JP5270340B2 - アルケンまたはエーテルを得るためのアルコールの脱水 - Google Patents
アルケンまたはエーテルを得るためのアルコールの脱水 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5270340B2 JP5270340B2 JP2008524378A JP2008524378A JP5270340B2 JP 5270340 B2 JP5270340 B2 JP 5270340B2 JP 2008524378 A JP2008524378 A JP 2008524378A JP 2008524378 A JP2008524378 A JP 2008524378A JP 5270340 B2 JP5270340 B2 JP 5270340B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- alkyl
- atoms
- substituted
- cation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C41/00—Preparation of ethers; Preparation of compounds having groups, groups or groups
- C07C41/01—Preparation of ethers
- C07C41/09—Preparation of ethers by dehydration of compounds containing hydroxy groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C1/00—Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon
- C07C1/20—Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms
- C07C1/24—Preparation of hydrocarbons from one or more compounds, none of them being a hydrocarbon starting from organic compounds containing only oxygen atoms as heteroatoms by elimination of water
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Pyridine Compounds (AREA)
Description
ここで、
RFは、フッ素化アルキル
(CnF2n−x+1Hx)
ここで、n=1〜12であり、x=0〜7であり、ここでn=1ならば、x=0〜2であるべきであり、および/またはフッ素化された(またはべルフルオロ)アリールまたはアルキルアリールの意味を有する。
RFは好ましくはCF3、C2F5、C3F7またはC4F9を示す。
[NR4]+ (1)
によって表すことができ、
ここで、
Rは、各々、互いに独立に、
H、ここですべての置換基Rが同時にHであってはならない、
1〜20のC原子を有する直鎖または分枝状アルキル、
2〜20のC原子および1または2以上の二重結合を有するアルケニル、
2〜20のC原子および1または2以上の三重結合を有するアルキニル、
3〜7のC原子を有する飽和しているか部分的にまたは完全に不飽和なシクロアルキル、
を示しており、
[PR2 4]+ (2)
によって表すことができ、
ここで、
R2は、各々、互いに独立に、
H、NR’2、
1〜20のC原子を有する直鎖または分枝状アルキル、
2〜20のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖または分枝状アルケニル、
2〜20のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖または分枝状アルキニル、
3〜7のC原子を有する飽和しているか部分的にまたは完全に不飽和なシクロアルキル、
を示しており、
[(R3R4N)−C(=SR5)(NR6R7)]+ (3)、
によって表すことができ、
ここで、
R3からR7は、各々、互いに独立に、
水素、ここで水素はR5については除外される、
1〜20のC原子を有する直鎖または分枝状アルキル、
2〜20のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖または分枝状アルケニル、
2〜20のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖または分枝状アルキニル、
3〜7のC原子を有する、飽和しているか部分的にまたは完全に不飽和なシクロアルキル、
を示しており、
[C(NR8R9)(NR10R11)(NR12R13)]+ (4)
によって表すことができ、
ここで、
R8〜R13は、各々、互いに独立に、
水素、−CN、NR’2、
1〜20のC原子を有する直鎖または分枝状アルキル、
2〜20のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖または分枝状アルケニル、
2〜20のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖または分枝状アルキニル、
3〜7のC原子を有する飽和しているか部分的にまたは完全に不飽和なシクロアルキル、
を示し、
[HetN]+ (5)
のカチオンを用いることが可能であり
ここで
HetN+は、以下の群:
置換基R1’〜R4’は、各々、互いに独立に、
水素、CN、−OR’、−NR’2、−P(O)R’2、−P(O)(NR’2)2、−C(O)R’、
1〜20のC原子を有する直鎖または分枝状アルキル、
2〜20のC原子および1または2以上の二重結合を有する直鎖または分枝状アルケニル、
2〜20のC原子および1または2以上の三重結合を有する直鎖または分枝状アルキニル、
3〜7のC原子を有する飽和した、部分的にまたは完全に不飽和なシクロアルキル、
を示しており、
ここでR1’、R2’、R3’および/またはR4’はまた環系を形成してもよく、ここで1または2以上のR1’〜R4’は、部分的または完全に、ハロゲン、特に−Fおよび/もしくは−Cl、または、−OR’、−CN、−C(O)OH、−C(O)NR’2、−SO2NR’2、−C(O)X、−SO2OH、−SO2Xもしくは−NO2に置換されていてもよく、しかしここでR1’およびR4’は同時にハロゲンに完全に置換されることはできず、そしてここでヘテロ原子に結合されていないR1’〜R4’の1つまたは2つの隣り合わない炭素原子は、群:−O−、−S−、−S(O)−、−SO2−、−C(O)−、−N+R’2−、−C(O)NR’−、−SO2NR’−、−P(O)(NR’2)NR’−、−PR’2=N−または−P(O)R’−から選択された原子あるいは原子団によって置換されていてもよく、ここでR’は、H、フッ素化されていないか部分的にもしくは完全にフッ素化されたC1〜C6−アルキル、C3〜C7−シクロアルキル、または、非置換のもしくは置換したフェニルであってもよく、Xはハロゲンであってもよい。
本発明によると、式(1)〜(5)の化合物に好適な置換基RおよびR2〜R13は、ハロゲンに加えて、好ましくは:C1〜C20−、特にC1〜C14−アルキル基、および、飽和したまたは不飽和の、すなわちまた芳香族の、C3〜C7シクロアルキル基であり、これらはC1〜C6−アルキル基、特にフェニルに置換していてもよい。
[C(NR8R9)(NR10R11)(NR12R13)]+の4つまでの置換基もまた、単環式カチオン、二環式カチオン、または多環式カチオンが形成されるような方法で対で結合していてもよい。
一般的に制限されることなく、それらのグアニジンカチオンの例は以下:
所望の場合、上述のグアニジンカチオンの炭素環または複素環もまた、C1〜C6−アルキル、C1〜C6−アルケニル、NO2、F、Cl、Br、I、OH、C1〜C6−アルコキシ、SCF3、SO2CF3、COOH、SO2NR’2、SO2X’もしくはSO3H、ここでXおよびR’は上述した意味を有する、置換もしくは非置換のフェニル、または置換もしくは非置換の複素環によって置換されていてもよい。
−OCH3、−OCH(CH3)2、−CH2OCH3、−CH2−CH2−O−CH3、−C2H4OCH(CH3)2、−C2H4SC2H5、−C2H4SCH(CH3)2、−S(O)CH3、−SO2CH3、−SO2C6H5、−SO2C3H7、−SO2CH(CH3)2、−SO2CH2CF3、−CH2SO2CH3、−O−C4H8−O−C4H9、−CF3、−C2F5、−C3F7、−C4F9、−C(CF3)3、−CF2SO2CF3、−C2F4N(C2F5)C2F5、−CHF2、−CH2CF3、−C2F2H3、−C3FH6、−CH2C3F7、−C(CFH2)3、−CH2C(O)OH、−CH2C6H5または−P(O)(C2H5)2である。
処理温度はそれ自体は重要なものではなく、通常は0〜170℃、好ましくは20〜120℃である。
Mは、アルカリ金属、アルカリ土類金属ハライド、またはH原子を示し、
Ra、Rb、Rc、Rdは、互いに独立に、随意に置換された脂肪族ラジカルまたは芳香族ラジカルを示し、これらは1または2以上のヘテロ原子を有していてもよく、ここで群Ra〜Rdからの1、2、または3のラジカルはまたHを示してもよく、ここでラジカルRa、Rb、Rcおよび/またはRdの2つ以上は互いに結合していてもよい。
Mの好ましい意味は、H、Li、MgCl、MgBrまたはMgIである。
Reは、非置換かまたはCNおよび/もしくはハロゲンによって一置換もしくは多置換された1〜15のC原子を有するアルキルラジカルを示し、ここでさらに、これらのラジカルにおける1または2以上のCH2基は−O−、−S−、−CH=CH−、−C≡C−、−OC−O−および/または−O−CO−によって置換されていてもよく、ならびに/あるいは、さらに1または2以上のCH基は、2個のO原子が互いに直接に結合しないような方法でNまたはPによって置換されていても、rおよび/またはpが0でない場合はまた、H、ハロゲン、CN、SF5またはNCSによって置換されていてもよく、
a) 1、4−シクロヘキセニレン、または1、4−シクロヘキシレンラジカル、ここで、1または2の隣り合わないCH2基は−O−または−S−によって置換されていてもよい、
b) 1、4−フェニレンラジカル、ここで1または2のCH基はNによって置換されていてもよい、
c) 群:ピペリジン1,4−ジイル、1,4−ビシクロ[2.2.2]オクチレン、フェナントレン−2,7−ジイル、ナフタレン−2,6−ジイル、デカヒドロナフタレン−2,6−ジイル、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジイルからのラジカル、
d) 群:フラン、ピロ−ル、チオフェン、ピラゾ−ル、イミダゾ−ル、1,2−オキサゾ−ル、1,3−オキサゾ−ル、チアゾ−ル、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、2H−ピラン、4H−ピラン、プリン、プテリジン、1H−アゼピン、3H−1,4−ジアゼピン、インド−ル、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、キノリン、イソキノリン、フェナジン、フェノキサジンからの2価のラジカル、
を示し、
ここで、ラジカルa)、b)、c)およびd)は、Re、特にハロゲンおよび//またはCNによって一置換または多置換されていてもよく、
pは0、1、2または3を示し、および
rは0、1または2を示す。
p=r=0、ここでReは、好ましくは1個〜8個のC原子を有する直鎖または分枝状アルキルラジカルであり、これは、−CNによって一置換および/またはハロゲンによって一置換もしくは多置換されていてもよく、
r=1およびp=0、1または2である。
Raは配位子、例えば有機金属錯体中のシクロペンタジエニル系の配位子の構成物質であってもよい。
上記のおよび下記において、例えばA0、Z0、A1、Reなどの1回以上現れる基および置換基は、各々、同一の意味を有していても異なる意味を有してもよい。
特に好ましくは、RdはHであり、Rbおよび/またはRcはH以外の意味を有する。RbおよびRcは非常に特に好ましくはHとは異なっている。
式中、
Rfは、Reについて示された意味の1つを有し、
A2は、A0、A1について示された意味の1つを有し、
Z1は、Z0について示された意味の1つを有し、
qは0、1、2または3を示し、および
RaおよびMは、上記および下記の意味を有する。
本発明にかかる混合物における少なくとも1種の酸の比率は、上述の範囲内にある。
例1:1−フェニルシクロヘキセ−1−エンの合成
1−フェニル−1−シクロヘキサノ−ルを、10mlの硫酸水素エチルメチルイミダゾリウムに加え、そして混合物を80〜90℃で1時間攪拌する。冷却した後に、二つの相が形成され、上層である生成物相をデキャンタリングする。1−フェニル−1−シクロヘキサノ−ルを、再び、より低い相であるイオン性液体に加え、それ相当に反応させ、分離する。上記の手段はイオン性液体を交換することなく何度も繰り返すことができる。1−フェニルシクロヘキセ−1−エンの平均収率は97.2%であり、生成物を蒸留によりさらに精製することができる。
単離した生成物はNMR分光法により分析される。
1H NMR(標準:TMS;溶媒:CD3CN)、ppm:1.90m(CH2);2.01m、(CH2);2.43m(CH2);2.64m(CH2);6.36 m(1CH);7.54 m(5CH、Ph)。
Tert−ブタノ−ルを硫酸水素エチルメチルイミダゾリウムと濃硫酸の混合物(体積比3.75:1)に加える。反応混合物(エマルジョン)を43℃で四時間攪拌する。生成されたイソブチレンを、トラップにおいて、−196℃(液体窒素)および大気圧でで凝縮する。トラップを、続いて−78℃まで温め、融解し、室温で計量する。イソブチレンを無色透明な液体として単離する。上記の手段はイオン性液体を交換することなく何度も繰り返すことができる。
単離したイソブチレンの平均収率は92%である。
単離した生成物はNMR分光法により分析される。
1H NMR (標準:TMS;溶媒:CDCl3)、ppm:1.55t(2CH3);4.49sep、(CH2);4JH、H=1.1Hz。
濃硫酸(97〜98%)を硫酸水素エチルメチルイミダゾリウムとシクロヘキサノ−ルとの混合物(体積比1:1.7:2)に加える。高い発熱反応および激しい攪拌の後で、エルマジョンが均質になる。生成された溶液を、75℃で1時間攪拌し、生成されたシクロヘキセンを蒸留する。シクロヘキセンの収率は82%である。
単離した生成物をNMR分光法により分析する。
1H NMR(標準:TMS;溶媒:CDCl3)、ppm:1.50m(2CH2);1.87m、(2CH2);5.53m(2CH)。
硫酸水素エチルメチルイミダゾリウムと2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオ−ルとの混合物(重量比1:1)を140℃で熱し、そして生成された2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエンを他の脱水生成物(例えば2,3−エポキシ−2,3−ジメチルブタンなど)とともに大気圧下で蒸留する。純粋な2,3−ジメチルブタ−1,3−ジエンは、それに続く分留により単離することができる。単離した2、3−ジメチルブタ−1、3−ジエンの収率は60%である。上記の手段はイオン性液体を交換することなく何度も繰り返すことができる。
分離した生成物をNMR分光法により分析する。
1H NMR(標準:TMS;溶媒:CDCl3)、ppm:1.68s(2CH3);4.73m、(2CH);4.82m(2CH)。
濃硫酸(97〜98%)を硫酸水素エチルメチルイミダゾリウムと1−ヘプタノールとの混合物(体積比1:2:1.3)に加える。高い発熱反応および激しい攪拌の後で、エルマジョンが均質になる。生成された溶液を117℃で2.5時間攪拌し、生成したジヘプチルエーテルを分留により抽出し、単離する。分離したジヘプチルエーテルの収率は50%である。
分離した生成物をNMR分光法により分析する。
13C{1H}NMR(標準:TMS;溶媒:CD3CN)、ppm:14.1s;23.0s;25.9s;29.1s;29.4s;32.0s;70.1s。
10重量%(または20重量%)のトリフルオロ酢酸を1−ブチル−3−トリフルオロ酢酸メチルイミダゾリウムに加える。得られた混合物をTGA法により分析する。
20重量%のトリフルオロ酢酸(遊離酸の沸点は72−73℃である)との混合物は、140℃下で約2.5%のみの重量の減少を有した。
10重量%のトリフルオロ酢酸との混合物は、140℃で2%未満のみの重量の減少を有した。
Claims (6)
- アルケンまたはエーテルを得るための、アルコラートまたはアルコールの官能基に対してα位において少なくとも1つのCH基を有するアルコールまたはアルコラートの脱水方法であって、脱水が一般式K+A−のイオン性液体中で行われ、
イオン性液体のアニオンA − が、群:[HSO 4 ] − 、[SO 4 ] −2 、[NO 3 ] − 、[BF 4 ] − 、[(R F )BF 3 ] − 、[(R F ) 2 BF 2 ] − 、[(R F ) 3 BF] − 、[(R F ) 4 B] − 、[B(CN) 4 ] − 、[PO 4 ] −3 、[HPO 4 ] −2 、[H 2 PO 4 ] − 、[アルキル−OPO 3 ] −2 、[(アルキル−O) 2 PO 2 ] − 、[アルキル−PO 3 ] − 、[R F PO 3 ] − 、[(アルキル) 2 PO 2 ] − 、[(R F ) 2 PO 2 ] − 、[R F SO 3 ] − 、[アルキル−SO 3 ] − 、[アリール−SO 3 ] − 、[アルキル−OSO 3 ] − 、[R F C(O)O] − 、[(R F SO 2 ) 2 N] − 、{[(R F ) 2 P(O)] 2 N} − 、Cl − および/またはBr − 、
ここで、R F は、フッ素化アルキル(C n F 2n−x+1 H x )
ここでn=1〜12であり、x=0〜7であり、ここでn=1の場合、x=0〜2であるべきである、
および/またはフッ素化アリールもしくはアルキルアリールの意味を有する、
から選択され、
イオン性液体のカチオンK + が、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、チオウロニウムカチオン、グアニジンカチオンおよび複素環カチオンの群から選択され、
イオン性液体には追加の酸が使用されず、
アルコールが、式(I)の化合物
Mは、アルカリ金属、アルカリ土類金属ハライドまたは水素原子を示し、
R b 、R c 、R d は、互いに独立に、随意に置換した脂肪族基または芳香族基を示し、これらは1または2以上のヘテロ原子を有していてもよく、これらの1、2か3の基はHを示してもよく、これらの2つ以上は互いに結合していてもよく、
R a が、式laで示されるものであり、
R e は、1から15のC原子を有するアルキル基を示し、これは、非置換か、またはCNおよび/もしくはハロゲンによって一置換もしくは多置換されており、さらに、これらの基における1または2以上のCH 2 基は、−O−,−S−、−CH=CH−、−C≡C−、−OC−O−および/もしくは−O−CO−によって置換されていてもよく、および/または、1もしくは2以上のCH基は、2個のO原子が互いに直接に結びつかないような方法でNまたはPによって置換されていてもよく、
rおよび/またはpが0でない場合には、H、ハロゲン、CN、SF 5 またはNCSによって置換されていてもよく、
A 0 、A 1 は、各々、互いに独立に、
a)1,4−シクロヘキセニレン,または1,4−シクロヘキシレン基、ここで、1または2の隣り合わないCH 2 基は−O−または−S−によって置換されていてもよい、
b)1,4−フェニレン基、ここで1または2のCH基はNによって置換されていてもよい、
c)群:ピペリジン−1,4−ジイル、1、4−ビシクロ[2.2.2]オクチレン、フェナントレン−2,7−ジイル、ナフタレン−2,6−ジイル、デカヒドロナフタレン−2,6−ジイル,1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジイルから選択される基、
d)群:フラン、ピロール、チオフェン、ピラゾール、イミダゾール、1,2−オキサゾール、1,3−オキサゾール、チアゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、2H−ピラン、4H−ピラン、プリン、プテリジン、1H−アゼピン、3H−1,4−ジアゼピン、インドール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、キノリン、イソキノリン、フェナジン、フェノキサジン、フェノチアジンおよび1,4−ベンゾジアゼピンの群からの2価の基、を示し、
ここで、a)、b)、c)およびd)は、R e 、ハロゲンおよび/またはCNによって置換されているR e によって、一置換または多置換されていてもよく、
Z 0 は、−CO−O−、−O−CO−、−CF 2 O−、−OCF 2 −、−CH 2 O−、−OCH 2 −、−CH 2 CH 2 −、−(CH 2 ) 4 −、−C 2 F 4 −、−CH 2 CF 2 −、−CF 2 CH 2 −、−CF=CF−、−CH=CH−、−C≡C−または単結合を示し、
pは、0、1、2または3を示し、
rは、0、1または2を示す、
アルコールまたはアルコラートの脱水方法。 - イオン性液体のアンモニウムカチオンは、式(1)、
[NR 4 ] + (1)
によって表され、
ここで、
Rは、各々、互いに独立に、
H、ただしすべての置換基Rが同時にHであってはならない、
1〜20のC原子を有する直鎖または分枝状アルキル、
3〜7のC原子を有する飽和ないし不飽和のシクロアルキル、を示しており、
これらは1〜6のC原子を有するアルキル基に置換されていてもよいものであり、
イオン性液体のホスホニウムカチオンは、式(2)、
[PR 2 4 ] + (2)
によって表され、
ここで、
R 2 は、各々、互いに独立に、
H、1〜20のC原子を有する直鎖または分枝状アルキル、
3〜7のC原子を有する飽和ないし不飽和のシクロアルキル、を示しており、
これらは1〜6のC原子を有するアルキル基に置換されていてもよく、
イオン性液体のチオウロニウムカチオンは、式(3)
[(R 3 R 4 N)−C(=SR 5 )(NR 6 R 7 )] + (3)
によって表され、
ここで、
R 3 からR 7 は、各々、互いに独立に、
H、ただしR 5 についてはHは除外される、
1〜20のC原子を有する直鎖または分枝状アルキル、
3〜7のC原子を有する、飽和ないし不飽和のシクロアルキル、を示しており、
これらは1〜6のC原子を有するアルキル基に置換されていてもよく、
イオン液体のグアニジンカチオンは、式(4)、
[C(NR 8 R 9 )(NR 10 R 11 )(NR 12 R 13 )] + (4)
によって表され、
ここで、
R 8 〜R 13 は、各々、互いに独立に、
H、1〜20のC原子を有する直鎖または分枝状アルキル、
3〜7のC原子を有する飽和ないし不飽和のシクロアルキル、を示しており、
これらは1〜6のC原子を有するアルキル基によって置換されていてもよく、
イオン液体の複素環カチオンは、式(5)
[HetN] + (5)
によって表され、
ここで、HetN + は、以下の群:
ここで、
置換基R 1’ 〜R 4’ は、各々、互いに独立に、
H、1〜20のC原子を有する直鎖または分枝状アルキル、
3〜7のC原子を有する飽和ないし不飽和のシクロアルキル、を示しており、
これらは1から6のC原子を有するアルキル基によって置換されていてもよい、請求項1に記載の方法。 - 処理温度が0〜170℃である、請求項1または2に記載の方法。
- MがH、Li、MgCl、MgBrまたはMglを示す、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- R b 、R c 、R d の群からの1、2または3の基が、互いに独立に、請求項1に記載の式laの意味を有し、R b 、R c 、R d の群からのその他の基がHを示す、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- アルコラートまたはアルコールの官能基に対してα位において少なくとも1つのCH基を有するアルコールまたはアルコラートを脱水してアルケンを得るための、一般式K + A − で表されるイオン性液体の組成物であって、
イオン性液体のアニオンA − が、群:[HSO 4 ] − 、[SO 4 ] −2 、[NO 3 ] − 、[BF 4 ] − 、[(R F )BF 3 ] − 、[(R F ) 2 BF 2 ] − 、[(R F ) 3 BF] − 、[(R F ) 4 B] − 、[B(CN) 4 ] − 、[PO 4 ] −3 、[HPO 4 ] −2 、[H 2 PO 4 ] − 、[アルキル−OPO 3 ] −2 、[(アルキル−O) 2 PO 2 ] − 、[アルキル−PO 3 ] − 、[R F PO 3 ] − 、[(アルキル) 2 PO 2 ] − 、[(R F ) 2 PO 2 ] − 、[R F SO 3 ] − 、[アルキル−SO 3 ] − 、[アリール−SO 3 ] − 、[アルキル−OSO 3 ] − 、[R F C(O)O] − 、[(R F SO 2 ) 2 N] − 、{[(R F ) 2 P(O)] 2 N} − 、Cl − および/またはBr − 、
ここで、R F は、フッ素化アルキル
(C n F 2n−x+1 H x )
ここでn=1〜12であり、x=0〜7であり、ここでn=1の場合、x=0〜2であるべきである、
および/またはフッ素化アリールもしくはアルキルアリールの意味を有する、
から選択されるものであり、
イオン性液体のカチオンK + が、アンモニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、チオウロニウムカチオン、グアニジンカチオンおよび複素環カチオンの群から選択され、
イオン性液体のアニオンA − は、カチオンK + を超える量で含まれることはなく、そのアニオンに対応する酸が含まれることはなく、そのアニオンに対応しない別の酸が含まれることもない組成であり、
脱水対象のアルコールまたはアルコラートが、式(I)の化合物
Mは、アルカリ金属、アルカリ土類金属ハライドまたは水素原子を示し、
R b 、R c 、R d は、互いに独立に、随意に置換した脂肪族基または芳香族基を示し、これらは1または2以上のヘテロ原子を有していてもよく、これらの1、2または3の基はHを示してもよく、これらの2つ以上は互いに結合していてもよく、
R a が、式laで示されるものであり、
R e は、1から15のC原子を有するアルキル基を示し、これは、非置換であるか、またはCNおよび/もしくはハロゲンによって一置換もしくは多置換されており、さらに、これらの基における1または2以上のCH 2 基は、−O−,−S−、−CH=CH−、−C≡C−、−OC−O−および/もしくは−O−CO−によって置換されていてもよく、および/または、1もしくは2以上のCH基は、2個のO原子が互いに直接に結びつかないような方法でNまたはPによって置換されていてもよく、
rおよび/またはpが0でない場合には、H、ハロゲン、CN、SF 5 またはNCSによって置換されていてもよく、
A 0 、A 1 は、各々、互いに独立に、
a)1,4−シクロヘキセニレン,または1,4−シクロヘキシレン基、
ここで、1または2の隣り合わないCH 2 基は−O−または−S−によって置換されていてもよい、
b)1,4−フェニレン基、
ここで1または2のCH基はNによって置換されていてもよい、
c)群:ピペリジン−1,4−ジイル、1、4−ビシクロ[2.2.2]オクチレン、フェナントレン−2,7−ジイル、ナフタレン−2,6−ジイル、デカヒドロナフタレン−2,6−ジイル,1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジイルから選択される基、
d)群:フラン、ピロール、チオフェン、ピラゾール、イミダゾール、1,2−オキサゾール、1,3−オキサゾール、チアゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、2H−ピラン、4H−ピラン、プリン、プテリジン、1H−アゼピン、3H−1,4−ジアゼピン、インドール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、キノリン、イソキノリン、フェナジン、フェノキサジン、フェノチアジンおよび1,4−ベンゾジアゼピンの群からの2価の基、を示し、
ここで、a)、b)、c)およびd)は、R e 、ハロゲンおよび/またはCNによって置換されているR e 、によって一置換または多置換されていてもよく、
Z 0 は、−CO−O−、−O−CO−、−CF 2 O−、−OCF 2 −、−CH 2 O−、−OCH 2 −、−CH 2 CH 2 −、−(CH 2 ) 4 −、−C 2 F 4 −、−CH 2 CF 2 −、−CF 2 CH 2 −、−CF=CF−、−CH=CH−、−C≡C−または単結合を示し、
pは、0、1、2または3を示し、rは、0、1または2を示す、
アルコールまたはアルコラートの脱水用の組成物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE102005036457A DE102005036457A1 (de) | 2005-08-03 | 2005-08-03 | Dehydratisierung von Alkoholen zu Alkenen |
DE102005036457.8 | 2005-08-03 | ||
PCT/EP2006/006554 WO2007014613A2 (de) | 2005-08-03 | 2006-07-05 | Dehydratisierung von alkoholen zu alkenen oder ethern |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009502990A JP2009502990A (ja) | 2009-01-29 |
JP5270340B2 true JP5270340B2 (ja) | 2013-08-21 |
Family
ID=37607053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008524378A Expired - Fee Related JP5270340B2 (ja) | 2005-08-03 | 2006-07-05 | アルケンまたはエーテルを得るためのアルコールの脱水 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20090062571A1 (ja) |
EP (1) | EP1910252B1 (ja) |
JP (1) | JP5270340B2 (ja) |
CN (1) | CN101238082B (ja) |
DE (1) | DE102005036457A1 (ja) |
WO (1) | WO2007014613A2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2185495A2 (en) * | 2007-09-05 | 2010-05-19 | E. I. du Pont de Nemours and Company | Processes for making dialkyl ethers from alcohols |
JP2010538085A (ja) * | 2007-09-05 | 2010-12-09 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | アルコールからジアルキルエーテルを形成する方法 |
JP2009221172A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Sanyo Chem Ind Ltd | 非対称エーテル化合物の製造方法 |
EP2145872A1 (de) * | 2008-07-19 | 2010-01-20 | Cognis IP Management GmbH | Verfahren zur Dehydratisierung von Alkoholen |
US20120029245A1 (en) * | 2009-03-17 | 2012-02-02 | Oberon Fuels, Inc. | Catalytic reactions using ionic liquids |
EP2751056B1 (en) | 2011-08-30 | 2018-09-19 | Roberto Werneck Do Carmo | A process for the production of olefins and use thereof |
CN102267882B (zh) * | 2011-09-05 | 2014-07-09 | 常州大学 | 采用固载型酸性离子液体催化甘油脱水制丙烯醛的方法 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US454760A (en) * | 1891-06-23 | Rope holder and fastener | ||
US1923569A (en) * | 1929-07-22 | 1933-08-22 | Ig Farbenindustrie Ag | Production of diolefines |
DE3005550A1 (de) * | 1980-02-14 | 1981-08-20 | Süd-Chemie AG, 8000 München | Verfahren zur herstellung von olefinen |
CA1209981A (en) * | 1982-09-04 | 1986-08-19 | Dennis Young | Crystalline gallosilicates, a process for producing them and their use as catalysts |
US4822939A (en) * | 1986-07-11 | 1989-04-18 | Mobil Oil Corporation | Process for the conversion of lower aliphatic oxygenates to olefins and aromatics with gallium containing ZSM-5 catalyst |
IT1290449B1 (it) * | 1997-04-02 | 1998-12-03 | Snam Progetti | Procedimento per la produzione di eteri da alcoli |
US7259284B2 (en) * | 2000-05-31 | 2007-08-21 | Chevron Phillips Chemical Company, Lp | Method for manufacturing high viscosity polyalphaolefins using ionic liquid catalysts |
GB2383962B (en) * | 2001-08-31 | 2005-06-01 | Inst Francais Du Petrole | Catalytic composition and use therefor |
FR2829132B1 (fr) | 2001-08-31 | 2004-06-18 | Inst Francais Du Petrole | Procede pour l'oligomerisation des olefines |
DE10303931B4 (de) | 2002-02-04 | 2013-04-18 | Institut Français du Pétrole | Katalytische Zusammensetzung zur Dimerisierung, Co-Dimerisierung, Oligomerisierung und Polymerisation der Olefine |
KR100987620B1 (ko) * | 2002-04-05 | 2010-10-13 | 유니버시티 오브 사우스 앨라배마 | 관능화된 이온성 액체, 및 그의 사용 방법 |
CN1852898B (zh) * | 2003-09-18 | 2010-04-28 | 住友化学株式会社 | 离子性液体及使用离子性液体的反应方法 |
CN100528827C (zh) * | 2003-10-02 | 2009-08-19 | 独立行政法人科学技术振兴机构 | 酯的制备方法 |
CN1964957A (zh) * | 2004-01-26 | 2007-05-16 | 南阿拉巴马大学 | 基于阴离子甜味剂的离子液体及其使用方法 |
JP2006089463A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-04-06 | Sumitomo Chemical Co Ltd | アリールエーテル類の製造方法 |
WO2006085628A1 (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-17 | The University Of Tokyo | カップリング化合物の製造方法 |
CN101426751B (zh) * | 2005-07-27 | 2013-05-29 | 英国石油有限公司 | 脱水方法 |
-
2005
- 2005-08-03 DE DE102005036457A patent/DE102005036457A1/de not_active Withdrawn
-
2006
- 2006-07-05 JP JP2008524378A patent/JP5270340B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2006-07-05 US US11/997,617 patent/US20090062571A1/en not_active Abandoned
- 2006-07-05 WO PCT/EP2006/006554 patent/WO2007014613A2/de active Application Filing
- 2006-07-05 CN CN200680028452.4A patent/CN101238082B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2006-07-05 EP EP06762420A patent/EP1910252B1/de not_active Not-in-force
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101238082A (zh) | 2008-08-06 |
WO2007014613A2 (de) | 2007-02-08 |
DE102005036457A1 (de) | 2007-02-08 |
JP2009502990A (ja) | 2009-01-29 |
CN101238082B (zh) | 2012-07-18 |
EP1910252B1 (de) | 2012-08-22 |
WO2007014613A3 (de) | 2007-03-29 |
EP1910252A2 (de) | 2008-04-16 |
US20090062571A1 (en) | 2009-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5270340B2 (ja) | アルケンまたはエーテルを得るためのアルコールの脱水 | |
KR101287705B1 (ko) | 저점도의 이온성 액체 | |
US7829739B2 (en) | Ionic liquids | |
US20080027230A1 (en) | Process for the Preparation of Onium Salts Having a Low Chloride Content | |
KR20100068414A (ko) | 알코올로부터 다이알킬 에테르를 제조하는 방법 | |
US20070100181A1 (en) | Olefin isomerization | |
JP5484915B2 (ja) | オルガノフルオロクロロホスフェートアニオンを含む化合物 | |
WO2007050492A1 (en) | Alkylation of aromatic compounds | |
KR20100061829A (ko) | 2-부탄올로부터 다이부틸 에테르를 제조하는 방법 | |
US20100174120A1 (en) | Processes for making dibutyl ethers from isobutanol | |
US7652171B2 (en) | Cleavage of dialkoxyalkanes in ionic liquids | |
US8642778B2 (en) | Ionic liquids |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20081023 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090703 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120605 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20120905 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120912 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20121005 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20121015 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121023 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130409 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130509 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |