JP5281327B2 - 貯湯式給湯装置 - Google Patents
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Description
前記貯湯槽からの出湯温度を検出する出湯温度検出手段と、
前記補助加熱手段と前記貯湯槽との間に位置する給湯路部分に給水路からの水を混合する水混合手段と、
前記給湯路からの出湯状態を検出する出湯検出手段と、
前記出湯検出手段にて出湯が検出されたときには、前記出湯温度検出手段の検出情報に基づいて、前記給湯路から出湯される給湯温度が設定された目標温度になるように、前記補助加熱手段及び前記水混合手段を作動させる制御手段とが設けられ、
前記制御手段が、
前記目標温度と前記出湯温度との関係が前記補助加熱手段の作動を停止させた状態にて前記目標温度の湯水を前記給湯路から出湯できる補助加熱不要状態のときには、前記給湯温度が前記目標温度になるように前記水混合手段を制御し、かつ、前記補助加熱手段を停止させる停止モード運転処理を実行し、且つ、
前記目標温度と前記出湯温度との関係が前記補助加熱手段を作動させる必要がある補助加熱必要状態のときには、前記補助加熱手段を前記目標温度に湯水を加熱するように作動させ、かつ、前記補助加熱手段を加熱作動させることにより前記給湯温度が前記目標温度よりも高くなることを抑制するように前記水混合手段を制御する加熱作動モード運転処理を実行するように構成された貯湯式給湯装置に関する。
また、前記補助加熱必要状態のとき及び前記補助加熱不要状態のときの判別の形態としては、上記した特許文献1に記載の形態の他、例えば、出湯温度と目標温度との差が加熱判別用設定値(例えば、2℃)以下であれば、補助加熱必要状態であるとし、出湯温度と目標温度との差が前記加熱判別用設定値(例えば、2℃)より大きな不要判別用設定値(例えば、3℃)以上になれば、補助加熱不要状態と判別するようにする形態も考えられるものであり、この形態の場合には、補助加熱必要状態となって、一旦、加熱作動モード運転処理が開始されると、出湯温度と目標温度との差が加熱判別用設定値(例えば、2℃)より大きな不要判別用設定値(例えば、3℃)以上になるまで、加熱作動モード運転処理が継続されるものとなるから、停止モード運転処理と加熱作動モード運転処理とが頻繁に切り換ることを抑制できるものとなる。
尚、出湯温度と目標温度との差が大きくなって、貯湯槽の湯水をそのまま補助加熱手段にて加熱しても、補助加熱手段にて加熱された湯水の温度が目標温度より高くなることがなくなったとき、つまり、貯湯槽の湯水を補助加熱手段にて目標温度に加熱できるようになったときには、一般には給水路からの水の混合を停止することになるが、給水路からの水を混合させ続けても良い。
このため、加熱作動モード運転処理を実行する状態から停止モード運転処理が実行される状態に切り換ったときに、その直後に、水混合手段と補助加熱手段の間の給湯路部分に位置する低温の湯水が補助加熱手段にて加熱されずに給湯されることに起因して、変更設定された目標温度よりも低い湯水が給湯されて、使用者に不快感を与える虞があり、改善が望まれるものであった。
貯湯槽から送出されて給湯路を通流する湯水を加熱する補助加熱手段と、
前記貯湯槽からの出湯温度を検出する出湯温度検出手段と、
前記補助加熱手段と前記貯湯槽との間に位置する給湯路部分に給水路からの水を混合する水混合手段と、
前記給湯路からの出湯状態を検出する出湯検出手段と、
前記出湯検出手段にて出湯が検出されたときには、前記出湯温度検出手段の検出情報に基づいて、前記給湯路から出湯される給湯温度が設定された目標温度になるように、前記補助加熱手段及び前記水混合手段を作動させる制御手段とが設けられ、
前記制御手段が、
前記目標温度と前記出湯温度との関係が前記補助加熱手段の作動を停止させた状態にて前記目標温度の湯水を前記給湯路から出湯できる補助加熱不要状態のときには、前記給湯温度が前記目標温度になるように前記水混合手段を制御し、かつ、前記補助加熱手段を停止させる停止モード運転処理を実行し、且つ、
前記目標温度と前記出湯温度との関係が前記補助加熱手段を作動させる必要がある補助加熱必要状態のときには、前記補助加熱手段を前記目標温度に湯水を加熱するように作動させ、かつ、前記補助加熱手段を加熱作動させることにより前記給湯温度が前記目標温度よりも高くなることを抑制するように前記水混合手段を制御する加熱作動モード運転処理を実行するように構成されたものにおいて、
前記制御手段が、前記加熱作動モード運転処理の実行を開始したときには、前記給湯路からの出湯が連続している間は、前記補助加熱不要状態になっても、その加熱作動モード運転処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
つまり、給湯中において、目標温度が低下側に変更設定されて、出湯温度と目標温度との関係が補助加熱不要状態になっても、加熱作動モード運転処理が継続される結果、水混合手段と補助加熱手段の間の給湯路部分に位置する低温の湯水が補助加熱手段にて加熱されずに給湯されることを回避して、変更設定された目標温度よりも低い湯水が給湯されることを回避できるものとなる。
ちなみに、加熱不要状態であるものの加熱作動モード運転処理を継続するものであるから、給水路からの水を貯湯槽からの湯水に混合して、補助加熱手段に供給される湯水の温度を低下させることにより、給湯温度が目標温度よりも高くなることを抑制するように水混合手段が制御されることは勿論である。
前記制御手段が、前記加熱作動モード運転処理の実行中において前記給湯路からの出湯が停止した場合に、その出湯停止後の設定時間内に前記給湯路からの出湯が開始されたときには、前記補助加熱不要状態になっても、前記加熱作動モード運転処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
つまり、給湯路からの出湯を停止し、その停止中において、目標温度が低下側に変更設定されて、出湯温度と目標温度との関係が補助加熱不要状態になっても、停止後において設定時間内に給湯路からの出湯が開始されたときには、加熱作動モード運転処理が継続される結果、水混合手段と補助加熱手段の間の給湯路部分に位置する低温の湯水が補助加熱手段にて加熱されずに給湯されることを回避して、変更設定された目標温度よりも低い湯水が給湯されることを回避できるものとなる。
前記制御手段が、前記目標温度が低温側に変更されたことにより前記補助加熱不要状態になった場合には、前記加熱作動モード運転処理を実行し、且つ、前記出湯温度が高温側に変化したことにより、前記補助加熱不要状態になった場合には、前記停止モード運転処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
つまり、補助加熱不要状態になっても加熱作動モード運転処理を継続させることを、目標温度が低温側に変更されたことにより補助加熱不要状態になった場合に限定して、出湯温度が高温側に変化したことにより補助加熱不要状態になった場合には、停止モード運転処理を行うようにすることにより、変更設定された目標温度よりも低い湯水が給湯されることにより使用者に不快感を与えることを抑制しながらも、無駄なエネルギー消費を抑制するのである。
前記制御手段が、前記補助加熱不要状態になっても、前記加熱作動モード運転処理を実行する場合には、前記補助加熱手段を最低加熱量よりも大きな設定加熱量にて作動させることにより前記給湯温度が前記目標温度になるように前記水混合手段を制御するように構成されている点を特徴とする。
つまり、貯湯槽からの出湯温度は、例えば、貯湯槽内に温度成層を形成するように貯湯する場合においてその貯湯されている湯水の温度成層の乱れにより変化したり、出湯温度検出手段の検出誤差により変化する等、種々の要因により変化するものであり、そして、水混合手段の制御には遅れ時間が伴うものである。このため、目標温度が低温側に変更されたことにより補助加熱不要状態になっても、加熱作動モード運転処理が実行される場合において、最低加熱量にて作動させることにより給湯温度が目標温度になるようにする湯水を補助加熱手段に供給するようにすると、出湯温度の変化により、補助加熱手段にて供給される湯水の温度が最低加熱量にては目標温度よりも高温になる温度となる虞があり、その結果、補助加熱手段から出湯されて給湯される給湯温度が、目標温度が低温側に変更されたのにも拘わらず高温となり、使用者に不快感を与えるものとなるが、このように使用者に不快感を与えることを回避できるのである。
前記制御手段が、前記補助加熱不要状態になっても、前記加熱作動モード運転処理を実行する場合において、前記補助加熱手段を最低加熱量にて作動させても前記給湯温度が前記目標温度よりも高くなると判断したときには、前記停止モード運転処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
つまり、補助加熱不要状態になっても、加熱作動モード運転処理を実行する場合において、貯湯槽から出湯される湯水の温度が上昇されることや、給水路から給水される水の温度が上昇することに起因して、水混合手段を制御して得られる湯水の温度が、補助加熱手段を最低加熱量にて作動させても給湯温度が前記目標温度よりも高くなる状態となる温度になる虞があるが、このような場合には、加熱作動モード運転処理が停止されて、停止モード運転処理が実行されることにより、目標温度よりも高温の湯水が給湯されることが回避されることになる。
前記制御手段が、前記加熱作動モード運転処理において、前記補助加熱手段を最低加熱量よりも大きな設定加熱量にて作動させることにより前記給湯温度が前記目標温度になるように前記水混合手段を制御するように構成されている点を特徴とする。
つまり、貯湯槽からの出湯温度は、貯湯槽内に貯湯されている湯水の乱れや出湯温度検出手段の検出誤差等の種々の要因により、変化するものであり、そして、水混合手段の制御には遅れ時間を伴うものである。このため、加熱作動モード運転処理が実行される場合において、最低加熱量にて作動させることにより給湯温度が目標温度になるようにする湯水を補助加熱手段に供給するようにすると、出湯温度の変化により、補助加熱手段にて供給される湯水の温度が最低加熱量にては目標温度よりも高温になる温度となる虞があり、その結果、湯水が供給されると、補助加熱手段から出湯されて給湯される給湯温度が、目標温度よりも高温となり、使用者に不快感を与えるものとなるが、このように使用者に不快感を与えることを回避できるのである。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。尚、この第1実施形態は、第1〜第5特徴構成、及び、第14特徴構成に対応する。
図1に示すように、貯湯槽1からの湯水が給湯路2を通して給湯栓等の湯水消費箇所3に給湯される貯湯式給湯装置が設けられている。
そして、貯湯槽1から送出されて給湯路2を通流する湯水を加熱する補助加熱手段A、及び、その補助加熱手段Aと前記貯湯槽との間に位置する給湯路部分に給水路4からの水を混合する水混合手段Bが設けられて、後述の如く、給湯路2から出湯される給湯温度が設定された目標温度Mに調整されるように構成されている。尚、給水路4は、一般には、水道水を供給するように構成されることになる。
そして、貯湯槽1の底部には、前記給水路4が接続されており、給水路4の水道圧にて貯湯槽1の湯水が給湯路2に供給されるように構成されている。
また、貯湯制御手段Dは、リモコンRにて指令された値に基づいて定める目標温度Mや、加熱作動の必要を示す加熱指令及び加熱作動の停止を示す停止指令を補助加熱手段Aに指令し、さらに、水混合手段Bの作動を制御する湯水温度調整処理を実行することになり、詳細は後述の通りである。
尚、貯湯運転制御を実行する運転時間帯は、上述の如くリモコンRにて指令するに代えて、電気負荷や給湯負荷の時系列的な実績データを管理して、その時系列的な実績データに基づいて予測負荷データを求め、その予測負荷データに基づいて、省エネ等の運転メリットの高い時間帯を求めて、その時間帯を運転時間帯とする形態で実施しても良い。
加熱制御手段19が実行する燃焼制御について説明すると、通水量検出センサ16にて検出される通水量が点火用通水量を超えると、点火用のガス燃料量を供給した状態で加熱用バーナ12の燃焼を開始し、通水量が点火用通水量以下になると、加熱用バーナ12の燃焼を停止することになる。
加熱用バーナ12の燃焼を開始したのちは、通水量検出センサ16にて検出される通水量、入水温センサ17にて検出される湯水の温度、及び、目標温度Mに基づく、いわゆるフィードフォワード制御と、出湯温センサ18にて検出される湯水の温度及び目標温度Mに基づく、いわゆるフィードバック制御とにより、加熱用バーナ12の目標燃焼量を求めて、その求めた目標燃焼量にて燃焼させるように、加熱用バーナ12に供給するガス燃料量を制御することになる。
そして、目標燃焼量を定めるにあたって、求めた目標燃焼量が、補助加熱手段Aの最低加熱量に対応する最低燃焼量よりも小さいときには、最低燃焼量を目標燃焼量に定めることになる。
また、貯湯制御手段Dは、目標温度Mと出湯温度Nとの関係が補助加熱手段Aを作動させる必要がある補助加熱必要状態のときには、加熱指令を補助加熱手段Aに指令して補助加熱手段Aを目標温度Mに湯水を加熱するように作動させ、かつ、補助加熱手段Aを加熱作動させることにより給湯温度が目標温度Mよりも高くなることを抑制するように水混合手段を制御する加熱作動モード運転処理を実行することになる。
そして、貯湯制御手段Dは、図4に示すように、出湯温度Nと目標温度Mとの差Sが加熱判別用設定値K(例えば、2℃)以下になると前記補助加熱必要状態であると判別し、出湯温度Nと目標温度Mとの差Sが加熱判別用設定値Kよりも大きな不要判別用設定値J(例えば、3℃)以上になると前記補助加熱不要状態であると判別するように構成されている。
そして、貯湯制御手段Dは、目標温度Mが低温側に変更されたことにより補助加熱不要状態になった場合には、加熱作動モード運転処理を実行し、且つ、出湯温度Nが高温側に変化したことにより、補助加熱不要状態になった場合には、前記停止モード運転処理を実行するように構成されている。
説明を加えると、給水路4には給水される水の温度を検出する水温検出センサ25が設けられている。
そして、その水温検出センサ25にて検出される水の温度、上部温度センサ22にて検出される出湯温度N、水量検出センサ23にて検出される通水量W、目標温度M、及び、最低加熱量に基づいて、補助加熱手段Aを最低加熱量にて作動させても給湯温度が目標温度Mよりも高くなるか否かを判別することになる。
すなわち、補助加熱手段Aを最低加熱量にて作動させたときに給湯温度が目標温度Mになるようにするために、水混合手段Bにて湯水を混合して得る目標混合温度Lを求め、水混合手段Bを最も低温側の調整状態にしたときに得られる湯水の混合温度Vが、目標混合温度Lよりも高ければ、補助加熱手段Aを最低加熱量にて作動させても給湯温度が目標温度Mよりも高くなると判断することになる。
つまり、目標混合温度L=目標温度M−(最低加熱量/通水量W)の関係であり、水混合手段Bを最も低温側の調整状態にしたときに得られる湯水の混合温度Vが、目標混合温度Lよりも高くなると、補助加熱手段Aを最低加熱量にて作動させても給湯温度が目標温度Mよりも高くなると判断することになるのである。
ちなみに、本実施形態においては、水混合手段Bの最も低温側の調整状態は、給水路側調整弁21の開度を全開とし、且つ、給湯路側調整弁20の開度を全閉とする状態に対応するものであるから、水温検出センサ25にて検出される水の温度が、水混合手段Bを最も低温側の調整状態にしたときに得られる湯水の混合温度Vに相当することになる。
そして、貯湯制御手段Dは、上述の如く、目標温度Mが低温側に変更されたことにより補助加熱不要状態になっても加熱作動モード運転処理を実行する場合に限らず、加熱作動モード運転処理においては、常に、補助加熱手段Aを最低加熱量よりも大きな設定加熱量Hにて作動させることにより給湯温度が目標温度Mになるように水混合手段Bを制御するように構成されている。
そして、停止モード運転処理においては、混合温度検出センサ24にて検出される混合温度Vが目標温度Mになるように、貯湯制御手段Dが水混合手段Bを制御する。
また、加熱作動モード運転処理においては、補助加熱手段Aを最低加熱量よりも大きな設定加熱量Hにて作動させることにより給湯温度が目標温度Mになる目標混合温度Lを、水量センサ23にて検出される通水量W、目標温度M、及び、設定加熱量Hに基づいて求めて、混合温度検出センサ24にて検出される混合温度Vが目標混合温度Lになるように、貯湯制御手段Dが水混合手段Bを制御することになる。
ちなみに、目標混合温度L=目標温度M−(設定加熱量H/通水量W)の関係であるから、この関係式に基づいて、目標混合温度Lが求められることになる。
まず、出湯開始であるか、つまり、水量センサ23にて検出されるWが設定通水量以上であるか否かが判別される(#1)。出湯開始である場合には、前回の停止から設定時間以内かつまり3分以内であるか否かが判別され(#2)、前回の停止から3分以内の場合には、前回は加熱作動モードであるか否かが判別される(#3)。
前回が加熱作動モードである場合には、出湯温度Nと目標温度Mとの差Sが、不要判別用設定値J以上であるか否かが判別され(#4)、差Sが不要判別用設定値J以上である場合には、目標温度Mが低下された場合であるか否かが判別される(#5)。そして、差Sが不要判別用設定値J以上で無い場合や、差Sが不要判別用設定値J以上であっても、目標温度Mが低下された場合には、加熱作動モード運転処理が実行される(#6)。
次に、補助加熱手段Aを最低加熱量にて作動させても給湯温度が目標温度Mよりも高温となる状態であるか否かが判別され(#7)、高温でない場合には、出湯中であるか、つまり、水量センサ23にて検出されるWが設定通水量以上であるか否かが判別され(#1)、出湯中である場合には、#4の処理に戻り、出湯中で無い場合には、水混合手段Bの作動を停止し、補助加熱手段Aの作動を停止させる等の停止処理を実行する(#9)。
次に、出湯中であるか、つまり、水量センサ23にて検出される通水量Wが設定通水量以上であるか否かが判別され(#12)、出湯中である場合には、#10の処理に戻り、出湯中で無い場合には、#9の停止処理を実行する。
以下、上記実施形態の各部を変更する別実施形態について説明する。
また、上記第1実施形態では、前記目標温度Mが低温側に変更されたことにより補助加熱不要状態になっても、加熱作動モード運転処理を実行する場合には、補助加熱手段Aを最低加熱量よりも大きな設定加熱量Hにて作動させることにより給湯温度が目標温度Mになるように水混合手段Bを制御するように構成したが、補助加熱手段Aを最低加熱量にて作動させることにより給湯温度が目標温度Mになるように水混合手段Bを制御するように構成しても良い。
2 給湯路
4 給水路
22 出湯温度検出手段
23 出湯検出手段
A 補助加熱手段
B 水混合手段
D 制御手段
H 設定加熱量
M 目標温度
N 出湯温度
Claims (6)
- 貯湯槽から送出されて給湯路を通流する湯水を加熱する補助加熱手段と、
前記貯湯槽からの出湯温度を検出する出湯温度検出手段と、
前記補助加熱手段と前記貯湯槽との間に位置する給湯路部分に給水路からの水を混合する水混合手段と、
前記給湯路からの出湯状態を検出する出湯検出手段と、
前記出湯検出手段にて出湯が検出されたときには、前記出湯温度検出手段の検出情報に基づいて、前記給湯路から出湯される給湯温度が設定された目標温度になるように、前記補助加熱手段及び前記水混合手段を作動させる制御手段とが設けられ、
前記制御手段が、
前記目標温度と前記出湯温度との関係が前記補助加熱手段の作動を停止させた状態にて前記目標温度の湯水を前記給湯路から出湯できる補助加熱不要状態のときには、前記給湯温度が前記目標温度になるように前記水混合手段を制御し、かつ、前記補助加熱手段を停止させる停止モード運転処理を実行し、且つ、
前記目標温度と前記出湯温度との関係が前記補助加熱手段を作動させる必要がある補助加熱必要状態のときには、前記補助加熱手段を前記目標温度に湯水を加熱するように作動させ、かつ、前記補助加熱手段を加熱作動させることにより前記給湯温度が前記目標温度よりも高くなることを抑制するように前記水混合手段を制御する加熱作動モード運転処理を実行するように構成された貯湯式給湯装置であって、
前記制御手段が、前記加熱作動モード運転処理の実行を開始したときには、前記給湯路からの出湯が連続している間は、前記補助加熱不要状態になっても、その加熱作動モード運転処理を実行するように構成されている貯湯式給湯装置。 - 前記制御手段が、前記加熱作動モード運転処理の実行中において前記給湯路からの出湯が停止した場合に、その出湯停止後の設定時間内に前記給湯路からの出湯が開始されたときには、前記補助加熱不要状態になっても、前記加熱作動モード運転処理を実行するように構成されている請求項1記載の貯湯式給湯装置。
- 前記制御手段が、前記目標温度が低温側に変更されたことにより前記補助加熱不要状態になった場合には、前記加熱作動モード運転処理を実行し、且つ、前記出湯温度が高温側に変化したことにより、前記補助加熱不要状態になった場合には、前記停止モード運転処理を実行するように構成されている請求項1又は2記載の貯湯式給湯装置。
- 前記制御手段が、前記補助加熱不要状態になっても、前記加熱作動モード運転処理を実行する場合には、前記補助加熱手段を最低加熱量よりも大きな設定加熱量にて作動させることにより前記給湯温度が前記目標温度になるように前記水混合手段を制御するように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の貯湯式給湯装置。
- 前記制御手段が、前記補助加熱不要状態になっても、前記加熱作動モード運転処理を実行する場合において、前記補助加熱手段を最低加熱量にて作動させても前記給湯温度が前記目標温度よりも高くなると判断したときには、前記停止モード運転処理を実行するように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の貯湯式給湯装置。
- 前記制御手段が、前記加熱作動モード運転処理において、前記補助加熱手段を最低加熱量よりも大きな設定加熱量にて作動させることにより前記給湯温度が前記目標温度になるように前記水混合手段を制御するように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の貯湯式給湯装置。
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