JP5286986B2 - 降伏強度が低く、焼付硬化性の高い高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 - Google Patents
降伏強度が低く、焼付硬化性の高い高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5286986B2 JP5286986B2 JP2008177469A JP2008177469A JP5286986B2 JP 5286986 B2 JP5286986 B2 JP 5286986B2 JP 2008177469 A JP2008177469 A JP 2008177469A JP 2008177469 A JP2008177469 A JP 2008177469A JP 5286986 B2 JP5286986 B2 JP 5286986B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- steel sheet
- phase
- dip galvanized
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Description
(I) 従来鋼より更にMn当量を高め、CrとMnの組成比を所定範囲に制御することで、合金化処理を施す熱履歴においてもパーライト、ベイナイトの生成が抑制できるとともに、第2相の粗大化、分散形態の均一化も図れ、低いYPが得られる。更にはこのような組成範囲に制御することで所定量の固溶Cが確保でき、高いBHをも同時に付与できる。
(II) 更にこのような鋼において、熱間圧延後に急速冷却し、冷間圧延率を適正化することで圧延方向に対して45度方向のYPが圧延方向および圧延直角方向のYPと同等レベルまで低減でき、自動車のドアなどの部品の面歪の生じやすい取手周りにおいて、面歪を効果的に低減できる。
Mn:2%未満、Cr:0.5%超2%以下、2.2≦[Mneq]≦3、0.32≦[%Cr]/[%Mn]
Mn、Cr量の適正範囲を明確化するため、鋼組成と鋼板のYPの関係を調査した。C:0.020〜0.037%、Si:0.01%、Mn:1.2〜2.2%、P:0.01%、S:0.003%、sol.Al:0.04%、Cr:0.2〜1.2%、N:0.003%の組成のインゴットを真空溶解し、27mm厚のスラブを製造し、1250℃に加熱後、仕上圧延温度830℃で2.3mmまで熱間圧延し、620℃で1hrの巻取処理を施した。得られた熱延板を0.75mmまで圧延率67%で冷間圧延した。得られた冷延板に780℃×40secの焼鈍を施し、焼鈍温度から平均冷却速度4℃/secにて冷却し、460℃の亜鉛めっき浴に浸漬し、溶融亜鉛めっき処理を施した後、めっきを合金化処理するために460℃から530℃まで15℃/secで加熱して530℃で15secの保持を行い、その後100℃以下の温度域まで20℃/secの冷却速度にて冷却した。得られた鋼板より圧延方向と直角方向にJIS5号引張試験片を採取し、引張試験(JISZ2241に準拠)を実施した。
Cは所定量の第2相の面積率の割合を確保するために必要な元素である。Cの添加量が少なすぎると十分な第2相が確保できなくなり、低いYPが得られなくなる。更に、十分なBHが確保できなくなると同時に耐時効性も劣化する。十分な第2相を確保するためにはC量は0.01%を超えて添加する必要がある。一方、C量が0.08%以上となると第2相の面積率の割合が多くなりすぎてYPが増加する。したがって、C量の上限は0.08%未満とする。より低いYPを得るためにはC量は0.06%未満とすることが望ましく、さらに低いYPを得るためにC量は0.04%未満とすることがより好ましい。
Siは固溶強化量が大きく、低YP化の観点からは極力少なくする方がよい。ただし、Siは微量添加することで熱間圧延でのスケール生成を遅延させて表面品質を改善する効果、めっき浴中あるいは合金化中の地鉄と亜鉛の合金化反応を適度に遅延させる効果、鋼板のミクロ組織をより粗大化する効果等があるので、YP上昇への悪影響の小さい0.1%以下の範囲で添加することができる。
Pは固溶強化量が大きく、低YP化の観点からは極力少なくする方がよい。ただし、めっき浴中あるいは合金化中の地鉄と亜鉛の合金化反応を適度に遅延させる効果、鋼板のミクロ組織をより粗大化する効果等があるので、YP上昇への悪影響の小さい0.025%以下の範囲で添加することができる。
Sは鋼中でMnSとして析出するが、その含有量が多いと鋼板の延性を低下させ、プレス成形性を低下させる。また、スラブを熱間圧延する際に熱間延性を低下させ、表面欠陥を発生させやすくする。このため、S量は0.02%以下とするが、少ないほど好ましい。
Alは脱酸元素、あるいはNをAlNとして固定して耐時効性を向上させる元素として利用されるが、熱間圧延後の巻き取り時もしくは焼鈍時に微細なAlNを形成してフェライトの粒成長を抑制し、低YP化をわずかに阻害する。鋼中の酸化物を低減する、あるいは耐時効性を向上させる観点からは、sol.Alは0.02%以上添加するのが良い。一方、粒成長性を向上させる観点からは、巻取温度を620℃以上に高温化することでフェライトの粒成長性は向上するが、微細なAlNは少ないほど好ましい。それには、sol.Al量を0.15%以上としAlNを巻き取り時に粗大に析出させることが好ましいが、0.3%を超えるとコスト増を招くので、sol.Al量は0.3%以下とする。ただし、sol.Alが0.1%を超えて添加されると、鋳造性を劣化させ、表面品質の劣化原因になるので、表面品質を厳格管理することが求められる外板パネル用途では、sol.Al量は0.1%以下とするのが好ましい。
Nは、熱間圧延後の巻き取り時もしくは焼鈍時に析出して微細なAlNを形成し、粒成長性を阻害する。このため、N量は0.01%以下とするが、少ないほど好ましい。また、N量が増加すると耐時効性の劣化を招く。粒成長性の向上ならびに耐時効性の向上の観点からは、N量は0.008%未満とすることが望ましく、更には0.005%未満とすることがより好ましい。
MoはMn、Crと同様に焼入元素であり、めっき鋼板の表面品質改善の目的で添加することができる。しかしながら、過剰に添加されると、Mnと同様に組織を微細化、硬質化してYPを増加させるので、本発明ではYP上昇への影響が小さい0.15%以下の範囲で添加することが好ましい。YPを一層低減する観点からは、Mo量は無添加(不純物として混入する0.02%以下)とすることが望ましい。
Vは同様に焼入元素であり、めっき鋼板の表面品質改善の目的で添加することができる。しかしながら、Vは0.2%を超えて添加すると著しいコスト上昇を招くので、Vは0.2%以下の範囲で添加することが好ましい。
Bは同様に焼入元素として活用することができる。また、NをBNとして固定して粒成長性を向上させる作用がある。本発明鋼において0.001%超のBを添加することで、フェライトの粒成長性の向上効果が得られ、極めて低いYPを得ることができるとともに、BHが増加する。このため、低YPと高BHのバランスをさらに改善することができる。したがって、Bは0.001%超含有させることが望ましい。しかしながら、Bを過剰に添加すると焼入性が低下するとともに、残存する固溶Bの影響で組織が逆に微細化するので、B量は0.005%以下とすることが望ましい。
TiはNを固定して耐時効性を向上させる効果や鋳造性を向上させる効果がある。しかし、鋼中でTiN、TiC、Ti(C,N)等の微細な析出物を形成し粒成長性を阻害するので、低YP化の観点からは、Ti量は0.014%未満とすることが好ましい。
Nbは熱間圧延での再結晶を遅延させて集合組織を制御し、圧延方向と45度方向のYPを低減する効果を有する。しかしながら、鋼中で微細なNbC、Nb(C,N)を形成して粒成長性を著しく劣化させるので、NbはYP上昇の影響の少ない0.01%未満で含有させることが望ましい。
Cuはスクラップ等を積極活用するときに混入する元素であり、Cuの混入を許容することでリサイクル資材を原料資材として活用でき、製造コストを削減することができる。本発明成分鋼では材質に及ぼすCuの影響は小さいが、過剰に混入すると表面キズの原因となるので、Cu量は0.3%以下とするのがよい。
Niも鋼板の材質に対する影響は小さいが、Cuを添加する場合に表面キズを低減する観点から添加することができる。しかしながら、Niは過剰に添加するとスケールの不均一性に起因した表面欠陥を助長するので、Ni量は0.3%以下とするのが望ましい。
フェライトと第2相
本発明の鋼板は、主としてフェライトと、第2相であるマルテンサイト、パーライト、ベイナイト、微量の残留γ、炭化物からなる。このなかで炭化物の面積率は1%未満と少ない。フェライト粒は、粗大化しすぎるとプレス成形時に肌荒れなどが生じるので、その粒径は4〜15μmにするのが好ましい。
鋼板のYPElを低減してYPを十分低減させるためには、第2相の面積率は2%以上である必要がある。また、これにより高いWH、高いBH、優れた耐時効性など外板パネルに求められる機能を付与することができる。しかしながら、第2相の面積率が20%を超えると十分低いYPが得られない。したがって、第2相の面積率は2〜20%の範囲とする。なお、第2相はSEMで4000倍の倍率で観察されたマルテンサイト、パーライト、ベイナイト、微量の残留γのことである。
上述したように、本発明の鋼板はフェライト、マルテンサイト、パーライト、ベイナイト、残留γからなる組織を有するが、その大部分はフェライトとマルテンサイトである。マルテンサイトが微細に不均一分散するとYPが上昇することが本発明者らの実験で明らかになった。また、TEMで観察すると、マルテンサイトの周囲には焼入時に付与された転位が多数導入されているが、マルテンサイトが微細で、かつ不均一に分散していると、マルテンサイト周囲の転位の導入されている領域が互いにオーバーラップしていることが明らかになった。従来、フェライトとマルテンサイトからなる複合組織鋼のYPが低い原因として、硬質なマルテンサイトが存在しており、かつマルテンサイトの周囲に転位が多数導入されており、また、弾性的な歪も残存しているため、塑性変形時にこのようなマルテンサイトの周囲から容易に塑性変形が開始すると解釈されているが、マルテンサイトが不均一に微細分散した鋼板では、このようなマルテンサイトの周囲の転位はすでに絡み合った状態であり、初期の低い応力からの変形に寄与しにくいと考えられる。いずれにせよ、YPを低減するためには第2相の粒子径は大きいほどよく、[Mneq]の高い本発明の鋼板において十分YPを低減するためには第2相の平均粒子径は少なくとも0.9μm以上とすることが必要である。一方、第2相の粒径が5μmを超えるとフェライト粒径も著しく粗大化させる必要があり、プレス成形時に肌荒れが生じることが懸念されるため、第2相の粒子径は5μm以下とする。
焼鈍後に緩冷却が施され、特に合金化処理も施される場合、[Mneq]が適正化されていなければ、主にマルテンサイトに隣接して微細なパーライトもしくはベイナイトが生成し、低YP化を妨げる。パーライトもしくはベイナイトの第2相中の面積率の割合を0〜10%とすることで十分な低YP化が図られるが、その面積率の割合を0〜7%とすることが好ましい。
本発明の鋼板は、上述したように、上記のように限定された成分組成を有する鋼スラブを、熱間圧延および冷間圧延した後、CGLにおいて、740℃超820℃未満の焼鈍温度で焼鈍し、前記焼鈍温度から3〜15℃/secの平均冷却速度で冷却し、亜鉛めっき浴に浸漬後、あるいは前記亜鉛めっき浴に浸漬後更にめっきの合金化処理を施した後、7〜100℃/secの平均冷却速度で冷却する方法により製造できる。
鋼スラブを熱間圧延するには、スラブを加熱後圧延する方法、連続鋳造後のスラブを加熱することなく直接圧延する方法、連続鋳造後のスラブに短時間加熱処理を施して圧延する方法などで行える。熱間圧延は、常法にしたがって実施すればよく、例えば、スラブ加熱温度は1100〜1300℃、仕上圧延温度はAr3変態点以上、仕上圧延後の平均冷却速度は10〜200℃/sec、巻取温度は400〜720℃とすればよい。外板パネル用の美麗なめっき表面品質を得るためには、スラブ加熱温度は1200℃以下、仕上圧延温度は840℃以下とするのがよい。また、鋼板表面に生成した1次、2次スケールを除去するためにデスケーリングを十分に行うことが望ましい。YP低減の観点からは、巻取温度は高い方が望ましく、巻取温度は640℃以上とするのが良い。680℃以上の巻取温度では、熱延板の状態でMnやCrを十分第2相に濃化させることができ、その後の焼鈍工程でのγの安定性を向上させ、低YP化に寄与する。一方、ドア取手部のように、45度方向の材料流入と材料収縮がエンボス外周の面歪に大きな影響を及ぼすような形状のパネル部品に鋼板を適用する場合、この45度方向のYPを低く抑えることが面歪の低減に有効と考えられるので、このような用途の場合は、仕上圧延後3sec以内に冷却を開始し、40℃/sec以上の平均冷却速度にて600℃以下まで冷却し、その後400〜600℃で巻き取ることが好ましい。このような熱延条件とすることで、主としてベイナイトからなる微細な低温変態相を面積率で30%以上生成させることができ、45度方向のYPを相対的に低く抑える集合組織の発達を増長する。通常、C、Mn、Crからなる複合組織鋼板を常法に従い製造すると、圧延45度方向のYP(YPD)が圧延方向のYP(YPL)や圧延直角方向のYP(YPC)と比べて5〜15MPa高くなる傾向があるが、上記の熱延条件により、-10≦YPD-YPC≦5MPaの範囲に抑えることができる。
冷間圧延では、圧延率を50〜85%とすればよい。圧延率を50〜65%に低下させればYPCは低減される。しかし、圧延率を低下させると45度方向のYPが相対的に増加して異方性も大きくなるので、ドア取手部のような用途の鋼板に対しては、圧延率を70〜85%にすることが好ましい。
冷間圧延後の鋼板には、CGLで焼鈍とめっき処理が施される。焼鈍温度は740℃超820℃未満とする。740℃以下では炭化物の固溶が不十分となり、安定して第2相の面積率が確保できなくなる。820℃以上では焼鈍中のγの割合が多くなりすぎてγへのMn、C等の元素濃化が不十分になり、十分低いYPが得られなくなる。これは、γへの元素濃化が不十分になることで、マルテンサイトの周囲に十分な歪が付与されなくなるとともに焼鈍後の冷却過程でパーライト、ベイナイト変態が生じ易くなるためと考えられる。均熱時間は通常の連続焼鈍で実施される740℃超の温度域で20sec以上とすればよく、40sec以上とすることがより好ましい。均熱後は、焼鈍温度から通常450〜500℃に保持されている亜鉛めっき浴の温度まで平均冷却速度3〜15℃/secで冷却する。冷却速度が3℃/secより遅い場合、550〜650℃の温度域でパーライト生成ノーズを通過するため、第2相中にパーライトおよびベイナイトが多量に生成し、十分低いYPが得られなくなる。一方、冷却速度が15℃/secより大きくなると、焼鈍温度から650℃までの温度域においてγ→α変態によるγへのMn、Cr、C等の濃化が起こり、480〜550℃の温度域においてγ→α変態および炭化物析出によるフェライト中の固溶Cの低減を十分促進させることができなくなり、低YP化することができなくなる。
Claims (6)
- 鋼の成分組成として、質量%で、C:0.01%超0.04%未満、Si:0.1%以下、Mn:2%未満、P:0.025%以下、S:0.02%以下、sol.Al:0.02%以上0.3%以下、N:0.005%未満、Cr:0.5%超2%以下を含有し、更に2.2≦[Mneq]≦3および0.32≦[%Cr]/[%Mn]を満足し、残部鉄および不可避不純物からなり、鋼の組織として、フェライトと第2相を有し、第2相の面積率が2〜20%、第2相の平均粒子径が0.9〜5μm、第2相におけるパーライトもしくはベイナイトの面積率が0〜10%であることを特徴とする高強度溶融亜鉛めっき鋼板;ここで、[Mneq]はMn当量であり、[Mneq]=[%Mn]+1.3[%Cr]を表し、[%Mn]、[%Cr]は、Mn、Crのそれぞれの含有量を表す。
- 2.3<[Mneq]<2.9を満足することを特徴とする請求項1に記載の高強度溶融亜鉛めっき鋼板。
- 0.39≦[%Cr]/[%Mn]を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の高強度溶融亜鉛めっき鋼板。
- 更に、質量%で、Mo:0.15%以下、V:0.2%以下、B:0.005%以下、Ti:0.014%未満、Nb:0.01%未満、Ni:0.3%以下およびCu:0.3%以下のうちの少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の高強度溶融亜鉛めっき鋼板。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の成分組成を有する鋼スラブを、スラブ加熱温度:1100〜1300℃、仕上圧延温度:Ar 3 変態点以上、仕上圧延後の平均冷却速度:10〜200℃/sec、巻取温度:400〜720℃として熱間圧延し、冷間圧延した後、連続溶融亜鉛めっきライン(CGL)において、740℃超820℃未満の焼鈍温度で焼鈍し、前記焼鈍温度から3〜15℃/secの平均冷却速度で冷却し、亜鉛めっき浴に浸漬後、あるいは前記亜鉛めっき浴に浸漬後更にめっきの合金化処理を施した後、7〜100℃/secの平均冷却速度で冷却することを特徴とする高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
- 仕上圧延後、3sec以内に冷却を開始して、40℃/sec以上の平均冷却速度で600℃以下まで冷却し、その後400〜600℃の巻取温度で巻き取り、70〜85%の圧延率で冷間圧延することを特徴とする請求項5に記載の高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008177469A JP5286986B2 (ja) | 2007-07-11 | 2008-07-08 | 降伏強度が低く、焼付硬化性の高い高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007181943 | 2007-07-11 | ||
JP2007181943 | 2007-07-11 | ||
JP2008177469A JP5286986B2 (ja) | 2007-07-11 | 2008-07-08 | 降伏強度が低く、焼付硬化性の高い高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009035817A JP2009035817A (ja) | 2009-02-19 |
JP5286986B2 true JP5286986B2 (ja) | 2013-09-11 |
Family
ID=40437981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008177469A Expired - Fee Related JP5286986B2 (ja) | 2007-07-11 | 2008-07-08 | 降伏強度が低く、焼付硬化性の高い高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5286986B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101767818B1 (ko) * | 2016-03-08 | 2017-08-11 | 주식회사 포스코 | 소부경화성 및 내시효성이 우수한 용융 아연계 도금강판 및 그 제조방법 |
KR102116757B1 (ko) * | 2018-08-30 | 2020-05-29 | 주식회사 포스코 | 배기계용 냉연강판 및 그 제조방법 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3646538B2 (ja) * | 1998-10-02 | 2005-05-11 | Jfeスチール株式会社 | 加工性に優れた溶融亜鉛めっき高張力鋼板の製造方法 |
JP3714094B2 (ja) * | 2000-03-03 | 2005-11-09 | Jfeスチール株式会社 | 加工性および歪時効硬化特性に優れた高張力溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 |
JP4320913B2 (ja) * | 2000-04-20 | 2009-08-26 | 住友金属工業株式会社 | 成形性に優れた高張力溶融亜鉛系めっき鋼板およびその製造方法 |
JP4786521B2 (ja) * | 2006-06-12 | 2011-10-05 | 新日本製鐵株式会社 | 加工性、塗装焼付硬化性及び常温非時効性に優れた高強度亜鉛めっき鋼板並びにその製造方法 |
JP2007077510A (ja) * | 2006-11-16 | 2007-03-29 | Jfe Steel Kk | 耐時効性に優れた高強度高延性亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 |
JP4846550B2 (ja) * | 2006-12-12 | 2011-12-28 | 新日本製鐵株式会社 | 合金化溶融亜鉛めっき用鋼板及び合金化溶融亜鉛めっき鋼板 |
JP4837604B2 (ja) * | 2007-03-16 | 2011-12-14 | 新日本製鐵株式会社 | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板 |
-
2008
- 2008-07-08 JP JP2008177469A patent/JP5286986B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009035817A (ja) | 2009-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5272547B2 (ja) | 降伏強度が低く、材質変動の小さい高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP6052472B2 (ja) | 高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP5983895B2 (ja) | 高強度鋼板およびその製造方法、ならびに高強度亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
JP5141811B2 (ja) | 均一伸びとめっき性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP4623233B2 (ja) | 高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
KR101671595B1 (ko) | 고강도 강판 및 그 제조 방법 | |
JP5971434B2 (ja) | 伸びフランジ性、伸びフランジ性の面内安定性および曲げ性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板ならびにその製造方法 | |
JP5740847B2 (ja) | 高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JPWO2016113788A1 (ja) | 高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP5272548B2 (ja) | 降伏強度が低く、材質変動の小さい高強度冷延鋼板の製造方法 | |
JP2011047038A (ja) | 高強度冷延鋼板およびその製造方法 | |
JPWO2019151017A1 (ja) | 高強度冷延鋼板、高強度めっき鋼板及びそれらの製造方法 | |
WO2020203979A1 (ja) | 被覆鋼部材、被覆鋼板およびそれらの製造方法 | |
JP5659604B2 (ja) | 高強度鋼板およびその製造方法 | |
JP5703632B2 (ja) | 温間プレス成形用素材及びパネル用部材の製造方法 | |
JP6007571B2 (ja) | 高強度冷延鋼板及び高強度亜鉛めっき鋼板 | |
JP5286986B2 (ja) | 降伏強度が低く、焼付硬化性の高い高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP6780804B1 (ja) | 高強度鋼板およびその製造方法 | |
JP3812248B2 (ja) | 表面性状とプレス成形性に優れた高強度冷延鋼板およびその製造方法 | |
TWI464279B (zh) | 高強度鋼板及其製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110128 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20120321 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20120327 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130507 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130520 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5286986 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |