JP5277575B2 - 電子管楽器 - Google Patents

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Description

この発明は、電子フルート等の電子管楽器に関する。
周知のように、電子管楽器は、自然管楽器の歌口を模した呼気吹入口と、その近傍のリッププレートと、管体に配備された複数の演奏用キーを有しており、演奏者がリッププレートに下唇付近の部分を接触させ、呼気吹入口から呼気を吹入すると、演奏用キーの押下の組み合わせである運指パターンに応じてピッチを特定し、そのピッチで呼気流量に応じた音量の吹奏音を合成して放音する。この種の電子管楽器では、演奏者の呼気流量を安定して検出する機能が求められる。しかし、開放状態の呼気吹入口から流入する呼気の圧力は微弱であり、呼気の圧力を検出して呼気流量を求めるのは容易ではない。この点に鑑み、特許文献1は、メガホン状の案内部材により、呼気流を圧力センサに案内するようにした電子管楽器を開示している。
特開2007−17524号公報
ところで、自然管楽器であるフルート等の演奏では、歌口に吹き込む呼気の流量だけでなく、呼気の幅や方向等を変化させることにより、音色、音程、オクターブ、ブレス音等を制御することが可能である。しかしながら、上述した特許文献1に記載の電子管楽器では、演奏者が案内部材に吹き込む呼気の流量のみを楽音信号の形成処理の制御に用いているため、自然管楽器であるフルートの演奏において可能であった呼気の幅や方向等を変化させることによる音色等の制御を行うことができないという問題があった。
この発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、電子管楽器において、演奏者が呼気の幅や方向等を変化させることにより楽音の音色、音程、オクターブ、ブレス音等を制御することを可能にすることにある。また、第2の目的は、演奏者が呼気の幅や方向等を変化させることにより、自然楽器であるフルートにおいて行われるような楽音の制御とは異なった制御を行うことを可能にすることにある。
この発明は、複数の圧力センサと、演奏者が吹き込む呼気を分岐させ、別々の流路を介して前記複数の圧力センサに案内する呼気案内部とを有する呼気流量検出部と、前記呼気流量検出部の複数の圧力センサの出力信号に基づいて、音源における楽音信号の形成処理を制御する制御部とを具備することを特徴とする電子管楽器を提供する。
かかる発明によれば、呼気を吹き込む幅や方向により、各圧力センサに加わる圧力を調整することができるため、楽音信号の形成処理に関して、呼気の幅や方向に応じた多彩な制御を行うことができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明による電子管楽器の一実施形態である電子フルートの電気的構成を示すブロック図である。図1において、複数の演奏用キーセンサ1は、電子フルートの主管部および足管部に設けられた演奏用キー(図示略)の状態を各々検出するセンサである。これらの演奏用キーセンサ1により、演奏用キーの各々がON状態(演奏用キーが押下されており、主管部または足管部のトーンホールを塞いだ状態)であるかOFF状態(演奏用キーが押下されておらず、トーンホールが開いた状態)であるかを示す運指パターンFPが発生され、制御部10に供給される。
下唇圧力センサ2は、リッププレートに加わる圧力を検出するセンサである。ここで、リッププレートとは電子フルートの頭管に設けられた部材であり、演奏者は、このリッププレートに下唇付近の部分を接触させて吹奏を行う。下唇圧力センサ2は、このときの下唇付近の部分からの圧力をリッププレートを介して受け、その圧力値に応じた電圧値の下唇圧力信号を出力する。
呼気流量検出部3は、演奏時における演奏者の呼気の流量を検出する装置である。本実施形態における呼気流量検出部3は、2個の圧力センサと、演奏者が吹き込む呼気を分岐させ、別々の経路を介して2個の圧力センサに案内する呼気案内部とを有しており、2個の圧力センサの各出力信号を呼気流量信号として各々出力する。本実施形態の第1の特徴は、この2種類の呼気流量信号を発生可能な呼気流量検出部3の構成にある。なお、この呼気流量検出部3の構成の詳細については後述する。
上唇近接センサ4は、演奏者の上唇までの距離を測定し、アナログ形式の対上唇間距離信号を出力するセンサであり、例えば赤外線リフレクタ等により構成されている。この上唇近接センサ4は、呼気流量検出部3の呼気案内部と同一方向を向いており、演奏者の口が呼気案内部の真正面にあり、呼気案内部が呼気を効率的に取り込めるときには、上唇近接センサ4も演奏者の上唇を真正面に捉え、上唇までの距離を正確に検出することができるようになっている。
A/D変換器5は、下唇圧力センサ2から出力されるアナログ形式の下唇圧力信号のA/D変換を行い、デジタル形式の下唇圧力信号PLを制御部10に供給する。A/D変換器6および7は、呼気流量検出部3から出力される2種類の呼気流量信号のA/D変換を各々行い、デジタル形式の呼気流量信号J1およびJ2を制御部10に供給する。A/D変換器8は、上唇近接センサ4から出力されるアナログ形式の対上唇間距離信号のA/D変換を行い、デジタル形式の対上唇間距離信号DULを制御部10に供給する。
制御部10は、後段のMIDI音源11等、この電子フルートの各部の制御を行う装置であり、例えばCPUと、CPUによってワークエリアとして使用されるRAMと、CPUにより実行される各種のプログラムやCPUによって参照される各種のテーブルを記憶したROMにより構成されている(いずれも図示略)。
制御部10により実行される処理は、運指パターンFP、下唇圧力信号PL、呼気流量信号J1およびJ2、対上唇間距離信号DULに基づき、各種のMIDIメッセージを発生してMIDI音源11に供給するMIDIメッセージの生成処理を含む。本実施形態の第2の特徴は、このMIDIメッセージの生成処理において2種類の呼気流量信号J1およびJ2を利用する点にある。なお、この処理の詳細については後述する。
MIDI音源11は、制御部10から送信されるMIDIメッセージに従い、デジタル形式の楽音信号を形成する装置である。サウンドシステム12は、MIDI音源11から出力される楽音信号をアナログ楽音信号に変換するD/A変換器と、このアナログ楽音信号を増幅するアンプと、このアンプにより駆動されるスピーカにより構成されている(図示略)。
次に、呼気流量検出部3の構成の詳細について説明する。本実施形態における呼気流量検出部3の構成に関しては、各種の態様があり得る。以下、それらの諸態様について説明する。
図2(a)は呼気流量検出部3の第1の例である呼気流量検出部3Aの斜視図、図2(b)は同呼気流量検出部3Aの側面図、図2(c)は同呼気流量検出部3Aを同呼気流量検出部3Aに呼気を吹き込む演奏者側から見た正面図である。
これらの図に示すように、呼気流量検出部3Aは、2個の圧力センサ311Aおよび312Aと、2個のジェットコレクタ321Aおよび322Aからなる呼気案内部320Aとを有する。ここで、ジェットコレクタ321Aおよび322Aは、中空な略円錐形状をなしており、各々の開口部に流入する呼気を2個の圧力センサ311Aおよび312Aに各々案内する部材である。各圧力センサ311Aおよび312Aは、ジェットコレクタ321Aおよび322Aにより各々案内される呼気流の圧力を検出してアナログ形式の呼気流量信号を各々出力する。圧力センサ311Aおよび312Aから出力されるアナログ形式の各呼気流量信号は、各々A/D変換されることにより、前掲図1の呼気流量信号J1およびJ2となる。各ジェットコレクタ321Aおよび322Aにおいて、その内部の呼気の流路の断面積は、開口部において最大であり、開口部から圧力センサ311Aまたは312A側に進むに従って小さくなっている。この点は、後に述べる他の呼気流量検出部のジェットコレクタにおいても同様である。
各ジェットコレクタ321Aおよび322Aは、各々開口部の縁の部分を突き合わせた状態で、演奏者から見て水平方向(すなわち、電子フルートの頭管の管軸方向)に並んでいる。そして、ジェットコレクタ321Aおよび322Aの各開口部は、全体として上下方向に圧縮した楕円状の開口部を構成しており、ジェットコレクタ321Aは、この楕円状の開口部の右半分の領域に流入する呼気を圧力センサ311Aに案内し、ジェットコレクタ322Aは、左半分の領域に流入する呼気を圧力センサ312Aに案内する。
この構成によれば、演奏者は、呼気の幅や方向の調整により呼気流量信号J1およびJ2を例えば次のように変化させることができる。
a.呼気の幅を狭くして、呼気の吹き込み方向または吹き込み位置を調整する等して、例えばジェットコレクタ321A(322A)に呼気を集中的に流入させ、呼気流量信号J1(J2)を大きくし、呼気流量信号J2(J1)を小さくする。
b.呼気の幅を広くしてジェットコレクタ321Aおよび322Aの両方に均等に呼気を流入させ、ほぼ同じ大きさの呼気流量信号J1およびJ2を発生させる。
c.呼気の幅を狭くして、呼気の吹き込み方向または吹き込み位置を変化させる等して、呼気が集中する位置を左右方向に変化させ、呼気流量信号J1(J2)が大きくて呼気流量信号J2(J1)が小さい状態から呼気流量信号J2(J1)が大きくて呼気流量信号J1(J2)が小さい状態へ連続的に移行させる。
図3(a)は呼気流量検出部3の第2の例である呼気流量検出部3Bの斜視図、図3(b)は同呼気流量検出部3Bの側面図、図3(c)は同呼気流量検出部3Bを同呼気流量検出部3Bに呼気を吹き込む演奏者側から見た正面図である。この呼気流量検出部3Bは、演奏者側から見て前後にずれて上下方向に並んだ2個の圧力センサ311Bおよび312Bと、2個のジェットコレクタ321Bおよび322Bからなる呼気案内部320Bとを有する。各ジェットコレクタ321Bおよび322Bは、各々開口部の縁の部分を突き合わせた状態で、上下方向に並んでいる。そして、ジェットコレクタ321Bおよび322Bの各開口部は、全体として略円状の開口部を構成しており、ジェットコレクタ321Bは、円状の開口部の下半分の領域に流入する呼気を圧力センサ311Bに案内し、ジェットコレクタ322Bは、上半分の領域に流入する呼気を圧力センサ312Bに案内する。
上記第1の例では、左右方向への吹き分けにより呼気流量信号J1およびJ2の選択的な調整を行うことが可能であったが、この第2の例では、上下方向の吹き分けにより、呼気流量信号J1およびJ2の選択的な調整を行うことが可能である。
図4(a)は呼気流量検出部3の第3の例である呼気流量検出部3Cの斜視図、図4(b)は同呼気流量検出部3Cの側面図、図4(c)は同呼気流量検出部3Cを同呼気流量検出部3Cに呼気を吹き込む演奏者側から見た正面図である。この呼気流量検出部3Cは、前後方向および上下方向にずれて並んだ圧力センサ311Cおよび312Cと、2個のジェットコレクタ321Cおよび322Cからなる呼気案内部320Cとを有する。ここで、ジェットコレクタ322Cは、円錐形のジェットコレクタを開口部側において水平方向に枝分かれさせた構成となっている。そして、ジェットコレクタ321Cは、枝分かれしたジェットコレクタ322Cの左半分の部分と右半分の部分との間に開口部近傍部分を割り込ませている。ジェットコレクタ321Cの開口部と、その左右両側にあるジェットコレクタ322Cの2つの開口部は、全体として、上下方向に圧縮した楕円状の開口部を構成しており、ジェットコレクタ321Cは、この開口部の中央の円状の領域に進入する呼気を圧力センサ311Cに案内し、ジェットコレクタ322Cは、その右側または左側の領域に進入する呼気を圧力センサ312Cに案内する。
この第3の例によれば、演奏者は呼気の幅を変化させることにより、呼気流量信号J1およびJ2のバランスを調整することができる。例えば圧力センサ311Cから呼気流量信号J1が得られ、圧力センサ312Cから呼気流量信号J2が得られるものとすると、演奏者は呼気の幅を狭くして、呼気流量検出部320Cの中央に集中的に呼気を吹き込むことにより、呼気流量信号J1を大きくし、呼気流量信号J2を小さくすることができる。また、演奏者は呼気の幅を広くし、呼気流量検出部320Cの開口部全体に呼気を吹き込むことにより、呼気流量信号J1およびJ2の両方を大きくすることができる。
図5(a)は呼気流量検出部3の第4の例である呼気流量検出部3Dの斜視図、図5(b)は同呼気流量検出部3Dの側面図、図5(c)は同呼気流量検出部3Dを同呼気流量検出部3Dに呼気を吹き込む演奏者側から見た正面図である。この呼気流量検出部3Dは、前後方向および上下方向にずれて並んだ圧力センサ311Dおよび312Dと、呼気案内部320Dとを有する。ここで、呼気案内部320Dは、円錐形のジェットコレクタをその円状の開口部からやや奥に進んだ位置において、下側の圧力センサ311Dに至る流路と上側の圧力センサ312Dに至る流路に分岐させた構成となっている。
この第4の例においては、開口部からやや奥に進んだ位置において呼気を上下方向に分岐させる。従って、呼気を細くして速く吹き込んだときには、呼気が細いまま分岐位置に到達するため、呼気は、その上下方向の流入角度により上方の流路または下方の流路へと進むこととなる。このため、呼気流量信号J1またはJ2の一方のみを大きくすることが可能である。しかし、呼気を細くしても、ゆっくり吹き込んだときには、呼気が幅を広げつつ分岐位置に到達するため、呼気は、分岐位置において2分され、上方の流路および下方の流路へと進むこととなる。このため、呼気流量信号J1およびJ2は同程度の大きさになる。
図6(a)は呼気流量検出部3の第5の例である呼気流量検出部3Eの斜視図、図6(b)は同呼気流量検出部3Eの側面図、図6(c)は同呼気流量検出部3Eを同呼気流量検出部3Eに呼気を吹き込む演奏者側から見た正面図である。この呼気流量検出部3Eは、前後方向および上下方向にずれて並んだ圧力センサ311Eおよび312Eと、2個の円錐状のジェットコレクタ321Eおよび322Eからなる呼気案内部320Eとを有する。ここで、ジェットコレクタ321Eは、開口部の面積がジェットコレクタ322Eよりも小さい。そして、ジェットコレクタ321Eは、その開口部付近の部分をジェットコレクタ322E内に収めており、ジェットコレクタ321Eおよび322Eの各開口部が同一平面内において同心円をなしている。面積の大きな開口部を持ったジェットコレクタ322Eは、圧力センサ312Eに至っている。一方、面積の小さな開口部を持ったジェットコレクタ321Eは、ジェットコレクタ322Eの下側の壁を貫通して圧力センサ311Eに至っている。この第5の例によれば、例えば口を大きく開けるか小さく開けるかの調整により呼気の断面積の大小を変化させ、呼気流量信号J1およびJ2のバランスを変えることができる。
次に本実施形態において制御部10により実行されるMIDIメッセージの生成処理の具体例を説明する。なお、以下説明する各例において、2種類の呼気流量信号J1およびJ2の発生手段である呼気流量検出部3の構成は、前掲図2〜図6のいずれの構成であってもよい。
図7は、MIDIメッセージの生成処理の第1の例を示すブロック図である。この第1の例では、2つのMIDIチャネル(以下、第1チャネルおよび第2チャネルという)を使用し、共通のノートナンバを持ち、かつ、音色の異なった楽音信号をMIDI音源11に発生させる。
図7において、運指テーブル101およびノートナンバ制御処理102は、第1チャネルおよび第2チャネルのノートオンメッセージに共通に用いるノートナンバを生成するための手段である。さらに詳述すると、まず、運指テーブル101は、運指パターンFPと、下唇圧力信号PLを所定の閾値により2値化した値との組をノートナンバに変換するテーブルである。また、ノートナンバ制御処理102は、この運指テーブル101により得られるノートナンバをMIDIメッセージ組立処理150に引き渡す処理である。
ブレスカーブテーブル111、音量制御処理112、ベロシティテーブル113およびベロシティ制御処理114は、呼気流量信号J1に基づいて第1チャネルに対応した音量制御パラメータおよびベロシティ値を生成する手段である。さらに詳述すると、ブレスカーブテーブル111は、呼気流量信号J1を音量制御パラメータであるエクスプレッション値またはブレスコントロール値に変換するテーブルである。また、音量制御処理112は、このブレスカーブテーブル111により得られた音量制御パラメータをMIDIメッセージ組立処理150に引き渡す処理である。また、ベロシティテーブル113は、呼気流量信号J1を楽音の立ち上がり時の強さを指示するベロシティ値に変換するテーブルである。ベロシティ制御処理114は、このベロシティテーブル113により得られたベロシティ値をMIDIメッセージ組立処理150に引き渡す処理である。
ブレスカーブテーブル121、音量制御処理122、ベロシティテーブル123およびベロシティ制御処理124は、呼気流量信号J2に基づいて第2チャネルに対応した音量制御パラメータおよびベロシティ値を生成する手段である。第2チャネルのためのブレスカーブテーブル121およびベロシティテーブル123の内容は、第1チャネルのためのブレスカーブテーブル111およびベロシティテーブル113の内容と同じにしてもよく、異ならせてもよい。
ピッチベンドテーブル131は、対上唇間距離信号DULをピッチベンド値PBに変換するテーブルである。具体的には、ピッチベンドテーブル131は、対上唇間距離信号DULが示す演奏者の上唇から上唇近接センサ4までの距離が短くなったとき、その程度に応じてピッチをダウンさせるピッチベンド値を発生する。ピッチベンド制御処理132は、ピッチベンドテーブル131により得られるピッチベンド値に補正を施し、MIDIメッセージ組立処理150に引き渡す処理である。
MIDIメッセージ組立処理150は、以上説明した各処理により発生されるパラメータを用いてMIDIメッセージを組み立て、MIDI音源11に送信する処理である。さらに詳述すると、MIDIメッセージ組立処理150は、音量制御処理112から与えられる音量制御パラメータが閾値を越え、ノートオンの条件が満たされると、その時点においてノートナンバ制御処理102から与えられるノートナンバと、ベロシティ制御処理114から与えられるベロシティ値とを用いて、第1チャネルのノートオンメッセージを組み立て、MIDI音源11に送信する。また、MIDIメッセージ組立処理150は、音量制御処理122から与えられる音量制御パラメータが閾値を越え、ノートオンの条件が満たされると、その時点においてノートナンバ制御処理102から与えられるノートナンバと、ベロシティ制御処理124から与えられるベロシティ値とを用いて、第2チャネルのノートオンメッセージを組み立て、MIDI音源11に送信する。
各チャネルのノートオンは、各チャネルの音量制御パラメータの値が閾値よりも高い期間持続する。このノートオン期間中、MIDIメッセージ組立処理150では、音量制御処理112および122から与えられるエクスプレッション値またはブレスコントロール値を用いて、第1チャネルおよび第2チャネルのコントロールチェンジメッセージを組み立ててMIDI音源11に送信する。また、ノートオン期間中、演奏者が管体を手前側に回転させると、対上唇間距離信号DULが示す上唇近接センサ4から演奏者の上唇までの距離が短くなり、ピッチベンドテーブル131は、その程度に応じたピッチベンド値を発生する。ピッチベンド制御処理132は、このピッチベンドテーブル131から得られるピッチベンド値に対し、運指テーブル101から得られるノートナンバとブレスカーブテーブル111および121から得られる各音量制御パラメータとを用いた補正を施して、MIDIメッセージ組立処理150に引き渡す。MIDIメッセージ組立処理150では、この引き渡されたピッチベンド値を用いて、第1チャネルおよび第2チャネルのピッチベンドメッセージを組み立てMIDI音源11に送信する。
ブレスカーブテーブル111または121から得られる音量制御パラメータが閾値を下回った場合、MIDIメッセージ組立処理150は、第1チャネルまたは第2チャネルの楽音信号の形成を終了させるノートオフメッセージをMIDI音源11に送る。
この例によれば、ノートオン期間中の第1チャネルおよび第2チャネルの各音量は、呼気流量信号J1およびJ2に依存する。従って、例えば呼気流量検出部3として、呼気流量検出部3A、3B、3C、3D等を用いた場合、演奏者は、次のような多彩な吹奏を行うことができる。
a.呼気の幅を狭くして、呼気の吹き込み方向または吹き込み位置を調整する等して、呼気流量信号J1(J2)を大きくし、かつ、呼気流量信号J2(J1)を小さくする。これにより第1チャネル(第2チャネル)の楽音が主に放音される。従って、演奏者は、呼気の吹き込み方向または吹き込み位置の調整により、所望の音色の楽音を選択して放音させることができる。
b.呼気の幅を狭くして、呼気の吹き込み方向または吹き込み位置を変化させる等して、呼気が集中する位置を左右方向に変化させ、呼気流量信号J1(J2)が大きくて呼気流量信号J2(J1)が小さい状態から呼気流量信号J2(J1)が大きくて呼気流量信号J1(J2)が小さい状態へ連続的に移行させる。これにより、音色の異なった第1チャネルの楽音と第2チャネルの楽音のミックスバランスが連続的に調整される。
図8は、MIDIメッセージの生成処理の第2の例を示すブロック図である。この第2の例では、第1チャネルおよび第2チャネルを使用し、音高が1オクターブずれた2つの楽音信号をMIDI音源11に発生させる。なお、図8において、図7に示した各要素に対応した要素には同一の符号を付け、その説明を省略する。
この第2の例では、ノートナンバ制御処理102aが新たに加わっている。このノートナンバ制御処理102aでは、運指テーブル101により得られるノートナンバを1オクターブだけ低音側にシフトしたノートナンバを発生し、MIDIメッセージ組立処理150に引き渡す。MIDIメッセージ組立処理150は、音量制御処理112から与えられる音量制御パラメータが閾値を越え、ノートオンの条件が満たされると、その時点においてノートナンバ制御処理102から与えられるノートナンバ(すなわち、運指テーブル101から得られたノートナンバ)と、ベロシティ制御処理114から与えられるベロシティ値とを用いて、第1チャネルのノートオンメッセージを組み立て、MIDI音源11に送信する。また、MIDIメッセージ組立処理150は、音量制御処理122から与えられる音量制御パラメータが閾値を越え、ノートオンの条件が満たされると、その時点においてノートナンバ制御処理102aから与えられるノートナンバ(1オクターブ低いノートナンバ)と、ベロシティ制御処理124から与えられるベロシティ値とを用いて、第2チャネルのノートオンメッセージを組み立て、MIDI音源11に送信する。なお、第1チャネルと第2チャネルの音色は、上記第1の例のように異なっていてもよく、同じでもよい。
この例によれば、演奏者は、次のような多彩な吹奏を行うことができる。
a.呼気の幅を狭くして、呼気の吹き込み方向または吹き込み位置を調整する等して、呼気流量信号J1(J2)を大きくし、かつ、呼気流量信号J2(J1)を小さくする。これにより第1チャネル(第2チャネル)の楽音が主に放音される。従って、演奏者は、呼気の吹き込み方向または吹き込み位置の調整により、オクターブの異なった2つの楽音のうちの一方を選択して放音させることができる。
b.呼気の幅を狭くして、呼気の吹き込み方向または吹き込み位置を変化させる等して、呼気が集中する位置を左右方向に変化させ、呼気流量信号J1(J2)が大きくて呼気流量信号J2(J1)が小さい状態から呼気流量信号J2(J1)が大きくて呼気流量信号J1(J2)が小さい状態へ連続的に移行させる。これにより、オクターブの異なった第1チャネルの楽音と第2チャネルの楽音のミックスバランスが連続的に調整される。
図9は、MIDIメッセージの生成処理の第3の例を示すブロック図である。この第3の例では、1つのMIDIチャネルを使用し、楽音信号の形成をMIDI音源11に指示する。なお、図9において、図7に示した各要素に対応した要素には同一の符号を付け、その説明を省略する。
この第3の例では、1つのMIDIチャネルしか使用しないため、上記第1の例(図7参照)におけるブレスカーブテーブル121、音量制御処理122、ベロシティテーブル123およびベロシティ制御処理124は削除されている。その代わりに、この第3の例では、コントロールチェンジテーブル141と、コントロールチェンジ発生制御処理142が設けられている。
ここで、コントロールチェンジテーブル141は、呼気流量信号J2を所定の種類(コントロールナンバ)のコントロールチェンジメッセージに組み込むデータに変換するテーブルである。この場合のコントロールチェンジメッセージとしては、例えばエクスプレッション(音量の抑揚)を指定するものや音色を指定するものが考えられる。なお、1つの呼気流量信号J2の値を複数種類のコントロールメッセージのデータに変換するようにコントロールチェンジテーブル141を構成してもよい。コントロールチェンジ発生制御処理142は、コントロールチェンジテーブル141により得られるコントロールチェンジメッセージのデータをMIDIメッセージ組立処理150に引き渡す処理である。MIDIメッセージ組立処理150は、この引き渡されたデータを用いてコントロールチェンジメッセージを組立てて、MIDI音源11に送信する。
ピッチベンド制御処理132aでは、ピッチベンドテーブル131から得られるピッチベンド値に対し、運指テーブル101から得られるノートナンバと、ブレスカーブテーブル111から得られる音量制御パラメータと、コントロールチェンジテーブル141から得られるコントロールチェンジメッセージのデータ(例えばエクスプレッション値)を用いた補正を施して、MIDIメッセージ組立処理150に引き渡す。
この例によれば、呼気流量信号J1に基づき、MIDI音源11が発生する楽音信号のベロシティおよび音量が決定される。また、呼気流量信号J2に基づき、MIDI音源11が発生する楽音信号のパラメータを制御するコントロールチェンジメッセージが発生される。従って、演奏者は、呼気流量検出部3への呼気の吹き込み方向や呼気の幅等を変えて呼気流量信号J2を調整し、楽音のパラメータを調整することができる。
図10は、MIDIメッセージの生成処理の第4の例を示すブロック図である。この第4の例は、上記第3の例に変更を加えたものである。なお、図10において、図9に示した各要素に対応した要素には同一の符号を付け、その説明を省略する。
この第4の例では、呼気流量信号J1およびJ2の各値に所定の変換処理(例えばJ1およびJ2の重み付け加算処理)140を施し、その処理結果をブレスカーブテーブル111、ベロシティテーブル113およびコントロールチェンジテーブル141に与える。
この例においても、MIDI音源11が発生する楽音信号の音量やベロシティの決定に呼気流量信号J1およびJ2の両方が関与する。従って、演奏者は、呼気流量検出部3への呼気の吹き込み方向や呼気の幅等を変えて、MIDI音源11が発生する楽音信号を調整することができる。なお、この例において、変換処理140の処理内容を変化させることができるように構成してもよい。例えば、呼気流量信号J1およびJ2の各値を独立変数とする関数を複数種類用意しておき、変換処理140に用いる関数を演奏者が何らかの操作子の操作により選択することができるようにしてもよい。あるいは、例えば変換処理140が呼気流量信号J1およびJ2の各値の重み付け加算をするものである場合に、各重み係数を操作子の操作により調整し得るように構成してもよい。
図11は、MIDIメッセージの生成処理の第5の例を示すブロック図である。上記第1〜第4の例において、呼気流量信号J2は、楽音信号の音量等の連続量を調整するためのコンティニュアスコントローラとして使用された。これに対し、この第5の例では、呼気流量信号J2を音色の切り換えに使用する。
この第5の例でも、1つのMIDIチャネルを使用し、楽音信号の形成をMIDI音源11に指示する。このため、上記第1の例(図7参照)におけるブレスカーブテーブル121、音量制御処理122、ベロシティテーブル123およびベロシティ制御処理124は削除されている。その代わりに、この第5の例では、プログラムチェンジ発生制御処理143が設けられている。このプログラムチェンジ発生制御処理143では、呼気流量信号J2を例えば閾値と比較し、呼気流量信号J2が閾値を上回ったときには、音色を変化させるプログラムチェンジメッセージの送信の指示をMIDIメッセージ組立処理150に与える。MIDIメッセージ組立処理150は、この指示に従ってプログラムチェンジメッセージをMIDI音源11に送信する。ピッチベンド制御処理132bでは、ピッチベンドテーブル131から得られるピッチベンド値に対し、運指テーブル101から得られるノートナンバと、ブレスカーブテーブル111から得られる音量制御パラメータとを用いた補正を施して、MIDIメッセージ組立処理150に引き渡す。
この例においても、MIDI音源11が発生する楽音信号の音色の切り換えに呼気流量信号J2が関与する。従って、演奏者は、呼気流量検出部3への呼気の吹き込み方向や呼気の幅等を変えて、MIDI音源11が発生する楽音信号の音色を切り換えることができる。
なお、この例において、呼気流量信号J2を2値判定するのに用いる閾値を演奏者が操作子の操作により調整できるように構成してもよい。また、呼気流量信号J2の範囲を3種類以上のランクに区分するとともに各ランクに各々異なる音色を対応付け、プログラムチェンジ発生制御処理143では、呼気流量信号J2の値がいずれのランクに属するかを求め、この求めたランクに対応付けられた音色に変化させるプログラムチェンジメッセージをMIDIメッセージ組立処理150に送信させてもよい。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明には他にも実施形態が考えられる。例えば上記実施形態では、呼気流量検出部3へ流入する呼気を2分岐させ、2個の圧力センサに案内したが、m分岐(mは3以上の整数)させ、m個の圧力センサに案内するように構成してもよい。この場合、呼気からm種類の呼気流量信号が得られるため、より多彩な楽音信号の制御が可能となる。また、上記実施形態では、電子フルートがMIDI音源11を備えていたが、制御部10から電子フルートの外部のMIDI音源にMIDIメッセージを送るように構成してもよい。また、上記実施形態では、音源を制御するための情報をデジタル信号であるMIDIメッセージとして音源に送ったが、呼気流量の検出結果に基づいてアナログ形式の制御信号を発生して音源に送り、音源における楽音形成の動作を制御するようにしてもよい。
この発明の一実施形態である備えた電子フルートの電気的構成を示すブロック図である。 同実施形態における呼気流量検出部3の第1の例である呼気流量検出部3Aを示すである。 同実施形態における呼気流量検出部3の第2の例である呼気流量検出部3Bを示すである。 同実施形態における呼気流量検出部3の第3の例である呼気流量検出部3Cを示すである。 同実施形態における呼気流量検出部3の第4の例である呼気流量検出部3Dを示すである。 同実施形態における呼気流量検出部3の第5の例である呼気流量検出部3Eを示すである。 同実施形態におけるMIDIメッセージの生成処理の第1の例を示すブロック図である。 同実施形態におけるMIDIメッセージの生成処理の第2の例を示すブロック図である。 同実施形態におけるMIDIメッセージの生成処理の第3の例を示すブロック図である。 同実施形態におけるMIDIメッセージの生成処理の第4の例を示すブロック図である。 同実施形態におけるMIDIメッセージの生成処理の第5の例を示すブロック図である。
符号の説明
10……制御部、11……MIDI音源、3,3A,3B,3C,3D,3E……呼気流量検出部、311A,312A,311B,312B,311C,312C,311D,312D,311E,312E……圧力センサ、320A,320B,320C,320D,320E……呼気案内部、321A,322A,321B,322B,321C,322C,321E,322E……ジェットコレクタ。

Claims (4)

  1. 複数の圧力センサと、演奏者が吹き込む呼気を分岐させ、別々の流路を介して前記複数の圧力センサに案内する呼気案内部とを有する呼気流量検出部と、
    前記呼気流量検出部の複数の圧力センサの出力信号に基づいて、音源における楽音信号の形成処理を制御する制御部とを具備し、
    前記呼気案内部は、1つの開口部を有し、前記開口部から奥に進んだ位置において前記複数の圧力センサに至る複数の流路に分岐するジェットコレクタにより構成されており、
    前記制御部は、前記複数の圧力センサのうちの1つの圧力センサの出力信号に基づいて、楽音信号を前記音源に形成させ、他の圧力センサの出力信号に基づいて、前記音源が形成する楽音信号のパラメータの制御を行うことを特徴とする電子管楽器。
  2. 複数の圧力センサと、演奏者が吹き込む呼気を分岐させ、別々の流路を介して前記複数の圧力センサに案内する呼気案内部とを有する呼気流量検出部と、
    前記呼気流量検出部の複数の圧力センサの出力信号に基づいて、音源における楽音信号の形成処理を制御する制御部とを具備し、
    前記呼気案内部は、各々呼気を1つの圧力センサに案内する複数のジェットコレクタであって、開口部の面積の異なった複数のジェットコレクタからなり、各ジェットコレクタの開口部を同一方向に向かせ、面積の小さなジェットコレクタの開口部を面積の大きなジェットコレクタの開口部の中に収容してなることを特徴とする電子管楽器。
  3. 複数の圧力センサと、演奏者が吹き込む呼気を分岐させ、別々の流路を介して前記複数の圧力センサに案内する呼気案内部とを有する呼気流量検出部と、
    前記呼気流量検出部の複数の圧力センサの出力信号に基づいて、音源における楽音信号の形成処理を制御する制御部とを具備し、
    前記呼気案内部は、各々呼気を1つの圧力センサに案内する複数のジェットコレクタであって、開口部近傍部分が枝分かれした構成のジェットコレクタと、前記枝分かれした構成のジェットコレクタの枝分かれした一方の開口部近傍部分と他方の開口部近傍部分との間に開口部近傍部分を割り込ませたジェットコレクタとを有することを特徴とする電子管楽器。
  4. 前記制御部は、前記複数の圧力センサのうちの1つの圧力センサの出力信号に基づいて、楽音信号を前記音源に形成させ、他の圧力センサの出力信号に基づいて、前記音源が形成する楽音信号のパラメータの制御を行うことを特徴とする請求項2または3のいずれか1の請求項に記載の電子管楽器。
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