JP5269103B2 - 隠しスライドファスナー - Google Patents

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Description

本発明は、左右のエレメント列を噛合させたときに、ファスナーテープの外側に露出するテープ外面側から、噛合したエレメント列を見えないように隠蔽する隠蔽性に優れた隠しスライドファスナーに関する。
一般に、スライドファスナーは、噛合した左右のエレメント列がファスナーテープのテープ外面側に配されて露出する通常タイプのスライドファスナーと、噛合した左右のエレメント列を外側から見えないように隠蔽する隠しタイプのスライドファスナー(所謂、隠しスライドファスナー)の2種類の代表的なタイプに大別される。隠しスライドファスナーは、その隠蔽性から製品のデザイン性を妨げないという利点を生かして各種衣類や靴等の製品に好適に使用され、また近年では、自動車や列車の座席シート用シートカバー等にも使用されてきている。
このような隠しスライドファスナーの一例が、実公昭49−43454号公報(特許文献1)に開示されている。
この特許文献1に記載されている隠しスライドファスナー60は、図13に示したように、左右一対のファスナーテープ61と、各ファスナーテープ61に縫着されたコイル状の連続エレメント列62と、ファスナーテープ61と連続エレメント列62との間に配され、連続エレメント列62とともにファスナーテープ61に縫着される隠蔽片63とを有している。
前記ファスナーテープ61は、同ファスナーテープ61の対向側側縁部が、テープ長さ方向に沿ってテープ幅方向にU字状に折り曲げられており、隠しスライドファスナー60の露出面側に配されるテープ本体部61aと、同テープ本体部61aから連続して配され、U字状に折り曲げられたテープ折曲部61cと、同テープ折曲部61cの側端縁からテープ幅方向に延びた折り返し片部61bとを有している。
前記連続エレメント列62は、噛合頭部62aと上下脚部62b,62cとを有するファスナーエレメントが、隣接するファスナーエレメントと脚部連結部62dを介して連結されて形成されている。また、この連続エレメント列62は、上下脚部62b,62c間に芯紐64が挿通され、且つ、同連続エレメント列62の噛合頭部62aがテープ折曲部61cから外方へ突出した状態となるように、縫着糸65を用いて、折り返し片部61bに隠蔽片63を介して縫着されている。
この場合、連続エレメント列62とともに縫着される隠蔽片63は、同隠蔽片63の一側縁が縫着糸65の刺通位置よりも噛合頭部62a側に延設されており、左右の連続エレメント列62が噛合したときに左右の隠蔽片63の一側縁同士が付き合わされるように配されている。
このような特許文献1の隠しスライドファスナー60において、図示しないスライダーを摺動させて左右の連続エレメント列62を噛合させた場合、左右のファスナーテープ61の前記テープ折曲部61cが付き合わされるとともに、ファスナーテープ61と連続エレメント列62との間にて左右の隠蔽片63の一側縁同士も付き合わされる。これにより、噛合状態にある左右の連続エレメント列62が、ファスナーテープ61のテープ露出面側から見えないように隠蔽される。
また、同隠しスライドファスナー60では、左右の連続エレメント列62が噛合しているときに、左右のファスナーテープ61が、テープ幅方向に沿って外側へ引っ張る張力(横引き力)を受けた場合、同ファスナーテープ61の左右のテープ折曲部61cが互いに離間する方向へ移動し、左右のテープ折曲部61c間に間隙が形成される。その一方で、左右の隠蔽片63は、左右のファスナーテープ61が横引き力を受けても動くことはなく、同隠蔽片63の一側縁同士が付き合わされた状態を維持することができる。
従って、特許文献1の隠しスライドファスナー60は、左右の連続エレメント列62が噛合している状態にて左右のファスナーテープ61が上述のような横引き力を受けても、左右の隠蔽片63が付き合わせられている状態を維持できるため、同隠蔽片63により左右の連続エレメント列62が隠蔽されて、連続エレメント列62が露出することを防ぐことができる。
特に、特許文献1によれば、ファスナーテープ61の材質と隠蔽片63の材質とを同じものとすることによって、上述のように左右のテープ折曲部61cの間に間隙が形成されても、その間隙からファスナーテープ61と同一色調の隠蔽片63が見えるため、スライドファスナーの体裁を向上させることができるとしている。
実公昭49−43454号公報
前記特許文献1の隠しスライドファスナー60では、連続エレメント列62の噛合時に左右のファスナーテープ61が横引き力を受けて外側に引っ張られても、左右の隠蔽片63によって噛合状態の連続エレメント列62を安定して隠蔽することができるものの、このとき、左右のテープ折曲部61c間には間隙が形成されてしまう。
このため、例えば同隠しスライドファスナー60を自動車のシートカバー等の製品に取着した場合、左右のファスナーテープ61が横引き力を受けたときに、同ファスナーテープ61のテープ折曲部61c間に形成される間隙によって、同隠しスライドファスナー60が取着された製品の体裁が悪くなったり、また、同製品のデザイン性が損なわれたりするという問題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであって、その具体的な目的は、連続エレメント列の噛合時に左右のファスナーテープが横引き力など受けて、テープ幅方向に沿って外側に引っ張られたとしても、左右のファスナーテープの折り返し部間に間隙が形成されることなく、或いは、間隙のできる領域が従来よりも小さく、連続エレメント列を安定して隠蔽するとともに外観品質の低下を防止することができる隠しスライドファスナーを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明により提供される隠しスライドファスナーは、基本的な構成として、左右一対のファスナーテープは、テープ本体部と、テープ長さ方向に沿って、前記テープ本体部からテープ幅方向にU字状に折り曲げられたテープ折曲部と、前記テープ折曲部の側端縁からテープ幅方向の前記テープ本体部側に延びた折り返し片部とを有し、前記折り返し片部の外面に、噛合頭部を有する連続エレメント列が縫着糸により縫着され、左右の前記噛合頭部は、前記テープ折曲部から外方へ突出してなる隠しスライドファスナーであって、左右の前記テープ折曲部は、テープ幅方向において、前記縫着糸の位置よりも前記噛合頭部側に配され、左右の前記連続エレメント列が噛合したときに、付き合わせ状態にある左右の前記テープ折曲部が互いに離間する方向へ移動することを規制する規制部材が、前記折り返し片部の前記テープ本体部に対面する内面に取着され、且つ、前記連続エレメント列の噛合時に同規制部材の一側縁が前記テープ折曲部の内面に当接する位置に配されてなることを最も主要な特徴とするものである。
このような本発明に係る隠しスライドファスナーにおいて、前記規制部材の少なくとも前記テープ折曲部の内面に当接する部分が、硬質の合成樹脂により構成されていることが好ましい。また、前記規制部材は、前記縫着糸によって、前記連続エレメント列とともに縫着されていることが好ましい。
また、本発明に係る隠しスライドファスナーにおいて、前記規制部材は、小片状に形成された複数の規制本体部を有し、同規制本体部は、前記ファスナーテープの長さ方向に間欠的に縫着されていることが好ましい。特にこの場合、前記規制部材は、前記規制本体部をテープ長さ方向に連結する連結部を有していることが好ましい。
一方、前記規制部材は、帯状に形成され、前記ファスナーテープの長さ方向に連続的に縫着されていても良い。特にこの場合、前記規制部材は、同規制部材の他側縁から切り込まれたスリットを有していることが好ましい。
更に、本発明において、前記規制部材の前記折り返し片部に接触する第1面とは反対側の第2面に、前記縫着糸を収容する収容溝が凹設されていることが好ましい。
本発明に係る隠しスライドファスナーは、左右の連続エレメント列が噛合したときに、付き合わせ状態にある左右のファスナーテープのテープ折曲部が互いに離間する方向へ移動することを規制する規制部材を有しており、この規制部材は、ファスナーテープの折り返し片部の内面に取着され、且つ、連続エレメント列の噛合時に同規制部材の一側縁がテープ折曲部の内面に当接する位置に配されている。
このような本発明の隠しスライドファスナーによれば、左右の連続エレメント列が噛合したときに、左右のファスナーテープのテープ折曲部が付き合わせられるとともに、規制部材が、同規制部材の一側縁をファスナーテープのテープ折曲部の内面に当接させて、テープ折曲部を内面側から押さえることができる。
これにより、左右の連続エレメント列が噛合している状態にて、左右のファスナーテープが横引き力を受けてテープ幅方向の外側に向けて引っ張られても、付き合わせ状態にある左右のテープ折曲部が互いに離間する方向へ移動することを規制して、テープ折曲部の位置を安定して保持することができる。
このため、左右のテープ折曲部間に従来のような大きな間隙が形成されることはなく、左右のテープ折曲部同士が付き合せられた状態を維持して、噛合状態にある連続エレメント列をテープ露出面側から見えないように安定して隠蔽することができる。
従って、本発明の隠しスライドファスナーが、例えばシートカバー等の製品に取着されて使用されたときに左右のファスナーテープに横引き力が加えられても、その製品の外観品質が低下することを防止できる。更に、本発明の隠しスライドファスナーは、簡単な構造で上述のような優れた隠蔽性を得ることができるため、従来の隠しスライドファスナーに比べて、コストの増大を招くこともない。
本発明に係る隠しスライドファスナーにおいて、前記規制部材は、小片状に形成された複数の規制本体部を有し、同規制本体部は、前記ファスナーテープの長さ方向に間欠的に配置して、縫着されている。これにより、ファスナーテープに規制部材を縫着してもファスナーストリンガーの可撓性、特に折り返し片部における可撓性を容易に確保することができる。このため、スライダーを摺動させて隠しスライドファスナーを開閉する際に、スライダーを円滑に摺動させてスライドファスナーの開閉操作を安定して行うことができる。
この場合、前記規制部材は、規制本体部をテープ長さ方向に連結する連結部を有していることにより、規制部材をファスナーテープに縫着するときの縫製作業を容易に行うことができ、また、規制部材の縫着位置も安定させることができる。
一方、本発明において、前記規制部材は、帯状に形成され、前記ファスナーテープの長さ方向に連続的に縫着されていても良い。このように規制部材が連続した帯状体により形成されていることにより、左右のファスナーテープがテープ幅方向に沿って外側に引っ張られたときに、左右のテープ折曲部が離間する方向へ移動することを規制することができる。
この場合、前記規制部材が、同規制部材の他側縁から切り込まれたスリットを有していることにより、同規制部材が縫着されている折り返し片部を撓み易くすることができるため、スライドファスナーの開閉操作時にスライダーを円滑に摺動させることができる。
更に、本発明の隠しスライドファスナーにおいて、前記規制部材の露出する第2面には、縫着糸を収容する収容溝が凹設されている。これにより、連続エレメント列及び規制部材を縫着する縫着糸が収容溝に収容され、スライダーが連続エレメント列に沿って摺動する際に、同スライダーが、規制部材の第2面側を走行する縫着糸と干渉することを防ぐことができる。このため、スライダーが摺動するときの摺動抵抗を小さくできるとともに、縫着糸に糸切れが生じることも効果的に防止することができる。
図1は、本発明の実施例1に係る隠しスライドファスナーの正面図である。 図2は、図1に示したII−II線断面図である。 図3は、同隠しスライドファスナーに配された規制部材を説明する説明図である。 図4は、同規制部材の側面図である。 図5は、実施例1の変形例に係る規制部材を示す斜視図である。 図6は、本発明の実施例2に係る隠しスライドファスナーの断面図である。 図7は、同隠しスライドファスナーが有する規制部材を示す斜視図である。 図8は、実施例2の変形例に係る規制部材を示す斜視図である。 図9は、本発明の実施例3に係る隠しスライドファスナーの断面図である。 図10は、同隠しスライドファスナーが有する規制部材を示す正面図である。 図11は、本発明の実施例4に係る隠しスライドファスナーの一方のファスナーストリンガーを示した斜視図である。 図12は、実施例4の変形例に係る隠しスライドファスナーの一方のファスナーストリンガーを示した斜視図である。 図13は、従来の隠しスライドファスナーを示す断面図である。
符号の説明
1 ファスナーストリンガー
2 ファスナーテープ
2a テープ本体部
2b 折り返し片部
2c テープ折曲部
3 連続エレメント列
4 スライダー
4a 引手取付柱
4b 引手
5 縫着糸
5a 針糸
5b ルーパ糸
6 ファスナーエレメント
6a 噛合頭部
6b 上脚部
6c 下脚部
6d 脚部連結部
7 芯紐
10,10’ 隠しスライドファスナー
11,11’ 規制部材
12 規制本体部
13,13’ 連結部
13a’ 幅広部
13b’ 幅狭部
20 隠しスライドファスナー
21,21’ 規制部材
22 規制本体部
22a 収容溝
23,23’ 連結部
23a’ 幅広部
23b’ 幅狭部
30 隠しスライドファスナー
31 規制部材
32 規制本体部
33 連結部
40,40’ 隠しスライドファスナー
41,41 規制部材
44’ スリット
以下、本発明の実施の形態について、実施例を挙げて図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下で説明する各実施例に何ら限定されるものではなく、本発明と実質的に同一な構成を有し、かつ、同様な作用効果を奏しさえすれば、多様な変更が可能である。
図1は、本発明の実施例1に係る隠しスライドファスナーの正面図であり、図2は、図1に示したII−II線断面図である。図3は、同隠しスライドファスナーに配された規制部材を説明する説明図であり、図4は、同規制部材の側面図である。なお、以下では、ファスナーテープの長さ方向を前後方向と規定し、ファスナーテープのテープ本体部におけるテープ幅方向を左右方向と規定して説明を行う。
本実施例1の隠しスライドファスナー10は、左右のファスナーテープ2のそれぞれに連続エレメント列3が縫着された左右一対のファスナーストリンガー1と、左右の連続エレメント列3を噛合・分離させるスライダー4とを有している。また、ファスナーストリンガー1は、U字状に折り曲げられた左右一対のファスナーテープ2と、折り曲げられた各ファスナーテープ2の外面に縫着糸5を用いて縫着された連続エレメント列3と、同ファスナーテープ2の内面に前記縫着糸5を用いて連続エレメント列3とともに縫着された規制部材11とを備えている。
左右の前記ファスナーテープ2は、同ファスナーテープ2の対向側側縁部が、テープ長さ方向に沿ってテープ幅方向にU字状に折り曲げられており、隠しスライドファスナー10の露出面側に配されるテープ本体部2aと、同テープ本体部2aから連続して配され、U字状に折り曲げられたテープ折曲部2cと、同テープ折曲部2cの側端縁からテープ幅方向に延びた折り返し片部2bとをそれぞれ有している。
前記連続エレメント列3は、ポリアミドやポリエステル等の合成樹脂製のモノフィラメントから成形されたコイル状のエレメント列により形成されている。この連続エレメント列3を構成する各ファスナーエレメント6は、噛合頭部6aと、同噛合頭部6aから延設された上下脚部6b,6cと、上脚部6b又は下脚部6cの端部を、隣接するファスナーエレメント6の下脚部6c又は上脚部6bと連結する脚部連結部6dとを有している。
更に、連続エレメント列3は、同連続エレメント列3の上下脚部6b,6c間に芯紐7が挿通され、且つ、噛合頭部6aがテープ折曲部2cからテープ幅方向(左右方向)の外方へ向けて突出した状態となるように、ファスナーテープ2に縫着されている。
前記規制部材11は、図3及び図4に示したように、薄肉の小片状に形成され、正面視にて矩形状を呈する複数の規制本体部12と、同規制本体部12をテープ長さ方向に連結する連結部13とを有している。前記連結部13は一定の幅寸法を有するフィルム状に形成されており、同連結部13に、小片状の規制本体部12がテープ長さ方向に所定の間隔をもって一体成形されているため、各規制本体部12は連結部13を介してひとつながりに連結されている。
この場合、小片状の規制本体部12とフィルム状の連結部13とは二色成形により形成されている。また、規制本体部12は、ポリアミド、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレートなどの硬質の合成樹脂を用いて成形され、連結部13は、例えばポリウレタン、シリコーンゴム、熱可塑性エラストマーなどの規制本体部12よりも軟質の合成樹脂を用いて成形されている。なお、本発明において、規制部材11の材質は限定されるものではなく、任意に変更することができる。
また、ファスナーテープ2の折り返し片部2bに縫着された規制部材11(特に、規制本体部12)は、折り返し片部2bのうち、ファスナーエレメント6が縫着された面とは反対側の面であって、連続エレメント列3が噛合したときに、同規制部材11の一側縁がファスナーテープ2のテープ折曲部2cの内面に当接する位置に配されている。なお、本発明において、各規制部材11の形状や寸法は特に限定されるものではないが、例えば規制部材11を、同規制部材11の他側縁とファスナーテープ2の折り返し片部2b側の側縁とのテープ幅方向における位置を合わせて縫着したときに、同規制部材11の一側縁がファスナーテープ2のテープ折曲部2cの内面に当接するように規制部材11の形状や寸法を設定することが好ましい。
本実施例1における前記スライダー4としては、従来の隠しスライドファスナーにおいて一般的に用いられているスライダーを用いることができる。例えば、このような隠しスライドファスナー用のスライダー4は、左右の側縁に逆L字断面の第1フランジが立設された下翼板と、同下翼板の前端部に立設された案内柱と、同案内柱の上面側周縁部から延設された第2フランジと、同第2フランジの上面にスライダー4摺動方向に延在する門型の引手取付柱4aと、同引手取付柱4aに回動自在に取着された引手4bとを有しており、下翼板と第1フランジとに囲まれるようにエレメント案内路が形成されている。
上述のような本実施例1の隠しスライドファスナー10を製造する場合、先ず、U字状に折り曲げられてない状態のファスナーテープ2を準備し、同ファスナーテープ2の折り返し片部2bとなる所定の部位に、コイル状の連続エレメント列3と規制部材11とを配置して縫着糸5を用いて縫着する。
このとき、連続エレメント列3は、上下脚部6b,6c間に芯紐7を挿通し、且つ、噛合頭部6aをテープ本体部2a側に向けた状態に配置される。また、規制部材11は、その連結部13を折り返し片部2bの内面に接触させ、且つ、左右の連続エレメント列3を噛合させたときに同規制本体部12の一側縁がテープ折曲部2cの内面に当接するように配置される。そして、連続エレメント列3と規制部材11とは、上述のような所定の位置に配置された状態で、縫着糸5の二重環縫いにより一緒に縫着される。
特に、本実施例1の隠しスライドファスナー1では、規制部材11における複数の小片状の規制本体部12が間欠的に配されているものの、これらの規制本体部12は連結部13により一連に連結されている。このため、小片状の各規制本体部12を1つ1つ位置合わせしなくても、規制部材11の連結部13をファスナーテープ2の所定位置に配置して縫製することにより、規制部材11の縫製作業を煩雑にすることなく、各規制本体部12を所定の位置へ容易に且つ安定して縫着することができる。
このようにして連続エレメント列3及び規制部材11を同時にファスナーテープ2に縫着した後、同ファスナーテープ2を、テープ長さ方向に沿って、テープ幅方向にU字状に折り曲げる。これにより、そのU字状に折り曲げられたテープ折曲部2cから連続エレメント列3の噛合頭部6aをテープ幅方向の外方に向けて突出させる。続いて、噛合頭部6aがテープ折曲部2cから突出した状態のままファスナーテープ2に熱セットを行う。その後、左右の連続エレメント列3にスライダー4を摺動可能に取着することによって、本実施例1の隠しスライドファスナー10が得られる。
このようにして得られた本実施例1の隠しスライドファスナー10によれば、スライダー4を摺動させて左右の連続エレメント列3を噛合させたときに、左右のテープ折曲部2cが互いに付き合わされるとともに、規制部材11がテープ折曲部2cの内面に当接して同テープ折曲部2cを押さえることができるため、左右のテープ折曲部2cが互いに付き合わされた状態を安定して保持することができる。これにより、噛合状態にある左右の連続エレメント列3を、互いに付き合せられている左右のテープ折曲部2cによってファスナーテープ2のテープ露出面側から見えないように隠蔽することができる。
特に、同隠しスライドファスナー10は、左右の連続エレメント列3が噛合している状態にて、左右のファスナーテープ2が横引き力を受けてテープ幅方向に沿って外側に引っ張られた場合でも、硬質樹脂からなる規制本体部12によって、左右のテープ折曲部2cが互いに離間する方向へ移動することを規制して左右のテープ折曲部2cの位置が変動することを防ぐため、左右のテープ折曲部2cが付き合わされた状態を安定して保持することができる。
これにより、噛合状態にある連続エレメント列3が、ファスナーテープ2のテープ外面側から見えないように、左右のテープ折曲部2cによって隠蔽されている状態を維持することができる。従って、本実施例1の隠しスライドファスナー10は、例えばシートカバー等の製品に取着された場合でも、連続エレメント列3を安定して隠蔽し、製品の体裁やデザイン性を維持することができる。
更に、本実施例1の隠しスライドファスナー10では、硬質の規制本体部12がテープ長さ方向に間欠的に配されており、これらの規制本体部12を連結する連結する連結部13が軟質樹脂により成形されている。このため、規制部材11が折り返し片部2bに縫着されていても、同折り返し片部2bの可撓性を確保することができる。
従って、スライダー4を摺動させて隠しスライドファスナー10を開閉する際に、ファスナーテープ2の折り返し片部2bをスライダー4のエレメント案内路の形状に沿って容易に撓ませながらスライダー4を円滑に摺動させることができる。このため、スライダー4の摺動抵抗が増大することを防いで、隠しスライドファスナー10の開閉操作を円滑に行うことができる。
なお、本実施例1の隠しスライドファスナー10では、図3及び図4に示したように、小片状の各規制本体部12が、一定の幅寸法を有するフィルム状の連結部13により連結されて折り返し片部2bに縫着されているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば図5に実施例1の変形例を示したように、幅広部13a’と幅狭部13b’が交互に配された連結部13’の幅広部13a’に、小片状の規制本体部12を一体成形することによって、規制部材11’を形成することも可能である。
このような規制部材11’を用いて構成された隠しスライドファスナーであっても、規制部材11の縫製作業を容易に行うことができる。また、同隠しスライドファスナーは、連続エレメント列3及び規制部材11’が縫着された折り返し片部2bの可撓性を、前記実施例1の隠しスライドファスナー10よりも更に向上させることができるため、スライダー4の摺動操作をより円滑に行うことが可能となる。
更に実施例1では、例えば隠しスライドファスナーが使用される製品の用途等から折り返し片部2bに優れた可撓性が求められる場合などでは、規制部材11に連結部13を設けずに、小片状の各規制本体部12を互いに連結させることなく折り返し片部2bに独立に配置して縫着することができる。また、例えば規制部材11における各規制本体部12のテープ長さ方向における寸法をより短く設定することによって、折り返し片部2bの可撓性を更に向上させることも可能である。
図6は、本発明の実施例2に係る隠しスライドファスナーの断面図であり、図7は、同隠しスライドファスナーが有する規制部材を示す斜視図である。
なお、本実施例2に係る隠しスライドファスナー20、及び、後述する実施例3,4に係る隠しスライドファスナー30,40では、ファスナーテープの折り返し片部に縫着される規制部材が前述の実施例1における隠しスライドファスナー10と相違しており、それ以外の構成については実施例1と実質的に同じである。従って、本実施例2、及び、後述する実施例3,4において、前述の実施例1にて説明した部材と同様の構成を有するものについては、同じ符号を用いて表すことによってその説明を省略することとする。
本実施例2の隠しスライドファスナー20は、左右一対のファスナーストリンガー1と、スライダー4とを有しており、前記ファスナーストリンガー1は、左右一対のファスナーテープ2と、各ファスナーテープ2の折り返し片部2bの外面に縫着された連続エレメント列3と、同折り返し片部2bの内面に縫着糸5を用いて連続エレメント列3とともに縫着された規制部材21とを備えている。
本実施例2の規制部材21は、図7に示したように、正面視にて矩形状の小片状に形成された複数の規制本体部22と、同規制本体部22をテープ長さ方向に連結する連結部23とを有している。前記連結部23は一定の幅寸法を有するフィルム状に形成されており、同連結部23には、小片状の規制本体部22がテープ長さ方向に所定の間隔をもって一体成形されているため、各規制本体部22は連結部23を介してひとつながりに連結されている。
この場合、規制部材21の規制本体部22は、前記実施例1と同様に、左右の連続エレメント列3が噛合したときに、同規制部材21の一側縁がファスナーテープ2のテープ折曲部2cの内面に当接する位置に配されている。また、各規制本体部22の折り返し片部2bに接触する第1面とは反対側の第2面には、縫着糸5を収容する収容溝22aがテープ長さ方向に沿って凹設されている。
前記縫着糸5は、連続エレメント列3及び規制部材21を二重環縫いにより縫着するため、規制部材21の第2面側を走行する針糸5aと、同針糸5aに交絡しながら連続エレメント列3の下脚部6c下面側を走行するルーパ糸5bとを有している。
従って、前記収容溝22aでは、規制部材21の第2面側を走行する針糸5aを確実に収容するように、同収容溝22aの溝幅は、規制部材21の第2面側を走行する針糸5aの走行位置が収容溝22a内に含まれるように設定され、収容溝22aの溝深さは、縫着糸5の直径よりも大きくなるように設定されている。
このような規制本体部22に収容溝22aが形成された規制部材21を、ファスナーテープ2の折り返し片部2bに連続エレメント列3とともに縫着することによって、図6に示したように、規制本体部22の第2面側を走行する縫着糸5(針糸5a)が収容溝22a内に収容されるため、同縫着糸5は、規制部材21の第2面よりも低い位置に(言い換えると、規制本体部22の第2面よりも折り返し片部2b側の位置に)配される。
このような規制部材21を有する本実施例2の隠しスライドファスナー20は、前記実施例1の隠しスライドファスナー20と同様に、左右の連続エレメント列3の噛合時に、左右のテープ折曲部2cが互いに付き合わされるとともに、規制部材21がテープ折曲部2cの内面に当接して同テープ折曲部2cを押さえることができるため、左右のテープ折曲部2cが互いに付き合わされた状態を安定して保持することができる。従って、左右のファスナーテープ2が横引き力を受けて外側に引っ張られても、左右のテープ折曲部2cが互いに離間する方向へ移動することを規制して、噛合状態にある左右の連続エレメント列3が隠蔽されている状態を維持することができる。
更に、同隠しスライドファスナー20は、規制部材21の第2面側を走行する縫着糸5が収容溝22a内に収容されているため、スライダー4が連続エレメント列3に沿って摺動する際に、その縫着糸5とスライダー4とが互いに干渉することを防止できる。これにより、スライダー4の摺動抵抗が小さくなり、スライダー4をより円滑に摺動させることができるとともに、縫着糸5に糸切れが生じることも効果的に防止することができる。
なお、本実施例2の隠しスライドファスナー20では、図7に示したように、小片状の各規制本体部22が、一定の幅寸法を有するフィルム状の連結部23により連結されて折り返し片部2bに縫着されている。しかしながら、前記実施例1の変形例にて説明したように、この実施例2においても、例えばファスナーテープ2の折り返し片部2bにおける可撓性を高めるために、図8に示したように、幅広部23a’と幅狭部23b’が交互に配された連結部23’の幅広部13a’に、小片状の規制本体部22を一体成形することによって、規制部材21’を形成することも可能である。また、必要に応じて、小片状の各規制本体部22を、連結部23によって連結せずに規制部材を構成することも可能である。
図9は、本発明の実施例3に係る隠しスライドファスナーの断面図であり、図10は、同隠しスライドファスナーが有する規制部材を示す正面図である。
本実施例3の隠しスライドファスナー30が有する規制部材31は、テープ長さ方向に沿って所定の間隔で配され、正面視にて矩形状を呈する複数の規制本体部32と、各規制本体部32の一側縁を連結する玉縁状の連結部33とを有している。
本実施例3における連結部33は、断面が円形状に形成されており、例えばポリウレタン、シリコーンゴム、熱可塑性エラストマーなどの軟質の合成樹脂を用いて成形されているため、図10に示したように、規制部材31を容易に撓ませることができる。従って、同規制部材31が折り返し片部2bに縫着されていても、同折り返し片部2bの可撓性が容易に確保されるため、隠しスライドファスナー30を開閉する際にスライダー4を円滑に摺動させることができる。
このような規制部材31が縫着された本実施例3の隠しスライドファスナー30は、図9に示したように、左右の連続エレメント列3の噛合時に、テープ長さ方向に連続して配された玉縁状の連結部33がファスナーテープ2のテープ折曲部2cの内面に当接して、同テープ折曲部2cが離間する方向へ移動することを規制している。これにより、前述の実施例1や実施例2よりも更に安定して左右のテープ折曲部2cが付き合わされた状態を保持することができるため、隠しスライドファスナー30の隠蔽性を向上させることができる。
また、本実施例3の隠しスライドファスナー30では、ファスナーテープ2のテープ折曲部2cに玉縁状の連結部33が連続的に当接しているため、テープ折曲部2cの形態を安定させて見栄えを良くすることができる。従って、同隠しスライドファスナー30の意匠性も向上させることができる。
図11は、本発明の実施例4に係る隠しスライドファスナーの一方のファスナーストリンガーを示した斜視図である。
本実施例4の隠しスライドファスナー40が有する規制部材41は、一定の幅寸法を有する帯状に形成されている。この規制部材41は、縫着糸5の二重環縫いによって、ファスナーテープ2の折り返し片部2bに連続エレメント列3とともにテープ長さ方向に沿って縫着されている。
この場合、規制部材41の材質は特に限定されないが、例えばポリアミド、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリブチレンテレフタレートなどの硬質の合成樹脂を用いることもでき、又は、ポリウレタン、シリコーンゴム、熱可塑性エラストマーなどの軟質の合成樹脂を用いることもできる。例えば、同規制部材41を硬質樹脂で成形する場合は、前記実施例1〜実施例3の規制本体部12,22,32と同様の厚さで成形することによって、ファスナーテープ2のテープ折曲部2cが離間する方向に移動することを容易に規制できる。また、同規制部材41を軟質樹脂で成形する場合は、例えば同規制部材41の板厚を前記実施例1〜実施例3の規制本体部12,22,32よりも厚く設定して剛性を高めることにより、ファスナーテープ2のテープ折曲部2cの移動を規制することが可能となる。
このような本実施例4の隠しスライドファスナー40においても、左右の連続エレメント列3の噛合時に、帯状の規制部材41の一側縁がファスナーテープ2のテープ折曲部2cの内面に連続的に当接して、左右のテープ折曲部2cが付き合わされた状態を保持している。従って、左右のファスナーテープ2が横引き力を受けて外側に引っ張られても、テープ折曲部2cの移動が規制され、左右の連続エレメント列3が隠蔽されている状態を安定して維持することができる。
なお、例えば図12に実施例4の変形例を示したように、帯状の規制部材41’が折り返し片部2bの内面に縫着される隠しスライドファスナー40’において、その規制部材41’におけるテープ折曲部2cに当接する一側縁とは反対側の他側縁から、所定の長さのスリット44’が切り込まれていることにより、同規制部材41’をテープ幅方向(左右方向)に撓み易く形成することができる。
これにより、スライダー4を摺動させて隠しスライドファスナー40’を開閉する際に、連続エレメント列3及び規制部材41’が縫着されたファスナーテープ2の折り返し片部2bをスライダー4のエレメント案内路の形状に沿って撓ませながら、スライダー4を円滑に摺動させることができるため、隠しスライドファスナー40’の操作性を向上させることができる。
また、前述の実施例1〜実施例4に示した隠しスライドファスナー10、10’、20、20’、30、40、40’では、テープ折曲部2cの移動を規制する規制部材11、11’、21、21’、31、41、41’が、縫着糸5によって連続エレメント列3とともに折り返し片部2bに縫着されている。しかし、本発明はこれに限定されず、例えば連続エレメント列3を折り返し片部2bの外面に縫着した後に、同折り返し片部2bの内面に、規制部材を接着又は溶着等によって連続エレメント列3とは別途に取着することも可能である。

Claims (8)

  1. 左右一対のファスナーテープ(2) は、テープ本体部(2a)と、テープ長さ方向に沿って、前記テープ本体部(2a)からテープ幅方向にU字状に折り曲げられたテープ折曲部(2c)と、前記テープ折曲部(2c)の側端縁からテープ幅方向の前記テープ本体部(2a)側に延びた折り返し片部(2b)とを有し、前記折り返し片部(2b)の外面に、噛合頭部(6a)を有する連続エレメント列(3) が縫着糸(5) により縫着され、左右の前記噛合頭部(6a)は、前記テープ折曲部(2c)から外方へ突出してなる隠しスライドファスナー(10,10',20,30,40,40') であって、
    左右の前記テープ折曲部(2c)は、テープ幅方向において、前記縫着糸(5) の位置よりも前記噛合頭部(6a)側に配され、
    左右の前記連続エレメント列(3) が噛合したときに、付き合わせ状態にある左右の前記テープ折曲部(2c)が互いに離間する方向へ移動することを規制する規制部材(11,11',21,21',31,41,41') が、前記折り返し片部(2b)の前記テープ本体部(2a)に対面する内面に取着され、且つ、前記連続エレメント列(3) の噛合時に同規制部材(11,11',21,21',31,41,41') の一側縁が前記テープ折曲部(2c)の内面に当接する位置に配されてなることを特徴とする隠しスライドファスナー。
  2. 前記規制部材(11,11',21,21',31,41,41') の少なくとも前記テープ折曲部(2c)の内面に当接する部分が、硬質の合成樹脂により構成されてなる請求項1記載の隠しスライドファスナー。
  3. 前記規制部材(11,11',21,21',31,41,41') は、前記縫着糸(5) によって、前記連続エレメント列(3) とともに縫着されてなる請求項1又は2記載の隠しスライドファスナー。
  4. 前記規制部材(11,11',21,21',31)は、小片状に形成された複数の規制本体部(12,22,32)を有し、同規制本体部(12,22,32)は、前記ファスナーテープ(2) の長さ方向に間欠的に縫着されてなる請求項1〜3のいずれかに記載の隠しスライドファスナー。
  5. 前記規制部材(11,11',21,21',31)は、前記規制本体部(12,22,32)をテープ長さ方向に連結する連結部(13,13',23,23',33)を有してなる請求項4記載の隠しスライドファスナー。
  6. 前記規制部材(41,41')は、帯状に形成され、前記ファスナーテープ(2) の長さ方向に連続的に縫着されてなる請求項1〜3のいずれかに記載の隠しスライドファスナー。
  7. 前記規制部材(41') は、同規制部材(41') の他側縁から切り込まれたスリット(44') を有してなる請求項6記載の隠しスライドファスナー。
  8. 前記規制部材(21,21')の前記折り返し片部(2b)に接触する第1面とは反対側の第2面に、前記縫着糸(5) を収容する収容溝(22a) が凹設されてなる請求項1〜7のいずれかに記載の隠しスライドファスナー。
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