JP5272932B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末に関する。
近年、携帯電話やPHS(Personal Handy-phone System)などの携帯端末には、防水機能を有しているものがある。これにより、例えば、ダイバーなどの利用者は、携帯端末を水中に持ち込み、携帯端末に付属しているカメラを用いて写真撮影を行ったり、携帯端末のメモ帳などを用いて筆談などを行ったりすることが可能になる。
ただし、携帯端末を水中に持ち込むと、携帯端末に水圧が加わるので、利用者にとって意図しないキーが押下される場合がある。このため、水中に持ち込まれた携帯端末は、利用者にとって意図しない動作を行うおそれがある。このような利用者にとって意図しない動作を防止することを目的として、防水機能付きの携帯端末には、各種工夫が施されていることが多い。
例えば、防水機能付きの携帯端末は、各キーの押下圧が防水機能を有しない携帯端末よりも大きい場合がある。具体的には、防水機能付きの携帯端末は、防水機能を有しない携帯端末よりも大きい圧力を各キーに受けた場合に、キーが押下されたと判定する。これにより、水中に持ち込まれた場合であっても、水圧によってキーが押下されてしまうことを防止している。
また、例えば、防水機能付きの携帯端末は、水圧を受ける表面積を小さくするために、各キーの形状が小さい場合がある。これにより、水圧を受ける力が小さくなるので、水圧によってキーが押下されてしまうことを防止している。
また、最近では、携帯端末に加わる水圧が所定の閾値を超えた場合に、携帯端末の無線回路の電源をオフにする技術も知られている。かかる技術によれば、水中において用いられない無線機能をオフにするので、電池の消耗を抑えることを実現している。
特開2008−53871号公報
しかしながら、上述した従来技術には、以下に説明する問題があった。具体的には、上述したキーの押下圧が強い携帯端末は、利用者にとって使用しづらいという問題があった。一般に、利用者は、地上で携帯端末を利用することが多い。そのため、キーの押下圧が強い携帯端末を用いると、利用者は、地上においても常にキーを強い力で押下することになるので使用しづらかった。また、各キーの押下圧を強くしたり、各キーの形状を小さくしたりすることは、携帯端末のデザインが限定されてしまうという問題を招いていた。
また、上述した水中において無線回路の電源をオフにする技術には、水圧を検出する回路などを追加することになるので、回路規模が増大するという問題があった。さらに、かかる技術を用いた場合、携帯端末は、水中において無線機能をオフにするので、利用者が、水中で携帯端末を利用することができなくなるという問題があった。
このように、上述した従来技術は、種々の問題があり、圧力がかかる状態において、利用者にとって意図しない動作が行われることを防止できなかった。なお、上述した問題は、水中において水圧を受ける携帯端末だけに発生する問題ではない。例えば、鞄やポケットに入れられた携帯端末や、キーを保護するための保護カバーが装着された携帯端末は、一定の圧力を受けることがあるので、上述した問題が発生するおそれがあった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、圧力がかかる状態において、利用者にとって意図しない動作が行われることを防止できる携帯端末を提供することを目的とする。
本願の開示する携帯端末は、一つの態様において、情報を入力するための複数のキーを有する入力部と、前記キーごとに所定の時間である押下時間閾値を記憶する閾値記憶部と、前記キーが押下され続けた時間である連続押下時間が、該キーに対応付けて前記閾値記憶部に記憶されている押下時間閾値以上であるか否かを監視する監視部と、前記監視部によって前記キーの連続押下時間が前記押下時間閾値以上であると検知された場合に、該キーからの入力を無効にする無効化部とを備える。
本願の開示する携帯端末の一つの態様によれば、圧力が一定時間加えられる状況において、利用者にとって意図しない動作が行われることを防止できるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る携帯端末の構成例を示す図である。 図2は、閾値記憶部の一例を示す図である。 図3は、実施例1に係る携帯端末による処理手順を示すフローチャートである。 図4は、実施例1に係る携帯端末による処理手順を示すフローチャートである。 図5は、実施例1に係る携帯端末による処理手順を示すフローチャートである。 図6は、実施例1に係る携帯端末による処理手順を示すフローチャートである。 図7は、実施例1に係る携帯端末による処理手順を示すフローチャートである。 図8は、携帯端末制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願の開示する携帯端末の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本願の開示する携帯端末が限定されるものではない。
[実施例1に係る携帯端末の構成]
まず、図1を用いて、実施例1に係る携帯端末の構成について説明する。図1は、実施例1に係る携帯端末100の構成例を示す図である。図1に示すように、実施例1に係る携帯端末100は、表示部110と、キー入力部121と、サイドキー入力部122と、カメラ130と、カメラ制御部140と、無線部150と、ネットワーク制御部160と、閾値記憶部170と、監視制御部180と、端末ソフト制御部190とを有する。
表示部110は、各種情報を出力する出力デバイスであり、例えば、液晶ディスプレイやスピーカである。例えば、表示部110は、各種メニューを表示したり、後述するカメラ130によって撮影された画像を表示したりする。
キー入力部121およびサイドキー入力部122は、各種情報や操作指示を入力するための入力デバイスである。図1に示した例において、キー入力部121は、数字および文字等を入力するテンキーである。また、図1に示した例において、サイドキー入力部122は、携帯端末100の側面に備えられるサイドキーである。なお、図1では、図示することを省略したが、キー入力部121やサイドキー入力部122は、メニュー選択および表示スクロール等に用いられるカーソルキーなどであってもよい。
カメラ130は、後述するカメラ制御部140によって制御されることにより、静止画や動画を撮影して、画像データを生成する。カメラ制御部140は、利用者によってキー入力部121やサイドキー入力部122を用いて撮影を行う旨の操作が行われた場合に、カメラ130を制御することにより撮影処理を行う。
なお、実施例1において、カメラ制御部140は、少なくとも2種類のモードでカメラ130を動作させるものとする。具体的には、実施例1におけるカメラ制御部140は、地上で動作するモードである「通常モード」と、水中で動作するモードである「水中モード」とのいずれかでカメラ130を動作させるものとする。
ここで、「水中モード」とは、水中における撮影処理に適したカメラの設定を示すものとする。例えば、「水中モード」である場合、カメラ制御部140は、「通常モード」よりも、シャッタースピードを早くしたり、フラッシュライトを強制的に使用したりする。なお、前述した「水中モード」における設定は、携帯端末100の機種によって異なる場合がある。
無線部150は、無線処理を行う。具体的には、無線部150は、図示しない基地局や他の携帯端末との間で各種信号を送受する処理を行う。ネットワーク制御部160は、無線通信などのネットワーク機能に関する処理を制御する。例えば、ネットワーク制御部160は、基地局によって提供されるサービスエリアをサーチする処理や、無線部150を介して各種データを基地局へ送信する処理などを行う。
閾値記憶部170は、各種キーに対応付けて、所定の時間である押下時間閾値を記憶する。図2に、閾値記憶部170の一例を示す。図2に示すように、閾値記憶部170は、「キー」、「押下時間閾値」、「加圧レベル」といった項目を有する。
図2に示した閾値記憶部170の各種項目のうち、「キー」は、キー入力部121や、サイドキー入力部122に含まれるキーを示す。また、「押下時間閾値」は、対応するキーが押下され続けた時間の閾値を示す。また、「加圧レベル」は、対応するキーの押下時間閾値の水準を示す。図2に示した例では、押下時間閾値が同一であるキーの加圧レベルには、同一の値が記憶されている。
図2に示した閾値記憶部170の1〜12行目は、キー入力部121に含まれるキー「1」〜「9」、「0」、「*」、「#」の押下時間閾値が「60秒」であり、加圧レベルが「1」であることを示している。また、図2に示した閾値記憶部170の13〜15行目は、サイドキー入力部122に含まれるキー「A」、「B」、「C」の押下時間閾値が「30秒」であり、加圧レベルが「2」であることを示している。
なお、図2では、閾値記憶部170が、キー入力部121に含まれる各キーの押下時間閾値として「60秒」を記憶し、サイドキー入力部122に含まれる各キーの押下時間閾値として「30秒」を記憶する例を示した。これは、一般に、キー入力部121に含まれるキーの形状は、サイドキー入力部122に含まれるキーよりも大きいため、圧力を受けやすいからである。例えば、携帯端末100が水中に位置する場合、キー入力部121に含まれるテンキー等は、サイドキーよりも水圧を受けやすいので、水圧によって連続して押下された状態になりやすい。このため、図2に例示した閾値記憶部170は、キー入力部121に含まれるキーの押下時間閾値を、サイドキー入力部122に含まれるキーの押下時間閾値よりも大きい値を記憶している。なお、携帯端末の機種によってキーの配置やキーの形状は異なるので、閾値記憶部170に記憶される各種情報は、図2に示した例に限られない。
このように、閾値記憶部170は、キーごとに押下時間閾値を記憶する。なお、図2では、キー「1」〜「9」、「0」、「*」、「#」の押下時間閾値が全て「60秒」である例を示したが、閾値記憶部170は、キーごとに、異なる押下時間閾値を記憶してもよい。また、図2では、キー「1」〜「9」、「0」、「*」、「#」と、キー「A」、「B」、「C」との押下時間閾値が異なる例を示したが、閾値記憶部170は、全てのキーに対応付けて同一の押下時間閾値を記憶してもよい。
図1の説明に戻って、監視制御部180は、キー入力部121およびサイドキー入力部122に含まれるキーが押下され続けた時間(以下、「連続押下時間」と言う)が、閾値記憶部170に記憶されている押下時間閾値以上であるか否かを監視する。そして、監視制御部180は、キーの連続押下時間が押下時間閾値以上である場合に、かかるキーと同一の加圧レベルである全てのキーからの入力を無効にする。また、監視制御部180は、連続押下時間が押下時間閾値以上である場合に、「加圧超過」であることを端末ソフト制御部190へ通知する。なお、ここで言う「加圧超過」とは、キーが連続して押下されている時間が押下時間閾値以上である状態を示す。
ここで、監視制御部180の処理について一例を挙げて説明する。なお、ここでは、閾値記憶部170は、図2に示した情報を記憶しているものとする。例えば、キー入力部121のキー「1」に所定値以上の圧力が加わった場合、監視制御部180は、キー「1」が押下されたことを示す「KeyDown」の割り込みを検知する。そして、キー「1」に圧力が加わらなくなった場合に、監視制御部180は、キー「1」が押下されなくなったことを示す「KeyUp」の割り込みを検知する。このとき、監視制御部180は、「KeyDown」を検知してから「KeyUp」を検知するまでの時間を、キー「1」の連続押下時間として計測する。
続いて、監視制御部180は、閾値記憶部170からキー「1」に対応する押下時間閾値「60秒」を取得し、取得した押下時間閾値と、キー「1」の連続押下時間とを比較する。そして、監視制御部180は、連続押下時間が押下時間閾値以上である場合に、キー「1」の加圧レベル「1」と同一の加圧レベルであるキー「1」〜「9」、「0」、「*」、「#」からの入力を無効にする。
また、監視制御部180は、キーを無効にした場合に、キーを無効にしてから所定の時間が経過した場合に、無効にしたキーを有効にするとともに、「加圧超過解除」であることを端末ソフト制御部190へ通知する。なお、ここで言う「加圧超過解除」とは、「加圧超過」である状態が解除された状態を示す。これにより、利用者は、キーが無効にされた場合であっても、所定の時間が経過した場合に、無効にされたキーを再度利用することが可能になる。
なお、監視制御部180によるキーの有効化処理は、上述した例に限られない。例えば、携帯端末100が折り畳み方式やスライド方式である場合、監視制御部180は、携帯端末100が開閉された場合に、無効にしたキーを有効にしてもよい。
上述した監視制御部180は、監視部、無効化部、有効化部の一例として挙げられる。
端末ソフト制御部190は、携帯端末100によって提供される各種機能の制御および管理を行う。実施例1における端末ソフト制御部190は、監視制御部180から「加圧超過」を通知された場合に、携帯端末100が水中に位置すると判断して、カメラ制御部140に対して「水中モード」で動作するように指示する。これにより、利用者は、携帯端末100を水中に持ち込んだ場合に、「水中モード」に切り替える操作を行うことなく、「水中モード」でカメラ130を用いることができる。
また、端末ソフト制御部190は、監視制御部180から「加圧超過」を通知された場合に、ネットワーク制御部160に対して、ネットワーク機能を停止するように指示する。これは、携帯端末100が水中に位置する場合、利用者によってネットワーク機能が用いられることがないからである。このように、携帯端末100は、水中に持ち込まれた場合に、ネットワーク機能を停止させるので、電池の消費を抑えることができる。
また、端末ソフト制御部190は、監視制御部180から「加圧超過解除」を通知された場合に、カメラ制御部140に対して、「通常モード」で動作するように指示する。また、端末ソフト制御部190は、監視制御部180から「加圧超過解除」を通知された場合に、ネットワーク制御部160に対して、ネットワーク機能を利用できる状態に戻すように指示する。
[実施例1に係る携帯端末による処理手順]
次に、図3〜図7を用いて、実施例1に係る携帯端末100による処理について説明する。図3〜図7は、実施例1に係る携帯端末100による処理手順を示すフローチャートである。
まず、図3を用いて、キーが押下された場合における携帯端末100の処理について説明する。図3に示すように、携帯端末100の監視制御部180は、キー入力部121やサイドキー入力部122に含まれるキーが押下されたことを示す「KeyDown」を検知した場合に(ステップS101肯定)、長押しタイマを起動する(ステップS102)。ここで言う「長押しタイマ」とは、キーが押下された場合に、押下時間を計測する処理を実行するためのタイマを示す。
続いて、監視制御部180は、長押しタイマのカウンタを「0」に設定する(ステップS103)。ここで言う「長押しタイマのカウンタ」とは、キーが押下され続けた時間を計測するためのカウンタを示す。なお、図3〜図7に示した例において、監視制御部180は、1秒後に発動する長押しタイマを起動するものとする。
次に、図4を用いて、長押しタイマが発動した場合における携帯端末100の処理について説明する。図4に示すように、監視制御部180は、長押しタイマが発動した場合に(ステップS201肯定)、長押しタイマのカウンタに「1」を加算する(ステップS202)。言い換えれば、監視制御部180は、長押しタイマを起動してから1秒経過した後に、長押しタイマのカウンタをインクリメントする。
続いて、監視制御部180は、押下されたキーに対応する押下時間閾値を閾値記憶部170から取得する。そして、監視制御部180は、長押しタイマのカウンタが、閾値記憶部170から取得した押下時間閾値以上である場合に(ステップS203肯定)、押下されたキーの加圧レベルと同一の加圧レベルであるキーからの入力を無効にする(ステップS204)。なお、監視制御部180は、閾値記憶部170に記憶されている各種情報を用いて、押下されたキーの加圧レベルと同一の加圧レベルであるキーを特定する。
続いて、監視制御部180は、「加圧超過」であることを端末ソフト制御部190へ通知する。監視制御部180から「加圧超過」を通知された端末ソフト制御部190は、カメラ制御部140に対して、水中モードで動作するように指示することにより、カメラ130の動作モードを水中モードに切り替える(ステップS205)。また、端末ソフト制御部190は、ネットワーク制御部160に対して、ネットワーク機能を停止するように指示することにより、ネットワーク機能を停止する(ステップS206)。
さらに、監視制御部180は、保護タイマを起動する(ステップS207)。ここで言う「保護タイマ」とは、キーを無効にした場合に、キーを有効にする処理を実行するためのタイマを示す。例えば、キーを無効にしてから10分経過した場合にキーを有効にする仕様である場合、監視制御部180は、10分後に発動する保護タイマを起動する。
一方、監視制御部180は、長押しタイマのカウンタが、閾値記憶部170から取得した押下時間閾値より小さい場合に(ステップS203否定)、キーが長押しされている状態であると判定する(ステップS208)。言い換えれば、監視制御部180は、長押しタイマのカウンタが押下時間閾値より小さい場合には、利用者によってキーが長押しされていると判定する。そして、監視制御部180は、再度、長押しタイマを起動する(ステップS209)。
このようにして、監視制御部180は、長押しタイマを起動されるたびに、図4に示した処理手順を繰り返し行う。
次に、図5を用いて、キーが押下されなくなった場合における携帯端末100の処理について説明する。図5に示すように、監視制御部180は、キーが押下されなくなったことを示す「KeyUp」を検知した場合に(ステップS301肯定)、長押しタイマを停止する(ステップS302)。
すなわち、図3〜図5に示した例では、監視制御部180は、キーが押下され続けている場合、1秒おきに図4に示した処理手順を繰り返し行い、キーが押下されなくなった場合に、長押しタイマを停止することにより、図4に示した処理手順を行わないようにする。
次に、図6を用いて、保護タイマが発動した場合における携帯端末100の処理について説明する。図6に示すように、監視制御部180は、保護タイマが発動した場合に(ステップS401肯定)、無効にしたキーを有効にする(ステップS402)。そして、監視制御部180は、保護タイマを停止する(ステップS403)。
続いて、監視制御部180は、「加圧超過解除」であることを端末ソフト制御部190へ通知する。監視制御部180から「加圧超過解除」を通知された端末ソフト制御部190は、カメラ制御部140に対して、通常モードで動作するように指示することにより、カメラ130の動作モードを通常モードに切り替える(ステップS404)。また、端末ソフト制御部190は、ネットワーク制御部160に対して、ネットワーク機能を起動するように指示することにより、ネットワーク機能を利用可能な状態にする(ステップS405)。
なお、監視制御部180は、保護タイマを用いてキーを有効にする処理に加えて、携帯端末100が開閉された場合にも、キーを有効にしてもよい。図7を用いて具体的に説明する。
図7に示すように、監視制御部180は、携帯端末100が開閉された場合(ステップS501肯定)、無効にしたキーが存在するか否かを判定する。そして、監視制御部180は、無効にしたキーが存在する場合に(ステップS502肯定)、無効にしたキーを有効にする(ステップS503)。そして、監視制御部180は、保護タイマを停止する(ステップS504)。一方、監視制御部180は、無効にしたキーが存在しない場合(ステップS502否定)、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上述してきたように、実施例1に係る携帯端末100は、キーの連続押下時間を検出し、検出した連続押下時間が押下時間閾値以上である場合に、キーからの入力を無効にする。このように、実施例1に係る携帯端末100は、圧力が一定時間加えられたキーを無効にするので、利用者にとって意図しない動作が行われることを防止できる。
そして、実施例1に係る携帯端末100は、キーごとに押下時間閾値を閾値記憶部170に保持し、圧力が加わったキーの連続押下時間が、かかるキーに対応する押下時間閾値以上になった場合に、該当のキーからの入力を無効にする。このため、実施例1に係る携帯端末100は、圧力が一定時間連続して加わる状態においても、全てのキーを無効にするとは限らない。例えば、実施例1に係る携帯端末100は、利用者によって水中に持ち込まれた場合であっても、全てのキーを無効にするとは限らない。したがって、利用者は、携帯端末100を水中に持ち込んだ場合であっても携帯端末100を利用することができる。
また、実施例1に係る携帯端末100は、連続押下時間が押下時間閾値以上であるキーからの入力を無効にすることにより、利用者にとって意図しない動作が行われることを防止できるので、電池の消費を抑えることができる。
また、携帯端末100は、連続押下時間と押下時間閾値とに基づいてキーを無効にするので、キーの押下圧を強くしたり、キーの形状を小さくしたり、水圧を検出する回路などを追加することなく、利用者にとって意図しない動作が行われることを防止できる。
また、実施例1に係る携帯端末100は、キーを無効にしてから所定の時間が経過した場合に、キーを有効にする。これにより、実施例1に係る携帯端末100を用いると、利用者は、キーが無効にされた場合であっても、キーを有効にする操作を行うことなく、無効にされたキーを再度利用することができる。
また、実施例1に係る携帯端末100は、キーの連続押下時間が押下時間閾値以上である場合に、カメラ130の動作モードを水中モードに切り替える。これにより、実施例1に係る携帯端末100は、水中に持ち込まれた場合に、利用者に「水中モード」に切り替える操作を行わせることなく、水中に適した設定によりカメラ130を動作させることができる。
また、実施例1に係る携帯端末100は、キーの連続押下時間が押下時間閾値以上である場合に、ネットワーク機能が用いられない状況であると判定して、ネットワーク機能を停止する。これにより、実施例1に係る携帯端末100は、電池の消費を抑えることができる。
ところで、本願の開示する携帯端末等は、上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、実施例2では、本願の開示する携帯端末等の他の実施例について説明する。
[利用態様]
上記実施例1では、水中で用いられる携帯端末100の例について説明した。しかし、本願の開示する携帯端末は、水中以外であっても、圧力が一定時間加えられる他の状況においても効果的である。具体的には、携帯端末100は、利用者の鞄、利用者が着用している服のポケットなどに入れられた場合や、キーを保護するための保護カバーが装着された場合などにおいて効果的である。
例えば、携帯端末100は、鞄の中に入れられた場合、圧力が一定時間加えられる可能性がある。かかる場合に、利用者にとって意図しないキーが押下されることにより、携帯端末100は、利用者にとって意図しない動作を行うおそれがある。しかし、携帯端末100は、一定の圧力がキーに加えられ続けた場合、キーからの入力を無効にするので、利用者にとって意図しない動作を行うことを防止できる。
[停止機能]
また、上記実施例1では、キーの連続押下時間が押下時間閾値以上である場合に、カメラの動作モードを水中モードに切り替える処理や、ネットワーク機能を停止する処理を行う例を示した。しかし、携帯端末100は、キーの連続押下時間が押下時間閾値以上である場合に、上述した処理以外の処理を行ってもよい。例えば、携帯端末100は、全てのキーを無効にした場合、ネットワーク機能だけでなく、全ての機能を停止してもよい。これは、全てのキーを無効にした場合、利用者は携帯端末100を操作することができないので、全ての機能が用いられることがないからである。
[プログラム]
また、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図8を用いて、図1に示した携帯端末100と同様の機能を有する携帯端末制御プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図8は、携帯端末制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図8に示すように、コンピュータ1000は、RAM(Random Access Memory)1010と、キャッシュ1020と、HDD1030と、ROM(Read Only Memory)1040と、CPU(Central Processing Unit)1050と、入力装置1060とを有する。RAM1010、キャッシュ1020、HDD1030、ROM1040、CPU1050、入力装置1060は、バス1070によって接続されている。
ROM1040には、図1に示した携帯端末100と同様の機能を発揮する携帯端末制御プログラムが予め記憶されている。具体的には、ROM1040には、監視プログラム1041と、無効化プログラム1042とが記憶されている。
そして、CPU1050は、これらの監視プログラム1041と、無効化プログラム1042とを読み出して実行する。これにより、図8に示すように、監視プログラム1041は、監視プロセス1051になり、無効化プログラム1042は、無効化プロセス1052になる。なお、監視プロセス1051および無効化プロセス1052は、図1に示した監視制御部180に対応する。
また、HDD1030には、図8に示すように、閾値データ1031が設けられる。閾値データ1031は、図1に示した閾値記憶部170に対応する。また、入力装置1060は、図1に示したキー入力部121やサイドキー入力部122に対応する。
なお、上記した各プログラム1041および1042については、必ずしもROM1040に記憶させなくてもよい。例えば、コンピュータ1000に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」にプログラム1041および1042を記憶させてもよい。または、コンピュータ1000の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」にプログラム1041および1042を記憶させてもよい。または、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ1000に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」にプログラム1041および1042を記憶させてもよい。そして、コンピュータ1000は、上述したフレキシブルディスク等から各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)情報を入力するための複数のキーを有する入力部と、
前記キーごとに所定の時間である押下時間閾値を記憶する閾値記憶部と、
前記キーが押下され続けた時間である連続押下時間が、該キーに対応付けて前記閾値記憶部に記憶されている押下時間閾値以上であるか否かを監視する監視部と、
前記監視部によって前記キーの連続押下時間が前記押下時間閾値以上であると検知された場合に、該キーからの入力を無効にする無効化部と
を備えたことを特徴とする携帯端末。
(付記2)前記閾値記憶部は、前記キーごとに、押下時間閾値と、押下時間閾値の水準を示す加圧レベルとを記憶し、
前記無効化部は、前記監視部によって前記キーの連続押下時間が前記押下時間閾値以上であると検知された場合に、前記閾値記憶部から、該キーに対応する加圧レベルと同一の加圧レベルであるキーを取得し、取得したキーからの入力を無効にすることを特徴とする付記1に記載の携帯端末。
(付記3)前記無効化部によって前記キーが無効にされてから所定の時間が経過した場合に、前記キーを有効にする有効化部をさらに備えたことを特徴とする付記1または2に記載の携帯端末。
(付記4)前記監視部によって前記キーの連続押下時間が前記押下時間閾値以上であると検知された場合に、当該の携帯端末によって提供される機能を変更するように制御する機能制御部をさらに備えたことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の携帯端末。
(付記5)前記機能制御部は、前記機能を変更してから所定の時間が経過した場合に、前記機能を変更前の状態へ戻すことを特徴とする付記4に記載の携帯端末。
(付記6)地上で動作するモードである通常モード、または、水中で動作するモードである水中モードのいずれかのモードによって動作するカメラをさらに備え、
前記機能制御部は、前記監視部によって前記キーの連続押下時間が前記押下時間閾値以上であると検知された場合に、前記カメラを水中モードで動作するように制御することを特徴とする付記4または5に記載の携帯端末。
(付記7)前記機能制御部は、前記監視部によって前記キーの連続押下時間が前記押下時間閾値以上であると検知された場合に、ネットワーク機能を停止することを特徴とする付記4〜6のいずれか一つに記載の携帯端末。
(付記8)情報を入力するための複数のキーを含む入力部を有する携帯端末を制御する携帯端末制御方法であって、
前記携帯端末が、
前記キーが押下され続けた場合に、前記キーごとに押下時間閾値を記憶する閾値記憶部から、押下され続けたキーに対応付けて記憶されている押下時間閾値を取得し、前記キーが押下され続けた時間である連続押下時間が、前記閾値記憶部から取得した押下時間閾値以上であるか否かを監視する監視ステップと、
前記監視ステップによって前記キーの連続押下時間が前記押下時間閾値以上であると検知された場合に、該キーからの入力を無効にする無効化ステップと
を含んだことを特徴とする携帯端末制御方法。
(付記9)情報を入力するための複数のキーを含む入力部を有する携帯端末を制御する携帯端末制御プログラムであって、
前記キーが押下され続けた場合に、前記キーごとに押下時間閾値を記憶する閾値記憶部から、押下され続けたキーに対応付けて記憶されている押下時間閾値を取得し、前記キーが押下され続けた時間である連続押下時間が、前記閾値記憶部から取得した押下時間閾値以上であるか否かを監視する監視手順と、
前記監視手順によって前記キーの連続押下時間が前記押下時間閾値以上であると検知された場合に、該キーからの入力を無効にする無効化手順と
をコンピュータに実行させることを特徴とする携帯端末制御プログラム。
100 携帯端末
110 表示部
121 キー入力部
122 サイドキー入力部
130 カメラ
140 カメラ制御部
150 無線部
160 ネットワーク制御部
170 閾値記憶部
180 監視制御部
190 端末ソフト制御部
1000 コンピュータ
1010 RAM
1020 キャッシュ
1030 HDD
1031 閾値データ
1040 ROM
1041 監視プログラム
1042 無効化プログラム
1050 CPU
1051 監視プロセス
1052 無効化プロセス
1060 入力装置
1070 バス

Claims (3)

  1. 情報を入力するための複数のキーを有する入力部と、
    前記キーごとに所定の時間である押下時間閾値と、前記押下時間閾値の水準を示す加圧レベルとを記憶する閾値記憶部と、
    前記キーが押下され続けた時間である連続押下時間が、該キーに対応付けて前記閾値記憶部に記憶されている押下時間閾値以上であるか否かを監視する監視部と、
    前記監視部によって前記キーの連続押下時間が前記押下時間閾値以上であると検知された場合に、前記閾値記憶部から、該キーに対応する加圧レベルと同一の加圧レベルであるキーを取得し、取得したキーからの入力を無効にする無効化部と
    を備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記監視部によって前記キーの連続押下時間が前記押下時間閾値以上であると検知された場合に、当該の携帯端末によって提供される機能を変更するように制御する機能制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 地上で動作するモードである通常モード、または、水中で動作するモードである水中モードのいずれかのモードによって動作するカメラをさらに備え、
    前記機能制御部は、前記監視部によって前記キーの連続押下時間が前記押下時間閾値以上であると検知された場合に、前記カメラを水中モードで動作するように制御することを特徴とする請求項に記載の携帯端末。
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