JP5286058B2 - レバーロック機構付き圧電点火式ガスバーナ - Google Patents

レバーロック機構付き圧電点火式ガスバーナ Download PDF

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この発明は、液化ガスボンベと連結して使用するハンデイタイプで、操作レバーの安全ロックと燃焼保持ロックの両方が行えるレバーロック機構付き圧電点火式ガスバーナに関するものである。
ガス点火手段として圧電点火装置を備えたハンデイタイプのガスバーナは、点火操作と火炎調整が簡単で手軽に扱えことから、金属加工に限らず調理などの他の業種にまで利用が広まっている。このため不用意な操作レバーの作動による点火の危険防止や操作レバーを開弁位置に固定してガスの燃焼状態を保持するレバーロック機構が採用されつつある。
安全ロックと開弁保持ロックの両方を備えた圧電点火式ガスバーナとしては、グリップ前部のカバー内に消火装置を弁操作装置と共に圧電点火装置と並設し、圧電点火装置と消火装置の弁操作ピストンとを共通の着火レバーにより押圧できるようにして、圧電点火作動と消火装置内の弁操作ピストンによる弁操作装置の開閉作動の両方を行えるようにし、その弁操作ピストンと係合ばねとにより不使用時の着火レバーの不用意な操作防止と開弁保持とを行えるようにして、消火ボタンの押込みにより開弁保持を解除するものがある。
特開2002−89804号公報
上記従来の弁操作ピストンと係合ばねとによる操作レバーのロックと開弁保持では、バーナ本体内における弁操作装置の位置がバーナ本体下部のグリップ内に制限されるので、バーナ本体の上部内に弁操作装置を設けて本体先端のバーナ管に直に接続することができない。また操作レバーの押込みによる点火作動は、圧電点火装置内の蓄力ばねや弁操作装置内の弁操作ばね及び係合ばねなどに抗して直に行うことになるので、操作レバーの押込みに大きな指力を要する。また消火ボタンの押込みによる開弁保持の解除では、消火ボタンがグリップを握った親指の位置にあるので、使用中に不用意に押込んで消火するおそれもある。
また従来のバーナ本体は鋳造によるもので、本体内に取付けるバルブ装置のねじ孔やガス路どを穿設していることから加工精度が要求され、バルブ装置等の各部材の取付も、Oリングなどのシール部材を介在させてねじ込みにより行っているので手数を要するなどの製造上の課題を有し、また圧電点火装置の操作レバーの取付スペースも制限されるので点火操作が指先による押圧式となり、小型化に伴い点火操作がしにくくなるという課題をも有する。
この発明の目的は、圧電点火式ガスバーナにおける不使用時の安全性の確保と使用中の燃焼保持の両方を、グリップの表面板と裏面板とに設けた同一構成のレバーロック機構と、グリップ前面に回動自在に取付けた操作レバーとの関連により個々に容易に行い得る新たなレバーロック機構付き圧電点火式ガスバーナを提供することにある。
この発明の他の目的は、上記鋳造によるバーナ本体の課題を解決するために考えられたものであって、バーナ本体を同一形態の左右一対の半体の嵌合により中空体に形成して重量の軽量化を図るとともに、操作レバー及びレバーロック機構のグリップへの取付けも簡単で、点火操作も操作レバーの回動により容易に行い得る新たなレバーロック機構付き圧電点火式ガスバーナを提供することにある。
上記目的によるこの発明は、下部のグリップと一体形成したバーナ本体と、バーナ本体の先端部に連結した火口ユニットと、バーナ本体内のバルブユニット及びグリップ内の圧電点火装置と、グリップ前面に形成した縦長の開口内に上端部を回動自在に支承して圧電点火装置の可動部材に当接した操作レバーとからなり、その操作レバーのロックピンを備えたレバーロック機構を、グリップの開口両側の表面板と裏面板とに上下作動自在に設け、そのロックピンのピン溝を操作レバーの両側面に開口位置を上下にずらせて形成し、その上位のピン溝の開口上縁を操作レバーを不作動位置に拘束する係止縁に、下位のピン溝の開口下部を操作レバーを作動位置に拘束する係止フックに形成してなる、というものである。
この発明による上記バーナ本体は、同一形態の左右一対の半体の嵌合により下部のグリップと共に形成された中空体からなり、そのグリップの表面板と裏面板の上記レバーロック機構は同一構造で、板体内面に凹設した縦長のガイド溝と、上記ロックピンと一体でガイド溝に可動自在に嵌合した長方形のロック板と、ガイド溝中央のグリップ板体に穿設した長孔によるガイド孔と、そのガイド孔に内面の突起を嵌合してねじビスによりロック板と連結したグリップ板体の外面のスライドボタンとから構成され、上記ロックピンを同一高さ位置にしてグリップ板体に取付けられている、というものである。
また上記ロック板は、面内片側に形成した長手方向のスリットと、スリット側の板側面に設けた突起とを有し、そのスリットによる片側の板側面の撓みと、板側面の突起及び上記ガイド溝の側面の上下2箇所の窪みとにより、ロック板のクリックストップによる摺動と係止とが、上記スライドボタンの上下動操作により行えるようにしてなる、というものである。
さらに上記操作レバーは、上記グリップの開口上部内に指掛けとなる正面と上記ロック板のロックピンにまで及ぶ長さの横幅の両側面とからなる縦長のもので、その両側面に上記ロックピンのピン溝を左側面ではピン位置より下に、右側面ではピン位置に、それぞれ位置を上下にずらせてレバー後縁から板面に同一角度で下向き斜めに切欠形成し、左側面のピン溝の開口上縁をロックピンの係止縁に、右側面のピン溝の開口下部を溝の下方屈曲によりロックピンの係止フックに形成してなる、というものである。
上記構成では、グリップ両側のロックピン位置と操作レバーの左右のピン溝との位置を、レバーロック機構によりロックピンを押し下げて変えることにより、不使用時の安全ロックの解除と、点火作動及び燃焼保持ロックとが行え、また燃焼保持ロックの解除と安全ロックをロックピンの押し上げにより行い得ることから、グリップの表面板側のレバーロック機構の操作による燃焼保持ロックを、グリップを握った状態で親指により容易に行うことができ、燃焼保持時に親指がスライドボタンの上にあっても、スライドボタンを押上作動しない限り保持ロックは解除されないので使用途中での燃焼中断が防止される。
また上記バーナ本体を、同一形態の左右一対の半体の嵌合により下部のグリップと共に中空体に形成したので軽量となり、バーナ本体には二次加工が不要となるので製造コストの低減が可能となる。またバーナ本体の完成前に両方の半体のグリップ形成部分にレバーロック機構を取付けることができ、その取付けも半体の板体内面のガイド溝にロック板を嵌合し、そのロック板にグリップ板体の外面のスライドボタンを、板体に穿設したガイド孔に内面の突起を嵌合してねじビスにより連結するだけてよいので、レバーロック機構がグリップの板体を通して内外に設けられるものであっても取付に手数を要しない。
また操作レバーのグリップへの取付けも、圧電点火装置やバルブユニットと共予め設定された各位置に配置して挟持するだけで済むので手間が掛からず、取付け精度の向上ともなることから高品質のものとなる。またバーナ本体と一体形成した下部のグリップも中空であるので、グリップ前面の操作レバーをグリップ内外に出入する回動式とすることも容易にでき、指掛け面も長く形成されるので回動による点火操作がワンタッチで軽やかに行えるようになる。
また操作レバーの左側面のピン溝の開口上縁と、右側面の開口下部の係止フックとに、グリップ両側のロックピンを同一操作により係止かえるだけで、操作レバーの安全ロックと燃焼保持ロックとが行えるので、グリップ両側のレバーロック機構に機能が異なる複数を要せず、同一構造のものでよいことから、グリップの表面側と裏面側への付け違いは起らず、取付け後の確認も不要となるので生産性の向上ともなる。
さらにまたガスバーナの使用に際しても、圧電点火装置の点火作動はグリップ側の支持ピンを支点して回動する操作レバーにより可動部材を押圧して行われるので、操作レバーにより可動部材を直押しする場合よりも梃子の作用により指力が小さく済み、また操作レバーを弾圧保持するばね部材も不要とすることから、ガスバーナが小型化されても操作レバーの引き絞による点火を容易に行い得るようになる。
図中1は下部をグリップ11に形成したアルミニウム合金製のバーナ本体で、ダイキャストにより鋳造した同一形態の左右一対の半体10a,10bを互いに嵌合し、所要箇所をねじビスにより止着して中空体に形成した手のひら内に収まる小型のものからなり、本体内には半体相互の内側の同一箇所に形成した複数の部材挟持用の仕切りを有する。
このバーナ本体1の先端部12と後端部13は円筒形で、先端部12は外周面にねじを施したねじ筒に形成され、その先端部に火口ユニット2が後端部を後端部内に嵌合して、後端外周囲に嵌装したリングねじ3により一体に連結してある。
バーナ本体1の内部にはバルブユニット4が、半体10a,10bの内側に一体形成した前後一対の仕切り10a′,10b′の中央のガイド溝に嵌めて横長に配置してある。このバルブユニット4はバルブシリンダ41の前部にバルブ開閉ノズル42を備え、後部にシリンダ内の流量調整バルブの操作ノブ43を備えた通常構造のもので、バルブ開閉ノズル42が上記先端部12の内部中央に同心に位置するとともに、操作ノブ43が後端部13内に位置してノブ外端が外部に突出するように配置してあり、そのバルブ開閉ノズル42の先端に上記火口ユニット2の後端の接続管21が嵌挿してある。またバルブ開閉ノズル42には支軸を支点に回動する開閉板42aが縦に取付けてある。
上記グリップ11の前面は内側に弯曲形成されており、その面内は縦長に開口している。グリップ内には通常構造の圧電点火装置5が可動部材51を下側にして開口に向け斜めに配置してある。また開口内には操作レバー6が、半体10a,10bに予め突設されて、グリップ11の表面板11aと裏面板11bの内面に突設した一対の支持ピン60,60に上端部を支承して、開口内外に回動自在に設けてあり、その操作レバー6のロック機構7,8が、グリップ11の表面板11aと裏面板11bの両方の開口縁に添って縦長に斜めにロックピン71,81の高さ位置を同じくして設けてある。またグリップ底部には管路により上記バルブユニット4と連通した通常構造の液化ガスボンベの連結部材9が嵌着してある。
上記レバーロック機構7,8は同一構造のもので、レバーロック機構7はグリップ11を握った手指の握り側となる裏面板11bに、またレバーロック機構8は親指側となる表面板11aにそれぞれ設けられている。
このレバーロック機構7,8は、図2及び図3に示すように、半体10a,10bに予め凹設されて、グリップ11の表面板11aと裏面板11bの板体内面に縦長に斜めに位置する長方形のガイド溝72,82と、上記ロックピン71,81と一体でガイド溝72,82に可動自在に嵌合した長方形のロック板73,83と、該ガイド溝72,82の中央の板体に長手方向に穿設した長孔によるガイド孔74,84と、そのガイド孔74,84に内面の突起を嵌合してねじビスによりロック板73,83と連結した板体外面のスライドボタン75,85とからなる。
上記ロック板73,83の面内片側には長手方向にスリットが施されており、またスリット側の板側面には突起が設けてある。このスリット73′,83′による片側の板側面の撓みと、板側面の突起及びガイド溝側面の上下2箇所の窪みとにより、クリックストップによるロック板73,83の摺動と係止とが、スライドボタン75,85の上下動操作により個々に行えるようにしてある。
上記操作レバー6は、指掛けとなる弯曲面の正面板61と、レバー後縁が上記ロック板73,83のロックピン71,81にまで及ぶ長さの横幅の側面板62,63と、底板64とを一体形成した平断面が凹状形で、底板後縁を下方に突出して係止縁64′に形成し、正面板61の内面に点火作動子65を突設した合成樹脂製のものからなる。なお、図示の操作レバー6は板体によるものであるが、縦長のブロック体により形成してもよい。
この操作レバー6は、正面板61から見て左側の側面板62をグリップ11の裏面板側に、右側の側面板63を表面板側にしてグリップ前面の開口内外に設置され、その側面板62,63の正面側の上端部に嵌合した上記支持ピン60,60を支点に回動自在に設けられている。
上記操作レバー6の左右の側面板62,63には、図3に示すように、上記ロックピン71,81のピン溝62a,63aが、左側面板62ではロックピン81のピン位置より下に、右側面板63ではロックピン71のピン位置に、それぞれ上下に開口位置をずらせてレバー後縁から板面に同一角度で下向き斜めに切欠形成してある。また左側面板62のピン溝62aの開口上縁はロックピン71の係止縁に凹入形成してあリ、右側面板63のピン溝63aの開口下部は下方への溝の屈曲によりロックピン81の係止フック63a′に形成してある。
上記半体10a,10bの嵌合によるバーナ本体1では、両半体に穿設したガイド孔74,84の部位にレバーロック機構7,8を取付け、また半体10a,10bのいずれか一方のグリップ開口部位に操作レバー6を置いて、操作レバー6の上端部を支持ピン60に嵌合し、その操作レバー6を挟持するように半体相互を嵌合してねじビスにより止着すると、操作レバー6が支持ピン60により位置決めされて、ピン溝62a,63aの開口がレバーロック機構7,8のロックピン71,81に位置するので、ピン溝とロックピンの位置合わせは不要となる。
また図の実施形態は右利きのガスバーナであるが、左利き用のガスバーナとしては、両方のレバーロック機構7,8が同一構造でロックピン71,81の高さ位置も同一であることから、図示の操作レバー6とは逆に、安全ロック用のピン溝62aを右側面板に、燃焼保持用のピン溝63aを左側面板に形成した操作レバーの取付けにより対処することができる。
グリップ11の開口内の操作レバー6は、点火作動子65と圧電点火装置5の可動部材51との当接によって、圧電点火装置5が内蔵する蓄力ばねにより係止縁64′が開口下縁に接するところまで外方に弾圧されている。これにより図1に示すように、レバー後縁の上部が上記開閉板42aの下端と当接し、また左側面板62のピン溝62aの開口上縁にレバーロック機構7のロックピン71が位置し、右側面板63のピン溝63aの開口内にレバーロック機構8のロックピン81が位置する。
レバーロック機構7のロックピン71がピン溝62aの開口上縁の係止縁に位置した状態では、レバーロック機構8のロックピン81がピン溝63aの位置の上下差からピン溝63aの開口内に位置していても、レバーロック機構7ではロックピン71が障害となって操作レバー6をグリップ内に引き込むことができず、操作レバー6はその位置に拘束された状態となる。したがって、裏面板11aのレバーロック機構7は操作レバー6を不作動位置に拘束する安全ロックとして機能する。
安全ロックの解除は、裏面板11aの外面のスライドボタン75を押し下げてロック板73を下方に移動し、ロックピン71を開口上縁からピン溝62aに移動することにより容易に行い得る。ロックピン71がピン溝62aの開口に位置した状態で操作レバー6をグリップ内へと引き絞ると、図4に示すように、操作レバー6の内方回動に伴いロックピン71がピン溝62aに入り込んで行くようになり。またロックピン81もピン溝63aに入り込んで行くので、操作レバー6による開閉板42aのバルブ開作動と圧電点火装置5の点火作動の両方を行うことができ、上記火口ユニット2の火口でガスの点火燃焼が生ずるようになる。
操作レバー6から指を離して引き絞りを止めると、圧電点火装置内の蓄力ばねの復元力により操作レバー6が自動的に押し戻されて、ロックピン71がピン溝62aの開口外に位置するようになる。それに伴いレバー後縁の上部による開閉板42aに対する押圧力が除かれて、上記バルブ開閉ノズル42がユニット内のばねにより元の閉弁状態に戻り、バルブユニット4の閉弁によるガスの供給停止となって燃焼が止むようになる。また操作レバー6が自動復帰した後にスライドボタン75を押し上げると、ロックピン71が開口上縁に再び位置して操作レバー6の引き絞りを阻止するロック状態となる。
ガスの燃焼を保持する場合には、操作レバー6を指により引き続ける必要はなく、操作レバー6を引き絞った状態でレバーロック機構8のスライドボタン85を押し下げてロック板83を下方に移動するだけで済む。この下方移動によりピン溝63aのロックピン81が屈曲した溝内に押し込められて、開口下部の係止フック63a′の内側に位置するようになり、蓄力ばねによる操作レバー6の原位置への復帰の際に、係止フック63a′がロックピン81に当たるようになる。
これにより操作レバー6から指をはなしても、操作レバー6は係止フック63a′に抑えられて引き絞り位置に拘束された状態となり、開弁によるガスの供給が維持されて火口における燃焼がそのまま保持されるようになる。また燃焼の停止操作はスライドボタン85を押し上げ、ロックピン81を係止フック63a′の上のピン溝内に戻して係止フック63a′から外すだけで済む。したがって、表面板11bのレバーロック機構8は操作レバー6を作動位置に拘束する燃焼保持ロックとして機能する。
またガスバーナの使用に際する圧電点火装置5の点火作動は、引き絞り動作によりグリップ11の支持ピン60,60を支点して回動する操作レバー6が、可動部材51を押圧して行われるので、圧電点火装置内の蓄力ばね及びバルブユニット内の閉弁ばねとがレバー引き絞の抵抗となっても、梃子の作用により押圧力が小さく済むので、操作レバーの引き絞に強い指力を要せず、スムーズに点火を行うことができる。
この発明に係わるレバーロック機構を有する圧電点火式ガスバーナの縦断正面図である。 この発明の要部縦断背面図である。 グリップの表面板側のレバーロック機構と裏面側のレバーロック機構とを示すバーナ本体の半体内側面図である。 グリップの表面板側のレバーロック機構の作動状態を示す部分説明図である。 グリップの裏面板側のレバーロック機構の作動状態を示す部分説明図である。 バーナ本体の分解斜視図である。
符号の説明
1 バーナ本体
2 火口ユニット
4 バルブユニット
5 圧電点火装置
6 操作レバー
7 レバーロック機構(安全ロック用)
8 レバーロック機構(燃焼保持ロック用)
10a,10b バーナ本体の半体
11 グリップ
60 支持ピン
61 操作レバーの正面板
62 左側面板
62a,63a ピン溝
63 右側面板
63a′ 係止フック
71,81 ロックピン
72,82 ガイド溝
73,83 ロック板
74,84 ガイド孔
75,85 スライドボタン

Claims (4)

  1. 下部のグリップと一体形成したバーナ本体と、バーナ本体の先端部に連結した火口ユニットと、バーナ本体内のバルブユニット及びグリップ内の圧電点火装置と、グリップ前面に形成した縦長の開口内に上端部を回動自在に支承して圧電点火装置の可動部材に当接した操作レバーとからなり、
    その操作レバーのロックピンを備えたレバーロック機構を、グリップの開口両側の表面板と裏面板とに上下作動自在に設け、そのロックピンのピン溝を操作レバーの両側面に開口位置を上下にずらせて形成し、その上位のピン溝の開口上縁を操作レバーを不作動位置に拘束する係止縁に、下位のピン溝の開口下部を操作レバーを作動位置に拘束する係止フックに形成してなることを特徴とするレバーロック機構付き圧電点火式ガスバーナ。
  2. 上記バーナ本体は、同一形態の左右一対の半体の嵌合により下部のグリップと共に形成された中空体からなり、そのグリップの表面板と裏面板の上記レバーロック機構は同一構造で、板体内面に凹設した縦長のガイド溝と、上記ロックピンと一体でガイド溝に可動自在に嵌合した長方形のロック板と、ガイド溝中央のグリップ板体に穿設した長孔によるガイド孔と、そのガイド孔に内面の突起を嵌合してねじビスによりロック板と連結したグリップ板体の外面のスライドボタンとから構成され、上記ロックピンを同一高さ位置にしてグリップ板体に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載のレバーロック機構付き圧電点火式ガスバーナ。
  3. 上記ロック板は、面内片側に形成した長手方向のスリットと、スリット側の板側面に設けた突起とを有し、そのスリットによる片側の板側面の撓みと、板側面の突起及び上記ガイド溝の側面の上下2箇所の窪みとにより、ロック板のクリックストップによる摺動と係止とが、上記スライドボタンの上下動操作により行えるようにしてなることを特徴とする請求項2に記載のレバーロック機構付き圧電点火式ガスバーナ。
  4. 上記操作レバーは、指掛けとなる正面と上記ロック板のロックピンにまで及ぶ長さの横幅の両側面とからなる縦長のもので、その両側面に上記ロックピンのピン溝を左側面ではピン位置より下に、右側面ではピン位置に、それぞれ位置を上下にずらせてレバー後縁から板面に同一角度で下向き斜めに切欠形成し、左側面のピン溝の開口上縁をロックピンの係止縁に、右側面のピン溝の開口下部を溝の下方屈曲によりロックピンの係止フックに形成してなることを特徴とする請求項1に記載のレバーロック機構付き圧電点火式ガスバーナ。
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