JP5270250B2 - 浮遊物の集塵カゴ及びそれを使用した集塵システム - Google Patents

浮遊物の集塵カゴ及びそれを使用した集塵システム Download PDF

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Description

本発明は、港湾、ダム湖、河川、湖沼等の水に浮遊している浮遊物を集塵して除去することで、港湾、ダム湖、河川、湖沼等の水を清浄化できるようにした浮遊物の集塵カゴ及びそれを使用した集塵システムに関するものである。
港湾、ダム湖、河川等の水面に浮遊している塵埃等の浮遊物は、一般的に以下のように処理されている。
A.パワーショベルを船に搭載し、該パワーショベルで浮遊物を掬い上げるようにして船に集塵したり、又は人力によって浮遊物を船に集塵した後、浮遊物を所定の箇所まで運搬して処理するといった、いわゆる、水面清掃船方法。
B.水面上に索道を張って該索道に集塵カゴを取り付け、ボートに乗った作業員が人力で水面に浮遊している浮遊物をボート上に拾い集めて運んで、該浮遊物を該集塵カゴに積み込み、該集塵カゴを索道で引き上げることによって、浮遊物を所定の箇所に集めるといった、いわゆる、索道方法。
C.河川、水路、湖等に浮遊している浮遊物を下流へ流さないようにするために、網目構造のスクリーンを河川、水路、湖等の取水口、排水口に設置して浮遊物をスクリーンに集塵し、集塵された浮遊物を人力によって引き上げて搬出処理をするといった、いわゆる、スクリーンによる方法。
しかし、前述した背景技術においては以下の問題があった。前述のAに記載の水面清掃船方法においては、船に集塵した浮遊物を降ろすことのできる港が限られている。このために、集塵作業を実施した場所が、当該港から遠い場所である場合には、集塵した浮遊物を当該港まで運ぶための運搬に相当の時間が費やされていた。特に、広大な湖や港湾では、場合によって、浮遊物を集塵するための時間よりも運搬に費やされる時間の方が長く、そのための作業効率の悪さや、運搬に費やされる大量の燃料が作業コストを引き上げる原因となっていた。更に、水面清掃船が高額で、又、維持費にも多額を要することも、実施上、大きな問題であった。
又、前述のBに記載の索道方法においては、多くの場合、索道は湖等の一箇所にしか張られていないために、索道から離れた区域で集塵作業を行う場合には、浮遊物を拾い集めてボートに載せて索道まで運搬した後に、浮遊物をボートから索道のカゴに載せ替える作業が必要となるが、その作業は全て人力で行うために、作業効率が悪い上に、当該作業は人間がボートに乗った体勢で行わなければならないために、作業が危険であり、更には、寒い気候や厚い気候の中で行う場合には作業環境の悪化が問題になっていた。
更に、前述のCに記載のスクリーンによる方法においては、スクリーンに集塵されている浮遊物をスクリーンから除去する作業を行うためには、作業員が水中に入らなければならず、その際に、作業員が取水口や排水口に吸い込まれる危険があった。又、作業員が作業中に水圧でスクリーンに押し付けられて身動きができない状態になる場合があって危険であった。
又、特許文献1には、水面清掃船における塵芥かご底扉開閉装置に関する発明が開示されている。しかし、当該文献1に記載の発明は、水面清掃船用塵芥かごの底扉の開閉を半自動的に行えるようにすることを課題とする発明であって、前述した背景技術の問題を解決する発明ではない。
又、特許文献2には、水面清掃船集塵篭の底扉緩衝装置に関する発明が開示されている。しかし、当該文献2に記載の発明は、水面清掃船の集塵篭の底扉の開放衝撃を緩衝することを課題とした発明であって、前述した背景技術の問題を解決する発明ではない。
特開平10−109688号公報 特開平11−020782号公報
そこで、本発明は、前述した背景技術の問題を解決するためになされたもので、その目的は、作業効率よく、且つ、作業中における作業員の危険を可及的に無くしながら、港湾、河川、水路、湖沼等に浮遊している浮遊物を除去することによって、港湾、河川、水路、湖沼等を清浄化できるようにした浮遊物の集塵システムを提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の発明は、移動式クレーンで吊り下げ可能な集塵カゴ内に水流を導入して、水に浮遊している浮遊物を該集塵カゴで濾し採るように集塵して除去することで水を清浄する浮遊物の集塵システムで用いられる集塵カゴであって
前記集塵カゴは集塵口を有し、前記集塵カゴはクレーンに吊り下げて操作し集塵カゴの一部又は全部が水没した状態で、縦横無尽に移動して水流を前記集塵カゴの集塵口から集塵カゴ内に導入することで水に浮遊している前記浮遊物を集塵カゴで濾し採るように集塵することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、集塵カゴの左右側面部と後方側面部との間がつなぎ部材で連結されることで、該左右側面部が左右方向へ開閉可能であることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、前記集塵カゴは、前記移動式クレーンで引かれた際の水中での抵抗体となる方向舵を備え、集塵カゴが該方向舵により方向変換可能であることによって、集塵カゴは、前記移動式クレーンに引かれた際に集塵口を進行方向に向けて移動することが可能となり、該集塵口から水流を集塵カゴ内に導入して浮遊物を濾し採るように集塵することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の浮遊物の集塵カゴにおいて、前記集塵カゴには、前記集塵カゴの水没の深さを調節するためのフロートが設けられていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の浮遊物の集塵カゴにおいて、前記集塵カゴを傾けて、該カゴ内に集塵されている浮遊物を集塵箱に排出するための傾斜装置が設けられていることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の浮遊物の集塵カゴにおいて、カゴを傾斜させるためのカゴ側引っ掛かり部とカゴ側引っ掛かり受部とを備えた傾斜用スタンドが脱着可能又は収納可能に備えられていることを特徴とするものである。請求項6記載の浮遊物の集塵システムは、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の浮遊物の集塵カゴと、前記集塵カゴを吊り下げ可能な移動式クレーンとからなり、前記移動式クレーンで吊り下げた前記集塵カゴ内に水流を導入して、水に浮遊している浮遊物を該集塵カゴで濾し採るように集塵して除去することで水を清浄することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、移動式クレーンで集塵カゴを一部又は全部が水没した状態に吊り下げ、作業員の危険を無くし、該クレーンを操作して集塵カゴを縦横無尽に移動させることによって、水に浮遊している浮遊物を作業効率よく、且つ、安全に集塵することができる。
請求項2に記載の発明によれば、集塵カゴの左右側面部が左右へ開閉可能であるために、左右側面部を左右へ広げることで、広い範囲に亘って浮遊している浮遊物を集塵することができる。
請求項1に記載の発明によれば、また、集塵カゴは方向舵を備えているために、クレーンに引かれた際に、該集塵カゴの集塵口を常に進行方向へ向けて移動移動することができる。
請求項3に記載の発明によれば、集塵カゴの水没の深さを調節することができるので、集塵作業がクレーンのオペレータの技量に左右されにくくなった。
請求項4に記載の発明によれば、集塵カゴの引っ掛かり部を集塵箱の引っ掛かり受部に引っ掛けることで、集塵カゴを集塵箱の上方で傾斜させて集塵カゴ内の浮遊物を集塵箱内へ排出することができる。
請求項5に記載の発明によれば、集塵カゴを傾斜させるためのカゴ側に傾斜用スタンドを備えたため、集塵箱に引っ掛かり受部が無くてもカゴを傾斜することが可能となり、地上など任意の場所で排出することができるので、効率よく集塵作業を実行することができる。
請求項6記載の浮遊物の集塵システムによれば、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の浮遊物の集塵カゴと、前記集塵カゴを吊り下げ可能な移動式クレーンとからなり、前記移動式クレーンで吊り下げた前記集塵カゴ内に水流を導入して、水に浮遊している浮遊物を該集塵カゴで濾し採るように集塵して除去することで水を清浄することを特徴とするので、これらの集塵カゴの効果を、集塵システムとして発揮する。
図1、図2は、本実施形態に係る浮遊物の集塵方法の全体を概念的に示す図である。図1は側方から観た状態を概念的に示す図である。図2はクレーン1の上方から下方を見下ろした状態を概念的に示す図である。尚、クレーン1としては、移動式クレーンを用いることが可能であるが、以下の説明では、単に、クレーン1として説明する。ここで、移動式クレーンとは、動力をもって荷をつり上げ、これを水平に運搬することを目的とする機械装置をいい、クレーン等安全規則においては、原動機を内蔵し、かつ、不特定の場所に移動させることができるものであると規定されている。又、つり上げ荷重が0.5トンの移動式クレーンはクレーン等安全規則の適応を受けないため、クレーン等安全規則上、つり上げ荷重が0.5トン未満のものは移動式クレーンには該当しないが、本考案ではクレーンとして扱うこととする。
前記クレーン1のブーム2は、長さ方向(矢示A―B方向)へ伸長、及び短縮できると共に図2に示すように水平方向(矢示C―D方向)へ旋回できるものである。
クレーン1のブーム2の先端からは、吊下げロープ3が垂らされ、該吊下げロープ3の下端には集塵カゴ4が取り付けられている。
図3に示すように、該集塵カゴ4は、金網で形成された底面4Aと、同じく金網で形成された三つの側面4B,4C、4Dとを備えた直方体で形成され、一つの側面は集塵口5として開放し、又、上面も開放した形態である。
該集塵カゴ4の上面の四隅には各一本の取付ワイヤ6(6a,6b)の下端が取り付けられ、当該取付ワイヤ6の上端は前記吊下げロープ3の下端に接続されている。四本の取付ワイヤ6の長さを調節することで、集塵カゴ4は集塵口5を真横にした姿勢で前記吊下げロープ3の下端に連結されるものである。
該集塵カゴ4は、前記クレーン1のブーム2を水平方向へ旋回することで、該ブーム2に引かれて水平方向へ移動できるものである。
前記集塵カゴ4の後部には、前記集塵カゴ4が前記クレーン1のブーム2に引かれて水平方向へ移動する際に水中に没して抵抗体となる方向舵7が設けられている。該方向舵7は、従来から船舶に用いられている板状のものや、集塵カゴ4の後端から下方へ垂らされた錘によって形成することができる。
又、図3に示すように、前記集塵カゴ4の両側面4B、4Cには、フロート8が設けられている。該フロート8は該集塵カゴ4に対して浮力を与えるものであって、該フロート8の浮力や位置を調節することによって、集塵カゴ4の約半分程度が水没するようにすることが好ましい。
又、図1、図2、及び図4に示すように、前記クレーン1の近傍には、集塵箱9が設置されて、前記集塵カゴ4に集塵された浮遊物を排出できるようになっている。
そして、前記集塵カゴ4を前記集塵箱9の上方において傾けることで前記集塵カゴ4内に集塵されている浮遊物を集塵カゴ4の集塵口5から該集塵箱9内に排出するものであって、これら集塵カゴ4、及び集塵箱9には、図5に示すように、該集塵箱9の上方で該集塵カゴを傾けるための傾斜装置10が設けられている。
図5に示すように、前記傾斜装置10は、前記集塵カゴ4に設けられたカゴ側引っ掛かり部11と、前記集塵箱9に設けられた箱側引っ掛かり受部12とから構成され、該カゴ側引っ掛かり部11を該引っ掛かり受部12に引っ掛けて、前記集塵口5を下方へ向けるように集塵カゴ4を図5中、矢示方向Eへ傾斜させるように構成することができる。ここで、前記カゴ側引っ掛かり部11が、図3、図4に示すように、集塵カゴ4の集塵口5から観て両側面4B,4Cの中心より後方、即ち、集塵カゴ4の重心より後方に設けられていることによって、図5に示すように、カゴ側引っ掛かり部11を該箱側引っ掛かり受部12に引っ掛けることで、集塵カゴ4の自重によって集塵口5が下方へ向くように集塵カゴ4を図5中、矢示方向Eへ傾斜させることができるものである。
同図5に示すように、カゴ側引っ掛かり部11は、側面から観て略L字形のカギ状に形成されることができる。この場合、該カゴ側引っ掛かり部11は、集塵カゴ4の互いに対向する両側面4B(4C)に上下方向(矢示F−G方向)へ回転自在に設けられることで、使用時には、同図5に示すように下方に回転して該集塵カゴ4の底面4Aより下方へ突出し、不使用時には上方へ回転して、底面4Aより下方へ突出しないように、収容させるように設けることができる。又、集塵カゴ4の両側面4B(4C)には、前記カゴ側引っ掛かり部11の下方への過度の回転を制限するストッパ13が設けられている。
カゴ側引っ掛かり部11が前述の形態に形成された場合、図5に示すように、前記引っ掛かり受部12は、集塵箱9から水平方向へ棒状に突出した形状に形成される。そして、同図5に示すように、集塵カゴ4のカゴ側引っ掛かり部11を集塵箱9の箱側引っ掛かり受部12に引っ掛けて、集塵カゴ4の集塵口5が下方を向くように該集塵カゴ4を矢示E方向へ傾けることができる構成になっている。
次に、作用について説明する。港湾、ダム湖、河川等の水面に浮遊している塵埃等の浮遊物Hは、水流や風向き等の影響を受けて、湖岸、川岸等の岸辺Kの近くの特定の区域に集まって浮遊している場合が多い。
そして、このように、浮遊物Hが集まっている区域の近傍の岸辺Kにクレーン1を設置する。又、クレーン1の近傍に集塵箱9を設置する。
次に、クレーン1のブーム2から吊下げロープ3を垂らし、吊下げロープ3の下端に、集塵カゴ4の取付ワイヤ6を連結することによって、該吊下げロープ3に集塵カゴ4を水平に取り付ける。
次に、図1に示すように、クレーン1を操作して浮遊物Hが集まっている区域の水面へ向けて伸長させると共に集塵カゴ4の約半分が水に没するように集塵カゴ4を水に浸す。この際、クレーン1のブーム2を伸ばしたり、縮めたりしてブーム2の長さを調節することで、集塵カゴ4を所望の場所に着水させる。
次に、図2に示すように、クレーン1のブーム2を水平方向(例えば、矢示C方向)に旋回させると、集塵カゴ4はブーム2に矢示C方向へ引かれて移動するものであるが、図3中、二点鎖線で示すように、仮に、集塵カゴ4の集塵口5が、矢示方向Cとは異なった方向を向いているとする。この場合、集塵カゴ4の後部には方向舵7が設けられていることで該集塵カゴ4の後部側の抵抗が大きくなっているために、集塵カゴ4は方向舵7を中心に図3中、矢示J方向へ回転することによって、同図3中、実線で示すように、集塵口5は矢示C方向を向く。その結果、集塵カゴ4は、集塵口5を先頭にした状態でブーム2に引かれて移動することになる。
そして、集塵カゴ4が、水面を移動する際に該集塵カゴ4の集塵口5内に水流が導入されると共に水に浮遊している浮遊物Hが該集塵カゴ4内に導入されて集塵カゴ4で濾し採られるようにして集塵カゴ4内に集塵される。
次に、クレーン1の吊下げロープ3を巻き上げ、該ブーム2を旋回させることで、図4に示すように、集塵カゴ4を集塵箱9の上方に位置させる。
次に、作業員が、同図4に示すように、方向舵の役目をするロープNを操って、図5に示すように、該集塵カゴ4のカゴ側引っ掛かり部11を、集塵箱9の箱側引っ掛かり受部12に引っ掛ける。
そして、クレーン1の吊下げロープ3を下げると、前述のように、集塵カゴ4の重心が、カゴ側引っ掛かり部11よりも前側に位置するために、集塵カゴ4を吊った後方の取付ワイヤ6aがゆるみ、集塵口5側(前側)の取付ワイヤ6bのみが効いた状態で徐々に下げることで、前記箱側引っ掛かり受部12を中心にして、該集塵カゴ4の集塵口5が下方を向いて該集塵カゴ4が傾き、該集塵カゴ4内に集塵されている浮遊物Hを集塵箱9内に落下させて、該浮遊物Hを集塵カゴ4内から排出して、集塵カゴ4内を空にする。
以上の作業を繰り返すことによって、港湾、ダム湖、河川等の水面に浮遊している塵埃等の浮遊物Hが港湾、ダム湖、河川等から除去されて港湾、ダム湖、河川等の水が清浄化される。
そして、集塵箱9が満杯になった場合には、該集塵箱9を所定の場所に運び、該集塵箱9内に堆積している浮遊物Hを処理する。
以上説明したように、本実施形態によれば、岸辺Kに、クレーン1を設置し、クレーン1の吊下げロープ3の下端に集塵カゴ4を吊り下げ、該集塵カゴ4を水面上を水平方向へ引っ張って、水面上に浮遊している浮遊物Hを該集塵カゴ4内に集塵し、集塵した浮遊物Hを直ちに集塵箱9に集めることができるために、水に浮遊している浮遊物Hを安全に、且つ、作業効率良く集塵できることによって、背景技術の問題点を一挙に解決することができる。又、仮に、傾斜装置10を設けていない場合には、集塵カゴ4内の浮遊物を集塵箱9へ排出する都度、集塵カゴ4の集塵口5側(前側)の取付ワイヤ6bを外して、後方側の取付ワイヤ6aで集塵カゴを吊り下げて傾斜させて排出した後、集塵カゴ4を地上に降ろし、集塵カゴ4の集塵口5側に再び取付ワイヤ6を繋いで集塵作業を行うという面倒な作業が必要であったが、本実施形態においては前述のように、傾斜装置10を備えていることで、集塵カゴ4内の浮遊物を集塵箱9内へ排出する作業を容易に行うことができる。
図6は、傾斜装置の第2実施形態を示す。この第2実施形態は、前記第1実施形態のカゴ側引っ掛かり部11の変形例を示すものである。該カゴ側引っ掛かり部11は、集塵カゴ4の側面4B(4C)に固定された収容筒14と、該収容筒14から垂直方向へ出没自在に設けられた直状の棒体15を備え、該収容筒14内には圧縮ばね(図示せず)が設けられて、該棒体15は収容筒14から突出する方向へ常時付勢されている一方、該棒体15は収容筒14からの抜け落ちない構成になっている。
そして、この第2実施形態においては、図6に示すように、集塵カゴ4の棒体15を集塵箱9の突状の箱側引っ掛かり受部12に引っ掛けることによって、集塵カゴ4が矢示E方向へ傾き、該集塵カゴ4の集塵口5が下方を向くように、該箱側引っ掛かり受部12を中心に集塵カゴ4を傾けることによって、集塵カゴ4内の浮遊物Hは集塵箱9内に排出される。
この第2実施形態においては、集塵カゴ4が仮に地面等に載置された場合には、棒体15が収容筒14内に入り込んで収容される。
図7は第3実施形態を示す。この第3実施形態の特徴は、カゴ側引っ掛かり部11として集塵カゴ4の底部に備えられた棒体15を水平方向へ突出可能に設け、この棒体15を集塵箱9の天端に載せることで、前述と同様に、該集塵カゴ4の集塵口5(図3参照)が下方を向くように傾くことによって、集塵カゴ4内の浮遊物Hは集塵箱9内に排出される。この第3実施形態においては、集塵カゴ4を集塵箱9の上方の任意の位置で矢示方向へ傾斜させて集塵カゴ4内の浮遊物を集塵箱9内に排出させることができる。
図8は、傾斜装置10の引っ掛かり部の第4実施形態を示す。この第4実施形態の特徴は、引っ掛かり部として、集塵カゴ4に、切り欠け部16を設けた点にある。該切り欠け部16は、集塵箱9の箱側引っ掛かり受部12が入り込む形状に切り欠かれて形成されている。該切り欠け部16には、前記箱側引っ掛かり受部12を該切り欠け部16に導くためのガイド部17が連設されている。図8中、一点鎖線で示すように、集塵箱9の箱側引っ掛かり受部12が、集塵カゴ4のガイド部17に当たるように、集塵カゴ4を集塵箱9の上方に位置させた後に、該集塵カゴ4を矢示M方向へスライドさせることによって、同図8中、実線で示すように、前記箱側引っ掛かり受部12が集塵カゴ4の切り欠け部16に嵌り込むことができる。このように、集塵箱9の箱側引っ掛かり受部12が集塵カゴ4の切り欠け部16に嵌り込むことによって、集塵カゴ4は集塵箱9の箱側引っ掛かり受部12を中心に傾くことができて、集塵カゴ4内に集塵されている浮遊物Hを集塵口5から集塵箱9内に排出することができる。
図9(A)、(B)は、傾斜装置10の第5実施形態を示す。図9(A)は斜視図を示し、図9(B)は側面図を示す。この傾斜装置10は、カゴ側引っ掛かり部とカゴ側引っ掛かり受部とを合わせ備えたものであり、傾斜用スタンドとして形成されている。この傾斜装置10は、集塵カゴ4の底面4Aに設けられた軸受18、18に回転自在に支持された回転軸19と、該回転軸19に連設されて集塵箱9の縁9Aに載せることのできる形状の支持部38、38とから構成される。該回転軸19は、集塵カゴ4の重心Wよりも後方に設けることによって、集塵カゴ4の集塵口5が斜め下方を向き易いようにし、しかも、該重心Wが支持部38の前端38Aと後端38Bとの間に位置することとする。該重心Wが支持部38の前端38Aと後端38Bとの間に位置することによって、図9(C)に示すように、集塵カゴ4が前のめりに転倒する事態を防止することができる。図9(C)は、重心Wが集塵カゴ4の前端38Aよりも前側に位置する場合を示す。
そして、このように構成された第5実施形態においては、図9(A)に示すように、支持部38を集塵箱9の縁9Aに載せる。次に、クレーンの吊下げロープ3を下げることによって、後方の取付ワイヤ6aのみがゆるんで、集塵口35側の取付ワイヤ6bのみが効いた状態で吊下げロープ3を下げることで、集塵カゴ4の集塵口5が下方を向くように集塵カゴ4を傾けて、集塵カゴ4内に集塵されている浮遊物Hを集塵箱9内に排出することができる。
図10は、傾斜装置10の第6実施形態を示す。この傾斜装置10は前記第1実施形態の変形例であって、移動式のハコ側引っ掛かり受部12としての支持部(傾斜スタンド)38CにローラRを設け、該ローラRが集塵箱9の縁9Aの上面を走行できるようにすることによって、集塵カゴ4を集塵箱9の任意の位置に移動させることができるようになっている。この第6実施形態においては、集塵カゴ4を移動させることによって、該集塵カゴ4から集塵箱9内に排出される浮遊物Hは、集塵箱9内の一箇所に偏って堆積することなく、集塵箱9内の広い範囲に亘って一様に堆積することができる。
図11は、第7実施形態を示す。この第7実施形態の特徴は、集塵カゴ4の底面4Aが開閉扉21、21で形成されている点にある。該集塵カゴ4内に浮遊物Hを集塵する際には、図11(b)に示すように、当該開閉扉21、21を閉じた状態で使用し、一方、該集塵カゴ4内の浮遊物Hを排出する際には、図11(a)に示すように、当該開閉扉21、21を例えば手で開けて、該集塵カゴ4の底面から浮遊物Hを一挙に落下させるように排出することができる。
以上の実施形態においては、方向舵7を錘によって構成したが、該方向舵7は集塵カゴ4が移動する際の抵抗体になるものであって、方向舵7は該錘以外に、例えば、板状、棒状、ロープ状、浮き状等、又はこれらの組み合わせを集塵カゴの後部に設けることによって構成することができる。
図12は、第8実施形態を示す。この実施形態の特徴は、集塵カゴ4が、河川、水路、湖等の取水口に配置されると共に、集塵カゴ4の四隅には、取付ワイヤ6の下端が連結され、且つ、該取付ワイヤ6の上端が、クレーン1のブーム2から垂らされた吊下げロープ3の下端に連結可能に構成されることによって、該集塵カゴ4がクレーン1によって吊下げ可能になっている点にある。
又、集塵カゴ4には、第1実施形態と同様な形態のカゴ側引っ掛かり部11が設けられ、該カゴ側引っ掛かり部11が集塵箱9の箱側引っ掛かり受部12に引っ掛かることによって、集塵カゴ4が集塵箱9の上方で傾いて集塵カゴ4内の浮遊物Hが集塵箱9内に排出される点については第1実施形態と同様である。
この第8実施形態においては、河川、水路、湖等の取水口に集塵カゴ4を設置し、該取水口を流れる水流を集塵カゴ4内に導き、水流に乗って流れる浮遊物Hを集塵カゴ4で濾し採るようにして集塵して水を清浄化することができる。そして、集塵カゴ4内に集塵された浮遊物Hは第1実施形態と同様に集塵箱9内に排出することができる。
図13乃至図18は、第9実施形態を示す。この第9実施形態の特徴は、集塵カゴ4が底面部31と、互いに対向する二つの左右側面部32、32と、後方側面部33とを有する略直方体状に形成され、前面と上面が開放した形態である。後方側面部33の縦の寸法は、左右側面部32の縦の寸法より低く形成されている。前記両左右側面部32、32と後方側面部33との間には、つなぎ部材34が連結されていることで、両左右側面部32、32を左右両側へ広がた場合でも開口しないように構成されている。両左右側面部32、32は、つなぎ部材34が広がるようにして開く一方、つなぎ部材34が内側へ畳まれるようにして閉じる構成になっている。両左右側面部32、32の上下の中心より下方に取付ワイヤ35の下端が連結され、該取付ワイヤ35の上端は吊下げロープ3の下端に連結されている。つまり、図14、図15に示すように、取付ワイヤ35の下端の取付位置Pと前記側面部32の上端との距離をL1とし、当該取付位置Pと前記側面部32の下端との距離をL2とすると、L1>L2の関係にある。
図13に示すように、前記集塵カゴ4の底面部31には、傾斜用スタンド36が設けられている。該カゴ側傾斜用スタンド36は、集塵カゴ4の底面部31に回転自在に設けられた回転軸(図示せず)と、該回転軸に連結した二つの脚部37とを備え、該脚部37の下端は、二股状の支持部38になっている。該カゴ側傾斜用スタンド36は、前記回転軸を回転することで、集塵カゴ4の不使用時には、傾斜用スタンド36は上方向へ回転して集塵カゴ4の側面に収容され、使用時には、下方向へ回転して図13に示す状態になって使用できるようになっている。
次に、この第9実施形態の作用について説明する。図14に示すように、集塵カゴ4を吊下げロープ3に吊り下げる。この際、集塵カゴ4は、両左右側面部32が閉じた状態にある。次に、図15は、集塵カゴ4が水中に沈んだ状態を示す。
次に、図15の状態から、集塵カゴ4を引き上げると、取付ワイヤ35の下端と側面部32との取付位置Pが、側面部32の縦方向の中心位置よりも下方であるために、該集塵カゴ4は、水の抵抗を受けることで、図16に示すように、両左右側面部32,32が容易に開く。この状態で、集塵カゴ4を更に引き上げると、図17に示すように、集塵カゴ4は、水面Sに表れると共に、水面Sに浮遊している浮遊物Hを両左右側面部32,32上に集塵する。
そして、吊下げロープ3を更に引き上げて取付ワイヤ35を引き上げ、集塵カゴ4を水面Sの上方へ引き上げると、水の抵抗が無くなるために、図18に示すように、集塵カゴ4の両左右側面部32,32が閉じることで、集塵カゴ4の内側に浮遊物Hを集める。
その後、集塵カゴ4を集塵箱の上位に移動させ、図9と同様に、集塵カゴ4を傾けて、集塵カゴ4内の集塵物を集塵箱内へ落下させる。
以後、当該作業を繰り返すことによって、水面に浮遊している浮遊物Hの除去作業を行うことができる。
尚、以上の説明では、カゴ側傾斜用スタンド36を収容可能に設けたが、必要に応じて、取付、取り外しできるように脱着可能に設けても良い。
又、移動式クレーンの従来の用い方は、つり上げた荷を水平方向へ運搬する作業のみであったが、本実施形態においては、移動式クレーン1に集塵カゴ4を吊下げ、当該集塵カゴ4を水面上を移動させることで、水面に浮遊している浮遊物Hを集塵カゴ4に集めた後、集塵カゴ4を運搬して、集塵カゴ4内に集塵されている浮遊物Hを集塵箱9へ排出するという一連の作業の中心に移動式クレーン1を配置することで、移動式クレーン1の新たな使用の手法を提供することができるものである。
クレーンのブームの先端に集塵カゴを取り付けた状態を側方から観た状態の概念図である。(第1実施形態) クレーンのブームの先端に集塵カゴを取り付けた状態を上方から観た状態の概念図である。(第1実施形態) 集塵カゴが方向舵を中心に回転する状態を示す図である。(第1実施形態) 集塵カゴを集塵箱の上方に位置させた状態の図である。(第1実施形態) 傾斜装置の拡大図である。(第1実施形態) 傾斜装置の拡大図である。(第2実施形態) 傾斜装置の拡大図である。(第3実施形態) 傾斜装置の拡大図である。(第4実施形態) 傾斜装置の拡大図である。(第5実施形態) 動作の説明図である。。(第5実施形態) 動作の説明図である。。(第5実施形態) 傾斜装置の拡大図である。(第6実施形態) 第7実施形態を示す図である。 第8実施形態を示す図である。 集塵カゴの斜視図である。(第9実施形態) 作用を示す図である。(第9実施形態) 作用を示す図である。(第9実施形態) 作用を示す図である。(第9実施形態) 作用を示す図である。(第9実施形態) 作用を示す図である。(第9実施形態)
1 クレーン
2 ブーム
3 吊下げロープ
4 集塵カゴ
5 集塵口
6 取付ワイヤ
7 方向舵
8 フロート
9 集塵箱
10 傾斜装置
11 引っ掛かり部
12 引っ掛かり受部
18 軸受
19 回転軸
35 取付ワイヤ
38 傾斜用スタンド(支持部
38C 傾斜用スタンド(支持部)
H 浮遊物
S 水の表面

Claims (6)

  1. 移動式クレーンで吊り下げ可能な集塵カゴ内に水流を導入して、水に浮遊している浮遊物を該集塵カゴで濾し採るように集塵して除去することで水を清浄する浮遊物の集塵システムで用いられる集塵カゴであって、
    前記集塵カゴは集塵口を有し、移動式クレーンに吊り下げ操作して前記集塵カゴの一部又は全部が水没した状態で、縦横無尽に移動して水流を前記集塵カゴの集塵口から集塵カゴ内に導入することで水に浮遊している前記浮遊物を集塵カゴで濾し採るように集塵し、
    前記集塵カゴは、前記移動式クレーンで引かれた際の水中での抵抗体となる方向舵を備え、集塵カゴが該方向舵により方向変換可能であることによって、集塵カゴは、前記移動式クレーンに引かれた際に集塵口を進行方向へ向けて移動することが可能となっていることを特徴とする浮遊物の集塵カゴ。
  2. 集塵カゴの左右側面部と後方側面部との間がつなぎ部材で連結されることで、該左右側面部が左右方向へ開閉可能であることを特徴とする請求項1に記載の浮遊物の集塵カゴ。
  3. 前記集塵カゴには、前記集塵カゴの水没の深さを調節するためのフロートが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の浮遊物の集塵カゴ。
  4. 前記集塵カゴ内に集塵されている浮遊物を集塵箱に排出するため前記集塵カゴを傾斜させるための装置として集塵カゴに設けられたカゴ側引っ掛かり部と集塵箱に設けられた箱側引っ掛かり受部からなる傾斜装置が備えられ、該カゴ側引っ掛かり部を該箱側引っ掛かり受部に引っ掛けて、前記集塵口を下方へ向けるように該集塵カゴを傾斜させることを特徴とする請求項1乃至請求3項のいずれか1項に記載の浮遊物の集塵カゴ。
  5. 前記集塵カゴには、カゴを傾斜させるためのカゴ側引っ掛かり部とカゴ側引っ掛かり受部の双方を備えた傾斜用スタンドが備えられ、
    前記傾斜用スタンドの下方部分を集塵箱の上縁部分に載せた後に前記集塵カゴを下げることで、前記集塵口を下方へ向けるように該集塵カゴを傾斜させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の浮遊物の集塵カゴ。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の浮遊物の集塵カゴと、前記集塵カゴを吊り下げ可能な移動式クレーンとからなり、前記移動式クレーンで吊り下げた前記集塵カゴ内に水流を導入して、水に浮遊している浮遊物を該集塵カゴで濾し採るように集塵して除去することで水を清浄する浮遊物の集塵システム。
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