JP2015121996A - 電子機器 - Google Patents

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隼 武田
Hayato Takeda
隼 武田
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Abstract

【課題】片手で電子機器を操作する際の操作性を向上させる。【解決手段】電子機器1は、表面および背面にタッチセンサを有し、背面のタッチセンサ13の操作を検出すると、表示されていないオブジェクトを表示部11に表示する制御部14を備える。さらに、前記背面のタッチセンサ13に対するスライドを検出すると、前記オブジェクトを該スライド方向にスライドさせながら表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、背面にタッチセンサを有する電子機器に関する。
近年、ユーザによる接触を検知するタッチセンサを備えた携帯電話等の電子機器が増加している。接触の検出方式は、抵抗膜方式、静電容量方式等、種々の検出方式が知られており、いずれの方式もユーザの指やスタイラスペン等による接触物の接触を検出する。
また、表面に加え、背面にもタッチセンサを有する電子機器が知られている。例えば、特許文献1には、表面および背面にそれぞれ2つのタッチセンサを備え、使用状態に対応付けられた所定の対応関係に基づいて、第1背面または第2背面に対する入力を、第1表面または第2表面に対する入力として受け付けることにより、利便性を高めることが可能な携帯端末が記載されている。
特開2012−230567号公報
片手で電子機器を操作する場合には、親指以外の4本の指と手のひらで電子機器の側面および背面を保持しながら、表面に表示されるアイコン、タブ等のオブジェクトを親指で操作する必要がある。しかし、電子機器が大きくなると表面の上部に表示されるオブジェクトには親指が届かなくなり、片手で電子機器を操作することが困難になるという問題があった。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、片手で電子機器を操作する際の操作性を向上させることが可能な電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、表面および背面にタッチセンサを有する電子機器であって、背面のタッチセンサの操作を検出すると、表示されていないオブジェクトを表示部に表示させる制御部を備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係る電子機器において、前記制御部は、前記背面のタッチセンサに対するスライドを検出すると、前記オブジェクトを該スライド方向にスライドさせながら表示させることを特徴とする。
さらに、本発明に係る電子機器において、前記背面のタッチセンサに対する押圧を検出する押圧検出部を備え、前記制御部は、前記押圧検出部により検出される押圧に基づくデータが所定の基準を満たした場合に、前記オブジェクトを表示させることを特徴とする。
さらに、本発明に係る電子機器において、前記制御部は、前記押圧検出部により検出される押圧に基づくデータが所定の基準を満たした後に、前記背面のタッチセンサに対するスライドを検出すると、前記オブジェクトを該スライド方向にスライドさせながら表示させることを特徴とする。
さらに、本発明に係る電子機器において、前記制御部は、前記押圧検出部により検出される押圧に基づくデータが所定の基準を満たしている最中に、前記背面のタッチセンサに対するスライドを検出すると、前記オブジェクトを該スライド方向にスライドさせながら表示させることを特徴とする。
本発明によれば、片手で電子機器を操作する際の操作性を向上させることができるようになる。
本発明の第1の実施形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子機器の実装構造の一例を示す図である。 ユーザが電子機器を左手で保持した状態を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子機器の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る電子機器の背面タッチセンサの操作により行う処理を説明する図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子機器の実装構造の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子機器の処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。図1に示す例では、電子機器1は、表示部11と、表面タッチセンサ12と、背面タッチセンサ13と、制御部14と、記憶部15と、通信部16と、マイク17と、スピーカ18とを備える。
表示部11は、文字、写真、操作用オブジェクト等の画像を表示する。操作用オブジェクトには、アイコン、タブ、文字の入力を行う入力窓等が含まれる。表示部11は、液晶パネル(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELパネル(OELD:Organic Electroluminescence Display)等を用いて構成される。例えばホーム画面では、表示部11は、電話、メール、インターネット通信、カメラ撮影等の各操作を行うためのアイコンを表示させる。
表面タッチセンサ12は、表面タッチセンサ12の入力面において、指の接触または接触の解除を検出する。そして、表面タッチセンサ12は、入力面に対する接触位置を検出し、検出した接触位置を示す信号を制御部14へ出力する。表面タッチセンサ12は透明な部材で構成され、表示部11の前面に重畳配置される。ユーザは透明の表面タッチセンサ12を介して表示部11の画像を視認し、表示部11が表示する操作用オブジェクトの表示位置において表面タッチセンサ12を操作することにより、電子機器1に所定の処理を実行させる。ここで、タッチセンサの操作とは、タッチ、タップ、ダブルタップ、スライド、フリック、スワイプ等の、指をタッチセンサに接触させるあらゆる操作をいう。
背面タッチセンサ13は、片手で電子機器1を操作する際の操作性を向上させるために電子機器1の背面に配置され、背面タッチセンサ13の入力面において、指による接触または接触の解除を検出し、検出結果を制御部14へ出力する。表面タッチセンサ12および背面タッチセンサ13は、例えば、抵抗膜方式、静電容量方式等の周知の方式で実現される。
制御部14は、表面タッチセンサ12から入力される信号により表面タッチセンサ12の操作を検出すると、接触位置に表示されている操作用オブジェクトに対応する処理を実行する。
また、制御部14は、背面タッチセンサ13から入力される信号により背面タッチセンサ13の所定の操作を検出すると、表示部11に表示されていない(隠れている)オブジェクトを、表示部11に表示させる。かかる処理の具体例については後述する。
記憶部15は、半導体メモリ等で構成することができ、各種情報や電子機器1を動作させるためのプログラム等を記憶するとともに、ワークメモリとしても機能する。
通信部16は、基地局または他の通信機器と無線により通信し、インターネット接続、電話回線接続、電子メールの送受信等を可能にする。
マイク17は、ユーザの発話等の周囲の音を集音する。マイク17が集音した音は、電気信号に変換して制御部14に送られる。
スピーカ18は、音声、音楽、着信音等の音を出力する。
図2は、第1の実施形態に係る電子機器1の実装構造の一例を示す図である。図2(a)は正面図であり、図2(b)は図2(a)におけるA−A線に沿った断面図であり、図2(c)は背面図である。
なお、図2においては、筐体10、表示部11、表面タッチセンサ12、背面タッチセンサ13、および接合部材40以外の要素の図示は省略している。電子機器1は、図2に示した以外にも、例えば、制御部14、基板、及び各種部品等の要素を備えることができる。また、典型的にはマイク17は表面タッチセンサ12の下部に配置され、スピーカ18は表面タッチセンサ12の上部に配置される。
図2に示すように、表面タッチセンサ12は筐体10(例えば、金属や樹脂のケース)の表面10aに配置され、筐体10に支持される。
表示部11は、筐体10の内部に配置される。例えば、表示部11を表面タッチセンサ12の裏面に接着してもよいし、筐体10の内部に直接固定するか、筐体10の内部に配置される基板または表示部用ホルダ等に固定してもよい。図2では、表示部11は、接合部材40を介して表面タッチセンサ12に接着されている。図2(b)に示すように、表示部11を、表面タッチセンサ12の裏面側に配置すれば、表面タッチセンサ12および表示部11によりタッチパネルを構成する際に、表示部11に自由なユーザインタフェースを表示して、ユーザの操作を表面タッチセンサ12により検出することができる。なお、接合部材40は、熱硬化性あるいは紫外線硬化性等を有する接着剤や両面テープ等であり、例えば無色透明のアクリル系紫外線硬化型接着剤である光学弾性樹脂でもよい。
背面タッチセンサ13は、電子機器1を片手で保持した際に、人差し指で接触可能な範囲を含むように、筐体10の背面10bに配置され、筐体10に支持される。例えば、図2(b)(c)に示すように、背面タッチセンサ13は筐体10の背面10bの上部に配置される。
図3は、ユーザが電子機器1を左手で保持した状態を示す図である。図3(a)は表面側から見た図であり、図3(b)は背面側から見た図である。図3(b)に示すように電子機器1を左手で保持すると、人差し指は背面タッチセンサ13上に位置する。よって、ユーザは人差し指を折り曲げるだけで他の指は動かすことなく容易に背面タッチセンサ13を操作することができる。なお、本実施形態では、背面タッチセンサ13を人差し指が接触可能な位置に限定して配置しているが、より広範囲にわたって配置させてもよい。
次に、本発明に係る電子機器1による処理を、図4を参照して説明する。図4は、第1の実施形態に係る電子機器1の処理を示すフローチャートである。
制御部14は、表面タッチセンサ12から入力される信号により表面タッチセンサ12の所定の操作を検出すると(ステップS101−Yes)、接触位置に表示されている操作用オブジェクトに対応する処理を実行する(ステップS102)。例えば、表示部11がインターネット接続を開始させるためのブラウザアイコンを表示している場合に、表面タッチセンサ12によりブラウザアイコンの表示位置におけるタップを検出すると、通信部16によりインターネット接続を開始させ、所定のURLにアクセスし、取得したサイト画面を表示部11に表示させる。ステップS102による処理が、電子機器1のブラウザを終了させる処理であった場合には(ステップS103−Yes)、処理を終了して、例えば表示部11にホーム画面(待ち受け画面)を表示させる。
また、制御部14は、背面タッチセンサ13から入力される信号により背面タッチセンサ13の所定の操作(例えば、タップ)を検出すると(ステップS104−Yes)、表示されていないオブジェクトを表示部11に表示させる(ステップS105)。ステップS105の処理の具体例について、以下に説明する。
図5は、背面タッチセンサ13の操作により行う処理を説明する図である。図5(a)は、一例としてホーム画面を示しているが、ホーム画面に限らず任意の画面を表示中に背面タッチセンサ13を操作することができる。任意の画面において、特定の操作をしない限り表示部11に表示されないオブジェクトが存在することがある。かかるオブジェクトを本明細書においては「隠れオブジェクト」と称する。例えば、表示部11の最上部に表示された通知バー111から、通信機能等の各種設定の状況等をユーザに通知するための隠れオブジェクトを表示させるランチャーアプリケーションが知られている。図5(b)は、隠れオブジェクト50をスライドしながら表示させている様子を示している。
隠れオブジェクト50は、一般的に、表示部11の上部に表示された通知バー111をタッチし、その位置から下方向へスライドした場合に表示される。しかし、通知バー111は表示部11の最上部に表示されるため、ユーザが片手で操作する際には親指が届かないことがある。そこで、本発明に係る電子機器1では、背面タッチセンサ13を操作(例えば、スライド)することによっても、隠れオブジェクト50を表示部11に表示させることを可能とする。つまり、制御部14は、背面タッチセンサ13の操作を検出すると、隠れオブジェクト50を表示部11に表示させる。
より具体的には、制御部14は、背面タッチセンサ13に対するスライドを検出すると、隠れオブジェクト50を該スライド方向にスライドさせながら表示させるのが好適である。つまり、背面タッチセンサ13に対して上から下方向のスライドを検出すると、制御部14は、図5(b)の矢印で示すように、隠れオブジェクト50を上から下方向にスライドさせながら表示させる。なお、隠れオブジェクト50を表示部11の下から、あるいは左右から表示させてもよい。この場合には、制御部14は、背面タッチセンサ13に対する下から上方向へのスライドを検出すると、隠れオブジェクト50を下から上方向にスライドさせながら表示させ、背面タッチセンサ13に対する左から右方向へのスライドを検出すると、隠れオブジェクト50を左から右方向にスライドさせながら表示させる。このように、背面タッチセンサ13に対するスライド方向と、隠れオブジェクト50を表示させる際のスライド方向を一致させることにより、操作性を向上させることができる。
また、一般的に、隠れオブジェクト50を再度非表示にする(隠す)ためには、隠れオブジェクト50の最下部に表示されるバーをタッチし、その位置から上方向へスライドさせるという操作を行う。隠れオブジェクト50を表示部11の全体に表示させた場合には、親指が隠れオブジェクト50の最下部に表示されるバーに届かないこともあるため、背面タッチセンサ13を操作(例えば、スライド)することによっても、隠れオブジェクト50を非表示にできるようにしてもよい。この場合も、背面タッチセンサ13に対するスライド方向と、隠れオブジェクト50を隠す際のスライド方向を一致させることにより、操作性を向上させることができる。例えば、制御部14は、背面タッチセンサ13に対して上から下方向のスライドを検出すると、図5(b)に示すように隠れオブジェクト50を上から下方向にスライドさせながら表示させ、その後、背面タッチセンサ13に対して下から上方向のスライドを検出すると、隠れオブジェクト50を下から上方向にスライドさせながら隠す。
上述したように、第1の実施形態に係る電子機器1は、制御部14により、背面タッチセンサ13の操作を検出すると、隠れオブジェクト50を表示部11に表示させる。このため、電子機器1によれば、電子機器1を保持した方の手による操作のみで隠れオブジェクト50を表示させることができ、電子機器1を片手で操作する際の操作性を向上させることが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。第2の実施形態に係る電子機器2は、第1の実施形態に係る電子機器1と比較して、更に押圧検出部20を備える。その他の構成については第1の実施形態と同一であるため、同一の参照番号を付して説明を省略する。
押圧検出部20は、背面タッチセンサ13に対してユーザが操作を行う際の押圧を検出し、押圧に基づくデータを制御部14に出力する。押圧検出部20は、例えば、押圧に応じて物理的または電気的な特性(歪み、抵抗、電圧等)が変化する歪みゲージセンサや圧電素子等を用いて構成される。押圧検出部20が、例えば圧電素子を用いて構成された場合、押圧検出部20の圧電素子は、背面タッチセンサ13に対する押圧による荷重(力)の大きさ(または、荷重の大きさが変化する速さ(加速度))に応じて、電気的な特性である電圧値(押圧に基づくデータ)が変化する。なお、押圧に基づくデータは、電圧値の代わりに、押圧による荷重の大きさ、電力値、抵抗値等でもよい。
また、押圧検出部20は、表面タッチセンサ12に対してユーザが操作を行う際の押圧を同様にして検出してもよく、本実施形態では、押圧検出部20が表面タッチセンサ12に対してユーザが操作を行う際の押圧も検出するものとして、以下説明する。
制御部14は、押圧検出部20から背面タッチセンサ13(および表面タッチセンサ12)に対する押圧に基づくデータを取得する。そして、制御部14は、押圧に基づくデータが所定の基準を満たした場合に、所定の操作が行われたと判断し、操作内容に応じて例えばアプリケーションに基づく等して、所定の処理を実行する。
また、押圧検出部20は、接触検出方式に応じて構成することができる。例えば、接触検出方式が抵抗膜方式の場合には、接触面積の大きさに応じた抵抗の大きさを、タッチセンサのタッチ面に対する押圧の荷重に対応付けることにより、歪みゲージセンサや圧電素子等を用いることなく押圧検出部20を構成することができる。あるいは、タッチセンサが静電容量方式の場合には、静電容量の大きさを、タッチセンサに対する押圧の荷重に対応付けることにより、歪みゲージセンサや圧電素子等を用いることなく構成することができる。
図7は、第2の実施形態に係る電子機器2の実装構造の一例を示す図である。図7(a)は正面図であり、図7(b)は図7(a)におけるA−A線に沿った断面図であり、図7(c)は背面図である。図7は、図2に示した電子機器1の実装構造に対して、更に押圧検出部20を構成する圧電素子21〜24を図示している。なお、圧電素子の個数や配置位置は、図示した例に限定されるものではない。
図7に示す例では、押圧検出部20は、第1圧電素子21、第2圧電素子22、第3圧電素子23、および第4圧電素子24を有し、第1圧電素子21および第2圧電素子22により、背面タッチセンサ13に対してユーザが操作を行う際の押圧を検出し、第3圧電素子23および第4圧電素子24により、表面タッチセンサ12に対してユーザが操作を行う際の押圧を検出する。
なお、図7(a)において、表面タッチセンサ12上において表示部11による表示を透過させる必要がない領域、すなわち、表面タッチセンサ12と表示部11とが重ならない領域は、表面タッチセンサ12の端辺付近の領域を塗装したりベゼルで覆ったりするのが好適である。このようにすれば、第3圧電素子23および第4圧電素子24等が電子機器2の外部から見えてしまうことを防ぐことができる。
次に、本発明に係る電子機器2による処理を、図8を参照して説明する。図8は、第2の実施形態に係る電子機器2の処理を示すフローチャートである。
制御部14は、表面タッチセンサ12から入力される信号により表面タッチセンサ12の所定の操作を検出すると(ステップS201−Yes)、押圧検出部20から表面タッチセンサ12に対する押圧に基づくデータを取得する(ステップS202)。そして、制御部14は、取得した押圧に基づくデータが所定の閾値(基準)を満たしたか否かを判定し(ステップS203)、押圧に基づくデータが所定の閾値を満たした場合に(ステップS203−Yes)、表面タッチセンサ12の押圧操作が行われたと判断し、押圧位置に表示されている操作用オブジェクトに対応する処理を実行する(ステップS204)。ここで、押圧に基づくデータが所定の閾値を満たした際とは、押圧に基づくデータが所定の基準値に達した際であってもよいし、押圧に基づくデータが所定の基準値を超えた際でもよいし、所定の基準値と等しい押圧に基づくデータが検出された際でもよい。ステップS204による処理が、アプリケーションやメニュー等を終了させる処理であった場合には(ステップS205−Yes)、処理を終了して、例えば表示部11にホーム画面(待ち受け画面)を表示させる。
また、制御部14は、背面タッチセンサ13から入力される信号により背面タッチセンサ13の所定の操作を検出すると(ステップS206−Yes)、押圧検出部20から背面タッチセンサ13に対する押圧に基づくデータを取得する(ステップS207)。そして、制御部14は、取得した押圧に基づくデータが所定の閾値(基準)を満たしたか否かを判定し(ステップS208)、押圧に基づくデータが所定の閾値を満たした場合に(ステップS208−Yes)、背面タッチセンサ13の操作が行われたと判断し、表示されていないオブジェクトである隠れオブジェクト50を表示部11に表示させる(ステップS209)。ステップS209の処理の具体例については、第1の実施形態で説明した通りである。
制御部14は、背面タッチセンサ13に対する押圧に基づくデータが所定の基準を満たした後に、背面タッチセンサ13に対するスライドを検出したときに、隠れオブジェクト50を該スライド方向にスライドさせながら表示させるようにしてもよいし、背面タッチセンサ13に対する押圧に基づくデータが所定の基準を満たしている最中に、背面タッチセンサ13に対するスライドを検出したときに、隠れオブジェクト50を該スライド方向にスライドさせながら表示させるようにしてもよい。
上述したように、第2の実施形態に係る電子機器2は、押圧検出部20を更に備え、制御部14は、背面タッチセンサ13に対する押圧に基づくデータが所定の基準を満たした場合に、背面タッチセンサ13の操作が行われたと判断する。そのため、電子機器2は、他の物体と軽く接触しただけでユーザによる操作が行われたと判断することを防止できる。特に、電子機器を保持する際には背面に指が接触するが、押圧検出部20により押圧を検出することにより、ユーザが操作を意図していないのにもかかわらず操作したものと誤判断することを防止できる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図9は、本発明の第3の実施形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。第3の実施形態に係る電子機器3は、第2の実施形態に係る電子機器2と比較して、更に触感呈示部30を備える。その他の構成については第2の実施形態と同一であるため、同一の参照番号を付して説明を省略する。
触感呈示部30は、制御部14から供給される駆動信号に基づいて所定の振動を発生する。駆動信号については、表現したいリアルなボタンが挙動する振動を、指が接触する位置において表現する駆動信号であればよい。
触感呈示部30は、圧電素子、超音波振動子、または振動モータ(偏心モータ)等を用いて構成され、所定の振動パターンによる振動を発生させることにより、背面タッチセンサ13を押圧しているユーザの指に対して触感を呈示し、ユーザに背面タッチセンサ13を操作したことを感覚的に通知する。触感呈示部30は、機械的な振動を使わずに、背面タッチセンサ13上に貼ったフィルムの電荷を制御する等により、背面タッチセンサ13を押圧しているユーザの指に対して触感を呈示してもよい。
また、触感呈示部30は、表面タッチセンサ12に対しても、同様にして振動を発生させて、表面タッチセンサ12を押圧しているユーザの指に対して触感を呈示するようにしてもよい。
なお、触感呈示部30は、押圧検出部20と一体化して構成することもできる。特に、押圧検出部20および触感呈示部30を圧電素子を用いて構成する場合は、圧電素子を共用することもできる。圧電素子は、圧力が加わると電圧を発生し、電圧が加えられると変形するためである。この場合の実装構造例は、図7に示した通りである。
押圧検出部20および触感呈示部30を圧電素子を用いて構成する場合、制御部14は、圧電素子の電圧値が所定の閾値を満たした際に、所定の処理を行うとともに、該圧電素子を駆動することにより振動を発生させるようにしてもよい。ここで、圧電素子の電圧値が所定の閾値を満たした際とは、電圧値が所定の基準値に達した際であってもよいし、電圧値が所定の基準値を超えた際でもよいし、所定の基準値と等しい電圧値が検出された際でもよい。
上述したように、第3の実施形態に係る電子機器3は、触感呈示部30を更に備え、制御部14から供給される駆動信号に基づいて所定の振動を発生する。そのため、電子機器3は、ユーザが背面タッチセンサ13(および表面タッチセンサ12)を操作した際に、意図した操作が行われたことを感覚的にユーザに通知することができる。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
1,2,3 電子機器
11 表示部
12 表面タッチセンサ
13 背面タッチセンサ
14 制御部
15 記憶部
16 通信部
17 マイク
18 スピーカ
20 押圧検出部
21 第1圧電素子
22 第2圧電素子
23 第3圧電素子
24 第4圧電素子
30 触感呈示部
40 接合部材
50 隠れオブジェクト
111 通知バー

Claims (5)

  1. 表面および背面にタッチセンサを有する電子機器であって、
    背面のタッチセンサの操作を検出すると、表示されていないオブジェクトを表示部に表示させる制御部を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御部は、前記背面のタッチセンサに対するスライドを検出すると、前記オブジェクトを該スライド方向にスライドさせながら表示させることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記背面のタッチセンサに対する押圧を検出する押圧検出部を備え、
    前記制御部は、前記押圧検出部により検出される押圧に基づくデータが所定の基準を満たした場合に、前記オブジェクトを表示させることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、前記押圧検出部により検出される押圧に基づくデータが所定の基準を満たした後に、前記背面のタッチセンサに対するスライドを検出すると、前記オブジェクトを該スライド方向にスライドさせながら表示させることを特徴とする、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、前記押圧検出部により検出される押圧に基づくデータが所定の基準を満たしている最中に、前記背面のタッチセンサに対するスライドを検出すると、前記オブジェクトを該スライド方向にスライドさせながら表示させることを特徴とする、請求項3に記載の電子機器。
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