JP5280319B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に関するものである。
従来の電子機器には、時刻通知機能を有するものがあり、ユーザはその時刻通知機能により、時刻を知ることができる。この電子機器の時刻通知機能の一例としては、電子機器に備えられた表示部に時刻を表示してユーザに通知する機能がある。このように、表示部に時刻を表示すれば、ユーザは表示部を一瞥するだけで時刻を即座に知ることができ、利便性を向上できる。そのため、従来の多くの電子機器においては、時刻を表示部に表示してユーザに通知するようにしている。
しかし、例えば、携帯電話端末やPDA(Personal Digital Assistants)等のように携帯されて使用される電子機器は、鞄やポケットに入れて携帯される場合が多い。この場合、電子機器の表示部に表示される時刻を確認するには、電子機器を鞄やポケットからいちいち取り出し、さらに機種によっては操作キーを押したり、折り畳み式の場合は機器を開いたりするなどの面倒な操作を行って、表示部に表示される時刻を視認することになる。このため、ポケットや鞄等の中に収容物が詰まっている等の原因により、電子機器を取り出し難いといった状況においては、時刻を確認し難く、ユーザにとっては不都合が生じていた。また、時刻を確認する毎に、ポケット等からいちいち電子機器を取り出し、その後、再びポケット等に電子機器を戻すという一連の操作を行うことは、ユーザにとって手間になっていた。
なお、従来の折り畳み式の電子機器として、折り畳んだ状態で露出する部分にサブ表示部を設け、このサブ表示部に日時、着信、新着メール等を表示するようにしたものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電子機器によれば、機器を展開してメインの表示部を見ることなく、機器を折り畳んだ状態で、サブ表示部を視認することにより、サブ表示部に表示されている時刻等を確認することができる。しかし、この電子機器においても、電子機器がポケット等に入っている場合は、いちいち機器を取り出してサブ表示部を視認することになるため、同様の不都合が生じることになる。
また、電子機器は、携帯されて種々の場所で使用されることから、例えば、炎天下や明るいライトの下で表示部に表示されている時刻を見る場合もある。しかし、このような環境の下では、表示部による外光の反射や、外界の表示部への写りこみ等が生じて、表示部に表示されている時刻が見づらくなる。
一方、視覚障害者などによる入力を支援する情報機器として、タッチセンサの表示部に表示されている数字キーに触れると、数字に応じた振動を呈示するようにしたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−198676号公報 特開2003−16502号公報
ここで、電子機器がタッチセンサを備える場合は、上記特許文献2に開示の技術を適用して、タッチセンサに触れることにより、時刻を振動の触感として呈示するように構成することが想定される。例えば、3時の場合は、タッチセンサを「ブル・ブル・ブル」と3回振動させる。このようにすれば、ユーザは、電子機器を鞄やポケット等に入れたままの状態で、タッチセンサに指を触れることによりおおまかな時刻を知ることが可能となる。
しかしながら、タッチセンサに単に触れただけで、時刻に応じてタッチセンサを振動させるようにすると、鞄やポケット内の他の収容物が接触した場合にもタッチセンサが振動して、ユーザを驚かせることになるとともに、消費電力の無駄を招くことになる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、タッチセンサを不意に振動させたりすることなく、したがって電力を無駄に消費したりすることなく、時刻を触感により認識できるように構成した電子機器を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明に係る電子機器は
タッチ入力を検出するタッチセンサと、
前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
前記タッチ面にタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面をスライドしている際に、前記タッチ対象に対して前記タッチ面を振動させて時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御する、
ことを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る電子機器
タッチ入力を検出するタッチセンサと、
前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
前記タッチ面にタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面をスライドしている際に、前記タッチ対象に対して時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御し、
前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面の端部を始点としてスライドしている際に、前記タッチ対象に対して前記時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御する、
ことを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る電子機器
タッチ入力を検出するタッチセンサと、
前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
前記タッチ面にタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面をスライドしている際に、前記タッチ対象に対して時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御し、
前記制御部は、前記タッチ対象が前記時刻に応じた前記タッチ面の所定の位置をスライドすると、前記タッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する、
ことを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る電子機器
タッチ入力を検出するタッチセンサと、
前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
前記タッチ面にタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する制御部と、
前記タッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、を備え、
前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面をスライドしている際に、前記タッチ対象に対して時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御し、
前記制御部は、前記荷重検出部により検出される押圧荷重が所定の荷重基準を満たした際に所定の処理を実行し、前記荷重検出部により検出される押圧荷重が前記所定の荷重基準を満たしていない状態で前記スライドを検出する、
ことを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る電子機器
タッチ入力を検出するタッチセンサと、
前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
前記タッチ面にタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面をスライドしている際に、前記タッチ対象に対して時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御し、
前記制御部は、一回目の前記スライドの際に、前記タッチ対象に対して前記時刻の時を呈示し、前記時の呈示終了から所定時間内に開始される二回目の前記スライドの際に、前記タッチ対象に対して前記時刻の分を呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御する、
ことを特徴とするものである。
前記制御部は、前記二回目の前記スライドとして、前記一回目の前記スライドの方向と交差する方向のスライドを検出する、
ことを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る電子機器
タッチ入力を検出するタッチセンサと、
前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
前記タッチ面にタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する制御部と、
電子メールの送受信または電話を行うための通信部と、
該通信部により受信した未読メールまたは未応答電話の着信情報を格納する記憶部と、を備え、
前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面をスライドしている際に、前記タッチ対象に対して時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御し、
前記制御部は、前記時刻を触感により呈示する際に、前記記憶部に未読メールまたは未応答電話の着信情報が格納されている場合、当該未読メールまたは未応答電話の着信時刻に相当する時を、前記時刻を呈示する触感と異なる触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御する、
ことを特徴とするものである。
本発明に係る電子機器によれば、指やスタイラスペン等のタッチ対象がタッチセンサのタッチ面をスライドすると、タッチ対象に対して時刻を触感により呈示するので、タッチセンサが不意に振動するのを確実に防止でき、電力の無駄な消費を低減できる。
本発明の第1実施の形態に係る携帯電話端末の機能ブロック図である。 図1に示したタッチセンサを含む部分の実装構造の一例を示す図である。 第1実施の形態に係る携帯電話端末による時刻の触感呈示態様を説明するための図である。 第1実施の形態に係る携帯電話端末による時刻の触感呈示動作を示すフローチャートである。 第1実施の形態に係る携帯電話端末の動作を説明するための図である。 本発明の第2実施の形態に係る携帯電話端末による時刻の触感呈示動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施の形態に係る携帯電話端末による時刻の触感呈示態様を説明するための図である。
以下、本発明に係る電子機器の実施の形態機器について、図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る電子機器の機能ブロック図である。この電子機器は、電話機能および電子メールの送受信機能を有する携帯電話端末で、タッチセンサ11、荷重検出部12、触感呈示部13、表示部14、通信部15、記憶部16、および、全体の動作を制御する制御部17を有する。
タッチセンサ11は、そのタッチ面に対する指やスタイラスペンなどのタッチ対象によるタッチ入力を検出するもので、抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等のタッチ位置の二次元の位置情報を出力する公知のもので構成して、表示部14上に配置する。荷重検出部12は、タッチセンサ11のタッチ面に対する押圧荷重を検出するもので、例えば、歪みゲージセンサや圧電素子等の荷重に対して反応する素子を用いて構成する。触感呈示部13は、タッチセンサ11を振動させるもので、例えば、圧電素子を用いて構成する。
表示部14は、押しボタンスイッチ(プッシュ式ボタンスイッチ)のような入力ボタン等の入力用オブジェクトを表示するもので、例えば、液晶表示パネルや有機EL表示パネル等を用いて構成する。この表示部14に表示された入力用オブジェクトに対するタッチ入力は、タッチセンサ11から出力される位置情報に基づいて制御部17により検出される。通信部15は、公知のセルラー網等のネットワークを介して電話や電子メール等の無線通信を行うように構成する。記憶部16には、無線通信プログラムを含む各種の動作プログラム、未読メールや未応答電話の着信情報、ユーザ入力によるスケジュール、触感呈示部13の駆動信号情報、タッチセンサ11のタッチ面における所定の位置情報、等を記憶する。
制御部17は、例えばCPU等からなり、タッチセンサ11からの位置情報、荷重検出部12からの押圧荷重情報等に基づいて各部の動作を制御する。また、制御部17は、時刻情報の生成機能を内蔵している。なお、時刻とは、現在時刻や着信時刻等の時刻である。
図2は、図1に示したタッチセンサ11を含む部分の実装構造の一例を示すもので、図2(a)は要部断面図、図2(b)は要部平面図である。表示部14は、筐体21内に収納保持する。表示部14上には、弾性部材からなるインシュレータ22を介して、タッチセンサ11を保持する。なお、本実施の形態では、タッチセンサ11および表示部14を、平面視で縦長の矩形状として、タッチセンサ11を、図2(b)に仮想線で示す表示部14の表示領域Aから外れた4隅に配設したインシュレータ22を介して表示部14上に保持する。
また、筐体21には、表示部14の表示領域から外れたタッチセンサ11の表面領域を覆うようにアッパカバー23を設け、このアッパカバー23とタッチセンサ11との間に、弾性部材からなるインシュレータ24を配設する。
なお、図2に示すタッチセンサ11は、タッチ面11aを有する表面部材が、例えば透明フィルムやガラスで構成され、裏面部材がガラスやアクリルで構成されて、タッチ面11aが押圧されると、押圧部分が押圧力に応じて微少量撓む(歪む)、または構造体そのものが微少量撓む構造のものを用いる。
タッチセンサ11の表面上には、アッパカバー23で覆われる各辺の近傍に、タッチセンサ11に加わる荷重(押圧力)を検出する歪みゲージセンサや圧電素子からなる荷重センサ31をそれぞれ接着等により設ける。また、タッチセンサ11の裏面上には、対向する2つの辺の近傍に、タッチセンサ11を振動させるための圧電素子32をそれぞれ接着等により設ける。すなわち、図2に示す携帯電話端末は、図1に示した荷重検出部12を4つの荷重センサ31を用いて構成し、触感呈示部13を2つの圧電素子32を用いて構成している。そして、触感呈示部13によりタッチセンサ11を振動させることにより、タッチ面11aを振動させて、タッチ面11a上のタッチ対象に触感を呈示するようにしている。なお、図2(b)においては、図2(a)に示した筐体21、アッパカバー23およびインシュレータ24の図示を省略している。
本実施の形態に係る携帯電話端末においては、タッチセンサ11からの出力に基づいてタッチセンサ11のタッチ面11aへのタッチ操作(タッチ入力)を検出する。そして、荷重検出部12により検出される押圧荷重が所定の処理を実行するための荷重基準(例えば、1.5N)を満たさない状態で、タッチセンサ11からの位置情報が、タッチ面11aの端部を始点として連続的に変化するスライドを検出した場合に(タッチ対象がタッチ面11aの端部を始点としてスライドしている際に)、時刻を触感により呈示するように、時刻に応じて所定のスライド位置で(タッチ対象が時刻に応じたタッチ面11aの所定の位置をスライドすると)触感呈示部13によりタッチ面11aを振動させる。
このため、タッチセンサ11には、例えば、タッチ面11aの縦方向に、図3(a)に示すように、タッチ面11aの一方の端部から他方の端部に向けて、時の1時から12時に対応する12本の時呈示線(スライド位置)41を設定する。また、タッチ面11aの横方向には、図3(b)に示すように、タッチ面11aの一方の端部から他方の端部に向けて、分の15分、30分、45分に対応する3本の分呈示線(スライド位置)42を設定する。これらの時呈示線41および分呈示線42の位置情報は、予め記憶部16に記憶しておく。なお、時呈示線41および分呈示線42は、それぞれタッチ面11aの横方向および縦方向とすることもできるが、ここでは説明の便宜上、上述したように、縦方向に時呈示線41を設定し、横方向に分呈示線42を設定するものとする。
また、図3(a)および(b)にハッチングを施して示すように、タッチ面11aの各辺の端から、当該端と平行に隣接する呈示線の近傍までの所定の領域は、端部と定義して、その端部の位置情報を予め記憶部16に記憶しておく。
そして、図3(a)に示すように、縦方向において、タッチ対象である例えば指Fによる一方の端部の接触点Pから他方の端部に向かうスライドが検出された場合は、時刻に対応する時呈示線41が検出された際に(タッチ対象が時刻に応じた時呈示線41に対応する位置をスライドした際に)、触感呈示部13によりタッチ面11aを振動させて、タッチ面11aに接触している指Fに触感を呈示する。例えば、2時の場合は、一方の端部からの順次の2本の時呈示線41で(タッチ対象が一方の端部から順次の2本の時呈示線41に対応する位置をスライドした際に)それぞれタッチ面11aを振動させて、例えば「ブル」という触感を2回呈示する。ここで、時呈示のスライドの開始を検出する一方の端部は、予め設定して、当該設定された端部からのスライドの開始に従って時を呈示するようにしてもよいし、いずれかの端部からのスライドが検出されたら、当該端部を時呈示のスライドの開始を検出する一方の端部として、そのスライドの開始に従って時を呈示するようにしてもよい。
また、図3(b)に示すように、横方向において、指Fによる一方の端部の接触点Qから他方の端部に向かうスライドが検出された場合は、時刻に対応する分呈示線42が検出された際に、触感呈示部13によりタッチ面11aを振動させて指Fに触感を呈示する。例えば、時刻の分が30分以上45分未満の場合は、一方の端部からの順次の2本の分呈示線42でそれぞれタッチ面11aを振動させて、例えば「ブル」という触感を2回呈示する。また、時刻の分が15分未満の場合は、横方向のスライドでは触感を呈示しないか、あるいは、横方向のスライドの開始時点で触感を呈示する。ここで、分呈示のスライドの開始を検出する一方の端部は、時呈示の場合と同様に、予め設定して、当該設定された端部からのスライドの開始に従って分を呈示するようにしてもよいし、いずれかの端部からのスライドが検出されたら、当該端部を分呈示のスライドの開始を検出する一方の端部として、そのスライドの開始に従って分を呈示するようにしてもよい。
このように、本実施の形態においては、指F等のタッチ対象が、タッチパネル11のタッチ面11aを縦方向または横方向にスライドすることにより、時刻に応じて所定のスライド位置で(タッチ対象が時刻に応じたタッチ面11aの所定の位置をスライドすると)触感呈示部13によりタッチ面11aを振動させて、タッチ対象に時刻を触感により呈示する。これにより、ユーザは、例えば図3(a),(b)に示したような触感が呈示された場合、時刻が2時30分程度と認識することができる。
なお、指F等のタッチ対象に呈示する触感は、タッチ面11aを振動させる触感呈示部13の駆動信号により適宜設定する。例えば、圧電素子を用いて触感呈示部13を構成する場合において、硬い押しボタンスイッチを押したような「カチ」と感じられる触感を呈示する場合は、駆動信号として、200Hz〜500Hz程度の正弦波信号または矩形波信号を1周期分印加する。また、「ブル」や「ブニ」と感じられる軟質的な触感を呈示する場合は、駆動信号として、200Hz〜500Hz程度の正弦波信号を2〜3周期分印加する。あるいは、「ブルル」と感じられる振動として認知できる触感を呈示する場合は、駆動信号として、200Hz〜500Hz程度の正弦波信号を4周期分以上印加する。これらの種々の触感を呈示する駆動信号情報は、記憶部16に記憶して、ユーザにより所望の触感を呈示する駆動信号を適宜設定できるようにするのが好ましい。
以下、本実施の形態に係る携帯電話端末による時刻の触感呈示動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、本実施の形態においては、スライドが検出された端部を一方の端部として、当該一方の端部から対応する他方の端部へのスライドに従って時刻の時や分を呈示するものとする。
先ず、制御部17は、タッチセンサ11からの位置情報の入力を検出して、タッチ面11aに指等のタッチ対象が接触(タッチ)したのを検出すると(ステップS401)、タッチセンサ11から入力されるタッチ位置の位置情報と、荷重検出部12から入力される押圧荷重とに基づいて、そのタッチに基づいてスライドが開始したか否かを判定する(ステップS402)。そして、制御部17は、タッチセンサ11からの位置情報が、タッチ面11aの端部から当該端部に対向する他方の端部へ向かうように変化し、かつ、荷重検出部12からの押圧荷重が、所定の処理を実行するための荷重基準(1.5N)を満たさない場合に、スライドの開始と判定する。
したがって、図5(a)に示すように、タッチ面11a上で、ユーザが指Fをタッチ面11aの端部に相当する接触点Pから、当該端部に対向する他方の端部に向けて移動させ、その際に荷重検出部12により検出される押圧荷重が、図5(b)に示すように、荷重基準(1.5N)を満たしていない場合は、スライドの開始と判定される。
なお、携帯電話端末を鞄やポケット等に入れた状態で、タッチセンサ11のタッチ面11a上を指がスライドした場合、携帯電話端末の姿勢等により、スライドの途中で、荷重検出部12により検出される押圧荷重が上記の荷重基準を満たすことも想定される。このため、制御部17は、一方の端部から対応する他方の端部へ向かうスライド開始から所定移動距離(例えば、2mm)において、荷重検出部12により検出される押圧荷重が上記の荷重基準を満たさない場合は、連続するその後のスライドにおいて荷重検出部12により検出される押圧荷重が上記の荷重基準を満たしても、時刻を呈示する一連のスライドとして認識する。
制御部17は、ステップS402において、スライドの開始を判定すると(Yesの場合)、次に制御部17は、タッチセンサ11からの位置情報の変化に基づいて、当該スライドの方向がタッチ面11aの縦方向か否かを判定する(ステップS403)。その結果、縦方向の場合(Yesの場合)は、図3(a)に示したように、時刻に応じて、タッチセンサ11から時呈示線41の位置情報が出力された際に、触感呈示部13によりタッチ面11aを振動させて、指等のタッチ対象に時刻の時(hour)を触感により呈示する(ステップS404)。
これに対し、ステップS403において、スライドの方向が縦方向でないと判定された場合(Noの場合)、すなわちスライドの方向が横方向と判定された場合は、図3(b)に示したように、時刻に応じて、タッチセンサ11から分呈示線42の位置情報が出力された際に、触感呈示部13によりタッチ面11aを振動させて、指Fに時刻の分(minutes)を触感により呈示する(ステップS405)。
一方、図4のステップS402において、制御部17がスライドでないと判定した場合(Noの場合)、制御部17は、時刻の触感呈示動作を実行することなく、当該タッチに応じた処理を実行する。例えば、携帯電話端末がスリープモード等の省電力モードにある場合で、タッチセンサ11からの位置情報が所定時間変化せず、かつ荷重検出部12からの押圧荷重が上記の荷重基準を満たしていない場合は、現在の省電力モードを維持するように制御する。これに対し、タッチセンサ11からの位置情報の変化の有無にかかわらず、荷重検出部12からの押圧荷重が上記の荷重基準を満たした場合は、省電力モードを解除して待受けモードに移行したり、電話番号等の入力を受け付けたり、等の所定の処理を実行する。
本実施の形態に係る携帯電話端末によれば、ユーザが、タッチセンサ11のタッチ面11aを、縦方向の一方の端部から他方の端部に向けて所定の荷重基準を満たさない押圧荷重で指等をスライドさせると、時刻の時に応じた所定の位置をスライドした際に触感を呈示する。また、タッチ対象がタッチ面11aを、横方向の一方のエッジ部から他方のエッジ部に向けてスライドすると、時刻の分に応じた所定の位置をスライドした際に触感を呈示する。
このように、本実施の形態に係る携帯電話端末は、呈示する時刻の時と分とでスライド方向が異なり、そのスライド方向に応じて独立して時刻の時または分を触感により呈示する。したがって、ユーザは、時刻を知りたいという明確な意識のもとに、指先等に神経を集中させて、タッチ面11aを端部から所定の処理を実行するための荷重基準を満たさない押圧荷重で、知りたい時や分に対応する方向に指等をスライドさせることになるので、指先を途中でタッチ面11aから離すことなく、タッチ面11aを一方の端部から他方の端部近傍までスライドさせるようになり、時刻を確実に認識することが可能となる。しかも、ユーザは、何らの設定変更を行うことなく、スライドの速度に応じて、スライド速度を速くすることにより、時刻を速く知ることができ、スライド速度を遅くすることにより、時刻をゆっくりと、より確実に知ることができる。
また、タッチ面11aは、上記の時刻の触感呈示条件を満たさないと振動しないので、例えば、携帯電話端末を鞄やポケットに入れた状態で、他の収容物がタッチ面11aに接触してタッチ面11aが振動するのを防止でき、電力の無駄な消費を抑えることが可能となる。
(第2実施の形態)
本発明の第2実施の形態に係る電子機器は、図1に示した構成の携帯電話端末において、制御部17により、タッチセンサ11のタッチ面に対する一回目のスライドを検出して時刻の時を呈示し、その時の呈示終了から所定時間内に、同一方向の二回目のスライドを検出して時刻の分を呈示する。
ここで、制御部17が検出するスライドとは、第1実施の形態の場合と同様に、所定の処理を実行するための荷重基準を満たさない押圧荷重で、タッチセンサ11のタッチ面の端部を始点として、当該端部から対応する他方の端部へ向かうスライドである。また、一回目と二回目のスライドの方向は、2回ともタッチ面の縦方向あるいは横方向で、2回とも同じ端部からの一方通行のスライド、あるいは、一回目と二回目とで始点となる端部が異なる往復通行のスライドに予め設定する。同様に、一回目のスライドにおける時呈示線および2回目のスライドにおける分呈示線も、予め決めておく。
図6は、本発明の第2実施の形態に係る携帯電話端末による時刻の触感呈示動作を示すフローチャートである。以下、図1を参照しながら説明する。
先ず、制御部17は、第1実施の形態の場合と同様に、タッチセンサ11からの位置情報の入力を検出して、タッチ面に指等のタッチ対象が接触(タッチ)したのを検出すると(ステップS601)、タッチセンサ11から入力されるタッチ位置の位置情報と、荷重検出部12から入力される押圧荷重とに基づいて、そのタッチに基づいて一回目のスライドが開始したか否かを判定する(ステップS602)。そして、制御部17は、タッチセンサ11からの位置情報が、タッチ面の一方の端部から対応する他方の端部へ向かうように変化し、かつ、荷重検出部12からの押圧荷重が上記の荷重基準を満たさない場合、一回目のスライドの開始と判定する。
制御部17は、ステップS602において、一回目のスライドの開始を判定すると(Yesの場合)、次に制御部17は、タッチセンサ11からの位置情報の変化に基づいて、時刻の時に応じて、タッチセンサ11から時呈示線の位置情報が出力された際に、触感呈示部13によりタッチ面を振動させて、指等のタッチ対象に時刻の時(hour)を呈示する(ステップS603)。
その後、制御部17は、一回目のスライドによる時呈示が終了した時点、すなわち、一回目のスライドに係る指等のタッチ対象がタッチ面から離れて、タッチセンサ11から位置情報が入力されなくなった時点から、所定時間内に(例えば5秒以内)、二回目のスライドがあるか否かを検出する(ステップS604)。
その結果、2回目のスライドが検出された場合(Yesの場合)、制御部17は、時刻の分に応じて、タッチセンサ11から分呈示線の位置情報が出力された際に、触感呈示部13によりタッチ面を振動させて、指等のタッチ対象に時刻の分(minutes)を呈示して(ステップS605)、時刻の触感呈示動作を終了する。
一方、ステップS602において、制御部17がスライドでないと判定した場合(Noの場合)、制御部17は、時刻の触感呈示動作を実行することなく、当該タッチに応じた処理を実行する。また、ステップS604において、所定時間内に2回目のスライドが検出できなかった場合、制御部17は、時刻の触感呈示動作を終了する。したがって、この場合は、時のみが呈示されたことになる。
本実施の形態に係る携帯電話端末によれば、ユーザは、タッチパネル11に対して、指等のタッチ対象を同一方向に2回の一方通行のスライド、あるいは往復通行のスライドをさせることにより、一回目のスライドで時刻の時を触感により認識でき、二回目のスライドで時刻の分を触感により認識することができる。したがって、第1実施の形態の場合と同様の効果が得られる他、ユーザは、指等のタッチ対象をスライドし易い方向にスライドさせることができるので、使い勝手を向上することができる。
(第3実施の形態)
本発明の第3実施の形態においては、上述した第1実施の形態または第2実施の形態に係る携帯電話端末において、スライドに従って触感呈示部13によりタッチ面を振動させて指等のタッチ対象に時刻を触感により呈示する際、記憶部16に未読メールや未応答電話の着信情報が記憶されている場合に、その着信時刻に相当する時の触感の呈示態様、すなわち触感呈示部13の駆動信号を異ならせる。
例えば、第1実施の形態に係る携帯電話端末において、触感により呈示する時刻が3時15分で、未読メールや未応答電話の着信時刻が2時の場合、図7(a)に示す時を提示する縦方向のスライドでは、1時、2時、3時の各時呈示線41で指F等のタッチ対象に触感を呈示するが、未読メールや未応答電話の着信時刻に相当する2時の時呈示線41での触感の呈示態様を、他の時の時呈示線41での触感の呈示態様と異ならせる。図7(a)では、未読メールや未応答電話の着信時刻に相当する2時の時呈示線41で指Fに「ブルル」と感じる触感を呈示し、1時および3時の時呈示線41では「ブル」と感じる触感を呈示する場合を示している。
また、図7(b)に示すように、分を呈示する横方向のスライドでは、15分に相当する分呈示線42で、指Fに例えば「ブル」と感じる触感を呈示する。なお、未読メールや未応答電話の着信時刻の分が、例えば30分のように分呈示線42に対応する場合は、その対応する分呈示線42で通常の「ブル」とは異なる例えば「ブルル」と感じる触感を呈示してもよい。また、おおよその着信時刻を通知するという意味で、分呈示を省略して時呈示のみとすることもできる。
本実施の形態に係る携帯電話端末によれば、ユーザは、時刻を認識するために、タッチパネル11の所要のスライドを開始すると、未読メールや未応答電話の着信情報がある場合、その着信時刻が他の時刻(現在時刻等)呈示とは異なる触感で呈示される。したがって、ユーザは、時刻と同時に、未読メールや未応答電話の有無およびその着信時刻を認識することができるので、より利便性が向上する。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、上記実施の形態においては、タッチ面11aの端部の領域を定義して、端部を始点とするスライドを検出するようにしたが、端部を定義することなく、タッチ面11aの各辺の端から、当該端と平行に隣接する呈示線に至るまでの領域で、スライドを検出して時刻を呈示するように構成してもよい。また、上記実施の形態において、時呈示線を24本設定して、時を24時間標記で触感により呈示することもできる。同様に、分呈示線を60本設定して、分を1分刻み標記で触感により呈示することもできる。また、時呈示と分呈示とで、触感の呈示態様を異ならせることもできる。さらに、図3(a)に示したように、時呈示線を12本設定して、時を12時間標記で触感により呈示する場合、午前(AM)は例えば「ブル」という触感を呈示し、午後(PM)は例えば「ブルル」という触感を呈示するように、午前と午後とで触感の呈示態様を異ならせることもできる。
また、時刻の時は、呈示する時に応じて触感を異ならせることもできる。例えば、2時の場合は、「ブル」を2回、3時の場合は「ブルル」を3回呈示する。さらに、時刻の分は、例えば、10分刻みの5本の10分呈示線と、その後に続く1分刻みの9本の1分呈示線とを設定して、10分呈示線と1分呈示線とで触感を異ならせて呈示することもできる。例えば、32分を呈示する場合は、スライドにより、第1〜3番目の順次の10分呈示線でそれぞれ「ブルル」の触感を呈示し、その後、第1および第2の1分呈示線でそれぞれ「ブル」の触感を呈示する。
さらに、第3実施の形態においては、未読メールと未応答電話との着信時刻を異なる触感で、例えば未読メールは「ブルルル」、未応答電話は「カチ」などの触感で識別して呈示することもできる。また、未読メールの触感呈示の直後、ユーザによる押圧操作により荷重検出部12で検出される押圧荷重が所定の処理を実行するための荷重基準と同程度の所定の閾値を超えた場合、現在返信できない旨の定型文メールを送信者に自動的に送信するように構成することもできる。
また、図1に示した構成において、荷重検出部12および触感呈示部13は、圧電素子を荷重検出用と触感呈示用とに共用して構成することもできる。さらに、上記実施の形態において、タッチセンサ11のタッチ面11aは、縦長矩形に限らず、正方形、横長矩形等、任意の形状とすることができる。また、第2実施の形態においては、タッチセンサ11を、一次元の位置情報を出力する長尺のタッチセンサとすることもできる。さらに、タッチセンサは、上記の時刻呈示専用に設けてもよい。この場合は、押圧荷重を検出することなく、スライドのみを検出して、時刻を含む時間情報を触感により呈示すればよい。また、スライドの判定は、押圧荷重が所定の処理を実行するための荷重基準よりも高い所定の閾値を超えて、タッチ位置が移動した場合にスライドと判定することもできる。また、本発明は、図1に示したような携帯電話端末に限らず、通信部15を有しない他の電子機器にも有効に適用することができる。
さらに、上記実施の形態では、タッチ対象がタッチ面の端部を始点としてスライドしている際に、タッチ対象に対して時刻を触感により呈示したが、本発明は端部を始点としたスライドに限られない。例えば、タッチ対象がタッチ面の任意の点からスライドを開始した場合、制御部は、当該スライドの方向を検出し、前記スライドが開始した点と、当該スライドの方向に位置するタッチ面の端との間に時呈示線を設定する。そして、タッチ対象が時呈示線に対応する位置をスライドした際に、タッチ面を振動させることにより、タッチ対象に対して時刻の時を呈示する。この時を呈示するための一回目のスライドに係るタッチ対象がタッチ面から離れて、所定時間内に、タッチ面の任意の点からスライドがあった場合には、上述と同様な処理により、時刻の分を呈示する。このような処理を行うことにより、タッチ対象がタッチ面の任意の点からスライドを開始した場合に、タッチ対象に対して時刻を触感により呈示することができる。
11 タッチセンサ
11a タッチ面
12 荷重検出部
13 触感呈示部
14 表示部
15 通信部
16 記憶部
17 制御部
21 筐体
22 インシュレータ
23 アッパカバー
24 インシュレータ
31 荷重センサ
32 圧電素子
41 時呈示線
42 分呈示線

Claims (7)

  1. タッチ入力を検出するタッチセンサと、
    前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
    前記タッチ面にタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面をスライドしている際に、前記タッチ対象に対して前記タッチ面を振動させて時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御する、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. タッチ入力を検出するタッチセンサと、
    前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
    前記タッチ面にタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面をスライドしている際に、前記タッチ対象に対して時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御し、
    前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面の端部を始点としてスライドしている際に、前記タッチ対象に対して前記時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御する、
    ことを特徴とする電子機器。
  3. タッチ入力を検出するタッチセンサと、
    前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
    前記タッチ面にタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面をスライドしている際に、前記タッチ対象に対して時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御し、
    前記制御部は、前記タッチ対象が前記時刻に応じた前記タッチ面の所定の位置をスライドすると、前記タッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する、
    ことを特徴とする電子機器。
  4. タッチ入力を検出するタッチセンサと、
    前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
    前記タッチ面にタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する制御部と、
    前記タッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、を備え、
    前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面をスライドしている際に、前記タッチ対象に対して時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御し、
    前記制御部は、前記荷重検出部により検出される押圧荷重が所定の荷重基準を満たした際に所定の処理を実行し、前記荷重検出部により検出される押圧荷重が前記所定の荷重基準を満たしていない状態で前記スライドを検出する、
    ことを特徴とする電子機器。
  5. タッチ入力を検出するタッチセンサと、
    前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
    前記タッチ面にタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面をスライドしている際に、前記タッチ対象に対して時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御し、
    前記制御部は、一回目の前記スライドの際に、前記タッチ対象に対して前記時刻の時を呈示し、前記時の呈示終了から所定時間内に開始される二回目の前記スライドの際に、前記タッチ対象に対して前記時刻の分を呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御する、
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 前記制御部は、前記二回目の前記スライドとして、前記一回目の前記スライドの方向と交差する方向のスライドを検出する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. タッチ入力を検出するタッチセンサと、
    前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
    前記タッチ面にタッチしているタッチ対象に対して触感を呈示するように前記触感呈示部の駆動を制御する制御部と、
    電子メールの送受信または電話を行うための通信部と、
    該通信部により受信した未読メールまたは未応答電話の着信情報を格納する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、前記タッチ対象が前記タッチ面をスライドしている際に、前記タッチ対象に対して時刻を触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御し、
    前記制御部は、前記時刻を触感により呈示する際に、前記記憶部に未読メールまたは未応答電話の着信情報が格納されている場合、当該未読メールまたは未応答電話の着信時刻に相当する時を、前記時刻を呈示する触感と異なる触感により呈示するように、前記触感呈示部の駆動を制御する、
    ことを特徴とする電子機器。
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