JP5283663B2 - バイオマスの脱水装置及び脱水方法 - Google Patents

バイオマスの脱水装置及び脱水方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5283663B2
JP5283663B2 JP2010134835A JP2010134835A JP5283663B2 JP 5283663 B2 JP5283663 B2 JP 5283663B2 JP 2010134835 A JP2010134835 A JP 2010134835A JP 2010134835 A JP2010134835 A JP 2010134835A JP 5283663 B2 JP5283663 B2 JP 5283663B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dehydration
biomass
screw
blade
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010134835A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012000527A (ja
Inventor
智基 早川
穏 立澤
智昭 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsukishima Kikai Co Ltd filed Critical Tsukishima Kikai Co Ltd
Priority to JP2010134835A priority Critical patent/JP5283663B2/ja
Publication of JP2012000527A publication Critical patent/JP2012000527A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5283663B2 publication Critical patent/JP5283663B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/12Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
    • B30B9/14Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing operating with only one screw or worm

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

本発明は、洗浄後のバイオマス原料を脱水する装置及び方法に関するものである。
バガス、麦わら、稲わら、パーム残渣等のバイオマスは、家畜飼料として利用されるほか、アルコール等の工業原料としても使用される。現地で得られるこれらのバイオマス原料には砂利等の異物が多く混入しており、機器の摩耗防止のため、処理工程の初期において洗浄により異物が除去される。バイオマス原料の洗浄は、通常、バイオマスに水を加えて撹拌し、砂利等を含む繊維質の絡まりをほぐすことによって行われる。大量の水分を含む洗浄後のバイオマスは、後の工程の前にその水分を減じるために脱水を行う必要がある。
従来、バイオマスの脱水は、スクリーン、トロンメル等によって行われてきた。しかし、スクリーン、トロンメルの目が粗ければ、原料として有用なピスも濾液と共に排出されてしまい、バイオマスの収率が低下する、という問題があった。また、目を細かくすると、繊維質による閉塞を起こしやすく、別途閉塞除去手段を設けるか、定期的に濾材の交換・洗浄を行う必要があった。
特許文献1には、スクリュー型脱水機において、回転スクリーンの内部に設置されたスクリューのブレードがスクリーン内壁に接触する構造となっており、スクリーンよりスクリューが高速で回転することにより、ブレードがスクレーピング効果を奏し、スクリーンのパルプによる閉塞を解消する、というセルフクリーニング機能を有するパルプの脱水機が記載されている。しかし、このような脱水機を使用すると、ブレードとスクリーンの接触により摩耗が生じやすく、ブレードまたはスクリーンの頻回の交換を要する、という問題が想定される。
特開2000−500189号公報
発明が解決しようとする主たる課題は、繊維質による濾材の閉塞の影響を受けることなく、効率的にバイオマスの脱水を行う脱水装置及び方法を提供することにある。
この課題を解決した本発明は、次のとおりである。
<請求項1記載の発明>
半円状断面の底面を有する脱水処理槽と、前記底面内部に近接するスクリューとを備えたバイオマスの脱水装置であって、
前記脱水処理槽の底面に濾材からなる脱水濾過部が形成され、
前記スクリューのブレードの周縁より凹む複数の切欠または前記周縁より突出する複数の突起が形成され、かつ、前記切欠内又は突起間内にバイオマスが入り込むように構成され、
前記切欠に対するブレードの周縁または前記突起の先端と前記脱水濾過部との間に隙間が設けられ、
前記脱水処理槽の一方端部より供給されたバイオマスが、スクリューの回転により他方端部より排出されるとともに、脱水処理されるように構成された、
ことを特徴とするバイオマスの脱水装置。
(作用効果)
バイオマス脱水装置としてスクリュー型脱水装置を使用することにより、バイオマスの脱水と同時に運搬をすることが可能であり、かつ連続的な運転が可能である。スクリュー型脱水装置は、脱水処理槽の底面を半円状とし、底面がスクリューブレードに近接する構成とする。
本発明は、スクリューブレードに切欠または突起を設ける構成とした。このような脱水装置にバイオマスを投入し、スクリューを回転させることで、前記切欠または突起の間にバイオマスの繊維質が入り込み、残存する。運転を継続することで、ブレード周縁部に残存するバイオマスが、ブレードの回転と共に、脱水処理槽底面を擦るようになる。脱水処理槽底面にパンチングメタル、ウェッジワイヤー等の脱水濾過部を配することで、脱水濾過部のスクリューブレードに近接する部分は、スクリューの回転により常にバイオマスの繊維質が接触し、当該部分に付着した閉塞の要因となる繊維質を擦りとるように濾材から取り除くことができる。
ブレードを脱水濾過部に接触させて脱水濾過部の閉塞を取り除く方法は特許文献1にも開示されているが、この方法では、ブレード自体を脱水濾過部に積極的に接触させる構成であるため、ブレード周縁部や脱水濾過部の摩耗が生じやすい。本発明において、スクリュー部分の脱水濾過部に接触する部分の多くは、柔軟なバイオマスが入り込んだ部分であり、硬質の素材と比して脱水濾過部の摩耗による損傷を小さくすることが可能である。ブレード周縁部に形成されたバイオマスの塊が脱水濾過部との摩擦により崩壊しても、新たにバイオマスが入り込んで塊を形成するため、部材の交換等を要するものではない。また、繊維質で脱水濾過部を擦りとることにより、ブレード自体で擦りとるよりも高い閉塞物の除去効果を奏することが可能である。
本発明は、このように、セルフクリーニング機能を有する脱水装置を提供するものである。
<請求項2記載の発明>
前記切欠に対するブレードの周縁または前記突起の先端と前記脱水濾過部との間の隙間が2.0〜3.0mmである請求項1記載のバイオマス脱水装置。
<請求項3記載の発明>
前記脱水処理槽が傾斜しており、傾斜下端部よりバイオマスを供給し、傾斜上端部よりバイオマスを排出するように構成された、請求項1または2記載のバイオマス脱水装置。
(作用効果)
スクリュー型脱水装置の多くは横型であり、重力により水分を装置下部に落下させるとともに、スクリューの回転により材料を圧縮させることにより、材料の脱水を行う。しかし、本発明における脱水材料であるバイオマスは比重が低く、横型の脱水装置では脱水処理槽内上方に偏在してしまい、スクリューによる脱水及び圧縮が効率よく行われにくい。脱水処理槽を傾斜させ、下方から上方へバイオマスを送ることにより、脱水効率を向上させることができる。
<請求項4記載の発明>
前記脱水濾過部は、前記脱水処理槽の底面のスクリュー近接部位に部分的に配される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のバイオマス脱水装置。
(作用効果)
通常、スクリュー型脱水装置の底部は、全面的または部分的に脱水濾過部を有するが、装置底部のスクリューブレードに近接する部分にのみ部分的に脱水濾過部を配する構成とすることで、脱水濾過部の閉塞の大部分を取り除くことが可能となる。
<請求項5記載の発明>
前記スクリューのブレードの切欠の半径方向の長さはスクリュー外径の2.5〜8.0%であり、切欠部分の円周方向の長さの合計は円周の20%以上であり、切欠は等間隔に配され、切欠の数は、一周当たり4〜50個である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のバイオマスの脱水装置。
(作用効果)
スクリューブレードに切欠を設ける場合、その数及び大きさを本発明に規定するように構成することで、スクリューによる撹拌、搬送の能率を保持しながら、ブレード周縁部にバイオマスを効率よく入り込ませ、繊維質の塊を形成させることができる。
<請求項6記載の発明>
前記スクリューのブレードの突起の半径方向の長さがスクリュー外径の2.5〜8.0%であり、突起の円周方向の長さの合計は円周の20%以上であり、突起は等間隔に配され、突起の数は、一周当たり4〜50個である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のバイオマスの脱水装置。
<請求項7記載の発明>
半円状断面の底面を有する脱水処理槽と、前記底面内部に近接するスクリューとを備えたバイオマスの脱水装置を使用するバイオマスの脱水方法であって、
前記脱水処理槽の底面に濾材からなる脱水濾過部を配し、
前記スクリューのブレードの周縁より凹む複数の切欠または前記周縁より突出する複数の突起を形成し、かつ、前記切欠内又は突起間内にバイオマスが入り込むように構成し、
前記スクリューブレードの周縁と前記脱水濾過部との間に隙間を設け、
前記脱水処理槽の一方端部よりバイオマスを供給し、スクリューの回転により他方端部より排出することにより脱水処理を行い、
前記脱水処理過程で、前記切欠内または前記突起間内にバイオマスを入り込ませ、前記脱水濾過部の付着物を擦りとることを特徴とするバイオマスの脱水方法。
本発明によれば、セルフクリーニング機能を奏することで、繊維質による濾材の閉塞の影響を受けることなく、効率的にバイオマスの脱水を行うことが可能な装置、及び当該装置を使用したバイオマスの脱水方法を提供することが可能である。
バイオマス処理工程のフロー図である。 本発明に係るバイオマス脱水装置の一例の正面図である。 図2の脱水装置の底部濾過溝の底面図である。 図2の脱水装置の底部濾過溝の正面図である。 図2の横断面図である。 図5の破線囲繞部Bの拡大図である。 図6の他の形態例である。(A)切欠部が矩形状の形態、(B)切欠部がV字状の形態、(C)突起部を有する形態。 バイオマスが入り込んだ切欠部の構造の概略図である。(A)切欠部斜視図、(B)切欠部正面図。
図1に、バイオマス処理工程の概略を示す。バガス等のバイオマスは、洗浄工程により、砂、小石等の異物と分離され、脱水工程により洗浄工程で添加された水分の多くが除去される。脱水後のバイオマスは、スクリューフィーダー、ピストンフィーダー等の輸送手段で輸送され、糖化工程に供される。糖化工程では、バイオマスの主成分であるセルロース等の加水分解による糖化、または酵素糖化が行われる。糖化された原料は、さらに発酵によりエタノール等の有機燃料や有機酸等に加工される。本発明は、上記工程のうち、バイオマスの脱水工程に係る装置及び方法に関するものである。
本発明におけるバイオマスとは、バガス、麦わら、稲わら、パーム残渣、コーンストーバー、パーム椰子残渣、キャッサバ残渣、木片、木質廃材、ジュート、ケナフ、古紙等のソフトバイオマスを指すものとする。具体的には、表1に示す性質のバイオマスについて、特に好適に本発明を適用することができる。
Figure 0005283663
図2に本発明に係るバイオマス脱水装置の一例を示す。図2中の実線矢印はバイオマスの流れ、破線矢印は水の流れを示す。バイオマス脱水装置1の脱水処理槽11は、水平方向より10〜45度、より好適には15〜35度傾斜させることが好ましい。洗浄後のバイオマスは、傾斜した脱水処理槽の下方端部に設けられた投入口12より、脱水処理槽11に投入される。
脱水処理槽11の底部には、半円状の断面を有する底部濾過溝13が配される。スクリューシャフト15が脱水処理槽11の長手方向にほぼ平行になるように、スクリュー14が脱水処理槽11に配される。投入されたバイオマスは、駆動ローラ17を介したスクリューシャフト15及びスクリューブレード16の回転により脱水されながら脱水処理槽11の上方端部まで移動し、排出口18より排出され、次工程に供される。一方、バイオマスに含まれる水分は、重力により底部濾過溝13を通過して下部カバー19内に落下し、排水ドレイン20より排出される。
底部濾過溝13の底面図を図3に、正面図を図4に示す。底部濾過溝13の素材としては、ステンレス鋼などの十分な剛性を有する金属材料の使用が好ましい。底部濾過溝13は、その全面を脱水濾過部としてもよく、またスクリューブレードの近接部分に部分的に脱水濾過部31を配してもよい。具体的には、図3(A)及び図4(A)に示すような、底部濾過溝13の幅方向中央部分にのみ脱水濾過部31を設ける形態、図3(B)及び図4(B)に示すような、始端側にのみ脱水濾過部31を設ける形態等とすることができる。
脱水濾過部31は、多数の孔を配してパンチングメタルとするか、もしくは、当該部分にウェッジワイヤー、ワイヤーメッシュ等の公知の濾材を取り付けることができる。濾材としては、バイオマスの摩擦に対する強度を要するため、特にパンチングメタルまたはウェッジワイヤーの使用が好ましい。脱水濾過部をパンチングメタルとする場合、その孔径は0.5〜3.0mm、特に1.0〜2.0mmとすることが好ましい。また、ウェッジワイヤーを取り付ける場合には、ワイヤーの素材はステンレス鋼などの十分な剛性を有する金属材料とし、スロットサイズを0.5〜3.0mm、特に1.0〜2.0mmとすることが好ましい。
図5に脱水処理機1の横断面図を示す。さらに、スクリュー14及び底部濾過溝13を含む破線囲繞部Bの拡大図を図6に示す。半円状の断面を有する底部濾過溝13の半円のほぼ中心に、スクリューシャフト15の回転軸が位置するように、スクリュー14が設置される。スクリューブレード16の周縁末端(周縁に突起を設ける場合は突起頂点)と底部濾過溝13との距離dは、2.0〜3.0mm程度とするのが好ましい。
図示例において、スクリューブレード16は、その周縁部に複数の半円形の切欠部61を有する。切欠部間の間隔は、隣接する切欠部となす中心角θ1が7〜90度、特に15〜20度となるようにすることが好ましい。つまり、一周当たり4〜50個の切欠部61を設けることが好ましい。切欠部61のブレードの半径方向の長さcは、ブレード外径の2.5〜8.0%、特に3.5〜6.5%とすることが好ましい。また、切欠部61のブレード円周方向の長さeの合計が、円周の20%以上、特に50%以上とすることが好ましい。切欠部61の大きさが大きすぎればスクリュー脱水の効果を奏しにくくなり、また、小さすぎれば、バイオマスは入り込みにくく、本発明の目的たるセルフクリーニング機能を奏しにくくなる。
切欠部にバイオマスが入り込んだ状態の概略図を図8に示す。図示例のように、繊維質80は、切欠部61の表裏を貫通するように入り込み(図8(A))、切欠部を閉塞するようにして残存する(図8(B))。図8(A)において、繊維質は便宜的に実物より大幅に太く示し、断面の形状を均一なものとして示しているが、実際は細く、断面は不定形で大きさもまばらである。繊維質は、切欠部61を閉塞するのみならず、スクリューの切欠部以外の部分と濾過溝13との間にも詰まることがある。
スクリューブレード16の形態の他の例を図7に示す。図7(A)及び図7(B)に示すように、切欠部61の形状は矩形状やV字状等の形状より適宜選択することができる。また、図7(C)に示すように、ブレード周縁部に突起部71を設ける形態としてもよい。図示例における突起部71は丸ピン状の形状を例示しているが、その形状は丸ピン状に限定されず、角柱状、錐状等の形状を適宜使用することができる。
突起部を設ける場合、突起部71間の間隔は、隣接する突起部となす中心角θ2が7〜90度、特に15〜20度となるようにすることが好ましい。つまり、一周当たり4〜50個の突起部71を設けることが好ましい。突起部71の半径方向の長さはブレード外径の2.5〜8.0%、特に3.5〜6.5%とすることが好ましい。また、突起部71のブレード円周方向の長さの合計は、円周の20%以上、特に50%以上とすることが好ましい。
1…バイオマス脱水装置、11…脱水処理槽、12…バイオマス投入口、13…底部濾過溝、14…スクリュー、15…スクリューシャフト、16…スクリューブレード、17…駆動ローラ、18…バイオマス排出口、19…下部カバー、20…排水ドレイン、31…脱水濾過部、61…切欠部、71…突起部。

Claims (7)

  1. 半円状断面の底面を有する脱水処理槽と、前記底面内部に近接するスクリューとを備えたバイオマスの脱水装置であって、
    前記脱水処理槽の底面に濾材からなる脱水濾過部が形成され、
    前記スクリューのブレードの周縁より凹む複数の切欠または前記周縁より突出する複数の突起が形成され、かつ、前記切欠内又は突起間内にバイオマスが入り込むように構成され、
    前記切欠に対するブレードの周縁または前記突起の先端と前記脱水濾過部との間に隙間が設けられ、
    前記脱水処理槽の一方端部より供給されたバイオマスが、スクリューの回転により他方端部より排出されるとともに、脱水処理されるように構成された、
    ことを特徴とするバイオマスの脱水装置。
  2. 前記切欠に対するブレードの周縁または前記突起の先端と前記脱水濾過部との間の隙間が2.0〜3.0mmである請求項1記載のバイオマス脱水装置。
  3. 前記脱水処理槽が傾斜しており、傾斜下端部よりバイオマスを供給し、傾斜上端部よりバイオマスを排出するように構成された、請求項1または2記載のバイオマス脱水装置。
  4. 前記脱水濾過部は、前記脱水処理槽の底面のスクリュー近接部位に部分的に配される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のバイオマス脱水装置。
  5. 前記スクリューのブレードの切欠の半径方向の長さはスクリュー外径の2.5〜8.0%であり、切欠部分の円周方向の長さの合計は円周の20%以上であり、切欠は等間隔に配され、切欠の数は、一周当たり4〜50個である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のバイオマスの脱水装置。
  6. 前記スクリューのブレードの突起の半径方向の長さがスクリュー外径の2.5〜8.0%であり、突起の円周方向の長さの合計は円周の20%以上であり、突起は等間隔に配され、突起の数は、一周当たり4〜50個である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のバイオマスの脱水装置。
  7. 半円状断面の底面を有する脱水処理槽と、前記底面内部に近接するスクリューとを備えたバイオマスの脱水装置を使用するバイオマスの脱水方法であって、
    前記脱水処理槽の底面に濾材からなる脱水濾過部を配し、
    前記スクリューのブレードの周縁より凹む複数の切欠または前記周縁より突出する複数の突起を形成し、かつ、前記切欠内又は突起間内にバイオマスが入り込むように構成し、
    前記スクリューブレードの周縁と前記脱水濾過部との間に隙間を設け、
    前記脱水処理槽の一方端部よりバイオマスを供給し、スクリューの回転により他方端部より排出することにより脱水処理を行い、
    前記脱水処理過程で、前記切欠内または前記突起間内にバイオマスを入り込ませ、前記脱水濾過部の付着物を擦りとることを特徴とするバイオマスの脱水方法。
JP2010134835A 2010-06-14 2010-06-14 バイオマスの脱水装置及び脱水方法 Active JP5283663B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010134835A JP5283663B2 (ja) 2010-06-14 2010-06-14 バイオマスの脱水装置及び脱水方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010134835A JP5283663B2 (ja) 2010-06-14 2010-06-14 バイオマスの脱水装置及び脱水方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012000527A JP2012000527A (ja) 2012-01-05
JP5283663B2 true JP5283663B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=45533160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010134835A Active JP5283663B2 (ja) 2010-06-14 2010-06-14 バイオマスの脱水装置及び脱水方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5283663B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013183690A (ja) * 2012-03-08 2013-09-19 Oji Holdings Corp リグノセルロース含有バイオマスの前処理方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06292993A (ja) * 1993-04-09 1994-10-21 Hitachi Zosen Corp スクリュウ式脱水機
JPH0975613A (ja) * 1995-09-07 1997-03-25 Seian Kogyo Kk 竪型ドラムスクリーン
JPH1043890A (ja) * 1996-07-31 1998-02-17 Erepon Kakoki Kk スクリュープレス式脱水機
JPH10175718A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Japan Steel Works Ltd:The スクリューコンベア脱水装置
JP2000254800A (ja) * 1999-03-05 2000-09-19 Kyoko Tanaka 生ゴミ処理装置
JP2001259602A (ja) * 2000-03-23 2001-09-25 Hitachi Zosen Corp 廃棄物脱水装置
JP2004148342A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Kubota Corp スクリュープレス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012000527A (ja) 2012-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5283663B2 (ja) バイオマスの脱水装置及び脱水方法
CN216500550U (zh) 一种粮食多级筛选设备
JP2009000718A (ja) 回転加圧脱水機
CN109403112A (zh) 竹浆碎浆设备
CN112004967B (zh) 碎浆机
JP2009142773A (ja) スクリュプレスの前処理装置
CN101929087B (zh) 蔗渣高效除杂工艺
CN107875884A (zh) 一种秸秆造纸浆料的稀释装置
CN201370998Y (zh) 水平叶片过滤机
CN114225832B (zh) 一种环保型生物质燃料颗粒成型装置
JP6347328B2 (ja) スクリュープレスにおけるろ過面再生システム
TWM627722U (zh) 具筒形濾網之塑膠過濾裝置
CN207986724U (zh) 一种细格栅机
EP2764156B1 (en) Pulp distribution device
CN110295507A (zh) 秸秆提取纤维工艺
KR101311872B1 (ko) 롤러 프레스 방식의 가축분뇨 고액 분리기
CN207357372U (zh) 一种平板式全自动下部卸料离心机
CN205347870U (zh) 一种用于纸浆输送的螺旋挤浆机用叶片
KR20010068025A (ko) 탈수장치
CN201128787Y (zh) 除绒筛
CN212426545U (zh) 带有导绳功能的转鼓碎浆机筛选区提料板及转鼓碎浆机
CN218248919U (zh) 一种用于浆板白水的多盘纤维回收机
CN212418902U (zh) 一种木片洗涤脱水装置
CN220079556U (zh) 一种纸巾生产用打浆过滤装置
CN204338504U (zh) 带有锥形转子的木片清洗装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130528

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5283663

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350