JP5276866B2 - 光学素子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、配光ムラ解消のための研削によって生じる凹凸の高い拡散性を維持しつつ透過光量をも向上させることができる光学素子の製造方法に関する。
近年、例えばディスプレー装置のバックライトや内視鏡等の照明光学系において、観察視野を照射する光源装置に小型の光学素子が用いられている。この光学素子から出射される光を拡散させて照明の配光ムラを解消するために、光学素子の光学機能面に微細な凹凸部を形成するようにした技術が知られている。(例えば、特許文献1参照。)
また、そのような凹凸を形成する方法としては、例えば研削加工で凹凸を形成する方法などが知られている。(例えば、特許文献2参照。)
図6(a),(b) は、例えば内視鏡等の照明光学系における光源の光学素子の形状を2例示す図である。
図6(a) は光ファイバー1の射出光2を出射する出射口3に近接して配置されたレンズ4を示している。レンズ4は、光学機能面として、光ファイバー1から入射する射出光2を散乱させながら導入する凸状部5と、その散乱しながら入射した射出光2を照射光6として観察視野に照射する平面部7の二面を備えている。
また、図6(b) は、光ファイバー1の出射光2を出射する出射口3に近接して配置されたレンズ8を示している。レンズ8は、光学機能面として、光ファイバー1から入射する射出光2を散乱させながら導入する凸状部5と、の照明光2が入射する凸状部5と、その散乱しながら入射した射出光2を反射する内部反射面9と、反射した散乱光を照射光6として観察視野に照射する平面部10の三面を備えている。
図7(a) は、図6(a) に示すレンズ4を拡大して示す図であり、図7(b) はレンズ4の凸状部5の図7(a) において破線丸aで囲んで示す部分を拡大して示す図である。
図7(a) に示すレンズ4の凸状部5(図6(b) のレンズ8の凸状部5も同様)の凹凸は、図7(b) に示すように、大きな凹凸11と、この大きな凹凸11の表層に形成された微細な凹凸12を有している。
特開2000−193894号公報 特開2001−150323号公報
ところで、上記のように研削された凹凸の面は光の拡散は得やすい(配光ムラが少ない)が、観察視野を照射するために一般に必要とされる14から15.5ルーメンの透過光量を確保しにくいという問題を有している。
一般に、このような光学系には、外部から光が入射する光学機能面の凹凸の粗さを細かくすると光量は向上するが拡散性が悪化し、逆に凹凸の粗さを粗くすると拡散性は向上するが光量は悪化するという、二者択一の中で選択困難な問題が存在している。
本発明は、 以上のような課題に鑑みてなされたものであって、配光ムラ解消のための研削によって生じる凹凸の高い拡散性を維持しつつ透過光量をも向上させることができる光学素子の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光学素子の製造方法は、光学素子の複数の機能面の中で光線を散乱させる機能を持つ粗面を加熱し、該粗面の大きな凹凸の表層の微細な凹凸を溶解して大きな凹凸のみからなる粗面とする、ことを特徴とする。
本発明によれば、粗面の大きな凹凸の表層の微細な凹凸を溶解して大きな凹凸からなる粗面とするので、研削によって生じる凹凸の高い拡散性を維持しつつ透過光量をも向上させることができる光学素子の製造方法を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1(a) は、第1の実施の形態における光学素子15を拡大して示す図であり、図7(b) は光学素子15の凸状部16の図1(a) において破線丸bで囲んで示す部分を拡大して示す図である。
本例において、図1(a) に示す光学素子15は、用途、大きさともに、図6(a) 及び図7(a) に示した従来のレンズ4と同様であるが、この光学素子15の凸状部16は、図1(b) に示すように、図6(b) に示したような粗面の大きな凹凸11の表層の微細な凹凸12が消えており、大きな凹凸11のみからなる粗面となっている。
ここで、大きな凹凸11は、形状誤差Pv(Peak to value)が10μm以内の、つまり0.01μm〜10μmの間で形成されている凹凸である。そして、小さな凹凸は、算術粗さRa(Reckoning asperity)が0.29〜0.6μmで形成されている凹凸である。
この光学素子15を、図6(a) に示したレンズ4と同様に用いると、研削で形成された凹凸のうち消えずに残された大きな凹凸11による入射光の拡散効果が維持されながら、その表層の微細な凹凸12が消えて無くなっていることにより、透過光量が向上して、実験で測定してみると、およそ16〜18ルーメンの透過光量が得られることが判明した。
図2は、図1(a),(b) に示す光学素子15の基本的作製方法を示す図である。図2に示すように、研削された直後の大きな凹凸11と表層の微細な凹凸12が凸状部16に形成された光学素子15は、凸状部16を上にし、平面部17を下にし、その平面部17を治具18に保持されている。
そして、凸状部16に近接して、複数の熱源19を内蔵する熱プレート20が配置されている。この状態で、複数の熱源19が発熱駆動され、これらを内蔵する熱プレート20が加熱され、この加熱された熱が光学素子15の表面に輻射されて、光学素子15の凸状部16が加熱される。
凸状部16の粗面は、上記の加熱により、粗面の大きな凹凸11の表層の微細な凹凸12(図7(b) 参照)が溶解され、図1(a),(b) に示したように、大きな凹凸11からなる粗面に修正される。
(第2の実施の形態)
ところで、図2に示した粗面の修正方法は、凸状部16の中央部と周囲部とでは、熱プレート20からの距離が異なり、中央部の方が周囲部よりも熱プレート20に近いので中央部の方が先に大きな凹凸11からなる粗面に修正されるから、中央部と周囲部では光の透過性が異なってくる。
これでも従来よりも入射光の拡散性を維持しながら透過性も向上するが、更に拡散性を維持しながら透過性も向上する粗面の修正方法がある。これについて、第2の実施の形態として以下に説明する。
図3は、第2の実施の形態における光学素子15の粗面の修正方法を説明する図である。本例の粗面の修正方法では、図3に示すように、先ず、凸状部16の粗面の形状に沿った形状で凸状部16の粗面のみを覆う形状の面21を有する型台22を備える。
次に、型台22の面21に光学素子15の凸状部16の粗面を当接又は近接させて光学素子15を型台22上に、不図示の保持部材で保持する。光学素子15の凸状部16の粗面を型台22の面21に載置したときは、光学素子15の凸状部16の粗面を型台22の面21に当接する。
このように光学素材15を台型22の面21に載置することにより、台型22の面21と光学素材15の凸状部16の粗面との距離を一定に保つ働きが生じるから、載置するほうが好ましい。
しかし、これに限ることなく、例えば不図示の保持部材により、型台22の面21からほぼ0.1mm離して光学素子15を型台22上に保持するようにしてもよい。
図3に示すように、型台22の下面は、複数の熱源23を内蔵する熱プレート24上に接して配置される。これにより、複数の熱源23が発熱駆動されて、これらを内蔵する熱プレート24が加熱され、この熱は型台22に伝達されて型台22を加熱する。そして、この加熱された型台22により光学素子15の凸状部16の粗面が加熱され、凸状部16の粗面の大きな凹凸11の表層の微細な凹凸12が溶解され、図1(a),(b) に示したように、大きな凹凸11のみからなる粗面に修正される。
本例においては、最も簡単な方法で、熱伝達源である台型22とガラス素材からなる光学素子15の距離を一定に保つことができ、熱伝導の悪いガラス素材の凸状部16の粗面の深さ約40μmの表層部分だけを、均一に加熱し軟化させることができる。
また、この方法によれば、凸状部16の粗面の内部まで溶融しないので、凸状部16の粗面全体の形状および表層部の大きな凹凸11を、形状誤差Pvが10μm以内となるように抑えて大きな凹凸の形状が崩れないように維持することができる。
このように大きな凹凸を残すことにより、入射光の拡散効果を損なうことなく、小さな凹凸を消し去ることにより光量の向上が可能となる。
尚、載置だけで上から加圧しなければ、凸状部16の粗面の全体形状が変形することはないので問題はない。また、表層加熱であり、加熱期間も短時間であるので、この点でも凸状部16の粗面の全体形状が変形することはない。
(第3の実施の形態)
ところで、上記のように光学素子15の凸状部16の粗面を型台22の面21に載置するだけであると、光学素子15が倒れる可能性があるので、その外周をリングで抑えるようにするとよい。
この場合、リングは熱伝導の良い超硬合金とかAlNで造るとよい。そうしないと、凸状部16の粗面の表層部だけでなく、熱が光学素子15の内部にこもって、光学素子15の中まで溶けるおそれがある。
また、加熱と冷却を、時間的にあまり緩やかに行うと、素材全体が加熱されて、素材全体が軟化し、形状の維持が困難になるおそれがある。したがって、台型の温度の急速な変更で、素材全体の加熱を防止するようにする。
また、表層部の溶融に先立って他のヒータで光学素子16全体を予備加熱することにより、光学素材15の全体温度を安定させることができ、内部から表層部への不安定な冷却を防止できる。また、このヒータを温度調整することで、微妙な表層部の溶融深さの調整ができる。
以上のことを実現するには、光学素子15を保持した型台22を搬送して、少なくも3つの温調した成形粗面修正軸部に順次移動させ、台型22の温度を予熱→加熱→冷却と急速に変化させる。これについて、第3の実施の形態として以下に説明する。
図4(a) は、第3の実施の形態における型台セットと光学素子を示す断面図であり、同図(b) は、粗面の修正を行う粗面修正部を模式的に示す図である。同図(a) に示す型台セット25は、上面中央に粗面修正用凹部26を形成されて下部周面に段差部を有する下型27を備えている。
この下型27の粗面修正用凹部26も、図3に示した型台22の面21と同様に、光学素子15の凸状部16の粗面の形状に沿った形状で、粗面のみを覆う形状の面を有する凹部である。
そして、この粗面修正用凹部26には、倒立した光学素子15が、その凸状部16の粗面を凹部に当接させて載置されている。
また、下型27の下部周面の段差部には円筒状のスリーブ28が係合して立設されている。このスリーブ28の内側には、円環状のリング29が配置されている。リング29は、外周面をスリーブ28の内壁に当接させ、下面を下型27の上面に密着させ、内周面で光学素子15を倒れないように支えている。
同図(b) に示す粗面修正部30には、左から右へ工程順に3個の粗面修正軸部31(31a、31b、31c)が配置されている。第1軸となる粗面修正軸部31aは予熱工程用の軸部であり、第2軸となる粗面修正軸部31bは粗面表層部を加熱溶融する加熱工程用の軸部であり、第3軸となる粗面修正軸部31cは冷却工程用の軸部である。
各粗面修正軸部31は、温調用温度のみ異なるだけで構成は同一である。すなわち、下部には、軸部装置本体の下フレーム32に固設され、ヒータ33を内蔵した固定熱プレート34を備え、上部には、ヒータ35を内蔵した可動熱プレート36を備えている。可動熱プレート36は、軸部装置本体の上フレーム37に固設された不図示のシリンダ装置から上下に進退するピストン38の下端部に固定されている。
図5は、粗面修正部31の粗面修正工程を説明する図である。
先ず、図5に示すように、下型27に光学素子15を載置された常温の型台セット25が、外部の不図示の搬送機構により、矢印aのように搬送されて第1軸の予熱工程を行う粗面修正軸部31aに供給される。そして粗面修正軸部31aのピストン38が下方に進出し、可動熱プレート36が型台セット25のスリーブ28の上端部に当接するまで降下する。
上部の可動熱プレート36からの輻射とスリーブ28内の対流により、光学素子15の平面部に熱が伝達され、光学素子15の平面部側が予熱される。また、下部では固定熱プレート34が型台セット25の下型27の下面に密着して熱を伝達して下型29を加熱し、この下型29の熱が光学素子15の凸状部16に伝達され、光学素子15の凸状部16側が予熱される。この予熱時間は20秒である。
この予熱では、光学素子15の素材を「オハラS−LAH58」とすると、その歪点は660℃であり、その歪点よりも10℃低い「660℃−10℃=650℃」で予熱する。
下型27の粗面修正用凹部26よりも上に出ている光学素子15の周面に当接するリング29によって、光学素子15は、その倒立状態が崩れないように支持されているとともに、リング29が、前述したように熱伝導の良い材質で出来ていることから、熱が光学素子15の内部にこもって、光学素子15の内部が解けるというような不具合は起きない。
続いて、粗面修正軸部31aのピストン38が上昇して可動熱プレート36が型台セット25のスリーブ28から離隔して型台セット25を開放する。開放された上記予熱された光学素子15及びこれを載置した型台セット25は、矢印bで示すように搬送されて、第2軸の加熱工程を行う粗面修正軸部31bに供給される。
粗面修正軸部31bのピストン38が下方に進出し、可動熱プレート36が型台セット25のスリーブ28の上端部に当接するまで降下する。
ここでも、上部の可動熱プレート36からの輻射とスリーブ28内の対流により、光学素子15の平面部に熱が伝達され、光学素子15の平面部側が加熱される。また、下部では固定熱プレート34が型台セット25の下型27の下面に密着して熱を伝達して下型29を加熱し、この下型29の熱が光学素子15の凸状部16に伝達され、光学素子15の凸状部16側が加熱される。この加熱時間は120秒である。
このようにして粗面修正軸部31bは予熱された光学素子15の凸状部16の粗面表層部を加熱して溶融する。この加熱では、光学素子15の素材の軟化点を803℃とすると、その軟化点803℃よりも97℃高い「803℃+97℃=900℃」で加熱する。
このように加熱しても、押圧や過熱がなければ、光学素子15の形状が2μm以上大きく変形することはなく、算術粗さRaが0.29〜0.6μmの小さな凹凸のみが溶融する。
次に、粗面修正軸部31bのピストン38が上昇して可動熱プレート36が型台セット25から離隔して型台セット25を開放する。開放された上記加熱で粗面表層部の小さな凹凸が溶融した光学素子15を載置した型台セット25は、矢印cで示すように搬送されて、第3軸の冷却工程を行う粗面修正軸部31cに供給される。
粗面修正軸部31cのピストン38が下方に進出し、可動熱プレート36が型台セット25のスリーブ28の上端部に当接するまで降下する。
粗面修正軸部31cの軸温度は、光学素子15のガラス転移点を738℃として、そのガラス転移点738℃よりも238℃低い「738℃−238℃=500℃」である。この温度で、上記加熱で粗面表層部の小さな凹凸が溶融した光学素子15が冷却される。この冷却時間は30秒である。
続いて、粗面修正軸部31cのピストン38が上昇して可動熱プレート36が型台セット25から離隔して型台セット25を開放する。開放された上記冷却された光学素子15を載置した型台セット25は、矢印dで示すように搬送されて、図示しない常温室に搬送されて、常温まで徐冷される。
こうして、出来た光学素子15は、素材内部までの加熱を避け、全体の形状を2μm以上損なうことなく、すなわち凸状部16の表層部の形状誤差Pv10μm以内の大きな凹凸形状を損なうことなく、その大きな凹凸の表層の、Ra0.29μm〜0.6μmの小さな凹凸のみが溶融によって消える。
このように、凸状部16の表層部の小さな凹凸を低減又は消し去って照射素子としての配光ムラの発生を抑制するとともに、大きな凹凸を残して配光性能を確保し、表面の透過光量を向上させることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。
(a) は第1の実施の形態における光学素子を拡大して示す図、(b) は光学素子の凸状部の(a) において破線丸bで囲んで示す部分を拡大して示す図である。 第1の実施の形態における光学素子の基本的作製方法を示す図である。 第2の実施の形態における光学素子の粗面の修正方法を説明する図である。 (a) は第3の実施の形態における型台セットと光学素子を示す断面図、(b) は粗面の修正を行う粗面修正部を模式的に示す図である。 第3の実施の形態における粗面修正部の粗面修正工程を説明する図である。 (a),(b) は従来の例えば内視鏡等の照明光学系における光源の光学素子の形状を2例示す図である。 (a) は図6(a) に示すレンズを拡大して示す図、(b) は(a) において破線丸aで囲んで示す部分を拡大して示す図である。
符号の説明
1 光ファイバー
2 射出光
3 出射口
4 レンズ
5 凸状部
6 照射光
7 平面部
8 レンズ
9 内部反射面
10 平面部
11 レンズ
12 凸状部
15 光学素子
16 凸状部
17 平面部
18 治具
19 熱源
20 熱プレート
21 面
22 台型
23 熱源
24 熱プレート
25 型台セット
26 粗面修正用凹部
27 下型
28 スリーブ
29 リング
30 粗面修正部
31(31a、31b、31c) 粗面修正軸部
32 軸部装置本体下フレーム
33 ヒータ
34 固定熱プレート
35 ヒータ
36 可動熱プレート
37 軸部装置本体上フレーム
38 ピストン

Claims (1)

  1. 光学素子の複数の機能面の中で光線を散乱させる機能を持つ粗面を加熱し、該粗面の大きな凹凸の表層の微細な凹凸を溶解して前記大きな凹凸のみからなる粗面とする工程であり、
    前記光学素子の外周をリングで抑えて前記光学素子を保持し、前記粗面の形状に沿った形状で前記粗面のみを覆う形状の面を有する型台の前記面に前記光学素子の前記粗面を前記面からほぼ0.1mm離して近接させて前記光学素子を前記型台上に保持する工程と、
    前記型台を加熱し、該型台を介して前記粗面を加熱する工程と、
    前記光学素子を保持した前記型台を搬送して、少なくも3つの温調した成形粗面修正軸部に順次移動させ、前記型台の温度を予熱→加熱→冷却と急速に変化させる工程と、
    を含む、
    ことを特徴とする光学素子の製造方法。
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