JP5286365B2 - 電動油圧昇圧機 - Google Patents

電動油圧昇圧機 Download PDF

Info

Publication number
JP5286365B2
JP5286365B2 JP2010533481A JP2010533481A JP5286365B2 JP 5286365 B2 JP5286365 B2 JP 5286365B2 JP 2010533481 A JP2010533481 A JP 2010533481A JP 2010533481 A JP2010533481 A JP 2010533481A JP 5286365 B2 JP5286365 B2 JP 5286365B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
space
hydraulic
output stage
spool valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010533481A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011503482A (ja
Inventor
クルツ,マンフレート
Original Assignee
ヘルビガー アウトマティジールングステヒニーク ホールディング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE200710054533 external-priority patent/DE102007054533C5/de
Priority claimed from DE200710054774 external-priority patent/DE102007054774B3/de
Application filed by ヘルビガー アウトマティジールングステヒニーク ホールディング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング filed Critical ヘルビガー アウトマティジールングステヒニーク ホールディング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Publication of JP2011503482A publication Critical patent/JP2011503482A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5286365B2 publication Critical patent/JP5286365B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B9/00Servomotors with follow-up action, e.g. obtained by feed-back control, i.e. in which the position of the actuated member conforms with that of the controlling member
    • F15B9/02Servomotors with follow-up action, e.g. obtained by feed-back control, i.e. in which the position of the actuated member conforms with that of the controlling member with servomotors of the reciprocatable or oscillatable type
    • F15B9/08Servomotors with follow-up action, e.g. obtained by feed-back control, i.e. in which the position of the actuated member conforms with that of the controlling member with servomotors of the reciprocatable or oscillatable type controlled by valves affecting the fluid feed or the fluid outlet of the servomotor
    • F15B9/10Servomotors with follow-up action, e.g. obtained by feed-back control, i.e. in which the position of the actuated member conforms with that of the controlling member with servomotors of the reciprocatable or oscillatable type controlled by valves affecting the fluid feed or the fluid outlet of the servomotor in which the controlling element and the servomotor each controls a separate member, these members influencing different fluid passages or the same passage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86574Supply and exhaust
    • Y10T137/86582Pilot-actuated
    • Y10T137/86614Electric

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Servomotors (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

この発明は、電気機械変換器と、圧力媒体供給源に接続されていてシリンダとそのシリンダ内で動作軸に沿って摺動可能なピストンを有している油圧(液圧)機械式の出力段を備えてなり、前記油圧機械式の出力段に付属していて少なくとも部分的に前記ピストンの内部に配置されるとともに誘導孔内で前記動作軸に沿って摺動可能に誘導されるスプール弁に対して前記電気機械変換器が作用し、油圧式のシーケンス制御を形成するために前記誘導孔上に設けられた対応する第2リーディングエッジと協働作用する2つの第1リーディングエッジを前記スプール弁が有してなる、電動油圧昇圧機に関する。
上述した種類の電動油圧昇圧機は多様な構成形態において知られている。従来の技術として例えば欧州特許出願公開第0296104号A1明細書および独国特許第19757157号C2明細書を参照することができる。欧州特許出願公開第0296104号A1明細書によれば、(電気機械変換器によって入力段として付勢される)スプール弁が油圧液によるピストンへの加圧を直接的に制御することによって油圧機械式の出力段が一段階式に構成される。それに対して独国特許第19757157号C2明細書に開示された電動油圧昇圧機においては、スプール弁を前置スプール弁として構成し制御室に油圧液を付加することによってスプール弁に対して同軸に配置された可動式の制御スリーブの摺動を制御し、その際前記制御スリーブが(互いに協働作用する第3および第4のリーディングエッジを介して)油圧液によるピストンへの加圧を制御することによって油圧機械式の出力段が二段階式に構成される。この種の電動油圧昇圧機は例えば機械あるいは各種設備の駆動機構またはその他の多様な適用形態において使用可能である。
従来の技術によって知られている電動油圧昇圧機は、特に最大出力数値(例えば30tレベルあるいはそれを超えるような応力)、経済性、および精度(再現性)等に関しての常に増大するユーザの要求性能を極限定的にしか満たすことができない。また、特に高い動性(例えば1秒間に20サイクルあるいはそれ以上の動作速度)の側面も生産速度に対して時折決定的な意味を持つため経済性の観点において重要である。
上述の要求は部分的に相反する課題となる。例えば高い出力を生成するためには適宜に強固な油圧機械式の出力段の寸法が必要になり、(それに伴った可動部品の高い質量のため)動性の確立に悪影響が及ぼされる。
欧州特許出願公開第0296104号A1明細書 独国特許第19757157号C2明細書
前述した従来の技術に対して本発明の目的は、独自の方式によって高い出力と同時に極めて高い動性を達成可能であるという特徴においてユーザ側の要求性能を満たす冒頭に述べた種類の電動油圧昇圧機を提供することである。
本発明によれば前述した目的は、冒頭に述べた種類の電動油圧昇圧機において誘導孔をシリンダに固定された第1の区域と動作軸に沿って変位可能で第2のリーディングエッジを備えている第2の区域からなる二分割式に構成することによって解決される。従って本発明に係る電動油圧昇圧機においては(既知の構造方式と異なって)単一部材型の誘導孔ではなく二分割式の誘導孔をスプール弁のために設けることが決定的であり、その際にスプール弁を誘導するよう機能する誘導孔の区域のうち第1の区域はシリンダに固定し第2のリーディングエッジを備えている第2の区域をピストンの動作方向に摺動可能にすることによって両方の区域を動作軸に沿って相対的に移動可能にする。この方式によれば単一部材型の誘導孔と比較して誘導孔の全長を実質的に短縮することができる。そのことによって同時に油圧機械式の出力段の総寸法とそれに従った移動質量の低減が可能になり、従って高い圧力を提供するように設計された電動油圧昇圧機をそのような高出力タイプにおいては従来達成不可能であった動性をもって稼働させることができる。加えて、本発明に係る電動油圧昇圧機の構成は極めて大きな製造技術上の利点をもって達成され;その理由は誘導孔の両方の区域が連続式の長い誘導孔と比べて容易に所要の精度をもって製造可能であるためである。本発明に係る電動油圧昇圧機は信頼性の高い動作の観点においても好適であり;その理由は連続式の長い誘導孔を有する既知の同種の電動油圧昇圧機において部品の変形および/または相互間の傾動によって生じ得る問題を本発明の適用によって抑制することができるためである。その結果本発明によって、前述したように極めて出力が高いばかりでなく比較的強固、単純かつ高信頼性に構成されまた所定の作業あるいは動作プログラムを最高の精度をもって実施するために適していて駆動機構以外の適用分野において使用可能な電動油圧昇圧機を提供することが可能になる。
本発明の第1の追加構成によって誘導孔の第1の区域をシリンダ内あるいはシリンダ構成部材内に挿入されるガイドスリーブ内に形成すれば極めて好適である。その際前記のガイドスリーブは特に油圧液が充填された空間を貫通することができ、すなわち少なくとも部分的にその外周上で油圧液と接触することが可能である。このことを同様な誘導孔の区域を直接シリンダ構成部材上に設ける構成形態と比べるとその利点は製造技術上のものばかりではない。むしろこの構成は信頼性の点からも有利であり、特に稼働に伴った変形および/または製造誤差を補償するためにガイドスリーブをシリンダ構成部材に相対して(一定の制限内で)変動可能にする場合に有利である。
本発明の別の好適な追加構成によれば、油圧機械式の出力段のリターンフロー接続部をシリンダ構成部材の端壁の領域内に配置し、その際油圧機械式の出力段のスプール弁に前記リターンフローが貫流するようにする。この構成の特別な利点は、例えば油圧機械式の出力段の極めて低い構造高とそれによって可能になる可動質量の最小化である。
本発明に係る電動油圧昇圧機のさらに別の好適な追加構成は、電気機械変換器、すなわちその固定子が直接シリンダ構成部材の端壁上に構成されることを特徴とする。それによって可能になる極めて短い負荷路程が電動油圧昇圧機に極めて高い精度をもたらす。言い換えると:電気機械変換器の固定子を油圧機械式の出力段のシリンダの端壁上に直接設置することによって機械の精度に対する悪影響を大幅に抑制することができる。加えてそのように追加構成された電動油圧昇圧機は極めて小型の構成となる。
電気機械変換器としては駆動軸に対して平行、すなわちz方向に延在するモータ軸を備えていて可動子(リニエータまたはリニアアクタ)が直接スプール弁に作用する電動リニア直結駆動装置を使用することが極めて好適である。従ってこの追加構成において極めて特徴的なことは、ピストンがシリンダ内で動作軸に沿って摺動可能にされている油圧機械式の出力段と可動子が二分割式の誘導孔内でz方向に摺動可能に誘導される油圧機械式の出力段のスプール弁に対して作用する純粋に電気式のリニア直結駆動装置の形式の入力段が設けられる点である。スプール弁は2つの第1のリーディングエッジを備え、それらが誘導孔の第2の区域上に形成された第2のリーディングエッジと協働作用し、それらの第1および第2のリーディングエッジの協働作用の結果油圧による追従制御のためz方向へのスプール弁の摺動が(直接あるいは間接的に(下記参照))油圧機械式の出力段のピストンの同じ路程分の摺動をもたらす。従って電動リニア直結駆動装置を使用したスプール弁のz方向への摺動が同方向かつ同じ大きさの油圧機械式の出力段のピストンの動作に1:1の割合で変換される。その結果この種の油圧機械式の昇圧機は比較的単純かつ頑丈な構造と稼働中における高い信頼性を特徴とする。さらにこれは非常に小型でまた極めて正確に動作することができ;何故ならピストンの位置に相当する信号フィードバック(このフィードバックは考えられる動作プログラムの動性ならびにその精度のいずれの観点においても不利に作用し得る)を決して必要としないためである。むしろ、(必要に応じて電気機械変換器に作用する数値制御内で実行される)動作プログラムが直接的、すなわち制御系における信号フィードバックを伴わずにスプール弁の動作ならびにそれに1:1で追従する油圧機械式の出力段のピストンの動作に変換される。
前述した追加構成形態の観点において電動リニア直結駆動装置の固定子は油圧機械式の出力段のシリンダの端壁と固定的に結合することができる。すなわちこのことは、本発明のさらに別の好適な追加構成において電動リニア直結駆動装置の可動子が前記シリンダの端壁を貫通する連結棒を介してスプール弁と固定的に結合される場合に該当する。
その際前述した電動リニア直結駆動装置の可動子をスプール弁と固定的に結合する連結棒が実質的に油圧機械式の出力段のシリンダのリターンフロー圧力が付加された低圧空間を貫通することが極めて好適である。この方式によってシリンダに対する連結棒の密封が比較的少ない要求条件をもって達成される。従って密封の領域内において連結棒に対して顕著な摩擦力は作用せず、そのことが電動油圧昇圧機の動性ならびにその精度(ピストン動作の再現性)の両方の観点において良好に作用する。
その点に関して極めて好適な本発明の追加構成によれば、シリンダの端壁の連結棒の貫通領域内に全く密封が施されない。むしろ、電動リニア直結駆動装置の可動子が油圧機械式の出力段のシリンダ構成部材と気密に結合されて電動リニア直結駆動装置の固定子を貫通しているブシュ内に収容され、そのブシュの内空間が油圧液を含有している油圧機械式の出力段の低圧空間に接続される。その際油圧機械式の出力段の低圧空間と前記の電動リニア直結駆動装置の可動子を被包しているブシュの間の(場合によって連結棒の往復動作によって支援された)油圧液交換が発生し、従って恒常的に交換される油圧液によって前記電動リニア直結駆動装置の効果的な冷却が達成可能になる。このことは特に前記のブシュが電動リニア直結駆動装置の固定子内に熱伝導性に収容される場合に有効である。このようにして電動リニア直結駆動装置の温度変動を最小限に低減することによって、電動油圧昇圧機の再現性ならびに精度がさらに改善される。同時に比較的小型の構成要素を使用することができ、このことは必要とされる構成空間の観点から有利であるばかりでなく、可動質量を最小化することができるため電動油圧昇圧機の動性の観点からも好適である。(電動リニア直結駆動装置の可動子(のみ)を前述した方式によって油圧液が充填されたブシュ内に収容する代わりに)電動リニア直結駆動装置全体を油圧機械式の出力段のシリンダ構成部材と気密に結合されたケース部材内に収納し、そのケース部材の内空間を油圧機械式の出力段の油圧液を含有している低圧空間と接続すれば同様な効果を達成することができる。
本発明の枠内において勿論油圧機械式の出力段の多様な構成形態が考えられる。特に、油圧機械式の出力段を一段式あるいは二段式に実施することができる。一段式の油圧機械式の出力段の実施に際して第2のリーディングエッジがピストンに固定して設置される。この方式によって油圧機械式の出力段のピストンが直接スプール弁の動作に追従する。
それに対して油圧機械式の出力段が二段式に構成される場合、(電気機械変換器によって付勢される)スプール弁がパイロット弁を形成し、第2のリーディングエッジはピストン内に動作軸に沿って摺動可能に挿入された制御スリーブ上に形成され、前記制御スリーブが一方で2つの第3のリーディングエッジを備えていてそれらの第3のリーディングエッジが油圧追従制御を形成するために対応するピストンの2つの第4のリーディングエッジと協働作用する。この構成形態においては、制御スリーブがスプール弁の動作に追従しピストンはその制御スリーブの動作に追従することによって油圧機械式の出力段のピストンが間接的にのみスプール弁の動作に追従する。この方式によって互いに協働作用する第1および第2のリーディングエッジが比較的に少量の油圧液の通流のみ、すなわち制御スリーブの調節のために必要な体積流量を制御する。他方油圧機械式の出力段のピストンを調節するために作用する体積流量は互いに協働作用する第3および第4のリーディングエッジによって制御される。
油圧機械式の出力段を二段式に構成する場合、動作軸の方向においてピストンに相対する制御スリーブの動作をピストンの最大動作ストロークに対しての所定割合に制限する2個のストッパを設けることが好適である。それらのストッパを設けることによりそのようなストッパを備えていない実施形態に比べて(所与の最大ストロークに対して)油圧機械式の出力段をより短い構造長にし得ることが極めて好適である。この機能の観点においてピストンに相対する制御スリーブの総動作長を例えば予め設定されたピストンの最大ストロークの5%ないし25%、特に10%ないし15%に制限することができ、それによって例えば40mmに設定されたピストンの最大ストロークの場合制御スリーブは第3および第4のリーディングエッジが理論的に互いに整列している零位置を始点にして両方向にそれぞれ2.5mm(ピストンストロークの6.25%)ピストンに対して移動することができる。必要に応じてピストンに相対する制御スリーブの動作許容範囲を前記のストッパを使用して非対称に設定することもできる。
次に本発明の実施例について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の第1の実施形態に従って構成された電動油圧昇圧機を示した概略断面図である。 図1の電動油圧昇圧機の部分拡大図である。 図1に概略的に示された電動油圧昇圧機の実施例を追加的な詳細構造と共に示した構成図である。 本発明の第2の実施形態に従って構成された電動油圧昇圧機を示した概略断面図である。 本発明の第3の実施形態に従って構成された二段式の油圧機械式の出力段を備えた電動油圧昇圧機を示した概略断面図である。 図4の電動油圧昇圧機の部分拡大図である。 図4の電動油圧昇圧機の部分拡大図である。 本発明の第4の実施形態に従って構成された二段式の油圧機械式の出力段を備えた電動油圧昇圧機を示した概略断面図である。
(アダプタ0内に挿入された)エレメント1を数値制御装置3内に記憶された動作ブログラムに従ってz方向4に延在する動作軸5に沿って上下に動かすために電動油圧昇圧機6が設けられており、その電動油圧昇圧機に対して前記の数値制御装置3が作用する。この電動油圧昇圧機は、電動リニア直結駆動装置7として構成された電気機械変換器2の形式の入力段と(二分割式の)シリンダ8とその中で動作軸5に沿って摺動可能に誘導されたピストン9とからなる油圧機械式の出力段10を主要構成要素として含んでいる。前記の電動リニア直結駆動装置7はそのモータ軸11がz方向に延在しており、可動子12が数値制御装置3の制御に従ってz方向内で所定の位置に所在するように前記数値制御装置3によって直接的に制御されるように構成される。
(電動リニア直結駆動装置7の可動子12とエレメント1の間に接続された)油圧機械式の出力段10は圧力媒体供給源13に接続され、その圧力媒体供給源は既知の方式でモータ14とそのモータによって駆動されタンク15から油圧液を吐出させるポンプ16と逆止め弁17と蓄圧機18を含んでいる。油圧機械式の出力段10のシリンダ8とピストン9の間には2つの動作空間、すなわち環状の第1の動作空間19と(同様に環状の)第2の動作空間20が定義されている。その際ピストンは差動ピストンとして構成され、z方向において求めた前記第1の動作空間19に接するピストン9の総面積21が前記第2の動作空間20に接する(同様にz方向において求めた)ピストン9の総面積22によりも顕著に小さくなる。
第1の動作空間19内には常に圧力媒体供給源13の動作圧力が作用する。一方z方向に沿ったピストン9の動作を達成するために以下に詳細に記述するように第2の動作空間20を制御し、それによって前記の圧力媒体供給源13に対して流体工学的に接続可能にして動作空間20の内部に圧力媒体供給源の動作圧力が発生しピストン9をエレメント1と共に下方に移動させるようにするか、またはタンク15に対して流体工学的に接続可能にして動作空間20の内部にリターンフロー圧力が発生しピストン9をエレメント1と共に上方に移動させるようにする。この目的のため油圧機械式の出力段10のピストン9の内部に配置されていて動作軸5に沿ってすなわちz方向に摺動可能であるスプール弁23が設けられる。その際スプール弁23は誘導孔内で誘導され、すなわち上方の鍔部24が前記誘導孔の上方の第1の区域25内で誘導され下方の鍔部26は前記誘導孔の下方の第2の区域27内で誘導される。その際前記誘導孔の第1の区域25をシリンダ8内に挿入されたガイドスリーブ29の内面28から形成することによって前記第1の区域がシリンダに固定されたものとなるように構成する。他方誘導孔の第2の区域27は、ピストン9内に配置された階段式の袋孔31からの内面30によって形成することによりピストンに固定されたものとなるように構成する。その結果スプール弁23に対して二分割式の誘導孔が形成される。他方ガイドスリーブ29の外面32はピストン9の階段式の袋孔31の上部の内面33内に気密に接合する。
スプール弁23の上方の鍔部24および下方の鍔部26とそれらの上方の鍔部および下方の鍔部の間に存在する外面34とさらに上方の鍔部および下方の鍔部の間に存在するガイドスリーブ29の内面28の区域と袋孔31の上部内面33および下部内面30とガイドスリーブ29の端面53および袋孔31の階段部35とによって高圧空間36が定義される。この高圧空間は複数の放射方向孔37(図面の明瞭性の観点からそのうち1本のみが示されている)によって常に第1の動作空間19と結合され、従ってその内部に常に圧力媒体供給源13の動作圧力が存在する。その際後述する機能方式の観点から階段部35によって定義される高圧空間36の面のz方向における突出が第1の動作空間19に接合するピストン9の端面21のz方向における突出に比べて著しく小さくなる。
スプール弁の下方の鍔部26上には2つの第1のリーディングエッジ38、すなわち上方の第1のリーディングエッジ38aと下方の第1のリーディングエッジ38bが形成されている。それらが対応する第2のリーディングエッジ39、すなわち上方の第2のリーディングエッジ39aおよび下方の第2のリーディングエッジ39bと協働作用し、それらの第2のリーディングエッジはピストン内の袋孔31の内面30の下部領域内に配置された環状溝40上に形成されている。前記の環状溝40は複数の軸方向溝41(明瞭性の理由からそれらのうち1本のみが図示されている)を介して常に第2の動作空間20と結合される。
特にスプール弁23の上方の鍔部24とそのスプール弁の上方の鍔部24の上方に存在するガイドスリーブ29の内面の領域によって仕切られた油圧機械式の出力段10の中空部42がシリンダ8の端壁44の領域内に配置されタンク15と結合されている油圧液のリターンフロー接続部45と放射方向孔43を介して結合される。それによって上方の低圧空間46を形成し、その内部に実質的にリターンフロー圧力が存在する。スプール弁23には縦方向に貫通孔が穿設され;その縦孔47は開口部54を介して上方の低圧空間46に接続されるとともに、スプール弁23の下端部上においてスプール弁23の下方の鍔部26とそのスプール弁の下方の鍔部の下方に存在する袋孔31の内面30の下部領域と袋孔31の端面とによって仕切られている下方の低圧空間48に接続している。従って下方の低圧空間48内にも実質的にリターンフロー圧力が存在する。
電動リニア直結駆動装置7の固定子52は油圧機械式の出力段10のシリンダ8の端壁44と固定的に結合される。電動リニア直結駆動装置7はさらにシリンダ8と気密に結合されたケース部材49によって被包されている。電動リニア直結駆動装置7の可動子12はシリンダ8の端壁44と上方の低圧空間46を貫通する連結棒50を介してスプール弁と固定的に結合される。シリンダ8の端壁44内に設けられた孔51を介して前記の連結棒50がシリンダから突出し、その孔51は上方の低圧空間46とケース部材49の内部との間で油圧液の交換が可能になるように寸法設定される。
記憶されている動作プログラム内に設定された大きさをもって可動子12が下方に移動するように電動リニア直結駆動装置が制御装置3によって制御されると、前記の動作が連結棒50を介して同じ大きさでスプール弁23に伝導される。それによって上方の第1のリーディングエッジ38aと上方の第2のリーディングエッジ39aの間に環状間隙が形成され、それを介して環状溝40が高圧空間36と結合される。そのため高圧空間から環状溝40と軸方向孔41を介して第2の動作空間20内に油圧液が流入し、それによってピストンが下方に動作する。その際上方の第1のリーディングエッジ38aと上方の第2のリーディングエッジ39aが再び相互に整列し前記の環状溝が再び閉鎖された際にピストンの下降動作が停止するため;ピストン9の動作はスプール弁23が摺動した大きさと等しくなる。
逆に:記憶されている動作プログラム内に設定された大きさをもって可動子12が上方に移動するように電動リニア直結駆動装置が制御装置3によって制御される場合、その動作が連結棒50を介して同じ大きさでスプール弁23に伝導される。それによって下方の第1のリーディングエッジ38bと下方の第2のリーディングエッジ39bの間に環状間隙が形成され、それを介して環状溝40が下方の低圧空間48と結合される。そのため軸方向孔41と環状溝40と下方の低圧空間48とスプール弁23の縦孔47と上方の低圧空間46と放射方向孔43を介して第2の動作空間20とリターンフロー接続部45の間の圧力補償が達成され、その結果第2の動作空間20内にリターンフロー圧力が存在する。第1の動作空間19内に存在する圧力媒体供給源13の動作圧力のためピストン9が上方に推進される。その際下方の第1のリーディングエッジ38bと下方の第2のリーディングエッジ39bが再び相互に整列し前記の環状溝が再び閉鎖された際にピストンの上昇動作が停止するため;ピストン9の動作はスプール弁23が上方に摺動した大きさと一致する。そのピストン9の上昇動作に際して第2の動作空間20から押し出された油圧液は軸方向孔41と環状溝40と下方の低圧空間48とスプール弁23の縦孔47と上方の低圧空間46と放射方向孔43を介してタンク15に還流する。同時に圧力媒体供給源13から第1の動作空間19に油圧液が追加流入する。
図2に示された実施形態に対しても上述した図1に関する説明が同様に該当する。従って上記の実施形態の説明の繰り返しは省略する。特筆すべきことは3つの変更点のみである。まず第1に図2によればガイドスリーブ29がその外面上において一様にシリンダ形状には形成されておらずむしろ上方の鍔部55と下方の鍔部56とその間の縮小された直径からなる領域57を備えることが示されており;それによって加工技術上および経済性の両方の利点がもたらされ、特に許容製造誤差に関しての要件が緩和される。また、誘導孔の下方の区域27は直接ピストン9内には形成されず、ピストン9内に固定的に圧入されたピストンスリーブ58内に形成される。そのためこの実施形態において第2のリーディングエッジ39が環状溝40の縁部によっては形成されることはなく;むしろ前記のスリーブ58が放射方向の開口部59を備えていて、上方の第2のリーディングエッジ39aと下方の第2のリーディングエッジ39bは該当する開口部59の縁部によって形成される。これによっても加工技術上の利点がもたらされる。さらに、図2の実施形態はシリンダ8の端壁44を介する連結棒50の貫通領域内に独立したインサートEを備え、それによって特定の状況に対応して所要の連結棒50の密封および/または誘導に対して適応することができる。
図3の実施形態も実質的に図2の実施形態と同様である。従って上述の実施形態の説明の繰り返しは省略する。図3に関して特筆すべきことは1つの重要な変更点のみである。ここでリターンフロー接続部60はシリンダ8の端壁44の領域内には配置されず、むしろシリンダ8の下端部の領域内に配置される。そのため下方の低圧空間48は、ピストン9内に配置されていて(ピストン9がシリンダ8に対してどの位置にあっても)シリンダ内に配置された環状溝62と流体工学的に結合されている放射方向孔61を介して前記の環状溝62に接続するリターンフロー接続部60と結合される。この実施形態においてスプール弁23にはピストン9の上昇動作によって発生する油圧液のリターンフローが貫流しない。むしろここではスプール弁を貫通している縦孔63のみが下方の低圧空間48と上方の低圧空間46の間の圧力補償の機能を達成する。縦孔63内の(補償)通流はスプール弁23の摺動の間にのみ適宜に誘導孔内に発生する。
さらに図3の実施形態は、油圧機械式の出力段のシリンダ構成部材と気密に結合されていて内部空間が油圧機械式の出力段の油圧液を含んだ低圧空間に接続されているケース部材内に電動リニア直結駆動装置が全体的に収容されることはなく、むしろ電動リニア直結駆動装置7の可動子12(のみ)が油圧機械式の出力段のシリンダ構成部材の端壁44と気密に結合されるとともに電動リニア直結駆動装置の固定子52を貫通しているブシュB内に収容される点において図1および図2の実施形態と特に異なっている。ブシュBの内部空間と油圧機械式の昇圧段の上方の低圧空間46の間には恒常的な油圧液交換が存在する。ブシュBの上部領域には可動子12の動作に応じて変形可能な球形の補償部材が設けられ、従って可動子の動性がブシュ内に存在する油圧液によって影響を受けることはない。
図4に示された実施形態は、特に二段式の油圧機械式の出力段110が設けられる点において図3の実施形態と異なっている。この実施形態において各構成要素および機能を上述の説明から容易に理解することができるように同等な機能の構成要素には図1ないし図3の参照符号に100を足した符号を付して示しており、詳細を下記に記す:
電動リニア直結駆動装置107の可動子112とエレメント101の間に配置され圧力媒体供給源113に接続された油圧機械式の出力段110がシリンダ108ならびに工具アダプタを備えたピストン109を含んでいる。シリンダ108とピストン109の間に2つの動作空間、すなわち環状の第1の動作空間119と(同様に環状の)第2の動作空間120が定義されている。第1の動作空間119内には常に圧力媒体供給源113の動作圧力が作用する。一方z方向に沿ったピストン109の動作を達成するために以下に詳細に記述するように第2の動作空間120を制御し、それによって前記の圧力媒体供給源113に対して流体工学的に接続可能にして動作空間120の内部に圧力媒体供給源の動作圧力が発生しピストン109をエレメント101と共に下方に移動させるようにするか、またはタンク115に対して流体工学的に接続可能にして動作空間120の内部にリターンフロー圧力が発生しピストン109をエレメント101と共に上方に移動させるようにする。この目的のため動作軸105に沿ってすなわちz方向に摺動可能である前置スプール弁として構成されたスプール弁123が設けられる。その際スプール弁123は誘導孔内で誘導され、すなわち上方の鍔部124が前記誘導孔の上方の第1の区域125内で誘導され下方の鍔部126は前記誘導孔の下方の第2の区域127内で誘導される。その際前記誘導孔の第1の区域125をシリンダ108内に挿入されたガイドスリーブ129の内面128から形成することによって前記第1の区域がシリンダに固定されたものとなるように構成する。他方誘導孔の第2の区域127は、ピストン109内に固定的に圧入されたピストンスリーブ172内でz方向に沿って摺動可能に誘導された制御スリーブ171の上部の内面170から形成することによってz方向に摺動可能に構成される。その結果スプール弁123に対して二分割式の誘導孔が形成される。
ガイドスリーブ129の下端の領域内にビーディング173が形成され、その上において一方で制御スリーブ171の外面の上部領域187oに対するガイドスリーブ129の充分な密封が達成されるとともに、他方ではピストンスリーブ172の内面175に対するガイドスリーブ129の充分な密封が達成される。
スプール弁123の上方の鍔部124および下方の鍔部126とそれらの上方の鍔部および下方の鍔部の間に存在する外面134とさらに上方の鍔部および下方の鍔部の間に存在するガイドスリーブ129の内面128の区域と制御スリーブ171の上部の内面170とによって内側上方の高圧空間136が定義される。この高圧空間は孔177を介して常に圧力媒体接続部178と結合され、その結果その内部に常に圧力媒体供給源113の動作圧力が存在する。さらに、制御スリーブ171の下部の内面180と上部のプラグ181とピストンスリーブ172の下部の内面182と下部のプラグ183と制御スリーブ171の端面184によって仕切られた内側下方の高圧空間179内に常に圧力媒体供給源113の動作圧力が存在する。そのため内側下方の高圧空間179が制御スリーブ171を貫通する放射方向孔185を介して環状の外側高圧空間186に接続され、この外側高圧空間は制御スリーブ171の上方の鍔部188と中央の鍔部189の間に延在する制御スリーブ171の中央領域とピストンスリーブ172の内面175の間に形成されるとともに(ピストンスリーブ172に対して制御スリーブ171がどの位置にある場合でも)ピストンスリーブ172とピストン109を貫通する放射方向孔190を介して第1の動作空間119に接続されている。
上部のプラグ181の上方の制御スリーブ171の範囲内に内側の低圧空間191が設けられ、それがスプール弁123を貫通する縦孔147を介して上方の低圧空間146に接続され、他方でその上方の低圧空間46が孔192を介してリターンフロー接続部145と結合される。この方式によって内側の低圧空間191内に実質的にリターンフロー圧力が存在する。
同様に環状の下方の低圧空間148内にもリターンフロー圧力が存在し、その低圧空間148はピストンスリーブ172の内面175と制御スリーブ171の中央の鍔部189および下方の鍔部193とその中央の鍔部189と下方の鍔部193の間に延在する制御スリーブ171の外面の下部領域187uとによって仕切られるとともにピストンスリーブ172とピストン109を貫通する放射方向孔194と環状溝195を介してリターンフロー接続部145に接続されている。
さらにピストンスリーブ172の内面175と制御スリーブ171の上方の鍔部188と上方の鍔部188の上方に延在する制御スリーブ171の外面の上部領域187oとビーディング173とによって仕切られた調整空間196が設けられ、それに制御スリーブ171を貫通する内側の調整開口部197が接続している。
スプール弁123の下方の鍔部126上には2つの第1のリーディングエッジ138、すなわち上方の第1のリーディングエッジ138aと下方の第1のリーディングエッジ138bが形成されている。それらが対応する第2のリーディングエッジ139、すなわち制御スリーブ171の内側の調整開口部197上に設けられた上方の第2のリーディングエッジ139aおよび下方の第2のリーディングエッジ139bと協働作用する。
制御スリーブの中央の鍔部189上には第3のリーディングエッジ198、すなわち上方の第3のリーディングエッジ198aと下方の第3のリーディングエッジ198bが形成されている。それらが対応する第4のリーディングエッジ199、すなわち外側の調整開口部200上に形成された上方の第4のリーディングエッジ199aおよび下方の第4のリーディングエッジ199bと協働作用し、前記の外側調整開口部200はピストンスリーブ172を貫通するとともにピストン109内に配置された環状溝140と交流し、その環状溝が他方で複数の軸方向孔141(明瞭性の理由からそれらのうち1本のみが図示されている)を介して第2の動作空間120と結合されている。
記憶されている動作プログラム内に設定された大きさをもって可動子112が下方に移動するように電動リニア直結駆動装置107が制御装置103によって制御されると、前記の動作が連結棒150を介して同じ大きさでスプール弁123に伝導される。それによって上方の第1のリーディングエッジ138aと上方の第2のリーディングエッジ139aの間に開口部が形成され、それを介して調整空間196が上方の高圧空間176と結合される。そのため上方の高圧空間176から内側の調整開口部197を介して調整空間196内に油圧液が通流しその方式によって制御スリーブ171の下方への動作が発生する。この機能に関して、制御スリーブに作用する油圧のため下方の高圧空間179に隣接する制御スリーブ171の端面184と上方のプラグ181のz方向への突立が上方の高圧空間176に隣接する制御スリーブ171の端面と調整空間に隣接する上方の鍔部188の環状面のz方向への突立に対して逆作用することを考慮すべきである。従って上記の機能について重要なことは後者の面積の合計が前者の面積の合計に比べて大きくなることであり、その理由はそうでなければ制御スリーブ171がスプール弁123の下方への動作に追従し得ないためである。このことは制御スリーブ171の下方の鍔部193が中央の鍔部188および上方の鍔部189よりも小さな直径を有することによって達成され、従ってピストンスリーブ172の孔が下方の低圧空間148の領域内に段部を有する。
上方の第1のリーディングエッジ138aと上方の第2のリーディングエッジ139aが再び相互に整列し前記の開口部が再び閉鎖された際に制御スリーブの下降動作が終了するため;制御スリーブ171が全体的に実施する動作はスプール弁123が摺動した大きさと等しくなる。制御スリーブが下方に摺動することによって上方の第3のリーディングエッジ198aと上方の第4のリーディングエッジ199aの間に開口部が形成され、それによって環状の外側高圧空間186が外側の調整開口部200を介して環状溝140と結合される。従って環状の外側高圧空間186から油圧液が外側の調整開口部200を貫流し環状溝140と軸方向孔141を介して第2の動作空間120内に通流し、それによってピストン109が下方に移動する。その際上方の第3のリーディングエッジ198aと上方の第4のリーディングエッジ199aが再び相互に整列し前記の開口部が再び閉鎖された際にピストンの下降動作が終了するため;ピストン109の動作はスプール弁123と制御スリーブ171が摺動した大きさと等しくなる。
逆に:記憶されている動作プログラム内に設定された大きさをもって可動子112が上方に移動するように電動リニア直結駆動装置107が制御装置103によって制御されると、その動作が連結棒150を介して同じ大きさでスプール弁123に伝導される。それによって下方の第1のリーディングエッジ138bと下方の第2のリーディングエッジ139bの間に開口部が形成され、それを介して調整空間196が内側の低圧空間191と結合される。そのため内側の調整開口部197とスプール弁123の縦孔147と上方の低圧空間146と孔192を介して調整空間196とリターンフロー接続部145の間の圧力補償が実施され、その結果調整空間196内にリターンフロー圧力が存在する。内側下方の高圧空間179内に存在する圧力媒体供給源113の動作圧力のため制御スリーブ171が上方に推進される。この制御スリーブ171の上方への動作(調整空間196が無圧である場合)のためには、下方の高圧空間179に隣接する制御スリーブ171の端面184と上方のプラグ181のz方向への突立が上方の高圧空間176に隣接する制御スリーブ171の端面のz方向への突立よりも大きくなれば充分である。下方の第1のリーディングエッジ138bと下方の第2のリーディングエッジ139bが再び相互に整列し前記の開口部が再び閉鎖された際に制御スリーブ171の上昇動作が終了するため;制御スリーブ171の動作はスプール弁123が上方に摺動した大きさと等しくなる。制御スリーブ171の上昇動作に際して調整空間196から押し出された油圧液は内側の調整開口部197とスプール弁123の縦孔147と上方の低圧空間146と孔192を介してタンク115に還流する。同時に圧力媒体供給源113から内側下方の高圧空間179に油圧液が追加流入する。制御スリーブ171が上方に摺動することによって下方の第3のリーディングエッジ198bと下方の第4のリーディングエッジ199bの間に開口部が形成され、それによって環状の下方の低圧空間148が外側の調整開口部200を介して環状溝140と結合される。そのため軸方向孔141を介して第2の動作空間120とリターンフロー接続部145の間の圧力補償が達成され、その結果第2の動作空間120内にリターンフロー圧力が存在する。第1の動作空間119内に存在する圧力媒体供給源113の動作圧力のためピストン109が上方に推進される。その際下方の第3のリーディングエッジ198bと下方の第4のリーディングエッジ199bが再び相互に整列し前記の開口部が再び閉鎖された際にピストン109の上昇動作が終了するため;ピストン109の動作はスプール弁123と制御スリーブ171が上方に摺動した大きさと一致する。そのピストン109の上昇動作に際して第2の動作空間120から押し出された油圧液は軸方向孔141と環状溝140と下方の低圧空間148と放射方向孔194を介してタンク115に還流する。同時に圧力媒体供給源113から第1の動作空間119に油圧液が追加流入する。
さらにピストンスリーブ172に相対する制御スリーブ171の動作を上下で制限する2個のストッパを設けることができる。この点に関して制御スリーブの上方への動作を制限するためにまず調整空間196の領域内でその空間を仕切っているピストンスリーブ172の内面175上に固定されるとともに制御スリーブの上方鍔部188に対するストッパを形成するリングを設ける。下方においてはピストンスリーブ172に相対する制御スリーブ171の動作が制御スリーブ171の端面184のストッパによって下方のプラグ183上で制限される。このストッパのため、勿論所定の条件下において、すなわち制御スリーブの実際の変位ストロークが該当するストッパによって定義されたピストンスリーブに相対する制御スリーブの動作許容範囲よりも大きくなる場合にスプール弁123の上方あるいは下方へのストロークに対応する前述した制御スリーブ171の完全な動作はピストン109がピストンスリーブ172と共に制御スリーブの上方あるいは下方への動作に既に部分的に追随していることを前提条件とする。(スプール弁123の充分に大きな実際の変位ストロークの結果)制御スリーブ171がピストンスリーブ172に相対するそれの上方あるいは下方への動作を制限するストッパに接合すると、制御スリーブ171およびピストン109が上方あるいは下方への動作の一部を連携して実施する。
図5に示された実施形態は協働作用するリーディングエッジ、すなわち両方の第1および第2のリーディングエッジのペアならびに両方の第3および第4のリーディングエッジのペアに関する限り基本的に図4の実施例と同様に機能し;必要な詳細点については以下の記述において明らかにされる。図5に示されている本発明に係る打抜プレスの電動油圧駆動ユニットの技術的な構造と図4の実施形態に対する相違点に関して特筆すべきことは以下に個別に記述する重要な特徴である:
まず第1に制御スリーブ171を貫通する複数の軸方向孔201を介して環状の外側高圧空間186から圧力媒体供給源113の動作圧力が内側上方の高圧空間176に付加される。それによって図4に示されたシリンダ構成部材108を貫通する孔177を省略することができる。
さらに、制御スリーブ171の下方の区域を排除することによって(この制御スリーブが図4の実施形態に比べて)大幅に短縮される。前述の図4の説明中の用語に関連して図5の制御スリーブ171は2つの鍔部、すなわち上方の鍔部188と(両方の第3のリーディングエッジを備えている)中央の鍔部189のみを有している。従って図4の実施形態において中央の鍔部189の下方に延在する制御スリーブの区域が図5の実施形態において削除されている。同様に図4の実施形態の下側中央の高圧空間179も削除されている。このことによって第1に油圧機械式の出力段の極めて低い構造高とそれに従った電動油圧昇圧機の極めて小型の構造が可能になり、それが(可動質量の低減の結果)達成可能な動性にも好影響をもたらす。さらにこの構造方式によって上方の低圧空間146を制御スリーブ171の全長にわたって貫通している縦孔202とスプール弁123の縦孔147を介して下方の低圧空間148に接続することが可能になる。この方式によってさらに図4の実施形態において設けられている孔192を削除することもできる。従って全体として機能に悪影響を与えることなく図4の実施形態に比べて大幅な構造簡略化と極めて小型の構造が達成される。
前述の図4に関する説明から当業者において基本的に図5の実施形態の機能方式を理解する可能であるが、以下に個別に説明する:
記憶されている打抜プログラム内に設定された大きさをもって可動子112が下方に移動するように電動リニア直結駆動装置107が制御装置103によって制御されると、前記の動作が連結棒150を介して同じ大きさでスプール弁123に伝導される。それによってスプール弁123の上方の第1のリーディングエッジと制御スリーブ171の上方の第2のリーディングエッジの間に開口部が形成され、それを介して調整空間196が上方の高圧空間176と結合される。そのため上方の高圧空間176から内側の調整開口部197を介して調整空間196内に油圧液が通流しその方式によって制御スリーブ171の下方への動作が発生する。この機能に関して、制御スリーブ171に作用する油圧のため(環状の外側高圧空間186に隣接する中央の鍔部189の環状面に比べて縮小された)環状の外側高圧空間186に隣接する制御スリーブ171の上方の鍔部188の環状面のz方向への突立が上方の高圧空間176に隣接する制御スリーブ171の端面と調整空間に隣接する制御スリーブの上方の鍔部188の環状面のz方向への突立に対して逆作用することを考慮すべきである。従って上記の機能について重要なことは後者の面積の合計が前者の面積の合計に比べて大きくなることであり、その理由はそうでなければ制御スリーブ171がスプール弁123の下方への動作に追従し得ないためである。
制御スリーブが下方に摺動することによってその制御スリーブ171の中央の鍔部189上に設けられた上方の第3のリーディングエッジとピストンスリーブ172上に設けられた上方の第4のリーディングエッジの間に開口部が形成され、それによって環状の外側高圧空間186が外側の調整開口部200を介して環状溝140と結合される。従って環状の外側高圧空間186から油圧液が外側の調整開口部200を貫流し環状溝140と軸方向孔141を介して第2の動作空間120内に通流し、それによってピストン109が下方に移動する。その際上方の第3のリーディングエッジと上方の第4のリーディングエッジが再び相互に整列し前記の開口部が再び閉鎖された際にピストンの下降動作が終了するため;ピストン109の動作はスプール弁123と制御スリーブ171が摺動した大きさと等しくなる。
逆に:記憶されている打抜プログラム内に設定された大きさをもって可動子112が上方に移動するように電動リニア直結駆動装置107が制御装置103によって制御されると、その動作が連結棒150を介して同じ大きさでスプール弁123に伝導される。それによってスプール弁123上に設けられた下方の第1のリーディングエッジと制御スリーブ171上に設けられた下方の第2のリーディングエッジの間に開口部が形成され、それによって調整空間196が制御スリーブ171の縦孔202を介して下方の低圧空間148と結合される。そのため内側の調整開口部197と制御スリーブ171の縦孔202を介して調整空間196とリターンフロー接続部145の間の圧力補償が実施され、その結果調整空間196内にリターンフロー圧力が存在する。環状の外側高圧空間186内に存在する圧力媒体供給源113の動作圧力のため制御スリーブ171が上方に推進される。この制御スリーブ171の上方への動作(調整空間196が無圧である場合)のためには、(環状の外側高圧空間186に隣接する中央の鍔部189の環状面に比べて縮小された)環状の外側高圧空間186に隣接する制御スリーブ171の上方の鍔部188の環状面のz方向への突立が上方の高圧空間176に隣接する制御スリーブ171の端面の上方のz方向への突立よりも大きくなれば充分である。このことは、ピストンスリーブ172内の環状の外側高圧空間186の領域内に設けられた段部によって達成され、そのため制御スリーブの上方の鍔部188の直径がその制御スリーブの中央の鍔部189の直径よりも顕著に大きくなる。
制御スリーブ171の上昇動作に際して調整空間196から押し出された油圧液は内側の調整開口部197と制御スリーブ171の縦孔202と下方の低圧空間148を介してタンク115に還流する。同時に圧力媒体供給源113から環状の外側高圧空間186に油圧液が追加流入する。制御スリーブ171が上方に摺動することによって下方の第3のリーディングエッジと下方の第4のリーディングエッジの間に開口部が形成され、それによって下方の低圧空間148が外側の調整開口部200を介して環状溝140と結合される。そのため軸方向孔141を介して第2の動作空間120とリターンフロー接続部145の間の圧力補償が達成され、その結果第2の動作空間120内にリターンフロー圧力が存在する。第1の動作空間119内に存在する圧力媒体供給源113の動作圧力のためピストン109が上方に推進される。そのピストン109の上昇動作に際して第2の動作空間120から押し出された油圧液は軸方向孔141と環状溝140と下方の低圧空間148と放射方向孔194を介してタンク115に還流する。同時に圧力媒体供給源113から第1の動作空間119に油圧液が追加流入する。
さらに図5にはピストンスリーブ172に相対する制御スリーブ171の動作を制限する2個のストッパが示されており、その際各方向についてピストン109の最大の総動作ストロークの2%ないし3%に制限され、これは動作ストロークを40mmに設計した場合図示された制御スリーブの0位置からそれぞれ2mmないし3mmのピストン109に相対した制御スリーブ171の動作可能性に相当する。前記のストッパはピストンスリーブの孔の下部の区域内に固定された両方のリングに係り、その上に制御スリーブ171の中央の鍔部189が当接することができる。それらのストッパの機能に関しては図4についての説明と同様である。また中央の鍔部189上に配置された第3のリーディングエッジを保護することができるその他のストッパの構成あるいは配置も当業者において容易に想定可能である。

Claims (3)

  1. 電気機械変換器(2;102)と、圧力媒体供給源(13;113)に接続されていてシリンダ(8;108)とそのシリンダ内で動作軸(5;105)に沿って摺動可能なピストン(9;109)を有している油圧機械式の出力段(10;110)を備えてなり、前記油圧機械式の出力段に付属していて少なくとも部分的に前記ピストン(9;109)の内部に配置されるとともに誘導孔内で前記動作軸に沿って摺動可能に誘導されるスプール弁(23;123)に対して前記電気機械変換器が作用し、油圧式のシーケンス制御を形成するために前記誘導孔上に設けられた対応する第2リーディングエッジ(39a,39b;139a;139b)と協働作用する2つの第1リーディングエッジ(38a,38b;138a,138b)を前記スプール弁が有してなる電動油圧昇圧機であり、前記誘導孔をシリンダに固定された第1の区域(25;125)と動作軸(5;105)に沿って変位可能で第2のリーディングエッジ(39a,39b;139a;139b)を備えている第2の区域(27;127)からなる二分割式に構成し、前記誘導孔の第1の区域(25;125)をシリンダ(8;108)内に挿入されたガイドスリーブ(29;129)内に形成し、前記誘導孔の第2の区域(27)をピストンに固定して構成することによって油圧機械式の出力段(10)を一段式に構成し、ガイドスリーブ(29)の外面(32)がピストン(9)の袋孔(31)の内面(33)に気密に接合することを特徴とする電動油圧昇圧機。
  2. ガイドスリーブ(29;129)の外面上を少なくとも部分的に油圧液が通流し、好適には環状の油圧動作空間(20;120)によって被包することを特徴とする請求項1記載の電動油圧昇圧機。
  3. 電動リニア直結駆動装置(7;107)の可動子(12;112)を油圧機械式の出力段(10;110)のシリンダ(8;108)と気密に結合されて電動リニア直結駆動装置の固定子(52;152)を貫通しているブシュ(B)内に収容し、そのブシュの内部空間を油圧機械式の出力段の油圧液を含有している低圧空間(46;146)と接続することを特徴とする請求項1または2に記載の電動油圧昇圧機。
JP2010533481A 2007-11-15 2008-11-10 電動油圧昇圧機 Expired - Fee Related JP5286365B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102007054533.0 2007-11-15
DE200710054533 DE102007054533C5 (de) 2007-11-15 2007-11-15 CNC-Stanzmaschine
DE200710054774 DE102007054774B3 (de) 2007-11-16 2007-11-16 Elektrohydraulischer Verstärker
DE102007054774.0 2007-11-16
PCT/EP2008/009467 WO2009062649A2 (de) 2007-11-15 2008-11-10 Elektrohydraulischer verstärker

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011503482A JP2011503482A (ja) 2011-01-27
JP5286365B2 true JP5286365B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=40535648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010533481A Expired - Fee Related JP5286365B2 (ja) 2007-11-15 2008-11-10 電動油圧昇圧機

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8074557B2 (ja)
EP (1) EP2215368B1 (ja)
JP (1) JP5286365B2 (ja)
DE (1) DE202008017285U1 (ja)
ES (1) ES2562552T3 (ja)
WO (1) WO2009062649A2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012013098B4 (de) * 2012-06-30 2014-08-07 Hoerbiger Automatisierungstechnik Holding Gmbh Maschinenpresse
DE102015218576B4 (de) * 2015-09-28 2022-03-31 Danfoss Power Solutions Gmbh & Co. Ohg Steuereinheit
CN108362167B (zh) * 2018-04-12 2023-07-28 陕西航天机电环境工程设计院有限责任公司 快开发射装置及强冲击动力发生系统
CN108757877B (zh) * 2018-08-23 2023-04-25 桂林航天工业学院 摩擦轮柔性机械式反馈装置
CN111219377A (zh) * 2018-11-26 2020-06-02 徐州徐工液压件有限公司 一种智能液压缸装置及控制方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1822667A (en) * 1929-05-03 1931-09-08 Proell Reinhold Oil-pressure regulating device for upholding an even speed of machines
US3390612A (en) * 1965-07-06 1968-07-02 Chandler Evans Inc Dual stroke actuator
US3678803A (en) * 1969-08-25 1972-07-25 Shell Oil Co Hydraulic sonic oscillator
JPH0326369Y2 (ja) * 1984-10-22 1991-06-07
US4779837A (en) * 1986-02-10 1988-10-25 Tokyo Keiki Co., Ltd. Remote control poppet valve
US4907492A (en) 1987-06-16 1990-03-13 Sig Schweizerische Industrie-Gesellschaft Apertured valve disposed in hollow piston rod of follower-type motor
DE3805735A1 (de) * 1988-02-24 1989-09-07 Bosch Gmbh Robert Bremskraftverstaerker
JP2538434Y2 (ja) * 1990-07-26 1997-06-18 住友重機械工業株式会社 電油サーボアクチュエータ
JP3437603B2 (ja) * 1992-06-29 2003-08-18 株式会社エスジー 流体圧アクチュエータ及びその位置決め制御システム
DE19757157C2 (de) 1997-12-20 2003-06-12 Ipm Ingenieur Und Projektman G Hydraulischer Linearantrieb

Also Published As

Publication number Publication date
EP2215368B1 (de) 2016-01-27
JP2011503482A (ja) 2011-01-27
WO2009062649A3 (de) 2009-11-12
EP2215368A2 (de) 2010-08-11
WO2009062649A2 (de) 2009-05-22
US8074557B2 (en) 2011-12-13
ES2562552T3 (es) 2016-03-04
DE202008017285U1 (de) 2009-06-18
US20100224059A1 (en) 2010-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5286365B2 (ja) 電動油圧昇圧機
JP5365804B2 (ja) 緩衝器
KR20210005902A (ko) 용량 제어 밸브
RU2679954C1 (ru) Усилитель давления
US10920796B2 (en) Hydraulic pressure intensifier
CN110701363B (zh) 电动驱动式流量控制阀
CN110701370B (zh) 电动驱动式流量控制阀
CN102016329B (zh) Cnc冲压机
KR20010029940A (ko) 솔레노이드 밸브
WO2018180367A1 (ja) 電磁比例弁
US20120312005A1 (en) Self-Pumping Hydropneumatic Piston-Cylinder Unit With Adjustable Level Position
US10054112B2 (en) Adjustment device for a hydrostatic piston machine, and hydrostatic axial piston machine
JP2018513312A (ja) 物体の軸方向変位のためのアクチュエータ
CN108443263B (zh) 一种液压缸
EP2832994B1 (en) Servo regulator
CN113661324B (zh) 容量控制阀
CN109416031B (zh) 斜盘式柱塞泵
CN108533565B (zh) 液压传动机构及具有其的伺服数控液压快速冲压机
US20190277275A1 (en) Electro-hydraulic swashplate control arrangement for an axial piston pump
WO2017169550A1 (ja) 傾転制御装置、およびこれを備えた液圧回転装置
WO1997008464A1 (fr) Actionneur a mouvement de va et vient
CN112513461B (zh) 容量控制阀
EP4053406A1 (en) Capacity control valve
JPH06173907A (ja) 電気油圧弁
EP3073142A1 (en) Apparatus for adjusting an actuator to compensate for wear modifications

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5286365

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees