JP5271582B2 - コンテンツデータ処理装置およびコンテンツデータ処理方法ならびにコンテンツデータ共有システム - Google Patents

コンテンツデータ処理装置およびコンテンツデータ処理方法ならびにコンテンツデータ共有システム Download PDF

Info

Publication number
JP5271582B2
JP5271582B2 JP2008084337A JP2008084337A JP5271582B2 JP 5271582 B2 JP5271582 B2 JP 5271582B2 JP 2008084337 A JP2008084337 A JP 2008084337A JP 2008084337 A JP2008084337 A JP 2008084337A JP 5271582 B2 JP5271582 B2 JP 5271582B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content data
data processing
reception sensitivity
image data
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008084337A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009239709A (ja
Inventor
義明 中島
博規 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2008084337A priority Critical patent/JP5271582B2/ja
Publication of JP2009239709A publication Critical patent/JP2009239709A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5271582B2 publication Critical patent/JP5271582B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、放送波データなどのデータを視聴するコンテンツデータ処理装置およびコンテンツデータ処理方法ならびにコンテンツデータ共有システムに関する。
現在、アナログテレビ放送、地上デジタル放送、ワンセグ放送、デジタルラジオ放送などを用いて、多くのコンテンツが電波で放送され、ユーザはそれぞれの放送を受信することができる受信機器を用意することで自由に視聴、記録を行うことができる。例えば、特許文献1(特開2007−165993号公報)には、デジタルテレビ放送は、アナログテレビ放送波のそれぞれを受信し、録画することができる携帯情報端末装置について記載されている。
特開2005−12398号公報
しかしながら、視聴、録画を行う際に、アンテナ受信環境がよくない場合には良好な画質の映像の視聴、録画が困難であるという問題がある。特許文献1に記載されている携帯情報端末装置では、それぞれアンテナが備え付けられているものの、一つの装置に備え付けられているため、受信環境にそれほど大差なく、やはり良好な画質の映像の視聴、録画は困難であると考えられる。
そこで、上述の課題を解決するために、本発明は、良質な画質の映像、良質な音質の音楽・楽曲などのコンテンツデータを視聴、聴取、または記録することのできるコンテンツデータ処理装置およびコンテンツデータ処理方法ならびにコンテンツデータ共有システムを提供することを目的とする。
本発明は、ユーザにより指定されたチャネルの放送波を受信する受信手段と、他装置における前記チャネルの放送波の受信感度である他機受信感度を示す感度情報を取得する感度情報取得手段と、前記受信手段により受信されている放送波の自機受信感度と、前記感度情報取得手段により取得される他機受信感度とに基づいて、前記他装置からコンテンツデータを取得するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により取得すると判定された場合には、前記他装置からコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と、前記コンテンツデータ取得手段により、コンテンツデータが取得されない場合には、前記受信手段により受信された放送波に含まれているコンテンツデータを出力し、前記コンテンツデータ取得手段により、コンテンツデータが取得された場合には、前記コンテンツデータ取得手段により取得されたコンテンツデータを出力する出力手段と、を備え、前記判定手段は、前記自機受信感度と視聴可能な限界値を示す自機受信感度限界値との自機差分値と、前記他機受信感度と視聴可能な限界値を示す他機受信感度限界値との他機差分値と、を比較し、自機差分値が他機差分値より小さいと判定する場合であって、前記他機受信感度と視聴可能な限界値を示す他機受信感度限界値との他機差分値が、前記他機受信感度限界値に基づいて予め定められた他機マージン値より小さく、かつ、自機差分値が、前記自機受信感度限界値に基づいて定められた自機マージン値より大きい場合にのみ、前記コンテンツデータ取得手段は、前記他装置からコンテンツデータを取得することなく、前記出力手段は、前記受信手段により受信されたコンテンツデータを出力し、自機差分値が他機差分値より大きいと判定する場合であって、前記自機差分値が自機マージン値より小さく、かつ、他機差分値が他機マージン値より大きい場合にのみ、前記コンテンツデータ取得手段は、前記他装置からコンテンツデータを取得し、前記出力手段は、前記コンテンツデータ取得手段により取得されたコンテンツデータを出力することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザにより指定されたチャネルの放送波を受信し、他装置における前記チャネルの放送波の受信感度である他機受信感度を示す感度情報を取得する。そして、受信されている放送波の自機受信感度と、他機受信感度とに基づいて、他装置からコンテンツデータを取得するか否かを判定する。他装置から取得すると判定された場合には、当該他装置からコンテンツデータを取得し、
取得されたコンテンツデータを出力する。一方、コンテンツデータが取得されない場合には、受信された放送波に含まれているコンテンツデータを出力する。これにより、受信感度に基づいて他装置における受信環境がよいと判定できる場合には、他装置からコンテンツデータを取得することができ、受信感度のよい状態で受信されたコンテンツデータを取得することができる。
また、本発明のコンテンツデータ処理装置における前記判定手段は、前記自機受信感度と視聴可能な限界値を示す自機受信感度限界値との自機差分値と、前記他機受信感度と視聴可能な限界値を示す他機受信感度限界値との他機差分値と、を比較し、自機差分値が他機差分値より小さいと判定する場合であって、前記他機受信感度と視聴可能な限界値を示す他機受信感度限界値との他機差分値が、前記他機受信感度限界値に基づいて予め定められた他機マージン値より小さく、かつ、自機差分値が、前記自機受信感度限界値に基づいて定められた自機マージン値より大きい場合にのみ、前記コンテンツデータ取得手段は、前記他装置からコンテンツデータを取得することなく、前記出力手段は、前記受信手段により受信されたコンテンツデータを出力することが好ましい。
また、本発明のコンテンツデータ処理装置における前記判定手段は、前記自機受信感度と視聴可能な限界値を示す自機受信感度限界値との自機差分値と、前記他機受信感度と視聴可能な限界値を示す他機受信感度限界値との他機差分値と、を比較し、自機差分値が他機差分値より大きいと判定する場合であって、前記自機差分値が、前記自機受信感度限界値に基づいて定められた自機マージン値より小さく、かつ、他機差分値が、前記他機受信感度限界値に基づいて定められた他機マージン値より大きい場合にのみ、前記コンテンツデータ取得手段は、前記他装置からコンテンツデータを取得し、前記出力手段は、前記コンテンツデータ取得手段により取得されたコンテンツデータを出力することが好ましい。
この発明によれば、自機差分値と他機差分値とを比較し、自機差分値が他機差分値より小さいと判定する場合であって、他機差分値が他機マージン値より小さく、かつ、自機差分値が自機マージン値より大きい場合にのみ、他装置からコンテンツデータを取得することなく、受信されたコンテンツデータを出力する。一方、自機差分値が他機差分値より大きいと判定する場合であって、自機差分値が自機マージン値より小さく、かつ、他機差分値が他機マージン値より大きい場合にのみ、他装置からコンテンツデータを取得し、取得されたコンテンツデータを出力する。これにより、自装置および他装置における受信環境の相対的な環境に基づいていずれのコンテンツデータがよりよい受信環境で取得されたものであるかを判定することができる。
また、本発明のコンテンツデータ処理装置は、
X:自装置の受信感度を示す自機受信感度
X1:自装置において視聴可能な限界値を示す自機受信感度限界値に自機マージン値を加算して得られる自機受信感度閾値
X2:視聴可能な限界値を示す受信感度限界値
α:自装置において受信したコンテンツデータの自機解像度
Y:他装置の受信感度を示す他機受信感度
Y1:他装置において視聴可能な限界値を示す他機受信感度限界値に他機マージン値を加算して得られる他機受信感度閾値
Y2:他装置において視聴可能な限界値を示す他機受信感度限界値
β:他装置において受信したコンテンツデータの他機解像度
とした場合において、
判定手段により、X>X1である場合に、 Y>Y1かつβ>αであるときには、他装置からコンテンツデータを取得すると判定され、Y>Y1かつβ≦αであるときには、他装置からコンテンツデータを取得せずと判定され、X1≧X>X2である場合に、Y>Y1であるときには、他装置からコンテンツデータを取得すると判定され、Y1≧Y>Y2かつ((X−X1)×α/(X1−X2))≧((Y−Y1×β/(Y1−Y2))であるときには、他装置からのコンテンツデータを取得せずと判定され、Y1≧Y>Y2かつ((X−X1)×α/(X1−X2))<((Y−Y1×β/(Y1−Y2))であるときには、他装置からコンテンツデータを取得すると判定され、Y2≧Yであるときには、他装置からのコンテンツデータを取得せずと判定され、X2≧Xである場合に、Y≧Y2であるときには、他装置からのコンテンツデータを取得するすると判定されることが好ましい。
この発明によれば、自装置および他装置のそれぞれの受信環境に加えて、自装置および他装置にて表示可能な解像度を考慮して、いずれの装置で受信されたコンテンツデータを出力するようにするかを判定することができる。これにより、受信環境が悪くても解像度がよいコンテンツデータのほうが視覚的にはきれいなコンテンツデータとして捉えることができ、より適切なコンテンツデータを取得することができる。
また、本発明のコンテンツデータ処理装置において、前記コンテンツデータ取得手段は、前記他装置が使用中である場合には、その旨を受信することが好ましい。
また、本発明のコンテンツデータ処理装置は、他装置が使用中である場合には、その旨を受信することで、コンテンツデータが取得できなかった場合においても他装置における状態をユーザは把握することができる。
また、本発明のコンテンツデータ処理装置は、複数ある他装置における放送信号の種別を示す種別情報をそれぞれ取得する種別取得手段をさらに備え、前記種別取得手段により取得された種別情報にしたがって、一の他装置を決定し、当該一の他装置から前記感度情報取得手段は、他機受信感度情報を取得することが好ましい。
また、本発明は、取得された種別情報にしたがって、一の他装置を決定し、当該一の他装置から他機受信感度情報を取得することで、例えば、地上デジタル放送で受信したハイビジョンのコンテンツデータに限定して取得したといった場合、又は、種別情報(解像度、ワンセグ、12セグ)から選別して12セグに限定したコンテンツデータの取得といった場合に適用することができ、より使い勝手のよい装置を実現することができる。
ところで、本発明は、上記のようにコンテンツデータ処理装置の発明として記述できる他に、以下のように、コンテンツデータ共有システム、コンテンツデータ処理方法の発明としても記述することができる。これらはカテゴリーが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用・効果を奏する。
本発明のコンテンツデータ共有システムは、上記コンテンツデータ処理装置と、コンテンツデータ処理装置からの要求に応じて受信感度情報およびコンテンツデータを提供し、他装置として機能するコンテンツデータ処理装置とを含んでいる。
また、本発明のコンテンツデータ処理方法は、ユーザにより指定されたチャネルの放送波を受信する受信ステップと、他装置における前記チャネルの放送波の受信感度である他機受信感度を示す感度情報を取得する感度情報取得ステップと、前記受信ステップにより受信されている放送波の自機受信感度と、前記感度情報取得ステップにより取得される他機受信感度とに基づいて、前記他装置からコンテンツデータを取得するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより取得すると判定された場合には、前記他装置からコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得ステップと、前記コンテンツデータ取得ステップにより、コンテンツデータが取得されない場合には、前記受信ステップにより受信された放送波に含まれているコンテンツデータを出力し、前記コンテンツデータ取得ステップにより、コンテンツデータが取得された場合には、前記コンテンツデータ取得ステップより取得されたコンテンツデータを出力する出力ステップと、を備え、前記判定ステップにおいて、前記自機受信感度と視聴可能な限界値を示す自機受信感度限界値との自機差分値と、前記他機受信感度と視聴可能な限界値を示す他機受信感度限界値との他機差分値と、を比較し、自機差分値が他機差分値より小さいと判定する場合であって、前記他機受信感度と視聴可能な限界値を示す他機受信感度限界値との他機差分値が、前記他機受信感度限界値に基づいて予め定められた他機マージン値より小さく、かつ、自機差分値が、前記自機受信感度限界値に基づいて定められた自機マージン値より大きい場合にのみ、前記コンテンツデータ取得ステップにおいて、前記他装置からコンテンツデータを取得することなく、前記出力ステップにおいて、前記受信ステップにより受信されたコンテンツデータを出力し、自機差分値が他機差分値より大きいと判定する場合であって、前記自機差分値が自機マージン値より小さく、かつ、他機差分値が他機マージン値より大きい場合にのみ、前記コンテンツデータ取得ステップにおいて、前記他装置からコンテンツデータを取得し、前記出力ステップにおいて、前記コンテンツデータ取得ステップにより取得されたコンテンツデータを出力することを特徴とする。
この発明によれば、受信感度のよい状態で受信されたコンテンツデータを取得することができる。よって、ユーザは、画質のよい映像、音質のよい音楽・楽曲を視聴、聴取、または記録することができる。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の画像データ処理装置を用いた画像共用システムのシステム構成を示すブロック図である。図1に示すように、この画像共用システムは、画像データ処理装置100および画像データ処理装置200を含んでおり、例えば、家屋などのエリアHに配置されている。画像データ処理装置100は、例えば携帯電話などの移動体端末であって、地上デジタル放送を受信し、デジタルテレビを表示することができるものであり、映像データを画像データ処理装置200に対して要望する要望元機器としての機能を有する。また、画像データ処理装置200は、パソコンなどの据置型端末であって、画像データ処理装置100と同様に地上デジタル放送を受信し表示することができるものであり、画像データ処理装置100に映像データを提供する要望先機器として機能する。例えば、画像データ処理装置100において、障害物などのため自機で受信している放送波の受信感度が悪く、ノイズ等により映像が乱れている場合には、画像データ処理装置200から映像データを取得することができるように構成されている。なお、本実施形態においては、受信する放送として地上デジタル放送を受信することを例示しているがこれに限るものではなく、コンテンツデータを含んだ放送波であれば、アナログテレビ放送であてもよく、また音声データのみを放送するラジオ放送などを受信するものでもよい。
以下、この画像データ処理装置100の詳細な構成について説明する。図2は、本実施形態の画像データ処理装置100の機能構成を示すブロック図である。この画像データ処理装置100は、映像・音声放送受信部101(受信手段)、処理部102、出力部107(出力手段)、保存部108、NW接続部109、および録画予約リスト保存部110を含んで構成されている。さらに処理部102は、映像・音声処理部103、感度情報取得部104(感度情報取得手段、種別取得手段)、受信環境判定部105(判定手段)、映像データ取得部106(コンテンツデータ取得手段)を含んで構成されている。この画像データ処理装置100は、図3に示すようなハードウェア構成により実現される。
図3は、画像データ処理装置100のハードウェア構成図である。図2に示される画像データ処理装置100は、物理的には、図3に示すように、CPU11、主記憶装置であるRAM12及びROM13、入力デバイスであるキーボード及びマウス等の入力装置14、ディスプレイ等の出力装置15、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール16、ハードディスク等の補助記憶装置17、放送波受信装置18などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図2において説明した各機能は、図3に示すCPU11、RAM12等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御のもとで入力装置14、出力装置15、通信モジュール16、放送波受信装置18を動作させるとともに、RAM12や補助記憶装置17におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、図2示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
映像・音声放送受信部101は、放送局300から放送されるテレビ放送波を受信する部分である。
処理部102は、映像・音声放送受信部101により受信された映像・音声データを含んだテレビ放送波を処理し、処理された映像・音声データを出力部107に出力する部分であり、出力部107は、入力された映像データおよび音声データをディスプレイに表示することで、テレビ番組を表示することができる。
また、処理部102は、画像データ処理装置200との間で、映像データの共有化処理を行う部分であり、映像・音声放送受信部101により受信された放送波の受信感度が悪い場合には、画像データ処理装置200において受信されている同じチャンネルの放送波の受信感度を取得する。そして、自機における受信感度および画像データ処理装置200における受信感度の受信状態に基づいて、画像データ処理装置200から映像データを取得し、出力部107に出力する。なお、受信感度のほかに、SN比などいわゆる受信レベルを表すことができる基準値に基づいて判定するものであれば、受信感度に限定するものではない。以下、この処理部102の詳細な構成について説明する。
映像・音声処理部103は、ユーザにより指定されたチャンネル情報に基づいて映像・音声放送受信部101により受信された放送波を処理して映像データを取得し、この映像データを出力部107に出力する部分である。また、映像・音声処理部103は、視聴が開始されると、感度情報取得部104に対して、視聴しているチャンネル情報の受信感度の要望信号を出力するよう指示を行う。
感度情報取得部104は、映像・音声処理部103において処理された映像データのチャンネル情報を取得し、画像データ処理装置200における当該チャンネル情報の放送波の受信感度を取得する部分である。感度情報取得部104は、画像データ処理装置200に対してチャンネル情報についての受信感度の要望信号を出力し、画像データ処理装置200から当該チャンネル情報の受信感度を取得する。また、感度情報取得部104は、画像データ処理装置200から視聴中である旨の通知情報を受信すると、その旨を映像・音声処理部103を介して出力部107に出力する。
なお、感度情報取得部104は、一の画像データ処理装置200に対して感度情報の要望処理を行うことなく、複数の画像データ処理装置200に対して感度情報の要望処理を行うようにしてもよく、また映像共有システムにおける要望先としての機能を有する装置を検索することにより、所定の画像データ処理装置200を選別し、その選別した画像データ処理装置200のみに対して感度情報を取得するようにしても良い。例えば、感度情報取得部104は、放送信号の種別(解像度、ワンセグ、12セグ)に基づいて、12セグ(地上デジタル放送)を受信可能な画像データ処理装置200を選別するようにしてもよい。
そして、感度情報取得部104は、検索の結果、要望先機器としての画像データ処理装置200を検索することができた場合にはその旨をユーザに報知することが好ましい。また、できなかった場合にもその旨をユーザに報知しても良い。
受信環境判定部105は、感度情報取得部104において取得された受信感度と自機における受信感度とに基づいて、画像データ処理装置100または画像データ処理装置200のいずれにおいて取得された映像データを表示させるかを判定する部分である。具体的には、受信環境判定部105は、判定テーブルを備え、画像データ処理装置100における受信感度限界値と実際の受信感度との差分値と、画像データ処理装置100における受信感度限界値に基づいて定められたマージン値との比較結果、および画像データ処理装置200における受信感度限界値と受信感度との差分値と、画像データ処理装置200における受信感度限界値に基づいて定められたマージン値との比較結果に基づいていずれの映像データを表示させるかを判定する。
なお、本実施形態において、受信感度限界値とは、画像データ処理装置100または画像データ処理装置200で受信する放送波の受信感度における視聴可能な限界値を示す値であって、多少のノイズなどは混在するものの視聴するに耐えうる映像データを取得することができる程度の受信感度である。この受信感度限界値は、機器毎に製造メーカ等により予め設定される値である(ユーザにより予め又は必要に応じて設定されても良い)。また、マージン値とは、当該マージン値を受信感度限界値に加算した受信感度で受信した場合、ノイズなどが全くない映像データを得ることができるように定められた値である。このマージン値もユーザにより予め設定される値である。
図4に、受信環境判定部105に備えられている判定テーブルを示す。図4(a)がA≦Cである場合の判定テーブルを示し、図4(b)がA>Cである場合の判定テーブルを示す。
A:自機器(画像データ処理装置100)における受信感度限界値と実際に受信している受信感度との差分値
B:自機器(画像データ処理装置100)における受信感度限界値からのマージン値
C:他機器(画像データ処理装置200)における受信感度限界値と実際に受信している受信感度との差分値
D:他機器(画像データ処理装置200)における受信感度限界値からのマージン値
このようにA〜Dを定めた場合において、図4(a)に示すように、A≦Cである場合には、以下の通り判定処理がなされる。
A>BかつC>Dである場合、またはA≦BかつC>Dである場合には、他機器である画像データ処理装置200から映像データを取得するように判定される。
また、A>BかつC≦Dである場合には、自機器である画像データ処理装置100が受信している放送波の映像データを視聴可能に処理するよう判定される。なお、他機器との比較処理を1回行うとともに、その旨をユーザに報知するように判定される。1回だけ比較処理を行うようにする理由としては、たまたま画像データ処理装置200において受信環境が悪化していただけの可能性があり、再度比較判断を行うことが好ましいためである。
また、A<BかつC≦Dである場合、他機器である画像データ処理装置200から映像データを取得するように判定されるとともに、絶えず、報知を行い他機器である画像データ処理装置200から受信感度を取得し、比較するように処理するよう判定される。
また、図4(b)に示すように、A>Cである場合には、以下の通り判定処理がなされる。
A>BかつC>Dである場合には、自機器である画像データ処理装置100において受信している放送波の映像データを視聴可能に処理するように判定される。
また、A≦BかつC>Dである場合には、他機器である画像データ処理装置200から映像データを取得するように判定される。
また、A>BかつC≦Dである場合には、自機器である画像データ処理装置100が受信している放送波の映像データを視聴可能に処理するよう判定される。なお、他機器との比較処理を1回行うとともに、その旨をユーザに報知するように判定される。1回だけ比較処理を行うようにする理由としては、たまたま画像データ処理装置200において受信環境が悪化していただけの可能性があるため、再度比較判断を行うことが好ましいためである。
また、A≦BかつC≦Dである場合、自機器である画像データ処理装置100において受信している放送波の映像データを視聴可能に処理するように判定されるとともに、絶えず、報知を行い他機器である画像データ処理装置200から受信感度を取得し、比較するように処理するよう判定される。
なお、上述の説明では、受信環境判定部105は、自機器における受信感度と他機器における受信感度とを用いて比較判定を行っているが、すでに他機器から映像データを受信し、視聴している場合で、繰り返し他機器を検索し、よりよい映像データを取得しようとしている場合においては、すでに受信されている他機器における受信感度と、感度情報の要望先となる他機器における受信感度とを比較判定することになる。つまり、すでに受信されている他機器(映像データの送信元)が自機器として扱われることになり、他機器の受信感度が自機器の受信感度とみなされ、判定処理される。
映像データ取得部106は、受信環境判定部105において判定された判定結果にしたがって、画像データ処理装置200から映像データを取得し、映像・音声処理部103に出力する部分である。
出力部107は、ディスプレイ、スピーカから構成されている部分であり、映像・音声処理部103にて処理して得た映像データ、または映像データ取得部106により取得された映像データを表示する部分である。
保存部108は、映像・音声処理部103において処理された映像データを保存する部分である。
NW接続部109は、外部端末(例えば、画像データ処理装置200)と通信接続する部分であって、例えば無線LANを用いて外部端末と通信することができる。処理部102において処理された映像データは、NW接続部109を介して出力され、また画像データ処理装置200から送信された映像データは、NW接続部109を介して入力され、処理部102に出力される。
録画予約リスト保存部110は、録画予約の対象となるテレビ番組を記憶する部分であり、この録画予約リストはユーザにより設定されるものである。
このような構成により画像データ処理装置100は、画像データ処理装置200から映像データを取得し、受信感度のよい、きれいな映像データを取得することができる。
つぎに、映像データの要望先機器である画像データ処理装置200について説明する。図5は、本実施形態の画像データ処理装置200の機能構成を示すブロック図である。図5に示すように、画像データ処理装置200は、映像・音声放送受信部201、処理部202、NW接続部207、出力部208、を含んで構成されている。このうち処理部202は、映像・音声処理部203、電源判断部204、受信感度通知部205、使用状態判断部206を含んで構成されている。この画像データ処理装置200は、上述した画像データ処理装置100と同様に、図3において示されるようにCPU、RAM、ROM等からなるハードウェア構成により実現されている。以下、図5に示される各機能構成について説明する。
映像・音声放送受信部201は、放送局300から放送されるテレビ放送波を受信する部分である。
処理部202は、映像・音声放送受信部201により受信されたテレビ放送波を受信し、信号処理し、出力部208に出力する部分である。さらに、処理部202は、画像データ処理装置100からの要求にしたがって、映像・音声放送受信部201にて受信されたテレビ放送波に含まれている映像データを、画像データ処理装置100に転送処理し、また、画像データ処理装置200の電源がオフ状態であれば、電源をオンする処理を行い、また他のチャンネルを視聴中など使用中であれば、その旨を通知する処理を行う部分である。より詳細には以下の構成要素を含んでいる。
映像・音声処理部203は、映像・音声放送受信部201により受信された映像・音声データを含んだテレビ放送波を処理し、処理された映像・音声データを出力部208に出力する部分であり、出力部208は、入力された映像データおよび音声データをディスプレイに表示し、テレビ番組を表示することができる。
また、映像・音声処理部203は、後述するように電源判断部204において画像データ処理装置100からNW接続部207を介して受信感度の要望信号を受信すると、画像データ処理装置100において指定したチャンネル情報に基づいた映像・音声放送受信部201に受信させ、当該チャンネル情報のテレビ放送波の受信感度を計測する。計測した受信感度情報を、受信感度通知部205に出力する。
また、映像・音声処理部203は、NW接続部207を介して、指定されたチャンネル情報の映像データの要求を受けると、指定されたチャンネル情報の映像データを受信するように、映像・音声放送受信部201を制御するとともに、画像データ処理装置100に受信した映像データを送信するように送信する部分である。
また、電源判断部204は、NW接続部207を介して画像データ処理装置100において指定されたチャンネル情報の受信感度の要求を受けると、画像データ処理装置200の電源がオン状態であるか否かを判断し、オフであった場合には、電源をオンとする処理を行う部分である。さらに、電源判断部204は、電源をオン状態にすると、映像・音声処理部203において、受信感度の要求を出力する。
受信感度通知部205は、映像・音声処理部203により計測された受信感度を、NW接続部207を介して画像データ処理装置100に通知する部分である。
使用状態判断部206は、電源判断部204において電源がオンと判断され、かつ映像・音声処理部203において他のチャンネルをユーザが視聴中であると判断されると、画像データ処理装置200は使用中であると判断でき、その旨をNW接続部207を介して画像データ処理装置100に通知する部分である。なお、映像・音声処理部203においては、他のチャンネル情報に従った映像データを出力部208に出力している場合に、ユーザはそのチャンネル情報に従った映像データを視聴していると判断できる。
また、使用状態判断部206は、使用の状態に応じて使用中である旨を通知するか、画像データ処理装置100からの要望に応じたチャンネルの受信処理を行うかを切り替えるようにしてもよい。例えば、使用の状態として、画像データ処理装置200がチューナを2つ備え、裏番組を録画しているなどの使用状態であるときには、使用しても差し支えないため、使用中である旨を通知することなく、要望に応じた受信処理を行うことが好ましい。
NW接続部207は、画像データ処理装置100と通信接続する部分であり、例えばワイヤレスLANを用いて通信接続し、映像データ(音声データを含む)を送信することができる。
出力部208は、映像・音声処理部203において処理された映像データ、音声データをユーザに出力する部分であり、例えば、ディスプレイ、スピーカから構成されている。
以上の通り、要望先機器として構成されている画像データ処理装置200は、画像データ処理装置100からの要求に応じて、受信感度を通知し、また映像データ、音声データを画像データ処理装置100に送信することができる。
つぎに、このように構成された画像データ処理装置100および画像データ処理装置200における画像共用システムの動作について説明する。図6は、画像共用システムの動作を示すシーケンス図である。
画像データ処理装置100の処理部102においてユーザ操作により視聴開始が指示される(S101)。ここでは、視聴しようとするチャンネルの指定が操作部(図示せず)により指示され、その旨が処理部102から映像・音声放送受信部101に出力される(S102)。そして、映像・音声放送受信部101により指定されたチャンネルにしたがったテレビ放送波が受信されると(S103)、受信された映像データおよび音声データは、処理部102を介して出力部107に出力され、表示される(S104)。
一方、処理部102(感度情報取得部104)においては、NW接続部109を介して、ユーザにより指定されたチャンネルの受信感度に対する要望信号(受信感度要望)が画像データ処理装置200に出力される(S105)。この図6においては、要望信号は、画像データ処理装置200のみに送信されているが、画像データ処理装置200が複数あった場合には、その数だけ要望信号は送信される。なお、要望信号は、全ての画像データ処理装置に対して送信する必要はなく、映像共有システムとして機能することができる画像データ処理装置を検索することで所定の画像データ処理装置のみ送信するようにすれば良い。
画像データ処理装置200において、処理部202(電源判断部204)によりNW接続部207を介して受信感度要望を受信すると、電源のオン・オフ状態が判断される(S106)。ここで電源がオフであった場合には、電源判断部204により電源はオン状態に移行させる。そして、画像データ処理装置100にて指定されたチャンネル情報に従ったチャンネルの受信を行うよう映像・音声放送受信部201に開始指示が出力される(S107)。映像・音声放送受信部201では、指定されたチャンネルのテレビ放送波が受信され(S108)、受信されたテレビ放送波は、処理部202(映像・音声処理部203)に出力される(S109)。
処理部202(映像・音声処理部203)では、映像・音声放送受信部201により受信された放送波に基づいて、受信感度が計測され(S110)、受信感度通知部205に出力される。そして、受信感度通知部205により、NW接続部207を介して、要望チャンネルの受信感度情報が画像データ処理装置100に出力される(S111)。
画像データ処理装置100では、NW接続部109を介して受信された画像データ処理装置200において受信した放送波の受信感度と、映像・音声放送受信部101において受信された放送波の受信感度とを用いた受信環境の比較が、受信環境判定部105により行われる(S112)。この結果、画像データ処理装置200から映像データを取得したほうがよいと、受信環境判定部105により判定されると、そのチャンネル情報の映像データの要望信号が、映像データ取得部106により出力される(S113)。
画像データ処理装置200では、NW接続部207を介して要望信号が受信され、映像・音声処理部203に入力される。映像・音声処理部203では、映像・音声放送受信部201により受信されたテレビ放送波から変換処理され映像データ(音声データ)が抽出される(S114)。そして、抽出された映像データ(音声データ)は、NW接続部207を介して画像データ処理装置100に送信される(S115)。
画像データ処理装置100では、NW接続部109を介して映像データおよび音声データが受信され、映像・音声処理部103により出力部107において表示可能なデータ形式、解像度に変換される(S116)。そして、この変換処理と平行して、映像・音声放送受信部101により受信され、現に出力部107において表示されている映像データの表示処理は終了され(S117)、NW接続部109により受信された映像データが、映像・音声処理部103による変換処理を経て、出力部107に出力され、表示処理される(S118)。
つぎに、映像共有システムにおける他の動作について説明する。図7は、要望先機器である画像データ処理装置200において、他のチャンネル情報のテレビ番組を視聴中であった場合の処理を示すフローチャートである。
図7に示すとおり、視聴開始がなされると、そのテレビ放送波は受信され、表示されるとともに、画像データ処理装置200に対して受信感度要望が出力される(S101〜S105)。そして、電源判断部204において電源のオン、オフの判断がなされる(S106)。ここでは、電源がオンであり、かつ映像・音声放送受信部201および映像・音声処理部203にて、他のチャンネル情報に従ったテレビ放送波が受信され、視聴されており、そのことが映像・音声処理部203にて認識される(S106)。よって、映像・音声処理部203により、画像データ処理装置200において他のチャンネル情報に従ったテレビ放送波の番組が視聴されている旨の通知情報が画像データ処理装置100に出力される(S118)。
画像データ処理装置100(受信環境判定部105)では、その通知を受信すると、視聴中であると判断でき、他の画像データ処理装置あればその画像データ処理装置からの受信環境に基づいて判断するか、または自機器において受信しているテレビ放送波の映像データを継続して表示するようにする。
つぎに、映像共有システムにおけるさらに他の動作について説明する。図8は、所定時間ごとに要望先機器である画像データ処理装置200から受信感度を取得するときの処理を示すシーケンス図である。
図8における処理例では、要望先機器である画像データ処理装置200における受信感度が、画像データ処理装置100と比較して相対的に低く、画像データ処理装置200から映像データを取得してないことを前提にしている。よって、画像データ処理装置100は所定周期ごとに画像データ処理装置200に対して受信感度情報を取得しようとしている。
まず、画像データ処理装置100における感度情報取得部104により、所定周期が経過したことが検出されると(S201)、画像データ処理装置200の受信感度の取得が再度開始される(S202)。周期ごとの受信感度の取得が開始されると、受信感度要望が画像データ処理装置200に出力される(S203)。そして、画像データ処理装置200では、電源判断部204により電源のオン、オフの確認がなされる(S204)。ここで、電源がオフであった場合には、電源がオンにされ、また、電源がオン状態である場合には他の番組を視聴中ではないかが判断される。そして、それぞれ、電源がオンであり、また他の番組を視聴中ではないと判断されると、映像・音声処理部203により、指定されたチャンネル情報のテレビ放送波を受信するよう指示が映像・音声放送受信部201に対してなされる(S205)。映像・音声放送受信部201により所定のチャンネルのテレビ放送波が受信されると(S206)、その放送波が映像・音声処理部203に出力され(S207)、そして受信感度が計測される(S208)。計測された受信感度は、NW接続部207を介して、画像データ処理装置100に出力される(S209)。
その後、画像データ処理装置100においては、図6におけるS112以降の処理と同様に、画像データ処理装置200の受信感度に基づいて、自機器の映像データを視聴対象とするか、画像データ処理装置200の映像データを視聴対象とするかを判断する。
以上の通り、処理することにより、要望先機器である画像データ処理装置100から映像データを取得することができる。なお、上述の例では、要望元機器として画像データ処理装置200は、一つの場合を例に示していたが、一つに限るものではなく、図9に示すように複数あってもよい。図9は、変形例における映像共有システムのシステム構成図である。図9に示すように、画像データ処理装置100および画像データ処理装置200a〜200dは、家屋などのエリアHに配置され、それぞれ相互に通信接続可能に構成されており、任意の画像データ処理装置200x(xはa〜dのいずれか)から映像データを取得することができる。
例えば、画像データ処理装置200a〜200dのうち、いずれか一つを選択するために、図6のS105で示される受信感度要望処理は、画像データ処理装置200aから200dのそれぞれに対して行われる。そして、取得した受信感度のうち一番高い受信感度で受信している画像データ処理装置200xを受信感度の比較対象として、図4の判定テーブルに従った判定処理が行われる。そして、判定処理に従って他機器から取得すべきと判断された場合には、当該一の画像データ処理装置200xに対して映像データの要望を行い、そして、受信感度および映像データを取得するように構成される。なお、一の画像データ処理装置200xを決定するに際して、必ずしも受信感度に基づく必要はなく、画像データ処理装置200xにおける“受信感度−受信感度限界値”で算出される差分値であってもよい。
なお、ここでは、受信感度の大きさに基づいて一の画像データ処理装置200xを決定したが、これに限るものではなく、画像データ処理装置200a〜200dのそれぞれに対して順に、図6のS105〜S112における受信感度の比較処理を行い、取得先となる画像データ処理装置200xを決定するようにしてもよい。この場合、図6のS112の比較処理を行うとすぐに映像データ要望を行うことなく(S113参照)、つぎの画像データ処理装置200xに対して受信感度要望(S105参照)を取得するように構成される必要がある。全ての画像データ処理装置200a〜200dに対して比較処理が終了すると、その中で受信感度などに基づいて一の画像データ処理装置200xを決定する。
例えば、最初、自機器である画像データ処理装置100と他機器である画像データ処理装置200aとを比較する。その結果、画像データ処理装置200aからデータを取得すべきと判断する場合には、つぎに、画像データ処理装置200aと画像データ処理装置200bとを比較する。これを順々に行い、全ての検索された装置を比較することにより、一の画像データ処理装置200xを決定することができる。このような処理を行う場合には、受信環境判定部105は、それぞれの画像データ処理装置200a〜200dにおける受信感度判定のための情報を一時的に記憶しておく必要がある。
同様に、図7における処理についても、画像データ処理装置200a〜200dにおいて、視聴中である場合には、それぞれの装置から視聴中の旨の通知が出力され、画像データ処理装置100はこれを受信することになる。
また、図8における処理については、所定周期ごとに画像データ処理装置200a〜200dに対して受信感度の要望を行うことになる(S203参照)。以降、その受信感度に基づいて一の画像データ処理装置200xを決定するようにしてもよいし、画像データ処理装置200a〜200dの一つずつ順に受信感度比較処理(図8のS112)を行ってもよい。なお、すでに受信している映像データが画像データ処理装置200n(nはaからdのうち任意のもの)から取得されたものである場合には、画像データ処理装置200nにおける受信感度等を比較対照とする。
つぎに、受信環境判定部に105おける判定処理の変形例について説明する。図10は、変形例における判定処理のための基準値を説明するための模式図である。図10(a)は、画像データ処理装置100に対する基準値を示す模式図であり、図10(b)は、画像データ処理装置200に対する基準値を示す模式図である。各図において、視聴状態を3段階に分けた状態を想定しており、(1)ノイズのみで視聴不可の状態、(2)ノイズはあるが視聴はかろうじて可能な状態、(3)ノイズがなく視聴か可能な状態である。
図10(a)において、受信感度閾値X1は、上述の(1)ノイズのみで視聴不可の状態と、(2)ノイズはあるが視聴はかろうじて可能な状態との境界線を規定する基準値であり、受信感度限界値X2は、(2)ノイズはあるが視聴はかろうじて可能な状態と(3)ノイズがなく視聴か可能な状態との境界線を規定する基準値である。それぞれこれら基準値は、ユーザによりその視聴状態もしくは画像データ処理装置100の設置状態に基づいて設定されているものである。また、受信中の映像の解像度としてαが規定されている。解像度としては、ワンセグ解像度:320×240ピクセル、12セグ解像度:1920×1080ピクセル、アナログテレビ解像度:720×480ピクセルなどを想定している。
同様に、図10(b)において、受信感度閾値Y1は、上述の(1)ノイズのみで視聴不可の状態と、(2)ノイズはあるが視聴はかろうじて可能な状態との境界線を規定する基準値であり、受信感度限界値Y2は、(2)ノイズはあるが視聴はかろうじて可能な状態、(3)ノイズがなく視聴が可能な状態の境目を規定する基準値である。それぞれこれら基準値は、ユーザによりその視聴状態もしくは画像データ処理装置200の設置状態に基づいて設定されているものである。また、受信中の映像の解像度としてβが規定されている。解像度の例は、上述αと同様である。
受信環境判定部105は、上述の基準値を以下の条件に当てはめることで、画像データ処理装置100および200における受信環境の良否を判定することができる。
(i)実際に受信されている放送波の受信感度X>受信感度閾値X1である場合に、
Y>Y1 かつ β>α であるときには、画像データ処理装置200から映像データを取得するように判定され、
Y>Y1 かつ β≦α であるときには、画像データ処理装置100の映像データを取得するように判定される。
(ii)また、受信感度限界値X2<受信感度X≦受信感度閾値X1である場合に、
Y>Y1 であるときには、画像データ処理装置200の映像データを取得するように判定され、
Y1≧Y>Y2 かつ (X−X2)×α/(X1−X2)≧(Y−Y2)×β/(Y1−Y2) であるときには、画像データ処理装置100の映像データを取得するように判定され、
Y1≧Y>Y2 かつ (X−X2)×α/(X1−X2)<(Y−Y2)×β/(Y1−Y2) であるときには、画像データ処理装置200の映像データを取得するように判定され、
Y2≧Y であるときには、画像データ処理装置100の映像データを取得するように判定される。
(iii)X2≧Xである場合に、Y≧Y2であるときには、画像データ処理装置200の映像データを取得するように判定する。
受信環境判定部105は、上述の判定基準に従って、判定処理を行うことで、画像データ処理装置100および画像データ処理装置200における解像度に応じた判定処理を行うことができ、画像データ処理装置100はより適切な映像データを取得することができる。
なお、上述判断基準(ii)(iii)では、所定周期で他の画像データ処理装置200に対して映像データの取得処理を行うとともに報知処理を行うよう、画像データ処理装置100は構成されている。
また、この変形例に従った判定処理を行う場合には、感度情報取得部104は、画像データ処理装置200から受信感度とともに解像度情報を取得する。そして、受信環境判定部105は、画像データ処理装置200の受信感度および解像度情報に基づいて上述の判定処理を行うことができる。
つぎに、本実施形態の画像データ処理装置100および画像データ処理装置200を含む映像共有システムの作用効果について説明する。この画像データ処理装置100においては、映像・音声放送受信部101がユーザにより指定されたチャネルの放送波を受信し、一方で、ユーザの視聴の指示に合わせて、感度情報取得部104が、他装置である画像データ処理装置200における、指定されたチャネルの放送波の受信感度情報を取得する。そして、受信環境判定部105は、画像データ処理装置100において受信されている放送波の受信感度と、画像データ処理装置200における受信感度とに基づいて、画像データ処理装置200から映像データを取得するか否かを判定する。
受信環境判定部105が、画像データ処理装置200から取得すると判定した場合には、映像データ取得部106は当該画像データ処理装置200から映像データを取得し、出力部107は取得された映像データを表示する。一方、映像データが取得されない場合には、受信された放送波に含まれている映像データを出力する。これにより、受信感度に基づいて画像データ処理装置200における受信環境がよいと判定できる場合には、画像データ処理装置100(映像データ取得部106)は、この画像データ処理装置200から映像データを取得することができ、つまり、受信感度のよい状態で受信された映像データを取得することができる。
また、この画像データ処理装置100は、受信環境判定部105が備えている判定テーブルにしたがって、以下のとおりに受信環境を判定する。すなわち、自機差分値と他機差分値とを比較し、自機差分値が他機差分値より小さいと判定する場合であって、他機差分値が他機マージン値より小さく、かつ、自機差分値が自機マージン値より大きいと判定できる場合のみ、映像データ取得部106は、画像データ処理装置200から映像データを取得することなく、出力部107は、映像・音声放送受信部101により受信された映像データを表示する。
一方、自機差分値が他機差分値より大きいと判定する場合であって、自機差分値が自機マージン値より小さく、かつ、他機差分値が他機マージン値より大きいと判定される場合にのみ、映像データ取得部106は、画像データ処理装置200から映像データを取得し、出力部107は取得された映像データを表示する。これにより、自装置(画像データ処理装置100)および他装置(画像データ処理装置200)における受信環境の相対的な環境に基づいていずれの映像データがよりよい受信環境で取得されたものであるかを判定することができる。
また、画像データ処理装置100において、感度情報取得部104は、画像データ処理装置200が使用中である場合には、その旨を受信することができ、映像データが取得できなかった場合においても画像データ処理装置200における状態をユーザは把握することができる。
また、画像データ処理装置100において、感度情報取得部104は、受信感度とともに、放送波の種別情報を取得し、これにしたがって、一の画像データ処理装置200を決定することができる。よって、当該一の画像データ処理装置200から受信感度情報を取得することで、例えば、地上デジタル放送で受信したハイビジョンのコンテンツデータに限定して取得したといった場合に適用することができ、より使い勝手のよい装置を実現することができる。
また、変形例における画像データ処理装置100においては、画像データ処理装置100および画像データ処理装置200のそれぞれの受信環境に加えて、画像データ処理装置100および画像データ処理装置200にて表示可能な解像度を考慮して、いずれの装置で受信されたコンテンツデータを出力するようにするかを判定することができる。これにより、受信環境が悪くても解像度がよいコンテンツデータのほうが視覚的にはきれいなコンテンツデータとして捉えることができ、より適切なコンテンツデータを取得することができる。
本実施形態の画像データ処理装置を用いた画像共用システムのシステム構成を示すブロック図である。 本実施形態の画像データ処理装置100の機能構成を示すブロック図である。 画像データ処理装置100のハードウェア構成図である。 受信環境判定部105に備えられている判定テーブルである。 本実施形態の画像データ処理装置200の機能構成を示すブロック図である。 画像共用システムの動作を示すシーケンス図である。 画像データ処理装置200が視聴中であった場合の処理を示すフローチャートである。 所定時間ごとに画像データ処理装置200から受信感度を取得するときの処理を示すシーケンス図である。 変形例を示す映像共有システムのシステム構成図である。 他の変形例における判定処理のための基準値を説明するための模式図である。
符号の説明
100…画像データ処理装置、101…映像・音声放送受信部、102…処理部、103…映像・音声処理部、104…感度情報取得部、105…受信環境判定部、106…映像データ取得部、107…出力部、108…保存部、109…接続部、110…録画予約リスト保存部、200…画像データ処理装置、200a…画像データ処理装置、200x…画像データ処理装置、201…映像・音声放送受信部、202…処理部、203…映像・音声処理部、204…電源判断部、205…受信感度通知部、206…使用状態判断部、207…接続部、208…出力部。

Claims (5)

  1. ユーザにより指定されたチャネルの放送波を受信する受信手段と、
    他装置における前記チャネルの放送波の受信感度である他機受信感度を示す感度情報を取得する感度情報取得手段と、
    前記受信手段により受信されている放送波の自機受信感度と、前記感度情報取得手段により取得される他機受信感度とに基づいて、前記他装置からコンテンツデータを取得するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により取得すると判定された場合には、前記他装置からコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と、
    前記コンテンツデータ取得手段により、コンテンツデータが取得されない場合には、前記受信手段により受信された放送波に含まれているコンテンツデータを出力し、前記コンテンツデータ取得手段により、コンテンツデータが取得された場合には、前記コンテンツデータ取得手段により取得されたコンテンツデータを出力する出力手段と、
    を備え
    前記判定手段は、前記自機受信感度と視聴可能な限界値を示す自機受信感度限界値との自機差分値と、前記他機受信感度と視聴可能な限界値を示す他機受信感度限界値との他機差分値と、を比較し、
    自機差分値が他機差分値より小さいと判定する場合であって、前記他機受信感度と視聴可能な限界値を示す他機受信感度限界値との他機差分値が、前記他機受信感度限界値に基づいて予め定められた他機マージン値より小さく、かつ、自機差分値が、前記自機受信感度限界値に基づいて定められた自機マージン値より大きい場合にのみ、前記コンテンツデータ取得手段は、前記他装置からコンテンツデータを取得することなく、前記出力手段は、前記受信手段により受信されたコンテンツデータを出力し、
    自機差分値が他機差分値より大きいと判定する場合であって、前記自機差分値が自機マージン値より小さく、かつ、他機差分値が他機マージン値より大きい場合にのみ、前記コンテンツデータ取得手段は、前記他装置からコンテンツデータを取得し、前記出力手段は、前記コンテンツデータ取得手段により取得されたコンテンツデータを出力する
    ことを特徴とするコンテンツデータ処理装置。
  2. 前記コンテンツデータ取得手段は、
    前記他装置が使用中である場合には、その旨を受信することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ処理装置。
  3. 複数ある他装置における放送信号の種別を示す種別情報をそれぞれ取得する種別取得手段をさらに備え、
    前記種別取得手段により取得された種別情報にしたがって、一の他装置を決定し、当該一の他装置から前記感度情報取得手段は、他機受信感度情報を取得することを特徴とする
    請求項1からのいずれか1項に記載のコンテンツデータ処理装置。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載のコンテンツデータ処理装置と、前記コンテンツデータ処理装置からの要求に応じて受信感度情報およびコンテンツデータを提供し、他装置として機能するコンテンツデータ処理装置とを含むコンテンツ共有システム。
  5. ユーザにより指定されたチャネルの放送波を受信する受信ステップと、
    他装置における前記チャネルの放送波の受信感度である他機受信感度を示す感度情報を取得する感度情報取得ステップと、
    前記受信ステップにより受信されている放送波の自機受信感度と、前記感度情報取得ステップにより取得される他機受信感度とに基づいて、前記他装置からコンテンツデータを取得するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより取得すると判定された場合には、前記他装置からコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得ステップと、
    前記コンテンツデータ取得ステップにより、コンテンツデータが取得されない場合には、前記受信ステップにより受信された放送波に含まれているコンテンツデータを出力し、前記コンテンツデータ取得ステップにより、コンテンツデータが取得された場合には、前記コンテンツデータ取得ステップより取得されたコンテンツデータを出力する出力ステップと、
    を備え
    前記判定ステップにおいて、前記自機受信感度と視聴可能な限界値を示す自機受信感度限界値との自機差分値と、前記他機受信感度と視聴可能な限界値を示す他機受信感度限界値との他機差分値と、を比較し、
    自機差分値が他機差分値より小さいと判定する場合であって、前記他機受信感度と視聴可能な限界値を示す他機受信感度限界値との他機差分値が、前記他機受信感度限界値に基づいて予め定められた他機マージン値より小さく、かつ、自機差分値が、前記自機受信感度限界値に基づいて定められた自機マージン値より大きい場合にのみ、前記コンテンツデータ取得ステップにおいて、前記他装置からコンテンツデータを取得することなく、前記出力ステップにおいて、前記受信ステップにより受信されたコンテンツデータを出力し、
    自機差分値が他機差分値より大きいと判定する場合であって、前記自機差分値が自機マージン値より小さく、かつ、他機差分値が他機マージン値より大きい場合にのみ、前記コンテンツデータ取得ステップにおいて、前記他装置からコンテンツデータを取得し、前記出力ステップにおいて、前記コンテンツデータ取得ステップにより取得されたコンテンツデータを出力する
    ことを特徴とするコンテンツデータ処理方法。
JP2008084337A 2008-03-27 2008-03-27 コンテンツデータ処理装置およびコンテンツデータ処理方法ならびにコンテンツデータ共有システム Expired - Fee Related JP5271582B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008084337A JP5271582B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 コンテンツデータ処理装置およびコンテンツデータ処理方法ならびにコンテンツデータ共有システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008084337A JP5271582B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 コンテンツデータ処理装置およびコンテンツデータ処理方法ならびにコンテンツデータ共有システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009239709A JP2009239709A (ja) 2009-10-15
JP5271582B2 true JP5271582B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=41253111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008084337A Expired - Fee Related JP5271582B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 コンテンツデータ処理装置およびコンテンツデータ処理方法ならびにコンテンツデータ共有システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5271582B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004186962A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Sharp Corp 無線通信端末装置、通信端末装置、サーバ装置、及び放送情報提供システム
JP2003298541A (ja) * 2003-02-17 2003-10-17 Hitachi Ltd デジタル放送補完方法およびデジタル放送受信システム
JP2006211423A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Ntt Docomo Inc 移動通信端末および放送情報受信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009239709A (ja) 2009-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8973078B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and information processing program
KR100850198B1 (ko) 휴대용 단말기에서 디지털 방송 정보를 제공하기 위한 장치및 방법
US20070129062A1 (en) Broadcast content request for mobile devices
US9277267B2 (en) Content output system, information display apparatus, content output apparatus, and content information display method
US7551918B2 (en) Mobile device control of mobile television broadcast signals to multiple destinations
US20070288954A1 (en) Wallpaper setting apparatus and method for audio channel in digital multimedia broadcasting service
JP2006311249A (ja) 放送受信機、放送受信制御プログラム及び受信チャンネル切り替え方法
US20070099560A1 (en) Mobile device control of mobile television broadcast signals to alternate destinations
JP5223543B2 (ja) コミュニケーションシステム、放送受信機、サーバ装置、及びコンピュータプログラム
JP2005260289A (ja) 画像表示装置および画像表示方法
EP1903793A2 (en) Method for switching a channel of an image display device and apparatus therefore
JP2008283406A (ja) 携帯機器
US20060061696A1 (en) Signal reproduction apparatus and signal reproduction method
CN101662618B (zh) 信息处理装置和操作设置方法
JP5073591B2 (ja) 音声出力装置、システム、及び方法
JP5271582B2 (ja) コンテンツデータ処理装置およびコンテンツデータ処理方法ならびにコンテンツデータ共有システム
JP2007166638A (ja) 就寝予約機能を行うデジタルマルチメディア放送受信装置及びその就寝予約方法
JP2007081816A (ja) 放送受信装置、放送受信方法、放送受信プログラム及びその記録媒体
JP2005333593A (ja) ディジタル放送受信装置
JP4311282B2 (ja) 情報提供システム、情報提供方法、ユーザ端末装置、サーバ装置及びプログラム
JP2006148741A (ja) テレビ電話機能つきテレビジョンセット及びテレビ電話機能つきリモコンセット
KR100663519B1 (ko) 디지털 멀티미디어 방송을 외부의 av 장치로 출력중에도 다른 기능들을 수행할 수 있는 이동 통신 단말기
JP7185594B2 (ja) 情報端末、システム、方法、及びプログラム
JP2012253430A (ja) 電子機器、情報端末装置及び映像表示方法
JP2008244921A (ja) 表示制御システム、表示装置、プログラム及び表示制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120918

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5271582

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees