JP5281750B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
図1は、画像記録装置としてインクジェットプリンタを使用した場合のインク経路を説明する図である。本例において使用するインクジェットプリンタ1にはシアン(C)、ブラック(K)、マゼンダ(M)、及びイエロー(Y)の各色のインク2C、2K、2M、2Yをそれぞれ収容するインクタンク3C、3K、3M、及び3Yが設けられている。尚、図1では1色(例えば、シアン(C))に対するインク経路を中心に示しているが、他の色のインク経路についても同じ構成である。
上部サブインクタンク7には更に、一端を上部サブインクタンク7内のインクに浸すことなく接続し、他端を共通気室(大気開放室)20に接続するチューブ21C、21K、21M、21Yが配設されている。また、共通気室20は、内部を大気に開放するための開放弁22を備えている。
図2は、熱交換機構10の構成を示す概略図であり、前述のように熱交換機構10は熱交換部材50と冷却部材60で構成されている。熱交換部材50は、蓋部材51とインク経路部材52で構成されている。冷却部材60は蓋部材51の上部に設けられ、冷却素子であるペルチェ素子61、ヒートシンク62、及びファン63で構成されている。
先ず、図3において、蓋部材51には、突状部53(53c、53k、53m、53y)が設けられている。また、蓋部材51は熱伝導性の良い、例えばアルミ材料が使用されている。一方、インク経路部材52には、図4(a)に示すように、インク流路部55c、55k、55m、55yが設けられている。このインク流路部55c、55k、55m、55yは、それぞれ対応する色のインクが流れる構成となっており、インクが通る際の流路抵抗が各色で均一になるようにするため、体積がほぼ同じ値となるように設定されている。
すなわち、図1に示すように、記録ヘッド27のノズル先端の位置Cに対して、上部サブインクタンク7の液面までの距離がAであり、開放弁22を開放することによって、上部サブインクタンク7内を大気開放にする。これにより記録ヘッド27には、一定の正圧力がかかる。さらに、下部サブインクタンク31の液面と記録ヘッド27のノズル先端の位置Cまでの距離をBとし、開放弁40を開けた状態で圧力調整機構41のベローズ形状部41a、及び錘部41bをアーム41cで持ち上げ、開放弁40を閉じた後、アーム41cを下げることで、下部サブインクタンク31内の圧力を一定の負圧になるように設定する。これにより記録ヘッド27には、一定の負圧がかかる。
図6は、第1の実施形態の変形例を示す図であり、熱交換部材50を構成する蓋部材51の下面斜視図である。尚、第1の実施形態と同一又は相当する部材には同一の符号を付して説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
以上のような構成とすることで、本変形例の熱交換機構は、熱交換機構がインクに接する表面積を増やすことができ、インクの冷却効率を向上させることができる。
図7(a)、(b)は、第2の実施形態を説明する図であり、図7(a)は、インク経路部材71の上面断面図を示し、図7(b)は、熱交換機構70の斜視図を示す。
本実施形態の熱交換機構70は、図7(b)に示すように、上方の蓋部材73−1と下方の蓋部材73−1とインク流路部72c、72k、72m、72yとでインク溜まり部を形成している。蓋部材73−1には、下部サブインクタンク7C、7K、7M、7Yから供給されたインクが流入するためのインク流入口56c、56k、56m、56yが設けられている。また、蓋部材73−2には、インク溜まり部で熱交換されたインクを記録ヘッド27へと排出するためのインク排出口57c、57k、57m、57yが設けられている。(図7(b)では、インク排出口57k、57yは隠れて見えない。)蓋部材73とインク経路部材71とは、溶着やネジ等で締結することにより一体化させる構成されている。尚、本実施形態においては、蓋部材73は、必ずしも熱伝導率の高い部材である必要はない。
次に、第2の実施形態の変形例について説明する。
2C、2K、2M、2Y・・インク
3C、3K、3M、3Y・・インクタンク
4・・・開放弁
5K、5C、5M、5Y・・フィルタ
6(6K、6C、6M、6Y)・・チューブ
7(7C、7K、7M、7Y)・・・上部サブインクタンク
8・・・センサ
10・・熱交換機構
11、11K、11C、11M、11Y・・チューブ
12・・蓋部材
13・・ペルチェ
14・・放熱板
15・・放熱ファン
20・・共通気室(大気開放室)
21C、21K、21M、21Y・・チューブ
22・・開放弁
25(25C、25K、25M、25Y)・・チューブ
26・・インク分配器
27・・記録ヘッド
29・・インク収容器
30・・チューブ
31C、31K、31M、31Y・・下部サブインクタンク
33・・バッファタンク
34・・チューブ
36・・一方向弁
38・・インク供給量調節器
39C、39K、39M、39Y・・チューブ
39・・圧力調整共通気室
40・・開放弁
41・・圧力調整機構
41a・・ベローズ形状部
41b・・錘部
41c・・アーム
44・・チューブ
50・・熱交換部材
51・・蓋部材
52・・インク経路部材
53(53k、53c、53m、53y)・・突状部
55c、55k、55m、55y・・インク流路部
56c、56k、56m、56y・・インク流入口
57c、57k、57m、57y・・インク排出口
58c、58k、58m、58y・・溝
59c、59k、59m、59y・・放熱部
60・・冷却部材
61・・ペルチェ素子
62・・ヒートシンク
63・・ファン
70・・熱交換部材
71・・インク経路部材
72c、72k、72m、72y・・インク流路部
73(73−1、73−2)・・蓋部材
74・・ペルチェ素子
75・・インク経路部材
76c、76k、76m、76y・・インク流路部
Claims (5)
- インクを循環させる複数のインク循環経路と、
前記インク循環経路の各々に接続され、前記インク循環経路から供給された前記インクの一部を記録媒体に吐出する記録ヘッドと、
を有する画像記録装置において、
前記インク循環経路毎に設けられたインク経路部を隣接し一体的に設けた熱交換部を有し、
前記熱交換部は複数の前記インク経路部を形成する少なくとも一部を熱伝導率の高い部材で構成し、複数の前記インク循環経路のなかで使用頻度の最も高いインクの前記インク経路部を中央に配置し、当該使用頻度の最も高いインクの前記インク経路部を取り囲むように他のインクの前記インク経路部が配置されている
ことを特徴とする画像記録装置。 - インクを循環させる複数のインク循環経路と、
前記インク循環経路の各々に接続され、前記インク循環経路から供給された前記インクの一部を記録媒体に吐出する記録ヘッドと、
を有する画像記録装置において、
前記インク循環経路毎に設けられたインク経路部を隣接し一体的に設けた熱交換部を有し、
前記熱交換部は複数の前記インク経路部を形成する少なくとも一部を熱伝導率の高い部材で構成し、複数の前記インク循環経路のなかで使用頻度の最も高いインクの前記インク経路部を外側に配置し、当該使用頻度の最も高いインクの前記インク経路部が他のインクの前記インク経路部を取り囲むように配置されている
ことを特徴とする画像記録装置。 - 前記熱交換部は、前記インク循環経路毎に設けられたインク流路を隣接し一体的に設けた熱伝導率の高いインク経路部材と、前記インク経路部材の前記インク流路を覆う蓋部材とを備え、前記インク経路部材及び前記蓋部材を一体構成することで前記蓋部材と前記インク流路部材との間に複数の前記インク経路部を形成することを特徴とする請求項1、又は2に記載の画像記録装置。
- 前記画像記録装置は、前記熱交換部を冷却する冷却手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像記録装置。
- 前記インクは、少なくとも黒色を含む複数色のインクであり、前記使用頻度の最も高いインクは黒色のインクであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像記録装置。
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