JP5282899B2 - 情報復元装置及び情報復元方法 - Google Patents

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本発明は、情報復元装置及び情報復元方法に関し、詳細には、任意の情報で変調された点滅光を二次元イメージセンサで受光して、その情報を復元する情報復元装置及び情報復元方法に関する。
近年、LED等のデバイスに対し、その発する光を任意の情報で変調し、輝度が変化する光(以下「情報光」という。)として発光する一方、これをデジタルカメラなどの撮像装置で時間的に連続して受光、復元して同装置のディスプレイ上に表示することができる情報復元装置が知られている。
また、情報復元装置にあっては、撮像モードにおいて上記の情報光以外にも単なる照明光や外乱光等、様々な光を撮像(受光)する可能性がある。
このため、たとえば、特許文献1では、撮像画角として表示されるディスプレイ画面において、ユーザがカーソルキーを操作し情報光の画像が表示されている領域に照準枠を重ね、照準枠内の情報光の画像領域とそれ以外の画像領域とを分離して情報光の輝度変化から情報を復元する技術が記載されている。
特開2006−20294号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、情報の受信を所望する情報光を、ユーザの視認及び操作に基づいて選択するため、ユーザは“雑多な光が存在する撮像画角の中で、受光を所望する情報光の位置を光源を特定する”という手間を強いられる問題があった。
そこで本発明は、撮像画像から情報光の位置を特定する際のユーザの処理負担を軽減することを目的とする。
請求項1記載の発明は、撮像手段が有する撮像領域のうちの部分的な領域を撮像し、この部分的な領域の輝度変化から、光を媒体として送信された所定の統計的特性を有する光のパルス列からなる情報光に含まれる情報を復元する情報復元装置において、前記撮像手段が有する撮像領域の全領域または前記部分的な領域よりも大きな領域の中から前記統計的特性を有する光のパルス列を含む領域を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された領域に対応する部分画像の時系列的な輝度変化から前記情報光に含まれる情報を復元する情報復元手段と、前記パルス列における1パルス分の点灯時間の少なくとも半分の時間を露光時間とし、前記統計的特性を有する光の点灯周期の整数倍と、この点灯周期の整数倍と半分の周期とを交互に含むフレームレートで前記撮像手段を制御する撮像制御手段と、を備え、前記特定手段は、前記撮像制御手段による制御による結果に基づいて前記領域を特定することを特徴とする情報復元装置である。
請求項2記載の発明は、撮像手段が有する撮像領域のうちの部分的な領域を撮像し、この部分的な領域の輝度変化から、光を媒体として送信された所定の統計的特性を有する光のパルス列からなる情報光に含まれる情報を復元する情報復元方法において、前記撮像手段が有する撮像領域の全領域または前記部分的な領域よりも大きな領域の中から前記統計的特性を有する光のパルス列を含む領域を特定する特定工程と、前記特定工程によって特定された領域に対応する部分画像の時系列的な輝度変化から前記情報光に含まれる情報を復元する情報復元工程と、前記パルス列における1パルス分の点灯時間の少なくとも半分の時間を露光時間とし、前記統計的特性を有する光の点灯周期の整数倍と、この点灯周期の整数倍と半分の周期とを交互に含むフレームレートで前記撮像手段を制御する撮像制御ステップと、を含み、前記特定ステップは、前記撮像制御ステップによる制御による結果に基づいて前記領域を特定することを特徴とする情報復元方法である。
本発明によれば、撮像画像から情報光の位置を特定する際の処理効率の改善を図ることができ、且つ、輝度はそれほど高くはないものの明暗がくっきり変化している光源の位置を特定できるようにすることができる。
撮像装置の概念構成図である。 情報光によって送信されるデータのフォーマット図である。 CPU11aが実行する各機能を概念的に示した図である。 部分読み出し処理の概念図を示す図である。 候補領域決定部16の動作説明図である。 時系列フィルタ処理の概念図である。 候補領域決定部16の処理機能を画像系列に対するデジタルフィルタ形式で表した図である。 光通信情報受信モードにおける全体動作フローを示す図である。 光通信情報受信モードにおける動作説明図である。 エリアスケジューリングテーブル16と処理結果テーブル20のデータ格納の具体例を示す図である。 上述の全体動作フロー(図8)の変形フローを示す図である。 第2実施形態の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1は、撮像装置の概念構成図である。この図において、デジタルカメラ等の撮像装置1は、CMOS等、特定の画素領域について部分的に読出しが可能な二次元イメージセンサを含む撮像部2と、この撮像部2で撮像された画像信号にガンマ補正等の画像処理を施す画像処理部3と、各種ボタン類(撮影動作と再生動作とのモード切り換えボタン4aやメニューボタン4b、カーソルキー4c及びシャッタボタン4dなど)を含む操作部4と、ストロボ発光部5と、液晶ディスプレイ等からなる表示部6と、固定式又は着脱式の大容量記憶デバイスで構成された記憶部7と、パーソナルコンピュータ等の外部機器8との間のデータ入出力を必要に応じて仲介する外部I/F(インターフェース)9と、バッテリ等を含む電源部10と、制御部11とを備えている。
制御部11は、コンピュータ(以下、CPU)11a、不揮発性メモリ(以下、ROM)11b、揮発性メモリ(以下、RAM)11c及び書き換え可能型不揮発性メモリ(以下、PROM)11dを備えており、ROM11bに予め格納されている制御プログラムや、又は、PROM11dに予め又は任意に書き込まれるデータをRAM11cにロードしてCPU11aで実行する。
図示の撮像装置1は、以下の如く動作する。先ず、本実施形態の撮像装置1は、二つのモードを選択することができるようになっている。一つは通常の静止画又は動画撮影モードであり、他の一つは光通信の情報光の受信/再生モード(以下「光通信情報受信モード」という。)である。
最初に、通常の撮影動作について説明する。操作部4のモード切り換えボタン4aが「撮影」位置にあるとき、撮像装置1は撮影モードで動作する。この撮影モードで動作するときは、撮像部2から周期的(毎秒数十フレーム)に出力される画像信号が、画像処理部3と制御部11を経て縮小処理され、ライブビュー画像として継続的に表示部6に表示出力される。撮影者は、このライブビュー画像を見ながら所望の構図になるように撮像部2の画角を調節し、所望の構図が得られたときにレリーズ操作(シャッタボタン4dの押し下げ操作)を行う。
このレリーズ操作に応答して、AF(自動焦点)とAE(自動露出)が実行(このとき、光量不足であればストロボ発光部5が発光する。)され、撮像部2から高画質の画像信号が取り出される。この画像信号は、画像処理部3と制御部11を経て記憶部7に送られて、JPEG形式に圧縮変換され、撮影済み画像として記憶部7に記録保存される。以上の説明は、“静止画”の撮影動作であるが、“動画”の撮影動作も概ね同様である。相違は、動画の撮影開始と撮影終了で各々レリーズ操作を行い、その間、撮像部2から出力されるフレーム画像を動画ファイル(一般的にMPEG等の圧縮動画ファイル)に変換して記憶部7に記録保存する点にある。
さて、他の一つの撮影モード(光通信情報受信モード)が選択されているとき、撮像部2は、画像信号を周期的(毎秒数十フレーム)に出力する全画素撮像モードと、情報光の捕捉の後、この情報光により露光された画素領域についてのみ高速のフレームレートで撮像し、その時間的な輝度の変化から所定の信号にデコードする部分撮像モードとを切り換えるように駆動する。
ここで、“情報光”とは、任意の情報を光の点滅や輝度の変化によって表したものであり、具体的には、伝送すべき情報がビットデータに変換され、この変換されたビットデータの“1”を点灯、“0”を消灯として高速点滅させたものである。
図2は、情報光によって送信されるデータのフォーマット図である。この図において、データは時系列的に繰り返される複数のデータブロック12、12、12・・・・・からなり、各々のデータブロック12はヘッダ部12aとデータペイロード部12bとからなる。ヘッダ部12aには信号捕捉やブロックスタート検出のためのヘッダ情報が格納されており、データペイロード部12bには固定長(たとえば、128ビット)のデータ(任意の情報)が格納されている。なお、データペイロード部12bの末尾部分にデータの終わりを示す情報(EOFシンボル)を含めてもよいし、あるいは、データペイロード部12bの後に、必要に応じてCRCなどの誤り訂正データを付加してもよい。本実施形態では、説明の簡単化のために、128ビットのデータの繰り返し送信とするが、複数のデータブロックを連結することにより、より長いデータに対応させるような拡張を行ってもよい。
ヘッダ部12aに格納されるヘッダ情報は、擬似乱数のプリンアンブルを用いて時間輝度変化の相関処理により、多数の画素平面のなかから、信号領域を捕捉できるようなパターンである。このデータブロックの各ビットが1であれば、LED等光源のON、0ならLED光源のOFFとして変調される。
本実施形態では、この光信号の変調周波数を1つの変調パルスの幅50μsに相当する20KHzとする。これは、撮像装置1において、光源の20KHzに対して2倍速の40Kfpsの周期でサンプリングすることで、光源の任意位相にロックさせることを可能にするためである。この設計値の場合、1つのブロックの送出時間は、ヘッダ部12aを7ビットとすると、50μs×(128+7)=6.75msになる。
なお、変調の方法やデータフォーマットについては、例示の方式に限るものではない。後述のように、任意サイズ(20×20ピクセル)の部分読み出し画像からデータを取り出せることができるものであれば、ここで述べた以外の変調方式、たとえば、4値PPMや、ソースデータの1/0ビットをいくつかの点滅パターン(複数のビットパターン)にする符号拡散であったとしても、この発明の本質は変わらない。
図3は、CPU11aが実行する各機能を概念的に示した図であり、これらの各機能は、ROM11bに書込まれた制御プログラム、又は、PROM11dに書き込まれたデータをCPU11aが実行することにより実現される。
この図において、画像読み出し選択部13、全画角撮像モード/部分撮像モード切替制御部14、部分読み出しエリア設定部15、候補領域決定部16、エリアスケジューリングテーブル部17、領域判断部18、情報復元部19、処理結果テーブル20及び受信結果表示/応用制御処理部21は、図1の制御部11でソフトウェア的に実現される機能ブロックであり、撮像部2や表示部9は、図1の同名の構成要素と同一のものである。
図3において、破線で囲まれた範囲を示す画像読み出し選択部13は、全画角撮像モード/部分撮像モード切替制御部14からの選択により、撮像部2から出力された画像の全体、又は、指定された画素領域(部分読み出し領域)に対応する撮像領域を読み出す。全画角撮像モードで画像全体を読み出した場合は、表示部6と候補領域決定部16に画像全体を出力する一方、部分撮像モードで指定された画素領域に対応する撮像領域を読み出した場合は、領域判断部18と情報復元部19に出力する。
部分読み出しエリア設定部15は、撮像部2の画像の部分読み出し処理を制御するものである。ここで、部分読み出し処理とは、撮像部2から出力された画像の全体(全画角)においてXY座標で指定された位置において、その位置を含む所定範囲の画素領域(後述の20×20ピクセルの領域)を読み出すことをいう。この部分読み出し処理に関わる機能は、特にCMOS型二次元撮像デバイスを駆動させるドライバー(不図示)に備えられている。
図4は、上記の部分読み出し処理の概念図を示す図である。この図において、撮像部2の画像全体を示す全画角画像22のサイズを横800ピクセル、縦600ピクセルとすると、部分読み出し処理では、この全画角画像22のうち、XY座標でその位置や範囲が指定された、たとえば、20×20ピクセルの画素領域23、24を読み出す。部分読み出し処理によって得られる画素領域23、24の数は、ここでは二つとしているが、これは一例である。部分読み出しエリア設定部15からの読み出し指定が二つの場合の例を示しているに過ぎない。指定数が一つの場合は当然ながら部分読み出し処理によって得られる画素領域の数も一つになるし、あるいは、指定数が二つ以上のn個の場合は部分読み出し処理によって得られる画素領域の数もn個になる。
なお、図4においては、全画角画像22のサイズを800ピクセル×600ピクセルとしたが、これも一例に過ぎない。要は、画素領域23、24よりも広いピクセル数の画素領域であればよい。また、全画角にも限定されない。画素領域23、24よりも広いピクセル数の画素領域であれば、撮像部2の最大画素サイズ以下の大きさであってもよい。
候補領域決定部16は、撮像部2からの全画角画像22を順次蓄積し、これらの画像に基づいて、その画像内のどの部分の画素領域について部分読み出し処理を行うかを決定するための機能を有する。
図5は、候補領域決定部16の動作説明図である。この図では、撮像部2で撮影された全画角画像22が示されている。この全画角画像22には、日中屋外の様々な被写体(ここでは、ビル25、26やテレビ塔27、工場28、自動車29)の画像と一緒に、複数の情報光30〜32の画像が含まれている。なお、図中のビル25、26の黒く塗りつぶされていない窓は室内照明が点灯された明るい状態のものを示す。
同図において、情報光30〜32は、ビルなどの建造物に設置されたLED等の照明装置が時系列的な輝度変化や色変化を伴いながら発光することにより情報を送信するものであるものとする。
なお、候補領域決定部16は、全画角画像22の中から情報光30〜32の位置を特定して、その位置に基づいて部分読み出し処理の候補領域を決定するが、その決定に際しては、以下に説明する時系列フィルタ処理を行う。
図6は、時系列フィルタ処理の概念図である。この図において、上段の波形(Rt)は撮像部2の露光制御パルスを示し、同波形中のM1までの区間は全画角撮像モードの露光制御パルスであり、M2の区間は部分撮像モードの露光制御パルスである。
一方、下段の波形(Tt)は、情報光の点滅(ON=点灯/OFF=消灯)を示し、PTは点灯時のパルス幅(点灯時間)を示している。なお、本実施の形態において、このパルス幅はμsレベルの周期で輝度変調するものである。
また、中段の丸図形で囲まれたPA1〜PA4は、その点滅波形の一部を拡大したものである。なお、情報光の点滅(ON/OFF)は、図2のデータブロックを連続させたものである。
上記露光制御パルスA1、B1、及び、A2のうち、“A1”、及び、“A2”は“A系列”に属し、PA1、PA3に示すように情報光(点灯パルス)の出現周期の整数倍に同期している。一方、“B1”は“B系列”に属し、PA2にて示すように、上記A1に対し情報光の出現周期の(整数+1/2)倍に同期している。そして全画角撮像モードにおいては、フレームレートFR1は、A1→B1→A2……というように間欠的動作を行って、A系列またはB系列の何れかで同期が取れるか否かをサーチする。
なお、フレームレートFR1は、露光制御パルスのパルス幅(露光時間)に対し十分長い時間(30〜40(fps))で行われる。
一方、A系列とB系列の何れかの露光制御パルスによる露光タイミングと情報光の点灯タイミングが同期し、その輝度変化が情報光によるものと推測され、その結果、高速で部分読み出しを行う部分撮像モードM2になると、候補領域決定部16は、露光時間ETの2倍のフレームレートFR2で連続的に露光するよう撮像部2を制御する。
図6によれば、情報光側の輝度変化のタイミングと撮像装置側の露光制御タイミングとが完全に同期していなくても、情報光の点灯時間よりも短い時間(望ましくは1/2)を露光時間とし、交互に情報光(点灯パルス)の出現周期の整数倍と(整数+1/2)倍とを見る十分長い周期のフレームレートで全画角画像から情報光をサーチする。
図7は、候補領域決定部16の処理機能を画像系列に対するデジタルフィルタ形式で表した図である。この図において、図6のA系列について情報光をサーチする側はハイパスフィルタ162と平均値演算部163とを含み、同様に図6のB系列側についてはハイパスフィルタ164と平均値演算部165を含む。
ハイパスフィルタ162、164は加算回路162a、164aと、遅延回路162b、164bと、係数(−1)乗算回路162c、164cとからなる。
平均値演算部163、165は絶対値演算回路163a、165aと、係数(0.1)乗算回路163b、165bと、加算回路163c、165cと、遅延回路163d、165dと、係数(0.9)乗算回路163e、165eとからなる。
ハイパスフィルタ162、165は一次のFIR(有限インパルス応答)フィルタであり、逐次に一つ前の画像(Z−1)との計算によって変化があると、高い値の画像として出力する。
また、平均値演算部163、165はハイパスフィルタ162、164の変化の絶対値を平均化するためのものであり、規定枚数の中でその変化の逐次平均を出すブロックである。具体的には、平均値演算部163、165はハイパスフィルタ162、164の変化の絶対値を1:9の積算比で平均化する。
このように、候補領域決定部16では、全画角画像(A、B系列のキャプチャ画像)を撮像する度に、候補評価画像、つまり、輝度変動する領域が高い値となっている評価画像を随時更新していく。
前述したデータフォーマット(図2参照)によれば、目的信号のデータブロックで明暗変化している信号の画像領域は、データブロックの1/0のデューティが1/2であり、且つ、1と0がランダムに出ている激しい変動、つまり、高周波成分を多く持っている。
このため、全画角撮像モードにおいて、図6のフレームレートFR1で周期的に撮像しても、下記の如く「統計的特性」を得ることができるので、結果として、「高周波数で変動が高い値を示す濃淡画像」を得ることができる。
たとえば、4値PPMの場合、元データの2ビットごとの「00」、「01」、「10」、「11」はそれぞれ「0001」、「0010」、「0100」、「1000」のようなパルス列に変換されるが、このパルス列を1パルス幅より充分短い周期で間欠的にサンプリングすると、そのサンプリングされたデータ列は「“1”と“0”の二つの値を持ち且つ1/4の確率で“1”、3/4の確率で“0”になる」という統計的特性を有する。
したがって、情報光30〜32と同じ「統計的特性」を持つ濃淡画像の領域のみを目的信号(情報光30〜32)の候補領域として決定するだけで、他の不要な領域(たとえば、単に輝度値が高いだけの領域:上記の統計的特性を持たない)を候補から外すことができ、無駄な処理を省いて処理効率の向上を図ることができる。
なお、図7の構成(演算的な実装)は一例である。たとえば、利用環境によっては目的信号源でないにもかかわらず、同一周波数で変動する光源がきわめて多い場合などがある得るが、このような利用環境における候補画像の候補としての尤度(正解率)を想定し、対象ビット列を間欠サンプリングしたときの統計的性質を反映させるように、実装条件にあわせて既存の公知の信号処理の知見を元に最適なものを適宜設計すればよい。
エリアスケジューリングテーブル部17は、候補領域決定部16で決定した画素領域のXY座標とその座標を中心とした所定範囲の画素領域を複数登録し得る記憶部としての機能を有する。
部分読み出しエリア設定部15は、候補領域決定部16で決定した順番に従って、エリアスケジューリングテーブル部17に登録された画素領域の位置とその位置を含む所定範囲を順番に指定しながら、順次部分読み出し処理を行う。たとえば、図4を用いて説明すると、画素領域23、24を順次読み出すための制御を行う。
領域判断部18は、部分読み出しエリア設定部15にて順次複数フレームに渡って読み出された画素領域の輝度値からビットデータに復元するとともに、この復元されたビットデータを解析することで、候補領域決定部16が決定した候補が情報光30〜32に対応する画素領域であるか否かを判断する機能を有する。
なお、本実施形態においては、上記図2に示したフォーマットを用いてデータを送信することから、領域判断部18はヘッダ部12aをサーチしてそのデータ長に相当するフレーム数の画素領域についてビットデータに復元し、その復元されたビットデータから、その画素領域が情報光30〜32に対応するものか否かを判断する。
また、ヘッダ部12aのビットデータでなくても、復元されたビットデータがデータペイロード部12bのものであった場合には、このビットデータが有意なものであったか否かを判断するようにしてもよい。
なお、領域判断方法については、情報光のデータの通信プロトコルや変調方式、フォーマット等によって左右されるので、必ずしも本実施の形態に限定されない。
情報復元部19は、後続して読み込んだデータペイロード部12bに相当するフレームの画素領域についてビットデータに復元し、その復元されたビットデータを、エリアスケジューリングテーブル部17に登録された座標及び所定範囲と対応付けて処理結果テーブル20に格納する。受信結果表示/応用制御処理部21は、処理結果テーブル20の格納内容について、たとえば所定時間以上、変化や更新がされていないか否か等を判断することにより格納の完了の有無を判断し、格納が完了したと判断すると、処理結果テーブル20に格納されたビットデータを読み込み、このビットデータに基づく情報のライブビュー画像への重畳表示や、あるいは、他の応用制御に対し復元されたビットデータを出力する。
なお、本実施形態の撮像装置1は、全画角撮像モードにおいては、40fpsで順次1フレームの全画角画像を読み出して出力することができるとともに、このフレームの更新タイミングで部分撮像モードに移行し、上述の候補領域決定部16にて部分読み出し処理を行うものとして決定された20×20ピクセルの部分画像領域について読み出し処理を行うものとする。
また、上述の部分撮像モードにおいては、図2にて説明したように、40(Kfps:1フレーム当たり250(μs))で部分読み出し処理を行うものとする。
図8は、上述の光通信情報受信モードにおける全体動作フローを示す図であり、図9は、その動作説明図である。先ず、CPU11aは、本フローチャートをスタートするに当たり、ROM11b、PROM11dに書き込まれている本フローチャートに係る制御プログラムやデータを読み出し、RAM11cにロードする(スタート)。次いで、図3の全画角撮像モード/部分撮像モード切替制御部14を制御して画像読み出し選択部13に全画角撮像モードを選択させ、撮像部2の全画角で撮像される画像を順次取り込み、その画像に基づくライブビュー画像を表示部6に順次表示させると共に、その全画角画像を候補領域決定部16内のバッファエリアに逐次バッファリングする(ステップS1)。次いで、図7を用いて説明したフィルタリング処理を行い、候補評価画像、つまり、輝度変動する領域が高い値となっている評価画像を取得・更新する(ステップS2)。
次に、全画角画像のバッファリングを規定枚数(n)行ったか否か、すなわち、全画角モードの撮像を規定枚数(n)行ったか否かを判定し(ステップS3)、規定枚数に達していなければ、再びステップS1以降を繰り返し、規定枚数に達していれば、次に、候補評価画像を二値化して部分読み出し領域を決定し、その結果をエリアスケジューリングテーブル部17に登録する(ステップS4)。
たとえば、図9(a)に示すような全画角画像40を取り込んだ場合には、この全画角画像40から、まず、図9(b)、(c)に示すような二値化されたA系列候補評価画像41とB系列候補評価画像42を生成し、次いで、図9(d)に示すように、これらのA系列候補評価画像41とB系列候補評価画像42の論理和をとった統合候補評価画像43を生成した後、図9(e)に示すような目的信号の候補領域44〜46を決定する。
ここで、図9(a)の全画角画像40に含まれる高輝度部分は、情報光30〜32と、ビル25、26の明かりが点灯している窓(黒く塗りつぶされていない窓)であり、そのうちの情報光30〜32だけが点滅している。図9(b)、(c)の二つの候補評価画像(A系列候補評価画像41とB系列候補評価画像42)において、破線25aは左側のビル25の明かりが点灯している窓を表し、破線26aは右側のビル26の明かりが点灯している窓を表しているが、これら二つの候補評価画像(A系列候補評価画像41とB系列候補評価画像42)のいずれにも同じ数の窓(明かりが点灯している窓)が高輝度部分として含まれている。
これに対し、情報光30〜32は、点滅光であるため、図示の例においては、A系列候補評価画像41に情報光30が含まれず、また、B系列候補評価画像42に情報光31が含まれず、結局、それら二つの候補評価画像(A系列候補評価画像41とB系列候補評価画像42)の論理和画像である統合候補評価画像43に全ての情報光30〜32が含まれることになり、この統合候補評価画像43に基づいて情報光30〜32を部分読み出しするための部分読み出し領域44〜46を決定する。
次いで、エリアスケジューリングテーブル部17に処理すべきデータが有るか否かを判定し(ステップS5)、処理すべきデータがなければ、処理結果テーブル20の検出結果に基づき表示処理と制御処理とを実行(ステップS6)した後、再びステップS1以降を繰り返す。
一方、エリアスケジューリングテーブル部17に処理すべきデータが有る場合は、エリアスケジューリングテーブル部17からデータを一つ取り出して部分撮像モードにて読み出すべきエリア(画素領域)を設定し(ステップS7)、次いで、部分撮像モードで撮像を行い、その撮像によって得られた部分読み出し画像をバッファリングする(ステップS8)。
次いで、信号捕捉領域と信号領域時間変動からデコードを試み(ステップS9)、デコードしたデータが不足しているか否かを判断する(ステップS10)。データが不足しているのならばステップS7に戻る一方、情報に復元するのに十分なデータ量がデコードできているのならばステップS11に進む。ステップS11にて、データについてチェックを行い、正常であれば、処理結果テーブル20に受信処理結果を書き込んだ後(ステップS12)、ステップS5以降を繰り返し、一方、エラー有りと判断したならば、処理結果テーブル20に信号無しを示す情報(ここでは×記号)を書き込んだ後(ステップS11)、ステップS5以降を繰り返す。
図10は、エリアスケジューリングテーブル16と処理結果テーブル20のデータ格納の具体例を示す図である。この図において、0、1、2、・・・・・nのナンバー(NO)はスケジューリング番号であり、各番号ごとにエリア座標(X,Y)と信号座標、処理/デコード結果が格納されている。たとえば、NO=0にはエリア座標(40,80)と“×”(信号無し)が格納されており、NO=1にはエリア座標(760,210)と信号座標(765,212)及びデコード結果“FC87・・・・・”が格納されており、NO=2にはエリア座標(410,220)と“処理中”が格納されている。
以上のとおり、第1実施形態においては、情報光30〜32の持つ統計的特性に着目し、全画角画像の中で、同じ統計的特性を有する領域を部分読み出しのための領域として決定するので、変調する周波数に比べてはるかに低い周波数のフレームレートであっても、全画角から光信号源である尤度の高い領域候補を判定でき、変調を複雑にしたり、多量の部分読み出しのスキャンをしなくてもよい。加えて、提案技術のように人為的に当該領域を指定するものに比べて手間や面倒もない。
<第2実施形態>
前記の第1実施形態では、光源の任意位相とのロックを可能にするために、光信号の変調周波数を1つの変調パルスの幅50μsに相当する20KHzとしたが、これに限定されない。以下に説明する第2実施形態では、別の信号形式への対応例として、すでに標準化されている可視光通信の規格であるSC−4PPM形式を説明する。ちなみに、このSC−4PPM形式は「JEITA CP−1222(可視光IDシステム)」の規格である。
第2実施形態では、SC−4PPM形式の信号を探索する送信発光器からの情報受信に本発明を適用した場合について述べる。
まず、JEITA規格のCP−1222は、
・副搬送波の周波数 28.8(kHz)
・1シンボル時間 0.416(ms)=416(μs)
・1スロット時間 104(μs)
と規定されている。
したがって、サブキャリアパルスの有無に合わせた変化を見るため、露光時間は、上記1スロット時間におけるサブキャリアパルス1周期分に相当する34.67(μs)とする。
これは、キャプチャ画像の位相と変調データの位相が任意の場合に対応して安定値になるように、1スロット時間の半分の2/3に合致させたことになる。
また全画角撮像モードにおけるフレームレートは「104(μs)×N+104(μs)/2」であるので、全画角撮像モードにおける1フレームレートに相当する周期を、N=249として、104(μs)×249+(104(μs)/2)=39.8152(fps)とする。
以上のとおり、CP−1222のようなサブキャリア変調の信号でも問題なく本発明を適用することができる。また、その際に、さらに望ましい全画角撮像モードでの露光時間条件が得られる。
次に、候補領域の算出フィルタについて説明する。
フィルタや判定器としては、公知のデジタル信号処理において確率過程の信号に関するフィルタの構成法を使ってもよいが、20枚(A/B系列で40サンプル)の画像で算出する簡易的な処理手段として、次に説明するフローを例示する。
図11は、上述の全体動作フロー(図8)の変形フローを示す図である。先ず、CPU11aは、本フローチャートをスタートするに当たり、ROM11b、PROM11dに書き込まれている本フローチャートに係る制御プログラムやデータを読み出し、RAM11cにロードする(スタート)。次いで、図3の全画角撮像モード/部分撮像モード切替制御部14を制御して画像読み出し選択部13に全画角撮像モードを選択させ、撮像部2の全画角で撮像される画像を順次取り込み、その画像に基づくライブビュー画像を表示部6に順次表示させると共に、その全画角画像を候補領域決定部16内のバッファエリアに逐次バッファリングする(ステップS21)。次いで全画角画像枚数が40枚(A系列で20枚、B系列で20枚)バッファリングできたか否かを判断する(ステップS22)。そして、バッファリングしたと判断すると、次に、A系列、B系列の各々の系列の各座標について、以下の三つの処理を実行する(ステップS23)。
〔第1の処理〕
系列変動を検査し画像系列から最大値/最小値/平均値を求める(ステップS23−1)。
〔第2の処理〕
最大値と最小値の差分(diff)を求めると共に、平均値と最小値との差分(diff_a)を求め、さらに、|diff−diff_a×4|を演算する。そして、その演算結果が所定のしきい値よりも大きいか否かを判定し、大きい場合にはバッファ(図示せず)に“1”を格納し、大きくない場合にはバッファに“0”を格納する(ステップS23−2)。
〔第3の処理〕
上記ステップS23−2にて、“1”が格納された座標の変動を検査し、しきい内で同じ値が所定数(ここでは10回)以上続いたら、このバッファの“1”を“0”に訂正する(ステップS23−3)。
そして、系列A/Bの画像のOR(論理和)をとり(ステップS24)、部分読み出し領域の決定とエリアスケジューリングテーブル16への登録を行った後、第1実施形態と同様のステップS5移行を実行する。
以上のとおり、第2実施形態においては、CP−1222の標準光源をイメージセンサ通信に用いた場合であっても、効率の良い高速部分読み出しを使った信号捕捉と受信を行うことができる。
また、サブキャリア変調の信号にも適用できる。
また、4値PPMエンコードされた伝送ビットレベルのエンコード方式にも適用できる。
また、データフォーマットの一部に想定統計性質を満たさない部分が存在する場合であっても撮像周期の制御によって容易に対応することが可能になる。
また、データフォーマットに捕捉用の特別なデータ(擬似乱数的なプリアンブル)が含まれていなくても、高速データ通信処理において、信号取り出し座標の確定と受信が可能になる。
また、データデコードの処理であらかじめ代表点でなく、全ての座標に対してバイナリ化処理を行って、データ受信が成功した領域を統合して代表点を出すので、処理効率は悪いが、代表点を求めてデコードする場合にくらべて、信号の動き(または受信機側の動き)の影響を受けにくくすることができる。
なお、第2実施形態では、全画素をまずバイナリ化してから最後に領域代表座標を求めたが、これに限らない。たとえば、擬似乱数パターンとの相関を求めるような形で、まず、4値PPM信号である領域を判定し、その領域代表を求めてから、その代表座標の変化をバイナリ化するようにしてもよい。処理効率の向上を期待でき、また、バッファメモリの容量を少なくできる。
図12は、第2実施形態の変形例を示す図であり、4値PPMのサンプリング値系列である場合に1を出力するフィルタ構成を示す図である。この図に示すように、この構成は、前段フィルタ167、後段フィルタ168、比較器169、判定しきい値メモリ170、及び、論理回路部171からなり、前段フィルタ167は加算回路167aと、遅延回路167bと係数乗算回路167cとを含み、後段フィルタ168は係数乗算回路168aと、遅延回路168bと、加算回路168cとを含み、また、論理回路部171は3段の遅延回路171a〜171cと、4入力アンド回路171e〜171hと、4入力OR回路171iとを含む。
前段フィルタ167に部分撮像モード以降、高速で部分読み出しされたA系列、B系列の両系列の部分画像をそれぞれ入力する。
この構成によれば、部分撮像モードになってから、ある値以上(SOFの領域は4値PPMをみたさないので、その分の判定余裕は必要)安定してPPM判定値が1となる領域の代表点を求めることができる。
つまり、論理回路部171は、4値PPMのフォーマットを満たしたときに「1」、そうでないときに「0」を出力するので、この「1」が一定時間以上続いたときに、4値PPM信号であると判定する。
なお、本実施の形態においては、本発明を撮像装置に適用した場合について述べたが、これに限ることなく、撮像デバイス備えた電子機器、また、撮像デバイスから撮像画像を得て画像処理を行うコンピュータや画像処理システムにおいても本発明を適用させることができる。
また、直接的に本発明の機能を搭載しなくても、汎用のプログラム言語を用いて本発明を機能させるようにしたプログラムをインストールすることにより本発明を実現した場合においても、適用可能なことは言うまでもないことである。
1 撮像装置
2 撮像部
15 部分読み出しエリア設定部
16 候補領域決定部
19 情報復元部
30 情報光
31 情報光
32 情報光

Claims (2)

  1. 撮像手段が有する撮像領域のうちの部分的な領域を撮像し、この部分的な領域の輝度変化から、光を媒体として送信された所定の統計的特性を有する光のパルス列からなる情報光に含まれる情報を復元する情報復元装置において、
    前記撮像手段が有する撮像領域の全領域または前記部分的な領域よりも大きな領域の中から前記統計的特性を有する光のパルス列を含む領域を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された領域に対応する部分画像の時系列的な輝度変化から前記情報光に含まれる情報を復元する情報復元手段と
    前記パルス列における1パルス分の点灯時間の少なくとも半分の時間を露光時間とし、前記統計的特性を有する光の点灯周期の整数倍と、この点灯周期の整数倍と半分の周期とを交互に含むフレームレートで前記撮像手段を制御する撮像制御手段と、
    を備え、
    前記特定手段は、前記撮像制御手段による制御による結果に基づいて前記領域を特定することを特徴とする情報復元装置。
  2. 撮像手段が有する撮像領域のうちの部分的な領域を撮像し、この部分的な領域の輝度変化から、光を媒体として送信された所定の統計的特性を有する光のパルス列からなる情報光に含まれる情報を復元する情報復元方法であって、
    前記撮像手段が有する撮像領域の全領域または前記部分的な領域よりも大きな領域の中から前記統計的特性を有する光のパルス列を含む領域を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにて特定された領域に対応する部分画像の時系列的な輝度変化から前記情報光に含まれる情報を復元する情報復元ステップと
    前記パルス列における1パルス分の点灯時間の少なくとも半分の時間を露光時間とし、前記統計的特性を有する光の点灯周期の整数倍と、この点灯周期の整数倍と半分の周期とを交互に含むフレームレートで前記撮像手段を制御する撮像制御ステップと、
    を含み、
    前記特定ステップは、前記撮像制御ステップによる制御による結果に基づいて前記領域を特定することを特徴とする情報復元方法。
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