4が形成された挿入口辺10bに対向する辺である。
次に、熱融着部4と熱融着部2との位置関係について、図1及び図2A、図2Bを用いて説明する。
熱融着部4は、熱融着部2に対して各図において上方に位置するように配置されており、熱融着部4の全体が熱融着部2より下方に配置されることはない。換言すれば、セパレータ融着辺10cから熱融着部4の角側辺4bまでの距離tが、セパレータ融着辺10cから熱融着部2の対向辺2aまでの距離tよりも遠くなるところに位置している。なお、角側辺4bとは、熱融着部4の外周辺のうち、挿入口辺10b、10dにより形成される角部10eに近い側の辺を指す。
このように、熱融着部4の形成される位置を熱融着部2の幅(距離tに相当)以下とせずに、熱融着部2の幅からはみ出た位置(はみ出し量t−t>0)とすることで、挿入された電極30のX方向へのずれが防止される。また、はみ出し量t−tを出来るだけ少なくすることで、第1の挿入口11aの幅lをできるだけ広く確保することができることとなり、矢印A方向からの電極30の挿入しやすくなる。
なお、熱融着部4の形状は、図1や図2Aに示すようにセパレータ融着辺10cから離れた位置に形成されていてもよいし、図2Bに示すようにセパレータ融着辺10cまで延びた形状であってもよい。
図2A、図2Bを用いて熱融着部4と熱融着部2との位置関係をまとめると、挿入口辺10bに形成された熱融着部4は、熱融着部4の外周辺のうち、挿入口辺10bに対向するセパレータ融着辺10aのほうを向いた対向辺4a及び対向辺4aを挿入口辺10bに隣接するセパレータ融着辺10cに向けて延長した延長線4a1のいずれか一方が、挿入口辺10bに隣接するセパレータ融着辺10cに形成された熱融着部2の外周辺のうち、セパレータ融着辺10cに対向する挿入口辺10dのほうを向いた対向辺2aの延長線2a1と交差する位置に形成されている、という位置関係になる。
袋状セパレータ10に挿入される電極30はその一辺に延出部40が取り付けられている。延出部40は後述する集電部を形成するためのものである。
次に、本実施形態の電極セパレータアセンブリの製造方法について図4A、図4B、図4C及び図5A、図5B、図5Cを用いて説明する。
図4A、図4B、図4Cは、電極30を挿入口11から傾けて袋状セパレータ10内に挿入する工程を示した図である。なお、以下では、袋状セパレータ10は熱融着部1、3の間に熱融着部5が形成されているものを例に説明する。
図4Aは電極30の平面図である。
まず、この電極30を、短辺30c側から、図4Bの矢印(1)で示す方向に向けて第1の挿入口11aと第2の挿入口11bの両挿入口を跨ぐようにして、傾けて袋状セパレータ10内に挿入する。図4Bではこの状態の電極30が破線で示されている。熱融着部4は第1の挿入口11aの幅lをできるだけ広く確保する位置に形成されている。このため、挿入に際して熱融着部4が邪魔になることはなく、また、袋状セパレータ10に挿入しようとしている電極30の傾き加減の自由度は高い。
続いて、短辺30c側が部分的に挿入され傾いた状態の電極30を回転させて(矢印(2))、電極30の長辺30aを熱融着部3、5の対向辺3a、5aに当接させる。本実施形態の袋状セパレータ10は、第2の挿入口11bが形成されているため、電極30に延出部40が予め設けられていたとしても、袋状セパレータ10に電極を差し込んだ状態でこのような回転動作が可能となる。
続いて、熱融着部3、5の対向辺3a、5aをガイドとして電極30を図4Cの矢印(3)の方向に滑り込ませる。この際、熱融着部4はガイドとしては機能していない。電極30を図4Cの矢印(3)の方向にさらに滑り込ませると、熱融着部1と熱融着部4とが電極30を両側からガイドする。つまり、これまでガイドされていなかった電極30の長辺30bが、熱融着部4によってガイドされる。電極30は、熱融着部1、4でガイドされながら熱融着部2の辺2aに突き当たるまで矢印(3)の方向に滑り込む。
熱融着部2に突き当てられた電極30は、熱融着部2によってY方向の位置決めがなされ、熱融着部1、3、4、5でX方向の位置決めがなされる。
図5A、図5B、図5Cは、図4A、図4B、図4Cが電極30を傾けて袋状セパレータ10に差し込み、その後、回転させてから熱融着部2に突き当たるまで挿入したのに対し、電極30の回転動作を伴わずに袋状セパレータ10内に挿入する方法を示した工程図である。
図5Aは電極30の平面図である。
まず、この電極30を長辺30a側から図5Bの矢印(1)で示す方向に向けて、第1の挿入口11aよりまっすぐに差し込む。本実施形態の袋状セパレータ10は、第2の挿入口11bが形成されているため、電極30に延出部40が予め設けられていたとしても問題なく差し込むことができる。
電極30の長辺30aが熱融着部3、5に突き当たるまで差し込んだ後、熱融着部3、5をガイドとして電極30を矢印(2)の方向に滑り込ませ、最終的に熱融着部2に突き当てて位置決めがなされる(図5C)。
以上のとおり、本実施形態の場合、袋状セパレータ10の挿入口11が、隣接する2辺にわたって形成された第1の挿入口11a及び第2の挿入口11bからなるため、広い。また、第1の挿入口11aの幅lができるだけ広くなるように、挿入口辺10bの全部ではなく一部に熱融着部4が配置されている。これらにより、本実施形態の袋状セパレータ10は、袋状セパレータ10への電極30の差し込み方向や姿勢の自由度が高く、よって、電極30の挿入動作が極めて容易となる。
また、本実施形態の場合、電極30は熱融着部2に突き当たる少し手前までは、電極30は熱融着部3、5によって片側のみガイドされながら袋状セパレータ10内を進む。そして、その後、電極30は熱融着部2に突き当たる少し手前から熱融着部1、4でガイドされる。つまり、挿入口辺10bの全部ではなく一部に熱融着部4が配置されていることから、電極30の位置決めが完了する直前まで袋状セパレータ10内にて電極30は傾いた姿勢をとることができる。また、熱融着部2に突き当たる少し手前までは電極30の両側に熱融着部が存在しないので熱融着部4と電極30との間の摺動抵抗は生じず、袋状セパレータ10内での電極30の移動動作が極めて容易となる。
さらに、本実施形態の場合、袋状セパレータ10に挿入された電極30が熱融着部1〜5によって、X、Y方向の位置決めがなされている。このため、後工程あるいは電池が完成した後に電極30が袋状セパレータ10内でずれてしまうのを防止することができる。なお、位置決めをさらに確実にするため、図4Cのように、袋状セパレータ10内で電極30が位置決めされた後、熱融着部3、5と対向する位置に熱融着部3’、5’を設けるようにしてもよい。熱融着部3’、5’は、挿入口11を分断する位置に形成される。しかしながら、熱融着部3’、5’は、電極30が袋状セパレータ10内に既に挿入され、位置決めがなされた後に形成される。このため、熱融着部3’、5’が、電極30の袋状セパレータ10への差し込み易さ、あるいは袋状セパレータ10内での移動のし易さに影響を及ぼすことはない。
なお、幅lの好ましい長さは、その辺の全体の長さに対して50%から99%の範囲内、より好ましくは70%から99%の範囲内、さらに好ましくは90%から99%の範囲内である。幅lの割合が小さすぎると、電極が最終的に収納される位置まで詰め込むときに摺動抵抗の高い状態で移動させる量が増えて収納しづらくなるためである。また、幅lの割合が大きすぎると引っかかりが小さくなりすぎて、横方向のずれに対する防止効果が得られなくなってしまうためである。
(第2の実施形態)
図6A、図6B、図6Cは、本実施形態の電極30を挿入口11から傾けて袋状セパレータ10内に挿入する工程を示した図である。なお、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同じ構成の部材に関しては同じ符号を用いて説明するものとする。
第1の実施形態の電極30は、短辺30dの幅lにわたる幅を有する延出部40が短辺30dに取り付けられていた。これに対し、本実施形態の場合、図6Aに示すように、短辺30dの幅lよりも狭い幅lの延出部41が、長辺30b側に偏って設けられている。延出部41は電極をトリミングするときに延出部41を含む形状、すわなち、クランク形状を含む形でトリミングすることによって形成してもよい。また、電極の1次トリミングで電極材料非塗装部がわずかに露出するように矩形にトリミングした後、その幅よりも細い幅の矩形の金属箔を、その露出部に溶接してもよい。この場合、矩形の部材のみとなりクランク形状の切断工程はなく直線切断工程のみで部材を用意できるので製造しやすい。
また、本実施形態の袋状セパレータ10は、図6Bに示すように、熱融着部のうち、熱融着部2がセパレータ融着辺10a側に偏って形成されている点が第1の実施形態と異なる。また、本実施形態の袋状セパレータ10は、挿入口辺10dにもその一部に熱融着部6がセパレータ融着辺10a側に偏って形成されている点も第1の実施形態と異なる。
しかしながら、本実施形態の袋状セパレータ10は、挿入口11として、袋状セパレータ10の挿入口辺10b及び挿入口辺10dのそれぞれに第1の挿入口11a及び第2の挿入口11bが形成されている点は第1の実施形態と同様である。
熱融着部4の位置関係は第1の実施形態で説明したとおりである。挿入口辺10dの一部に形成された熱融着部6の位置関係も熱融着部4の位置関係と同じである。すわなち、セパレータ融着辺10aから熱融着部6の角側辺6bまでの距離tが、セパレータ融着辺10aから熱融着部5の対向辺5aまでの距離tよりも遠くなるところに位置している。このように、熱融着部6の形成される位置を熱融着部5の幅(距離tに相当)以下とせずに、熱融着部5の幅からはみ出た位置(はみ出し量t−t>0)とすることで、挿入された電極30のY方向へのずれが防止される。また、はみ出し量t−tを出来るだけ少なくすることで、第2の挿入口11bの幅lをできるだけ広く確保することができることとなり、電極30の挿入しやすくなる。
熱融着部6と熱融着部5との位置関係をまとめると、挿入口辺10dに形成された熱融着部6は、熱融着部6の外周辺のうち、挿入口辺10dに対向するセパレータ融着辺10cのほうを向いた対向辺6a及び対向辺6aを挿入口辺10dに隣接するセパレータ融着辺10aに向けて延長した延長線6a1のいずれか一方が、挿入口辺10dに隣接するセパレータ融着辺10aに形成された熱融着部5の外周辺のうち、セパレータ融着辺10aに対向する挿入口辺10bのほうを向いた対向辺5aの延長線5a1と交差する位置に形成されている、という位置関係になる。
次に、本実施形態の電極セパレータアセンブリ51の製造方法について図6A、図6B、図6Cを用いて説明する。
図6Aは延出部41を有する電極30の平面図である。
まず、図6Bに示すように、電極30を第1の挿入口11a及び第2の挿入口11bから傾けた状態で、熱融着部2に電極30の短辺30cが突き当たるまで袋状セパレータ10内に差し込む(矢印(1)方向)。この際、電極30の長辺30bと短辺30cとの間の角部30eが熱融着部2と熱融着部4との間のセパレータ融着辺10cからはみ出す。
次に、熱融着部2に電極30の短辺30cを突き当てた状態で電極30を矢印(2)の方向に回転させる。角部30eがセパレータ融着辺10cからはみ出すまで差し込んだ状態で回転させるので、角部30eの対角である角部30fが熱融着部6に当たってしまい電極30の矢印(2)方向への回転が阻害される、といったことはない。
電極30の長辺30aが熱融着部5に突き当たるまで回転させることで、電極30の袋状セパレータ10内への挿入及び位置決めは完了する。本実施形態の場合、X方向の位置決めは熱融着部4、5でなされ、Y方向への位置決めは熱融着部2、6でなされる。また、延出部41は短辺30dの幅lよりも狭い幅lであるため、挿入及び位置決めが完了した状態でも、延出部41が熱融着部6に干渉することはない。
本実施形態も第1の実施形態と同様に、袋状セパレータ10の挿入口11が、隣接する2辺にわたって形成された第1の挿入口11a及び第2の挿入口11bからなる。また、第1の挿入口11aの幅lができるだけ大きくなるように熱融着部4が配置されている。このような構成により、袋状セパレータ10への電極30の差し込みが極めて容易となる。
また、本実施形態の場合、電極30は、熱融着部2、4、5、6で位置決めがされるまでは、これら各熱融着部によって動きが規制されることがなく袋状セパレータ10内でフリーな状態である。このため、電極30は、位置決めが極めて容易となる。
さらに、本実施形態の場合、袋状セパレータ10に挿入された電極30が熱融着部2〜6によって、X、Y方向の位置決めがなされている。このため、後工程あるいは電池が完成した後に電極30が袋状セパレータ10内でずれてしまうのを防止することができる。なお、位置決めをさらに確実にするため、図6Cのように、袋状セパレータ10内で電極30が位置決めされた後、熱融着部5と対向する位置に熱融着部5’を設けるようにしてもよい。
なお、本実施形態の延出部41を有する電極30は、第1の実施形態で説明した図1に示す熱融着部1ないし4を有する袋状セパレータ10に挿入することも可能である。また、その場合、電極30の挿入後に図6Cに示す熱融着部5’および/または熱融着部6を設けるものであってもよい。
(フィルム外装電池)
次に、本発明の電極セパレータアセンブリを備えたフィルム外装電池の構成例を図7に示す。
フィルム外装電池101は、発電要素102と、発電要素102に設けられた正極集電部103aおよび負極集電部103bと、発電要素102を電解液とともに収納する、2枚のラミネートフィルム105、106からなる外装体と、正極集電部103aに接続された正極タブ104aと、負極集電部103bに接続された負極タブ104bとを有する。
電極セパレータアセンブリ50は、袋状セパレータ10内に電極30として説明した正極板が挿入されてなる。複数の電極セパレータアセンブリ50と複数の負極板とが交互に積層されることで、正極板と負極板とがセパレータを介して積層され、これにより発電要素102が構成されている。なお、発電要素102は、これとは逆に、袋状セパレータ10内に負極板が挿入され、正極板を袋状セパレータ10内に挿入しないでこれらを積層する構成としてもよい。
各正極板はアルミニウム箔に正極電極が塗布されており、負極は銅箔に負極電極が塗布されている。正極板に取り付けられた延出部40と負極板に取り付けられた延出部とは、正極板の延出部40同士、および負極板の延出部同士がそれぞれ一括して超音波溶接されて、中継部である正極集電部103aおよび負極集電部103bが形成される。これと同時に正極集電部103aへの正極タブ104aの接続、および負極集電部103bへの負極タブ104bの接続も超音波溶接がなされる。
外装体の互いに対向する2つの短辺から延出している正極タブ104aおよび負極タブ104bは、アルミニウムおよび銅板からなる。
外装体は、発電要素102をその厚み方向両側から挟んで包囲する2枚のラミネートフィルム105、106からなる。各ラミネートフィルム105、106は、熱融着性を有する内側樹脂層、金属層、および外側樹脂層を積層してなるものであり、PP(ポリプロピレン)層が電池の内側の層となるようにしてラミネートフィルム105、106の周縁部を熱融着することで、発電要素102が封止される。
ラミネートフィルム105、106としては、電解液が漏洩しないように発電要素102を封止できるものであれば、この種のフィルム外装電池に用いられるフィルムを用いることができ、一般的には、金属薄膜層と熱融着性樹脂層とを積層したラミネートフィルムが用いられる。この種のラミネートフィルムとしては、例えば、厚さ10μm〜100μmの金属箔に厚さ3μm〜200μmの熱融着性樹脂を貼りつけたものが使用できる。金属箔、すなわち、金属層の材質としては、Al、Ti、Ti系合金、Fe、ステンレス、Mg系合金などが使用できる。熱融着性樹脂、すなわち、内側樹脂層としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、これらの酸変成物、ポリフェニレンサルファイド、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル等、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル共重合体などが使用できる。また、外側樹脂層としては、ナイロン等が好適である。
なお、発電要素102としては、正極、負極および電解質を含むものであれば、通常の電池に用いられる任意の発電要素が適用可能である。一般的なリチウムイオン二次電池における発電要素は、正極板としては、リチウム・マンガン複合酸化物、コバルト酸リチウム等の正極活物質をアルミニウム箔などの両面に塗布したものが用いられ、負極板としては、リチウムをドープ・脱ドープ可能な炭素材料を銅箔などの両面に塗布したものが用いられ、これらをリチウム塩を含む電解液を含浸させて形成される。
発電要素102としては、この他に、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、リチウムメタル一次電池あるいは二次電池、リチウムポリマー電池等、他の種類の化学電池の発電要素が挙げられる。さらに、本発明は、電気二重層キャパシタなどのキャパシタや電解コンデンサなどに例示されるキャパシタ要素のような、電気エネルギを内部に蓄積し化学反応または物理反応でガスが発生しうる電気デバイス要素を外装フィルムで封止した電気デバイスにも適用可能である。
なお、本発明はフィルム外装電池を例に説明したが、本発明は、矩形のエンボス成形を行った金属板や箱形の金属容器を外装体として用いる電池にも適用可能である。
この出願は、2007年1月25日に出願された日本出願特願2007−015236号を基礎として優先権の利益を主張するものであり、その開示の全てを引用によって取り込む。

Claims (16)

  1. 樹脂フィルムの周辺部が融着されて袋状に形成された矩形の袋状セパレータであって、
    それぞれが融着部を有する隣接した第一及び第二の融着辺と、電極を挿入可能な1つの挿入口を形成する隣接した第一及び第二の挿入口辺と、からなる4つのセパレータ辺を有し、
    前記第一の挿入口辺に融着部が設けられ、前記第一の挿入口辺は前記第一の融着辺に隣接しており、
    前記第一の挿入口辺は、非融着部である第一の挿入口を有し、前記第二の挿入口辺は、非融着部である第二の挿入口を有し、該第一の挿入口と該第二の挿入口とは、前記隣接した第一及び第二の挿入口辺にわたって連続して前記1つの挿入口を形成しており、
    前記第一の挿入口辺に設けられた融着部は、前記第二の挿入口辺と対向する第一の辺を有し、前記第一の融着辺に設けられた融着部は、前記第二の挿入口辺と対向する第二の辺を有しており、
    前記第一の辺は前記第二の辺よりも、前記第一の融着辺から離れた位置にあることを特徴とする袋状セパレータ。
  2. 前記第一の辺から前記第二の挿入口辺までの距離は、前記第一の挿入口辺の全長の50%から99%の範囲内である、請求項1に記載の袋状セパレータ。
  3. 前記樹脂フィルムを前記第一の融着辺あるいは前記第二の融着辺のいずれかで折り返して形成されている、請求項1または2に記載の袋状セパレータ。
  4. 前記第一の挿入口辺に設けられた融着部は前記第一の融着辺まで延びた形状を有する、請求項1から3のいずれかに記載の袋状セパレータ。
  5. 前記第二の挿入口辺に融着部が設けられている、請求項1から4のいずれかに記載の袋状セパレータ。
  6. 前記第二の挿入口辺は融着部が無い辺である、請求項1から4のいずれかに記載の袋状セパレータ。
  7. 前記第一の融着辺に設けられた融着部は、前記第一の挿入口辺より、前記第二の融着辺に近い位置に配置されている、請求項1から6のいずれかに記載の袋状セパレータ。
  8. 請求項1に記載の矩形の袋状セパレータと、
    前記袋状セパレータの内部に収納された電極と、
    を有する電極セパレータアセンブリ。
  9. 前記電極は、前記第一及び第二の融着辺それぞれに形成された前記融着部と前記第一の挿入口辺に形成された前記融着部とによって位置決めされている、請求項8に記載の電極セパレータアセンブリ。
  10. 前記電極に設けられた延出部は前記電極の幅より狭く、かつ前記第一の挿入口辺の一部に形成された前記融着部と干渉しない位置に設けられている、請求項8または9に記載の電極セパレータアセンブリ。
  11. 樹脂フィルムの周辺部が融着されて袋状に形成された矩形の袋状セパレータの内部に電極を収納した電極セパレータアセンブリを製造する方法であって、
    前記袋状セパレータの4つのセパレータ辺のうち、隣接した2つのセパレータ辺に融着部を形成することにより、隣接した第一及び第二の融着辺を形成する第1の工程と、
    残りの隣接した2つの前記セパレータ辺を使って、前記電極を挿入可能な1つの挿入口を形成する隣接した第一及び第二の挿入口辺を形成する第2の工程であって、前記第一の挿入口辺は前記第一の融着辺に隣接し、前記第一の挿入口辺に融着部が設けられ、前記第一の挿入口辺は、非融着部である第一の挿入口を有し、前記第二の挿入口辺は、非融着部である第二の挿入口を有し、該第一の挿入口と該第二の挿入口とは、前記隣接した第一及び第二の挿入口辺にわたって連続して前記1つの挿入口を形成しており、前記第一の挿入口辺に設けられた融着部は、前記第二の挿入口辺と対向する第一の辺を有し、前記第一の融着辺に設けられた融着部は、前記第二の挿入口辺と対向する第二の辺を有し、前記第一の辺は前記第二の辺よりも、前記第一の融着辺から離れた位置にあることを含む、前記第2の工程と、
    前記第1の工程及び前記第2の工程を経て得られた前記袋状セパレータ内に、前記挿入口から前記電極を挿入する工程と、を含む電極セパレータアセンブリの製造方法。
  12. 前記第一の辺から前記第二の挿入口辺までの距離が、前記第一の挿入口辺の全長の50%から99%の範囲内であることを含む、請求項11に記載の電極セパレータアセンブリの製造方法。
  13. 前記電極を前記第二の融着辺に形成された前記融着部のみでガイドしながら前記袋状セパレータ内を移動させる工程と、
    前記第二の融着辺に形成された前記融着部と前記第一の挿入口辺に形成された前記融着部とによって前記電極をガイドしながら前記袋状セパレータ内を移動させる工程とを含む、請求項11または12に記載の電極セパレータアセンブリの製造方法。
  14. 前記電極を、前記第二の融着辺に形成された前記融着部と前記第一の挿入口辺に形成された前記融着部とによって位置決めする工程を含む、請求項11から13のいずれかに記載の電極セパレータアセンブリの製造方法。
  15. 前記電極の幅より狭く、かつ前記電極の、前記第一の挿入口辺に形成された前記融着部と干渉しない位置に延出部を予め設けておき、前記延出部が設けられた前記電極を前記袋状セパレータ内に挿入する工程を含む、請求項11から13のいずれかに記載の電極セパレータアセンブリの製造方法。
  16. 前記電極が前記袋状セパレータ内に挿入され、かつ位置決めがなされた後に、前記第一及び第二の挿入口辺にわたって形成される前記挿入口の位置に融着部を形成する工程を含む請求項11から14のいずれかに記載の電極セパレータアセンブリの製造方法。
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