JP5269614B2 - Vhf/uhf/gsm/gps/bluetooth/コードレス電話におけるトランシーバの開発 - Google Patents

Vhf/uhf/gsm/gps/bluetooth/コードレス電話におけるトランシーバの開発 Download PDF

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Description

本出願は、一般的に通信回路及びシステムに関する。より詳細には、本出願は、デジタル領域において影像周波数の排除及び負の(正の)周波数の排除を用いる受信機及び送信機に関する。
無線周波数(RF)の受信は、様々な携帯通信機器(例えばコードレス電話、VHF、UHF、bluetooth、全地球測位システム(GPS)、コンピュータ、ハンドヘルド・コンピュータ、衛星ラジオ等)においてしばしば利用されている。RFの受信は、様々な所望でない他の信号に関して、到来信号(高周波信号(例えば1.5GHz)等)を選択することをしばしば必要とする。
この到来信号は、一般的に、その上に符号化された情報を有しており、しばしば極端に低い信号レベルを有している。到来信号からこの符号化された情報を取得するために、到来信号をより低い周波数に変換し、その信号レベルを増加させて、復調器又はアナログ・デジタル変換器が上記符号化された情報を取得することができるようにしている。従って、多くの従来の受信機アーキテクチャは、到来信号を適切なレベルに増幅し、到来信号を上記復調器又はアナログ・デジタル変換器に供給する前に所望でない妨害信号を除去することによって、上記到来信号を処理している。この処理は、歪をさほど導入することなく行われることが好ましい。更に、バッテリーで動作するデバイスにおいて、全てのこれらの機能は、極小の電力消費で達成されることが好ましい。
従来の受信機において、RFの受信は、アナログ・スーパーヘテロダイン受信機によってしばしば達成される。これらの受信機は、アナログ構成要素を使用して、1つ以上のより低い中間周波数(IF)信号に無線周波数(RF)信号をダウンコンバートしている。米国特許番号5,802,463は、従来のスーパーヘテロダイン受信機及びダイレクト・コンバージョン受信機を説明している。
このIF信号は、固定の、又は少なくとも限定された周波数を有し、この固定の、又は少なくとも限定された周波数は、IF信号をより簡単にフィルタし、増幅し、他の処理をすることを可能にしている。従来のスーパーヘテロダイン受信機において、アンテナはRF信号を供給し、このRF信号はバンドパスRFフィルタに送り込まれ、このバンドパスRFフィルタは、関心の帯域幅内のRF信号(望みのものとそうではないものとの両方)及び雑音のみを選択的に通過させ、一方この帯域幅外の他のRF信号及び雑音を減衰させるものであり、それによって続く段階の必要なダイナミックレンジを低減させている。この帯域制限されたRF信号及び雑音は、次に低雑音増幅器(LNA)によって増幅される。
この増幅器の電力消費は、所望でない妨害を除去するフィルタの後に置く場合、低減させることが可能である。LNAによって増幅され、影像周波数帯域内に収まっている電気的な雑音及び信号―それらは中間周波数(IF)セクションをフィルタされずに通過するため、特に決定的である―を減衰させることにおいて、このRFフィルタを補助するために、LNAからの増幅されたRF信号は、影像フィルタによってフィルタされる。ミキサはこの増幅されたRF信号を局部発振器(LO)周波数信号と混合し、帯域制限RF信号を望みでない混合積(undesired mixing products)と共にIF帯に変換する。
このミキサからのIF信号は、一般的にIFフィルタと結合し、このIFフィルタは、望みの信号を含むサブバンドを主として通過させる。この(及び任意の続く)IFフィルタは、更なる減衰なしに、影像帯域のうちの影像サブバンドにおいて存在する任意の望みでない信号及び雑音の残りを通過させ、これらは、上記RFフィルタ及び影像フィルタによって十分にフィルタされなかったものである。
IFフィルタ及び増幅器を通る伝播の過程において、これらフィルタが通過させるサブバンドに存在する望みのIF信号は、このIFにおける他のサブバンドに存在する信号及び雑音に有利なように選択される。この選択されたIF信号は、典型的には通信制御システムが使用するためにベースバンド情報信号に復調し変換する。このアナログ・スーパーヘテロダイン設計の多くの変形が存在する。
従来のアナログ・スーパーヘテロダイン設計の1つの不利益は、集積回路(IC、又はマイクロチップ)上に完全に集積することが、容易には不可能なことである。多くのスーパーヘテロダイン受信機は、重要な事前コンバージョン・フィルタ及び高品質狭帯域IFフィルタを必要とし、これらは高い周波数で作動し、アナログ構成要素を含むものである。よって、スーパーヘテロダイン受信機のこのアナログ的な性質は、より大きなサイズ、より高いコスト、より高い電力消費を引き起こすこととなる。
影像排除フィルタに影響するこのトレードオフは、影像を抑圧させる他の方法を設計者たちに探索させる動機付けとなっている。1つのそのような方法は、ハートレー・アーキテクチャを使用する。ダイレクト・コンバージョン・アーキテクチャに適用した従来のハートレー・アナログ回路1000の例を図1Aに示す。図1Aに関して、ハートレー回路1000は、局部発振器(LO)の互いに直交した位相、Cos(ωt)及びSin(ωt)とRF入力を混合し、得られた信号をローパス・フィルタし、得られた信号を共に加え合わせる前に、一方を90度シフトする。これらCos(wt)及びSin(wt)は、LO周波数である。回路1000は、アナログ・ミキサ1020A−Bと、増幅器1018と、アナログフィルタ1022A−Bと、アナログ位相遅延回路1026と、アナログ加算器1028とを備えている。このLO周波数がRF周波数と同じである時、得られるIFはゼロである。
e(jwt)=[Cos(wt)+jSin(wt)]/2なので、図1Aの過程は、上記の入力を単一の正の(又は負の)周波数LOで乗算するものとして考えることが可能である。時間領域における乗算は、周波数領域における畳み込みと等価である。
得られるIFにおいて、所望の周波数及び影像周波数は、正と負の周波数として分離される。続くヒルベルト・フィルタは、この影像を除去する。なお、90度シフトし、加えることは、ヒルベルト・フィルタと等価である。一方、LOの周波数がRF周波数と異なると、所望の周波数及び影像周波数は、IFのあたりにダウンコンバートされる。GSMの低IFスキームに対する例示の波形を図1Bに示す。複素数バンドパス・フィルタ(図1Bにおいて、点線によって表している)は、そのとき上記影像を除去する。
本質的に、上記の入力が実数のとき、影像は、それを単一の複素周波数で乗算することによって分離される。影像が除去されるだけでなく、全ての負の(又は正の)周波数もまた抑圧され、言い換えると、抑圧される影像帯域は、非常に広い。
上記の入力が複素数のとき、同じ原理を適用することが可能である。2つの複素量の乗算を実現するために、より多くの操作を実行することが必要である。図2において示しているように、複素数乗算のため、4つの乗算(ミキサ)と2つの加算(減算は負の量の加算として見ることが可能であるため)を必要とする。図2は、次の等式を実現している:(A+jB)*(C+jD)=(AC−BD)+j(AD+BD)。「完全に集積した受信機の高パフォーマンス・アナログ・フロントエンドのための低IFトポロジ(Low IF Topologies for High Performance Analog Front−Ends of Fully Integrated Receivers)」回路及びシステム上のIEEEトランザンクション−II アナログ及びデジタル信号処理(IEEE Transactions on Circuits and Systems−II Analog and Digital Signal Processing),Vol.45,No.3,1998年3月を見よ。
なお、影像排除アーキテクチャと同じ概念は、送信モードにおいても等しく有効である。一般的に、この送信モードはIFからのアップコンバート・スキームを含んでいる。LOとの類似の複素数乗算は,このIFをRF帯域に変換可能である。
その後、設計者はこれらのアナログ回路を減らし、デジタル領域においてより多くのことを行うよう試みてきた。幾つかの技法は、サンプリング・ミキサ及び離散信号処理を使用している。
ある記事は、デジタル・フィルタリング及びデジタル・ベースバンド・ダウンコンバージョンを利用するRFサンプリング・ミキサ・アーキテクチャを説明している。これらの記事は、K.ムハンマド(K.Muhammad)ら,「0.13umデジタルCMOSプロセスにおける離散時間Bluetooth受信機(A Discrete−time Bluetooth Receiver in a 0.13um Digital CMOS Process)」,IEEE固体状態回路カンファレンスの会報(Proc.,of IEEE Solid−state Circuits Conf.),第15.1節,第268頁−第269頁,527,2004年2月、K.ムハンマド(K.Muhammad)及びR.B.スタスゼウスキ(R.B.Staszewski),「電荷領域における再帰的フィルタリングを伴うダイレクトRFサンプリング・ミキサ(Direct RF Sampling Mixier with Recursive Filtering in Charge Domain)」,回路及びシステムに対する2004年IEEE国際シンポジウムの会報(Proc.,of 2004 IEEE Intl. Symp. on Circuits and Systems),節(sec.),ASP−L29.5,2004年5月、S.カルボーネン(S.Karvonen)ら,「低雑音直交サブサンプリング・ミキサ(A Low Noise Quadrature Subsampling Mixier)」,ISCASの会報(Proc.,of the ISCAS),第790頁−第793頁,2001年を含んでいる。一連のデジタルフィルタの前に、サンプリング・ミキサを使用して信号をダウンコンバートするというデジタル領域における処理は、受信機アーキテクチャとして提案されてきた。各デジタルフィルタは、望みの信号を歪めることなく、可能な限りの所望でない周波数を排除するよう設計される。最初の2つに挙げた記事は、主に、一連のFIRローパス・フィルタを使用することに集中している。最後に挙げた記事は、入力をIFにダウンコンバートした後の複素数フィルタ、及びサブサンプリング技法を使用することを提案している。
デジタル設計と、より相性の良い受信機に対する必要性が存在している。更にまた、従来のアナログ設計を利用しない受信機に対する必要性が存在している。更にまた、デジタル・ロジック・デバイスを使用して、より高い選択度、感度、及び忠実度の能力があるデジタル受信機に対する必要性が存在している。更にまた、従来のアナログ集約的な設計と比較したとき、低コストで、小さな面積を有し、低消費電力を有する受信機アーキテクチャに対する必要性が存在している。その上更にまた、複素数フィルタリングの前の影像分離に対し最適化したデジタル受信機に対する必要性が存在している。
例示の実施形態は、デジタル受信機に関する。本デジタル受信機は、増幅器と、この増幅器からのA信号及びjB信号を受けるよう結合したサンプリング・ミキサとを備えている。これらのミキサは、これらのミキサのうちの第1の対のミキサであってC局部発振器信号を受ける前記第1の対のミキサと、jD局部発振器信号を受ける第2の対のミキサとを含むことが可能である。jD局部発振器信号は、C局部発振器信号に関して位相遅延したものである。代わりに、これらミキサは、局部発振器信号を受けるよう結合し、複数の第1のスイッチ及び複数の第2のスイッチと結合した出力を有することが可能である。これら第1のスイッチは、この局部発振器信号から得たC制御信号を受け、これら第2のスイッチは、この発振器信号から得たjD制御信号を受ける。C制御信号は、jD制御信号に関して位相遅延したものである。本受信機は、上記のミキサから得られる信号を受けるよう結合した、コンデンサ等の積分デバイスを備えることが可能である。また、本受信機は、これら積分デバイスと結合した加算器を備えている。これら加算器は、AC−BDの第1の和と、BC+ADの第2の和とを供給する。
別の例示実施形態は、ワイヤレス適用のためのデジタル回路に関する。本デジタル回路は、増幅器と、第1のミキサ及び第2のミキサを含む少なくとも1対のデジタル・サンプリング・ミキサと、サンプリング・コンデンサの組とを備えている。この第1のミキサは、第1の局部発振器信号を受けるよう結合した第1の入力及び第2の入力を有し、この第2のミキサは、第2の局部発振器信号を受けるよう結合した第1の入力及び第2の入力を有している。このサンプリング・コンデンサの組は、グラウンドと上記のミキサの個別のミキサとの間に結合している。また、本回路は、上記のコンデンサの組に結合したデジタル加算器と、これらの加算器に結合したデジタル複素数フィルタとを備えている。本回路は、影像排除のため、負の周波数の除去を利用している。
また別の例示実施形態は、デジタル通信回路に関する。本回路は、A信号と、jB信号と、C局部発振器信号と、jD局部発振器信号とを複素数乗算するための手段であって、このC局部発振器信号は、このjD局部発振器信号に関して位相遅延したものである、手段を備えている。また、本回路は、平均AC信号と、平均AD信号と、平均BD信号と、平均BC信号とを供給するための手段を備えている。また、本回路は、平均AC信号と平均BD信号との第1の和と、平均BC信号と平均AD信号との第2の和とを供給するための手段と、この第1の和と第2の和とを受け、影像フリーの出力信号を提供するための手段とを備えている。
一例示態様に従い、上記加算器はAC−BDの第1の和と、BC+ADの第2の和とを供給する。上記加算器の出力は、複素数LOで乗算したRF入力を表している。LOとの複素数乗算は、所望の周波数と影像周波数とのより効率のよい分離を可能にしている。複素数帯域通過フィルタリングは、影像を完全に除去可能である。
図3に関して、通信システムはデジタル受信機10を備えている。デジタル受信機10は、好ましくはデジタル的に実装され、小さい面積及び優れたパフォーマンスを提供する。受信機10は、4ミキサ・ソリューションを使用する複素数乗算による影像分離の実装であり、デジタル領域においてサンプリング・ミキサ及び離散信号処理を使用している(図3)。4つのサンプリング・ミキサを使用することは、電力消費を増加させることがあるが、しかしVHF/UHF航空機搭載用トランシーバ等のある適用において、パフォーマンスは電力消費よりも重要である。この方法において得られる影像排除は大きく、それは主として、1.高いIFを選ぶこと、2.全体の影像排除を増強するルーフィング・フィルタによって提供される排除であること、のためである。
受信機10は、任意の通信適用、例えば、VHF、UHF、GSM、GPS、bluetooth、又はコードレス電話のためのトランシーバにおける使用に対し、利用可能である。好適実施形態において、受信機10は、4ミキサ・アーキテクチャを利用し、中間周波数(IF)を処理している。有利なことに、受信機10は複素数乗算を利用することが可能であり、離散信号処理を使用して、完全にデジタル領域において影像分離を達成している。
出願人は、この有利なアーキテクチャを使用して、広い帯域にわたって極めて大きな影像排除が達成可能であると信じている。加えて、この有利なアーキテクチャは、影像分離後の複素数バンドパス・フィルタリングの容易な実装に適している。
デジタル受信機10は、増幅器18と、4つのミキサ20A−Dと、直交LOドライバ25と、4つのサンプリング・コンデンサ22A−Dと、2つの加算回路34A−Bとを備えている。ミキサ20A−Dは、好ましくはサンプリング・ミキサである。増幅器18は、好ましくは、ミキサ20A−Bの入力に結合した第1の出力と、ミキサ20C−Dの入力に結合した第2の出力とを有している。ミキサ20A−Bの各々は、局部発振器入力を備えている。
コンデンサ22A−Dは、グラウンドと、ミキサ20A−Dと加算器回路34A−Bとの間のそれぞれのノードとの間に、各々結合している。ミキサ回路20A及び20Cの出力は、加算器回路34Aのそれぞれの入力に結合し、ミキサ回路20B及び20Dの出力は、加算器回路34Bのそれぞれの入力に結合している。
増幅器18は、好ましくは低雑音増幅器(LNA)であり、アンテナ(示していない)からの信号を受けるよう結合している。このアンテナからの信号は、無線周波数(RF)信号であることが可能である。一実施形態において、このアンテナは2400MHZの直交振幅変調(QAM)信号を受けるが、受信機10は、デジタル的に処理可能な任意の周波数の任意の種類のRF信号と共に利用することが可能である。
増幅器18は、好ましくは、このRF信号のI及びQバージョンを供給するための位相シフト用ネットワークを備えている。増幅器18は、好ましくは電流信号としてこれらI及びQバージョンを供給し、これら電流信号は、上記RF信号と関連している入力電圧に比例する。増幅器18は、ミキサ20A及び20Bに結合した第1の出力(I電流出力信号、例えばA信号に対する出力)と、ミキサ20C及び20Dに結合した第2の出力(Q電流信号(例えばjB信号)のための出力)とを有している。
増幅器18(LNA)からのこれら2つの出力は、90度離れた位相であり、これらの出力電流は、上記入力電圧に比例する。電流に変換することにより、デジタル・サンプリング・ミキサは、LOによって決定される期間の間、サンプリング・コンデンサを充電可能であり、それによって上記LOのRF入力倍に比例する電荷を生じさせる。加算、減算、積分等、基本的な数学的操作が効率のよいやり方で実現可能なので、充電モードは有利である。例えば、互いに異なる時点で、同じコンデンサに電荷を加えることにより、加算は達成される。同じコンデンサに複数回重み付けした電荷を加えることにより、積分は達成される。減算は、差動モード操作にて実現可能である。
ミキサ20A−Dは、上記のRF信号(例えば、I及びQ信号)をIF等のより低い周波数にダウンコンバートするために利用する。ミキサ20A−Dは、デジタル・サンプリング・ミキサであることが可能であり、増幅器18に結合した入力と、局部発振器信号を受けるよう結合した別の入力とを備えることが可能である。
図3において、局部発振器(LO)の波形を、波形27A(例えば、C)及び波形27B(例えば、jD、理想的な回路においてはC=Dである)として示す。LOの互いに直交した位相(C及びjD)を供給するために、単純な4分周回路を使用することが可能である。ミキサ20A−Dは、出力信号をサンプリング・コンデンサ22A−Dにそれぞれ供給する。
ミキサ20A−D等のサンプリング・ミキサは、LOによって制御する時間間隔の間、サンプリング・コンデンサ22A−DにおいてLNA入力電圧に比例するLNA電流が積分可能となることを容易にする。例えば、t0からt1の間隔の間、電荷はサンプリング・コンデンサ22Aに積分され、t1でのコンデンサ22Aの電圧は、LOに比例する期間の間積分したLNA入力のスケールされたバージョンを表している。RF周波数とLO周波数がIFだけ異なるとき、このミキサの出力は、LO周波数でサンプルしたIF出力を表している。
以下で説明するように、受信機10を通って伝わるこれら信号は、複素数表記において表すことができる。増幅器18からミキサ20A及び20Bが受ける信号はAとして表し、増幅器18からミキサ20C及び20Bが受ける信号はjBとして表す。ミキサ20A及び20Dに供給する局部発振器信号はCによって表し、ミキサ20B及びミキサ20Cに供給する局部発振器信号はjDによって表し、理想的な回路に対しては、C=Dである。好ましくは、これら局部発振器信号は、互いに位相が90度遅延したスイッチング波形である。時刻t1の終わりで、ミキサ20Aの出力はA*Cを表し、ミキサ20Cの出力は、B*Dを表している。時刻t2の終わりで、ミキサ20Bの出力はA*Dを表し、ミキサ20Dの出力は、B*Cを表している。加算器34Aの出力は、(AC−BD)を与える。減算は、AC及びBDを差動増幅器の2つの入力に加えることにより実現している。加算器34Bの出力は、(BC+AD)を表している。
加え合わせは、コンデンサ22A及び22Cの電荷を単一のコンデンサに移すことにより実現可能である。このように、加算器34A−Bの2つの出力、即ち線40A及び40Bは、RF入力をLOの単一の正の(又は負の)周波数で乗算した場合のIF信号を表している。続く複素数バンドパス・フィルタは、影像を完全に除去可能である。そのステップを通過する前に、図3に関して説明した第1の実施形態の実装に対し、多くの簡略化をなすことが可能な場合の別実施形態を説明する。
図4に関する別の例示実施形態において、サンプリング・ミキサの数は、LOとIFとの間に特別な関係を有することにより、2つに減らしている。LO及びIFは、以下の等式1及び2を満たすよう選ぶものとする。この関係は、複素数乗算のために要求される直交副積(quadrature sub−products)を生成するために単一のLOの位相で十分なことを確実にしている。
等式1及び2を以下に示す。
f(LO)=4*N*f(IF)、ここでN=1,2,3,..... 等式(1)
ここでNは平均化回数であり、
f(LO)±f(RF)=f(IF) 等式(2)
例えば、f(RF)=2400MHzであり、f(LO)=2477.419MHzであり、f(IF)=77.419MHzである。
ここで、f(LO)=4*8*(77.419)MHz
このように、サンプリング・ミキサの後、得られるIF信号をLOの8周期の間蓄積する(又は積分する)場合、得られる信号は、IF(77.419MHz)の直交サンプルを表している。即ち、得られるIFは、77.419*4=309.676MHzの間隔で時間サンプルを持つことになる。
図3及び4に関して、図4の受信機100は、図3に関して説明した受信機10に類似している。受信機100は、受信機10における4つのミキサ20A−20Dの代わりに、2つのミキサ120A−Bを備えている。受信機100は、有利なことに、適切なサンプリング回数を利用して、追加のミキサを要求することなしに、適切な直交処理を提供する。受信機100は、増幅器118と、局部発振器回路225と、ミキサ120A−Bと、スイッチ124A−Dと、コンデンサ122A−Dと、加算器134A−Bとを備えている。ミキサ124A−Bは、好ましくはサンプリング・ミキサである。
増幅器118は、Aの信号をミキサ120Aに供給し、jBの信号をミキサ120Bに供給する。また、ミキサ120A−Bは、局部発振器信号を受ける。ミキサ120Aの出力は、スイッチ124A及び124Bに結合している。ミキサ120Bの出力は、スイッチ124C及び124Dに結合している。スイッチ124A−Dに対するスイッチの開閉は、このスイッチの制御入力で加えられる制御信号によって制御する。
図4は、例示波形180A、180B、及び180Cを示している。波形180Aは、LO信号を表現している。波形180Bは、スイッチ124A及び124Dに加える制御波形(例えば、C)である。波形180Cは、スイッチ124B及び124Cに加える制御波形(例えば、jD、ここで、理想回路に対してはC=D)である。制御波形180B−Cは、LO/N(例えば、N=8)の周波数でトグルする。このように、スイッチ124A及び124Dは、LOの最初の8周期の間閉じ、スイッチ124B及びスイッチ124Cは、LOの次の8周期の間閉じる。
コンデンサ122A−Dは、グラウンドと、スイッチ120A−Dと加算回路134A−Bとの間のノードのそれぞれとの間に結合している。スイッチ124A及び124Cの出力は、加算回路134Aの入力に結合しており、スイッチ124B及び124Dの出力は、加算回路134Bの入力に結合している。
コンデンサ122Aの電圧出力は、時刻t1の終わりで、LNA入力に比例した電圧を表しており、このLNA入力は、LOのN(この例ではN=8)周期の間積分されるものである。よって、このミキサ出力は、長さN=8のFIRローパス・フィルタによってフィルタされることになる。同様に、コンデンサ122Bの電圧出力は、時刻t2の終わりで、LNA入力に比例した電圧を表しており、このLNA入力は、LOのN(=8)周期の間積分されるものである。コンデンサ122A及び122Bでの波形は、IFの互いに直交したサンプルを表しており、なぜならIF及びLOは、等式1によって関係付けられているからである。(この例では、1つのIF周期は32のLO周期を含んでいる。)
スイッチ124A−D及び等式1は、4つのミキサを使用せずに直交積(quadrature products)の生成を可能にしている。もしLOの波形180Aを(C+jD)として解釈可能ならば、そのときコンデンサ122Aでの出力は、ダウンコンバートしフィルタしたIFの1つの直交サンプルであり、A*Cと等価である。同様に、コンデンサ122Bでの出力は、ダウンコンバートしフィルタしたIFの次の直交サンプルであり、A*Dと等価である。同じやり方で、コンデンサ122Cでの出力は、ダウンコンバートしフィルタしたIFの1つの直交サンプルであり、B*Dと等価であり、コンデンサ122Dでの出力は、ダウンコンバートしフィルタしたIFの次の直交サンプルであり、B*Cと等価である。
加算器134Aは、スイッチ124A及び124Cからの出力を受ける。加算器134Bは、スイッチ124B及び124Dからの出力を受ける。加算器134Aの出力は、(AC−BD)を表し、加算器134Bの出力は、(BC+AD)を表す。共に、加算器134A−Bの両方の出力は、即ち線140A及び140Bは、(A+jB)*(C+jD)を表している。加算器134A及び134Bは、受信機10の加算器34A−B(図3)と同じやり方で実現可能である。
この例において、IF出力は77.419MHzであり、そのサンプルした出力は、309.676MHz(=77.419*4)で利用可能である。この信号の振幅は、LNA入力のスケールされたバージョンを表している。また、この信号は長さN=8でFIRローパス・フィルタされる。フィルタリングの量は、Nを適当に変化させることによって制御可能である。このIFが4*IFのサンプリングレートで利用可能なとき、標準的なDSP技法が適用可能である。続く複素数バンドパスは、加算器134A−Bの出力の影像を完全に除去可能である。
図5A−Cに関する別の例示実施形態において、複素数乗算と共に、複素数バンドパス・フィルタ機能を追加し、よって影像周波数を完全に除去している。この実施形態において、サンプリング・ミキサの数は、LOとIFとの間に特別な関係を有することにより、2つに減らしている。LO及びIFは、等式1及び2を満たすよう選ぶものとする。この関係は、複素数乗算のために要求される直交副積(quadrature sub−products)を生成するために単一のLOの位相で十分なことを確実にしている。
参照を容易にするため、等式1及び2を再掲する。
f(LO)=4*N*f(IF)、ここでN=1,2,3,..... 等式(1)
ここでNは平均化回数であり、
f(LO)±f(RF)=f(IF) 等式(2)
例えば、f(RF)=2400MHzであり、f(LO)=2477.419MHzであり、f(IF)=77.419MHzである。
ここで、f(LO)=4*8*(77.419)MHz
このように、サンプリング・ミキサの後、得られるIF信号をLOの8周期の間蓄積する(又は積分する)場合、得られる信号は、IF(77.419MHz)の直交サンプルを表している。即ち、得られるIFは、(2477.419/8即ち77.419*4)=309.676MHzのデシメートされた間隔(the decimated interval)で時間サンプルを持つことが可能である。
図5A−Cに関して、受信機200は、図4に関して説明した受信機100と非常に類似している。事実、破線500の範囲に含まれている構成要素は、図4においての対応する構成要素と同一である。前述のように、加算器234A及び234Bの出力は、複素数乗算された信号、即ち(A+jB)*(C+jD)を表している。
一点鎖線600内に含まれる構成要素は、LOによるRF信号の複素数乗算を、但し残りの2つの直交位相に対して達成する。
これらの追加されたセクションは、次の等式を実現している。
(A+jB)*(C’+jD’)=(AC’−BD’)+j(BC’+AD’)等式(3)
ここで、C’及びD’は、LO即ちLO=(C’+jD’)の第3と第4の直交位相を表している。
線240A及び240Bは、複素数乗算したRF入力を表している。同様に、線240C及び240Dは、LOの反対の位相で複素数乗算したRF入力を表している。
線240Aと240Cは逆位相であり、線240Bと240Dは逆位相である。
このように、線240A−Dは、サンプルしたIF信号の直交位相(I,I’,Q,Q’)を表している。
加算器238Aは線240A及び240Cと結合しており、同様に加算器238Bは線240B及び240Dと結合している。本質的に、加算器238Aは次の等式を実現している:
(AC−BD)−(AC’+BD’) ......等式(4)
加算器238Bは次の等式を実現している:
(BC+AD)+(BC’+AD’) ......等式(5)
図5A−Cにおいて、これらの実装は、4つのディファレンサー回路(four differencer circuits)(加算器234A及び234C並びに加算器238A−B)と、2つの追加回路(加算器234B及び234D)と共に示している。ディファレンサー回路(differencer circuits)の数を減らすことは、有利である可能性がある。正と負の項を別々にグループ化することにより、等式3は4つの追加回路と2つのディファレンサー回路(2 differencer circuits)で実現可能である。
一般的に、バンドパス・フィルタを実現するためには、ローパス・フィルタの応答から、このLPFのFIR係数は、複素周波数(e^j2*pi*f*t)で乗算されるものであり、ここでfはバンドパスの中心周波数である。サンプリング周波数がIF周波数の4倍であるとき、乗算ファクターはe^j*(pi/2)*Mに減り、ここでM=1,2,3,4,...である。理想的なローパス・フィルタの場合、全てのFIRタップ係数はユニティ(unity)である。e^j*pi/2*Mによる乗算は、シーケンス(+1,+j,−1,−j...)によるユニティタップ係数の乗算に等しい。加算器238A−Bはこの操作を達成可能である。この操作は、長い数のサンプルに対して行うことが可能であり、よりシャープなバンドパス特性を得ることが可能である。この長さMを変化させることにより、異なるバンドパス・フィルタ特性を得ることが可能であり、最終的な出力デシメーション周波数(the final decimation frequency)は制御可能である。
このように、RF入力信号は、LOで複素数乗算されて、実質的に複素数バンドパスフィルタされる。そのため、影像周波数及び全ての負の周波数は、完全に除去可能である。上述の方法において、N及び最終的な積分の長さのパラメータ(M)を変化させるだけで、互いに異なるIFを選択可能であり、互いに異なるBPF特性を選択可能である。
出願人は、受信機10、100、及び200のアーキテクチャは、それらを従来の受信機より大幅に低価格で作成することを可能にすると信じている。出願人は、受信機10、100、及び200のアーキテクチャは、従来のアナログ受信機より低消費電力を有すると信じている。
詳細な図面、特定の例、及び所与のある構成要素値は、本発明の好適な例示実施形態を説明しているが、それらは図示の目的にのみ供されるものであることは理解されよう。本発明の装置及び方法は、開示した正確な詳細及び状況に限定されない。更に、特定の種類の周波数を説明したが、様々な他の値を利用可能である。好適実施形態の設計、動作状況、及び配列においては、添付の特許請求の範囲に表現された本発明の精神を外れることなしに、他の代理、修正、変更、及び省略をなすことができる。
先行技術における、影像排除受信機アーキテクチャの電気的な概要の一般的ブロック図である。 図1において図示したアーキテクチャに関連する1組の波形図である。 先行技術における、入力もまた複素数であるときの、複素数乗算器の電気的な概略の一般的ブロック図である。 例示実施形態に従うデジタル受信機の、電気的な概要の一般的ブロック図である。 別の例示実施形態に従うデジタル受信機の、電気的な概要の一般的ブロック図である。 また別の例示実施形態に従うデジタル受信機の、電気的な概要の一般的ブロック図を含んでいる。 また別の例示実施形態に従うデジタル受信機の、電気的な概要の一般的ブロック図を含んでいる。 また別の例示実施形態に従うデジタル受信機の、電気的な概要の一般的ブロック図を含んでいる。

Claims (15)

  1. 増幅器と、
    前記増幅器からA信号及びjB信号を受信するよう結合した複数のサンプリング・ミキサであって、前記のミキサは、局部発振器信号を受けるよう結合し、第1の複数のスイッチ及び第2の複数のスイッチと結合した出力を有し、前記第1の複数のスイッチは、前記の局部発振器信号から得たC制御信号を受け、前記第2の複数のスイッチは、前記の発振器信号から得たjD制御信号を受け、前記C制御信号は、前記jD制御信号に関して位相遅延したものであり、前記第1及び第2の複数のスイッチは、全体として、前記のミキサのうち第1のミキサに結合した第1のスイッチ及び第2のスイッチと、前記のミキサのうち第2のミキサに結合した第3のスイッチ及び第4のスイッチとを含み、前記の第1と第4のスイッチは前記C制御信号を受け、前記の第2と第3のスイッチは前記jD制御信号を受ける前記複数のサンプリング・ミキサと、
    前記のミキサから得られる信号を受けるよう結合した複数の積分デバイスと、
    前記積分デバイスと結合し、AC−BDの第1の和及びBC+ADの第2の和を供給する複数の加算器と
    を備えたデジタル受信機。
  2. 前記積分デバイスは、複数のサンプリング・コンデンサである、請求項1に記載のデジタル受信機。
  3. 前記C局部発振器信号及び前記jD局部発振器信号は、4*N*IFの発振器周波数を有し、IFは前記のミキサの出力が供給する中間周波数である、請求項1に記載のデジタル受信器。
  4. 前記A信号は2400MHzであり、前記B信号は2400MHzであり、前記発振器周波数は2477.419MHzである、請求項3に記載のデジタル受信機。
  5. 前記の受信機の構成要素は、CMOS、バイ−CMOS、シリコン・ゲルマニウム、ガリウム砒化物のデバイス上に完全に集積した、請求項1に記載のデジタル受信機。
  6. 前記デジタル受信機は、プログラマブル・ゲート・アレイ上で完全に実装した、請求項1に記載のデジタル受信機。
  7. 前記第1の和と前記第2の和とを受ける複素数フィルタを更に備えた、請求項1に記載のデジタル受信機。
  8. 前記第1の複数のスイッチ及び前記第2の複数のスイッチは、全体として、前記のミキサのうち前記第1のミキサに結合した第5のスイッチ及び第6のスイッチと、前記のミキサのうち前記第2のミキサに結合した第7のスイッチ及び第8のスイッチとを含み、前記の第5と第8のスイッチはC’制御信号を受け、前記の第6と第7のスイッチは前記jD’制御信号を受ける、請求項1に記載のデジタル受信機。
  9. 前記複素数フィルタは、複素数バンドパス・フィルタである、請求項7に記載のデジタル受信機。
  10. 前記複数の加算器は、減算するよう構成した少なくとも1つの加算器を含む、請求項9に記載のデジタル受信機。
  11. 前記の第1と第2の和は、直交位相(I,I’,Q,Q’)を表す、請求項1に記載のデジタル受信機。
  12. ワイヤレス・アプリケーションのためのデジタル回路であって、
    増幅器と、
    第1のミキサ及び第2のミキサを含む少なくとも1対のデジタル・サンプリング・ミキサであって、前記第1のミキサは、前記増幅器からのA信号を受けるよう結合した第1の入力及び局部発振器信号を受けるよう結合した第2の入力と、第1のスイッチ及び第2のスイッチと結合した出力とを有し、前記第2のミキサは、前記増幅器からのjB信号を受けるよう結合した第1の入力及び局部発振器信号を受けるよう結合した第2の入力と、第3のスイッチ及び第4のスイッチと結合した出力とを有し、前記の第1と第4のスイッチは前記局部発振器信号から得たC制御信号を受け、前記の第2と第3のスイッチは前記局部発振器信号から得たjD制御信号を受け、前記C制御信号は、前記jD制御信号に関して位相遅延したものである、前記少なくとも1対のデジタル・サンプリング・ミキサと、
    グラウンドと前記のミキサの個別のミキサとの間に結合したサンプリング・コンデンサの組と、
    前記のコンデンサの組と結合した複数のデジタル加算器と、
    前記の加算器と結合して、それにより前記の回路は影像排除のための負の周波数の除去を利用する、デジタル複素数フィルタと
    を備えたデジタル回路。
  13. 前記第1の出力及び第2の出力は、I及びQ電流信号を供給する、請求項12に記載のデジタル回路。
  14. A信号と、jB信号と、C局部発振器信号と、jD局部発振器信号とを複素数乗算するための手段であって、該手段は、第1のミキサ及び第2のミキサを含む少なくとも1対のデジタル・サンプリング・ミキサを含み、前記第1のミキサは、前記A信号を受けるよう結合した第1の入力及び局部発振器信号を受けるよう結合した第2の入力と、第1のスイッチ及び第2のスイッチと結合した出力とを有し、前記第2のミキサは、前記jB信号を受けるよう結合した第1の入力及び局部発振器信号を受けるよう結合した第2の入力と、第3のスイッチ及び第4のスイッチと結合した出力とを有し、前記の第1と第4のスイッチは前記C局部発振器信号を受け、前記の第2と第3のスイッチは前記jD局部発振器信号を受け、前記C局部発振器信号は、前記jD局部発振器信号に関して位相遅延したものである、手段と、
    平均AC信号と、平均AD信号と、平均BD信号と、平均BC信号とを供給するための手段と、
    前記平均AC信号と前記平均BD信号との第1の和と、前記平均BC信号と前記平均AD信号との第2の和とを供給するための手段と、
    前記第1の和と前記第2の和とを受け、影像フリーの出力信号を供給するための手段とを備えたデジタル通信回路。
  15. 平均AC信号を供給するための前記の手段は、サンプリング・コンデンサの組を備えた、請求項14に記載のデジタル通信回路。
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