JP5273887B1 - 二重瞼形成化粧具および二重瞼形成化粧具シート - Google Patents

二重瞼形成化粧具および二重瞼形成化粧具シート Download PDF

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    • A45D44/22Face shaping devices, e.g. chin straps; Wrinkle removers, e.g. stretching the skin

Abstract

瞼側の面のみに粘着層(32)を備え、薄膜からなる二重瞼形成層(30)の一方の表側の面に、形状保持層(40)を仮着させた二重瞼形成化粧具(10)とする。形状保持層と共に薄膜を瞼に貼り付けた後に、形状保持層のみを除去することで、薄膜を安全かつ容易に瞼に貼り付け可能とする。また、二重瞼形成化粧具(10)の高さが3mmから5mmとすると好適である。また形状保持層に位置決め部材(50,60)を備えさせると好適である。これにより、瞼への貼り付けが容易となると共に、安全であり、付け爪をしている者であっても、慣れのない者であっても容易かつ、短時間で見栄えの良い二重瞼を形成させることが可能である。

Description

本発明は、人の瞼に貼り付けて瞼を二重瞼とする二重瞼形成化粧具、および二重瞼形成化粧具シートに関する。詳細には、平坦な形状を保持しにくい二重瞼形成層の一方の面に形状保持層が仮着された二重瞼形成化粧具、および二重瞼形成化粧具シートに関する。
一重瞼を二重瞼に見せる化粧方法があり、その主なものとしては、瞼に接着剤を塗付する方法、糸又はシール等を瞼の上部に貼り付ける方法がある。瞼に接着剤を塗付する方法は、瞼の皮膚同士を接着剤によって接着し、瞼に二重のひだを形成する方法である。しかし、この方法においては、先方が二本に枝分かれしたプッシャー等を瞼に押しあてて瞼の接着をするため、眼球や瞼を傷つける怖れがあると共に、見栄えの良い二重瞼を形成するためには慣れが必要となる。また肌の弱い者が使用する場合には、接着剤によるかぶれの発生、長期間の使用による瞼のたるみが問題となっている。
一方で、糸やシール等を瞼の上部に貼り付ける方法においては、片面又は両面に粘着層を有するシール等を瞼に貼り付けて、二重のひだを形成している。この場合においても、粘着力を弱めないために前述のプッシャー等を用いて貼り付けを行う場合がある。この方法による場合も、プッシャー等を瞼に押しあてるため、危険性を伴うと共に、見栄えの良い二重瞼を形成するためには慣れが必要である。
また、シール等を用いる場合ではシールを瞼に貼り付ける前に、シールがねじ曲がることにより、シール自身が貼り付き、シールを無駄にする場合があった。また、台紙から剥がす際に、指で粘着部を触ってしまい粘着力が弱まり瞼に貼り付けがうまくいかず、シールを無駄にすることもあった。さらに台紙から剥がす際に、台紙を折り曲げてシールの端部を浮かすため、余分にシールが台紙から浮き上がりシールを無駄にするという課題もあった。また、これらのシールは、使用していることが周囲の者に知られやすいという課題がある。またシールによっては、水で剥がれやすいものがあり、洗顔や水泳等で水に濡れると二重瞼が崩れてしまうこともあった。
いずれの方法によっても、危険を伴う非常に細かい作業を要求され、慣れない場合には不自然な二重瞼となり、ある程度慣れなければ見栄えの良い仕上がりとならず、また、シールを無駄にしやすいという課題もあった。これらの課題に対応するために、容易に瞼への貼り付けができ、シール等を無駄にしやすいといった課題を解決するために様々な発明が提案されている。
文献1には、瞼に貼り付ける主テープ部と、それから伸びる取っ手部とが、同じ基材上に一体となって形成される二重まぶた用テープについての技術が開示されている。この文献では、主テープ部の基部の瞼に貼り付ける側には接着剤が塗付され、主テープ部の端部から伸びている取っ手部分は、主テープ部と分離し易い状態とされている二重まぶた用テープの技術が開示されている。
この技術においては、主テープ部を瞼へ貼り付けた後に、主テープ部と取っ手の接続部近傍を指先で押さえて取っ手を引き千切り、瞼に主テープ部を貼り付けた状態とする。しかし、主テープ部を独立して瞼に貼り付ける形状を維持するための厚みが必要とされ、主テープ部が目立ちやすく、取っ手部を千切る際の力加減によっては、主テープ部の端部がまくれあがり、見栄えがよくないという課題があった。
前述のように、文献1の技術による主テープ部は、瞼に貼り付ける前に、その形状を保持する必要があり、主テープ部が相応の厚さを必要とされる。そして、主テープ部の基材を薄膜としようとすると、主テープ部を台紙から剥がした際に、その形状を維持することができず、テープ自体が捻じ曲がり、瞼側の粘着層が貼り付き、二重瞼テープを薄膜としようとすると文献1の技術は適用できなかった。
文献2には、テープ片の基材の両面に粘着剤層が備えられ、テープ片の瞼側とは反対側の外面側のセパレータの端部を把持して、瞼に貼り付ける技術が開示されている。この文献では、両面に貼り付けられるセパレータの長さが、テープ片よりも長く構成され、表側と裏側の粘着剤層とセパレータの剥離力が異なることを特徴としている。
ここで、文献2に示すテープ片の貼り付けは、瞼側のセパレータを剥がして一方の粘着面を露出させる。その後、テープ片より長めに形成されている外側セパレータの端部を持って瞼に貼り付ける。テープ片を瞼に貼り付けた後に、外側のセパレータを剥がして、他方の粘着面を露出させ、その粘着面に瞼の上側又は下側の皮膚を押し当てて、二重瞼を形成させるものである。したがって、瞼を閉じた状態では、テープ片が瞼に食い込んだままの状態となり、瞼が突っ張った不自然な状態に見えるという課題があった。
また、テープ片の高さが2mm以下の小さいものであり曲がりやすく、片手で一端を把持して瞼の所望の位置に貼る場合には、瞼の湾曲部にテープ片の湾曲部を一致させることが困難であるという課題があった。よって瞼の所望の位置に貼ろうとすると、両端を把持する必要がある。しかし、両手を使用する場合には、自分の指が邪魔になり、顔全体に対するテープ貼付位置のバランスを確認することができず、二重瞼形成具を所望の位置にあてがいにくいという課題があった。
文献3には、テープの両端を把持して瞼へ貼り付け可能とすると共に、瞼への貼り付け後に、容易に把持部を切断できる構造とした、湾曲した形状の二重瞼形成用粘着テープについての技術が開示されている。この文献では、少なくとも片面に粘着層を持つテープの両端に台紙を接着させ、その粘着層側に離型シートを貼り付けし、テープ部とその両端の把持部との間に内側に傾斜した切込をいれて粘着テープを構成させている。
瞼側のみに粘着層を有するテープとした場合には、湾曲した形状を保持するために、相応の厚みが必要となり、両端の把持部が切りやすくされてはいるものの、把持部を千切った際にテープの端部がまくれあがるという課題があった。一方、瞼側および外側の両面を粘着層とした場合には、瞼を閉じたときに、二重瞼形成用粘着テープが瞼に食い込んだままの状態となり、瞼が突っ張った不自然な状態に見えるという文献2と同様の課題があった
文献3の発明によれば、さらに、両端の把持部を指で摘んで、自分の瞼に湾曲した形状の二重瞼形成テープを貼り付ける際、文献2の技術と同様に、自分の指が邪魔になり、顔全体に対するテープ貼付位置のバランスを確認することができず、二重瞼形成具を所望の位置にあてがいにくいという課題もあった。加えて、二重瞼形成化粧具の需要者である若い女性は、つけ爪やネイルアートをしていることも多い。これらの者は、長い爪が邪魔をするため、細かい物を押さえることや摘みにくく、細いテープを押さえて引き千切ることが困難であるという課題もあった。
特開2005−334108号公報 特開2007−111218号公報 特開2009−160275号公報
本発明は、人の瞼に貼り付けても目立ちにくい薄膜を二重瞼形成層として、瞼への位置決めが容易で、安全かつ容易に瞼に貼り付けられる二重瞼形成化粧具を提供することを課題とする。詳細には、平坦な形状を保持しにくい薄膜の一方の面に、形状保持層を仮着させ、形状保持層と共に薄膜を瞼に貼り付けた後に、形状保持層のみを除去する。これにより、付け爪をしている女性であっても、又は慣れのない者であっても、二重瞼形成化粧具の位置決めが容易であり、安全かつ容易に二重瞼形成層のみを瞼に貼り付けられ、二重瞼化粧具を無駄にすることがない。
本発明の第1の発明の二重瞼形成化粧具は、二重瞼形成層と、剥離層と、二重瞼形成層の形状を保持する形状保持層とを含み、人の瞼に二重瞼を形成させる二重瞼形成化粧具であって、前記二重瞼形成層が、基材層と粘着層とからなる薄膜とされ、前記基材層の表面には前記形状保持層が仮着され、粘着層側の面には剥離層が添付され、前記二重瞼形成層は略三日月形状に形成され、瞼側の面のみに粘着層が備えられ、前記剥離層の粘着層側の表面は、前記粘着層から容易に剥離されるように剥離処理され、前記二重瞼形成層から、前記剥離層が剥がされ、前記形状保持層と共に前記二重瞼形成層が人の瞼に貼り付けられた後、前記形状保持層が取り除かれることを特徴としている。
本発明の第1の発明では、二重瞼形成層が、薄い基材層と粘着層とからなる薄膜とされ、片面のみを瞼に貼り付ける薄膜である。これにより、まばたきをしたとしても瞼が強く引っ張られず、瞼を閉じたときに薄膜が瞼に食い込んだ状態とならず、違和感を使用者に与えることがない、自然な二重瞼とすることが可能である。自然な二重のひだを形成するためには、二重瞼形成層を瞼の湾曲した形状にあわせた三日月形状とすることが好適であるが、形状はこれに限定されない。
二重瞼形成層の基材層は、人の肌の性状とは異なっているため、目を開けた際に二重瞼形成層が折れ曲がり、二重瞼形成層を貼り付けた瞼の位置に、瞼を開いた状態で二重のひだを形成する。従来は、弾力性のある糸又は、シールを瞼に貼り付けていたが、その弾力性の程度によって二重瞼の見栄えが異なっていた。しかし、本発明では人の肌の性状とは異なる基材層を用い、瞼同士を貼り付けなくても二重瞼としている。これにより、自然で見栄えの良い二重瞼としている。
また、形状保持層が二重瞼形成層の基材層の表面に重ねられ仮着され、平坦な形状を保持しにくい二重瞼形成層の変形を防止している。これにより、二重瞼形成層を形状保持層と共に瞼へ貼り付けられ、容易に二重瞼形成層の貼り付けをすることが可能となる。また二重瞼形成化粧具から、剥離層を剥がす際においても、二重瞼形成層が捻じ曲がったり、瞼側の粘着層が貼り付いたりして、二重瞼形成化粧具を無駄にすることがない。なお、形状保持層は、二重瞼形成層の形状を維持する大きさ・形状であればよく、二重瞼形成層の大きさ・形状に限定されない。
本発明において、「仮着」とは、容易に、二重瞼形成層から形状保持層を剥離することができる程度の弱い力で二重瞼形成層と形状保持層とが接着していることをいう。またその仮着方法としては、剥離処理等を行った形状保持層上で、二重瞼形成層を製膜する方法がある。この他にポリウレタン等の弱粘着性の粘着剤を介在させる方法、加圧法、熱圧着法等をもちいることができる。
第1の発明によれば、まばたきをしたとしても瞼が強く引っ張られず、瞼を閉じたときに薄膜が瞼に食い込んだ状態とならず、瞼を自然なまま保つことができる。平坦な形状を保持しにくい薄膜からなる二重瞼形成層の形状が維持され、瞼への貼り付けが容易となると共に、安全であり、付け爪をしている者であっても、慣れのない者であっても容易かつ、短時間で見栄えの良い二重瞼を形成させることが可能であるという有利な効果がある。また、二重瞼形成層が捻じ曲がり、瞼側の粘着層が貼り付いて、二重瞼形成化粧具を無駄にすることがない。
本発明の第2の発明の二重瞼形成化粧具は、第1の発明の二重瞼形成化粧具において、前記二重瞼形成層の高さが3mmから5mmとされ、幅が25mmから35mmとされていることを特徴としている。
従来の二重瞼形成用シールにおいては、二重瞼形成用シールが瞼に貼り付いていることが周囲の者に知られないように、二重瞼形成用シールの高さが2mm程度までの小さいものであった。このため、高さが小さい二重瞼形成用シールを瞼の湾曲に合わせて位置あわせをすることが困難であるという課題があった。本発明では二重瞼形成層の大きさを人の瞼の広さよりもやや小さな大きさとしている。
本発明の第2の発明によれば、二重瞼形成化粧具の高さが大きいことによって、二重瞼化粧具が歪みにくく、瞼の湾曲に合わせて位置あわせをすることが容易である。また、本発明では、二重瞼形成層には人の肌の性状とは異なる基材層を用いているため、二重瞼形成化粧具の高さが大きいものでも、使用者に違和感を与えることがなく、自然で見栄えの良い二重瞼を形成できる。
本発明の第3の発明の二重瞼形成化粧具は、第1又は第2の発明の二重瞼形成化粧具において、前記基材層が1μmから10μmの厚さとされることを特徴としている。本発明の第3の発明によれば、二重瞼形成層の基材層が1μmから10μmの極めて薄い基材からなっている。これにより、人の瞼に貼り付けても、より目立つことがなく、自然で見栄えの良い二重瞼を形成させることが可能である。
本発明の第4の発明の二重瞼形成化粧具は、第1から第3の発明の二重瞼形成化粧具において、少なくとも前記形状保持層のいずれかの端部に、前記二重瞼形成層を瞼に貼りつける位置決め部材を備えていることを特徴としている。
ここで「位置決め部材を備え」とは、形状保持層と一体とされて備えられていてもよく、形状保持層とは別に形成された物が備えられていてもよい。本発明の第4の発明によれば、二重瞼形成化粧具が位置決め部材を備えているため、位置決め部材を摘んで貼り付け位置を調節することができる。また、二重瞼形成化粧具を瞼に貼り付けた後に、位置決め部材を瞼から離間するように引っ張って剥がせば、二重瞼形成層を瞼に貼りつけることができる。
これにより、二重瞼形成化粧具の貼り直しによる粘着力の低下や、粘着層を指で触って粘着力を損なうことがないように、容易に二重瞼形成化粧具の位置決めをし、二重瞼形成層を貼りつけることが可能である。また、二重瞼形成層の端部がまくれあがるといった問題を発生させず、爪の長い女性であっても、二重瞼形成化粧具を瞼に容易に貼り付けることが可能である。
本発明の第5の発明の二重瞼形成化粧具は、第4の発明の二重瞼形成化粧具において、前記位置決め部材は、前記形状保持層と一体となって、前記端部から斜め上方に傾斜して伸びて形成されていることを特徴としている。
本発明の第5の発明では、位置決め部材が斜め上方に傾斜して伸びていることにより、指で位置決め部材を摘んだ際に、手が目の周囲にかかることがない。これにより目の周囲の化粧具等とのバランスを図ることが容易となり、二重瞼形成化粧具の位置決めをすることがより容易である。
本発明の第6の発明の二重瞼形成化粧具は、第4の発明の二重瞼形成化粧具において、前記位置決め部材は細長く伸びる部材とされ、一方の端部が拡幅された把持部とされ、他方の端部には粘着部が備えられ、前記粘着部の粘着力が、前記形状保持層と前記二重瞼形成層との仮着力よりも大きくされ、前記粘着部を前記形状保持層の表面に貼着して、前記二重瞼形成層を瞼に貼りつける位置決めをする部材とされることを特徴としている。
二重瞼形成化粧具とは別の部材に形成された位置決め部材の粘着部を、形状保持層の表面に貼着させることで、二重瞼形成化粧具に位置決め部材を配設させる。位置決め部材が、形状保持層と一体に形成されていないため、左目用・右目用を分けて加工する必要がない。また、二重瞼形成層の節約をすることができる。これにより、位置決め部材を二重瞼形成化粧具の自由な位置・角度に配設できると共に、二重瞼形成化粧具を左目用・右目用に分けて加工する必要がなく、二重瞼形成層を節約することができる。
ここで、位置決め部材の材質は、形状保持層と同様に変形しない材質で作ることが好適であるが、限定されない。また粘着部の粘着力は、二重瞼形成層と形状保持層との仮着力より強いものであれば、粘着部材の材質は問わない。また位置決め部材は個別に形成されなくともよく、1枚のシート部材から鋏等によって切り出されるものであってもよい、
本発明の第7の発明の二重瞼形成化粧具は、第1から第6の発明の二重瞼形成化粧具において、前記二重瞼形成層をなす前記基材層及び前記粘着層の少なくともいずれかが着色されていることを特徴としている。二重瞼形成層の基材層は、顔料や染料等の着色剤を含有させ、着色を施すことができる。また粘着層に用いる粘着剤も同様に着色剤を含有させることによって、着色を施すことができる。ここで、肌に併せた配色とすると、二重瞼形成層が目立つことがなく好適であるといえる。
また二重瞼形成層の着色を、化粧に併せたものとしてもよい。例えばアイシャドウ、ベースメイクに併せた配色、ラメを施すこと等が挙げられる。また、ラメを施す場合であれば、二重瞼形成層に光が当たり、反射をしたとしても、ラメによる光の反射と区別がつきにくい。肌に併せた着色を施された二重瞼形成層を瞼に貼り付けることで、より目立たなくすることができる。また化粧に併せた着色とすることで、化粧崩れを目立たなくさせることもできる。これにより洗顔、水泳等で多少化粧が落ちたとしても、化粧崩れを目立たせることがなく、目元を見栄え良く保つことができ、二重瞼形成層を目立たせることがない。
本発明の第8の発明の二重瞼形成化粧具シートは、第1の発明に記載の前記剥離層と、前記二重瞼形成層と、前記形状保持層をなす各々のシートが重ねられて形成された二重瞼形成化粧具シートであって、前記二重瞼形成化粧具シートから、前記二重瞼形成化粧具が打ち抜かれて形成され、前記二重瞼形成化粧具の前記二重瞼形成層の幅が、前記剥離層と前記形状保持層のいずれの幅よりも狭いものとされていることを特徴としている。
本発明の第8の発明によれば、二重瞼形成化粧具シート上に、第1から第7の二重瞼形成化粧具が打ち抜いて形成されている。形状保持層が二重瞼形成層より広い。これにより二重瞼形成層よりはみ出た形状保持層の端部を位置決め部材とすることが可能である。また剥離層が二重瞼形成層より広い。これにより粘着層に触らずに、二重瞼形成層からはみ出た剥離層の端部を摘まんで、剥離層を容易に引き剥がすことが可能である。
本発明の第9の発明の二重瞼形成化粧具シートは、第8の発明の二重瞼形成化粧具シートにおいて、前記剥離層又は前記形状保持層の少なくともいずれかの一方の端部が、二重瞼形成化粧具シートと一体に繋がっていることを特徴としている。これにより、二重瞼形成化粧具の一部が二重瞼形成化粧具シートと接続された状態となるため、二重瞼形成化粧具を使っているうちに、他の二重瞼形成化粧具が二重瞼形成化粧具シートから脱落することがない。
第1の発明によれば、まばたきをしたとしても瞼が強く引っ張られず、瞼を閉じたときに薄膜が瞼に食い込んだ状態とならず、瞼を自然なまま保つことができる。平坦な形状を保持しにくい薄膜からなる二重瞼形成層の形状が維持され、瞼への貼り付けが容易となると共に、安全であり、付け爪をしている者であっても、慣れのない者であっても容易かつ、短時間で見栄えの良い二重瞼を形成させることが可能であるという有利な効果がある。
第2の発明によれば、二重瞼形成化粧具の高さが大きいことによって、二重瞼形成化粧具の高さが大きいことによって、二重瞼化粧具が歪みにくく、瞼の湾曲に合わせて位置あわせをすることが容易である。
第3の発明によれば、人の瞼に貼り付けても、より目立つことがなく、自然で見栄えの良い二重瞼を形成させることが可能である。
第4の発明によれば、二重瞼形成化粧具の貼り直しによる粘着力の低下や、粘着層を指で触って粘着力を損なうことがないように、容易に二重瞼形成化粧具の位置決めをし、二重瞼形成層を貼りつけることが可能である。また、二重瞼形成層の端部がまくれあがるといった問題を発生させず、爪の長い女性であっても、二重瞼形成化粧具を瞼に容易に貼り付けることが可能である。
第5の発明によれば、目の周囲の化粧具等とのバランスを図ることが容易となり、二重瞼形成化粧具の位置決めをすることがより容易である。
第6の発明によれば、位置決め部材を二重瞼形成化粧具の自由な位置・角度に配設できると共に、二重瞼形成化粧具を左目用・右目用に分けて加工する必要がなく、二重瞼形成層を節約することができる。
第7の発明によれば、洗顔、水泳等で多少化粧が落ちたとしても、化粧崩れを目立たせることがなく、目元を見栄え良く保つことができ、二重瞼形成層を目立たせることがない。
第8の発明によれば、二重瞼形成層よりはみ出た形状保持層の端部を位置決め部材とすることが可能であり、粘着層に触らずに、二重瞼形成層からはみ出た剥離層の端部を摘まんで、剥離層を容易に引き剥がすことが可能である。
第9の発明によれば、二重瞼形成化粧具の一部が二重瞼形成化粧具シートと接続された状態となるため、二重瞼形成化粧具を使っているうちに、他の二重瞼形成化粧具が二重瞼形成化粧具シートから脱落することがない。
二重瞼形成化粧具および二重瞼形成化粧具シートの説明図(実施例1)。 二重瞼形成化粧具を貼り付ける際の一連の動作の説明図(実施例1)。 二重瞼形成化粧具を貼り付けた状態の正面から見た顔の説明図(実施例1)。 二重瞼形成化粧具シートおよび位置決め部材シートの説明図(実施例2)。
図1から図3を参照して、実施例1の二重瞼形成化粧具10および二重瞼形成化粧具シート100を説明する。図1は、打ち抜きにより形成された二重瞼形成化粧具10、および二重瞼形成化粧具シート100の説明図である。図2は、二重瞼形成化粧具10を瞼に貼り付ける際の一連の動作の説明図である。図3は、二重瞼形成化粧具10を瞼に貼り付けた状態を正面から見た顔の説明図であり、右目を開いた状態とし、左目は薄目を開いた状態としている。
図1を参照して、複数の二重瞼形成化粧具10が二重瞼形成化粧具シート100に形成され、各々の形状保持層40の一方から伸びる位置決め部材の端部51が、二重瞼形成化粧具シート100と繋がっている例を説明する。図1(A)図は二重瞼形成化粧具シート100の断面図を示し、図1(B)図は二重瞼形成化粧具シート100の平面図を示し、図1(C)図はもぎり取った二重瞼形成化粧具10を示す図である。
二重瞼形成化粧具シート100は、剥離層20と、二重瞼形成層30と、形状保持層40をなす3枚の略矩形シートが積層されて構成されている。二重瞼形成層30は、基材層31と粘着層32とからなり、基材層31の瞼側の面のみに粘着層32が備えられている。粘着層32の他方の面には、表面が剥離処理された剥離層20が、重ねられて添付されている。二重瞼形成層30の基材層31の表面には、形状保持層40が重ねられて仮着されている。ここで二重瞼形成層30の横幅は、剥離層20の横幅と、形状保持層40の横幅のいずれよりも狭くされている。また形状保持層40の横幅は、剥離層20の横幅よりも広くされ、3層の中で最も広くされている(図1(A)図参照)。
図1において右上がり斜線を付した範囲は、二重瞼形成化粧具10に形成される形状保持層40の範囲を示すものである。また、左上がり斜線を付した範囲は、二重瞼形成化粧具10に形成される基材層31の範囲を示すものである。縦線を付した範囲は、二重瞼形成化粧具10に形成される粘着層32の範囲を示すものである。
図1(B)図を参照して二重瞼形成化粧具シート100の説明をする。二重瞼形成化粧具シート100には、二重瞼形成化粧具10が打ち抜きにより複数個形成されている。ここで、二重瞼形成化粧具10の打ち抜き位置12では、剥離層20の下端まで貫通して打ち抜かれている。また位置決め部材50を含んだ二重瞼形成化粧具10は、左目用・右目用に分けられて打ち抜きがされている。略三日月形状をなす形状保持層の端部41からは、位置決め部材50が斜め上方に伸びて一体となって形成される。また二重瞼形成化粧具10の形状保持層の端部41は、その二重瞼形成層の外縁33の位置で打ち抜かれている。これにより、二重瞼形成化粧具10の二重瞼形成層30の横幅は、剥離層20と形状保持層40のいずれの横幅よりも狭いものとされている。
二重瞼形成化粧具10を取外す場合は、まず、形状保持層40と二重瞼形成化粧具シート100とを繋げたまま、二重瞼形成化粧具シート100の下側から、二重瞼形成化粧具10を浮かすようにする。次に、浮かせた二重瞼形成化粧具10を、二重瞼形成化粧具シート100の外方に向かって引いて、もぎり取り(図1(B)図の矢印)、二重瞼形成化粧具シート100から取り外す。
もぎり取った後に、剥離層20を剥がして(図1(C)図の矢印)、粘着層32を露出させて瞼に貼り付ける。これにより二重瞼形成化粧具10を、二重瞼形成化粧具シート100から引き剥がす際に、指で粘着層32に触れることがなく、また、誤って形状保持層40を先に剥がしてしまうことがない。また、二重瞼形成化粧具10を、1個ずつもぎりとるため、使用しない二重瞼形成化粧具から伸びる位置決め部材の端部51が外れることがない。
ここで、二重瞼形成化粧具シート100は、上述に示した例に限定されず、剥離層20の幅が形状保持層40の幅よりも広く、剥離層20の端部が繋がっていてもよい。また、形状保持層40及び剥離層20の両方の端部が繋がっていてもよいことは勿論のことである。
また剥離層20は、二重瞼形成層30の粘着層32側の面に、剥離容易に添付されている。剥離層20は、表面に剥離処理がされている剥離紙や剥離フィルム等をいう。剥離処理とは、公知のシリコンコーティング、フッ素コーティング等のことをいう。粘着層32は、その表面が埃等により汚損され、または粘着力の低下を防止するために、剥離層20に添付されている。
また、二重瞼形成層30の基材層31は、皴取り用化粧補助貼付材、医療用テープ等の人体に害のないもので1μmから10μmであることが望ましく、公知のポリエステル系樹脂やシリコン、セロハン等を用いることができる。化粧補助貼付材は、肌に貼り付けた際に非常に目立ちにくく好適である。しかし、二重瞼形成層30の基材層31の厚さ・材質は、上述の基材層には限定されない。
また粘着層32は、肌に直接触れることとなるため、人体への安全性を考慮したものとし、医療用テープ等に用いられる粘着剤を用いることが好適である。医療用粘着剤は、ゴム系の粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコン系粘着剤に大別されている。中でも医療用テープには、貼り付けた皮膚にかぶれや痒みを起こしにくいという特性を持つことからアクリル系粘着剤が用いられている。二重瞼形成化粧具10も同様に、肌に長時間貼り付けるため、アクリル系粘着剤を用いることが好適である。しかし、粘着層32に用いる粘着剤は、アクリル系粘着剤に限定されない。
二重瞼形成化粧具から剥離層を剥がす際に、誤って形状保持層が先に剥離することを防ぐ必要がある。したがって形状保持層と二重瞼形成層との仮着力は、剥離層と粘着層との粘着力よりも大きくされる。また、二重瞼形成化粧具を瞼に貼り付けした後に、形状保持層を二重瞼形成層から剥離させるときに、二重瞼形成層を瞼から剥離させないようにすることが必要である。したがって、形状保持層と二重瞼形成層との仮着力は、瞼と粘着層との粘着力よりも小さくされる。
また粘着剤は、粘着力が弱すぎると、長時間に亘って貼り付いた状態を維持することが困難である。また洗顔や水泳等によって水に濡れた際に、瞼に貼り付けた二重瞼形成層30が剥がれやすい。一方で、粘着力が強すぎると、肌に貼り付いた二重瞼形成層30を剥がすことが困難になる。ここで、上述したアクリル系粘着剤は、市販されている粘着剤おとし等によって容易に剥がすことができる。また粘着剤おとし等の主成分は天然又は合成成分のオイルであり、クレンジングオイルに含まれている。アクリル系粘着剤によれば、粘着力が大きくても、多くの女性に所有されているクレンジングオイルによって、容易に二重瞼形成層30を剥がすことができるという優れた効果を有し、二重瞼形成層として好適である。しかし、粘着層32に用いる粘着剤は、アクリル系粘着剤に限定されない。
ここで、基材層の厚さが1μmから10μmで、粘着剤がアクリル系のものとしては、具体的には再公表09−041121号公報に記載の化粧補助貼付材、再公表06−064747号公報に記載の医療用テープ剤、市販商品としては白十字株式会社のやわらかベール(登録商標第5149072号)等の医療用テープを用いると好適である。
形状保持層40は、平坦な形状を保持しにくい二重瞼形成層30の形状を維持するために、プラスチックフィルム、ラミネート加工を施した紙、その他のフィルムを基材とし、剥離処理がされていることが好適である。しかし、形状保持層40の基材は、これらの基材に限定されない。
次に、図2を参照して、二重瞼形成化粧具10を瞼に貼り付ける際の一連動作を説明する。図2は、二重瞼形成化粧具10を瞼に貼り付けるために、顔を俯けて薄目72を開けた状態を示している。図2(A)図は、二重瞼形成化粧具10を瞼に接近させている動作をしめしている。図2(B)図は、二重瞼形成化粧具の位置決めをしている動作を示している。図2(C)図は、二重瞼形成化粧具を貼り付けている動作を示している。図2(D)図は、形状保持層40を剥がす動作を示している。図2(E)図は、形状保持層40を剥がした状態を示している。図2(F)図は、二重瞼形成化粧具を貼りつけて目を開いた状態を示している。
まず、二重瞼形成化粧具10の粘着層32(図1参照)に添付された剥離層20(図1参照)を剥がし、位置決め部材50を摘みあげて、二重瞼形成化粧具10を瞼に接近させる(図2(A)図参照)。次に、摘みあげた二重瞼形成化粧具10を瞼にあてがって、二重瞼70を形成させたい位置を調節し、位置決めをする(図2(B)図参照)。
次に、二重瞼形成化粧具10の上から指で押さえて、目頭側の粘着層32(図1参照)を瞼に貼り付け、位置がずれないように固定する。その後、二重瞼形成化粧具10の位置ずれを起こさないように、目頭から目尻方向に向かって、瞼の湾曲に沿うように指で押さえて瞼に貼り付ける(図2(C)図参照)。ここで貼り付ける順番は限定されず、例えば目尻側から貼り付けてもよい。次に、瞼に貼り付けた後に、二重瞼形成層30に仮着された形状保持層40を、瞼から離間するようにして(図2(D)図の矢印方向)、二重瞼形成層30から形状保持層40を剥がす(図2(D)図参照)。
ここで二重瞼形成層30から、形状保持層40を剥がしきることで、瞼には二重瞼形成層30のみが貼り付けられた状態となる(図2(E)図参照)。最後に、二重瞼形成層30のみが瞼に貼り付けられた状態で、目を開けると、瞼に貼り付けられた二重瞼形成層30が折れ曲がることにより、所望の位置に二重瞼70が形成される(図2(F)図参照)。なお、図2(F)図では、つけ睫毛71は、目尻側の一部のみ記載している。
図3を参照して、二重瞼形成層30の貼付位置73の説明をする。図3では比較しやすいように、右目は目を開けた状態とし、左目は俯いて薄目72を開けた状態としている。また二重瞼70が、分かりやすいように、つけ睫毛71は目尻側の一部のみ記載している。左目は、図2の説明で記載したようにして、瞼に二重瞼形成層30を貼り付けた状態である。ここで使用者が目を開くことによって、瞼に貼り付けた二重瞼形成層30が破線で示した位置34で折れ曲がることにより、二重瞼が形成される。したがって二重瞼形成層30は、折れ曲がって二重瞼をなす破線で示した位置34を跨いで貼付位置73とする。
図4を参照して、実施例2の二重瞼形成化粧具シート200および位置決め部材シート300の説明をする。実施例2においては、二重瞼形成化粧具11が位置決め部材50と別に形成される場合の二重瞼形成化粧具シート200および位置決め部材シート300の説明をする。図4(A)図は二重瞼形成化粧具シート200の断面図である。図4(B)図は、二重瞼形成化粧具シート200の平面図である。図4(C)図は位置決め部材シート300の断面図である。図4(D)図は位置決め部材シート300の平面図である。
ここで、二重瞼形成化粧具11の打ち抜き位置13は、剥離層20の下端まで到達しないようにされている。これにより、二重瞼形成化粧具11が脱落することがない。二重瞼形成化粧具シート200は、位置決め部材を有さない二重瞼形成化粧具11が、打ち抜きによって複数個形成されている。また、ここで剥離層20と、二重瞼形成層30と、形状保持層40との幅は、同じ幅のものとされる。なお、実施例2の剥離層20、二重瞼形成層30、形状保持層40の材質は、実施例1と同様とされる。
図4(C)図、図4(D)図を参照して、位置決め部材シート300の説明をする。位置決め部材シート300は、基材シート61と剥離シート62の2枚の略矩形シートが重ねられて構成されている。基材シート61は、形状保持層40と同様の基材層からなる。基材シート61は、一方の端部に粘着剤層63を備え、位置決め部材60が複数個打ち抜きされている。ここで、粘着剤層63は基材シート61と一体となって形成される。また、位置決め部材60の打ち抜き位置14は、剥離シート62の下端まで到達しないようにされている。これにより、位置決め部材60が脱落することがない。
また、位置決め部材60は、一方の端部に粘着部65が備えられ、他方の端部には拡幅された把持部64が備えられる。ここで、粘着部65は、基材シート61の粘着剤層63が備えられる側の端部に形成される。剥離シート62は表面が剥離処理された基材からなり、粘着剤層63に剥離容易に貼り付けられている。ここで粘着剤層63の粘着力は、二重瞼形成化粧具11の二重瞼形成層30と形状保持層40との仮着力よりも大きくされる。
次に実施例2の二重瞼形成化粧具の作用の説明をする。まず、位置決め部材シート300から、拡幅された把持部64を摘んで、位置決め部材60を剥離層62から剥がす。次に剥離層62から剥がして露出させた粘着部65を、二重瞼形成化粧具11の形状保持層40側の表面の端部に貼り付ける。ここで貼り付ける位置・角度は、使用者の好みに応じた位置・角度とすることができる。粘着部65を形状保持層40に貼り付けることで、二重瞼形成化粧具11に位置決め部材60を備えさせる。二重瞼形成化粧具11を瞼に貼り付ける手順は、実施例1で説明した通りであり、ここでは省略する。
(その他)
・上記の実施例では、二重瞼形成化粧具の形成手段を打ち抜きとしたが、挟みで切り込んで形成させてもよいことは勿論のことである。
・実施例1では、二重瞼形成化粧具と二重瞼形成化粧具シートとの接続は、位置決め部材の端部が接続されているとしたが、打ち抜き全体を剥離層の途中までとして、二重瞼形成化粧具の脱落を防ぐものとしても、ミシン目としてもよい。
・上記の実施例では、粘着層に用いる粘着剤はアクリル系粘着剤が好適であるが、人体に害がないものであれば、シリコン系粘着剤又はゴム系粘着剤であってもよい。
・今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記した説明に限られず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100,200…二重瞼形成化粧具シート、300…位置決め部材シート、
10 ,11…二重瞼形成化粧具、12,13,14…打ち抜き位置、
20…剥離層、
30…二重瞼形成層、31…基材層、32…粘着層、33…二重瞼形成層の外縁、34…破線で示した位置、
40…形状保持層、41…形状保持層の端部、
50…位置決め部材、51…位置決め部材の端部、
60…位置決め部材、61…基材シート、62…剥離シート、63…粘着剤層、64…拡幅された把持部、65…粘着部、
70…二重瞼、71…つけ睫毛、72…薄目、73…貼付位置

Claims (9)

  1. 二重瞼形成層と、剥離層と、二重瞼形成層の形状を保持する形状保持層とを含み、人の瞼に二重瞼を形成させる二重瞼形成化粧具であって、
    前記二重瞼形成層が、基材層と粘着層とからなる薄膜とされ、前記基材層の表面には前記形状保持層が仮着され、粘着層側の面には剥離層が添付され、前記二重瞼形成層は略三日月形状に形成され、瞼側の面のみに粘着層が備えられ、
    前記剥離層の粘着層側の表面は、前記粘着層から容易に剥離されるように剥離処理され、
    前記二重瞼形成層から、前記剥離層が剥がされ、前記形状保持層と共に前記二重瞼形成層が人の瞼に貼り付けられた後、前記形状保持層が取り除かれる、
    ことを特徴とする二重瞼形成化粧具。
  2. 前記二重瞼形成層の高さが3mmから5mmとされ、幅が25mmから35mmとされている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の二重瞼形成化粧具。
  3. 前記基材層が1μmから10μmの厚さとされる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の二重瞼形成化粧具。
  4. 少なくとも前記形状保持層のいずれかの端部に、前記二重瞼形成層を瞼に貼りつける位置決め部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の二重瞼形成化粧具。
  5. 前記位置決め部材は、前記形状保持層と一体となって、前記端部から斜め上方に傾斜して伸びて形成されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の二重瞼形成化粧具。
  6. 前記位置決め部材は、細長く伸びる部材とされ、一方の端部が拡幅された把持部とされ、他方の端部には粘着部が備えられ、
    前記粘着部の粘着力が、前記形状保持層と前記二重瞼形成層との仮着力よりも大きくされ、
    前記粘着部を前記形状保持層の表面に貼着して、前記二重瞼形成層を瞼に貼りつける位置決めをする部材とされる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の二重瞼形成化粧具。
  7. 前記二重瞼形成層をなす前記基材層及び前記粘着層の少なくともいずれかが着色されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の二重瞼形成化粧具。
  8. 請求項1に記載の前記剥離層と、前記二重瞼形成層と、前記形状保持層をなす各々のシートが重ねられて形成された二重瞼形成化粧具シートであって、
    前記二重瞼形成化粧具シートから、前記二重瞼形成化粧具が打ち抜かれて形成され、
    前記二重瞼形成化粧具の前記二重瞼形成層の幅が、前記剥離層と前記形状保持層のいずれの幅よりも狭いものとされている、
    ことを特徴とする二重瞼形成化粧具シート。
  9. 前記剥離層又は前記形状保持層の少なくともいずれかの一方の端部が、二重瞼形成化粧具シートと一体に繋がっている、
    ことを特徴とする請求項8に記載の二重瞼形成化粧具シート。
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