JP5275502B1 - 抽出物及び製剤 - Google Patents
抽出物及び製剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5275502B1 JP5275502B1 JP2012225133A JP2012225133A JP5275502B1 JP 5275502 B1 JP5275502 B1 JP 5275502B1 JP 2012225133 A JP2012225133 A JP 2012225133A JP 2012225133 A JP2012225133 A JP 2012225133A JP 5275502 B1 JP5275502 B1 JP 5275502B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extract
- preparation
- acetylneuraminic acid
- injection
- vaccinia virus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
【解決手段】ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物及び当該抽出物を有効成分として含有する製剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量を指標とすることにより、当該抽出物及び製剤の品質をより安定的なものとして確保することができる。そのような方法で品質がより安定なものとなったワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物及び当該抽出物を有効成分として含有する製剤は、その有効性及び安全性もより厳格に担保されたものとなり、非常に有用性の高いものである。
【選択図】なし
Description
・液体クロマトグラフ法によるアミノ酸の確認試験
・紫外可視吸光度測定法による紫外部吸収物質の確認試験
・呈色反応法によるリンの確認試験
・液体クロマトグラフ法による核酸塩基の確認試験
・in vitro試験法によるカリクレイン様物質産生阻害作用の確認試験
本抽出物は、ワクシニアウイルスをウサギの皮膚に接種して発痘した炎症皮膚組織を採取し、破砕して抽出溶媒を加えて処理した後、組織片を除去し除蛋白処理を行い、これを酸性条件において吸着剤に吸着させ、次いで有効成分を塩基性条件において溶出することによって得ることができる。
(A)ワクシニアウイルスを皮内接種し発痘させたウサギの皮膚組織を採取し、発痘組織を破砕し、水、フェノール水、生理食塩液又はフェノール加グリセリン水等の抽出溶媒を加えて数日間抽出処理を行った後、濾過又は遠心分離することによって組織片が除去された粗抽出液(濾液又は上清)を得る。
(B)(A)で得られた粗抽出液を酸性のpHに調整して加熱し、濾過又は遠心分離して除蛋白処理する。次いで除蛋白した溶液を塩基性のpHに調整して加熱し、更に濾過又は遠心分離して除蛋白処理された濾液又は上清を得る。
(C)(B)で得られた濾液又は上清を酸性のpHに調整して、活性炭、カオリン等の吸着剤に吸着させる。
(D)(C)で得られた吸着剤に水等の抽出溶媒を加え、塩基性のpHに調整し、吸着成分を溶出することによってワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物(本抽出物)を得る。
以上が基本的な工程であるが、これらの工程を更に詳しく述べると次のとおりである。
ウサギの皮膚にワクシニアウイルスを皮内接種して発痘させた炎症皮膚組織を採取する。採取した皮膚組織はフェノール溶液等で洗浄、消毒を行なう。この炎症皮膚組織を破砕し、その1乃至5倍量の抽出溶媒を加える。ここで、破砕とは、ミンチ機等を使用してミンチ状に細かく砕くことを意味する。また、抽出溶媒としては、蒸留水、生理食塩水、弱酸性乃至弱塩基性の緩衝液などを用いることができ、フェノール等の殺菌・防腐剤、グリセリン等の安定化剤、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム等の塩類などを適宜添加してもよい。この時、凍結融解、超音波、細胞膜溶解酵素又は界面活性剤等の処理により細胞組織を破壊して抽出を容易にすることもできる。得られた懸濁液を、5日乃至12日間放置する。その間、適宜攪拌しながら又は攪拌せずに、30乃至45℃に加温してもよい。得られた液を濾過又は遠心分離等によって組織片を除去して粗抽出液(濾液又は上清)を得る。
(A)で得られた粗抽出液について除蛋白処理を行う。除蛋白は、通常行われている公知の方法により実施でき、加熱処理、蛋白質変性剤(例えば、酸、塩基、尿素、グアニジン、アセトン等の有機溶媒など)による処理、等電点沈澱、塩析等の方法を適用することができる。次いで、不溶物を除去する通常の方法、例えば、濾紙(セルロース、ニトロセルロース等)、グラスフィルター、セライト、ザイツ濾過板等を用いた濾過、限外濾過、遠心分離などにより析出してきた不溶蛋白質を除去した濾液又は上清を得る。
(B)で得られた濾液又は上清を、酸性、好ましくはpH3.5乃至5.5に調整し、吸着剤への吸着操作を行う。使用可能な吸着剤としては、活性炭、カオリン等を挙げることができ、抽出液中に吸着剤を添加し撹拌するか、抽出液を吸着剤充填カラムに通過させて、該吸着剤に有効成分を吸着させることができる。抽出液中に吸着剤を添加した場合には、濾過や遠心分離等によって溶液を除去して、活性成分を吸着させた吸着剤を得ることができる。
(C)で得られた吸着剤から活性成分を溶出(脱離)させるには、当該吸着剤に溶出溶媒を加え、塩基性、好ましくはpH9乃至12に調整し、室温又は適宜加熱して或いは撹拌して溶出し、濾過や遠心分離等の通常の方法で吸着剤を除去する。用いられる溶出溶媒としては、塩基性の溶媒、例えば塩基性のpHに調整した水、メタノール、エタノール、イソプロパノール等又はこれらの適当な混合溶液を用いることができ、好ましくはpH9乃至12に調整した水を使用することができる。溶出溶媒の量は適宜設定することができる。このようにして得られた溶出液を、原薬として用いるために、適宜pHを中性付近に調整するなどして、最終的にワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物(本抽出物)を得ることができる。
健康な成熟家兎の皮膚にワクシニアウイルスを皮内接種し、発痘した皮膚を切り取り採取した。採取した皮膚はフェノール溶液で洗浄・消毒を行なった後、余分のフェノール溶液を除去し、破砕して、フェノール溶液を加え混合し、3〜7日間放置した後、さらに3〜4日間攪拌しながら35〜40℃に加温した。その後、固液分離して得た抽出液を塩酸でpH4.5〜5.2に調整し、90〜100℃で30分間、加熱処理した後、濾過して除蛋白した。さらに、濾液を水酸化ナトリウムでpH9.0〜9.5に調整し、90〜100℃で15分間、加熱処理した後、固液分離した。
本抽出物及び本製剤のN−アセチルノイラミン酸含有量を、以下のとおり高速液体クロマトグラフ質量分析計(LC−MS)で測定した。
実施例1に従って製造した本抽出物(1.2単位/mL)を、水で10倍希釈してLC−MSに注入した。
実施例1に従って製造された本抽出物を用いて製造された本製剤(NTP注射剤)も同様に水で10倍希釈してLC−MSに注入した。
実施例1に従って製造された本抽出物を用いて製造された本製剤(NTP錠剤)は、3錠をメタノール/クロロホルム(1:1)3mLで3回洗浄してフィルムコート層を除去して乾燥後、水12mLを加えて懸濁し(1単位/mL)、遠心後に上清を水で10倍希釈してLC−MSに注入した。
N−アセチルノイラミン酸は水溶液の標準溶液を調製して検量線を作成した。
カラム:Inertsil ODS-3(φ2.1×150 mm)
カラム温度:25℃、流速:200μL/分
移動相:メタノール/0.05%ギ酸
メタノール%/分:0/0-0/1-44/8-100/8.1-100/11
注入量:5μL、試料庫設定温度:4℃
検出:正イオン検出MRM
表1にLC−MSの測定条件を示す。表1中の各パラメータの意味は以下のとおりである。
・DP:オリフィスプレートにかかる電圧
・FP:フォーカスリングにかかる電圧
・CE:コリージョンエネルギー
・CXP:Q2の出口にかかる電圧
・NEB:ネブライザーガスの圧
・CUR:カーテンガスの圧
・IS:イオンスプレーの電圧
・CAD:コリージョンガスの圧
・TEM:ターボガス温度
本抽出物におけるN−アセチルノイラミン酸の含有量を上記実施例2に記載した方法で測定した結果を表2に示す。本抽出物における有効成分含有量は1.2単位/mLである。本抽出物におけるN−アセチルノイラミン酸の含有量を、本抽出物の1単位当たり(「/単位」)と本抽出物の1mL当たり(「/mL」)の両方で表示した。なお、ロット番号におけるA〜Cの記号は出願人における製造場所(施設)の違いを表す。なお、測定値は有効数字3桁でそろえた(以下、すべての測定値において同じ)。
本製剤のうち、NTP注射剤(1mL当たり1.2単位を含有)におけるN−アセチルノイラミン酸含有量を上記実施例2に記載した方法で測定した結果を表3に示す。結果は、本製剤の有効成分の1単位当たり(「/単位」)、本製剤の1mL当たり(「/mL」)、並びに3mL入りアンプル1管当たり(「/管」)の各含有量で示した。
本製剤のうち、NTP錠剤(1錠当たり4単位を含有)におけるN−アセチルノイラミン酸含有量を上記実施例2に記載した方法で測定した結果を表4に示す。結果は、有効成分の1単位当たり(「/単位」)並びに1錠当たり(「/錠」)の各含有量で示した。
次に、他社注射剤におけるN−アセチルノイラミン酸含有量を、NTP注射剤と同様に測定した結果を表5に示す。なお、「ローズモルゲン注」は、本願の出願時点において販売が終了されており、市場には存在しないものであるが、下記測定結果は、出願人が過去に市場で入手し測定した結果である。
(1) 1単位当たり4000ng以上のN−アセチルノイラミン酸を含有するワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物。
(2) 1単位当たり4000〜22500ngのN−アセチルノイラミン酸を含有するワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物。
(3) 1mL当たり4800ng以上のN−アセチルノイラミン酸を含有する、液体であるワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物。
(4) 1mL当たり4800〜27000ngのN−アセチルノイラミン酸を含有する、液体であるワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物。
(5) 1単位当たり4000ng以上のN−アセチルノイラミン酸を含有するワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する製剤。
(6) 1単位当たり4000〜22500ngのN−アセチルノイラミン酸を含有するワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する製剤。
(7) 1mL当たり4800ng以上のN−アセチルノイラミン酸を含有する、ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する注射剤。
(8) 1mL当たり4800〜27000ngのN−アセチルノイラミン酸を含有する、ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する注射剤。
(9) 1管当たり14400ng以上のN−アセチルノイラミン酸を含有する、ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する3mL入りの注射剤。
(10) 1管当たり14400〜81000ngのN−アセチルノイラミン酸を含有する、ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する3mL入りの注射剤。
(11) 1錠当たり16000ng以上のN−アセチルノイラミン酸を含有する、ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する錠剤。
(12) 1錠当たり16000〜90000ngのN−アセチルノイラミン酸を含有する、ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する錠剤。
(13) 鎮痛剤である(5)又は(6)に記載の製剤。
(14) 鎮痛剤である(7)〜(10)のいずれかに記載の注射剤。
(15) 鎮痛剤である(11)又は(12)に記載の錠剤。
(16) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量を測定することにより、該抽出物の品質を管理する方法。
(17) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該抽出物1単位当たり4000ng以上である場合に該抽出物の品質が適切なものとする(16)に記載の該抽出物の品質を管理する方法。
(18) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該抽出物1単位当たり4000〜22500ngである場合に該抽出物の品質が適切なものとする(16)に記載の該抽出物の品質を管理する方法。
(19) (16)〜(18)のいずれかに記載の方法で品質が管理されたワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物。
(20) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する製剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量を測定することにより、該製剤の品質を管理する方法。
(21) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する製剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該製剤中のワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物1単位当たり、4000ng以上である場合に該製剤の品質が適切なものとする(20)に記載の該製剤の品質を管理する方法。
(22) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する製剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該製剤中のワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物1単位当たり、4000〜22500ngである場合に該製剤の品質が適切なものとする(20)に記載の該製剤の品質を管理する方法。
(23) (20)〜(22)のいずれかに記載の方法で品質が管理された製剤。
(24) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する注射剤において、該注射剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量を測定することにより、該注射剤の品質を管理する方法。
(25) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する注射剤において、該注射剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該注射剤1mL当たり4800ng以上である場合に該注射剤の品質が適切なものとする(24)に記載の該注射剤の品質を管理する方法。
(26) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する注射剤において、該注射剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該注射剤1mL当たり4800〜27000ngである場合に該注射剤の品質が適切なものとする(24)に記載の該注射剤の品質を管理する方法。
(27) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する3mL入りの注射剤において、該注射剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該注射剤1管当たり14400ng以上である場合に該注射剤の品質が適切なものとする(24)に記載の該注射剤の品質を管理する方法。
(28) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する3mL入りの注射剤において、該注射剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該注射剤1管当たり14400〜81000ngである場合に該注射剤の品質が適切なものとする(24)に記載の該注射剤の品質を管理する方法。
(29) (24)〜(28)のいずれかに記載の方法で品質が管理された注射剤。
(30) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する錠剤において、該錠剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量を測定することにより、該錠剤の品質を管理する方法。
(31) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する錠剤において、該錠剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該錠剤1錠当たり16000ng以上である場合に該錠剤の品質が適切なものとする(30)に記載の該錠剤の品質を管理する方法。
(32) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する錠剤において、該錠剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該錠剤1錠当たり16000〜90000ngである場合に該錠剤の品質が適切なものとする(30)に記載の該錠剤の品質を管理する方法。
(33) (30)〜(32)のいずれかに記載の方法で品質が管理された錠剤。
(34) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量を測定することにより、該抽出物を評価する方法。
(35) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する製剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量を測定することにより、該製剤を評価する方法。
(36) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する注射剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量を測定することにより、該注射剤を評価する方法。
(37) ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する錠剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量を測定することにより、該錠剤を評価する方法。
Claims (5)
- ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該抽出物1単位当たり4000〜22500ngである場合に該抽出物の製造が適切になされたものとすることにより、該抽出物の製造を管理する方法。
- ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する製剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該製剤中のワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物1単位当たり、4000〜22500ngである場合に該製剤の製造が適切になされたものとすることにより、該製剤の製造を管理する方法。
- ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する注射剤において、該注射剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該注射剤1mL当たり4800〜27000ngである場合に該注射剤の製造が適切になされたものとすることにより、該注射剤の製造を管理する方法。
- ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する3mL入りの注射剤において、該注射剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該注射剤1管当たり14400〜81000ngである場合に該注射剤の製造が適切になされたものとすることにより、該注射剤の製造を管理する方法。
- ワクシニアウイルス接種ウサギ炎症皮膚抽出物を含有する錠剤において、該錠剤に含有されるN−アセチルノイラミン酸の量が、該錠剤1錠当たり16000〜90000ngである場合に該錠剤の製造が適切になされたものとすることにより、該錠剤の製造を管理する方法。
Priority Applications (16)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012225133A JP5275502B1 (ja) | 2012-10-10 | 2012-10-10 | 抽出物及び製剤 |
CN201210528626.0A CN103110663B (zh) | 2012-10-10 | 2012-12-10 | 提取物和制剂 |
CN201310202596.9A CN103357006B (zh) | 2012-10-10 | 2013-05-28 | 含有提取物的制剂的检查方法 |
KR1020157007421A KR102131025B1 (ko) | 2012-10-10 | 2013-10-09 | 추출물 및 그 추출물을 함유하는 제제 |
AU2013327849A AU2013327849B2 (en) | 2012-10-10 | 2013-10-09 | Extract and formulation including extract |
CN201610519048.2A CN106074607A (zh) | 2012-10-10 | 2013-10-09 | 提取物和含有该提取物的制剂 |
CN201380052290.8A CN104703613B (zh) | 2012-10-10 | 2013-10-09 | 提取物和含有该提取物的制剂 |
EP13845181.0A EP2910249B1 (en) | 2012-10-10 | 2013-10-09 | Extract and formulation including extract |
CN201610519050.XA CN106109498B (zh) | 2012-10-10 | 2013-10-09 | 提取物和含有该提取物的制剂 |
TW102136477A TWI594757B (zh) | 2012-10-10 | 2013-10-09 | 製劑的製造方法、管理方法及檢查方法 |
CA2887117A CA2887117C (en) | 2012-10-10 | 2013-10-09 | Extract and formulation including extract |
US14/434,653 US20150265655A1 (en) | 2012-10-10 | 2013-10-09 | Extract and formulation including extract |
PCT/JP2013/077534 WO2014057995A1 (ja) | 2012-10-10 | 2013-10-09 | 抽出物及び該抽出物を含有する製剤 |
IN3169DEN2015 IN2015DN03169A (ja) | 2012-10-10 | 2013-10-09 | |
HK15112491.2A HK1211496A1 (en) | 2012-10-10 | 2015-12-18 | Extract and formulation including extract |
US16/211,831 US11529374B2 (en) | 2012-10-10 | 2018-12-06 | Extract and formulation including extract |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012225133A JP5275502B1 (ja) | 2012-10-10 | 2012-10-10 | 抽出物及び製剤 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013088137A Division JP5490939B2 (ja) | 2013-04-19 | 2013-04-19 | 抽出物及び製剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5275502B1 true JP5275502B1 (ja) | 2013-08-28 |
JP2014076961A JP2014076961A (ja) | 2014-05-01 |
Family
ID=48409064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012225133A Active JP5275502B1 (ja) | 2012-10-10 | 2012-10-10 | 抽出物及び製剤 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5275502B1 (ja) |
CN (1) | CN103110663B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9865562B2 (en) | 2014-05-09 | 2018-01-09 | Kaijo Corporation | Bonding device |
US9935078B2 (en) | 2014-03-14 | 2018-04-03 | Kaijo Corporation | Bonding device |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6169807B2 (ja) * | 2015-05-29 | 2017-07-26 | 日本臓器製薬株式会社 | 多能性幹細胞遊走促進剤 |
CN109512838B (zh) * | 2017-09-15 | 2022-05-10 | 天津小西生物医药科技有限公司 | 一种兔皮提取物及其制备方法和用途 |
CN111511403A (zh) * | 2017-12-28 | 2020-08-07 | 学校法人兵库医科大学 | 脂质运载蛋白型前列腺素d2合成酶产生促进剂 |
JP2019142802A (ja) * | 2018-02-20 | 2019-08-29 | 学校法人東海大学 | ワクシニアウイルス接種炎症組織抽出物を含有するn‐アセチルガラクトサミン転移酵素発現促進剤 |
US20220096561A1 (en) * | 2019-01-30 | 2022-03-31 | Jun Liu | Inhibiting or alleviating agent for inflammation in the brain |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000356632A (ja) * | 1999-04-16 | 2000-12-26 | Nippon Zoki Pharmaceut Co Ltd | 試験方法 |
JP2008189635A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-21 | Nippon Zoki Pharmaceut Co Ltd | 疼痛疾患治療剤 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI406664B (zh) * | 2006-03-30 | 2013-09-01 | Univ Kyoto | 硫氧還蛋白(thioredoxin)產生促進劑 |
US20100048408A1 (en) * | 2006-09-06 | 2010-02-25 | Nippon Zoki Pharmaceutical Co., Ltd. | Method for study, determination or evaluation by gene expression analysis |
EP2191836B1 (en) * | 2007-08-31 | 2012-05-23 | Kyushu University, National University Corporation | Prophylactic or alleviating agent for peripheral nerve disorder induced by anti-cancer agent |
-
2012
- 2012-10-10 JP JP2012225133A patent/JP5275502B1/ja active Active
- 2012-12-10 CN CN201210528626.0A patent/CN103110663B/zh active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000356632A (ja) * | 1999-04-16 | 2000-12-26 | Nippon Zoki Pharmaceut Co Ltd | 試験方法 |
JP2008189635A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-21 | Nippon Zoki Pharmaceut Co Ltd | 疼痛疾患治療剤 |
Non-Patent Citations (3)
Title |
---|
JPN6013008275; 「ノイロトロピン(R)注射液1.2単位」添付文書 第8版, 201202, p. 1-4, 日本臓器製薬株式会社 * |
JPN6013008277; 「ノイロトロピン(R)錠4単位」添付文書 第7版, 201202, p. 1-4, 日本臓器製薬株式会社 * |
JPN6013008278; Sheng Y, et al.: 'Determination of urocanic acid, uracil, hypoxanthine and xanthine in Analgecine Injection' Yaowu Fenxi Zazhi Vol. 27, No. 11, 2007, p. 1732-1734 * |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9935078B2 (en) | 2014-03-14 | 2018-04-03 | Kaijo Corporation | Bonding device |
US9865562B2 (en) | 2014-05-09 | 2018-01-09 | Kaijo Corporation | Bonding device |
US10262969B2 (en) | 2014-05-09 | 2019-04-16 | Kaijo Corporation | Bonding device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN103110663A (zh) | 2013-05-22 |
JP2014076961A (ja) | 2014-05-01 |
CN103110663B (zh) | 2016-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5275502B1 (ja) | 抽出物及び製剤 | |
JP6680829B2 (ja) | 抽出物及び該抽出物を含有する製剤 | |
US11529374B2 (en) | Extract and formulation including extract | |
JP6043922B2 (ja) | 抽出物及び該抽出物を含有する製剤 | |
JP5490939B2 (ja) | 抽出物及び製剤 | |
JP6412891B2 (ja) | 抽出物及び製剤 | |
JP5438234B1 (ja) | 抽出物及び該抽出物を含有する製剤 | |
JP5844338B2 (ja) | 抽出物及び該抽出物を含有する製剤 | |
JP5844320B2 (ja) | 抽出物及び該抽出物を含有する製剤 | |
JP2018162311A (ja) | 抽出物及び製剤 | |
JP2016216518A (ja) | 抽出物及び該抽出物を含有する製剤 | |
JP2014101381A (ja) | 抽出物及び製剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130515 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5275502 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |