JP5276121B2 - 真空処理装置及び光学部品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、真空処理装置及び光学部品の製造方法に関する。
近年半導体基板や画像表示装置の大型化に伴い、それらにパターンを作り込むリソグラフィー技術に於いて、大型のレンズ及びミラー等の光学部品が使用されている。そして、これらの表面にはコーティング膜の作製等様々な薄膜の作製又は処理がされているのが通常である。
露光機等で使用されている凹凸型の光学系用基板に均一性良く多層膜を成膜する方法としてスパッタリング法が用いられている。スパッタリングに用いるカソードのターゲット面積は、基板よりも小さくすることで、ターゲットの利用効率向上や、大型ターゲットではできない各種基板の凹凸にあわせた成膜が出来る。
凹凸型の光学系用基板に均一性を良く多層膜を成膜するためには、ターゲットと光学用基板間の距離(TS間距離)を一定に保つ必要がある。これを実現させるために、カソードの回転軸、基板の自転軸及び基板のスキャン軸等の3軸以上を制御する技術が特許文献1に開示されている。
また、特許文献2には光学系用基板とターゲットの距離に応じて、圧力を調整する技術が開示されている。
特開2004−269988号公報 特開2007−182617号公報
凹凸状の光学用基板に均一性を良く多層膜を成膜するためには、上記TS間距離を数マイクロメートル〜数十マイクロメートルオーダーで一定に保つ必要がある。
しかし、従来ではターゲットと基板の相対位置精度は数百マイクロメートル台で、要求精度を満足していない。さらに将来光学用基板が更に大型化し、重量が増した場合は更に位置精度が悪化することが予想される。
近い将来、処理が要求される光学用基板は大型化し、搬送冶具を合わせ総重量が500kg相当となる。一方、ターゲットと基板の相対位置精度は1〜2桁も向上する必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、大型で重い光学用基板などの処理対象物に均一に成膜等の処理を行うために、大型で重い光学用基板をホルダに精度良く確実に取り付ける技術を実現する。
上記課題を解決するために、本発明は、真空容器内で処理対象物を処理する真空処理装置であって、前記処理対象物が載置される面とは反対側に凹凸を有する面を有し、前記処理対象物を保持するサセプタと、前記サセプタの凹凸と噛み合う凹凸を有する面を有するホルダと、前記ホルダを水平状態又は垂直状態に移動可能に保持する駆動機構と、前記ホルダを前記水平状態に保持した状態で、前記サセプタを移動させて、前記サセプタの凹凸を有する面と前記ホルダの凹凸を有する面とを噛み合わせて前記サセプタとホルダとを連結させ、その後前記サセプタが連結された前記ホルダを前記垂直状態に移動させて前記処理対象物を処理した後、前記ホルダを再度前記水平状態に移動させて前記サセプタの凹凸を有する面と前記ホルダの凹凸を有する面とを切り離すように前記サセプタを移動させる制御手段とを有する。
上記課題を解決するために、本発明の真空処理装置を用いて処理対象物を処理する工程を有する光学部品の製造方法を提供する。
本発明によれば、大型で重い処理対象物に均一に成膜等の処理を行うことが可能となる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明に係わる実施形態の真空処理装置の概略構成を示す平面図である。 本発明に係わる実施形態の真空処理装置の概略構成を示す側面図である。 本発明に係わる実施形態の真空処理装置の成膜室の概略構成を示す平面図である。 本発明に係わる実施形態の真空処理装置の成膜室の概略構成を示す側面図である。 本発明に係わる実施形態の真空処理装置の成膜室の概略構成を示す側面図である。 本発明に係わる実施形態の真空処理装置のチャッキング機構の概略構成図である。 本発明に係わる実施形態のターゲット及び処理対象物間の距離調整についての説明図である。
図1Aは本発明に係る実施形態の真空処理装置の平面図である。
図1Aに於いては、101はバランサー装置、102はエレベータ室、103はロードロック室、104は成膜室、105はロードロック室103を大気から遮断する又はロードロック室103と成膜室104を遮断するゲートバルブ、106はスピンドル、107はカソードユニット、108は各ユニットを制御するコントローラ、109は統括制御する上位コントローラ、112は台車そして120は処理対象物である。
図1Bは本発明に係る実施形態の真空処理装置100の側面図である。図1Aと同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。図1Aで説明されていない構成要素は、121は処理対象物120が固定され処理対象物120を搬送するためのサセプタ、成膜室104の上部に配置されている搬送室110、搬送室110で処理対象物120及びサセプタ121をスピンドル106との間で受け渡しをする受渡し機構111、処理対象物120及びサセプタ121を搭載した台車112をエレベータ室102、ロードロック室103及び搬送室110間で搬送する搬送ラインである台車用の搬送レール113である。本実施の形態に於いては、ロードロック室103、搬送室110及び成膜室104は不図示の排気手段により低圧状態に排気されている。
バランサー装置101の位置調整台101bでは、処理対象物120及びサセプタ121が一体となったものについて、処理対象物120とサセプタ121の回転中心軸が一致していること及びサセプタ121に対する処理対象物120の相対的な位置がレーザ距離センサ等で計測され、同一回転軸に合わせる調整が行われる。処理対象物120は、レンズ、ミラー等の光学部品である場合は材料としてガラスが使用される。また、処理対象物120は処理対象物120を搬送させるためのサセプタ121に不図示の冶具で固定されている。
次いで、動バランサ調整台101aで処理対象物120とサセプタ121が一体になったものを回転させ、動バランスが許容範囲であることが確認される。許容値外の場合は、重り等で補正する。
動バランスが許容値内であることが確認された処理対象物120が固定されているサセプタ121は、エレベータ室102の下部に運ばれ、エレベータ室102に設けた不図示のアームに搭載され、エレベータ室102の上部まで上昇する。
本明細書を通じて、位置調整台101b、動バランス調整台101a及びエレベータ室102の下の部分をまとめてバランサー装置101という。
エレベータ室102の上部、ロードロック室103、搬送室110には台車112が行き来するための搬送レール113が設置されている。搬送レール113はそれ自身が有する案内機能で、処理対象物120とサセプタ121が搭載された台車112を案内しながら、エレベータ室102と搬送室110との間を搬送させるためのものである。
エレベータ室102には不図示のアームが設けられており、退避していたアームはバランサー装置101によりサセプタ121が搬送されて来ると、該アームの受渡し部をサセプタ121の直下に位置させる。その後、アームが上昇するとサセプタ121を受取り、アームと共にサセプタ121が上昇する。上昇したサセプタ121は、搬送レール113上にある台車112の高さより、高い位置まで一旦上昇する。ロードロック室103に退避していた台車112は、エレベータ室102へ移動し、サセプタ121の直下で停止する。
次に、処理対象物120が固定されているサセプタ121は、台車112に搭載される高さまでエレベータ室102のアームにより降下し、処理対象物120及びサセプタ121がアームの受渡し部から台車112へ受渡される。尚、アームはサセプタ121を台車112に受渡した後、水平方向に動作しサセプタ121の直下より退避する。
エレベータ室102のアームは台車112がロードロック室103へ搬送する時の障害となるため、一旦退避のため上昇する。処理対象物120が固定されているサセプタ121を搭載した台車112は、エレベータ室102からロードロック室103へ搬送される。エレベータ室102とロードロック室103の間にはゲートバルブ105があり、大気からその内部を遮断できる構成となっている。以上の工程を上位コントローラ109の監視の下でバランサー装置101のコントローラ108が制御する。
ロードロック室103は、本実施形態において、十分な圧力(例えば10E−4Pa以下)まで排気出来るように、不図示の大排気量の真空ポンプに繋がれている。また、搬送室105より先に水を持ち込まないようするために、ロードロック室103を加熱する手段があることが望ましい。
ロードロック室103の圧力が十分下がったら、ロードロック室103と搬送室110の間のゲートバルブ105が開く。処理対象物120が固定されているサセプタ121を搭載した台車112が搬送室110に移動する。台車112が搬送室110に入り、成膜室104のスピンドル106上に来ると台車112は停止し、その後にロードロック室103と搬送室110の間のゲートバルブ105が閉じる。以上の工程を上位コントローラ109の監視の下でロードロック室103のコントローラ108が制御する。
搬送室110では処理対象物120が固定されているサセプタ121を台車112からスピンドル106へ受渡しを行う。受渡し機構111の先端部が台車112に搭載されているサセプタ121の下面位置より若干低い位置まで下降する。次いで受渡し機構111の先端部が回転し、サセプタ121の直下に受渡し機構111の先端部が入り込む。受渡し機構111の先端部が上昇することによりサセプタ121は台車112より高い位置まで上昇する。その後、ロードロック室103と搬送室110の間のゲートバルブ105が開き、台車112はロードロック室103に退避し、前述のゲートバルブ105が閉じる。
前述したエレベータ室102で行われたのとほぼ逆の手順で、処理対象物120が固定されているサセプタ121が受渡し機構111に受け渡され、支持される。次いで、処理対象物120が固定されているサセプタ121は受渡し機構111により降下する。サセプタ121が下方のスピンドル106に近づくと、サセプタ121のカービックカップリングとスピンドル106先端のホルダに搭載されたカービックカップリングが噛み合い始め、最終的に処理対象物120並びにサセプタ121とスピンドル106の同軸が自動的に合うようになる。
カービックカップリングはサセプタ121に固定されており、処理対象物120の反対側に取り付けられている。また、スピンドル106先端のホルダにも取り付けられている。それぞれのカービックカップリングの形状は歯形をしており、各歯がテーパ状になっているので、噛み合う為には通常±1.5mm程度の歯の位置がずれても最終的に噛みあい、この範囲の位置ずれであれば、自己整合的に噛み合って行く。従って、サセプタ121をスピンドル106に搭載するときに、受渡し機構111の位置決め精度は精密な精度を不要とする。
また、サセプタ121の所定位置が常に一定の位相方向を向くように搬送して、カービックカップリングにおいてサセプタ121側の歯とスピンドル106側の歯は毎回同じ歯同士が噛み合うようにしておくことで、スピンドル106に対する処理対象物120及びサセプタ121の位置再現性が一層得られる。
ここで、カービックカップリングとは、対の凹凸形状の歯型が作製されたものである。特に、該歯型が同軸に環状に作製且つ放射状に形成されていれば、両部材は同軸に結合するので、一方の部材の一面に環状且つ放射状に形成した歯溝を、他の部材の一面に環状且つ放射状に形成した歯溝に係合すれば両部材は同軸に結合し、自動調芯機能を発揮する。ここで、歯溝の先端は切り取ってあることが多い。
処理対象物120が固定されているサセプタ121を水平状態(第1の状態)から垂直状態(第2の状態)へ立てた時(スピンドル106を垂直位置から水平位置へ移動させた時)やサセプタ102を自転させたときに、カービックカップリングの歯同士が外れないように、スピンドル106の先端に設けたチャッキング機構で処理対象物120とこれを固定しているサセプタ121をスピンドル側から引き込む。引き込む力はサセプタ120が変形せず回転中にサセプタ121が外れない力とする。
垂直状態になった処理対象物120に対して、上位コントローラ109やカソードユニット107に係わるコントローラ108により制御されたカソードユニット107により均一に成膜処理がなされる。
処理を終えて、処理対象物120と処理対象物120が固定されているサセプタ121を回収するときには、原則として前述した動作を反対に行えばよい。すなわち、スピンドル106を水平位置から垂直位置へ回転させて、処理対象物120が固定されているサセプタ121を垂直状態から水平状態にし、受渡し機構111により処理対象物120が固定されているサセプタ121を上昇させて、カービックカップリングにより噛み合ったスピンドル106から切り離す。以上の工程を上位コントローラ109の監視の下搬送室室110及びスピンドル106のコントローラ108が制御する。
図2A〜Cは、図1A,Bに示す成膜室104の概略構成を示す図である。図2A〜Cを参照して、成膜室204について説明する。図2Aは成膜室204の平面図、図2Bは処理対象物220が固定されているサセプタ221がカソードユニット207と対面している状態を表す断面側面図、図2Cはスピンドル206が垂直位置へ回転し、処理対象物220が固定されているサセプタ221がホルダ222から受渡し機構211により切り離されている状態を表す側面図である。
ここで、図1A,Bと実質同一の構成要素には下2桁が同一の符号を付して説明を省略する。ここで、215a,bはリニアガイドレール、216a,bは真空側定盤、217a,bは大気側定盤、218は高さ調整ブロック、222はホルダ、223はカービックカップリング、220は処理対象物、221はサセプタ、231はターゲット、236は計測器、240はベローズ、241は真空側定盤216a,bに一定温度の恒温水を流すための配管や駆動用モータ等の配線を引き出す配線・配管引き出し管である。尚、233はスピンドル206の移動方向、234はカソードユニット207の首ふり方向、235はホルダ222の回転方向をそれぞれ表している。
本実施の形態ではカソードユニット207は略正5角形をしており、ターゲット231がその中心を、それぞれの辺の中心に一致するようにして取り付けられている。また、一辺には計測器236が取り付けられている。尚、カソードユニット207は中心軸に対し回転方向234に首ふり回転する。
また、スピンドル206及びカソードユニット207は、リニアガイドレール215a,bに載っており、且つリニアガイドレール215a,bは真空側定盤216a,b及び大気側定盤217a,bで支持されている。
このような構造になっているので、カソードユニット207及びスピンドル206はリニアガイドレール215a,bに沿って直線方向(232,233)に沿って移動可能である。また、カソードユニット207及びスピンドル206は、真空側定盤216a,b及び大気側定盤217a,bの上にそれぞれ載っているのでその載置面自体が変形することはない。さらに真空側定盤216a,bには不図示の細穴が加工されており、その中を常に恒温水が流れているため温度変化に伴う熱膨張などは無く、真空側定盤216a,b上の可動部、例えばカソードユニット207等は熱膨張の影響を受けることが無く、精密な位置再現性が得られる。
スピンドル206の先端には、ホルダ222が取り付けられている。そして、そのホルダ222の一面にはカービックカップリング223の一方の歯溝が作製されている。
図1A,Bで説明したが、台車112でスピンドル206の直上に搬送されて来た処理対象物220が固定されているサセプタ221は、サセプタ221側のカービックカップリング223aの歯溝とスピンドル206側のカービックカップリング223bの歯溝が噛み合った状態でスピンドル206の先端のホルダ222に連結される。
次いで、処理対象物220が固定されているサセプタ221はホルダ222に連結された後、後述するチャッキング機構により処理対象物220が固定されているサセプタ221がホルダ222に引き込まれ固定される。その後、スピンドル206が不図示の回転機構により垂直位置から水平位置へ倒れる方向230に回転し、ホルダ222が水平状態から垂直状態(図2Bの状態)に移動される。
一方、ターゲットが取り付けられたカソードユニット207はリニアガイドレール215bを移動してスピンドル206に正対する位置に移動する。最終的に処理対象物220はカソードユニット207に取り付けられたターゲット231と正対する。また、スピンドル206の内部に搭載されているモータによって、ホルダ222に連結された処理対象物220が固定されているサセプタ221を自転軸まわりの回転方向235に回転させることができる。
このように処理対象物220とサセプタ221を水平状態でホルダ222に取り付け、その後に垂直状態に立てる理由を以下で説明する。
最初に説明したが、処理対象物220の大型化に伴いその重量は増大している。処理対象物220とサセプタ221を合わせ、500kgを超えるものもある。
本実施形態においては、カービックカップリング223を用いて、位置出し及び固定を行っている。前述したように、一対のカービックカップリング223が水平の状態で対向している場合には、カービングカップリング223のテーパ状の面が互いに接触することによって自己整合的に正確な位置出しが可能である。
一方、ホルダ222が立った状態、即ちホルダ222が垂直方向(図2Bの状態)でサセプタ221を保持する場合、処理対象物220とサセプタ221の自重が鉛直方向にカービックカップリング223に加わる。言い換えると、カービックカップリング223のテーパが形成されている面に垂直方向、つまり歯溝を貫く方向に処理対象物220とサセプタ221の自重が掛かり、カービックカップリング223のテーパ面が片当たりしてスムーズに完全に噛み合わない。そして、処理対象物220とサセプタ221の重量が重くなるほど噛み合いにくくなる。さらに低圧の環境(例えば、1000Pa以下)では摩擦係数が増大し、なお一層スムーズに噛み合わない場合が多くなる。その結果、正確な位置出しが困難となる。
また、最終的にチャッキング機構によりサセプタ221をホルダ222に引き寄せるような力を印加して、カービックカップリング223を完全に噛み合わせるが、上述のような片当たりの状態では十分に引き寄せることも出来ない。
一方、パーティクルの影響を小さくする観点からは処理対象物220は垂直状態であることが望ましい。重力により落下してくるパーティクルが付着することによる影響を回避できるからである。
以上を勘案すると、カービックカップリング223を用いて位置出し及び固定を行う場合には、サセプタ221を水平状態でホルダ222に取り付け位置出しを行った後、サセプタ221を垂直状態にすると、カービックカップリング223は片当たりせず位置出し及び固定を正確・確実に行え、且つパーティクルの影響の少ない処理が実現できる。尚、カービックカップリング223の噛み合い面に、ガスの放出の少ないリチウム系グリース(例えば、協同油脂株式会社製のスペースルブ(登録商標)ML No.2等)を塗布しておくと、噛み合わせが一層スムーズとなり信頼性が向上する。
次に、図3を参照して、処理対象物220が固定されているサセプタ221をホルダ222に引き込んで固定するチャッキング機構について説明する。
図3において、301はサセプタ、302a及び302bはその片面に歯溝が形成されているカービックカップリング、303はホルダ、304はサセプタ側ブロック、305はホルダ側ブロック、306は開閉シャフト、307はボール、308はスピンドル軸である。サセプタ301のカービックカップリング302aが取り付けられた面とは反対の面には、図示しないが処理対象物が固定されている。
スピンドル軸308の中心に設けた開閉シャフト306は、スピンドル軸308の中に設けた不図示のバネの力で閉方向309に動作する。尚、開閉シャフト306が閉方向309と反対側に動作する場合は、バネの力より大きな推力を持ったシリンダ機構で動作させる。尚、シリンダ機構はスピンドル軸308の末端に配置されており、図3では図示していない。
バネの力で開閉シャフト306が閉方向309に動作すると、開閉シャフト306の円周方向に数箇所配置したボール307が、開閉シャフト306とホルダ側ブロック305に押し当てられ、サセプタ側ブロック304側に飛び出す。飛び出したボール307は、さらに開閉シャフト306により閉方向309側に押し込まれ、サセプタ側ブロック304を閉方向309に押し込む。即ち、ボール307はサセプタ側ブロック304の凸部を閉方向309に押し、その結果サセプタ301がホルダ303の方向に引き寄せられる。このことにより、サセプタ301がホルダ303側に引き込まれ保持される。
また、同時にカービックカップリング302aと302bが噛み合うことでカービックカップリング302a,302bの自動調芯機能によりスピンドル軸308の回転中心とサセプタ301の中心とが位置決めされる。
開閉シャフト306が閉方向309に動作する力、つまりバネ力は、サセプタ301が変形せず、且つサセプタ301が垂直の状態で、さらに回転中にホルダ303から外れない力として1.7ton程度が望ましい。このバネの力の大きさは、カービックカップリング302a,302bの自動調芯機能が発揮できる噛み合わせ力でもある。
また、ホルダ303からサセプタ301を切り離す方法は、原則として前述した動作を反対に行えばよい。即ち、開閉シャフト306がシリンダ機構で、閉方向309と反対側に動作し、サセプタ側ブロック304がボール307の拘束から解除され、サセプタ301は前述した受渡し機構211でホルダ303から切り離される。
次に、図4を参照して、処理対象物の表面とターゲットとの距離を一定に維持する構成について説明する。
図4において、401はカソードユニット、402はカソード、403はターゲット、404は処理対象物、405はスピンドルである。実際形態では、処理対象物404は、不図示の冶具によりサセプタに取り付けられ、このサセプタがスピンドル405の先端に取り付けられたホルダに連結されることとなるが、ここでは説明の便宜上、サセプタ及びホルダは図示していない。
カソードユニット401は図2A〜Cで説明したように、リニアガイドレール215bに乗っており直線方向411に沿って移動可能であり、また、中心軸に関して回転可能であり、首振り回転410することが出来る。一方、スピンドル405はガイドレールに乗っており、直線方向413方向に沿って移動可能である。
カソード402は多層膜に対応できるように、複数のカソード402を取り付け可能な正多角形状のカソードユニット401の各辺部分に取り付けられている。カソード402の表面にはターゲット403が取り付けられている。一方、カソード402の内部では不図示の非対称磁場を作るマグネットがターゲット403の中心軸を周るように自転しており、ターゲット403が均一にスパッタされるような構成となっている。
上述した構成で、処理対象物404に均一に成膜を行う必須条件として、処理対象物404とターゲット403表面との距離を所定の値とする手法について説明する。
カソードユニット401の一面には、距離を測定する計測器406が埋め込まれている。該計測器406は内部にレーザ発光デバイスを有しており、該レーザ発光デバイスから発したレーザ光が、処理対象物404の表面で反射されて来たものを計測器405の受光部が検知することにより、該一面と処理対象物404間の距離を測定することが出来る
一方、ターゲット403の寸法は予め測定しておけば、上記の測定値より任意のターゲット403と処理対象物404との距離が分る。拠って、その値に基づき、413方向にスピンドル405を移動することにより、ターゲット403と処理対象物404間の距離を所定の値420にすることが出来る。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は何らかかる実施の形態に拘束されものではない。また、処理対象物としては、凹面形状の光学部品を例に説明したが、凸面形状のものでも良く平面形状のもので適用可能である。
また、本実施形態ではスパッタ成膜処理を例に説明したが、処理対象物と比較して小型のイオン源またはラジカル源を使用して、前処理、後処理或いはエッチング処理等を行う真空処理装置にも適用可能である。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
本願は、2009年6月8日提出の日本国特許出願特願2009−136859を基礎として優先権を主張するものであり、その記載内容の全てを、ここに援用する。

Claims (11)

  1. 真空容器内で処理対象物を処理する真空処理装置であって、
    前記処理対象物が載置される面とは反対側に凹凸を有する面を有し、前記処理対象物を保持するサセプタと、
    前記サセプタの凹凸と噛み合う凹凸を有する面を有するホルダと、前記ホルダを水平状態又は垂直状態に移動可能に保持する駆動機構と、
    前記ホルダを前記水平状態に保持した状態で、前記サセプタを移動させて、前記サセプタの凹凸を有する面と前記ホルダの凹凸を有する面とを噛み合わせて前記サセプタとホルダとを連結させ、その後前記サセプタが連結された前記ホルダを前記垂直状態に移動させて前記処理対象物を処理した後、前記ホルダを再度前記水平状態に移動させて前記サセプタの凹凸を有する面と前記ホルダの凹凸を有する面とを切り離すように前記サセプタを移動させる制御手段とを有することを特徴とする真空処理装置。
  2. 前記サセプタ及びホルダの凹凸を有する面はカービックカップリング機構を構成することを特徴とする請求項1に記載の真空処理装置。
  3. 前記真空容器は一定温度に維持する温度調節手段を有することを特徴とする請求項1又は2項に記載の真空処理装置。
  4. 前記真空処理装置は、前記処理対象物にスパッタリング処理を施す装置であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の真空処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記ホルダを前記水平状態としての水平状態に保持した状態で、前記サセプタを移動させて、前記サセプタの凹凸を有する面と前記ホルダの凹凸を有する面とを噛み合わせて前記サセプタとホルダとを連結する工程と、
    前記サセプタが連結された前記ホルダを前記垂直状態としての垂直状態に移動させて前記処理対象物を処理する工程と、
    前記ホルダを再度前記水平状態に移動させて前記サセプタの凹凸を有する面と前記ホルダの凹凸を有する面とを切り離すように前記サセプタを移動させる工程とを制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の真空処理装置。
  6. 真空容器と、
    前記真空容器内に設けられ、処理対象物が載置される面とは反対側に凹凸を有する面を有し、前記処理対象物を保持するサセプタと、
    前記サセプタの凹凸と噛み合う凹凸を有する面を有するホルダと、前記ホルダを水平状態又は垂直状態に移動可能に保持する駆動機構と、を備えた真空処理装置を用いた、光学部品の製造方法であって、
    前記ホルダを前記水平状態に保持した状態で、前記処理対象物を保持した前記サセプタを移動させて、前記サセプタの凹凸を有する面と前記ホルダの凹凸を有する面とを噛み合わせて前記サセプタとホルダとを連結させる第一工程と、
    前記第一工程後、前記サセプタが連結された前記ホルダを前記垂直状態に移動させて前記処理対象物を処理する第二工程と、
    前記第二工程の後、前記ホルダを再度前記水平状態に移動させて前記サセプタの凹凸を有する面と前記ホルダの凹凸を有する面とを切り離すように前記サセプタを移動させる第三工程と、を含むことを特徴とする光学部品の製造方法。
  7. 前記第一工程、第二工程及び第三工程において、前記真空容器に恒温水を流す工程をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の光学部品の製造方法。
  8. 前記真空処理装置は、前記垂直状態に移動させた前記ホルダに対向する位置に設けられた、ターゲットを保持するためのカソードユニットと、をさらに備え、
    前記ターゲットと前記処理対象物との距離を測定する工程をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の光学部品の製造方法。
  9. 前記水平状態に移動させた前記ホルダに対向する位置に設けられた、前記ホルダに前記サセプタを受け渡すための受渡し機構と、
    前記垂直状態に移動させた前記ホルダに対向する位置に設けられた、ターゲットを保持するためのカソードユニットと、をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の真空処理装置。
  10. 前記カソードユニットは、複数のカソードを取付け可能なように正多角形状に構成され、かつ前記カソードユニットの中心軸に関して回転可能に構成されているとともに、
    ガイドレールに沿って直線移動可能に構成されていることを特徴とする請求項9に記載の真空処理装置。
  11. 前記正多角形状のカソードユニットの一面には、前記ターゲットと前記処理対象物との距離を計測するための計測器が設けられていることを特徴とする請求項10に記載の真空処理装置。
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